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JP2009049416A - 窒化物半導体発光素子 - Google Patents

窒化物半導体発光素子 Download PDF

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JP2009049416A JP2008212194A JP2008212194A JP2009049416A JP 2009049416 A JP2009049416 A JP 2009049416A JP 2008212194 A JP2008212194 A JP 2008212194A JP 2008212194 A JP2008212194 A JP 2008212194A JP 2009049416 A JP2009049416 A JP 2009049416A
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Yongjo Park
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Cheolsoo Sone
ソン チョルスー
Sukho Yoon
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Abstract

【課題】窒化物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】n型202及びp型窒化物半導体層205と、上記n型及びp型窒化物半導体層の間に形成され複数の量子障壁層203aと一つ以上の量子井戸層203bが交互に積層された構造を有する活性層203と、上記活性層と上記p型窒化物半導体層の間に形成された電子遮断層204とを含み、上記電子遮断層は上記複数の量子障壁層のうち隣接する量子障壁層と比較してバンドギャップエネルギーは大きく、正味分極電荷量は小さいか同じであることを特徴とする窒化物半導体発光素子を提供する。量子障壁層と電子遮断層の正味分極電荷量の差を最少化することにより、全ての電流領域で高い効率が得られる窒化物半導体発光素子を得ることが出来る。
【選択図】図2

Description

本発明は窒化物半導体発光素子に関するもので、より詳しくは、高電流印加時の発光効率の減少を最少化した窒化物半導体発光素子に関する。
半導体発光素子(Light Emitting Diode、LED)は電流が加わるとp、n型半導体の接合部分で電子と正孔の再結合により、様々な色の光を発生させることが出来る半導体装置である。このようなLEDはフィラメントに基づいた発光素子に比べて長い寿命、低い電源、優れた初期駆動特性、高い振動抵抗及び反復的な電源断続に対する高い公差などの種々の長所を有するため、その需要が増加し続けている。特に、最近は、青色系列の短波長領域の光を発光することが出来るIII族窒化物半導体が脚光を浴びている。
このようなIII族窒化物半導体発光素子では、正孔に比べて移動度が高い電子が、正孔と結合せずp型半導体層に進行する場合が発生し、これによって、図1に図示された通り、注入される電流の大きさが増加するほど漏れる電流の量が増える、いわゆる、電子のオーバーフローイングの問題がある。図1は従来の技術による窒化物半導体発光素子において注入電流による漏れ電流の変化を表したものである。
このような漏れ電流の発生は量子効率の低下をもたらし、最近の照明装置のように高電流でLEDを使用しようとする試みが増加する傾向にあるためさらに問題となっているが、これを解決するための完全な方案はまだ提示されていない。従って、当技術分野では全ての電流領域、特に、高電流でも量子効率が高く照明装置などに使用できる高効率の窒化物半導体発光素子が求められる。
本発明は上記のような問題点を解決するためのもので、本発明の一目的は量子障壁層と電子遮断層の正味分極電荷量の差を最少化することにより、高い効率を得ることが出来る窒化物半導体発光素子を提供することにある。
上記の目的を達成すべく、本発明の一実施形態は、
n型及びp型窒化物半導体層と、上記n型及びp型窒化物半導体層の間に形成され複数の量子障壁層と一つ以上の量子井戸層が交互に積層された構造を有する活性層と、上記活性層と上記p型窒化物半導体層の間に形成された電子遮断層とを含み、上記電子遮断層は上記複数の量子障壁層のうち隣接した量子障壁層と比較してバンドギャップエネルギーは大きく、正味分極電荷量は小さいか同じであることを特徴とする窒化物半導体発光素子を提供する。
この場合、上記電子遮断層の正味分極電荷量はGaNより小さいか同じで、AlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)より大きいことが出来る。さらに、上記電子遮断層はAlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)と同じ大きさのバンドギャップエネルギーを有することが好ましい。
好ましくは、上記電子遮断層は、上記複数の量子障壁層のうち隣接した量子障壁層と正味分極電荷量が同じであることが出来る。
また、上記電子遮断層と上記電子遮断層に隣接した上記量子障壁層との界面で正味分極電荷量の差はGaNとAlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)の正味分極電荷量の差より小さいことができ、さらに、上記電子遮断層と上記電子遮断層に隣接した上記量子障壁層との界面で正味分極電荷量の差はGaNとAlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)の正味分極電荷量の差の半分より小さいことが出来る。
一方、上記n型窒化物半導体層に接して形成された成長用基板をさらに含み、上記n型窒化物半導体層は上記基板の極性面上に形成されることが好ましい。具体的に、上記n型窒化物半導体層はサファイア基板のC(0001)面上に形成されることが出来る。
本発明の他の実施形態の場合、n型及びp型窒化物半導体層と、上記n型及びp型窒化物半導体層の間に形成され複数の量子障壁層と一つ以上の量子井戸層が交互に積層された構造を有する活性層と、上記活性層と上記p型窒化物半導体層の間に形成された電子遮断層とを含み、上記電子遮断層は伝導帯域のエネルギー準位が一定であることを特徴とする窒化物半導体発光素子を提供する。
本発明によると、量子障壁層と電子遮断層の正味分極電荷量の差を最少化することにより、高い効率が得られる窒化物半導体発光素子を得ることが出来る。また、電子遮断層のエネルギー準位がベンディングされる程度を低減 させることにより、高効率の窒化物半導体発光素子を得ることも出来る。
以下、添付の図面を参照に本発明の好ましい実施形態を説明する。但し、本発明の実施形態は様々な形態に変形されることができ、本発明の範囲が以下で説明する実施形態により限定されるものではない。また、本発明の実施形態は当業界で平均的な知識を有している者に本発明をより完全に説明するため提供される。従って、図面における要素の形状及び大きさなどは、より明確な説明のため誇張されることがあり、図面上の同じ符号で表される要素は同じ要素である。
図2(a)は本発明の一実施形態による窒化物半導体発光素子を表した断面図で、図2(b)は図2(a)において活性層の領域を拡大して表したものである。図2を参照すると、本実施形態による窒化物半導体発光素子200は、基板201上に順次に形成されたn型窒化物半導体層202、活性層203、電子遮断層204及びp型窒化物半導体層205を備えて構成され、上記n型及びp型窒化物半導体層202、203の所定の領域にはそれぞれn型及びp型電極206a、206bが形成されている。
上記基板201は窒化物半導体層の成長のため提供されるもので、サファイア基板を使用することが出来る。サファイア基板は六角−ロンボ型(Hexa−Rhombo R3c)対称性を有する結晶体で、c軸及びa軸方向の格子定数がそれぞれ13.001Å及び4.758Åで、C(0001)面、A(1120)面、R(1102)面などを有する。この場合、上記C面は比較的窒化物薄膜の成長が容易で、高温で安定するため窒化物成長用基板として主に使われる。
但し、上記C面は、極性面として上記C面で成長された窒化物半導体層は窒化物半導体固有のイオン結合(ionicity)特性と構造的非対称性(格子定数a≠c)により自発分極(spontaneous polarization)を有することとなり、格子定数が異なる窒化物半導体が連続して積層される場合、半導体層に形成された変形(strain)により圧電分極(piezoelectric polarization)が発生する。この場合、2種類の分極の和を正味分極(net polarization)という。このような正味分極により各界面に正味分極電荷(net polarization charge)が形成され、これによりエネルギー準位がベンディング(bending)される。このような分極電荷による影響を減らし発光効率を向上させる技術は下に詳しく説明する。窒化物半導体成長用基板200としてサファイア基板の代わりにSiC、Si、GaN、AlNなどからなる基板も使用できる。
一方、本実施形態では窒化物半導体成長用基板201が含まれた水平構造の窒化物半導体発光素子を基準として説明したが、本発明は上記基板201が除去され電極が窒化物半導体層の積層方向に相互向い合うよう配置された垂直構造窒化物半導体発光素子にも適用できる。
上記n型窒化物半導体層202及びp型窒化物半導体層205は、AlInGa(1−x−y)N組成式(ここで、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1である)を有し、それぞれn型不純物及びp型不純物がドーピングされた半導体物質からなり、代表的に、GaN、AlGaN、InGaNがある。また、上記n型不純物としてSi、Ge、Se、TeまたはCなどが使用でき、上記p型不純物としてはMg、ZnまたはBeなどが代表的である。上記n型及びp型窒化物半導体層202、205は窒化物半導体層の成長に関して公知の工程を利用することができ、例えば、有機金属気相蒸着法(MOCVD)、分子ビーム成長法(MBE)及びハイブリッド気相蒸着法(HVPE)などがこれに該当する。
上記活性層203は図2(b)に図示された通り、電子と正孔が再結合して発光するよう量子障壁層203aと量子井戸層203bが交互に繰り返し積層された構造を有する。この場合、上記量子障壁層203aはGaNからなり、上記量子井戸層203bはIn0.2Ga0.8Nからなることが出来る。上記電子遮断層204は上記活性層203と上記p型窒化物半導体層205の間に形成され、量子障壁層203aに比べて高いバンドギャップエネルギーを有する。これにより、上記電子遮断層204は電子が上記p型窒化物半導体層205にオーバーフローイングされないようにする。
本実施形態の場合、上記電子遮断層204は、隣接した上記量子障壁層203aとの正味分極電荷量の差が一般の量子障壁層/電子遮断層の構造に比べて小さいことを特徴とする。
従って、従来の構造、例えば、GaN量子障壁層とAl0.13Ga0.87N電子遮断層の構造より界面での正味分極電荷量の差を小さくすると、電子漏れ電流が減少し、これにより電子遮断層のエネルギー準位の傾斜が減少して後述のように、駆動電圧及び電子漏れ電流は低下する反面、発光効率は向上することが出来る。
以下、本実施形態により量子障壁層と電子遮断層の正味分極電荷量の差を減らす方法と、これによる効果を説明する。図3はAlInGaN4元素半導体でAl(x)とIn(y)の組成によるバンドギャップエネルギー及び正味分極電荷量の変化を表したものである。この場合、バンドギャップエネルギーが同じ組成は点線で、正味分極電荷量が同じ組成は実線で表示されている。図5のグラフは、300K温度でGaN層上に成長されたAlN、InN、GaNのバンドギャップエネルギー及び正味分極電荷量を決定した後、各元素の格子定数及びボーイングパラメータ(bowing parameter)を考えた計算により導き出されたものである。
図3を参照すると、AlInGaN半導体はAl含量が多くなるほどバンドギャップエネルギーは大きくなり正味分極電荷量は小さくなり、In含量が多くなるほどバンドギャップエネルギーは小さくなり正味分極電荷量は大きくなる傾向をみせる。しかし、Al、In含量の変化に応じてバンドギャップエネルギー及び正味分極電荷量が変わる程度は相互異なるため、Al、In含量を適切に調節するとバンドギャップエネルギーを一定に維持しながらも正味分極電荷量を減らすことが出来ることが分かる。
より具体的に、図3に図示された通り、GaN量子障壁層の場合、バンドギャップエネルギーは3.4200eVで正味分極電荷量は−0.0339C/mである。この場合、正味分極電荷量がマイナスなのは下部に位置したGaN層に向かって(+)電荷を帯び、その向こうの側面で(−)電荷を帯びることと理解できる。また、従来構造のAl0.13Ga0.87N電子遮断層の場合、バンドギャップエネルギーは3.6588eVで正味分極電荷量は−0.0423C/mである。本実施形態で、バンドギャップエネルギーはAl0.13Ga0.87Nと類似するようにして電子遮断機能は維持するが、隣接した量子障壁層との正味分極電荷量の差は減少するよう2個の組成を決めて電子遮断層(実施例1、2)を形成した。即ち、本実施形態で採用できる電子遮断層の条件で、隣接した量子障壁層と比較してバンドギャップエネルギーは大きく、正味分極電荷量は小さいか同じである範囲を基準とした。
下記に提示した表において、上記実施例1、2のバンドギャップエネルギー及び正味分極電荷量の計算結果を提示し、これを従来のAl0.13Ga0.87N電子遮断層及びGaN量子障壁層のように表した。この場合、実施例1の電子遮断層(Al0.3In0.13Ga0.57N)はAl0.13Ga0.87Nと同じバンドギャップエネルギーを有しながらGaN量子障壁層と正味分極電荷量が同一である。また、実施例2の電子遮断層(Al0.25In0.08Ga0.67N)はAl0.13Ga0.87Nと同じバンドギャップエネルギーを有しながらGaN量子障壁層との正味分極電荷量の差がAl0.13Ga0.87Nに比べて半分になるよう設定されたものである。
Figure 2009049416
図4は、表1のように選択された実施例1及び2と比較例(Al0.13Ga0.87N電子遮断層)に対して駆動電圧の変化による電流変化をシミュレーションして表したものである。この場合、発光波長は450nmで温度条件は300Kに設定した。但し、半導体層の結晶性などによる影響は考えていない。図4を参照すると、実施例1及び2が比較例に比べて駆動電圧が減少することが確認でき、特に、量子障壁層と正味分極電荷量が同一であるよう形成した実施例1の場合が最も優れることがみられる。比較例の場合、電子遮断層の正味分極電荷量の絶対値が隣接した量子障壁層に比べて大きく、これにより、電子遮断層と量子障壁層の界面で電子遮断層の(+)電荷の大きさがより大きい。従って、上記界面は(+)電荷を帯び、これは電子を電子遮断層方向に誘導することとなり電子遮断効果を低減させる。実施例1及び実施例2の場合は、電子遮断層と量子障壁層の界面で正味分極電荷量の差がないようにするか、その差を比較例に比べて減らすことにより、電子のオーバーフローイングが減るようにした。
一方、図5及び図6は、実施例1(実線)と比較例(点線)において、それぞれ電流変化による電子漏れ電流及び内部量子効率の変化をシミュレーションして表したものである。先ず、図5を参照すると、実施例1が比較例に比べて電子漏れ電流の量が著しく小さいことがみられ、これは電子遮断層で正味分極電荷量によるエネルギー準位の形態が電子遮断機能に影響を及ぼすことを意味する。即ち、本実施形態のように、電子遮断層のエネルギー準位のベンディングが最少化する場合、電子遮断機能が向上することが出来る。
次に、図6を参照すると、高電流で内部量子効率の場合、比較例では最大量子効率に比べて350mAでの量子効率が約25%程度減少し、実施例1では約22%減少することがみられる。特に、比較例に比べて実施例1の内部量子効率が著しく高く、350mAで約49.5%の効率向上をもたらす。
一方、本実施形態ではAl、Inの組成を調節する方法を例として挙げたが、これは量子障壁層と電子遮断層との正味分極電荷量の差を減らしたり、電子遮断層のエネルギー準位がベンディングされた程度を減らすことの出来る一つの方案であって、本発明はこれに制限されるものではない。また、正味分極電荷量の差を減らす方案は量子障壁層と電子遮断層間のみに適用するのではなく、電子遮断層とp型窒化物半導体層の間にも適用することが出来る。また、活性層と電子遮断層の間に介在された窒化物スペーサ層と電子遮断層の間にも適用できるなど、電子遮断層と隣接した全ての層との界面で正味分極電荷量の差を減らす方案が適用できる。
図7は、図2の実施形態で変形された実施形態による窒化物半導体発光素子を表した断面図である。本実施形態による窒化物半導体発光素子300は、基板301、n型窒化物半導体層302、活性層303、電子遮断層304及びp型窒化物半導体層305を備え、上記n型及びp型窒化物半導体層302、305にはn型及びp型電極306a、306bが形成される。以前の実施形態と異なる構造として、上記電子遮断層304は第1及び第2層305a、305bが交互に繰り返し積層された超格子構造を有する。この場合、上記第1層305aは実施例1のAl0.3In0.13Ga0.57Nが使用され、上記第2層305bは比較例のGaNを使用することが出来る。
本発明は上述の実施形態及び添付の図面により限定されるものではなく、添付の請求範囲により限定しようとする。従って、請求範囲に記載された本発明の技術的思想を外れない範囲内で当技術分野の通常の知識を有している者により多様な形態の置換、変形及び変更が可能で、これもまた本発明の範囲に属する。
従来の技術による窒化物半導体発光素子において、注入電流による漏れ電流の変化を表したものである。 図2(a)は本発明の一実施形態による窒化物半導体発光素子を表した断面図で、図2(b)は図2(a)において活性層領域を拡大して表したものである。 AlInGaN4元素半導体において、Al(x)とIn(y)の組成によるバンドギャップエネルギー及び正味分極電荷量の変化を表したものである。 表1のように選択された実施例1及び2と比較例(Al0.13Ga0.87N電子遮断層)に対して駆動電圧の変化による電流変化をシミュレーションして表したものである。 実施例1(実線)と比較例(点線)でそれぞれ電流変化による電子漏れ電流及び内部量子効率の変化をシミュレーションして表したものである。 実施例1(実線)と比較例(点線)でそれぞれ電流変化による電子漏れ電流及び内部量子効率の変化をシミュレーションして表したものである。 図2の実施形態で変形された実施形態による窒化物半導体発光素子を表した断面図である。
符号の説明
201 基板
202 n型窒化物半導体層
203 活性層
204 電子遮断層
205 p型窒化物半導体層
206a、206b n型及びp型電極

Claims (9)

  1. n型及びp型窒化物半導体層と、
    前記n型及びp型窒化物半導体層の間に形成され複数の量子障壁層と一つ以上の量子井戸層が交互に積層された構造を有する活性層と、
    前記活性層と前記p型窒化物半導体層の間に形成された電子遮断層とを含み、
    前記電子遮断層は前記複数の量子障壁層のうち隣接した量子障壁層と比較してバンドギャップエネルギーは大きく、正味分極電荷量は小さいか同じであることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
  2. 前記電子遮断層の正味分極電荷量は、GaNより小さいか同じで、AlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)より大きいことを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  3. 前記電子遮断層は、AlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)と同じ大きさのバンドギャップエネルギーを有することを特徴とする請求項2に記載の窒化物半導体発光素子。
  4. 前記電子遮断層は、前記複数の量子障壁層のうち隣接した量子障壁層と正味分極電荷量が同じであることを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  5. 前記電子遮断層と前記電子遮断層に隣接した前記量子障壁層との界面で正味分極電荷量の差はGaNとAlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)の正味分極電荷量の差より小さいことを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  6. 前記電子遮断層と前記電子遮断層に隣接した前記量子障壁層との界面で正味分極電荷量の差はGaNとAlGa(1−x)N(0.1≦x≦0.2)の正味分極電荷量の差の半分に該当する値を有することを特徴とする請求項5に記載の窒化物半導体発光素子。
  7. 前記n型窒化物半導体層に接して形成された成長用基板をさらに含み、前記n型窒化物半導体層は前記基板の極性面上に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の窒化物半導体発光素子。
  8. 前記n型窒化物半導体層は、サファイア基板のC(0001)面上に形成されたことを特徴とする請求項7に記載の窒化物半導体発光素子。
  9. n型及びp型窒化物半導体層と、
    前記n型及びp型窒化物半導体層の間に形成され複数の量子障壁層と一つ以上の量子井戸層が交互に積層された構造を有する活性層と、
    前記活性層と前記p型窒化物半導体層の間に形成された電子遮断層とを含み、
    前記電子遮断層は伝導帯域のエネルギー準位が一定であることを特徴とする窒化物半導体発光素子。
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