JP2009083822A - サンルーフ装飾部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記サンルーフ板の車両進行方向に沿って付設され前記ルーフ又は前記サンルーフに係止されるサンルーフ装飾部材本体41と、前記ルーフ又は前記サンルーフに固定されると共に前記サンルーフ装飾部材本体41の後端部Jを車両進行方向の摺動を自在にして連結するエンドキャップ47と、を備えた。また、サンルーフ装飾部材本体41の車体側装着面に配設され後端部Jに向けて開口した鞘411と、エンドキャップ47の前端部Qに突設されて鞘411に挿入される摺動片471と、からなり、サンルーフ装飾部材本体41の後端部Jをエンドキャップ47に摺動自在に連結する摺動連結部470を備える。
【選択図】図11
Description
これらサンルーフ装飾部材は、ルーフパネル及びボディーサイドパネルそれぞれに係止するためルーフパネルとボディーサイドパネル間の組付誤差の影響を受けやすく、組付けが困難になったり、外れたりするという問題があり、これらを解決する取り付け構造として、ルーフパネルとボディーサイドパネル間の組付誤差の影響を受けないように取り付けられたものも提案されている(特許文献1参照)。
このため、サンルーフ装飾部材と車体との取り付け位置がずれるため、取り付けが困難になるばかりでなく、取り付けたとしても、その後に外れたりする危険性もあった。
そこで、前記熱伸縮等による寸法誤差が生ずること想定した上で、フロントウインドウ又はバックウインドウと、サンルーフ装飾部材との間に、余分な隙間を含めた位置決めに基づいて所定位置とし、サンルーフ装飾部材をサンルーフ及びルーフパネル等に取り付ける必要があった。
これらの隙間は、サンルーフとサンルーフ装飾部材との間で一体感が欠如するので見栄えを悪くするばかりでなく、これらの隙間に塵埃等が詰まることを原因とする不具が生ずるという問題点があった。
また、長手(車両進行)方向の前端部又は後端部に隙間を生じさせないことによって、さらに見栄えの良いサンルーフ用装飾部材を提供することを目的とする。
(1)サンルーフ装飾部材の長手方向に熱伸縮による寸法変化が生じても、連結したところが摺動して寸法変化を吸収することができる。したがって、サンルーフ装飾部材の見た目の全長が変化することなく、サンルーフ及びサンルーフ装飾部材本体それぞれの後端部を一致させることができる。
以下、本発明に係るサンルーフ装飾部材4の第一実施形態について、図を参照して説明する。なお、各図において、同一効果の部位には同一符号を付して説明の重複を避ける。
図1は本発明の第一実施形態に係るサンルーフ装飾部材4が装着された車両1の斜視図である。
図2は本発明の第一実施形態に係るサンルーフ装飾部材4が装着されたサンルーフユニット3の斜視図である。
図3は本発明の第一実施形態に係るサンルーフ装飾部材本体41の車体側装着面4bを示す斜視図である。
図4は図2のA−A断面図である。
例えば、固定パネル51をチルトアップ式の可動パネルに構成しても良く、あるいは、固定パネル52を車両進行方向Lに摺動させる構成にすることも可能である。
また、可動パネル50及び固定パネル51,52の材質は、ガラス板に限定されることなく、ガラス板に代えて、樹脂又は鋼板等、あるいは、これらの組み合わせで構成しても構わない。
また、サンルーフ装飾部材4の外気露出面5aをサンルーフ板5の車体側の周縁に形成された黒プリント53と同じ黒の艶有り塗装とすることで、サンルーフ板5に対して、より一体的に見せることができる。
しかし、緩衝シール6の変形、その他の部品寸法や組み立て誤差に応じて、車両1側のルーフパネル21に対するサンルーフユニット3の高さが変化する。
図5は本発明の第一実施形態に係るサンルーフ装飾部材4に付設された第1のクリップ42の拡大斜視図であり、図3に示した状態と同じ角度から斜視している。この第1のクリップ42は、サンルーフ装飾部材本体41の車体側装着面4bにおける溝425,426に、摺動爪423,424で車両進行方向Lに微動可能に摺接係合されている。
図8は本発明の第一実施形態に係るサンルーフ装飾部材4に付設された第2のクリップ43の拡大斜視図であり、図3に示した状態と同じ角度から斜視している。この第2のクリップ43は、サンルーフ装飾部材本体41の車体側装着面4bにおけるクリップ収容部46内で車幅方向W(図3,図4,図8,図9)に微動可能に係合されている。すなわち、図8に示すように、クリップ収容部46に摺動爪434、摺動溝435で車幅方向Wに微動可能に摺接係合されている。
ルーフパネル21の係止穴211に固着されたリベットクリップ23の先端231の円錐テーパ面234が、図8に示す第2のクリップ43の一対の係止爪431を押し広げながら挿入し、係止面235が係止爪431に係合される。この状態で図10に示すように、第2のクリップ43は、それが係合したリベットクリップ23に対して、車両進行方向Lに摺動自在である。このような構成によって、サンルーフ装飾部材4に対する第1のクリップ42と第2のクリップ43のクリップの取付け誤差(図3,図4参照)、サンルーフ装飾部材4の成形誤差等を吸収することができる。
第2のクリップ43は、サンルーフ装飾部材本体41における車体側装着面4bのクリップ収容部46内で車幅方向W(図3,図4,図8,図9)に微動可能に係合されている。
図12は本発明の一実施形態に係るサンルーフ装飾部材41にエンドキャップ47が嵌着された状態の拡大斜視図である。
図13は図2のB−B断面図である。
ここで、サンルーフ装飾部材本体41において、車両前部に最も近く配設された取り付け手段、すなわち第1のクリップ42aの位置決めボス421を位置決め基準P(図3参照)と定めて、車両側取り付け面4b上に第1のクリップ42aだけは固定されている。
一方、第1のクリップ42a以外の複数の取り付け手段、すなわち第1のクリップ42及び全ての第2のクリップ43は、熱によって生じるサンルーフ装飾部材4の伸縮分を吸収するため取り付け位置が移動可能となるように取り付けられている。特に、車両進行方向Lに対する伸縮誤差が大きいので、その伸縮誤差を吸収できる程度に微動可能である。
また、サンルーフ装飾部材4は水平可動係止手段として、複数の第2のクリップ43を有し、クリップ43の係止部が、車両のルーフパネル21に立設した複数のリベットクリップ23を挟持することによりに取り付けられている。
ちなみに、ここでいう「サンルーフ装飾部材4の全長」とは下式で示す意味である。
サンルーフ装飾部材4の全長
=サンルーフ装飾部材本体41の全長+エンドキャップ47の全長−両者の重なり部分
(1)車両1に固定されたエンドキャップ47に対し、サンルーフ装飾部材本体41は長手方向(車両進行方向)Lで拘束されることなく摺動自在に連結されているので、サンルーフ装飾部材41の長手方向Lに熱伸縮による寸法変化が生じても、摺動連結部470が摺動して寸法変化を吸収することができる。したがって、サンルーフ装飾部材4の全長は、事実上も視覚上も変化しないので、サンルーフ3と一体感が得られ、後端部において見栄えの良いサンルーフ用装飾部材を提供することができる。
Claims (4)
- 車両のルーフに設けられたルーフ開口部に開閉可能に取り付けられるサンルーフのサンルーフ板に付設したサンルーフ装飾部材であって、
前記サンルーフ板の車両進行方向に沿って付設され前記ルーフ又は前記サンルーフに複数の係止手段により係止されるサンルーフ装飾部材本体と、
前記ルーフ又は前記サンルーフに固定されると共に前記サンルーフ装飾部材本体の後端部に対して車両進行方向の摺動を自在にして連結するエンドキャップと、
を備えたことを特徴とするサンルーフ装飾部材。 - 前記サンルーフ装飾部材本体における前記複数の係止手段のうち少なくとも前端部の1箇所を固定基準に定めて前記車両に固定することを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ装飾部材。
- 前記複数の係止手段のうち前端部の1箇所以外を前記車両進行方向に微動可能な前後可動係止手段により係止したことを特徴とする請求項2に記載のサンルーフ装飾部材。
- 前記サンルーフ装飾部材本体の車体側装着面に配設され後端部に向けて開口した鞘と、
前記エンドキャップの前端部に突設されて前記鞘に挿入される摺動片と、からなり、
前記サンルーフ装飾部材本体の後端部を前記エンドキャップに摺動自在に連結する摺動連結部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3にいずれか一項に記載のサンルーフ装飾部材。
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