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JP2009090268A - サイクロン式濾過装置 - Google Patents

サイクロン式濾過装置 Download PDF

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JP2009090268A
JP2009090268A JP2007287827A JP2007287827A JP2009090268A JP 2009090268 A JP2009090268 A JP 2009090268A JP 2007287827 A JP2007287827 A JP 2007287827A JP 2007287827 A JP2007287827 A JP 2007287827A JP 2009090268 A JP2009090268 A JP 2009090268A
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JP
Japan
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foreign matter
cylinder
liquid
treated
foreign
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Pending
Application number
JP2007287827A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitsugu Inoue
佳嗣 井上
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

【課題】 筒の中で出来るだけ早い水流を作ることが分離効果を上げる最大要因であるが、どうしても筒の内側壁を回る水流は同じ筒の中の中心部分の遅い水流に引っ張られ、又流入口から離れると高水流を出すのが難しく分離能力にも限界があった。さらに、一度分離され底に溜まった異物が水と共に出口より外部に再流出することもあった。
【解決手段】 筒体下部に異物排出口を有する円垂筒を設け、前記筒体の内側面に披処理液を送圧することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離するサイクロン式濾過装置において、前記筒体の内側面に沿って管を螺旋状に設け、この管の内側に披処理液を送圧流通することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離し、異物排出口に連通して、異物溜り室を設け、この異物溜り室から異物を取出すことを特徴とするサイクロン式濾過装置。
【選択図】図１

Description

本発明は披処理液に含まれる異物を遠心分離するサイクロン式濾過装置に関するものである。
披処理液に含まれる異物を分離する方法として、サイクロン方式が利用されているが、図４の従来技術に示されるように、同心円状の筒１０の中を偏心させた方向よりポンプ１２で送圧された高速の水流１４をこの筒１０の中に入れ、筒１０の中で渦を作ることにより比重の大きい異物１６は筒１０の下部に設けられた円垂体１１の底部に沈み、異物１６を分離した液体１８は上部に設けられた出口２０より外部に排出される仕組みとなっているのが大半である。
特開２００６−１５９１４３に示されるように、外筒の内側に内筒を設けたもの、又、特開２００７−５４６７７に示されるように、外筒の内側に複数枚の円弧状の仕切り板を設けて構成したものがあるが、いずれも上部の披処理液が送圧される場所は、水流が早いが下部のほうになると水流が遅くなる。
特開２００６−１５９１４３号公報 特開２００７−５４６７７号公報
筒の中で出来るだけ早い水流を作ることが分離効果を上げる最大要因であるが、どうしても筒の内側壁を回る水流は同じ筒の中の中心部分の遅い水流に引っ張られ、又流入口から離れると高水流を出すのが難しく分離能力にも限界があった。さらに、一度分離され底に溜まった異物が水と共に出口より外部に再流出することもあった。
筒体下部に異物排出口を有する円垂筒を設け、前記筒体の内側面に披処理液を送圧することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離するサイクロン式濾過装置において、前記筒体の内側面に沿って管を螺旋状に設け、この管の内側に披処理液を送圧流通することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離し、異物排出口に連通して、異物溜り室を設け、この異物溜り室から異物を取出すことを特徴とするサイクロン式濾過装置。
円筒上部の偏心させた位置から導入された異物を含んだ水、空気は筒内に螺旋状に設けられた管の中を高速で流れることにより異物は管の側面に集まり内側には異物を含まない水、空気が流れ、管内の流体は単なる筒のサイクロン方式のように内部の流体の抵抗を受けることなく安定した高速流を得ることが可能で効率のよい異物と液体との分離が可能となる。
前記管の出口は従来のサイクロン方式と同じく筒の中で開放され、重い異物は円垂体の底部に沈み、清浄化された液体、空気は円筒内部に設けられた管より外部にでていき、前記重い異物は異物排出口に連通して構成された異物溜り室に落ち込み出口側には再流出しないよう構成されている。
以下図面により、本発明の実施例について説明する。図１は本発明によるサイクロン式濾過装置の全体斜視図で、筒体２２の下部に異物排出口２４を有する円垂筒２６を設け、、前記筒体の内側面に沿って管２８を螺旋状に設け、この管２８の内側に披処理液３０をポンプ３２で送圧流通することにより、図２の管２８の排出部断面に示されるように、螺旋状の管２８の内側では、披処理液３０に含まれる異物３４は遠心力により、管２８の内側で外方に押付けられて凝集して、清浄な液体３６と分離されて排出される。なお、凝集した異物３４は管２８の内側に詰まらないよう管を内面の滑らかな仕上げの金属とすることが望ましい。
図３の本発明によるサイクロン式濾過装置の下部断面図に示されるように、管２８から排出された清浄な液体３６は排出管３８に流入して外部に排出され、異物３４は円垂筒２６の底部に沈み、異物排出口２４より下方に落下するが、円垂筒２６の下面と底板４０、筒体２２の下部内側面で異物溜り室４２を形成しているので、下方に落下した異物３４はこの異物溜り室４２に溜まって、円垂筒２２に溜まることはなく、従って液体３６とともに排出管３８に流入することはなく、外部に再流出することはない。
異物溜り室４２に溜まった異物３４は異物排出口４４、異物排出管４６を経てバルブ４８の開閉により外部に排出される。
本発明によるサイクロン式濾過装置の全体斜視図を示す。 螺旋状の管の排出部の断面図を示す。 本発明によるサイクロン式濾過装置の下部断面図を示す。 従来のサイクロン式濾過装置を示す。
符号の説明
１０ 同心円状の筒
１１ 円垂体
１２ ポンプ
１４ 高速の水流
１６ 異物
１８ 液体
２０ 出口
２２ 筒体
２４ 異物排出口
２６ 円垂筒
２８ 螺旋状の管
３０ 披処理液
３２ ポンプ
３４ 異物
３６ 液体
３８ 排出管
４０ 底板
４２ 異物溜り室
４４ 異物排出口
４６ 異物排出管
４８ バルブ

Claims (2)

  1. 筒体の下部に異物排出口を有する円垂筒を設け、前記筒体の内側面に披処理液を送圧することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離するサイクロン式濾過装置において、前記筒体の内側面に沿って管を螺旋状に設け、この管の内側に披処理液を送圧流通することによって、披処理液に含まれる異物を遠心分離することを特徴とするサイクロン式濾過装置。
  2. 異物排出口に連通して、異物溜り室を設け、この異物溜り室から異物を取出すことを特徴とする請求項１記載のサイクロン式濾過装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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