JP2009053539A - 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画面の大きさを大きくすることなく、より多くの情報を表示することが可能な情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】本発明によれば、一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有し、前記表示手段は、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御部を備え、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される情報表示装置が提供される。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によれば、一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有し、前記表示手段は、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御部を備え、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される情報表示装置が提供される。
【選択図】図1
Description
本発明は、情報表示装置、情報表示方法およびプログラムに関する。
映像やテキスト等の情報を表示するために、2次元的なディスプレイ(情報表示装置)が一般的に用いられている。単一の情報表示や、ディスプレイの表示面積に収まる程度の情報であれば、2次元的なディスプレイを用いた表示方法であっても特に大きな問題はなかったが、複数のレイヤーやウィンドウ等を重ねながら、重なったウィンドウ等のそれぞれを認識させるには、限界があった。この問題を解決するために、下層のレイヤーに表示されている画像や文字等の一部を透過させて表示させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、液晶デバイス等の画像表示デバイスおよび立体画像生成デバイスの2種類のデバイスと、ミラーとを合わせて用いることで、画像を立体的に表示させることが可能な立体画像表示装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法は、2次元的なディスプレイにおいて複数のレイヤー等を効率良く認識させる方法であって、この方法を特許文献2に記載の立体画像表示装置に適用したとしても、立体画像が表示できるという特許文献2の装置の特性を十分に活用することはできない。
また、特許文献2に記載の立体画像表示装置は、立体画像を表示するために、液晶デバイス等の画像表示デバイスと、立体画像生成デバイスという2種類のデバイスを用いており、製造に要するコストが高くなるという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、表示画面の大きさを大きくすることなく、より多くの情報を表示することが可能な、新規かつ改良された情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有し、前記表示手段は、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御部を備え、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される情報表示装置が提供される。
前記N枚のハーフミラーは、手前から奥に向かう奥行き方向に傾斜して筐体中に配置され、前記ミラーは、前記N枚のハーフミラーの更に奥に、前記奥行き方向に傾斜して配置され、前記表示手段は、前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラーの上方または下方に配置されており、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、当該N+1個の表示領域の下方または上方に配設された前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記筐体の前方に互いに重なり合って表示されてもよい。
前記情報表示装置は、前記N+1個の表示領域に表示されている情報の表示状態を変更するための制御命令が入力される制御命令入力部を更に備え、前記表示制御部は、前記制御命令入力部に入力された前記制御命令に基づいて、前記N+1個の表示領域に表示されている情報の表示状態を変更してもよい。
前記表示制御部は、前記制御命令入力部に入力された前記制御命令に基づいて、一の前記表示領域に表示されている情報を、他の前記表示領域に表示してもよい。
前記表示制御部は、前記表示領域に表示される情報の表示サイズを拡大または縮小する拡大縮小制御部を更に備え、前記拡大縮小制御部は、一の前記表示領域に表示されている情報を他の前記表示領域に表示する際に、表示されている情報の表示サイズの拡大または縮小を行ってもよい。
前記表示制御部は、前記N+1個の表示領域の明度を制御する明度制御部を更に備え、前記明度制御部は、一の前記表示領域に表示されている情報を他の前記表示領域に表示する際に、前記一の表示領域および前記他の表示領域の明度を変更してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有する情報表示装置に情報を表示する情報表示方法であって、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示するステップを含むことを特徴とする情報表示方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の更に別の観点によれば、一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有し、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報が、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される情報表示装置を制御するコンピュータに、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御機能を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記の情報表示装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、情報表示装置の奥行き方向を有効に活用して多数の情報を表示するため、表示画面の大きさを大きくすることなく、より多くの情報を表示することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
<本実施形態に係る情報表示装置10の構成について>
まず、図1および図2を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る情報表示装置10の構成について、詳細に説明する。図1(a)は、本実施形態に係る情報表示装置10を説明するための斜視図であり、図1(b)は、本実施形態に係る情報表示装置10の断面図である。また、図2は、本実施形態に係る情報表示装置10の構成を説明するためのブロック図である。
<本実施形態に係る情報表示装置10の構成について>
まず、図1および図2を参照しながら、本発明の第1の実施形態に係る情報表示装置10の構成について、詳細に説明する。図1(a)は、本実施形態に係る情報表示装置10を説明するための斜視図であり、図1(b)は、本実施形態に係る情報表示装置10の断面図である。また、図2は、本実施形態に係る情報表示装置10の構成を説明するためのブロック図である。
図1(a)および図1(b)に示したように、本実施形態に係る情報表示装置10は、ハーフミラー20と、ミラー30と、表示手段40と、を備える。
ハーフミラー20は、情報表示装置10の筐体12内に設けられており、図1(b)に示したように、ハーフミラー20は、情報表示装置10の奥行き方向(すなわち、y軸正方向)に向かって傾斜している。このハーフミラー20の更に奥側、すなわち、y軸正方向側には、ハーフミラー20と同様に傾斜したミラー30が、配置されている。
ハーフミラー20は、当該ハーフミラーの裏側(すなわち、y軸正方向側)からの入射光を透過するとともに、ハーフミラーの表側からの入射光を反射するミラーである。また、ミラー30は、当該ミラーの裏側(y軸正方向側)からの入射光を透過させず、ミラーの表側からの入射光を反射するミラーである。
ハーフミラー20およびミラー30の上方(すなわち、z軸正方向側)には、テキスト(文字)情報や画像情報等の情報を表示可能な表示手段40が配設される。図1(b)に示したように、表示手段40は、表示画面41がハーフミラー20およびミラー30側(すなわち、z軸負方向側)を向くように配置される。このように表示手段40が配設されることで、表示画面41は、ハーフミラー20およびミラー30の上辺によって2つの表示領域に区分されることとなる。
ミラー30の上方に位置する表示画面(以下、第1の表示領域43とも称する。)に表示される情報は、ミラー30によって反射され、ハーフミラー20を透過して、情報表示装置10の外部に向かう。また、ハーフミラー20の上方に位置する表示画面(以下、第2の表示領域45とも称する。)に表示される情報は、ハーフミラー20によって反射され、情報表示装置10の外部に向かう。
ここで、本実施形態に係る表示手段40としては、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置を利用することが可能である。
上述のようにハーフミラー20、ミラー30および表示手段40を配置することで、奥行きのある情報の表示を行うことが可能となり、情報の立体的な表示を行うことができる。また、第1の表示領域43および第2の表示領域45に表示される情報は、筐体12の前面から同時に提示される。
本実施形態に係る情報表示装置10においては、傾斜配置されたハーフミラー20およびミラー30によって、表示手段40に表示される情報は物理的な奥行きを持つとともに、互いに重なり合って階層的に表示される。そのため、視聴者は、第1の表示領域43に表示されている情報は情報表示装置10の奥側に表示されているように認識し、第2の表示領域45に表示されている情報は情報表示装置10の手前側に表示されているように認識する。視聴者は、目の焦点を調節することにより、第1の表示領域43の情報を認知するか、第2の表示領域45の情報を認知するかを選択することができる。また、どちらか一方の表示に焦点を合わせることで、他方の表示はぼやけて見えるため、複数の情報が互いに重なり合って表示されていても、不快に感じることはない。
また、上述の説明においては、ハーフミラー20を1枚用いて、表示手段40の表示画面を2つの表示領域に区分する場合について説明を行ったが、ハーフミラーをN枚用いて、表示手段40の表示画面をN+1個の表示領域に区分してもよい。用いるハーフミラーの個数を増やすことで、情報の表示をより階層化することが可能となり、表示手段40の大きさを変更することなく、より多くの情報を表示することができる。
なお、上述の実施形態においては、ハーフミラー20およびミラー30の上辺が筐体の奥行き方向に向かって傾斜しており、ハーフミラー20およびミラー30の上方に表示手段40が配置される場合について説明したが、ハーフミラー20およびミラー30の下辺が筐体の奥行き方向に向かって傾斜しており、ハーフミラー20およびミラー30の下方に表示手段40が配置されてもよい。
続いて、図2を参照しながら、本実施形態に係る情報表示装置10の機能について、詳細に説明する。図2に示したように、本実施形態に係る情報表示装置10は、例えば、表示情報取得部101と、表示制御部103と、表示部109と、制御命令入力部111と、記憶部113と、を備える。
表示情報取得部101は、例えば、CPU、ROM、RAMや通信装置等で構成され、後述する表示部109にて表示する情報(表示情報)を取得する。表示情報取得部101が取得する表示情報は、後述する記憶部113に格納されている種々の情報であってもよく、本実施形態に係る情報表示装置10に接続されているインターネット等のネットワーク1を介して外部から取得した情報であってもよい。表示情報取得部101が取得した表示情報は、後述する表示制御部103へと伝送される。また、表示情報取得部101は、外部から取得した表示情報を、記憶部113に記録してもよい。
表示制御部103は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、表示情報取得部101から伝送された表示情報を、後述する表示部109のN+1個の表示領域に表示するとともに、表示した各情報の表示制御を行う。表示情報取得部101から伝送された表示情報は、N+1個の表示領域のいずれか一つにまとめて表示されてもよく、いくつかの表示領域に分配されて表示されてもよい。具体的には、表示制御部103は、表示部109のN+1個の表示領域それぞれに表示する情報の表示制御を行うとともに、制御命令に基づいて、N+1個の表示領域に表示されている情報の表示状態を変更する。たとえば、後述する制御命令入力部111から所定の制御命令が入力されると、表示制御部103は、一の表示領域に表示されている情報を他の表示領域に表示したり、N+1個の表示領域それぞれに表示されている情報の入れ替えを行ったり、表示されている情報をスクロールさせたりする。この表示制御部103は、更に、拡大・縮小制御部105と、明度制御部107とを備える。
拡大・縮小制御部105は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、表示制御部103が各表示領域に情報を表示する際に、情報を表示する大きさである表示サイズ(情報を表示する際に用いる表示領域の広さ)の拡大や縮小を行う。拡大・縮小処理は、例えば、後述する制御命令入力部111に所定の制御命令が入力された際に行われる。また、情報の拡大処理や縮小処理は、N+1個の表示領域に表示されている各情報の入れ替え処理時や、表示されている情報のスクロール処理等とあわせて行われてもよい。
明度制御部107は、例えば、CPU、ROM、RAM等で構成され、表示制御部103が各表示領域に情報を表示する際に、表示される情報の明度(明るさ)を変更する。明度の変更処理は、例えば、後述する制御命令入力部111に所定の制御命令が入力された際に行われる。また、明度変更処理は、N+1個の表示領域に表示されている各情報の入れ替え処理時や、表示されている情報のスクロール処理等とあわせて行われてもよい。
上記の拡大・縮小機能および明度制御機能以外にも、表示制御部103は、様々な表示制御を行うことが可能である。また、表示制御に際しては、表示制御部103は、例えば記憶部113やROM等に格納されている種々の表示制御方式やパラメータ等を参照して、表示制御を行うことができる。
制御命令入力部111は、例えば、CPU、ROM、RAMや入力装置等で構成され、本実施形態に係る情報表示装置10に表示される情報の表示状態を変更するための制御命令が入力される。この制御命令は、情報表示装置10に設けられるボタンやスイッチ等が押されることで当該情報表示装置10に入力されるものであってもよく、情報表示装置10に接続されているマウスやタッチパネル等によって所定の動作が行われることで入力されるものであってもよい。このようにして入力された制御命令は、表示制御部103へと伝送される。また、制御命令入力部111は、ボタンやマウス等によって入力された所定の動作に基づいて、例えば記憶部113に記憶されている所定の動作と制御命令との対応を表したルックアップテーブル等を参照し、入力された所定の動作に対応する制御命令を表示制御部103へと伝送してもよい。
記憶部113は、例えば、テキスト(文字)データや画像データ等の各種情報や、情報表示装置10が実行する各種プログラムや、表示制御情報等を記憶する。また、記憶部113は、これらのデータ以外にも、情報表示装置10が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部113は、表示情報取得部101、表示制御部103、拡大・縮小制御部105、明度制御部107、表示部109、制御命令入力部111等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
以上、本実施形態に係る情報表示装置の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る情報表示装置によれば、当該情報表示装置の奥行き方向に情報を階層的に表示しても(前後にレイヤーを重ねて表示しても)、ユーザの焦点調節により情報取得や情報の整理が可能となるため、複数の情報をより効果的に視覚化することが可能となる。
なお、上述の情報表示装置10の構成は、あくまでも一例であって、本発明に係る情報表示装置が上記のものに限定されるわけではない。
<情報表示方法の具体例について>
続いて、図3〜図8を参照しながら、本実施形態に係る情報表示装置10における情報の表示方法について、例を示しながら詳細に説明する。なお、図3〜図8に示した例では、表示手段40の表示画面が2つの表示領域に分割される場合について記載しているが、本発明に係る情報表示装置10は以下の例に限定されるわけではない。
続いて、図3〜図8を参照しながら、本実施形態に係る情報表示装置10における情報の表示方法について、例を示しながら詳細に説明する。なお、図3〜図8に示した例では、表示手段40の表示画面が2つの表示領域に分割される場合について記載しているが、本発明に係る情報表示装置10は以下の例に限定されるわけではない。
本実施形態に係る情報表示方法では、例えば図3に示したように、写真や絵などの複数の画像を表示する際に、奥側のレイヤー203に複数の画像をサムネイル表示し、手前側のレイヤー201に、選択された写真等の詳細情報を表示するように表示制御を行うことが可能である。
図3(a)に示したように、情報表示装置10のユーザが、奥のレイヤー203に表示されている画像のサムネイルの中から、詳細な写真を見たいと思った画像211Aをマウス等の入力装置によって選択すると、その旨の制御命令が表示制御部103へと伝送され、選択した画像211Aが手前のレイヤー201に拡大画像211Bとして表示される。奥側のレイヤー203に表示されている内容は、手前側のレイヤー201に重なっている部分であっても透けて見えているため、情報表示装置10のユーザは、目の焦点を奥のレイヤー203から手前側のレイヤー201へと切り替えることで、奥のレイヤー203に表示されたサムネイル(すなわち、俯瞰図)を視界に納めながら、手前側のレイヤーに表示された画像を認識することができる。また、この場合に、明度制御部107は、奥のレイヤー203に表示されているサムネイルの明度を暗くして、手前に表示されている画像211Bの明度を明るくしてもよい。
また、図3(b)や図3(c)に示したように、奥のレイヤー203に表示されている複数の画像213A,215Aを選択して、選択した画像213B,215Bを手前側のレイヤー201に表示することも可能である。この場合に、情報表示装置10は、図3(b)に示したように拡大処理を行わずに情報を表示することも可能であり、図3(c)に示したように、拡大・縮小処理部105によって画像の拡大処理を行ってもよい。また、明度制御部107は、奥のレイヤー203に表示されているサムネイルの明度を暗くして、手前に表示されている画像211Bの明度を明るくしてもよい。更に、手前に表示されている複数の画像を、例えばユーザからの制御命令の入力を受けて、スクロールさせてもよい。
また、図3(d)に示したように、奥のレイヤー203に表示されているサムネイル全体と、手前側のレイヤー201に表示されている画像とを入れ替え、サムネイルを手前側に表示し、選択した画像を奥側のレイヤーに表示することも可能である。
このように、本表示例では、俯瞰図と詳細図という互いに関連のある情報を重ねて表示することで、ユーザはこれらの情報を視点移動することなく同時に閲覧することが可能となる。
本実施形態に係る情報表示方法では、例えば図4に示したように、互いに関連性のある複数の情報を、手前側のレイヤー201と奥側のレイヤー203とに分配して表示することが可能である。図4では、互いに関連性のある情報の一例として、例えば、地図と、地図上のある土地に関する関連情報とが表示される例について示している。
図4(a)に示したように、本実施形態に係る情報表示方法においては、奥側のレイヤー203に地図を表示し、手前側のレイヤー201に、地図上のある土地に関する関連情報を表示することが可能である。手前側のレイヤー201に表示される情報は、奥側のレイヤー203に表示されている地図上のある土地に関する画像データやテキストデータであってもよく、これらの組み合わせであってもよい。
本実施形態に係る情報表示方法は、手前側のレイヤー201から奥側のレイヤー203に表示されている内容が透けて見えるため、奥側のレイヤー203に表示されている内容を確認しながら、手前側のレイヤー201に表示されている内容を参照することができる。そのため、本実施形態に係る情報表示方法は、地図に関する情報および地図上のある土地に関する情報のように互いに関連性が高いデータであり、同一の表示領域に表示したいけれども、互いに重なり合って情報が隠れてしまう部分を作りたくない、といった場合に、非常に有効な手段となる。
また、図4(b)に示したように、状況に応じて奥のレイヤー203に表示されている地図情報と、手前側のレイヤー201に表示されている関連情報とを入れ替え、全体図を手前側に表示し、関連情報を奥側のレイヤーに表示することも可能である。
図5では、ある画像情報と、この画像情報に関するテキスト情報とがそれぞれのレイヤーに表示されている例を示している。図5(a)に示した例では、2つの画像231A、233Bが奥側のレイヤー203に表示されており、手前側のレイヤー201には、画像231A、233Aにそれぞれ関連付けられたテキスト情報231B、233Bが表示されている。このような表示方法は、例えば、写真等の画像情報231Aと、この画像情報231Aに関連付けられたコメント等のテキスト情報231Bとを同時に表示する場合に有効である。
また、図5(b)に示したように、状況に応じて奥のレイヤー203に表示されている画像情報231A、233Aと、手前側のレイヤー201に表示されているテキスト情報231B、233Bとを入れ替えることも可能である。
本実施形態に係る情報表示方法では、例えば図6に示したように、静止画と動画とを同時に表示することも可能である。図6(a)に示した例では、奥側のレイヤー203に背景となる静止画を表示し、手前側のレイヤー201に、手前から奥に向かって降る雪のアニメーション(動画)が表示される。また、図6(b)に示した例では、奥側のレイヤー203に表示された背景(静止画)に重なるように、手前側のレイヤー201に流れ街路樹のアニメーションが表示される。
図6に示したように、奥側のレイヤー203に表示される画像(ビジュアル)に対して、手前側のレイヤー201に新たなビジュアルを重ねることで、舞台のような奥行きのある表現が可能となる。また、2次元的な画像だけでなく、表示する画像自体を立体的な表現とすることで、通常の平面ディスプレイでは成しえない、立体的な表現が可能となる。
また、図6に示した例では、奥側のレイヤー203に静止画を表示し、手前側のレイヤー201に動画を表示する例について説明したが、手前側のレイヤー201と奥側のレイヤー203の双方に動画を表示してもよい。
また、本実施形態に係る情報表示装置をコンピュータ等のディスプレイとして用いることで、例えば図7および図8に示したような表示制御を行うことが可能である。
図7に示したように、奥側のレイヤー203にフォルダ251を配置しておき、ユーザがマウス等によってフォルダ251を選択してフォルダ251の中身を表示させると、手前側のレイヤー201にフォルダ251の中身を表示させることが可能である。
この際、ユーザによって奥側のレイヤー203のフォルダ251が選択される(図7(a))と、所定の大きさまで奥側のレイヤー203にて中身を表示したウィンドウ253Aのサイズを拡大し(図7(b))、その後、所定のサイズになったウィンドウ253Bを手前側のレイヤー201に表示させる(図7(c))ことが可能である。このような処理を行うことで、コンピュータ等の出力画面において、より立体的な表現が可能となる。また、同様の処理を行うことで、レイヤーの前後関係の移動表現を、よりシームレスに行うことができる。
また、図8(a)に示したように、手前側のレイヤー201に表示されているウィンドウ261、263について、図8(b)に示したように、例えば、ウィンドウ261のみを奥側のレイヤー203に移動させて、手前側のレイヤー201にはウィンドウ263のみを表示させることも可能である。
このように、手前側のレイヤー201と奥側のレイヤー203とを使い分けることで、必要な情報とそれ以外の情報といったように、より直感的に情報の分類や整理を行うことができる。また、本実施形態に係る情報表示装置・情報表示方法では、全体の俯瞰も容易であるため、より効果的な情報の分類等が可能となる。
<本実施形態に係る情報表示装置10のハードウェア構成について>
続いて、図9を参照しながら、本実施形態に係る情報表示装置のハードウェア構成について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る情報表示装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
続いて、図9を参照しながら、本実施形態に係る情報表示装置のハードウェア構成について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る情報表示装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
情報表示装置10は、主に、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)903と、RAM(Random Access Memory)905と、ホストバス907と、ブリッジ909と、外部バス911と、インターフェース913と、入力装置915と、出力装置917と、ストレージ装置919と、ドライブ921と、接続ポート923と、通信装置925とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM903、RAM905、ストレージ装置919、またはリムーバブル記録媒体927に記録された各種プログラムに従って情報表示装置内の動作全般またはその一部を制御する。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス907により相互に接続されている。
ホストバス907は、ブリッジ909を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス911に接続されている。
入力装置915は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置915は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、情報表示装置の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器929であってもよい。さらに、入力装置915は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU901に出力する入力制御回路などから構成されている。情報表示装置のユーザは、この入力装置915を操作することにより、情報表示装置に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置917は、例えば、CRTディスプレイ装置、液晶ディスプレイ装置、プラズマディスプレイ装置、ELディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置917は、例えば、本実施形態に係るフォトフレーム100により指定された画像に係る画像信号を出力する。具体的には、表示装置は、画像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置919は、本実施形態にかかる情報表示装置の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置919は、CPU901が実行するプログラムや各種データ、および外部から取得した画像信号データなどを格納する。
ドライブ921は、記憶媒体用リーダライタであり、画像信号処理装置に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体627に記録されている情報を読み出して、RAM905に出力する。また、ドライブ921は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体927に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体627は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体627は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート923は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポートや、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子等の、機器を情報表示装置に直接接続するためのポートである。この接続ポート923に外部接続機器929を接続することで、情報表示装置は外部接続機器929から直接画像信号データを取得したり、外部接続機器929に画像信号データを提供したりする。
通信装置925は、例えば、通信網931に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置925は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置925は、例えば、インターネットや他の通信機器との間で画像信号等を送受信することができる。また、通信装置925に接続される通信網931は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、または衛星通信等であってもよい。
以上説明した構成により、情報表示装置は、多様な情報源から情報を取得し、接続ポート923や通信網931に接続された他の外部接続機器929やサーバ、クライアント機器等から情報を受信したり、外部接続機器929、サーバ、クライアント機器等が保持する情報を取得したりすることができる。さらに、情報表示装置は、リムーバブル記録媒体927を用いて表示する情報を当該情報表示装置外に持ち出すこともできる。
以上、本実施形態に係る情報表示装置の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。
以上説明したように、本実施形態に係る情報表示装置および情報表示方法によれば、複数の情報を同時に提示する表現手段として、画面と画面との間に、物理的空間を持ったレイヤー構造を用いることによって、後方レイヤー部に表示されている情報を完全に隠すことなく、手前に情報を表示することが可能である。例えば、地図の上の写真や、テキストといった、お互いの関連性が高く、同一エリアに表示したいが、互いに重なり合い情報の隠れる部分を作りたくないと言った場合等に有用である。
また、通常の2次元ディスプレイの場合、2次元的な面積比の調節で情報整理をしなければならないため、情報が増えるほど、それを扱う面積が必要となり、視点を大きく動かす必要性が出てくる。しかしながら、本実施形態に係る情報表示装置および情報表示方法によれば、奥行き方向を有効に利用することによって、同一エリア内で、複数の情報を扱うことができる。例えば、手前にメイン、奥にサブと言った構成にした場合、ユーザは、目の焦点を手前に合わせてメイン情報を確認しつつ、同時に奥に広がるサブ情報も視界に入れて確認することができる。
上記のように、複数の情報を奥行き方向に対して表示することにより、立体的に情報を処理できるようになる。例えば、手前にAグループとして文字情報を、奥にBグループとして関連する画像情報を配置し、テキスト情報を閲覧、編集しながら、画像情報を確認することができる。また、画像情報が必要となった場合には、手前と奥のレイヤーを入れ替え、その主従関係を逆転させることができる。この際に、どちらかのレイヤーに表示されている内容を消すわけでなく、常に互いを認識可能な状態を保つことが可能である。
また、手前と奥のレイヤーを一度に入れ替えることも可能であるが、奥に広がる情報から、必要な情報を手前のレイヤーにピックアップしたり、逆に手前のレイヤーから奥のレイヤーに情報を移動したりするなど、情報のレベルを前後方向で管理することも可能である。例えば、奥にフォルダを表示し、フォルダを開くと手前にウィンドウを表示するなどの表現も可能となる。
また、奥側のレイヤーに表示されたビジュアルに対して、手前側のレイヤーに新たなビジュアルを重ねることで、舞台のような奥行きのある表現が可能である。更に2次元的なビジュアルでなく、表示するビジュアルも、立体的な表現をすることにより、平面ディスプレイでは成しえない、立体的な表現が可能である。
この立体的表現の一例として、例えば、レイヤー表示内容の前後関係を入れ替える際、奥の情報は少し拡大しながら、また、手前の情報は少し縮小しながら入れ替えることにより、レイヤーとレイヤーの何も無い空間部分を保管し、よりシームレスな印象をユーザに与えることが出来る。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、図1に示した構成を有する情報表示装置に対して情報を表示する場合について説明したが、透過ディスプレイやプロジェクション等の複数のレイヤーを有する多数表示デバイスに対して本発明に係る画像表示方法を適用してもよい。
10 情報表示装置
12 筐体
20 ハーフミラー
30 ミラー
40 表示手段
41 表示画面
43 第1表示領域
45 第2表示領域
101 表示情報取得部
103 表示制御部
105 拡大・縮小制御部
107 明度制御部
109 表示部
111 制御命令入力部
113 記憶部
12 筐体
20 ハーフミラー
30 ミラー
40 表示手段
41 表示画面
43 第1表示領域
45 第2表示領域
101 表示情報取得部
103 表示制御部
105 拡大・縮小制御部
107 明度制御部
109 表示部
111 制御命令入力部
113 記憶部
Claims (8)
- 一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、
前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、
表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、
を有し、
前記表示手段は、取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御部を備え、
前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される
ことを特徴とする、情報表示装置。 - 前記N枚のハーフミラーは、手前から奥に向かう奥行き方向に傾斜して筐体中に配置され、
前記ミラーは、前記N枚のハーフミラーの更に奥に、前記奥行き方向に傾斜して配置され、
前記表示手段は、前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラーの上方または下方に配置されており、
前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報は、当該N+1個の表示領域の下方または上方に配設された前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記筐体の前方に互いに重なり合って表示される
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報表示装置。 - 前記情報表示装置は、
前記N+1個の表示領域に表示されている情報の表示状態を変更するための制御命令が入力される制御命令入力部を更に備え、
前記表示制御部は、
前記制御命令入力部に入力された前記制御命令に基づいて、前記N+1個の表示領域に表示されている情報の表示状態を変更する
ことを特徴とする、請求項1に記載の情報表示装置。 - 前記表示制御部は、
前記制御命令入力部に入力された前記制御命令に基づいて、一の前記表示領域に表示されている情報を、他の前記表示領域に表示する
ことを特徴とする、請求項3に記載の情報表示装置。 - 前記表示制御部は、
前記表示領域に表示される情報の表示サイズを拡大または縮小する拡大縮小制御部を更に備え、
前記拡大縮小制御部は、
一の前記表示領域に表示されている情報を他の前記表示領域に表示する際に、表示されている情報の表示サイズの拡大または縮小を行う
ことを特徴とする、請求項4に記載の情報表示装置。 - 前記表示制御部は、
前記N+1個の表示領域の明度を制御する明度制御部を更に備え、
前記明度制御部は、
一の前記表示領域に表示されている情報を他の前記表示領域に表示する際に、前記一の表示領域および前記他の表示領域の明度を変更する
ことを特徴とする、請求項5に記載の情報表示装置。 - 一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有する情報表示装置に情報を表示する情報表示方法であって、
取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示するステップを含むことを特徴とする、情報表示方法。 - 一方向に並んで配置されるN枚(N≧1)のハーフミラーと、前記N枚のハーフミラーと同一の方向に並んで配置されるミラーと、表示画面が前記N枚のハーフミラーおよび前記ミラー側に向くように配置され、当該表示画面がN+1個の表示領域に分割される表示手段と、を有し、前記N+1個の表示領域それぞれに表示された情報が、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによって反射され、前記ハーフミラーまたは前記ミラーによる反射先において互いに重なり合って表示される情報表示装置を制御するコンピュータに、
取得した情報を前記N+1個の表示領域それぞれに分配して表示する表示制御機能を実現させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007221454A JP2009053539A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム |
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JP2007221454A JP2009053539A (ja) | 2007-08-28 | 2007-08-28 | 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム |
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