JP2008311285A - 半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ゲート絶縁膜に対するプラズマダメージを回避することができ、微細化されても安定に動作可能な半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有するMOSトランジスタ4を含む内部回路1と、MOSトランジスタ4の第1のゲート電極に接続され、第2のゲート電極、第2のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有し、内部回路1を保護するための保護用MOSトランジスタ3と、保護用MOSトランジスタ3を介して、MOSトランジスタ4の前記第1のゲート電極に接続される第1の金属膜2と、保護用MOSトランジスタ3の第1のゲート電極に接続された保護用電極パッド5とを備えている。内部回路1と第1の金属膜2とは、保護用MOSトランジスタ3を介して接続される。
【選択図】図1
【解決手段】半導体装置は、第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有するMOSトランジスタ4を含む内部回路1と、MOSトランジスタ4の第1のゲート電極に接続され、第2のゲート電極、第2のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有し、内部回路1を保護するための保護用MOSトランジスタ3と、保護用MOSトランジスタ3を介して、MOSトランジスタ4の前記第1のゲート電極に接続される第1の金属膜2と、保護用MOSトランジスタ3の第1のゲート電極に接続された保護用電極パッド5とを備えている。内部回路1と第1の金属膜2とは、保護用MOSトランジスタ3を介して接続される。
【選択図】図1
Description
本発明は、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタなどを備えた半導体装置、テスト回路、およびそれを用いた評価方法に関する。
従来から半導体製造プロセスにおいては、プラズマプロセスが数多く用いられている。しかしながら、プラズマプロセスでは、電極に電圧を印加することで、MOSデバイスのゲート絶縁膜へダメージを与えてしまうことがある。その結果、LSI(Large Scale Integration)の良品率を低下させる、あるいは信頼性を劣化させるという問題が生じるおそれがある。
この問題に対して、ダイオード保護素子が接続された構造を有するMOSデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照)。図8は、ダイオード保護素子を有する従来の半導体装置を示す断面図である。
図8に示すように、従来の半導体装置は、半導体基板101と、半導体基板101内に形成された素子分離用絶縁膜102と、ソース・ドレインとして機能する半導体拡散領域106と、半導体基板101上に形成されたゲート絶縁膜103およびゲート電極104と、ゲート絶縁膜103およびゲート電極104の側壁上に形成されたサイドウォール105とを備えている。さらに、従来の半導体装置は、素子分離用絶縁膜102に囲まれて形成されたpn接合を有するダイオードの半導体拡散領域106aと、半導体基板101上に形成された絶縁膜107と、半導体拡散領域106a上に形成され、絶縁膜107を貫通するプラグ108と、プラグ108を介して半導体拡散領域106aに接続される配線層109とを備えている。
特開2000−323582号公報
ところが、上述の従来の半導体装置では、半導体装置のさらなる微細化に伴い、ゲート絶縁膜が薄膜化されると、ダイオード保護素子に比べてゲート絶縁膜の耐圧が小さくなるため、ダイオード保護素子が保護の役目を果たさず、プラズマプロセス時にゲート絶縁膜がダメージを受けるのを回避することができなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、ゲート絶縁膜に対するプラズマダメージを回避することができ、微細化されても安定に動作可能な半導体装置およびテスト回路と、該テスト回路を用いた評価方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る半導体装置は、第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有するMOSトランジスタを含む内部回路と、前記MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続され、第2のゲート電極、第2のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有し、前記内部回路を保護するための保護用MOSトランジスタと、前記保護用MOSトランジスタを介して、前記MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続される第1の金属膜と、前記保護用MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続された保護用電極パッドとを備えている。
この構成によれば、第1の金属膜と内部回路との間に、保護用MOSトランジスタが設けられているため、プラズマプロセスにより内部回路の外方に、例えば電極パッドとして機能する金属膜を形成する際に、プラズマチャージング電流が保護用MOSトランジスタを介して内部回路のMOSトランジスタトランジスタに流入してしまうのを抑制できる。そのため、プラズマプロセス中に発生した荷電粒子が、MOSトランジスタの第1のゲート電極に蓄積される結果、第1のゲート電極下に設けられた第1のゲート絶縁膜が劣化するのを抑えることが可能となる。従って、本発明の半導体装置を用いれば、内部回路内のMOSトランジスタにおいて、プラズマダメージによるゲート絶縁膜の劣化を抑制することができ、微細化されても安定に動作可能な半導体装置を実現することができる。
なお、平面的に見て前記第1の金属膜の面積は、前記第1のゲート電極の面積よりも大きくてもよい。この場合、第1の金属膜を形成する際のプラズマプロセスにおいて、多くの荷電粒子が第1のゲート電極に蓄積されるおそれがあるため、第1のゲート絶縁膜に対するプラズマダメージをより効果的に抑制することができる。
また、前記第2のゲート電極に接続され、少なくとも前記第2のゲート電極の上方を覆うように形成された第2の金属膜をさらに備えており、前記第2の金属膜を介して、前記保護用MOSトランジスタの前記第2のゲート電極と前記保護用電極パッドは接続されていてもよい。
この場合、保護用MOSトランジスタの上方を覆う第2の金属膜が設けられているため、例えば第2の金属膜の上層に保護用電極パッドを形成する際に、プラズマプロセス中に照射される光が保護用MOSトランジスタに当たるのを防ぐことができる。そのため、プラズマプロセス中の光の悪影響により、保護用MOSトランジスタのソース・ドレイン間の抵抗値が減少するのを抑制できる。その結果、保護用MOSトランジスタを正常に機能させ、内部回路内のMOSトランジスタを保護することできるため、プラズマプロセスによる第1のゲート絶縁膜の劣化を効果的に抑制することができる。
なお、平面的に見て前記第2のゲート電極の面積は、前記第1のゲート電極の面積よりも大きくてもよい。この場合、第2のゲート電極に流入するプラズマチャージング電流の電流密度を小さくすることができ、第2のゲート絶縁膜に対するプラズマダメージを小さくすることができる。従って、保護用MOSトランジスタが不具合なく動作することができ、内部回路をプラズマダメージから十分に保護することが可能となる。
また、前記第2のゲート絶縁膜の膜厚は、前記第1のゲート絶縁膜の膜厚よりも大きくてもよい。この場合、十分に大きな膜厚を有する第2の絶縁膜を備えていることで、ゲート絶縁膜の耐圧性を向上させることできる。
次に、本発明のテスト回路は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有する評価用MOSトランジスタと、前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極に接続され、前記評価用MOSトランジスタを保護するための保護用MOSトランジスタと、前記保護用MOSトランジスタを介して、前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極に接続される金属膜と、前記評価用MOSトランジスタのゲート電極と前記保護用MOSトランジスタとに接続されたアンテナパターンとを備えており、前記評価用MOSトランジスタの特性を測定することで、前記アンテナパターンの特性を評価するテスト回路である。
この構成によれば、金属膜が評価用MOSトランジスタと直接接続されておらず、保護用MOSトランジスタを介して評価用MOSトランジスタのゲート電極に接続されている。これにより、金属膜を形成する際にプラズマチャージング電流が発生しても、該プラズマチャージング電流が保護用MOSトランジスタを介して評価用MOSトランジスタのゲート電極に流入するのを抑制することができる。その結果、本発明のテスト回路を用いれば、パッドからのプラズマダメージなど、他の要因を考慮することなく、アンテナパターンが評価用MOSトランジスタに及ぼす影響だけを評価することが可能となる。従って、アンテナパターンの正確な評価を行うことができるため、本発明のテスト回路を回路設計に利用することで、信頼性の高い半導体装置を実現できる。
次に、本発明の評価方法は、評価用MOSトランジスタ、保護用MOSトランジスタ、金属膜、およびアンテナパターンを備えたテスト回路を用いた評価方法であって、前記保護用MOSトランジスタを介して、前記評価用MOSトランジスタのゲート電極と前記金属膜とが接続され、且つ、前記アンテナパターンが前記保護用MOSトランジスタと前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極とに接続されているテスト回路を準備するステップ(a)と、前記評価用MOSトランジスタのドレイン電流値を測定することで、前記アンテナパターンの特性を評価するステップ(b)とを備えている。
この評価方法では、保護用MOSトランジスタを介することで金属膜と直接接続されない評価用MOSトランジスタの特性を測定することにより、アンテナパターンの特性を評価している。この方法の場合、評価用MOSトランジスタが、例えば金属膜を形成する際のプラズマダメージの影響をほとんど受けることがないため、アンテナパターンが評価用MOSトランジスタに及ぼす影響だけを正確に評価することが可能となる。その結果、本発明の評価方法を用いれば、信頼性の高い回路設計を比較的容易に行うことができるため、良好な特性を示す半導体装置を実現できる。
本発明の半導体装置によれば、内部回路内のトランジスタにおいて、ゲート絶縁膜に対するプラズマダメージを抑制することができるため、安定した動作が可能で、信頼性の高い半導体装置を実現できる。
また、本発明のテスト回路およびそれを用いた評価方法によれば、評価用MOSトランジスタを用いて、アンテナパターンの評価を正確に行うことができるため、信頼性が高く、良好な特性を示す半導体装置を比較的容易に設計することが可能となる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置の構成の一部を示す概略図である。
以下、本発明の第1の実施形態に係る半導体装置について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る半導体装置の構成の一部を示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態の半導体装置は、半導体基板(図示せず)上に形成され、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有するMOSトランジスタ4を含む内部回路1と、内部回路1に接続され、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有する保護用MOSトランジスタ3と、金属膜からなり、保護用MOSトランジスタ3を介して内部回路1に接続され、外部回路からの電気信号の入力および内部回路1からの電気信号の出力を行うためのパッド2と、保護用MOSトランジスタ3のゲート電極に接続された保護用パッド5とを備えている。より詳細には、保護用MOSトランジスタ3のソース領域およびドレイン領域の一方が、内部回路1内に形成されたMOSトランジスタ4のゲート電極に接続され、保護用MOSトランジスタ3のソース領域およびドレイン領域のうち内部回路1に接続されない方の領域が、パッド2に接続される。なお、保護用MOSトランジスタ3は、ソース・ドレイン間の抵抗値が十分大きくなるように設計されていると好ましい。
図1に示す本実施形態の半導体装置では、パッド2と内部回路1との間に、保護用MOSトランジスタ3が設けられている。この構成によると、プラズマプロセスにより内部回路1の外方にパッド2を形成する際に、プラズマチャージング電流が保護用MOSトランジスタ3を介して内部回路1のMOSトランジスタ4まで流れてしまうのを抑制することができる。そのため、プラズマプロセス中に発生した荷電粒子が、MOSトランジスタ4のゲート電極に蓄積される結果、該ゲート電極下に設けられたゲート絶縁膜が劣化するのを抑えることが可能となる。従って、本実施形態の半導体装置によれば、内部回路1内のMOSトランジスタにおいて、プラズマダメージによるゲート絶縁膜の劣化を抑制することができ、微細化されても安定に動作可能な半導体装置を実現することができる。
なお、ソース・ドレイン間の抵抗が比較的大きい保護用MOSトランジスタ3を用いると、パッド2を形成する際に発生するプラズマチャージング電流が内部回路1まで流入するのを、より抑えることができるため好ましい。また、金属膜からなるパッド2の面積が、内部回路1のMOSトランジスタ4のゲート電極の面積よりも平面的に見て大きいと、内部回路1内のゲート絶縁膜に対するプラズマダメージをより効果的に抑制することができる。
続いて、本実施形態の半導体装置の効果を説明する。本願発明者は、本実施形態の効果を確認するために、図2(a)、(b)に示すパターンを有する評価用の半導体装置を作製し、各半導体装置のドレイン電流値を測定した。図2(a)は、本実施形態の半導体装置の参考例に係る評価パターンを示す概略図であり、図2(b)は、本実施形態の半導体装置に係る評価パターンを示す概略図である。ここで、図2(a)に示す評価パターンを有する参考例の半導体装置は、評価用MOSトランジスタ7のゲートと直接接続されたパッド6aと、保護用MOSトランジスタ8を介して評価用MOSトランジスタ7のゲートに接続されたパッド6bと、保護用MOSトランジスタ8のゲートに接続された保護用パッド6cとを備えている。一方、図2(b)に示す評価パターンを有する半導体装置は、上述の図1に示す半導体装置と同様で、保護用MOSトランジスタ8を介して評価用MOSトランジスタ7のゲートに接続されたパッド6bと、保護用パッド5とを備えている。なお、図2(a)、(b)に示す各評価用半導体装置において、評価用MOSトランジスタ7のソースおよびドレインは、パッド6dにそれぞれ接続されている。
評価方法としては、まず、評価用MOSトランジスタ7のソースを接地し、保護用MOSトランジスタ8のゲートおよび評価用MOSトランジスタ7のドレインをある一定の電位に固定する。次に、前述の状態で、保護用MOSトランジスタ8のドレインに対して一定の電位を与え、この時に評価用MOSトランジスタ7を流れるドレイン電流値を測定する。以上の評価方法により測定した結果の度数分布を図2(c)に示す。なお、図2(c)に示す度数分布は、図2(a)、(b)に示す評価パターンをそれぞれ24サンプルずつ準備し、各サンプルに対して同じ測定を行った結果である。
図2(c)は、各評価用半導体装置におけるドレイン電流値を測定した結果の度数分布を示す図である。図2(c)より、図2(a)に示す半導体装置は、図2(b)に示す半導体装置に比べてドレイン電流値が減少しており、且つ、評価用MOSトランジスタ7の特性が不安定になっていることがわかる。一方、図2(b)に示す半導体装置では、評価用MOSトランジスタの特性は安定している。これらの結果より、保護用MOSトランジスタ8を介してパッド6bと評価用MOSトランジスタ7のゲートとが接続されている場合、評価用MOSトランジスタ7は良好な特性を示すことがわかった。以上の評価より、本実施形態の半導体装置の効果を確認することができた。
なお、本実施形態の半導体装置では、信号の入力または出力に用いられるパッド2を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、アルミニウムや銅で形成された長距離の電源配線など、内部回路素子の電極(MOSトランジスタ4のゲート電極)に比べて十分に大きなサイズの金属膜が設けられる場合にも、上述と同様な効果が得られる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態の半導体装置の構成を示す断面図である。
以下、本発明の第2の実施形態に係る半導体装置について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態の半導体装置の構成を示す断面図である。
図3に示すように、本実施形態の半導体装置は、半導体基板20上に形成され、ソース・ドレイン領域4d、ゲート絶縁膜4a、ゲート電極4b、およびサイドウォール4cを有するMOSトランジスタ4を含む内部回路1と、半導体基板20上に設けられた絶縁膜10と、MOSトランジスタ4のゲート電極4bにコンタクトプラグ11および配線層12を介して接続され、ソース・ドレイン領域3d、ゲート絶縁膜3a、ゲート電極3b、サイドウォール3cを有する保護用MOSトランジスタ3と、金属膜からなり、コンタクトプラグ11を介して保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bに接続され、ゲート電極3bの上方を覆うように設けられた配線層12aと、コンタクトプラグ11および配線層12aを介して保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bに接続された保護用電極パッド(図示せず)とを備えている。より詳細には、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dの一方は、MOSトランジスタ4のゲート電極4bにコンタクトプラグ11および配線層12を介して接続されている。また、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dのうち、ゲート電極4bに接続されない方の領域は、コンタクトプラグ11および配線層12を介して、金属膜からなり、例えば信号の入力または出力に用いられるパッド(図示せず)に接続されている。なお、内部回路1のMOSトランジスタ4のソース・ドレイン領域4dと、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dとは、素子分離用絶縁膜9により分離されている。ここで、保護用MOSトランジスタ3は、ソース・ドレイン間の抵抗値が十分大きくなるように設計されていると好ましい。
本実施形態の半導体装置の特徴は、内部回路1とパッド(図示せず)とが保護用MOSトランジスタ3を介して接続されており、且つ、保護用MOSトランジスタ3の上方を覆う配線層12aが設けられていることにある。この構成によれば、まず、保護用MOSトランジスタ3が設けられていることで、パッドを形成する際に発生するプラズマチャージング電流が内部回路1まで流入するのを抑制することができる。さらに、配線層12aが設けられていると、例えば保護用電極パッドを形成する際のプラズマプロセス中に照射される光が、保護用MOSトランジスタ3に当たるのを防ぐことができる。ここで、保護用MOSトランジスタ3にプラズマプロセス中の光が照射されると、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン間の抵抗値が減少し、保護用MOSトランジスタ3の特性が劣化してしまうおそれがある。そのため、本実施形態の半導体装置では、配線層12aを設けることで、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン間の抵抗値の減少を抑制することができる。その結果、保護用MOSトランジスタ3を正常に機能させ、内部回路1を保護することができるため、内部回路1内のMOSトランジスタ4において、プラズマプロセスによるゲート絶縁膜4aの劣化を効果的に抑制することができる。
なお、金属膜からなるパッド(図示せず)の面積が、内部回路1のMOSトランジスタ4のゲート電極4bの面積よりも平面的に見て大きいと、上述の効果がより顕著に得られるため好ましい。
また、ソース・ドレイン間の抵抗が比較的大きい保護用MOSトランジスタ3を用いると、パッド2を形成する際に発生するプラズマチャージング電流が内部回路1に流入するのを、より確実に抑えることができるため好ましい。
なお、本実施形態の半導体装置では、信号の入力または出力に用いられるパッド2を例に挙げて説明したが、これに限られるものではなく、アルミニウムや銅で形成された長距離の電源配線など、内部回路素子の電極(MOSトランジスタ4のゲート電極4b)に比べて十分に大きなサイズの金属膜が設けられる場合にも、上述と同様な効果が得られる。
(第3の実施形態)
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置について、図4および図5を参照しながら説明する。図4は、本実施形態の半導体装置の構成を示す断面図である。また、図5は、本実施形態の半導体装置の変形例を示す断面図である。なお、本実施形態の半導体装置は、上述の第2の半導体装置と一部の構成を除いて同様であるため、簡略化して説明する。
以下、本発明の第3の実施形態に係る半導体装置について、図4および図5を参照しながら説明する。図4は、本実施形態の半導体装置の構成を示す断面図である。また、図5は、本実施形態の半導体装置の変形例を示す断面図である。なお、本実施形態の半導体装置は、上述の第2の半導体装置と一部の構成を除いて同様であるため、簡略化して説明する。
図4に示すように、本実施形態の半導体装置は、半導体基板20上に形成されたMOSトランジスタ4を含む内部回路1と、MOSトランジスタ4のゲート電極4bにコンタクトプラグ11および配線層12を介して接続された保護用MOSトランジスタ3と、絶縁膜10を貫通するコンタクトプラグ11を介して、保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bに接続された配線層12とを備えている。なお、MOSトランジスタ4は、ソース・ドレイン領域4d、ゲート絶縁膜4a、ゲート電極4b、およびサイドウォール4cから構成されている。一方、保護用MOSトランジスタ3は、ソース・ドレイン領域3d、ゲート絶縁膜3a、ゲート電極3b、およびサイドウォール3cから構成されている。また、MOSトランジスタ4のソース・ドレイン領域4dと、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dとは、素子分離用絶縁膜9により分離されている。
ここで、本実施形態の半導体装置において、保護用MOSトランジスタ3のゲート長は、内部回路1のMOSトランジスタ4のゲート長よりも長くなっている。具体的には、平面視した面積がMOSトランジスタ4のゲート電極4bの面積に対して例えば10倍となるように、保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bは十分に大きな面積を有している。
また、本実施形態の半導体装置では、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dの一方は、MOSトランジスタ4のゲート電極4bにコンタクトプラグ11および配線層12を介して接続される。また、保護用MOSトランジスタ3のソース・ドレイン領域3dのうちゲート電極4bに接続されない方の領域は、コンタクトプラグ11および配線層12を介して、金属膜からなる例えばパッド(図示せず)に接続される。さらに、図示は省略するが、コンタクトプラグ11および配線層12を介して、保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bに接続された保護用パッド(図示せず)が形成されている。ここで、保護用MOSトランジスタ3は、ソース・ドレイン間の抵抗値が十分大きくなるように設計されていると好ましい。
本実施形態の半導体装置の特徴は、内部回路1とパッド(図示せず)との間に、内部回路1に設けられたMOSトランジスタ4よりもゲート長が長い保護用MOSトランジスタ3が設けられていることにある。ここで、プラズマプロセスを用いて保護用MOSトランジスタ3の上方に保護用パッド(図示せず)を形成する場合、プラズマチャージング電流が保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bが流れるおそれがある。この時、本実施形態の半導体装置のように、ゲート長が比較的長く、平面視した面積が十分に大きいゲート電極3bを備えていると、ゲート電極3bに流入するプラズマチャージング電流の電流密度を小さくすることができるため、ゲート電極3b下に設けられたゲート絶縁膜3aに対してプラズマチャージング電流が及ぼすダメージを小さくすることができる。その結果、プラズマプロセスにより保護用パッドが形成されても、保護用MOSトランジスタ3が不具合なく動作することができ、内部回路1をプラズマダメージから十分に保護することが可能となる。従って、本実施形態の半導体装置によれば、内部回路1内のMOSトランジスタにおいて、プラズマダメージによるゲート絶縁膜の劣化を抑制することができ、微細化されても安定に動作可能な半導体装置を実現することができる。
また、本実施形態の半導体装置の変形例として、図5に示す構成を有する半導体装置を用いてもよい。なお、ゲート絶縁膜3a以外の構成については、上述の図3に示す半導体装置と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態の半導体装置の変形例では、保護用MOSトランジスタ3のゲート絶縁膜3aの膜厚が、内部回路1のMOSトランジスタ4のゲート絶縁膜4aの膜厚よりも大きくなっている。具体的には、ゲート絶縁膜4aの膜厚の例えば3倍となるように、保護用MOSトランジスタ3のゲート絶縁膜3aは、十分に大きな膜厚で形成されている。
本実施形態の半導体装置の変形例では、十分に大きな膜厚を有するゲート絶縁膜3aを備えていることで、ゲート絶縁膜3aの耐圧性を向上させることができる。そのため、例えば保護用MOSトランジスタ3のゲート電極3bにプラズマチャージング電流が流れた結果、ゲート絶縁膜3aに電界が生じても、ゲート絶縁膜3aに与えるダメージを小さくすることができる。従って、本実施形態の半導体装置の変形例においても、保護用MOSトランジスタ3が良好に動作できるため、プラズマダメージによる内部回路のゲート絶縁膜の劣化が抑えられ、微細化されても半導体装置の高い信頼性を確保できる。
なお、図4および図5に示す本実施形態の半導体装置では、金属膜からなるパッド(図示せず)の代わりに、アルミニウムや銅で形成された長距離の電源配線など、内部回路素子の電極(MOSトランジスタ4のゲート電極4b)に比べて十分に大きなサイズの金属膜を設けてもよい。
また、図4および図5に示す本実施形態の半導体装置では、ソース・ドレイン間の抵抗が比較的大きい保護用MOSトランジスタ3を用いると、パッド2を形成する際に発生するプラズマチャージング電流が内部回路1まで流入するのを、より確実に抑えることができるため好ましい。
(第4の実施形態)
以下、本発明の第4の実施形態に係るテスト回路およびそれを用いた評価方法について、図6を参照しながら説明する。
以下、本発明の第4の実施形態に係るテスト回路およびそれを用いた評価方法について、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、本実施形態のテスト回路は、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有する評価用MOSトランジスタ14を含む内部回路(図示せず)と、評価用MOSトランジスタ14のゲート電極に接続され、ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有し、内部回路を保護するための保護用MOSトランジスタ15と、保護用MOSトランジスタ15を介して、評価用MOSトランジスタ14のゲート電極に接続され、金属膜からなるパッド13と、評価用MOSトランジスタ14のゲート電極と保護用MOSトランジスタ15とに接続されたアンテナパターン16とを備えている。なお、パッド13は複数個形成されており、保護用MOSトランジスタ15のゲート電極、評価用MOSトランジスタ14のソースおよびドレインにもパッド13がそれぞれ接続されている。ここで、保護用MOSトランジスタ15は、ソース・ドレイン間の抵抗値が十分大きくなるように設計されていると好ましい。
次に、本実施形態のテスト回路を用いて、アンテナパターン16の特性を評価する方法を説明する。まず、評価用MOSトランジスタ14のソースを接地し、評価用MOSトランジスタ14のドレインおよび保護用MOSトランジスタ15のゲートを一定の電位にする。次に、前述の状態で、保護用MOSトランジスタ15のドレインを一定の電位を与えて、この時に評価用MOSトランジスタ14に流れるドレイン電流値を測定する。以上の方法により、本実施形態のテスト回路におけるアンテナパターン16の特性を評価することができる。
図7は、上述の本実施形態のテスト回路を用いて、評価用MOSトランジスタ14のドレイン電流値を測定した結果を示す図である。なお、横軸はドレイン電流値(Ids)、縦軸は累積度数をそれぞれ表している。ここで、図7には、アンテナパターン16を設けない場合17、アンテナパターン16として面積が400μm2のくし型ポリシリコンゲート電極を設けた場合18、およびアンテナパターン16として面積が4000μm2のくし型ポリシリコンゲート電極を設けた場合19の測定結果がそれぞれ示されている。
図7に示すように、アンテナパターン16のポリシリコンゲート電極の面積が大きくなるに連れ、ドレイン電流値は小さくなっている。ここで、ドレイン電流値が減少するのは、アンテナパターン16のポリシリコンゲート電極がアンテナとなり、プラズマプロセス中に荷電粒子がポリシリコンゲート電極に蓄積される結果、ゲート絶縁膜にダメージが与えられるからだと考えられる。さらに、アンテナとなる導電膜(ポリシリコンゲート電極)の面積が大きいほど、プラズマ中の荷電粒子が多く蓄積されるため、ゲート絶縁膜の劣化を引き起こすプラズマダメージは発生しやすくなる。従って、図7に示す結果は、プラズマダメージのアンテナ(ゲートポリシリコンゲート電極)の面積に対する依存性を示していることがわかる。以上のことより、本実施形態のテスト回路を用いれば、アンテナパターン16が評価用MOSトランジスタ14に及ぼす影響を正確に評価することができる。
本実施形態のテスト回路の特徴は、パッド13が評価用MOSトランジスタ14と直接接続されておらず、保護用MOSトランジスタ15を介して評価用MOSトランジスタ14のゲート電極に接続されていることにある。この構成によれば、パッド13を形成する際にプラズマチャージング電流が発生しても、該プラズマチャージング電流が保護用MOSトランジスタ15を介して評価用MOSトランジスタ14のゲート電極に流入するのを抑制することができる。そのため、評価用MOSトランジスタ14は、パッド13を形成する際のプラズマダメージの影響をほとんど受けることがない。その結果、本実施形態のテスト回路を用いれば、パッド13からのプラズマダメージなど、他の要因を考慮することなく、アンテナパターン16が評価用MOSトランジスタに及ぼす影響だけを評価することが可能となる。従って、アンテナパターン16の正確な評価を行うことができるため、本実施形態のテスト回路を回路設計に利用することで、信頼性の高い半導体装置を実現できる。
なお、上述の図2と図7とに示された結果を照らし合わせてみると、図2に示す結果の方がドレイン電流値の減少が顕著に見られる。このことから、保護用MOSトランジスタが設けられておらず、評価用MOSトランジスタに直接接続されたパッドを有するテスト回路を用いた場合、パッド形成時のプラズマダメージが評価用MOSトランジスタに及ぼす影響が大きいため、アンテナパターンの十分な評価ができないことがわかる。
また、本実施形態のテスト回路では、ソース・ドレイン間の抵抗が比較的大きい保護用MOSトランジスタ15を用いると、パッド13を形成する際に発生するプラズマチャージング電流が内部回路1まで流入するのを、より確実に抑えることができるため好ましい。
なお、本実施形態の半導体装置では、アンテナパターン16としてポリシリコンからなるゲート電極を用いて評価を行ったが、これに限定されるものではなく、あらゆるアンテナパターンに対して正確な評価を行うことができる。
本発明に係る半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法は、例えばMOSトランジスタなどを有する半導体装置の微細化および信頼性の向上に有用である。
1 内部回路
2 パッド
3 保護用MOSトランジスタ
3a ゲート絶縁膜
3b ゲート電極
3c サイドウォール
3d ソース・ドレイン領域
4 MOSトランジスタ
4a ゲート絶縁膜
4b ゲート電極
4c サイドウォール
4d ソース・ドレイン領域
5 保護用パッド
6a パッド
6b パッド
6c 保護用パッド
6d パッド
7 評価用MOSトランジスタ
8 保護用MOSトランジスタ
9 素子分離用絶縁膜
10 絶縁膜
11 コンタクトプラグ
12 配線層
12a 配線層
13 パッド
14 評価用MOSトランジスタ
15 保護用MOSトランジスタ
16 アンテナパターン
17 アンテナパターンを設けない場合
18 面積が400μm2のポリシリコンゲート電極を設けた場合
19 面積が4000μm2のポリシリコンゲート電極を設けた場合
20 半導体基板
101 半導体基板
102 素子分離用絶縁膜
103 ゲート絶縁膜
104 ゲート電極
105 サイドウォール
106 半導体拡散領域
106a 半導体拡散領域
107 絶縁膜
108 プラグ
109 配線層
2 パッド
3 保護用MOSトランジスタ
3a ゲート絶縁膜
3b ゲート電極
3c サイドウォール
3d ソース・ドレイン領域
4 MOSトランジスタ
4a ゲート絶縁膜
4b ゲート電極
4c サイドウォール
4d ソース・ドレイン領域
5 保護用パッド
6a パッド
6b パッド
6c 保護用パッド
6d パッド
7 評価用MOSトランジスタ
8 保護用MOSトランジスタ
9 素子分離用絶縁膜
10 絶縁膜
11 コンタクトプラグ
12 配線層
12a 配線層
13 パッド
14 評価用MOSトランジスタ
15 保護用MOSトランジスタ
16 アンテナパターン
17 アンテナパターンを設けない場合
18 面積が400μm2のポリシリコンゲート電極を設けた場合
19 面積が4000μm2のポリシリコンゲート電極を設けた場合
20 半導体基板
101 半導体基板
102 素子分離用絶縁膜
103 ゲート絶縁膜
104 ゲート電極
105 サイドウォール
106 半導体拡散領域
106a 半導体拡散領域
107 絶縁膜
108 プラグ
109 配線層
Claims (10)
- 第1のゲート電極、第1のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有するMOSトランジスタを含む内部回路と、
前記MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続され、第2のゲート電極、第2のゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有し、前記内部回路を保護するための保護用MOSトランジスタと、
前記保護用MOSトランジスタを介して、前記MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続される第1の金属膜と、
前記保護用MOSトランジスタの前記第1のゲート電極に接続された保護用電極パッドとを備えている半導体装置。 - 平面的に見て前記第1の金属膜の面積は、前記第1のゲート電極の面積よりも大きい請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の金属膜は、信号の入力または出力に用いられる電極パッドである請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記第2のゲート電極に接続され、少なくとも前記第2のゲート電極の上方を覆うように形成された第2の金属膜をさらに備えており、
前記第2の金属膜を介して、前記保護用MOSトランジスタの前記第2のゲート電極と前記保護用電極パッドは接続されている請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の半導体装置。 - 平面的に見て前記第2のゲート電極の面積は、前記第1のゲート電極の面積よりも大きい請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の半導体装置。
- 前記第2のゲート絶縁膜の膜厚は、前記第1のゲート絶縁膜の膜厚よりも大きい請求項1〜5に記載の半導体装置。
- ゲート電極、ゲート絶縁膜、ソース領域およびドレイン領域を有する評価用MOSトランジスタと、
前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極に接続され、前記評価用MOSトランジスタを保護するための保護用MOSトランジスタと、
前記保護用MOSトランジスタを介して、前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極に接続される金属膜と、
前記評価用MOSトランジスタのゲート電極と前記保護用MOSトランジスタとに接続されたアンテナパターンとを備えており、
前記評価用MOSトランジスタの特性を測定することで、前記アンテナパターンの特性を評価するテスト回路。 - 平面的に見て前記金属膜の面積は、前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極の面積よりも大きい請求項7に記載のテスト回路。
- 評価用MOSトランジスタ、保護用MOSトランジスタ、金属膜、およびアンテナパターンを備えたテスト回路を用いた評価方法であって、
前記保護用MOSトランジスタを介して、前記評価用MOSトランジスタのゲート電極と前記金属膜とが接続され、且つ、前記アンテナパターンが前記保護用MOSトランジスタと前記評価用MOSトランジスタの前記ゲート電極とに接続されているテスト回路を準備するステップ(a)と、
前記評価用MOSトランジスタのドレイン電流値を測定することで、前記アンテナパターンの特性を評価するステップ(b)とを備えている評価方法。 - 前記ステップ(b)では、前記評価用MOSトランジスタのソースを接地し、且つ、前記保護用MOSトランジスタと前記保護用素子トランジスタのゲート電極および前記評価用MOSトランジスタのドレインを一定の電位にした状態で測定を行う請求項9に記載の評価方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007155151A JP2008311285A (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007155151A JP2008311285A (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008311285A true JP2008311285A (ja) | 2008-12-25 |
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ID=40238667
Family Applications (1)
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JP2007155151A Pending JP2008311285A (ja) | 2007-06-12 | 2007-06-12 | 半導体装置、テスト回路およびそれを用いた評価方法 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111354723A (zh) * | 2018-12-24 | 2020-06-30 | 爱思开海力士有限公司 | 半导体器件 |
US10943899B2 (en) | 2018-10-30 | 2021-03-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
CN115411052A (zh) * | 2021-05-10 | 2022-11-29 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 半导体结构及其形成方法、电路及电路工作方法 |
WO2024000626A1 (zh) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体测试结构及其形成方法 |
-
2007
- 2007-06-12 JP JP2007155151A patent/JP2008311285A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10943899B2 (en) | 2018-10-30 | 2021-03-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Semiconductor device |
CN111354723A (zh) * | 2018-12-24 | 2020-06-30 | 爱思开海力士有限公司 | 半导体器件 |
CN111354723B (zh) * | 2018-12-24 | 2024-02-27 | 爱思开海力士有限公司 | 半导体器件 |
CN115411052A (zh) * | 2021-05-10 | 2022-11-29 | 中芯国际集成电路制造(上海)有限公司 | 半导体结构及其形成方法、电路及电路工作方法 |
WO2024000626A1 (zh) * | 2022-06-30 | 2024-01-04 | 长鑫存储技术有限公司 | 半导体测试结构及其形成方法 |
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