JP2009090608A - 静電吸引式インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動用電極16が形成された圧電材料の駆動壁15とキャビティ14とが交互に配置された圧力発生体と、圧力発生体のキャビティ14の開口面に接合された絶縁材料のノズル板11とを備え、ノズル板11にノズル12が設けられ、ノズル板11に対向する対向電極との間に電界を形成してノズル12から吐出されるインクを加速吸引する静電吸引式インクジェットヘッドにおいて、インクは導電性インクであり、少なくともインクを吐出するキャビティ14内の壁面に、駆動用電極16とは別の接地されたアース電極17が設けられ、アース電極17が設けられたキャビティ14内の駆動用電極16のノズル板側11の先端とノズル12との最短距離をA、アース電極17のノズル板11側の先端とノズル12との最短距離をBとしたとき、A>Bの条件を満たす。
【選択図】 図3
Description
<インクジェット記録装置の構成>
・インクジェットヘッドの構成
圧電材料としてPZTを使用し、以下の構成からなる静電吸引方式のインクジェットヘッドNo.1〜22を作成した。
幅(Lb):80μm
深さ(La):200μm
本数:256本
駆動壁
幅:80μm
ノズル板
材質:ポリイミド
厚さ:80μm
ノズル数:256ノズル
駆動用電極
使用金属:Al
厚さ:0.5μm
幅(Le):200μm
アース電極
使用金属:Al
厚さ:0.5μm
幅(Lf):40μm
図13に示すように、インクジェットヘッドの駆動用電極と駆動基板との間に電流計を介設した。駆動用電極に電流が流れ込んだ場合、電流計によって検出されるため、この電流計による電流検出の有無により放電発生時の駆動用電極への電流の流れ込みを確認した。
△:80%以上アース電極に放電する
×:80%以上駆動用電極に放電する
上記インクジェットヘッドNo.1〜22と同一構成からなるインクジェットヘッドNo.23〜44に、インクとして非導電性インク(油性ダミーインク)を使用して、上記同様に放電を評価した。
11:ノズル板
12:ノズル
13:圧力発生体
13a:上部基板
13b:下部基板
13c:端面
14:キャビティ
14A:吐出キャビティ
14B:ダミーキャビティ
15:駆動壁
15a、15b:圧電材料
15c:領域
16:駆動用電極
16a、16a1、16a2:先端
17:アース電極
17a:先端
20:対向電極
21:電源
30:記録媒体
P1、P2:平面
Pa:交線
Claims (7)
- 両面に駆動用電極が形成された圧電材料からなる駆動壁とキャビティとが交互に配置された圧力発生体と、前記圧力発生体における前記キャビティが開口する面に接合された絶縁材料からなるノズル板とを備えると共に、前記ノズル板にはノズルが前記キャビティに連通するように設けられ、前記ノズル板に対向して配置される対向電極との間に電界を形成することにより前記ノズルから吐出されるインクを加速吸引する静電吸引式インクジェットヘッドにおいて、
前記インクは導電性インクであり、
少なくとも前記インクを吐出する前記キャビティ内の壁面に、前記駆動用電極とは別の接地されたアース電極が設けられており、
前記アース電極が設けられた前記キャビティ内における前記駆動用電極の前記ノズル板側の先端と前記ノズルとの最短距離をA、前記アース電極の前記ノズル板側の先端と前記ノズルとの最短距離をBとしたとき、A>Bの条件を満たしていることを特徴とする静電吸引式インクジェットヘッド。 - 前記キャビティは、全て前記インクを吐出する吐出キャビティであり、
前記ノズル板には、全ての前記吐出キャビティと連通するように前記ノズルが設けられており、
前記アース電極は、全ての前記吐出キャビティ内の壁面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の静電吸引式インクジェットヘッド。 - 前記キャビティは、前記インクを吐出する吐出キャビティと、前記インクを吐出しないダミーキャビティとが前記駆動壁を介して交互に配置されており、
前記ノズルは、前記吐出キャビティにのみ連通するように設けられており、
前記アース電極は、前記吐出キャビティ内の壁面にのみ設けられていることを特徴とする請求項1記載の静電吸引式インクジェットヘッド。 - 両面に駆動用電極が形成された圧電材料からなる駆動壁とキャビティとが交互に配置された圧力発生体と、前記圧力発生体における前記キャビティが開口する面に接合された絶縁材料からなるノズル板とを備えると共に、前記ノズル板にはノズルが前記キャビティに連通するように設けられ、前記ノズル板に対向して配置される対向電極との間に電界を形成することにより前記ノズルから吐出されるインクを加速吸引する静電吸引式インクジェットヘッドにおいて、
前記インクは非導電性インクであり、
全ての前記キャビティ内の壁面に、前記駆動用電極とは別の接地されたアース電極が設けられており、
前記キャビティ内における前記駆動用電極と前記アース電極のそれぞれの前記ノズル板側の先端は、前記駆動用電極の前記ノズル板側の先端の任意の点から前記アース電極の前記ノズル板側の先端に最短距離で向かう直線が、前記直線を含み且つ前記ノズル板に対して垂直方向に沿う平面と前記アース電極の表面との交線に対して、60°以下の角度をなすように配置されていることを特徴とする静電吸引式インクジェットヘッド。 - 前記アース電極は、前記圧力発生体における前記キャビティが開口する面まで延在していることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の静電吸引式インクジェットヘッド。
- 前記アース電極は、前記キャビティの上方及び又は下方を塞ぐように設けられる基板に、全ての前記キャビティに亘る1本の帯状に形成されていることを特徴とする請求項1、2、4又は5記載の静電吸引式インクジェットヘッド。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の静電吸引式インクジェットヘッドと、
前記静電吸引式インクジェットヘッドの前記ノズル板との間に記録媒体とを挟んで対向するように配置された対向電極と、
前記静電吸引式インクジェットヘッドと前記対向電極との間に電圧を印加することにより電界を形成する電源とを備えていることを特徴とするインクジェット記録装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014077335A1 (ja) * | 2012-11-17 | 2014-05-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インク吐出システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62240559A (ja) * | 1986-04-14 | 1987-10-21 | Toshiba Corp | インクジエツト記録装置 |
JP2005136151A (ja) * | 2003-10-30 | 2005-05-26 | Konica Minolta Holdings Inc | 液体吐出装置 |
JP2006110908A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Sharp Corp | 液滴噴射装置及び液滴噴射方法 |
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2007
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WO2014077335A1 (ja) * | 2012-11-17 | 2014-05-22 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インク吐出システム |
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