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JP2009052763A - 加湿装置 - Google Patents

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JP2009052763A
JP2009052763A JP2007217408A JP2007217408A JP2009052763A JP 2009052763 A JP2009052763 A JP 2009052763A JP 2007217408 A JP2007217408 A JP 2007217408A JP 2007217408 A JP2007217408 A JP 2007217408A JP 2009052763 A JP2009052763 A JP 2009052763A
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JP
Japan
Prior art keywords
filter
water
drainage
rotating body
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP2007217408A
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English (en)
Inventor
Haruhito Miyazaki
治仁 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

【課題】フィルタを回転体の回転領域の面積よりも広い面積を有する大きさに形成することができるとともに、フィルタを水槽内の水に浸漬する必要がなく、フィルタの大きさに対する加湿能力を大きくすることができ、また、フィルタの表面にスケールが析出することがあっても長期間に亘って加湿能力が得られる加湿装置を提供する。
【解決手段】水槽2及び送風機と、該送風機が発生する風の通風路に配され、水槽2内の水により加湿されるフィルタ6と、該フィルタ6の前記通風路における通風方向一側に回転を可能に配され、且つフィルタ6よりも下側で水槽2内の水を吸排水口72から導入して貯水し、フィルタ6の上部で吸排水口72から該フィルタ6の側面へ排水する貯排水部71を有する回転体7とを備え、フィルタ6に対し回転体7を回転させてフィルタ6に水を浸透させるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、送風機が発生する風の通風路に配され、水槽内の水により加湿されるフィルタを備える加湿装置に関する。
加湿装置は、吸気口及び排気口を有する筺体内の底部に配置される水槽と、該水槽よりも上側に配される送風機と、該送風機が発生する風の通風路に配され、その下部が水槽内の水に浸漬されるフィルタとを備え、該フィルタの毛細管現象によってフィルタの浸漬部から非浸漬部に水分を浸透させ、フィルタを湿った状態に保つように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−166413号公報
ところで、特許文献1のようにフィルタの毛細管現象により加湿される加湿装置にあっては、フィルタの浸漬部分は加湿能力に寄与しないため、フィルタの大きさに対する加湿能力が小さく、改善策が要望されていた。
また、加湿装置は水道水が水槽に貯留され、該水道水がフィルタを湿った状態に保つことになる。しかし、水道水は珪素、カルシウム、マグネシウム等の微量の化合物を含有するため、湿った状態のフィルタが通風路の空気により乾燥する過程で該フィルタの表面に前記化合物がスケールとなって析出し、このスケールの析出に伴い、フィルタの毛細管現象による吸上機能が著しく低下することになり、フィルタの加湿能力が低下する。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的はフィルタよりも下側で水槽内の水を導入して貯水し、該フィルタの上部側面へ排水する貯排水部を有する回転体を前記フィルタの前記通風路における通風方向一側に回転を可能に配することにより、フィルタを回転体の回転領域の面積よりも広い面積を有する大きさに形成することができるとともに、フィルタを水槽内の水に浸漬する必要がなく、フィルタの大きさに対する加湿能力を大きくすることができ、また、フィルタの表面にスケールが析出することがあっても長期間に亘って加湿能力が得られる加湿装置を提供することにある。
本発明に係る加湿装置は、水槽及び送風機と、該送風機が発生する風の通風路に配され、前記水槽内の水により加湿されるフィルタとを備える加湿装置において、前記フィルタの前記通風路における通風方向一側に回転を可能に配され、且つ前記フィルタよりも下側で前記水槽内の水を導入して貯水し、前記フィルタの上部側面へ排水する貯排水部を有する回転体を備えることを特徴とする。
この発明にあっては、フィルタの通風路における通風方向一側に配されている回転体の貯排水部がフィルタよりも下側で水槽内の水を導入し、該貯排水部内の水をフィルタの上部側面へ排水するため、フィルタを回転体の回転領域の面積よりも広い面積を有する大きさに形成することができ、また、フィルタの全体で水を気化させることができ、フィルタの加湿能力を大きく設定することができる。また、フィルタは水槽内の水に浸漬しない位置に配することができるため、フィルタの表面にスケールが析出することがあっても長期間に亘って加湿能力が得られる。
また、本発明に係る加湿装置は、前記回転体の外周面の周方向一箇所と対向する位置に配され、前記外周面と接触して前記回転体を駆動する駆動輪を有する駆動手段を備える構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、回転体の径方向外方に駆動輪が配されているため、通風路の風がフィルタを通過する方向の長さを比較的短くすることができ、小形化を図ることができる。
また、本発明に係る加湿装置は、前記フィルタは上下に重ねて配されている複数のフィルタ本体と、該フィルタ本体夫々の間に配されている吸湿シートとを有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、貯排水部からフィルタの上部にかけられた水がフィルタの上部から下方側へ浸透する際、フィルタの上下方向中間でフィルタ本体夫々の間に配されている吸湿シートに吸水され、該吸湿シートに沿って横方向へ導水することができるため、フィルタ全体への水の浸透時間を短縮することができる。
また、本発明に係る加湿装置は、前記貯排水部は複数の給排水口を有する構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、貯排水部からフィルタの上部に水がかけられる際、フィルタへの散水効率を高めることができ、フィルタ全体への水の浸透時間を短縮することができる。
また、本発明に係る加湿装置は、前記貯排水部は前記回転体の回転方向へ離隔して配される複数を有し、該貯排水部夫々の前記回転方向の前側で、且つ前記回転方向の後端からの距離が夫々異なる位置に給排水口を配してある構成とするのが好ましい。
この発明にあっては、複数の貯排水部からフィルタの上部に水がかけられる際、複数の貯排水部から同時的に散水することができ、フィルタへの散水効率を高めることができ、フィルタ全体への水の浸透時間を短縮することができる。
本発明によれば、フィルタの通風路における通風方向一側に配されている回転体の貯排水部がフィルタよりも下側で水槽内の水を導入し、該貯排水部内の水をフィルタの上部側面へ排水するため、フィルタを回転体の回転領域の面積よりも広い面積を有する大きさに形成することができ、しかも、フィルタを水槽内の水に浸漬することなく、フィルタの全体で水を気化させることができるため、フィルタの大きさに対する加湿能力を大きくすることができる。また、フィルタは水槽内の水に浸漬しない位置に配することができるため、フィルタの表面にスケールが析出することがあっても長期間に亘って加湿能力が得られる。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係る加湿装置の構成を示す縦断側面図、図2は加湿装置の構成を示す縦断背面図である。
図1に示した加湿装置は、吸気口11及び排気口12を有する筺体1と、該筺体1内の底部に配されている水槽2と、筺体1内の他側に配されている送風機3と、吸気口11の内側に配され、送風機3が吸気口11から吸気する空気中の異物を除去する集塵フィルタ4及び臭気を除去する脱臭フィルタ5と、集塵フィルタ4及び送風機3の間で、水槽2の上側に配されている加湿用のフィルタ6と、該フィルタ6の通風路における通風方向一側に回転を可能に配され、フィルタ6よりも下側で水槽2内の水を吸排水口72から導入して貯水し、フィルタ6の上部で吸排水口72から該フィルタ6の側面へ排水する貯排水部71を有する回転体7と、水槽2へ給水する給水容器8とを備える。
筺体1は平面視矩形をなす底壁1aと、該底壁1aの四辺に連なる四つの側壁1bと、該側壁1bの上端に連なる天壁1cとを有する略直方体をなし、一方の側壁1bに長方形をなす吸気口11が設けられ、天壁1cに長円形をなす排気口12が設けられている。また、一方の側壁1bにおける吸気口11の上側に中間壁1dが設けられている。
水槽2は、上側が開放されている皿形をなし、送風機3及び集塵フィルタ4の間に配されている。また、水槽2の中央側で、底面よりも上側には保持凹部21を設けてあり、該保持凹部21に、回転体7を支持するための脚体9が嵌合保持されており、また、水槽2の一側部には、給水容器8の給水部8aに設けられている開閉弁を開動作させるための凸部2aが設けられている。脚体9は略三角形をなし、回転体7の中心部に嵌合される枢軸9aが上部に設けられている。
送風機3は、フィルタ6の通風路における通風方向他側に配され、吸込口31a及び吹出口31bを有する送風箱31と、該送風箱31内に回転軸32aが水平となるように配されているファン32と、該ファン32の回転軸32aを駆動する電動モータ33とを有し、フィルタ6側の吸込口31aから送風箱31内に吸込んだ空気を上側の吹出口31bから排気口12へ吹出すように構成されている。また、送風箱31の吹出口31bと排気口12とに連通するダクト10が設けられ、該ダクト10に、集塵フィルタ4に向けて延出されている支持部材20が取付けられている。
フィルタ6は不織布等の吸湿材からなり、直方体をなす二つのフィルタ本体61,61を上下に重ねてあり、フィルタ本体61,61間に、不織布等の吸湿材からなる吸湿シート62を積層してある。吸湿シート62は平面視でフィルタ本体61,61とほぼ同じ大きさの矩形に形成されている。
図3は回転体7部分の構成を示す拡大断面図である。回転体7は、水平に配される筒部73から放射状に配されている複数のアーム74と、該アーム74の先端に結合されている環部75と、該環部75の複数の周方向位置に設けられている貯排水部71とを有し、筒部73が脚体9の枢軸9aに回転を可能に嵌合されている。
貯排水部71は環部75を複数の周方向位置で区画することにより形成されており、内部が空洞になっている。貯排水部71の回転方向前側で、フィルタ6側には吸排水口72が設けられており、回転体7の回転で貯排水部71がフィルタ6よりも下側へ至った際に水槽2内の水を吸排水口72から貯排水部71内へ導入して貯水し、回転体7の回転で貯排水部71がフィルタ6の上部へ至った際に貯排水部71内の水を吸排水口72からフィルタ6の側面へ排水し、フィルタ6の一側面に水をかけるように構成されている。また、回転体7の回転方向に隣合う二つの貯排水部71a,71bの吸排水口72a,72bは、回転方向後端からの距離Hを異ならせ、貯排水部71a,71b夫々の吸排水口72a,72bから同時的に排水することができるようになしてある。貯排水部71bの前記距離Hが短い吸排水口72bは、貯排水部71aの前記距離Hが長い吸排水口72aよりも回転中心側に配されている。
環部75の外周面75aの周方向一箇所と対向する位置には、外周面75aと接触して回転体7を駆動する駆動輪30を配してあり、該駆動輪30に連動連結されている電動モータ40が支持部材20に取付けられている。
集塵フィルタ4及び脱臭フィルタ5は吸気口11に対応して直方体に形成されている。また、給水容器8の給水部8aは開閉弁を有するキャップになっている。
以上のように構成された加湿装置は、給水容器8内の水が水槽2に給水され、水槽2内が所定の水位となり、送風機3及び回転体7用の電動モータ40が駆動される。加湿用のフィルタ6は前記水位よりも上側に配されており、回転体7は下側の貯排水部71が水位よりも下側にあり、該下側の貯排水部71が水中に浸漬され、下側の貯排水部71の吸排水口72から該貯排水部71に貯水される。
電動モータ40の駆動により、駆動輪30を介して回転体7が回転し、該回転体7の環部75に周方向に離隔して設けられている複数の貯排水部71が順次水槽2の水中に浸漬され、浸漬された貯排水部71の吸排水口72から該貯排水部71に貯水され、また、既に貯水されている貯排水部71はフィルタ6の上側へ移行し、上側の貯排水部71の吸排水口72からフィルタ6の上部側面へ排水され、フィルタ6の上部に水が浸透する。上部に浸透した水はフィルタ6の下側へ浸透し、フィルタ本体61,61間の吸湿シート62が吸湿する。吸湿シート62が吸湿した水分は吸湿シート62の全面に拡がりつつ該吸湿シート62から下側のフィルタ本体61に水分が浸透し、フィルタ6の全体へ浸透する。
また、送風機3の駆動により、外気(居住室内の空気)が吸気口11から筺体1内へ吸気され、吸気口11及び排気口12間に風の通風路が発生し、外気中の臭気は脱臭フィルタ5により除去され、外気中の塵埃等の異物は集塵フィルタ4により除去される。また、脱臭フィルタ5及び集塵フィルタ4を通過した風は、回転体7のアーム74間及び環部75の外周りを経てフィルタ6を通過する。この際、フィルタ6に浸透している水が気化し、フィルタ6を通過する風が加湿され、加湿空気が送風機3を経て排気口12から居住室内へ排気され、居住室内を加湿する。
以上のようにフィルタ6を水槽2の水位よりも上側に配置し、該フィルタ6の通風路における通風方向一側に回転体7を配置し、フィルタ6に対し回転体7を回転させて水槽2内の水をフィルタ6の上側で該フィルタ6の一側面にかけるため、フィルタ6を回転体7の回転領域の面積よりも広い面積を有する大きさに形成することができるとともに、フィルタ6の全体で水を気化させることができ、フィルタ6の加湿能力を大きく設定することができる。また、回転体7の回転方向に隣合う貯排水部71a,71bの吸排水口72a,72bは、回転方向後端からの距離Hが異なり、隣合う貯排水部71a,71bの吸排水口7272a,72bから同時的に排水することができるため、フィルタ6への散水効率を高めることができ、フィルタ6全体への水の浸透時間を短縮することができる。また、フィルタ6は上下に積層されたフィルタ本体61,61間に吸湿シート62を設けてあるため、上側のフィルタ本体61にかけられた水が下方側へ浸透する際、吸湿シート62に沿って横方向へ導水することができ、フィルタ6全体への水の浸透時間を短縮することができる。
また、回転体7を駆動する駆動輪30を回転体7の外周りに設けてあるため、通風路の風がフィルタ6を通過する方向の長さを比較的短くすることができ、加湿装置全体の小形化を図ることができる。
尚、以上説明した実施例の形態では、脱臭フィルタ5及び集塵フィルタ4を有し、空気清浄機能を備える構成としたが、その他、本発明に係る加湿装置は脱臭フィルタ5及び集塵フィルタ4をなくした構成であってもよい。
また、以上説明した実施の形態では、回転体7の回転方向へ離隔して複数の貯排水部71を有する構成としたが、その他、貯排水部71は一つであってもよく、貯排水部71の個数は特に制限されない。貯排水部71の個数が比較的少ない場合、環部75をなくし、一つ又は複数のアーム74の先端に貯排水部71を設けてあり、回転中心部を電動モータ等の駆動手段が駆動する構成としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、貯排水部71に一つの吸排水口72を設けたが、その他、吸排水口72は複数であってもよい。この場合、吸排水口72は回転体7の回転方向へ離隔して設け、排水量を小分けして少量ずつ排水するように構成するのが好ましい。
本発明に係る加湿装置の構成を示す縦断側面図である。 本発明に係る加湿装置の構成を示す縦断背面図である。 本発明に係る加湿装置の回転体部分の構成を示す拡大断面図である。
符号の説明
2 水槽
3 送風機
6 フィルタ
61 フィルタ本体
62 吸湿シート
7 回転体
71 貯排水部
72 給排水口
30 駆動輪
40 電動モータ(駆動手段)

Claims (5)

  1. 水槽及び送風機と、該送風機が発生する風の通風路に配され、前記水槽内の水により加湿されるフィルタとを備える加湿装置において、前記フィルタの前記通風路における通風方向一側に回転を可能に配され、且つ前記フィルタよりも下側で前記水槽内の水を導入して貯水し、前記フィルタの上部側面へ排水する貯排水部を有する回転体を備えることを特徴とする加湿装置。
  2. 前記回転体の外周面の周方向一箇所と対向する位置に配され、前記外周面と接触して前記回転体を駆動する駆動輪を有する駆動手段を備える請求項1記載の加湿装置。
  3. 前記フィルタは、上下に重ねて配されている複数のフィルタ本体と、該フィルタ本体夫々の間に配されている吸湿シートとを有する請求項1又は2記載の加湿装置。
  4. 前記貯排水部は、複数の給排水口を有する請求項1から3のいずれか一つに記載の加湿装置。
  5. 前記貯排水部は、前記回転体の回転方向へ離隔して配される複数を有し、該貯排水部夫々の前記回転方向の前側で、且つ前記回転方向の後端からの距離が夫々異なる位置に給排水口を配してある請求項1から3のいずれか一つに記載の加湿装置。
JP2007217408A 2007-08-23 2007-08-23 加湿装置 Pending JP2009052763A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014066380A (ja) * 2012-09-24 2014-04-17 Toshiba Home Technology Corp 加湿装置

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