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JP2008539940A - 水遊びに適したボール - Google Patents

水遊びに適したボール Download PDF

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Abstract

本発明は、ゲルのみからなるゲル部(28)と、ゲル部の外面上に設けられた弾性アウターシェル部(20)と、ゲル部に隣接するボール内に設けられ、プラスチック材料及びガスを含む浮き促進部(26)とを備える水遊びに適したボール(10)に関する。このようにして、バウンドし易さと浮き易さとを兼ね備えたボールが提供される。

Description

本発明は、ボールに係り、詳しくは、水遊びに適したボールに関する。
ボールは、長年にわたって、子供から大人まで、娯楽や遊びに提供されてきた。ボールは、通常、硬い面からある角度でバウンドさせる方法で使用される。また、水は、多くの人々にとってこの上ない喜びの源となる要素の一つである。
水球が周知のゲームであるスポーツ界において、ボールは水との関連で長い間使用されてきたことは公知である。
それとは別に、水遊び用のボールが、例えば、特許文献1に開示されている。この場合、ボール内部の空洞には、ガスと液体とが共に充填されている。その液体はゲルであり、ガスは通常は空気である。このボールは水面に沿って水切り又は滑走するものの、それほどバウンドしない。
ボールは、筋肉増強のため、訓練を目的として用いられることも公知である。このようなボールの一つとして、ポリウレタンコアを含み、その上部には、LYCRA(登録商標)からなる弾性シェル層が設けられている(例えば、特許文献2参照)。
幾つかの種類の水遊びでは、ボールを水面に投げたときそのボールが更に何回かバウンドする軌道を描くように、良い意味でボールが水面からバウンドすることが重要である。その場合、同時にボールがよく浮くことも重要である。
そのようなボールは水遊びの分野においてまだ存在しない。
米国特許第2001/0014633号明細書 米国特許第6,224,513号明細書
上記の理由に加え、本明細書を読み、理解することで当業者により明らかになる下記の理由のため、本分野においては、水遊び用の改良されたボールが求められている。
ボールに関する上記の問題及び他の問題が本発明により取り扱われており、以下の明細書を読み、検討することにより理解される。
従って、本発明の目的は、バウンドし易さと浮き易さとを有する水遊び用のボールを提供することにある。
この問題は、本発明によれば、ゲルを含むゲル部、ゲル部の外面上に設けられる弾性アウターシェル部、ゲル部に隣接したボールの内部に設けられ、プラスチック材料及びガスを有する浮き促進部を備える水遊びに適したボールによって解決される。
本発明の幾つかの実施形態によれば、浮き促進部は多孔性プラスチック材料からなり、その材料の内部にはガスが含まれている。多孔性プラスチック材料はスチレン・ブタジエンゴムであってもよい。発泡ポリウレタンなどの発泡プラスチックであってもよい。
本発明の幾つかの実施形態によれば、浮き促進部は、例えば、空気などのガスをのみを充填した空洞を備えると共に、非多孔性プラスチック材料の層からなる少なくとも一つの壁を備えている。その場合、この層のプラスチック材料は、ポリエチレンなどの非多孔性熱可塑性材料であることが好ましい。
幾つかの実施形態によれば、浮き促進部はボールのコアとして設けられ、その上部にはゲル部が設けられている。これにより、水泳プールでの使用に適した比較的小型のボールを提供することができる。
本発明の幾つかの実施形態によれば、ゲル部はボールのコアとして設けられ、浮き促進部のプラスチック材料は、ゲル部の周囲に設けられている。この場合の浮き促進部は、ゲルコアと弾性アウターシェル部との間に少なくとも一つのプラスチック材の層を備えている。このようにして湖上や海での使用に適したより大型のボールを提供することができる。
ボールの弾性シェル部は、更に、強化層を接着しても、しなくてもよい伸縮性織物層を備えている。
従って、本発明によれば、ゲル部の性質により水上でよくバウンドし、それと同時に浮き促進部によりよく浮くことのできるボールが提供される。これは、ボールを水面に投げるとき、水面で数回バウンドする軌道を描くと共に、水面上でよく浮くボールが必要な場合に有利である。
以下、好ましい実施形態の詳細な説明において、本明細書の一部である添付の図面、及び本発明を実施できる具体的な好ましい実施形態によって示される図面について述べる。これらの実施形態は、当業者が本発明を実施するのに十分に詳細に記載されており、更に他の実施形態を用いたり、本発明の思想及び範囲から逸脱せずに変更してもよいことは明らかである。従って、以下の詳細な説明は、限定的に解釈すべきではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲によってのみ規定されている。
図1は、本発明のボール10の一実施形態の斜視図を示す。この図は、以下に詳細に述べる本発明の三つの実施形態の説明に用いられる。このボール10は水遊びに適している。ボール10は、通常の状態で、丸く、又は球形のボールである。例示の実施形態において、ボールは、野球の外観に類似した縫い目を有している。丸いボールには限定されず、楕円形などの他の形状でもよいという本明細書の有益性については明らかである。
図2は、本発明の第一実施形態によるボール10の断面図を示す。図2は、ボール10の様々な部分を示している。ボール10はゲル部12を備え、そのゲル部はゲルのみからなり、ここではボール10のコアである。ゲル部の周囲には、浮き促進部14が設けられている。この場合、浮き促進部14は、プラスチック材料及びガスを含む。このため、浮き促進部14は、プラスチック材料の薄い層16を含む。プラスチック材料の薄い層16の内面とゲルコア12の外面との間には、閉鎖された空洞18が設けられている。空洞18は、空気などのガスにより充填されている。この場合、ゲルコアは、空洞18を形成する一つの壁をなし、プラスチック材料の層16は、空洞18を形成する他方の壁をなしている。従って、プラスチック材料の層16及び空洞18はいずれも第一実施形態による浮き促進部20を形成している。浮き促進部14の上部には、弾性アウターシェル部20が設けられている。従って、弾性シェル部20は、ゲル部12及び浮き促進部14上において、浮き促進部14の全体を覆うように設けられている。
水中で使用する場合、水面上に投げたときボールが数回バウンドするボールの軌道を描くようなバウンド性を有している必要がある。これにより、このようなバウンド性を必要とする水遊びに使用できるボールを提供することができる。ゲルは、ポリウレタン性ゲルが好ましく、1〜1.3g/cmの範囲の密度、好ましくは、約1.05g/cmの密度を有している。ゲルコア12の直径は約50〜60mm、好ましくは、55mmである。ゲルコア12は、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートである。このゲルは、I−126との商品名でシリコン・ポリウレタンゲル材料として、BASFヘッドウエイ・ポリウレタン(台湾)株式会社、台湾、新竹県、湖口、新竹科学園区、仁政路11号から入手できる。当業者にとって、本発明から逸脱することなく、他のシリコン材料を使用できることは明らかである。シリコン以外の材料をベースとしたゲルを使用することもできる。従って、単にポリウレタンからなるゲル、又はポリエーテルポリオールをベースとしたゲルなどの類似ゲルであってもよい。
本発明に係る全ての実施形態に用いられるシェル部20の第一の変形例について図3を参照して説明する。図3は、この部分20の断面図を示す。この場合、部分20は、LYCRA(登録商標)等の織布のような伸縮性織物の層22を含む。この場合、伸縮性織物層22の厚さは約0.2〜1mmであり、好ましくは、約0.6mmである。
上記のように、織物層は、一実施形態においてLYCRA(登録商標)である。LYCRA(登録商標)は、本来、ゴムの代替品として開発されたもので、その本来の長さの約7倍まで伸び、その伸縮性を失うことなく元のサイズに復帰する。実際には、完全にLYCRA(登録商標)から製造された市販の織物は存在しない。単独で使用することはないが、常に別の天然又は人造の繊維(複数の繊維)と組み合わされる。僅か2%のLYCRA(登録商標)によって、織布の運動性とその形状を維持するためのこつとを向上させることができる。シェル部は、手に握り易く、握った感じの良い外面をボールに付与する。
LYCRA(登録商標)は、デュポン社により発明及び製造される人工弾性繊維である。一般に、これらの種類の繊維は、米国やカナダではスパンデックスとして、ヨーロッパではエラスタンとして知られている。LYCRA(登録商標)は「セグメント化ポリウレタン」である。LYCRA(登録商標)は、単一の連続した糸のように見えるが、実際は、小さな単繊維の束である。このような独特の分子構造により、LYCRA(登録商標)は永続的な弾性を有する。その繊維を本来の長さの4倍〜7倍だけ伸ばしても、その張りから解放されると同時に、その繊維は元のサイズに復帰する。
従って、シェル部20及びコア12は、取り扱い心地が良く、更に、水上でよくバウンドするボールを提供することができる。しかし、この組み合わせを単に提供するだけでは、重くなりすぎるため、あまり浮かないボールを提供してしまう。その場合、ボールは暫くして沈み、その前に表面までゆっくりと浮き上がるであろう。そのため、水遊びの楽しみが損なわれてしまう虞がある。浮き易さの向上のため、ゲルの密度をより低くしてもよいが、バウンドし難くなる。
バウンドし易さを維持しつつ、浮き易さを向上させるために浮き促進部が設けられている。第一実施形態において、浮き促進部14のプラスチック材層16は、非多孔性プラスチック材料の層であるが、熱可塑性材料であってもよく、一実施形態において、ポリエチレン(PE)である。この材料は、それ自体、ボールの総密度を低下させるため、より一層浮き易くすることができる。一方、密閉ガスは、更に、このような浮き易さをより一層向上させる。プラスチック材層16は、更に好ましくは、非常に薄く、箔として提供される。層の厚さは、0.05mm〜0.2mmの範囲であることが好ましく、好ましくは、0.1mmである。このようにしてゲルのバウンドし易さが維持される。弾性シェル部20の伸縮性織物は、更に、プラスチック材層16上に均一な圧力を付与し、それによりゲルコアの周囲に対し空気圧を均一に分配する。
従って、第一実施形態によれば、バウンドし易さと浮き易さとを兼ね備えた比較的大型のボールを提供することができる。これは、湖又は海の岸辺で使用するのに有利である。
第一実施形態では、ゲルコアに隣接する一層とアウターシェル部に隣接する一層とからなる二層のプラスチック材料を含むという点で、浮き促進部を変更することができる。これらの二層の間には、ガスと、好ましくは空気とが充填された空洞が設けられている。
次に、本発明によるボールの第二実施形態について図4を参照して説明する。図4はボール10の断面図を示す。第一実施形態のように、第一実施形態に関連して記載した種類の材料のゲルコア12が存在する。従って、このコアはゲルのみを含有する。シェル部20も設けられており、シェル部20は、図3に関連して記載した種類であってもよい。ゲルコア12とシェル部20との間には、浮き促進部14が設けられている。この場合、浮き促進部14は、単に、多孔性プラスチック材料24の層から構成されており、本実施形態において、スチレン・ブタジエンゴムからなる。しかしながら、ネオプレンなどの別の材料であってもよい。スチレン・ブタジエンゴムは固体であり、弾性及び柔軟性を有している。また、スチレン・ブタジエンゴムは、ゲルのバウンドし易さを維持しつつ、その密度がボールを十分に軽くしてよく浮くようにするため空気を含有している。層24の厚さは、0.5mm〜1.5mmの範囲にあり、好ましくは、約1mmである。
第一及び第二実施形態を組み合わせてもよいことは明らかである。即ち、空隙を密閉するスチレン・ブタジエンゴムなどの多孔性プラスチック材料の層と、ポリエチレンなどの非多孔性プラスチック材料の層とを浮き促進部に設けることができる。この場合、スチレン・ブタジエンゴムは、約0.5mmの好ましい厚さを有していてもよい。
次に、本発明によるボールの第三実施形態について図5を参照して説明する。図5はボール10の断面図を示す。
この場合、浮き促進部は、ボールのコア26として、発泡プラスチック又は多孔性プラスチック材料の形で、好ましくは、発泡ポリウレタンの形で提供される。従って、この場合、発泡体が形成されるときに空気がプラスチック材料中に取り込まれる。この場合、コア26の直径は、30mm〜40mmの範囲である。発泡体コア26の周囲には、ゲル部が、ゲルのみからなるゲル層28が設けられている。ゲルは、図2及び図4に関連して上述した材料のうちのいずれかである。この場合、ゲル層28の厚さは、通常、5mm〜10mmの範囲であり、コア及びゲル層を組み合わせた直径は、約50mmであることが好ましい。ゲル層28の上部には、シェル部20が設けられている。
このような発泡体コアを設けることによって、ゲルのバウンドし易さという利点を有しつつ、ボール全体の密度がゲルコアを使用した場合よりも小さくなる。従って、更に浮き易くなり、バウンドし易いボールが得られる。この解決策は、子供の水遊びに及び又は水泳プールに適した小型のボールを提供することができる。通常は、これにより、直径が約50mmであるボールを提供することができる。
多孔性プラスチック材料を備えたコアを、空気などのガスを密閉する非多孔性プラスチック材料の層に置換することによって、第三実施形態のこのような浮き促進部を変更することができる。その場合、ガスは、多孔性プラスチック材料の層が空洞の壁を形成するボールの中心にある閉鎖された空洞内に設けられている。その場合、この層の外側にはゲル層が続いて設けられ、次に、アウターシェル部が続いて設けられる。その場合、非多孔性プラスチック材料は、第一実施形態に関連して述べたものと同じ材料から製造される。
本発明の全ての実施形態に使用できるシェル部の第二の変形例について図6を参照して説明する。図6は、この部分20の断面図を示す。この場合、前記部分20は、LYCRA(登録商標)などの伸縮性織物層22を備え、その下部には、シェル強化層30が設けられている。
シェル強化層30は、ポリウレタン層(PU)であってもよい。PU以外の材料、例えば、スチレン・ブタジエンゴム、ネオプレン、又は類似の材料などを用いることができる。PU層30は、ボールに水が入るのを防ぐ水バリアとして機能する。しかしながら、シェル部20は、通常、伸縮性織物をシェル強化層30に固定するときの縫い目を有しており、それにより、シェル強化層30を通って水が通過する。
伸縮性織物層22の厚さは、第一の変形例において記載したものと同じであってもよいが、強化層の厚さは、約0.5mm〜1.5mm、好ましくは、約1mmである。従って、この場合、シェル部20の厚さは、0.7mm〜2.5mmの範囲であり、好ましくは、約1.6mmである。
ボールのバウンドは、ゲルの性質以外の因子にも依存する。一般に、バウンドは、水面への入射角、ボールの質量、水面に衝突する時のボールの速度、ボールの重力の中心、ボール表面の硬さなどの因子にも依存する。本発明によるボールはゲルを備えているため、水面への衝突時に重力の中心が移動し、それによりボールを水からバウンドさせる。また、この移動は、他の因子及び使用するコアの種類、即ち、コアがゲルにより包囲された発泡プラスチックコアであるか、外浮き促進部により提供されたゲルコアであるか否かに少なくとも部分的に依存する。
三つの実施形態の全てによるボールにあっては、バウンドし易さを備えることが証明され、発泡プラスチックコアによって、直径が約55mmよりも大きくはなく、直径が約50mmである小型ボールのバウンド性が向上する。
従って、本発明によれば、ゲル部の特性により、水上でよくバウンドすると同時に、浮き促進部により、よく浮くことのできるボールが提供される。これは、水面に投げたとき、数回バウンドするような軌道を描くことができ、同様に水面によく浮くボールが必要になる場合に有利である。
本明細書において具体的な実施形態を例示及び説明してきたが、当業者にとって、図示した特定の実施形態に代えて、同じ目的を達成すべく意図されるあらゆる配置を用いてもよいことは明らかである。本出願は、本発明の任意の変形又は変形を含むものである。従って、本発明は、特許請求の範囲とその均等物とによってのみ限定される。
本発明のボールの斜視図。 本発明の第一実施形態による図1のボールの断面図。 本発明のシェル部の第一の変形例の断面図。 本発明の第二実施形態によるボールの断面図。 本発明の第三実施形態によるボールの断面図。 本発明のシェル部の第二の変形例の断面図。

Claims (10)

  1. 水遊びに適したボール(10)であって、
    ゲルのみからなるゲル部(12;28)と、
    前記ゲル部の外面上に設けられる弾性アウターシェル部(20)と、
    前記ゲル部に隣接するボールの内部に設けられ、プラスチック材料及びガスを含む浮き促進部(14;26)と
    を備えるボール。
  2. 前記浮き促進部は、前記ガスを含む多孔性プラスチック材料からなることを特徴とする請求項1記載のボール。
  3. 前記多孔性プラスチック材料は発泡プラスチック材料であり、好ましくは、発泡ポリウレタンであることを特徴とする請求項2記載のボール。
  4. 前記多孔性プラスチック材料はスチレン・ブタジエンゴムであることを特徴とする請求項2記載のボール。
  5. 前記浮き促進部は、ガスのみが充填された空洞(18)を備え、前記空洞のうちの少なくとも一つの壁は、非多孔性プラスチック材料の層(16)によって提供されることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のボール。
  6. プラスチック材料の前記層(16)は熱可塑性材料、好ましくは、ポリエチレンからなることを特徴とする請求項5記載のボール。
  7. 前記浮き促進部は、前記ボールの前記コア(26)として設けられ、前記ボールの上部には、前記ゲル部が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のボール。
  8. 前記ゲル部は、前記ボールの前記コア(12)として設けられ、前記浮き促進部のプラスチック材料は前記ゲル部の周囲に設けられるとともに、前記ゲルコアと前記弾性アウターシェル部との間には、少なくとも一つのプラスチック材料の層(16;24)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載のボール。
  9. 前記弾性シェル部(20)は伸縮性織物層(22)を備えることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のボール。
  10. 前記弾性シェル部は、前記伸縮性織物層に固定されたシェル強化層(30)を備えることを特徴とする請求項9記載のボール。
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