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JP2008504730A - 複数のアンテナを持つ通信システムにおいてパケットサイズに基づいて送信モードを選択する方法および装置 - Google Patents

複数のアンテナを持つ通信システムにおいてパケットサイズに基づいて送信モードを選択する方法および装置 Download PDF

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JP2008504730A
JP2008504730A JP2007518022A JP2007518022A JP2008504730A JP 2008504730 A JP2008504730 A JP 2008504730A JP 2007518022 A JP2007518022 A JP 2007518022A JP 2007518022 A JP2007518022 A JP 2007518022A JP 2008504730 A JP2008504730 A JP 2008504730A
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transmission
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Agere Systems LLC
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Abstract

【課題】複数のアンテナを持つ通信システムのための送信モード選択技術を提供する。
【解決手段】送信されるパケットの少なくとも一部分の長さに基づいて送信モードを選択する方法及び装置が提供される。複数アンテナの通信システムにおいて、パケットの一部分の長さに基づいて送信モードを選択してパケットが送信される。送信モードは送信に用いるべきアンテナ数かデータレート(又は両方)を表示できる。送信モードはまた、(i)各サポートされている送信モードに対するパケットの予想送信時間を記録するモード選択テーブル、又は(ii)対応する送信モードを持つ1以上のパケット長しきい値等に基づいて選択される。ACK(確認応答)パケットは、SISOモード(又は元のパケットよりも低次のMIMO)のような所定の送信モードを用いて、又は元のパケットの送信モードとパケットの確認応答に用いるべき送信モードとの間の所定の関係に基づいて送信される。
【選択図】図5

Description

本発明は概略としてワイヤレス通信システムにおける伝送技術に関し、より詳細には、複数のアンテナを持つ通信システムのための送信モード選択技術に関する。
次世代ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システムにおいて、増強された強健さおよび容量の双方を提供するために複数の送信および受信アンテナが導入されてきた。増強された強健さは、複数のアンテナを持つシステムにおいて導入された空間ダイバーシティおよび追加的な利得を利用する技術によって達成される。増強された容量はマルチパス・フェージング環境において帯域効率化Multiple Input Multiple Output(MIMO)技術によって達成される。MIMO−OFDMシステムは複数の送信アンテナ上で独立したデータストリームを送信することによって所与のチャネル帯域幅におけるデータレートを高くする。複数の受信アンテナにおいて各受信機はこれらのデータストリームの組み合せを受信する。
しかし、MIMO送信は通常、受信機が、例えばMIMOチャネル係数のような種々のパラメータを評価するための十分な情報を受信機に提供するために、より長いパケットヘッダを必要とする。この追加的なオーバーヘッドによって、特に、MIMOシステムが比較的短いパケットを規則的に送信しているときには、MIMOシステムにおける有効なスループットが低減されてしまう。特に、標準的なWLANシステムは空中で非常に短い「ACK」パケットによってパケットの各送信の受領を通知する。従って、MIMOヘッダに関する追加的なオーバーヘッドによってMIMOシステムにおける有効なスループットは大幅に低減されてしまう。
従って、MIMOシステムにおいて、比較的短いパケットが、低減されたオーバーヘッドおよび向上したスループットによって送信されることを可能とするシステムおよび方法への要望がある。
概略として、パケットのペイロードの部分のような、送信されるパケットの少なくとも一部分の長さに基づいて送信モードを選択するための方法および装置が提供される。従って、複数のアンテナを持つ通信システムにおいて、パケットの一部分の長さに基づいて送信モードを選択することによってパケットが送信される。送信モードは送信に用いるべきアンテナ数かデータレート(または両方)を示すことができる。一実施例において、最小の送信時間のサポートされている送信モードが選択される。他の実施例では、各サポートされている送信モードに対するパケットの予想送信時間を記録するモード選択テーブルがアクセスされる。さらに他の変更例において、送信モードが、対応する送信モードに対する1以上のパケット長のしきい値に基づいて選択される。
ACK(確認応答)パケットは、本発明によって利益を受ける短いパケットの一例である。本発明の固定的な実施態様において、ACKメッセージは常にSISOモード(または元のパケットよりも低い次数のMIMOモード)を用いて送信される。元のパケットを送信するのに用いる送信モードと、そのパケットの確認応答に用いるべき対応する送信モードとの間に予め規定した関係があってもよい。
以降の発明の詳細な説明と図面を参照することによって、本発明のさらなる特徴および効果とともに本発明のより完全な理解を得ることができる。
本発明は確認応答(アクノリッジメント)パケットのような比較的短いパケットがMIMOシステムにおいて低減されたオーバーヘッドおよび改善されたスループットで送信されることを可能とするシステムおよび方法を提供する。概略として、本発明は、送信されるメッセージが予め規定されたパケットサイズより小さい場合に、単一の送信アンテナシステムを用いる従来のSingle Input Single Output(SISO)伝送のようなより低い次数のアンテナ構成を選択する。このように、一般的に短い送信継続時間については短いオーバーヘッドが利用され、全体的に向上したシステム容量がもたらされる。1つの代表的な固定的実施態様において、MIMO伝送を確認応答するACKパケットがSISOモードで送信される。本発明のアプローチは、可能であれば、常に最も高い伝送レートを選択するであろうワイヤレスシステムにおけるレート/モード適応に対する直感的アプローチとは対称的である。本発明は、MIMO通信に関連する長いヘッダのオーバーヘッドについて、チャネルがより高いレートで送信するための可能な能力を有しているにもかかわらず(MIMOモードではなくSISOモードのような)より低いレートのモードの使用を保障することを認めている。
図1に本発明が動作できる代表的な従来のMIMO−OFDM環境を示す。図1に示すように、代表的な従来のMIMO−OFDMシステム100はソース信号SからSNt、送信機TXからTXNt、送信アンテナ110−1から110−N、受信アンテナ115−1から115N、および受信機RXからRXNrからなる。MIMO−OFDMシステム100は独立したデータストリームを複数の送信アンテナ110上で送信し、各受信機RXがそれらのデータストリームの合成を受信する。
ここで用いられる「SISO」という用語は、単一のデータストリーム(単一のレイヤ)をあるチャネルに送信するシステムを意味する。「SISO」という用語は、例えば、ビーム形成または送信ダイバーシティタイプの構成において、実質的に同じ信号を送信する2つの送信アンテナを用いるシステム、および(受信ダイバーシティ/ビーム形成のタイプの構成におけるような)複数の受信アンテナを用いるシステムも含む。さらに、用語SISOは、単一の送信機であるが複数の受信アンテナを持つシステムを表現する場合にも用いられる。従って、ここでの用語において、「SISO」という用語は、実際にどのように信号が生成されるかにかかわらず、そして、受信機がどのようにワイヤレス媒体を1つまたはいくつかの受信アンテナで「サンプリング」するかにかかわらず、同じチャネル帯域において単一の送信レイヤを持つ全てのシステムを包含する。同様に、ここで用いられる「MIMO」という用語は、複数の送信レイヤが存在するシステム、即ち、いくつかの区別できるストリームが異なるアンテナから同じ周波数チャネルに送信されるシステムを意味するものとする。なお、そのようなMIMO送信を受信するための様々な構成の1以上の受信アンテナが存在し得る。レート向上のための標準的な実施態様において、送信アンテナと同じくらいの多くの受信アンテナ、あるいは送信アンテナよりも多い受信アンテナが存在することになる。
図2は、SISO、MIMOシステムに対するそれぞれの可能なデータレートのデータベース210、250の例示的な実施態様を記述するサンプルテーブルである。SISOの可能なデータレートのデータベース210はサポートされている各データレートの記録を含む。サポートされている各データレートに対して、可能なデータレートのデータベース210は、802.11a/g規格に従って、符号化およびQAM変調に関するシステムプロパティを示している。
MIMOの可能なデータレートのデータベース250はサポートされている各データレートの記録を含み、2つの送信アンテナを前提としている。例示的実施態様において、サポートされているデータレート各々に対して、可能なデータレートのデータベース250は、802.11a/g規格に従って、符号化およびQAM変調に関する同じシステムプロパティを前提としている。従って、図2の各テーブルの最終行に示すように、MIMOシステムは通常、SISOシステムよりも2倍多いMIMO−OFDMシステムについてのデータビットを提供する。
図3に従来のSISO・OFDMシステムに対するフレームフォーマット300を示す。図3に示すように、フレームフォーマット300はヘッダ部310およびペイロード部320を含む。ヘッダ部310は「ショート・プリアンブル」の期間311、「ロング・プリアンブル」の期間312および信号313を含む。ショート・プリアンブル311は一般に8μ秒の長さであり、代表的802.11g/aシステムにおいて10個のショート・プリアンブルからなる。ショート・プリアンブル311は、入着するパケットがあるかを検出し、無線回路における自動利得制御を調整するために受信機によって使用される。「ロング・プリアンブル」期間312は代表的802.11g/aシステムにおいて一般に2個のロング・プリアンブルを含む。ロング・プリアンブル312は、チャネル評価、周波数オフセットおよびタイミング同期のような種々のパラメータを評価するために受信機によって使用される。信号フィールド313は、例えばデータレートおよびパケット長を受信機に示すために、フレームの物理レイヤのプロパティの情報を含む。ペイロード部320はMACレイヤに対して有用な実際の情報を搬送する。
図3に示すように、パケットを送信する全体の期間はヘッダ期間T_headとデータ期間T_dataの加算によって与えられる。先に示したように、本発明は、オーバーヘッドを減らしスループットを向上するために、予め規定されたしきい値よりも短いデータ長のパケットに対しては(MIMOモードではなくSISOモードのような)より低いレートのモードが採用されるべきであるという認識に立っている。
図4Aから4Cに、MIMO−OFDMシステムに対する例示的フレームフォーマット400、430、470を示す。図4Aから4Cの例において、第1列(Tx−a)は第1の送信アンテナ(Tx)から送信された信号を示しているが、第2列(Tx−b)は2番目のTxアンテナに対するものである。図4Aに示すように、例えば、フレームフォーマット400はヘッダ部410およびペイロード部420を含む。ヘッダ部410はショート・プリアンブル(SP)期間、ロング・プリアンブル(LP)期間および2つの信号フィールドを含む。さらに、データ部420は第2のアンテナに対する第2のロング・プリアンブル(LP)期間、および2つのデータフィールドを(2つのアンテナの各々に対して1つ)含む。言い換えると、図4Aにおいて、アンテナTx−aは通常のヘッダを送信する。このヘッダの後には、(例えば、より複雑なMIMOフォーマットに対する追加的なレート/パケット長/符号化情報を内包する)第2の信号フィールドが続き、そして、2番目のアンテナから送信されたロング・プリアンブルがその後に続く。その後、データが並列(MIMOモード)で2つのアンテナTx−aおよびTx−bから同時に送信される。図4Bおよび4Cは追加的な信号および/またはプリアンブルフィールドによる異なるMIMOプリアンブル技術を採用する。当業者には明らかなように、例示的フレームフォーマット400、430、470のさらなるバリエーションが可能である。
図4A〜4Cに示した例示的フレームフォーマット400、430、470から分かるように、MIMOシステムに対するヘッダは対応するSISOシステムのものよりも長くなる。発明の一側面によると、送信機は最小の送信時間のサポートされているモードを選択する。一実施例において、図5および7と関連して下記に示すように、各サポートされているモードに対するパケットの予想送信時間を記録するためにモード選択テーブル700が採用される。このように、最小の予想送信時間のサポートされているモードがパケットに対して選択される。さらなるバリエーションにおいて、1以上のパケット長のしきい値が設定され、各々は所与のサイズの範囲におけるパケットに対して用いる対応する送信モードを有する。さらに他の実施態様では、SISOモード(またはより低次のMIMOモード)がACK(確認応答)メッセージを送信するために用いられる。パケットを送信するために用いる送信モードと、パケットの確認応答のために用いるべき対応する送信モードとの間に予め規定された関係があってもよい。例えば、さらに図6に関連して下記に示すように、送信モード選択テーブル600は選択的に、所与の送信モードを用いて送信されたパケットが受信されるときには、ACKメッセージのために利用すべき送信モードを示すこともできる。
図5は本発明の特徴と取り入れたMIMO−OFDM送信機500のブロック図である。先に示したように、MIMO−OFDMシステムにおいて、MACからのデータが、いくつかの送信ブランチから同じチャネル帯域を用いて同時に送信されるために符号化され多重分離される。図5に示すように、MIMO−OFDM送信機500がMACレイヤからパケットを受信する。各パケットが、ステージ510でセグメント化されていずれかの必要なゾーンに付加され、ステージ515で符号化され、ステージ525で複数の送信ブランチ上での送信のために多重分離される。ディマルチプレクサ525によって使用される送信モードについてさらに下記に述べる。図5の例示的実施例において、MIMO−OFDM送信機500は2つの送信ブランチを利用する。多重分離されたデータが、ステージ530で選択的にインタリーブされ、ステージ535でQAM変調される。ステージ540でパイロット挿入が行われ、ステージ545でデータが並列化される。ステージ550で並列データがFFT変調される。サイクリック・プレフィクスCP(またはガードインターバルGI)がステージ555で加算され、ステージ560でアナログ信号に変換される。RFステージ565が信号を対応するアンテナで送信する。
本発明の一側面によると、MIMO−OFDM送信機500はまた、図7と関連して下記に説明するように、送信モード選択器520および送信モード選択テーブル700を含む。送信モード選択テーブル700は、可能性ある各送信モードに対して、そのモードを用いる所与のパケットに対する予想合計送信時間だけでなく、そのモードが送受信機によってサポートされているかを表示する。送信モード選択器520は、例えば最小の送信時間を提供するような1つの適格あるモードを選択することができる。例えば、選択されたモードはアクティブな送信ブランチ数および符号化レートを表示してもよい。さらなるバリエーションにおいて、適切な送信モードを選択するために、送信モード選択器が受信パケットの長さを1以上の予め規定されたしきい値と比較することができ、各々は対応する送信モードを有している。
図6に、図4Aによる従来のSISOシステムおよびMIMOシステムに対するそれぞれの(例えば、情報ビット数の観点における)メッセージ長610、620に関連する、送信の合計継続時間(例えば、μ秒単位)を示す。なお、システムは整数個のOFDMデータシンボルしか送信できないので、図6に示すように、情報ビット数とパケット継続時間とは階段状の依存特性を示す。従って、情報ビット数があるしきい値を跨ぐと、非常に少量の有用な情報のみを搬送する場合であっても、OFDMシンボル全体が加えられる。この作用はOFDM変調では不可避なものである。数十または数百のOFDMデータシンボルからなるような長めのパケットに対しては、このエッジ作用は通常は無視できる。しかし、本発明は、より短いパケットが、より低次の送信モードを用いて低減されたオーバーヘッドおよび改善されたスループットで送信されることを認めるものである。
図6に示すように、横軸は送信される情報ビット数(MACパケット長)を示し、縦軸は空中での全体的な送信継続期間(ヘッダ期間T_headおよびペイロード期間T_dataからの両オーバーヘッドを含む)を示す。縦軸の例示的目盛りは1つの従来OFDMシンボルの倍数、即ち、4μ秒単位である。横軸の例示的目盛りは実際の使用されるデータレート(モード)による。例えば、図2に関連して上述した数値例に続いて、横軸の各ユニットは432/2(216ビット)のセグメントに対応し、それは、3/4レートの符号化および64−QAM変調を用いるSISOの場合、288ビットに符号化され、1つのOFDMシンボルで送信される。
2次元MIMOの実施例において、図2のテーブル250に示すように、再び3/4レート符号化および64−QAMを用いて、216情報ビットの各セグメントが、1つのMIMO−OFDMシンボルにおいて送信アンテナの1つから送信された288ビットに対応する。このMIMO設定において、2×216(432)ビット(即ち、一片)ずつ情報長が増大するごとに、送信期間が1つのMIMO−OFDMシンボルずつ増大する。一方、SISOにおいては、粒度は216ビットである。例えば、合計長217ビットは2つのSISO−OFDMシンボルとして送信される。
図6に示すように、MIMOヘッダのトレーニング部分における余分なオーバーヘッドのために、SISOシステムは、あるしきい値Len_THR_1までの全体送信時間に関しては、MIMOシステムを上回る性能を発揮する。しきい値Len_THR_1とLen_THR_2との間では2つのシステムは同様に効率的であり、Len_THR_2以降はMIMOシステムがSISOシステムよりもより効率的である。従って、チャネルが非常に高速なMIMO送信をサポートしているときでさえ、非常に短いパケットの場合(即ち、パケットの長さがLen_THR_1よりも短い場合)は、従来のSISOが使用される。
一実施例において、送信モードの選択はテーブルを用いて行われる。図7は、本発明の特徴を取り入れた送信モード選択テーブル700の例示的実施態様を記述するサンプルテーブルである。図7に示すように、送信モード選択テーブル700は複数の記録を含み、各々は異なる可能性ある送信モードに関連付けられている。可能性ある送信モード各々に対して、送信モード選択テーブル700は、そのモードを用いる所与のパケットに対する予想される合計送信時間だけでなく、そのモードが送受信機でサポートされているか否かを示す。さらなるバリエーションにおいて、送信モード選択テーブル700はまた、可能性ある送信モード各々に対するACKメッセージのための送信モードを示す。
従って、テーブルは、可能性ある送信モード各々(例えば、複数のSISOレートまたはMIMO規格で規定された他のレートを提示するMIMOレートと同様に、802.11g/aによる6Mbpsから54MbpsのSISOレート)に対して、ワイヤレス伝搬チャネルが現在このデータレートをサポートしているか(「適格ある」レートがあるか)否か、および、空中で伝送される現在のMACからの入着パケットに対して、そのパケットをそれぞれのモードを用いて送信するのに要するであろう時間を記載する項目を表示する。通常、MACレイヤは、以前の(成功したまたは失敗した)送信試行に基づいて、チャネルがどのレートをサポートするかを知る。第2の項目は、チャネルによってサポートされる適格あるモードに対して計算されるだけでよい。送信モード選択テーブル700の最終行は、可能性ある送信モード各々に対して、受信機が受信パケットを確認応答するのに使用すべき送信モードを示す。
そして、システムは送信モード選択テーブル700から最小送信時間を保障する1つの適格あるモードを選択できる。上記の例において、仮に、3/4レート符号化、64−QAM変調および対応するSISO−OFDMモードを用いる2次元のMIMO−OFDMモードが適格ありとなり、入着パケットがLen_THR_1よりも短いとすると、送信モード選択テーブル700からはSISO−OFDMモードがそのより良い効率のために選択される。
送信モード選択テーブル700のさらなるバリエーションにおいて、テーブル700は種々のパケット長のしきい値についての記録、および各パケット長の範囲に対して使用されるべきモードの対応する表示を含むことができる。送信モード選択テーブル700のさらなる他のバリエーションにおいては、レート・フォールバック手法によって、テーブル700内の項目に利用できるレートが動的に埋められるようにしてもよい。適切なレート・フォールバックメカニズムの詳細な説明は、例えば、米国特許出願番号10/670747号、2003年9月25日出願、発明の名称「Method and Apparatus for Rate Fallback in a Wireless Communication System」が参照され、ここに参照として取り込まれる。
先に示したように、ACK(確認応答)パケットは、802.11基準を実装するもののようなあらゆるWLAN通信のシナリオにおいて、支配的な非常に短いパケットの一例である。ACKパケットはA局からB局へ送信されるあらゆるパケットの受領を確認するために必要となる。図8に本発明の固定的実施態様によるA局とB局間の例示的通信交換を示す。本発明の例示的な固定的実施態様において、全てのパケットがMIMOモードを用いて送信され、短い方のACKメッセージはSISOモード(またはより低次のMIMOモード)を用いて送信される。パケットを送信するために用いる送信モードとそのパケットの確認応答のために用いるべき対応する送信モードとの間に予め規定された関係があってもよい。
図8に示すように、例えば、A局からB局へワイヤレスチャネル805上で送信される全てのパケット808がMIMOモードを用いて通信される。パケット808はヘッダ部分810およびペイロード(データ)部分820からなる。パケット808の受領確認応答のためにB局からA局へワイヤレスチャネル825上で送信される短いACKメッセージ828はSISOモードを用いて通信される。ACKメッセージ828はヘッダ部分830およびペイロード(データ)部分840からなる。
< 例 >
ACKは通常、14バイト(即ち、112ビット)の長さしかない。従って、ACKメッセージは、図2のSISOテーブル210(右端の行)によると、データレートが36、48および54Mbpsのモードに対しては単一のSISO−OFDMシンボルに収まり、データレート18Mbpsから24Mbpsに対しては(追加のオーバーヘッドがないものとして)2つのSISO−OFDMシンボルに収まる。12、9および6MbpsのSISOレートに対しては、それぞれ合計数3、4および5個のOFDMシンボルが必要となる。一方、MIMO送信に対して、2次元MIMOシステム(2つのTxアンテナ)が上記の例と同じ潜在的なチャネル符号化およびQAM変調構成を用いるという前提の下、単一のMIMO−OFDMシンボルが112個のACKビットを捕捉するためのMIMOデータレートモードは、2×18Mbpsから2×54Mbpsの範囲のレートモードである。さらに、図2のテーブル250中のより低いレートのMIMO−OFDMモードに対して、2×6Mbpsモードを除いて、ACKは2個のMIMO−OFDMシンボルに収まる。概略として、112ビットのACKメッセージは、テーブル250のいかなるMIMOレートに対しても、3個のMIMO−OFDMシンボルには収まる。
標準的なシナリオにおいて、チャネルがR-Mpbs(Rは6から54に等しい)の従来(SISO)のあるレートをサポートするものとすると、多くの場合、チャネルはn×R-Mpbsの対応するMIMOレートもサポートすることになる(nは送信次元であり、例えば2である)。(これは実際の伝搬環境による。)従って、合計パケット期間という点での比較は図6に示されるようなものとなる(54Mbps対2×54Mbps、および36Mbps対2×36Mbpsの例を検討する図6の最終段における情報ビット数を参照)。上述に基づいて、(横軸目盛り)3情報ビット長の目盛りまでについては、SISOシステムはMIMOシステムよりも高い性能を示す。両方の例(36/2×36および54/2×54)において、1つのシンボルは常に112ビットのACKを送信するのに十分である。従って、チャネルが高いMIMOレートをサポートしていたとしても、SISOモードが確認応答に使用されるべきである。
他のシナリオにおいて、チャネルにサポートされるSISOとMIMOモード間のレートの上記前提がさらに展開された場合、図7からのモード選択テーブル700の手法は使用されるべきモードを表示する。
なお、本発明が2つの送信次元の例示的MIMOの場合について説明されてきたが、当業者には分かるように、本発明は3以上の送信アンテナを同様に持つような高次元のMIMOシステムにも適用できる。短いパケットに対しては、SISOモードがMIMOモードよりも高い性能を発揮し、より高いレートのMIMOモードをサポートするチャネルの可能な能力にかかわらず、SISOモード(または、適切であれば、より低次のMIMOモード)が使用されるべきである。
さらに、あるシステム設定が、MIMO能力がある場合でもSISO送信を用いることを選択した場合、受信機は通常、受信ダイバーシティを実行するために、複数の受信アンテナブランチを用いることができる(あるいはMIMO信号レイヤの分離のために用いることができる)。通常はこれによってかなり受信品質が改善し、SISOモードにある送信機がより高いデータレートを平均して用いることが可能になる。より高いレートを用いることによって、全体の送信時間が減るように、より少ないデータシンボルが送信されることになる。標準的なMIMO受信機は、受信機がパケットの始まりにおいてそのパケットが従来のSISO送信のものであると発見した場合に、自動的に受信ダイバーシティを用いる(即ち、有効な「SIMO」モードに移行する)。より高い可能な平均データレートによって、SISO・OFDMシンボル数は低減され、合計送信時間をさらに短くする。
例えば、長いパケットに対して2×24MbpsMIMO送信を用いるシステムは、ACKに対して1×24Mbps・SISOモードに切り換えることはないが、その目的のために、例えば、1×36または1×54・SISOモードに上げることはできる。これによって、112ビットのデータを送信することを必要とするSISO−OFDMデータシンボルの量が2から1に減り、さらに全体送信時間が減る。このモード/レートの最適化は、図7との関連で上述したモード選択テーブル700を用いることによって、一般の場合に対して最適に管理される。
なお、ここに記載された実施例およびそのバリエーションは本発明の原理の単なる説明に過ぎず、当業者によって様々な変更が本発明の範囲と精神を逸脱することなく実施され得る。
図1はN個の送信機およびN個の受信機で構成される従来のMIMO−OFDMシステムを示す図である。 図2は、SISOおよびMIMOシステムに対してそれぞれ可能な伝送レートのデータベースの例示的実施態様を記述するサンプルテーブルである。 図3は従来のSISO・OFDMシステムに対するフレームフォーマットを示す図である。 MIMO・OFDMシステムに対する例示的フレームフォーマットを示す図である。 MIMO・OFDMシステムに対する例示的フレームフォーマットを示す図である。 MIMO・OFDMシステムに対する例示的フレームフォーマットを示す図である。 図5は本発明の特徴を取り入れたMIMO−OFDM送信機のブロック図である。 図6は図4Aによる従来のSISOシステムおよびMIMOシステムに対するメッセージ長に関連する送信の合計継続時間を示す図である。 図7は本発明の特徴を取り入れた送信モード選択テーブルの代表的実施態様を記述するサンプルテーブルである。 図8は本発明の固定的な実施によるA局とB局との間の例示的な通信交換を示す図である。
符号の説明
100.MIMO−OFDMシステム
TX1〜TXN.送信機
110−1〜110−N.送信アンテナ
115−1〜115−N.受信アンテナ
RX1〜RXN.受信機
410.ヘッダ部
420.ペイロード部
500.MIMO−OFDM送信機
520.送信モード選択器
700.送信モード選択テーブル
805、825.ワイヤレスチャネル
808.パケット
810、830.ヘッダ部分
820、840.ペイロード(データ)部分
828.ACKメッセージ

Claims (40)

  1. 複数のアンテナを持つ通信システムにおける送信方法であって、
    送信される1以上のパケットの少なくとも一部分の長さに基づいて送信モードを選択するステップ
    からなる方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記送信される1以上のパケットの少なくとも一部分が該送信される1以上のパケットのペイロード部分である方法。
  3. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、最小の送信時間のサポートされている送信モードを選択するステップからなる方法。
  4. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、該送信されるパケットのペイロード部分の長さが減少するにつれてより短いヘッダとなる、サポートされている送信モードを選択するステップからなる方法。
  5. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、各サポートされている送信モードに対するパケットの予想送信時間を記録するモード選択テーブルにアクセスするステップからなる方法。
  6. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、該送信される1以上のパケットの少なくとも一部分の長さと1以上のしきい値とを比較するステップからなり、各しきい値が異なる送信モードに対応している、方法。
  7. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、受信パケットに対する確認応答(ACK)を送るための送信モードを選択するステップからなり、該ACKに対して選択された該送信モードが、前記受信パケットを送信するために使用された送信モードに基づいている方法。
  8. 請求項1記載の方法において、前記送信モードを選択するステップがさらに、所与の送信モードがチャネルによってサポートされているかに基づいている方法。
  9. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、より低次のMIMO送信モードを選択するステップからなる方法。
  10. 請求項9記載の方法において、該より低次のMIMO送信モードがACKメッセージを送るために使用される方法。
  11. 請求項1記載の方法において、前記選択するステップがさらに、SISO送信モードを選択するステップからなる方法。
  12. 請求項11記載の方法において、前記SISO送信モードがACKメッセージを送るために使用される方法。
  13. 請求項1記載の方法であって、さらに、信号を送信するために用いるアンテナ数を該選択された送信モードに基づいて決定するステップからなる方法。
  14. 請求項13記載の方法であって、さらに、該1以上のパケットを該決定された数のアンテナで送信するステップからなる方法。
  15. 請求項1記載の方法において、前記送信モードが前記送信のために用いるデータレートを示す方法。
  16. 請求項1記載の方法において、該選択するステップがさらに、少なくとも第1のモードと第2のモードとの間で選択するステップからなり、該第1のモードにおいてペイロード部分が第1の長さのヘッダとともに送信され、該第2のモードにおいてペイロード部分が該第1の長さとは異なる第2の長さのヘッダとともに送信される方法。
  17. 複数のアンテナを持つ通信システムにおいてパケットを送信する送受信機であって、
    前記パケットの少なくとも一部分の長さに基づいて送信モードを選択する送信モード選択器
    からなる送受信機。
  18. 請求項17記載の送受信機であって、さらに、各サポートされている送信モードに対するパケットの予想送信時間を記録するモード選択テーブルを格納するメモリ
    からなる送受信機。
  19. 請求項18記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、サポートされている送信モードを選択するために前記モード選択テーブルにアクセスする送受信機。
  20. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モードが前記送信に用いるアンテナ数を示す送受信機。
  21. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モードが前記送信に用いるデータレートを示す送受信機。
  22. 請求項17記載の送受信機において、送信される1以上の前記パケットの少なくとも一部分が、該送信される1以上のパケットのペイロード部分である送受信機。
  23. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、最小の送信時間のサポートされている送信モードを選択する送受信機。
  24. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、該送信されるパケットのペイロード部分の長さが減少するにつれてより短いヘッダとなる、サポートされている送信モードを選択する送受信機。
  25. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が該送信される1以上のパケットの少なくとも一部分の長さと1以上のしきい値とを比較し、各しきい値が異なる送信モードに対応している送受信機。
  26. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が受信パケットに対する確認応答(ACK)を送るための送信モードを選択し、該ACKに対して選択された該送信モードが、前記受信パケットを送信するために使用された送信モードに基づいている送受信機。
  27. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が所与の送信モードがチャネルによってサポートされているかに基づいて前記送信モードを選択する送受信機。
  28. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器がより低次のMIMO送信モードを選択する送受信機。
  29. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器がSISO送信モードを選択する送受信機。
  30. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、信号を送信するために用いるアンテナ数を該選択された送信モードに基づいて決定する送受信機。
  31. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が前記送信に用いるデータレートを選択する送受信機。
  32. 請求項17記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、少なくとも第1のモードと第2のモードとの間で選択を行い、該第1のモードにおいてペイロード部分が第1の長さのヘッダとともに送信され、該第2のモードにおいてペイロード部分が該第1の長さとは異なる第2の長さのヘッダとともに送信される送受信機。
  33. 請求項17記載の送受信機において、前記パケットが、複数の送信ブランチを用いて同じチャネル帯域を介して同時送信するために符号化および多重分離される送受信機。
  34. 請求項17記載の送受信機において、前記パケットがQAM変調技術を用いて変調される送受信機。
  35. 請求項17記載の送受信機において、前記パケットが高速フーリエ変換変調技術を用いて変調される送受信機。
  36. 複数のパケットを複数のアンテナを介して実質的に同時にかつ実質的に同じ周波数帯で送信する送受信機であって、
    少なくとも2つの送信モード間で選択を行う送信モード選択器であって、第1の送信モードにおいて該送受信機が前記複数のパケットをN個のアンテナを介してデータレートRで送信し、第2の送信モードにおいて該送受信機が前記複数のパケットを、(i)Nより少ないアンテナ数、および(ii)Rより小さいデータレート、のうちの少なくとも1つを用いて送信する送信モード選択器
    からなる送受信機。
  37. 請求項36記載の送受信機において、前記送信モード選択器が前記送信モードの1つを、送信されるパケットの少なくとも一部分の長さに基づいて選択する送受信機。
  38. 請求項36記載の送受信機において、前記送信モード選択器が該送信される1以上のパケットの少なくとも一部分の長さと1以上のしきい値とを比較することによって前記送信モードの1つを選択し、各しきい値が前記送信モードの1つに対応している送受信機。
  39. 請求項36記載の送受信機において、前記送信モード選択器が、信号を送信するために用いるアンテナ数を前記選択された送信モードに基づいて決定する送受信機。
  40. 請求項36記載の送受信機において、前記送信モード選択器が前記送信に用いるデータレートを選択する送受信機。
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