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JP2009082629A - デスクシステム - Google Patents

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JP2009082629A JP2007259196A JP2007259196A JP2009082629A JP 2009082629 A JP2009082629 A JP 2009082629A JP 2007259196 A JP2007259196 A JP 2007259196A JP 2007259196 A JP2007259196 A JP 2007259196A JP 2009082629 A JP2009082629 A JP 2009082629A
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    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B2200/00General construction of tables or desks
    • A47B2200/12Vanity or modesty panels

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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Abstract

【課題】高い自由度の下に多種多様なレイアウトを容易に対応できるようにする。
【解決手段】基本構成単位となる単位脚1、単位梁2、及び単位天板3を備え、これらの基本構成単位を組み合わせることによって、構造体としての強度を確保しつつ、単独の片面デスク、両面デスク又はこれらの横連結デスクを選択的に構成可能とし、かつ、何れかの形態から他の何れかの形態への変更も、単位脚1や単位梁2、単位天板3などの基本構成単位の加除を通じて行い得るようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、オフィス等における多種多様なレイアウト展開に柔軟に対応できるようにしたデスクシステムに関するものである。
昨今のオフィスでは、業務形態や人数の変化に弾力的に対応できるように、デスクの増減連を行うことができるシステムを導入しているところが少なくない。特に、近似においてはフリーアドレス制を採用するオフィスが増えていることから、着座位置が弾力的に変更可能で、片側使いの作業領域や両面使いの作業領域も適宜構成できるようにしたものが望まれている。
このようなシステムとしては、例えば特許文献1に示すもの等を挙げることができる。このものは、バックフレームに前後から脚を取り付けて天板を支持するようにし、脚の位置が変更可能であって種々の天板巾に対応できるようにしている。脚には全てコの字形のものが用いられ、どの脚がエンドにきても安定接地可能となっている。天板面を増設する場合には、具体的な明示はないが、バックフレームを延長し、新たに脚を取り付けて天板を支持させれば可能であると見受けられる。
特願2004−337452号公報
しかしながら、かかる特許文献1のものは、両面使用の領域を独立した2つの単独の片面デスクに分離することはできず、また、全ての脚がエンド脚であり、中間脚の位置すなわち天板同士の隣接境界では下肢空間が奥行き方向に狭まるため、脚羽根と干渉してワゴンをその位置に挿入できない不都合や、ワーカーの足元が脚と干渉して執務の妨げになる不都合等が避けられないものとなる。さりとて、全てを接地巾の狭い中間脚で構成するとなると、端部にはそれのみにて自立し得る剛性の高いエンド脚が必要になり、増減連に伴い中間脚から端部脚となるとき、或いは端部脚が中間脚となるときに脚の取替えが不可欠のものとなる。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、端部脚と中間脚とを逐一取り替えずにワゴンやワーカーの足を巾方向に沿って天板下の自由な位置に挿入できる状態を実現することに端を発して、横方向への増減連や、両面使用と片面使用の間の変更も含めて、高い自由度の下に多種多様なレイアウトを容易に実現できるようにした、全く新たなコンセプトに基づくデスクシステムを新たに提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のデスクシステムは、基本構成単位となる単位脚、単位梁、及び単位天板を備え、これらの基本構成単位を組み合わせることによって、構造体としての強度を確保しつつ単独の片面デスク、両面デスク又はこれらの横連結デスクを選択的に構成可能とするとともに、何れかの形態から他の何れかの形態への変更を基本構成単位の加除を通じて行い得るようにしたことを特徴とする。なお、本明細書に言う片面デスクとは、利用者が天板の一方の縁部側にのみ位置して天板面を利用できる形態のデスクを言い、両面デスクとは、利用者が天板の対向する縁部に同時に位置して対面状態で天板面を利用できる形態のデスクを言う。また、横連結デスクとは、デスク同士を天板巾方向に連結して天板面を拡張した形態のデスクを言う。
このようにすれば、必要最小限の部品点数で横連結のみならず片面使い、両面使いの選択も含めて多種多様なレイアウトを有効に実現することができ、またそのレイアウト変更にも基本的に共通部品の加除のみによって容易に対応することが可能となる。
巾方向に沿ってワゴン等を天板下の自由な位置に挿入できる状態を有効に実現するためには、単位脚が、単位天板の反使用縁近傍に接地部を有する脚支柱及びこの脚支柱から略水平に延びるステーを備えたものであり、これら脚支柱及びステーの入隅部の前方を、単位脚がない位置での天板下の下肢空間ともどもワゴンを挿入可能な下肢空間として利用可能としていることが好ましい。
システムの外観を極力損なわずに、横連結や対面配置など種々の展開を容易にするためには、単位梁が、強度メンバとして機能するものであり、この単位梁に一対の単位脚の後部間を接続し、当該単位脚間に単位天板を架け渡すことによって、強度のある構造体を構成するようにしていることが望ましい。
この場合、横連結の形態を適切に実現するためには、中間に配置される単位脚が左右の単位梁を連結する連結部材としての役割を担うように構成したり、中間に配置される単位脚で左右の単位天板の縁部を同時に支持するように構成しておくことが効果的である。
単体デスクから連結デスクへの変更、連結デスクから単体デスクへの変更等により弾力的に対応するためには、単位梁と単位脚との係り合い位置が巾方向に沿って可変であり、2つの単位梁を単位脚に半分ずつ係り合わせて連結する態様のほか、1つの単位梁を単位脚に深く係り合わせる態様をも採り得るようにしていることが有効となる。
単位脚を背合わせに配置して両面デスクを構成する場合には、単位梁同士を背合わせに重合させるようにしておくことが望ましい。
この場合、単位梁が横配線機能を妨げないようにするためには、単位梁の上面が単位脚の上面よりも低位置に設定され、単位脚同士を単位梁を介して背合わせに配置し、それらの単位脚に支持させた単位天板の反使用縁間に隙間が形成される際に、単位脚の後面と単位梁の上面との間に前記隙間に通ずる横配線空間が形成されるようにしておくことが好都合である。
より多様なレイアウト展開のためには、単位梁に直接又は間接に支持させた状態でオプションを着脱可能に配置できるようにしておくことが好適である。
そのオプションの好適な実施の態様としては、デスクトップパネルや幕パネル、パーティションパネル等のパネルが挙げられる。
そのパネルには、更に棚やサイドパネル等のオプション部材を取り付けるためのオプション取付部を備えていることが有効である。
上記と同様、より多様なレイアウト展開のためには、単位天板に、矩形天板と異形天板とが含まれ、何れの天板も共通の単位梁及び単位脚に組み付けることが可能とされているものも有効である。
端部に位置する単位脚を利用してデスクの接地状態を安定ならしめるためには、当該単位脚を少なくともその一部に含むようにして接地巾の広い端部脚を構成可能としておくことが好ましく、特に、補助構成単位として端部脚構成体を備え、この端部脚構成体を単位脚に着脱可能に取り付けることによって、選択的に端部脚を構成し得るようにしておくことが便利である。
本発明は、以上説明した構成であるから、僅かな種類の構成単位を用いるだけで、単独の片面デスク、両面デスク、連結デスクなどをフレキシブルに組み替えが可能となり、これにより種々多様なレイアウト設定あるいはレイアウト変更に容易に対応することができるようにした優れたデスクシステムを提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態のデスクシステムは、図1に示すように、基本構成単位となる単位脚1、当該単位脚1の後部間を連結する単位梁2、及び単位天板3を備え、これらの基本構成単位を組み合わせることによって、単位梁2を中心に構造体としての強度を確保しつつ、図2に示す単独の片面デスクA、図3に示す両面デスクB、図4及び図5に示すこれらの横連結デスクC、D、更には図6に示す異形デスクE等を選択的に構成可能としたものである。そして、何れかの形態から他の何れかの形態へのレイアウト変更も、基本構成単位の加除を通じて容易かつ自在に行い得るようにしている。
具体的に説明すると、図1に示すように単位脚1は、脚支柱11の上端部にステー12を連設した逆L字状のもので、後面に単位梁2を係り合わせるための脚側関連部13を設けている。この脚側関連部13は、本実施形態の場合、単位脚1の脚支柱11の厚みに略対応する厚みを有した突起状のものである。
一方、単位梁2は、天板3の巾寸法に略対応する巾寸法を有した板状のもので、構造体の剛性を確保するための強度メンバとしての強度が付与されており、両端部に単位脚1の脚側関連部13と係り合う梁側関連部21を有している。この梁側関連部21は、本実施形態の場合、側端面に開口する切欠凹状のものであり、この単位梁2の厚みと前記単位脚1の突起状の脚側関連部13の突出寸法とを略対応させている。単位梁2は強度が確保されれば棒状のもの等であってもよい。
そして、これら単位脚1の脚側関連部13と単位梁2の梁側関連部21とをどの程度深く係り合わせるかによって、単位梁2に対する単位脚1の係合位置を巾方向に可変としている。すなわち、例えば図4の中央に配置される単位脚1や図5の各部に示される単位脚1のように、中間に位置して左右の単位梁2を連結する役割をなす場合等には、左右の単位梁2の梁側関連部21を単位脚1の脚側関連部13に半分ずつ係り合わせる態様(以下、半係合状態と称する)をとることができ、また、図2や図3の各部、或いは図4のように端部に配置される単位脚1において単位梁2の端面2aと当該単位脚1の側面1aとをほぼ面一に揃えたい場合等には、梁側関連部21を脚側関連部13全体を呑み込むように深く係り合わせる態様(以下、全係合状態と称する)をとることもできるようにしている。
また、単位天板3の巾寸法は上述したように単位梁2の巾寸法に略対応しているため、単位梁2と単位脚1とが半係合状態で係り合うときには、図7(a)に示すようにその上に載せ置いた単位天板3の側縁部3aは単位脚1のステー12上、巾方向の片半部の領域dに支持されることになり、このとき他半部の領域d´には同図のように隣接する単位天板3の側縁部が支持されるか、或いは同図(b)に示すようにその他半部に図5に基づいて後述する補助構成単位である端部パネル4d等を一部被るように(つまり端部パネル4dの内面に凹設した受容部40に単位脚1の幅方向他半部を挿入するように)取り付けることもできるようにしている。或いは、単位梁2と単位脚1とが全係合状態で係り合うときには、図7(c)に示すように単位脚1のステー12上、巾方向の全域d+d´に単位天板3の側縁部が支持されて、単位天板3の側端面3aと単位脚1の側面1aとが略面一に揃う関係となるため、図2〜図4等に示すように補助構成単位である端部パネル4a、4f、4b、4cを、受容部等を設けずに添設させることもできるようにしている。
一方、図3及び図5等に示す両面デスクB,Dを構成する際には、単位梁2,2同士を背合わせに重合させ、これに伴い単位脚1を背合わせに配置する。この場合、単位梁2,2同士は適宜の手段によって連結される。そして、背合わせにしたそれぞれの位置で左右一対の単位脚1のステー12,12間に単位天板3を支持させ、2枚の単位天板3によって対面使用可能な両面デスクB,Dを構成するようにしている。この実施形態の場合、図5に示すように、単位梁2の上面2cは組み付け状態で単位脚1のステー12の上面12bよりも低位に位置するように設定してあり、単位脚1,1同士を単位梁2を介して背合わせに配置し、それらに単位天板3を支持させることにより単位天板3の反使用縁3c、3c間に隙間δが形成された際に、単位脚1の後面1cと単位梁2の上面2cとの間に前記隙間δに連通する横配線空間δ´が形成されるようになっている。
なお、以上において、単位天板3には矩形状のもの以外に図6に示す異形状の単位天板3´が含まれ、この異形状の単位天板3´も前記矩形状の単位天板3と同じ単位梁2及び単位脚1に組み付けられる。なお、同図のデスクも対面使用可能な点で本発明の両面デスクを構成しており、この状態から両単位天板3´を分離すれば片面デスクとすることができ、逆に空いている部分に更に異形状の単位天板3´を補完すれば横方向に連結された横連結デスクも容易に構成することができる。
また、図5等に示すように、単位脚1のステー12上に単位天板3を載せ置いた際、単位脚1の脚支柱11の接地部11aは単位天板3の反使用縁3c近傍に接地し、またステー12は比較的薄肉に構成されて当該ステー12の下面から床Fまでの距離Lが十分に確保してある。このため、その脚支柱11とステー12との入隅部分の前方に、単位脚1が存在しない位置での天板3の下肢空間SとともにワゴンWを挿入可能な下肢空間S´が形成され、これらの下肢空S、S´間が、単位脚1を介して単位天板3を横連結した際に横方向に連続するようになっている。
ところで、前述した補助構成単位としては、図5に示したパネル脚4d以外に、図2に示すコの字脚4aや脚羽根4fのみ、或いは図3に示すようなコの字脚を背合わせに一体化したH脚4b、図4に示すような半巾パネル脚4cなどを利用可能としている。これらの補助構成単位も、単位脚1が前述した単位梁2との関係で図5に示したような半係合状態にあるときには、図7(b)に示したように内面に単位脚1の厚み方向片半部を受容する凹部40を設けて単位脚1のうち開放された片半部の領域d´を受容するように、換言すれば単位脚1の半部に被るように当該単位脚1に取り付ければよい。或いは、単位脚1が図2〜図4等に示した単位梁2との関係で全係合状態にあるときには、図7(c)に示したように補助構成単位の単に平坦な内面を単位脚1の外面1aに添接させるだけでよい。何れにせよ、本実施形態の単位脚1は、脚支柱11が下肢空間S(S´)の奥方に接地する接地巾の狭いものであるため、端部に位置する際には、これら図7(b)、(c)に示したようにその単位脚1を一部に含むように補助構成単位を付加して接地巾の広い端部脚20を構成するものとなっている。
図8は、両面使用領域Bの端部に片面使用領域Aを一体に形成した状態を示すもので、それらの領域A,Bの端部位置が異なるため、それぞれに端部パネル4eを取り付けるようにしている。
勿論、本発明の要旨とは異なるが、上記において単位脚1に代えて接地巾の広い専用の端部脚を一部において採用することを妨げるものではない。
さらに、この実施形態は、上記単位梁2が強度メンバであることを利用して、当該単位梁2に直接又は間接に支持させた状態で、図9に示すデスクトップパネル4や、図10に示す幕パネル5、パーティションパネル6等のオプションを着脱可能に配置するようにしている。
先ず、図9は単体の片面デスクAにデスクトップパネル4を取り付けた状態を示すもので、このようなデスクトップパネル4を取り付けるにあたり、単位梁1の上面には、図1等に示されるように幅方向2箇所に縦孔状の取付部22が設けてある。そして、この取付部22に、デスクトップパネル4の下面から突出させた支持杆41を差し込むことによって、デスクトップパネル4を単位梁2に支持させた状態で単位天板3の反使用縁3c側に配置することができるようにしている。図3の両面使用状態においては単位梁2は二重に重合されるため、何れか一方の単位梁2の取付部22にデスクトップパネル4を取り付ければ、他方の単位梁2の上方において横配線空間δ´は有効に確保されることになる。このようなデスクトップパネル4は、図4に示す片面使用の横連結デスクCにおいても、図5に示す両面使用の横連結デスクDにおいても採用することができる。
また、図10は単体の片面デスクAに幕パネル5を取り付け、更にその幕パネル5の上に積み上げるようにしてパーティションパネル6を取り付けた例を示すもので、幕パネル5は単位梁2の背面に被せるようにして、単位天板3の反使用縁3c側の下肢空間Sを覆う位置に適宜の手段によって取り付けられる。そして、上縁近傍の裏面に水平方向に延びる溝状のオプション取付部51を更に設けている。また、パーティションパネル6は前記幕パネル6の上方に適宜の連結構造の下に連設されて執務スペースを間仕切るもので、このパーティションパネル6の上縁近傍の表裏面にも水平方向に延びる溝状のオプション取付部61を更に設けている。すなわち、幕パネル5はオプションとして単位梁2に直接取り付けられ、パーティションパネル6は幕パネル5を介し単位梁2にオプションとして間接的に取り付けられているもので、これらのパネル5,6に更に設けられたオプション取付部51,61を利用して、図11に示すように幕パネル5に直交させた状態でオプション部材としてサイドパネル7を配置したり、パーティションパネル6の前面にオプション部材として収納棚8を配置する等、様々の態様に展開することができるようにしている。また、単位梁2に直接又は間接に取り付けるオプションはパネルに限らず、電話台やライト、棚など他の種類のオプションも適宜の態様で取り付けることができる。
特に図11においては複雑なシステムデスクが構成されているが、基本的には上記単位梁2、単位脚1及び単位天板3´(この場合は異形のもの)などの基本構成単位を組み合わせ、必要に応じて補助単位要素等を付加したに過ぎないものである。
なお、図12に示すように、両面デスクBが横連結されている場合には、図7(a)に示したように、隣接する単位天板3の側縁部3aはそれぞれ単位脚1のステー12上、巾方向の片半部の領域d、d´に支持された状態にあるため、中央に位置する両面デスクBを構成する一対の単位天板3の一方を簡単に中抜きして、開放空間SPを有するレイアウトにも容易に変更することができる。その開放空間SPには、図8と同様に端部パネル4eを取り付けてもよい。そして、その開放空間SPを利用して執務スペースの一部にコピーコーナーを設置するなど、更にバリエーションに富んだレイアウトにも容易に展開することが可能となる。
以上のように、この実施形態のデスクシステムは、基本構成単位となる単位脚1、単位梁2、及び単位天板3を備え、これらの基本構成単位を組み合わせることによって、構造体としての強度を確保しつつ、図2に示すような単独の片面デスクA、図3に示すような両面デスクB又は図4や図5に示すようなこれらの横連結デスクC、Dを選択的に構成可能としているものであり、かつ、何れかの形態から他の何れかの形態への変更も、単位脚1や単位梁2、単位天板3などの基本構成単位の加除を通じて行い得るようにしたものである。
このようにすれば、必要最小限の部品点数で片面使い、両面使い、横連結を組み合わせた多種多様なレイアウトを有効に実現することができ、またそのレイアウト変更にも基本的に共通部品である上記基本構成単位の加除のみによって容易に対応することが可能となる。
また、単位脚1が、単位天板3の反使用縁3c近傍に接地部11aを有する脚支柱11及びこの脚支柱11から略水平に延びるステー12を備えたものであり、これら脚支柱11及びステー12の入隅部の前方を、単位脚1が存在しない位置での天板下の下肢空間SともどもワゴンWを挿入可能な下肢空間S´として利用可能としているため、横連結した際に単位天板3の境界すなわち、単位脚1が中間脚として存在する位置においても下肢空間S、S´の連続性が確保されることになり、フリーアドレス制などに有効に対応することが可能となる。
特に、単位梁2が、強度メンバとして機能する板状のものであり、この単位梁2に一対の単位脚1,1の後部間を接続し、当該単位脚1、1間に単位天板3を架け渡すことによって、強度のある構造体を構成するようにしており、このような位置に単位梁2が存することによって、強度メンバとして機能し得る程度の剛性を単位梁2に確保しても外観への影響は少ないものにすることができる。そして、このように単位梁2を主体として構造体を構成することによって、横連結や対面配置などの展開を単位梁ベースで有効に実現することができ、更にはパネル4,5,6やオプション部材7,8等を支持させる場所としても有効に活用することができる。
また、横連結の形態においては、中間に配置される単位脚1が左右の単位梁2,2を連結する連結部材としての役割を担うようにしているため、単位梁2,2同士を連結するための特段の連結部材を不要にすることができる。
或いは、横連結の形態においては、中間に配置される単位脚1で左右の単位天板3の縁部を同時に支持するようにしているので、単位脚1が中間に配置される際、単位天板3,3の境界で脚がダブって嵩張ることを有効に回避することができる。
また、単位梁2と単位脚1との係り合い位置が巾方向に沿って可変であり、2つの単位梁2,2を単位脚1に半分ずつ係り合わせて連結する態様のほか、1つの単位梁2を単位脚1に深く係り合わせる態様をも採り得るようにしているので、単位脚1が横連結デスクの中間に位置する場合に適切に対応できるほか、端部に位置する場合など単位梁2の端面2cと単位脚1の外面1cとを揃えなければならない事情がある場合等にも弾力的に対応することができ、これにより図2に示すような単体デスクAから図4に示すような連結デスクCへの変更、或いはこれとは逆の変更、更には図3に示すような一連両面デスクBから図5に示すような両面連結デスクDへの変更、あるいはこれとは逆の変更等も容易に行うことができる。
さらに、単位脚1、1を背合わせに配置して図3に示す両面デスクB等を構成する際、単位梁2,2同士を背合わせに重合させるようにしているので、強度メンバとして機能する単位梁2が重複することにはなるものの、位置的には反使用縁であるため下肢空間Sへの影響は少なく、むしろ強度確保を図る上で有効であるばかりか、単位梁2,2同士の分離も容易となるため、図3に示す両面使いから図2に示す片面使いへのデスクの分離にも簡単に対応できるものとなる。
また、図5に示したように、単位梁2の上面2cが単位脚1の上面12bよりも低位置に設定され、単位脚1,1同士を単位梁2を介して背合わせに配置し、それらの単位脚1に支持させた単位天板3の反使用縁3c、3c間に隙間δが形成される際に、単位脚1の後面1cと単位梁2の上面2cとの間に前記隙間δに通ずる横配線空間δ´が形成されるようにしているので、このような単位梁2が存在しても、連結デスクの横配線機能を有効に確保することができる。
以上に加えて、この実施形態は、単位梁2に直接又は間接に支持させた状態でデスクトップパネル4,幕パネル5,パーティションパネル6等のオプションを着脱可能に配置できるようにしている点は、単位梁2を基調としてレイアウトを展開するという本発明のコンセプトの一つを有効利用し得ている例である。
特に、オプションに、デスクトップパネルや幕パネル、パーティションパネル等の比較的重量のあるパネルを採用できているのは、単位梁2が強度メンバであって構造上のベースになり得ているからこそである。勿論、単位梁2にパネル以外のオプションを取り付けることができるのは言うまでもない。
また、パネル5,6に、更にオプション取付部51、61を備え、これらのオプション取付部51,61にサイドパネル7や棚8等のオプション部材を取り付け得るようにしている点も、単位梁2の強度を利用して展開できる構造と言えるものである。この場合もオプション取付部には他の適宜の態様を採用することができ、これに取り付けるオプション部材も上記に限定されるものではない。
そして、本実施形態の単位天板3には、矩形天板3と異形天板3´とが含まれ、これらの天板3、3´の何れも共通の単位梁2及び単位脚1に組み付けることができるようにしているので、天板3のみを替えれば図2に示したような矩形デスクや図6、図11に示したような異形デスクを簡易に構成することができ、また、このように支持構造が共通であることから、図13に示すように矩形天板3と異形天板3´とが連なるような態様も容易に実現することができる。
また、端部に位置する単位脚1を少なくともその一部に含むようにして接地巾の広い端部脚20を構成可能としており、中間脚を端部脚に取り替えるといった煩雑さを伴わずに済むので、単位脚1を中間脚として機能させ、あるいは端部脚として機能させる態様を容易に切り替えつつ、下肢空間Sの確保とデスクの接地状態の安定化とを両立させることができる。
この場合、補助構成単位として各種形態の脚4a〜4d等を備え、これらの脚4a〜4d端部脚構成体を単位脚1に着脱可能に取り付けることによって、選択的に端部脚40を構成し得るようにしているので、増減連時にはこのような補助構成単位の着脱のみによって単位脚1の機能を中間脚から端部脚へ、端部脚から中間脚へ容易に切り替えることが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。また、本発明のデスクの概念には、いわゆるテーブルと称されるものも勿論含まれるものである。
本発明の一実施形態を構成する基本構成単位を示す分解斜視図。 同実施形態において構成される単体デスクの斜視図。 同実施形態において構成される両面デスクの斜視図。 同実施形態において構成される片面横連結デスクの斜視図。 同実施形態において構成される両面横連結デスクの斜視図。 同実施形態において構成される異形天板を用いたデスクの斜視図。 同実施形態において梁と脚の関係を示す模式図。 同実施形態において構成される他の連結態様を示す斜視図。 同実施形態において用いられるデスクトップパネルの取付状態を示す斜視図。 同実施形態において取り付けられる他のパネルの取付状態を示す斜視図。 同実施形態における上記以外のレイアウト展開例を示す斜視図。 同実施形態における他のレイアウト変更例を示す斜視図。 同実施形態における上記以外のレイアウト展開例を示す斜視図。
符号の説明
1…単位脚
2…単位梁
3、3´…単位天板
4…デスクトップパネル
5…幕パネル
6…パーティションパネル
7…オプション部材(サイドパネル)
8…オプション部材(棚)
11…脚支柱
11a…接地部
12…ステー
A…片面デスク
B…両面デスク
C、D…連結デスク
S、S´…下肢空間
W…ワゴン
δ…反使用縁間の隙間
δ´…横配線空間

Claims (14)

  1. 基本構成単位となる単位脚、単位梁、及び単位天板を備え、これらの基本構成単位を組み合わせることによって、構造体としての強度を確保しつつ単独の片面デスク、両面デスク又はこれらの横連結デスクを選択的に構成可能とするとともに、何れかの形態から他の何れかの形態への変更を基本構成単位の加除を通じて行い得るようにしたことを特徴とするデスクシステム。
  2. 単位脚が、単位天板の反使用縁近傍に接地部を有する脚支柱及びこの脚支柱から略水平に延びるステーを備えたものであり、これら脚支柱及びステーの入隅部の前方を、単位脚がない位置での天板下の下肢空間ともどもワゴンを挿入可能な下肢空間として利用可能としている請求項1又は2記載のデスクシステム。
  3. 単位梁が、強度メンバとして機能するものであり、この単位梁に一対の単位脚の後部間を接続し、当該単位脚間に単位天板を架け渡すことによって、強度のある構造体を構成するようにしている請求項1又は2記載のデスクシステム。
  4. 横連結の形態においては、中間に配置される単位脚が左右の単位梁を連結する連結部材としての役割を担う請求項3記載のデスクシステム。
  5. 横連結の形態においては、中間に配置される単位脚で左右の単位天板の縁部を同時に支持するようにしている請求項3又は4記載のデスクシステム。
  6. 単位梁と単位脚との係り合い位置が巾方向に沿って可変であり、2つの単位梁を単位脚に半分ずつ係り合わせて連結する態様のほか、1つの単位梁を単位脚に深く係り合わせる態様をも採り得るようにしている請求項4又は5記載のデスクシステム。
  7. 単位脚を背合わせに配置して両面デスクを構成する際、単位梁同士を背合わせに重合させるようにしている請求項3〜6記載のデスクシステム。
  8. 単位梁の上面が単位脚の上面よりも低位置に設定され、単位脚同士を単位梁を介して背合わせに配置し、それらの単位脚に支持させた単位天板の反使用縁間に隙間が形成される際に、単位脚の後面と単位梁の上面との間に前記隙間に通ずる横配線空間が形成されるようにしている請求項7記載のデスクシステム。
  9. 単位梁に直接又は間接に支持させた状態でオプションを着脱可能に配置できるようにしている請求項3〜8記載のデスクシステム。
  10. オプションが、デスクトップパネルや幕パネル、パーティションパネル等のパネルである請求項9記載のデスクシステム。
  11. パネルに、更に棚やサイドパネル等のオプション部材を取り付けるためのオプション取付部を備えている請求項10記載のデスクシステム。
  12. 単位天板に、矩形天板と異形天板とが含まれ、何れの天板も共通の単位梁及び単位脚に組み付けることが可能とされている請求項1〜11記載のデスクシステム。
  13. 端部に位置する単位脚を少なくともその一部に含むようにして接地巾の広い端部脚を構成可能としている請求項1〜12記載のデスクシステム。
  14. 補助構成単位として端部脚構成体を備え、この端部脚構成体を単位脚に着脱可能に取り付けることによって、選択的に端部脚を構成し得るようにしている請求項13記載のデスクシステム。
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