JP2009043184A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】認識対象物のモデルの画像を表示し、この表示ウィンドウ20内で、認識対象パターンに類似する輪郭パターンと認識対象外のパターンを含むように指定領域21を設定する。この設定に応じて、領域21内の濃淡画像がエラーモデル画像として登録されるとともに、エラーモデル画像中のエッジ画素のうち、先に登録された基準エッジモデルに対応していないエッジ画素が特定され、これらのエッジ画素の位置および濃度勾配方向を表すエラーエッジモデルが登録される。パターン認識の際には、基準エッジモデルおよびエラーエッジモデルの双方に対する不一致度が算出され、前者の不一致度を、後者の不一致度が小さくなるほど値が大きくなるように調整する。
【選択図】図3
Description
このように、ユーザが登録対象の画像を選択して誤認を防ぎたい輪郭パターンを含む領域を指定するだけで、適切なエラーエッジモデルを自動登録することができるから、エラーエッジモデルを設定するための操作が非常に簡単になり、利便性が高められる。
上記の態様では、基準エッジモデルに対応しないエッジ画素として表示されたものの中から、エラーエッジモデルとして登録する必要のない部分を指定する操作により、エラーエッジモデルの精度を高められるから、誤認対象のパターンの抽出精度を確保することができる。
この画像処理装置1は、カメラ2により生成された濃淡画像を入力して処理することにより、特定の輪郭パターンがカメラ2の視野内に含まれているか否かを判別したり、当該輪郭パターンの位置を計測するものである。たとえば、工場の生産ラインでワークの位置や姿勢を認識したり、検査ラインで文字等の輪郭パターンの適否を判別する用途に使用される。
この実施例では、基準モデル画像の登録時には、基板の端縁の角部を含むように領域21を設定し、その結果、逆L字状の輪郭パターン30が基準エッジとして抽出されている。一方、エラーモデル画像の登録時には、枠部41と内部42との境界部分の角部と矩形マーク43とを含むように領域21(この例では、基準モデル画像側の領域21と同一サイズであるものとする。)が設定され、この結果、矩形マーク43の輪郭パターンを表すエッジ32がエラーエッジとして抽出されている。
この実施例では、画素Eからx軸の正方向に向かうベクトルBを基準の方向とし、ベクトルFに直交するベクトルCとし(ベクトルFを時計回り方向に90度回転させたものがベクトルCとなる。)、ベクトルCをベクトルBから半時計回り方向に見たときの角度Ec(x,y)をエッジコードとする。ただし、エッジコードは上記に限らず、たとえばベクトルFの方向をベクトルBを基準に示した角度を、エッジコードとしてもよい。
h(x,y)=|sin{Ic(i+x,j+y)−Mc(x,y)}|
・・・(a)
ur*(i,j)=ur(i,j)+(VL−urE(i,j))・・・(b)
なお、各図および以下の説明において、STは「ステップ」の略である。
また、図8には記載していないが、「モデル表示」ボタン27が操作された場合には、画面1を画面2に切り換えるとともに、登録された基準エッジモデルに基づき、エッジ強度がしきい値uを上回る画素をフラグvの値に応じた色彩で表示する。また、この表示の後に「マスク登録」ボタン25が操作された場合には、ST16,17の処理の後に、フラグvの値が変更されたエッジ画素の色彩を緑色から白色に切り替える処理を実行する。
ur*(i,j)
=ur(i,j)+{VL−(urE1(i,j)+urE1(i,j))}
・・・(c)
上記の処理によれば、エラーエッジモデルに対する類似度が高い領域でのur(i,j)の値が最小になることがないから、誤認候補パターンが認識対象のパターンとして誤認されるのを防止することができる。
10 制御部
12 画像メモリ
13 操作部
14 表示部
101 CPU
104 フラッシュディスク
20 (画像表示用)ウィンドウ
21 指定領域
30,33 基準エッジ
32,36 エラーエッジ
Claims (8)
- 特定の輪郭パターンを認識対象として、この認識対象パターンのモデルを撮像することにより生成された基準モデル画像につき、エッジ画素の位置および濃度勾配方向を表す基準エッジモデルを登録しておき、照合対象の濃淡画像の前記基準エッジモデルに対する類似度に基づき、前記照合対象の濃淡画像に前記認識対象パターンが含まれているか否かを判別する画像処理方法において、
前記基準画像に含まれないエッジを含む濃淡画像を少なくとも1つ用意し、用意された画像毎に、当該画像に含まれるが基準モデル画像には含まれていないエッジ画素の位置および濃度勾配方向を表すデータを、エラーエッジモデルとして登録し、
前記照合対象の濃淡画像について、基準エッジモデルに対する類似度およびエラーエッジモデルに対する類似度の双方に基づいて前記認識対象パターンの有無を判別する、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 請求項1に記載された画像処理方法において、
前記判別処理では、基準エッジモデルに対する類似度を、エラーエッジモデルに対する類似度が高くなるほど大きく変化し、かつ変化前より低くなるように調整し、調整後の類似度を用いて前記照合対象の画像に認識対象パターンが含まれているか否かを判別する、画像処理方法。 - 請求項1に記載された画像処理方法において、
前記エラーエッジモデルを登録する処理では、前記用意された濃淡画像において基準エッジモデルに対する類似度が最も高い領域を抽出し、抽出された領域内で基準エッジモデルに対応していないエッジ画素を特定して、その位置および濃度勾配方向を表すデータを前記エラーエッジモデルとして登録する画像処理方法。 - 認識対象のパターンのモデルを用いて生成された基準モデル画像について、エッジ画素の位置および濃度勾配方向を示す基準エッジモデルを作成する第1のモデル作成手段、
前記基準モデル画像に含まれないエッジを含む濃淡画像を少なくとも1つ受け付けて、受け付けた画像毎にその画像に含まれるが基準モデル画像には含まれていないエッジ画素の位置および濃度勾配方向を表すエラーエッジモデルを作成する第2のモデル作成手段、
前記基準エッジモデルおよびエラーエッジモデルを記憶するモデル記憶手段、
照合対象の濃淡画像の入力を受け付けて、この濃淡画像につき、前記基準エッジモデルに対する類似度およびエラーエッジモデルに対する類似度を個別に算出する類似度算出手段、
前記類似度算出手段により算出された各類似度に基づき、前記照合対象の濃淡画像に前記認識対象パターンが含まれているか否かを判別する判別手段、
の各手段を具備する画像処理装置。 - 前記判別手段は、各エッジモデルよりサイズの大きい濃淡画像を照合対象として、この画像に前記基準エッジモデルに対応する大きさの照合領域を走査し、照合領域の設定位置を変更する毎に前記類似度算出手段に前記2種類の類似度を算出させ、基準エッジモデルに対する類似度を、エラーエッジモデルに対する類似度が高くなるほど大きく変化し、かつ変化前より低くなるように調整し、調整後の類似度を用いて前記照合領域内の画像に認識対象パターンが含まれているか否かを判別する、請求項4に記載された画像処理装置。
- 請求項4に記載された画像処理装置において、
画像表示用の表示部と設定操作用の操作部とを、さらに備え、
前記第2のモデル作成手段には、所定の濃淡画像を前記表示部に表示し、前記操作部により表示画像に対する領域指定操作が行われるのに応じて、その指定された領域内の画像をエラーエッジモデルの作成用画像として受け付け、受け付けた画像から前記基準エッジモデルに対する類似度が最も高い領域を特定し、特定された領域内で前記基準エッジモデルに対応しないエッジ画素の位置および濃度勾配方向を表すデータを前記エラーエッジモデルとして作成する、画像処理装置。 - 請求項6に記載された画像処理装置において、
前記第2のモデル作成手段には、前記基準エッジモデルに対する類似度が最も高い領域について、前記基準エッジモデルに対応するエッジ画素と基準エッジモデルに対応しないエッジ画素とをそれぞれ異なる表示態様で表示部に表示する手段が含まれる、画像処理装置。 - 請求項7に記載された画像処理装置において、
前記第2のモデル作成手段には、前記基準エッジモデルに対応しないエッジ画素として前記表示部に表示されたエッジ画素の一部を指定する操作を受け付けて、指定されたエッジ画素の情報が削除または無効化されたエラーエッジモデルを作成する、画像処理装置。
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