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JP2009044554A - 映像再生装置及び放送記録再生装置 - Google Patents

映像再生装置及び放送記録再生装置 Download PDF

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JP2009044554A
JP2009044554A JP2007208362A JP2007208362A JP2009044554A JP 2009044554 A JP2009044554 A JP 2009044554A JP 2007208362 A JP2007208362 A JP 2007208362A JP 2007208362 A JP2007208362 A JP 2007208362A JP 2009044554 A JP2009044554 A JP 2009044554A
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Kengo Nakagawa
健吾 中川
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップする。
【解決手段】HDDレコーダのMPU11は、リモコン3を介して受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で映像記憶部191に格納された映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示を受け付けるスキップ受付部113と、リモコン3を介して受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置のディスプレイ21への表示形態を設定する表示形態設定部112と、設定された表示形態に従ってスキップ先位置をディスプレイ21に表示する表示制御部115と、リモコン3を介して受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置へ再生位置をスキップするスキップ実行部116と、備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、予め格納された映像情報を再生してモニタに表示する映像再生装置、及び、テレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納すると共に、格納された映像情報をモニタに表示可能に構成された放送記録再生装置に関する。
従来、DVD(Digital Versatile Disk)プレイヤ、HDD(Hard Disk Drive)プレイヤ等の映像再生装置は、再生位置を所望する位置に移動させるために、チャプタ単位で再生位置をスキップするいわゆる「チャプタスキップ機能」を有している。しかしながら、ユーザにとってスキップ先の位置が容易に把握できないために、ユーザが視聴を所望する再生位置にスキップすることが容易ではない場合があった。
上記課題を解消するべく、種々の装置、方法等が提案されている。例えば、番組の再生中に、所定の指示、例えばチャプタスキップの指示が入力されると、指示の内容に対応した報知画像(スプラッシュマーク)が選択され、再生中の番組の全チャプタ数及びスキップ先のチャプタ番号が読み出され、選択されたスプラッシュマークに、読み出された全チャプタ数及びスキップ先のチャプタ番号を重畳させた画面表示用データが生成される映像データ再生装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−262094号公報
しかしながら、上記映像データ再生装置においては、再生中の番組の全チャプタ数及びスキップ先のチャプタ番号が表示されるものの、再生中のチャプタ番号をユーザが把握していない場合には、ユーザが視聴を所望する再生位置にスキップすることが容易ではない。また、ユーザが再生中の番組外の再生位置にスキップする場合には、更に、利便性が充分ではない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることの可能な映像再生装置及び放送記録再生装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の映像再生装置は、予め格納された映像情報を再生してモニタに表示する映像再生装置であって、複数の番組に対応する映像情報を予め格納する映像記憶手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で前記映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示を受け付けるスキップ受付手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置の前記モニタへの表示形態を設定する表示形態設定手段と、前記表示形態設定手段によって設定された表示形態に従って、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置を前記モニタに表示する表示制御手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置へ再生位置をスキップするスキップ実行手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の映像再生装置は、請求項1に記載の映像再生装置であって、前記表示形態設定手段が、前記スキップ先位置を、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示、及び、前記スキップ先位置を、番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示、の一方を選択することによって表示形態を設定することを特徴としている。
請求項3に記載の映像再生装置は、請求項2に記載の映像再生装置であって、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かを判定するスキップ先判定手段を備え、前記表示制御手段が、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内であると判定された場合に、前記表示形態設定手段によって相対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、前記基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報を表示し、前記表示形態設定手段によって絶対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先チャプタが前記基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示することを特徴としている。
請求項4に記載の映像再生装置は、請求項2又は請求項3に記載の映像再生装置であって、前記表示制御手段が、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内ではないと判定された場合に、前記表示形態設定手段によって相対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、前記基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報を表示し、前記表示形態設定手段によって絶対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先番組が前記映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報を表示することを特徴としている。
請求項5に記載の映像再生装置は、請求項4に記載の映像再生装置であって、前記表示制御手段が、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内ではないと判定された場合に、前記スキップ先チャプタが前記スキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示することを特徴としている。
請求項6に記載の放送記録再生装置は、テレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納すると共に、格納された映像情報をモニタに表示可能に構成された放送記録再生装置であって、テレビジョン放送を受信する受信手段と、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の映像再生装置と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記受信手段を介して受信された映像情報を前記映像記憶手段に格納する映像記録手段と、を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の映像再生装置によれば、複数の番組に対応する映像情報が映像記憶手段に予め格納されており、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で前記映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示が受け付けられる。また、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置のモニタへの表示形態が設定される。そして、設定された表示形態に従って、受け付けられたスキップ先位置がモニタに表示され、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受け付けられたスキップ先位置へ再生位置がスキップされるため、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置のモニタへの表示形態が設定され、設定された表示形態に従って、受け付けられたスキップ先位置がモニタに表示されるため、ユーザが所望する表示形態を設定することが可能となるので、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
請求項2に記載の映像再生装置によれば、スキップ先位置を、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示、及び、スキップ先位置を、番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示、の一方を選択することによって表示形態が設定されるため、ユーザが所望する表示形態を容易に設定することが可能となるので、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
請求項3に記載の映像再生装置によれば、受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かが判定され、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報が表示され、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報が表示されるため、再生中のチャプタである基準チャプタが再生中の番組における何番目のチャプタであるかを把握していない場合であっても利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
また、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、再生中のチャプタである基準チャプタが再生中の番組における何番目のチャプタであるかを把握している場合には、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
請求項4に記載の映像再生装置によれば、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報が表示され、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報が表示され、再生中の番組である基準番組が映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを把握していない場合であっても、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
また、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報が表示されるため、再生中の番組である基準番組が映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを把握している場合には、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
請求項5に記載の映像再生装置によれば、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先番組の位置を示す番組番号情報(又は符号付きの番組数情報)に加えて、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、スキップ先位置を更に正確に把握することができるので、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
請求項6に記載の放送記録再生装置によれば、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の映像再生装置を備え、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信手段を介して受信された映像情報が映像記憶手段に格納されるため、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることの可能な放送記録再生装置を実現することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。HDDレコーダ1(映像再生装置、放送記録再生装置に相当する)は、出力装置2と通信可能に接続されると共に、リモートコントローラ(=Remotecontroller:以下、「リモコン」という)3と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。
HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、テレビジョン放送を受信し、受信した映像情報、音声情報を含む番組情報をHDD19に格納するものである。また、HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、HDD19に格納された番組情報を読み出して再生し、出力装置2に対して映像及び音声を出力するものである。
出力装置2は、ディスプレイ21及びスピーカ22を備え、HDDレコーダ1から入力された音声情報及び映像情報を出力するものである。ディスプレイ21(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等を備え、HDDレコーダ1から入力された映像情報に対応する映像を外部から視認可能に表示するものである。スピーカ22は、HDDレコーダ1から入力された音声情報に対応する音声を出力するものである。
リモコン3(映像記録手段の一部、スキップ受付手段の一部、表示形態設定手段の一部、及び、スキップ実行手段の一部に相当する)は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に対応する赤外線信号を生成して、HDDレコーダ1に対して出力するものである。
また、HDDレコーダ1は、MPU11、RAM12、ROM13、操作部14、受信部15、音声出力部16、MPEG2デコード部17、画像出力部18、及び、HDD19を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、HDDレコーダ1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。
操作部14は、電源のON、OFF操作、選局等の各種操作を受け付けるものである。また、操作部14は、赤外線通信を介して、リモコン3からの操作信号を受け付けて、各種操作を受け付けるものである。受信部15(受信手段に相当する)は、テレビジョン放送を受信して復調するものであって、アンテナ部151、チューナ部152、A/D変換部153、復調部154、及び、TSデマルチプレクサ155を備えている。
アンテナ部151は、テレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152は、アンテナ部151で受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部153は、チューナ部152からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部154は、A/D変換部153からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ155は、復調部154によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部16は、受信部15によって受信されたテレビジョン放送に対応する音声信号をスピーカ22に対して出力するものであって、D/A変換部161、及び、音声信号出力部162を備えている。D/A変換部161は、TSデマルチプレクサ155から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部162は、D/A変換部161によってアナログ信号に変換された音声信号をスピーカ22に対して出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部17は、TSデマルチプレクサ155から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部18は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像信号をディスプレイ21に対して出力するものであって、NTSCエンコード部181、及び、映像信号出力部182を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部181は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部182は、NTSCエンコード部181から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号をディスプレイ21に対して出力するものである。
HDD(Hard Disk Drive)19は、MPU11からの指示に従って、受信部15を介して受信された映像情報、音声情報等の種々の情報を格納するものである。
次に、HDDレコーダ1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部151で受信される。操作部14(又は、リモコン3)を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部153によりデジタル情報に変換され、復調部154によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等を含み、これらの情報がTSデマルチプレクサ155によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された音声情報がD/A変換部161によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部162を介してスピーカ22から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された映像情報がMPEG2デコード部17によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部181によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部182を介してディスプレイ21に映像が表示される。
図2は、リモコン3の一例を示す正面図である。リモコン3は、フォワードスキップキー31、バックスキップキー32、方向キー33、及び、エンターキー34を備えている。フォワードスキップキー31は、再生位置を、再生方向にあるチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へチャプタ単位でスキップする場合に押下されるキーである。バックスキップキー32は、再生位置を、巻き戻し方向にあるチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へチャプタ単位でスキップする場合に押下されるキーである。
例えば、フォワードスキップキー31が複数回(例えば、5回)連続して押下された場合には、押下された回数(ここでは、5回)に対応するキップ先位置(=再生方向に5番目のチャプタ)へスキップされる。また、フォワードスキップキー31(又は、バックスキップキー32)が押下され後、予め設定された所定時間(例えば、0.3秒)経過した場合には、指示されたキップ先位置へ再生位置がスキップされる。
方向キー33は、上下左右の4つの方向キーからなり、ディスプレイ21に表示された項目の選択状態を変更する場合に、ユーザが所望する項目を選択状態とするために押下されるキーである。エンターキー34は、方向キー33によって選択状態とされた項目の選択を決定する(又は、キャンセルする)場合に押下されるキーである。
図3は、本発明に係るHDDレコーダ1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、映像記録部111、表示形態設定部112、スキップ受付部113、スキップ先判定部114、表示制御部115、及び、スキップ実行部116を備え、HDD19は、機能的に、映像記憶部191を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、映像記録部111、表示形態設定部112、スキップ受付部113、スキップ先判定部114、表示制御部115、スキップ実行部116等の機能部として機能すると共に、HDD19を、映像記憶部191等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図2に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD、半導体メモリ等である。
映像記憶部191(映像記憶手段に相当する)は、映像記録部111によって受信部15を介して受信された1のチャンネルの映像情報及び音声情報を含む番組情報を格納するものである。映像記憶部191に格納された番組情報は、スキップ実行部116によって読み出されるものである。
映像記録部111(映像記録手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、1のチャンネルに対応する放送波を、受信部15を介して受信すると共に、受信された1のチャンネルの映像情報及び音声情報を含む番組情報を、映像記憶部191に記録するものである。
表示形態設定部112(表示形態設定手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置のディスプレイ21への表示形態を設定するものである。
具体的には、表示形態設定部112は、図4(a)に示すスキップ表示設定画面400を介して、スキップ先位置を、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示、スキップ先位置を、番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示、及び、スキップ先位置を表示しない無表示、のいずれかを選択することによって表示形態を設定するものである。
図4(a)は、表示形態設定部112によってディスプレイ21に表示されるスキップ表示設定画面400の一例を示す画面図である。スキップ表示設定画面400には、画面略中央部に、形態表示部401が表示され、画面下部に、設定ボタン403及びキャンセルボタン404が表示されている。
形態表示部401は、ここでは、3個の表示形態を選択可能に表示するものであって、第1表示部401a、第2表示部401b、及び、第3表示部401cを備えている。第1表示部401aは、スキップ先位置を再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示を選択する場合に選択されるものである。第2表示部401bは、スキップ先位置を番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示を選択する場合に選択されるものである。第3表示部401cは、スキップ先位置を表示しない無表示選択する場合に選択されるものである。
また、形態表示部401には、第1表示部401a、第2表示部401b、及び、第3表示部401cのどの表示部が選択状態にあるかを示す選択状態表示部402が表示されている。ここでは、第1表示部401aに対応する位置に選択状態表示部402が太枠で表示され、第1表示部401aが選択状態にあることを示している。
更に、例えば、表示形態設定部112によって、図2に示すリモコン3の方向キー33が押下されたことが受け付けられた場合には、押下された方向キー33の示す向きに選択状態が移動される。すなわち、表示形態設定部112によって、方向キー33の内、下方向キーが押下されたことが受け付けられた場合には、選択状態表示部402が第1表示部401aに対応する位置から第2表示部401bに対応する位置に移動される。
設定ボタン403は、第1表示部401a、第2表示部401b、及び、第3表示部401cの中から、選択状態にある(=選択状態表示部402が表示されている)1の表示部に対応する表示形態を設定する場合に押下するボタンである。ここで、「押下する」とは、図2に示すリモコン3の方向キー33によって選択状態とされ、更に、図2に示すリモコン3のエンターキー34が押下されたことが受け付けられたことを意味している。キャンセルボタン404は、選択状態をキャンセルする場合に押下するボタンである。
再び、図3に戻って、MPU11の機能構成について説明する。スキップ受付部113(スキップ受付手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示を受け付けるものである。
具体的には、スキップ受付部113は、図2に示すリモコン3に配設されたフォワードスキップキー31(又は、バックスキップキー32)が押下された場合に、スキップ先の位置であるスキップ先位置を、押下された回数に対応する再生方向(又は、巻き戻し方向)にあるチャプタの先頭位置に設定するものである。
図5(a)は、スキップ受付部113によって設定されるスキップ先位置の一例を示す説明図である。ここでは、図5(a)に示すように、映像記憶部191に、予め番組A、番組B、番組Cが順次格納され、番組A、番組B、番組Cには、それぞれ、5個のチャプタが設定されている。
また、ここでは、番組Bの第3チャプタにおける任意の位置P0を再生中である場合について説明する。例えば、スキップ受付部113によって、バックスキップキー32が6回押下されたことが受け付けられた場合には、スキップ先位置が番組Aの第2チャプタの先頭位置P1に設定される。また、スキップ受付部113によって、バックスキップキー32が2回押下されたことが受け付けられた場合には、スキップ先位置が番組Bの第1チャプタの先頭位置P2に設定される。
同様に、スキップ受付部113によって、フォワードスキップキー31が1回押下されたことが受け付けられた場合には、スキップ先位置が番組Bの第4チャプタの先頭位置P3に設定される。また、スキップ受付部113によって、フォワードスキップキー31が7回押下されたことが受け付けられた場合には、スキップ先位置が番組Cの第5チャプタの先頭位置P4に設定される。
再び、図3に戻って、MPU11の機能構成について説明する。スキップ先判定部114(スキップ先判定手段に相当する)は、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かを判定するものである。
ここで、図5(a)に示す番組Bの第3チャプタにおける任意の位置P0を再生中である場合について説明する。スキップ受付部113によってバックスキップキー32が押下されたと受け付けられた回数が2回以下である場合には、スキップ先判定部114によって、スキップ先が位置基準番組(ここでは、番組B)内であると判定される。また、スキップ受付部113によってバックスキップキー32が押下されたと受け付けられた回数が3回以上である場合には、スキップ先判定部114によって、スキップ先が位置基準番組(ここでは、番組B)内ではないと判定される。
更に、スキップ受付部113によってフォワードスキップキー31が押下されたと受け付けられた回数が2回以下である場合には、スキップ先判定部114によって、スキップ先が位置基準番組(ここでは、番組B)内であると判定される。また、スキップ受付部113によってフォワードスキップキー31が押下されたと受け付けられた回数が3回以上である場合には、スキップ先判定部114によって、スキップ先が位置基準番組(ここでは、番組B)内ではないと判定される。
再び、図3に戻って、MPU11の機能構成について説明する。表示制御部115(表示制御手段に相当する)は、表示形態設定部112によって設定された表示形態に従って、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置をディスプレイ21に表示するものである。
具体的には、表示制御部115は、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報を表示し、表示形態設定部112によって絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示するものである。
また、表示制御部115は、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報を表示し、表示形態設定部112によって絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報を表示するものである。
更に、表示制御部115は、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示するものである。図4(b)は、表示制御部115によってディスプレイ21に表示されるスキップ先表示画面410の一例を示す画面図である。
スキップ先表示画面410には、画面左上部に、スキップ先表示部411が表示されている。スキップ先表示部411は、表示形態設定部112によって設定された表示形態に従って、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置を表示するものであって、タイトル表示部411a、及び、チャプタ表示部411bを備えている。
タイトル表示部411aは、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報を表示し、表示形態設定部112によって絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報を表示するものである。
チャプタ表示部411bは、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報を表示し、表示形態設定部112によって絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示するものである。また、チャプタ表示部411bは、スキップ先判定部114によってスキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示するものである。
図5(b)は、図4(b)に示すスキップ先表示画面410のタイトル表示部411a及びチャプタ表示部411bに表示される内容の一例を示す図表である。ここで、図の左端欄のスキップ操作は、図5(a)に示す再生中の位置P0からスキップ先位置P1〜P4へのスキップ操作を示している。図の左から2番目及び3番目の欄には、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合に、スキップ先表示画面410のタイトル表示部411a及びチャプタ表示部411bに表示される内容を示しており、図の左から4番目及び5番目の欄には、表示形態設定部112によって絶対位置表示が設定されている場合に、スキップ先表示画面410のタイトル表示部411a及びチャプタ表示部411bに表示される内容を示している。
例えば、表示形態設定部112によって相対位置表示が設定されている場合に、スキップ受付部113によって、再生中の位置P0からスキップ先位置P1へのスキップ操作が受け付けられた場合には、タイトル表示部411aには、「タイトル:−1」と表示され、符号付きの番組数情報が「−1」であることがわかる。また、チャプタ表示部411bには、「チャプタ:2」と表示され、チャプタ番号情報が「2」であることがわかる。すなわち、スキップ先位置が、基準番組を基準として1個前の番組における2個目のチャプタであることがわかる。
例えば、表示形態設定部112によって絶対表示が設定されている場合に、スキップ受付部113によって、再生中の位置P0からスキップ先位置P3へのスキップ操作が受け付けられた場合には、タイトル表示部411aには、「タイトル:2」と表示され、番組番号情報が「2」であることがわかる。また、チャプタ表示部411bには、「チャプタ:5」と表示され、チャプタ番号情報が「5」であることがわかる。すなわち、スキップ先位置が、映像記憶部191に格納された2個目の番組における5個目のチャプタであることがわかる。
再び、図3に戻って、MPU11の機能構成について説明する。スキップ実行部116(スキップ実行手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置へ再生位置をスキップするものである。
具体的には、ここでは、スキップ実行部116は、スキップ受付部113によってフォワードスキップキー31又はバックスキップキー32が押下されたと受け付けられた後、予め設定された所定時間(例えば、0.3秒)以上、キー入力が無い場合に、スキップ受付部113によって受け付けられたスキップ先位置へ再生位置をスキップするものである。
図6、図7は、HDDレコーダ1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、便宜上、予め映像記録部111によって映像記憶部191に受信部15を介して受信された番組情報(=映像情報及び音声情報等)が格納されており、表示形態設定部112によって、予め相対表示及び絶対表示のいずれか一方の表示形態が設定されている場合について説明する。
まず、スキップ受付部113によってスキップする指示が受け付けられたか否かの判定が行われる(S101)。スキップする指示が受け付けられていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。スキップする指示が受け付けられたと判定された場合(S101でYES)には、スキップ先判定部114によって、ステップS101において受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かの判定が行われる(S103)。基準番組内ではないと判定された場合(S103でNO)には、処理が図6に示すステップS117に進められる。
基準番組内であると判定された場合(S103でYES)には、表示制御部115によって、表示形態設定部112により設定された表示形態が相対表示であるか否かの判定が行われる(S105)。相対表示であると判定された場合(S105でYES)には、表示制御部115によって、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかがカウントされる(S107)。相対表示ではない(=絶対表示である)と判定された場合(S105でNO)には、表示制御部115によって、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタのチャプタ番号が取得される(S109)。
ステップS107又はステップS109の処理が終了した場合には、表示制御部115によって、ディスプレイ21に符号付きのチャプタ数情報又はチャプタ番号情報が表示される(S111)。そして、スキップ実行部116によって、予め設定された所定時間(例えば、0.3秒)以上、キー入力が無いか否かの判定が行われる(S113)。キー入力が有ると判定された場合(S113でNO)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。キー入力が無いと判定された場合(S113でYES)には、スキップ実行部116によって、設定されたスキップ先位置へ再生位置がスキップされ(S115)、処理が終了される。
ステップS103でNOの場合には、図7に示すように、表示制御部115によって、表示形態設定部112により設定された表示形態が相対表示であるか否かの判定が行われる(S117)。相対表示であると判定された場合(S117でYES)には、表示制御部115によって、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかがカウントされる(S119)。相対表示ではない(=絶対表示である)と判定された場合(S117でNO)には、表示制御部115によって、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組の番組番号が取得される(S121)。
ステップS119又はステップS121の処理が終了した場合には、表示制御部115によって、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号が取得される(S123)。そして、表示制御部115によって、ステップS119(又はステップS121)において取得(又はカウント)された番組数情報(又は番組番号情報)、及び、ステップS123において取得されたチャプタ番号情報が表示され(S125)、処理が図6に示すステップS113に進められる。
このようにして、複数の番組に対応する映像情報が映像記憶部191に予め格納されており、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で映像記憶部191に格納された映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示が受け付けられる。また、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置のディスプレイ21への表示形態が設定される。そして、設定された表示形態に従って、受け付けられたスキップ先位置がディスプレイ21に表示され、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受け付けられたスキップ先位置へ再生位置がスキップされるため、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、スキップ先位置のディスプレイ21への表示形態が設定され、設定された表示形態に従って、受け付けられたスキップ先位置がディスプレイ21に表示されるため、ユーザが所望する表示形態を設定することが可能となるので、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
また、スキップ先位置を、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示、及び、スキップ先位置を、番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示、の一方を選択することによって表示形態が設定されるため、ユーザが所望する表示形態を容易に設定することが可能となるので、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
更に、受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かが判定され、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報が表示され、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報が表示されるため、再生中のチャプタである基準チャプタが再生中の番組における何番目のチャプタであるかを把握していない場合であっても利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
また、スキップ先位置が基準番組内であると判定された場合に、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先チャプタが基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、再生中のチャプタである基準チャプタが再生中の番組における何番目のチャプタであるかを把握している場合には、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
加えて、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報が表示され、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、相対位置表示が設定されている場合には、スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報が表示され、再生中の番組である基準番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを把握していない場合であっても、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
また、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、絶対位置表示が設定されている場合には、スキップ先番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報が表示されるため、再生中の番組である基準番組が映像記憶部191に格納された何個目の番組であるかを把握している場合には、利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
更に、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができる。
すなわち、スキップ先位置が基準番組内ではないと判定された場合に、スキップ先番組の位置を示す番組番号情報(又は符号付きの番組数情報)に加えて、スキップ先チャプタがスキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報が表示されるため、スキップ先位置を更に正確に把握することができるので、更に利便性良好に視聴を所望する再生位置にチャプタスキップすることができるのである。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、映像再生装置が、デジタル放送を受信してHDD19に格納可能に構成されたHDDレコーダ1である場合について説明したが、映像再生装置が、予め格納された映像情報を再生してモニタに表示する装置であればよい。例えば、映像再生装置が、パーソナルコンピュータである形態でもよいし、DVDプレイヤである形態でもよい。
(B)本実施形態では、MPU11が、映像記録部111、表示形態設定部112、スキップ受付部113、スキップ先判定部114、表示制御部115、スキップ実行部116等の機能部を備える場合について説明したが、映像記録部111、表示形態設定部112、スキップ受付部113、スキップ先判定部114、表示制御部115、及び、スキップ実行部116の内、少なくとも1の機能部が回路等のハードウェアによって実現されている形態でもよい。
(C)本実施形態では、表示形態設定部112が、相対位置表示、絶対位置表示、及び、無表示のいずれかを選択することによって表示形態を設定する場合について説明したが、表示形態設定部112が、相対位置表示又は絶対位置表示を選択することによって表示形態を設定する形態でもよい。また、表示形態設定部112が、相対位置表示及び絶対位置表示を含む3以上の選択肢の中から1の選択肢を選択することによって表示形態を設定する形態でもよい。
は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。 は、リモコンの一例を示す正面図である。 は、本発明に係るHDDレコーダにおける主要部の構成の一例を示すブロック図である。 は、表示形態設定部によってディスプレイに表示されるスキップ表示設定画面の一例を示す画面図、及び、表示制御部によってディスプレイに表示されるスキップ先表示画面の一例を示す画面図である。 は、スキップ受付部によって設定されるスキップ先位置の一例を示す説明図、及び、図4(b)に示すスキップ先表示画面のタイトル表示部及びチャプタ表示部に表示される内容の一例を示す図表である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(前半部)である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(後半部)である。
符号の説明
1 HDDレコーダ(映像再生装置、放送記録再生装置)
11 MPU
111 映像記録部(映像記録手段)
112 表示形態設定部(表示形態設定手段の一部)
113 スキップ受付部(スキップ受付手段の一部)
114 スキップ先判定部(スキップ先判定手段)
115 表示制御部(表示制御手段)
116 スキップ実行部(スキップ実行手段の一部)
15 受信部(受信手段)
19 HDD
191 映像記憶部(映像記憶手段)
2 出力装置
21 ディスプレイ(モニタ)
3 リモコン(映像記録手段の一部、スキップ受付手段の一部、表示形態設定手段の一部、及び、スキップ実行手段の一部)

Claims (6)

  1. 予め格納された映像情報を再生してモニタに表示する映像再生装置であって、
    複数の番組に対応する映像情報を予め格納する映像記憶手段と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、予め設定されたチャプタ単位で前記映像情報の再生位置を、再生方向又は巻き戻し方向のチャプタの先頭位置であるスキップ先位置へスキップする指示を受け付けるスキップ受付手段と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置の前記モニタへの表示形態を設定する表示形態設定手段と、
    前記表示形態設定手段によって設定された表示形態に従って、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置を前記モニタに表示する表示制御手段と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置へ再生位置をスキップするスキップ実行手段と、
    を備えることを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記表示形態設定手段は、前記スキップ先位置を、再生中のチャプタである基準チャプタを基準として表示する相対位置表示、及び、前記スキップ先位置を、番組の先頭位置を基準として表示する絶対位置表示、の一方を選択することによって表示形態を設定することを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
  3. 前記スキップ受付手段によって受け付けられたスキップ先位置が、再生中のチャプタを含む番組である基準番組内であるか否かを判定するスキップ先判定手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内であると判定された場合に、
    前記表示形態設定手段によって相対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先位置が含まれるチャプタであるスキップ先チャプタが、前記基準チャプタを基準として何個後又は何個前のチャプタであるかを示す符号付きのチャプタ数情報を表示し、
    前記表示形態設定手段によって絶対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先チャプタが前記基準番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示することを特徴とする請求項2に記載の映像再生装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内ではないと判定された場合に、
    前記表示形態設定手段によって相対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先位置が含まれる番組であるスキップ先番組が、前記基準番組を基準として何個後又は何個前の番組であるかを示す符号付きの番組数情報を表示し、
    前記表示形態設定手段によって絶対位置表示が設定されている場合には、前記スキップ先番組が前記映像記憶手段に格納された何個目の番組であるかを示す番組番号情報を表示することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の映像再生装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記スキップ先判定手段によってスキップ先位置が前記基準番組内ではないと判定された場合に、
    前記スキップ先チャプタが前記スキップ先番組の何個目のチャプタであるかを示すチャプタ番号情報を表示することを特徴とする請求項4に記載の映像再生装置。
  6. テレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納すると共に、格納された映像情報をモニタに表示可能に構成された放送記録再生装置であって、
    テレビジョン放送を受信する受信手段と、
    請求項1〜請求項5のいずれかに記載の映像再生装置と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記受信手段を介して受信された映像情報を前記映像記憶手段に格納する映像記録手段と、
    を備えることを特徴とする放送記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015022045A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 パナソニック株式会社 音声再生装置

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