JP2009086207A - 議事録情報生成システム、議事録情報生成方法、及び議事録情報生成プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】音声情報をテキスト情報にテキスト変換する音声認識手段を用いて議事録情報を生成する議事録情報生成システムであって、ユーザから入力される音声を音声情報に変換する音声入力手段を備え、ユーザを識別する情報を含むユーザ情報を予め記憶し、ユーザが利用する音声入力手段とユーザ情報とを対応付けて記憶し、音声情報が入力された音声入力手段に対応するユーザ情報を検出し、検出したユーザ情報と、音声情報が音声認識手段によってテキスト変換された情報であるテキスト情報とを対応づけた情報である議事録情報を生成する。
【選択図】図1
Description
また、一方で、近年では、入力される音声情報をテキスト情報に変換する音声認識技術が発展しており(例えば、特許文献1参照)、様々な場面に応用されるようになってきた(例えば、特許文献2参照)。
そこで、このような電子会議システムと音声認識技術とを用いて、電子会議システムにおいて交わされる会議内容としての音声情報を、音声認識技術によってテキスト情報に変換し、保存することで、議事録情報を生成する電子会議システムが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、複数の会議参加ユーザが同時に発言した場合、重なった音声情報が音声情報として入力されるために音声認識エラーとなり、その間の発言は議事録が生成されないこととなる。
しかしながら、そのような音声プロファイル情報を生成するためには、ユーザが定型文などをマイクに向かって発声しながら、入力された音声情報を解析して特徴を抽出する処理が必要である。会議の都度このような音声情報の特徴抽出処理を行うのは、ユーザにとって面倒であり、負担となっている。
また、このような議事録情報には、会議の発言内容に加えて、会議時間や会議参加者などの会議情報が記録されることが望ましい。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態による議事録情報生成システム10の構成を示すブロック図である。
本実施形態による議事録情報生成システム10は、ユーザの個人情報を記憶するIC(集積回路)カード100と、会議に出席するユーザごとに用意され設置される会議端末200と、会議端末200から受信する情報に基づいて議事録情報を生成する300とを備えている。
対応情報制御部302は、対応情報記憶部301から、音声が入力されたマイク202に対応するユーザ情報を検出する。
図2は、本実施形態による議事録情報生成システム10の動作例を示すフローチャートである。
各ユーザは、会議端末200が設置された会議室に集合し、予め自身のユーザ情報が記憶されたICカード100を、ICカードリーダ201のスロットに挿入する。議事録情報生成システム10は、音響モデル設定処理を開始する(ステップS10)。ここで、音響モデル設定処理とは、解析対象の音声、音素がそれぞれどのような周波数特性を持っているか等を予め定める処理である。一般的には、音響モデルは、混合正規分布を出力確率とした隠れマルコフモデルなどによって表される。
そして、音声認識部303は、ステップS70で検出された単語を結合し、テキスト情報を生成して、ユーザの氏名を示すテキスト情報ともに、議事録情報記憶部305に記憶された議事録情報に情報を追加して記憶させる(ステップS80)。
議事録情報生成システム10は、会議の主催者等から会議終了の指示情報が入力されると(ステップS90:YES)、議事録情報記憶部305に記憶された議事録情報に、会議終了時間を記憶させ(ステップS100)、議事録生成処理を終了する。
また、本実施形態では、対応情報記憶部、対応情報制御部、音声認識部などの機能部は、議事録生成サーバ300が備えることとしたが、このような機能部は、会議端末200が備えることとしても良い。本システムの管理者、実施者は、会議端末200として用意するコンピュータ端末、ネットワーク、議事録生成サーバ300としてのコンピュータ端末などの性能や特性、または本システムを利用する人数などによって、最適な端末構成を設計して良い。
また、本実施形態では、日本語による音声認識を前提として説明したが、英語、フランス語等による音声情報に対しても、同様の構成で同様の効果を得ることができる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100 ICカード
101 ユーザ情報記憶部
200 会議端末
201 ICカードリーダ
202 マイク
300 議事録生成サーバ
301 対応情報記憶部
302 対応情報制御部
303 音声認識部
304 議事録情報生成部
305 議事録情報記憶部
Claims (8)
- 音声情報をテキスト情報にテキスト変換する音声認識手段を用いて議事録情報を生成する議事録情報生成システムであって、
ユーザから入力される音声を音声情報に変換する音声入力手段と、
前記ユーザを識別する情報を含むユーザ情報を予め記憶するユーザ情報記憶手段と、
前記ユーザが利用する前記音声入力手段と、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザのユーザ情報とを対応付けて記憶する対応情報記憶手段と、
前記対応情報記憶手段から、前記音声が入力された前記音声入力手段に対応する前記ユーザ情報を検出する対応情報検出手段と、
前記音声情報が入力された前記音声入力手段に対応するユーザ情報を前記対応情報検出手段によって検出し、検出した当該ユーザ情報と、当該音声情報が前記音声認識手段によってテキスト変換された情報であるテキスト情報とを対応づけた情報である議事録情報を生成する議事録情報生成手段と、
を備えることを特徴とする議事録情報生成システム。 - 前記ユーザ情報記憶手段は、可搬記憶媒体が有しており、
前記可搬記憶媒体がユーザによって接続されると、当該可搬記憶媒体に記憶されたユーザ情報を読み出すユーザ情報読出手段と、
前記ユーザ情報読出手段が読み出したユーザ情報と、前記音声入力手段とを対応付けた情報を、前記対応情報記憶手段に記憶させる対応情報制御手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の議事録情報生成システム。 - 前記ユーザ情報記憶手段が記憶するユーザ情報は、当該ユーザ情報が示すユーザが発する音声の特徴を示す音声特徴情報を含み、
前記音声認識手段は、音声情報が入力された前記音声入力手段に対応付けられた前記音声特徴情報に基づいて前記音声情報をテキスト情報に変換する
ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の議事録情報生成システム。 - 前記対応情報記憶手段は、複数の前記音声入力手段のうちいずれかの音声入力手段と、複数の前記ユーザ情報のうちいずれかのユーザ情報とを一対一で対応付ける情報を記憶する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の議事録情報生成システム。 - 前記音声入力手段に入力される音声情報を記憶する音声情報記憶手段をさらに備え、
前記議事録情報生成手段は、前記音声情報記憶手段から読み出した音声情報に基づいて、前記議事録情報を生成する
ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の議事録情報生成システム。 - 会議参加ユーザ、会議場所、及び会議時間を示す情報である会議情報の入力を受け付ける会議情報入力手段をさらに備え、
前記議事録情報生成手段が生成する議事録情報に、前記会議情報を付加する
ことを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の議事録情報生成システム。 - 音声情報をテキスト情報にテキスト変換する音声認識手段を用いて議事録情報を生成する議事録情報生成方法であって、
ユーザ情報記憶手段が、前記ユーザを識別する情報を含むユーザ情報を予め記憶するステップと、
音声入力手段が、ユーザから入力される音声を音声情報に変換するステップと、
対応情報記憶手段が、前記ユーザが利用する前記音声入力手段と、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザのユーザ情報とを対応付けて記憶するステップと、
対応情報検出手段が、前記対応情報記憶手段から、前記音声が入力された前記音声入力手段に対応する前記ユーザ情報を検出するステップと、
議事録情報生成手段が、前記音声情報が入力された前記音声入力手段に対応するユーザ情報を前記対応情報検出手段によって検出し、検出された当該ユーザ情報と、当該音声情報が前記音声認識手段によってテキスト変換された情報であるテキスト情報とを対応づけた情報である議事録情報を生成するステップと、
を備えることを特徴とする議事録情報生成方法。 - ユーザから入力される音声を音声情報に変換する音声入力手段を備え、音声情報をテキスト情報にテキスト変換する音声認識手段を用いて議事録情報を生成する議事録情報生成装置としてのコンピュータに、
ユーザ情報記憶手段が、前記ユーザを識別する情報を含むユーザ情報を予め記憶するステップと、
対応情報記憶手段が、前記ユーザが利用する前記音声入力手段と、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザのユーザ情報とを対応付けて記憶するステップと、
対応情報検出手段が、前記対応情報記憶手段から、前記音声が入力された前記音声入力手段に対応する前記ユーザ情報を検出するステップと、
議事録情報生成手段が、前記音声情報が入力された前記音声入力手段に対応するユーザ情報を前記対応情報検出手段によって検出し、検出された当該ユーザ情報と、当該音声情報が前記音声認識手段によってテキスト変換された情報であるテキスト情報とを対応づけた情報である議事録情報を生成するステップと、
を実行させるための議事録情報生成プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007254717A JP2009086207A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 議事録情報生成システム、議事録情報生成方法、及び議事録情報生成プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007254717A JP2009086207A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 議事録情報生成システム、議事録情報生成方法、及び議事録情報生成プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009086207A true JP2009086207A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40659729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007254717A Pending JP2009086207A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 議事録情報生成システム、議事録情報生成方法、及び議事録情報生成プログラム |
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-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007254717A patent/JP2009086207A/ja active Pending
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