[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2008310328A - シングルモード光ファイバの曲げ不感性 - Google Patents

シングルモード光ファイバの曲げ不感性 Download PDF

Info

Publication number
JP2008310328A
JP2008310328A JP2008154782A JP2008154782A JP2008310328A JP 2008310328 A JP2008310328 A JP 2008310328A JP 2008154782 A JP2008154782 A JP 2008154782A JP 2008154782 A JP2008154782 A JP 2008154782A JP 2008310328 A JP2008310328 A JP 2008310328A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
fiber
core
refractive index
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008154782A
Other languages
English (en)
Inventor
John M Fini
エム. フィニ ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric North America Inc
Original Assignee
Furukawa Electric North America Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric North America Inc filed Critical Furukawa Electric North America Inc
Publication of JP2008310328A publication Critical patent/JP2008310328A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/036Optical fibres with cladding with or without a coating core or cladding comprising multiple layers
    • G02B6/03616Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference
    • G02B6/03661Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 4 layers only
    • G02B6/03666Optical fibres characterised both by the number of different refractive index layers around the central core segment, i.e. around the innermost high index core layer, and their relative refractive index difference having 4 layers only arranged - + - +

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

【課題】曲げに対する敏感性を低減しつつ、標準のSMFに適合するAeffを持ち、かつ/あるいは高次横断モードを効果的に遮断するアクセスファイバの設計方法を提供する。
【解決手段】曲げ損失に比較的不感性である光ファイバは、基底横断モードでの光の伝播を保持し、導くように構成されるコア領域とクラッド領域とからなり、クラッド領域はコア領域よりも小さい屈折率を有する外側クラッド領域、コア領域と同等の屈折率を有する環状の台座領域、コア領域と台座領域との間に配され、外側クラッド領域よりも小さい屈折率を有する環状の内側溝領域、台座領域と外側クラッド領域との間に配され、外側クラッド領域よりも小さい屈折率を有する環状の外側溝領域を含む。さらに、HOM抑制のために、台座領域がコア領域の少なくとも一つの異なる横断モードと台座領域の少なくとも一つの非基底横断モードとを共鳴的に結合するように構成される。本設計のファイバはアクセスファイバ、その他センサなどに好適に使用される。
【選択図】図1

Description

本発明は、シングルモード光ファイバに関し、特にそのようなファイバの曲げに対する敏感性を低減することに関する。さらに、曲げに対する不感性に関してだけではなく、標準のシングルモードファイバへの効果的なモード適合、また/あるいは高次横断モードを効果的に遮断するファイバ設計に関する。
例えば、地上、海底およびメトロシステムに使われる標準のシングルモード光ファイバと違い、一般にユーザに近いところに位置しているアクセスファイバは、ファイバ ツー ザ ホーム(FTTH)、ジャンパケーブル、およびFTTxファイバ(例えば、ファイバツーザカーブ(fiber-to-the-curb)、屋内配線)を含む。アクセスファイバは、アクセスされる場所(例えば、家庭、職場、あるいは他の施設)へ光信号を搬送する標準のシングルモードファイバ(SMF)と低損失で信頼性のある方法で中継するだけでなく、アクセスファイバアプリケーションの多くに特有の曲げの影響に比較的不感性がなければならない。
さらに具体的に言うと、標準のステップインデックス型SMFはコア径が約8μmから約11μmのものが多い。実際、このタイプのSMFは、国際電気通信連合の電気通信セクター勧告G.652に適合している。SMF28として知られるこのタイプの代表的なファイバは、ニューヨーク州コーニングにあるコーニング社(社名、商標)から商業的に入手可能である。この範囲の直径と約0.005−0.007のコア−クラッド屈折率差では、そのようなSMFは一般に波長約1300nmで約60−70μm、波長約1550nmで約80−90μmの有効基準横断モードフィールド断面積(Aeff)を有する。そのようなSMFとアクセスファイバを効率よく結合(接合)するために、アクセスファイバのAeffは現実的に可能な限りSMFのそれに近くなければならない。
しかし、さらにアクセスファイバは、例えば壁の角付近、および配管あるいはダクト中で曲げられなければならない。ある種の用途においては、アクセスファイバに要求される曲げ半径は約5−15mmである。しかし、ファイバがそれほど厳しく曲げられると、光損失が許容できないレベルまで増加する可能性がある。特に、同じファイバが過度に曲げられると、ファイバがまっすぐな(あるいはわずかに曲げられた)場合はシステムの規格内にある標準SMFの基底横断モードの光損失が高くなり、規格から外れることがしばしばある。さらに、光信号がさらに高次の横断モード(HOM)を含んでいると、そのようなHOMによってもたらされる曲げ損失は基底横断モードによるものよりもより高くなる。
しかし、自然の成り行きとして、標準のSMFのAeffに適合するAeff有し、かつ/あるいはHOMを効果的に遮断するアクセスファイバの設計は、一般的なアクセス環境での低い曲げ損失を達成する設計と矛盾する。
したがって、半径約5−15mmに曲げられるときに曲げ損失が比較的低く、同時に標準SMFのAeffに適合するAeffを有し、かつ/あるいはHOMを効果的に遮断するアクセスファイバの設計技術に対するニーズがいまだにある。
これ以降、「モード(mode)」という用語は「横断モード」を意味し、「インデックス(index)」および「インダイシス(indices)」という用語は屈折率を意味する。
本発明の一実施例により、曲げ損失に比較的不感性である光ファイバは、基底横断モードでの光の伝播を保持しかつ導くように構成されるコア領域とクラッド領域とからなり、クラッド領域は、(i)コア領域の屈折率よりも小さい屈折率を有する外側クラッド領域と、(ii)外側クラッド領域の屈折率よりも高く、コア領域の屈折率と同等の屈折率を有する環状のクラッド台座領域と、(iii)コア領域と台座領域との間に配され、外側クラッド領域の屈折率よりも小さい屈折率を有する環状のクラッド内側溝領域と、(iv)台座領域と外側クラッド領域との間に配され、外側クラッド領域の屈折率よりも小さい屈折率を有する環状のクラッド外側溝領域とを含む。さらに、HOMを抑制するために、台座領域が、コア領域の少なくとも一つの異なる横断モードと台座領域の少なくとも一つの非基底横断モードとを共鳴的に結合するように構成される。
本発明に従って設計されたファイバは、比較的低い曲げ敏感性を有し、アクセスファイバとして好適に使用されるが、センサあるいは乗り物に使われるファイバなど、その他に使われてもよい。
添付の図を参照した以下の議論により、本発明の特徴や実施例を明らにする。なお、これらの図面中の構成要素は必ずしも寸法通りではない。
一般的に実用化される光アクセスファイバの設計は、3つの互いに関連する項目、即ち(i)所定の範囲(例えば、5−15mm)内での曲げ半径に対する相対的に低い曲げ損失(つまり、低い曲げ敏感性)、(ii)HOMの抑制(つまり、抑制されるべきHOMの比較的低いカットオフ波長)および(iii)標準SMFに適合するモード断面積(例えば、上記コーニングから商業的に入手可能なSMF28のような標準ファイバとの良好なコネクタ接続および/あるいは接合)に対する考慮を伴う。
光ファイバ設計 − 曲げ不感性の考察
図1Aおよび1Bにおいて、本発明の一つの特性として光ファイバ10は、比較的低い曲げ損失を有し、いろいろなアクセスあるいはセンサファイバとしての応用に適している。ファイバ10は、クラッド領域14に囲まれたコア領域12を含み、コアおよびクラッド領域は、基本的にコア領域12の中心に位置する長さ方向の軸16に沿う軸方向への光(放射)の伝播を保持し導くように構成される。
コア領域12は円形の断面を持つように図示されているが、それは多くの場合好ましい形状であって、楕円形のような他の断面形状であってもよい。一般にモードサイズはAeffによって特徴づけられるが、円形のコア断面を持つ一般的なSMFについてはモードフィールド径(MFD)が使われてもよい。
このタイプのファイバは、一般にガラス(例えば、シリカ)で作られ、コア領域およびクラッド領域の屈折率はファイバの製造中に添加されるドーパントの量およびタイプ(例えば、P、Al、Ge、F)によってコントロールされ、それは技術的によく知られていることである。これらの屈折率は、コア/クラッド領域の厚さ/直径と同様、以下に議論されるようにファイバの重要なオペレーションパラメータを決定する。
本発明の一実施例により、クラッド領域14は、環状の外側クラッド領域14.4、環状で屈折率の高い台座領域14.1、コア領域12.1と台座領域14.1の間に配される環状で屈折率の低い内側溝領域14.2、および台座領域14.1と外側クラッド領域14.4の間に配される環状で屈折率の低い外側溝領域を含む。台座領域14.1の屈折率(nped)は、外側クラッド領域14.4の屈折率(nout)よりも高い。さらに、内側および外側溝領域の屈折率(ntri、ntro)は、外側クラッド領域14.4の屈折率よりも低く、即ち、nped>nout、ntri<noutであり、かつntro<noutである。以下に議論されるように、一般にファイバ10、および特に台座領域14.1はあらかじめ選択されたHOMを抑制するように構成される。
一実施例において、コア領域12は、環状の外側コア領域(あるいは棚領域)12.2により半径方向に囲まれた内側コア領域12.1を含む。内側コア領域12.1の屈折率は、外側コア領域12.2の屈折率よりも大きく、即ち、ncore>nshlfである。棚領域12.2は任意選択であるが、ある場合には好ましいものである。棚領域が省略される設計においては、コア領域12は単に内側コア領域のみを含み、内側溝領域14.2の厚さは省略された棚領域の幅だけ増やされる。以下に議論されるように、どちらの場合でもコア領域12は、標準SMFの基底モードに適合する基底モードAeffを形成するように構成される。
もちろん、曲げ損失は可能な限り低くあるべきである。特に、約5−15mmの範囲のいかなる曲げに対しても、曲げ損失は、重要なオペレーション波長(例えば、1300nm、1550nm、および1650nm)において標準SMFの曲げ損失よりも低くあるべきである。このために、少なくとも一つの溝領域14.2、14.3(好ましくは両方)は、標準SMFの屈折率差よりも合計で大きな屈折率差を備えるべきである。例えば、SMF28は合計屈折率差が約0.005である。本発明の一実施例によれば、ファイバ10の合計屈折率差は式(1)、(2)により与えられる。
Figure 2008310328
及び/または、
Figure 2008310328
さらに、外側クラッド領域14.4と外側溝領域14.3との間の境界14.5は5−15mmの曲げ半径に対して半径が約17−23μmの範囲にあるべきであり、コアと台座領域の屈折率は同程度であり、それは式(2a)で与えられる。
Figure 2008310328
光ファイバ設計−モード整合に関する考察
アクセスファイバを使う際、多くの場合アクセスファイバを標準のシングルモードファイバに接合する、あるいは別の方法により連結する必要があるので、アクセスファイバのAeffが標準のSMF(例えば、上記コーニングから入手可能な標準SMF28)のAeffと整合が取れていることが重要である。実際問題として、この必要条件は、アクセスファイバは事実上シングルモードであるべきであり、約1550nmの信号波長でAeffが約80−90μmであり、約1300nmの信号波長でAeffが約60−70μmであるべきということを意味する。同様に、円形の断面を有するアクセスファイバのコア領域に対しては、アクセスファイバはコア直径が約8−11μmであるべきである。
ファイバ10のAeffは主として2つのパラメータ、即ちコア領域12.1と内側溝領域14.2との屈折率差Δn、つまりΔn=(ncore−ntri)と、コア領域12の半径方向の幅あるいはコア面積、つまり円形断面の場合にはコア領域の直径D、しかし例えば楕円形断面の場合にはコア面積、によりコントロールされる。より具体的には、図2に示されるように、与えられたDに対して屈折率差がΔnからΔnまで減少するとき、基底モードフィールドの制限は減少、つまり、Aeffが増加するということを意味する。しかし、モード制限の減少は、特にファイバが著しく曲げられる(例えば、曲げ半径が5−15mm)時にファイバがより低品質の導波路となってしまい、光損失が増加することを意味する。一方、図3に示されるように、与えられたΔnに対して、コア領域12の直径がDからDまで増加するとき、Aeffは(ほぼ比例して)増加するが、サポートされるHOMの数もまた増加する。一般にHOM中に大きなエネルギーが存在することは好ましいことではなく、例えば、ファイバが曲げられると光損失が増加する。
外側コア領域(あるいは棚)12.2が省略されている図1の実施例において、合計屈折率差(つまり、ncore−ntri、あるいはncore−ntro、あるいはその両方)は依然として不等式(1)および/あるいは(2)を満たすべきであり、コア幅(例えば、直径D)はおおよそ式(3)の範囲にあるべきであり、
Figure 2008310328
外側クラッド領域14.4の屈折率はおおよそ式(4)を満たすべきである。
Figure 2008310328
この差分があまりにも大きいと、HOMがコア領域内に生じる傾向にある。しかし、それは以下の節に述べられる設計を用いて抑制される。
曲げ損失の低減と標準SMFのAeffへのAeffの整合という対立する要求に対処する他のファイバ設計が、同じく図1に示される。より具体的には、コア領域12は、図1に示されるように、内側コア領域12.1を取り囲む薄くてより屈折率が低い環状の棚領域12.2を含む。棚領域12.2は、Aeffが標準SMFのAeffと整合するように増加することを可能にする。棚領域12.2は、内側コア領域12.1の直径Dよりも少ない厚さtshlfを有する。つまり、D>>tshlfでありD=8−11μmであるとき、おおよそ式(5)である。
Figure 2008310328
さらに、棚領域12.2の屈折率nshlfは内側コア領域12.1の屈折率よりも小さく、即ちncore<nshlfである。一般に、おおよそ(ncore−nshlf)<0.007であり、標準SMFの屈折率差(0.005)と同等である。好ましくは、nshlfは以下の不等式(6)、および(6a)をおおよそ満足し、Dは約9−10μmの範囲にある。
Figure 2008310328
上記のコア領域の詳細な設計はモード整合だけでなくHOMの抑制をも容易にするが、それは以下の節で議論される。
光ファイバ設計−HOMに関する考察
HOMを抑制するために、ファイバ10のクラッド領域14はクラッド領域の残りの部分よりも高い屈折率npedを持つ台座領域14.1を含み、即ち、台座領域14.1は、より屈折率の低い(ntri)内側溝領域14.2と、より屈折率の低い(ntro)外側溝領域14.3によって半径方向に囲まれている。さらに、それは外側クラッド領域14.4の屈折率(nout)よりも高い屈折率を有する。
台座領域14.1は、その非基底(リング)モードの少なくとも一つがコア領域12の少なくとも一つのHOMと共鳴的に結合するように構成される。図4Aの簡単化した屈折率プロファイルに示されるように、(具体的に1st高次モードとして描かれている)コア領域12のHOM18は、好ましくは台座領域14.1の非基底モード20と共鳴的であり、それに対してコア領域の基底モード22は、台座領域のどのようなモードとも共鳴的ではない。非基底モード20は、一般に台座領域14.1の最低次非基底リングモードである。
「共鳴的」あるいは「共鳴的に結合」という用語により、コア領域のモードの有効屈折率(neff)が台座領域の非基底モードの屈折率と本質的に等しいということを意味する。したがって、コア領域12の1st高次モード18のneff18.1が台座領域14.1の非基底モード20のneff20.1と本質的に等しく、それはHOM18のエネルギーがコア領域から台座領域の非基底モード20に移動あるいは結合し(矢印24)、そこから外側クラッド領域14.4の中に放射することを可能にする(矢印26は漏れやすいクラッドモードを経るそのような放射を示していて、それは通常存在する)。ファイバに沿って適当な距離を伝播した後、この共鳴的な移動と放射の過程がコア領域のHOM18を有効に抑制する。それに対して、コア領域の基底モード22のneff22.1は台座領域のどのようなモードのneffにも対応しない。結果として、基底モード22はコア領域を効果的に伝播し、そのエネルギーが台座領域へ共鳴的に伝播するということは生じない(×矢印28)。
コア領域モードと非基底台座領域モードとが本質的に等しい屈折率を有する条件は、例えばコア領域のHOMの屈折率18.1と台座領域の非基底モードの屈折率20.1とがこれらのモード間での光の結合が著しく妨げられるほどには違っていないということを意味する。本発明の好ましい実施例において、屈折率18.1と20.1との間の差は、コアの基底モードの屈折率22.1と台座の非基底モードの屈折率20.1との差よりもより少ない。
抑制されるべきコア領域モードと共鳴的な台座領域モードとの間の適切な結合は、後者の台座モードが前者のコアモードへ結合することを低減する必要性もまた考慮されるべきである。
さらに、ファイバ10は、不要なコアモードが台座モードを通して効果的に漏れることを可能にするように構成されるべきである。より具体的には、環状クラッド領域14.1の漏れの割合はコア領域12から外側クラッド領域14.4の放射への直接的な漏れの割合よりも多くあるべきである。そのために、外側溝領域14.3の幅あるいは厚さttroは好ましくは内側溝領域14.2のttriにおおよそ等しく、それは式(7)で表される。
Figure 2008310328
さらに、コア領域と台座領域との間の結合は、望むコアモードが乱されるほどに大きくてはいけない。その一方で、コア領域と台座領域との間の結合は、不要なコアモードが抑制されるべき台座の非基底モードと十分に結合しないほど小さくてはいけない。次に、台座モードの漏れの割合は、コアと台座領域との間の結合が妨げられるほど(つまり、不十分)に大きくてはいけない。最後に、不要なコアモードの損失があまりにも小さ過ぎ効率よく抑制されないほど台座モードの漏れの割合が小さくてはいけない。
これらの設計理論を堅持すると、例えばコア領域12において基底モード22が効率よく伝播されることが保障され、それに対してHOM18は効果的に抑制される。HOMが抑制される(あるいは遮断される)ために必要な程度は、個々の用途に依存する。すべての、あるいは完全な抑制は多くの用途において要求されておらず、それは比較的低い強度のHOMが引き続き存在することが許されることを意味する。どのような場合でも、HOMを抑制することは、例えば全挿入損失を低減すること、信号モードのノイズを低減すること、および微小曲げ損失を低減することによってシステムの性能を改善する。
図4Aのファイバの曲げの影響が図4Bに示される。曲げる前の屈折率プロファイル4Aはプロファイル4Bで示されるように歪み、その結果、台座領域14.1の非基底モード20のneff20.1bの増加をもたらす。もし曲げ半径が十分に小さいと、非基底クラッドモード20は矢印30で示されるようにコア領域12の基底モード22と共鳴的になる。そのような共鳴は不都合なことに基底コアモード22の光損失を増加させる。したがって、台座領域14.1は、基底コアモード22が何らかのクラッドモード、特に非基底クラッドモード20と共鳴的になることなく、期待する曲げ半径に対応するように構成される必要がある。
上記の共鳴的結合(屈折率適合)の理論は、不要な多重コアモードを台座領域のシングル非基底モードと共鳴的に結合させる、あるいはそれぞれのコアモードが離れた台座モードと共鳴的である一つあるいは複数の台座領域の異なる非基底モードと共鳴的に結合させることにより抑制することにも適用できる。
ファイバ設計理論
ファイバ10の設計において重要なパラメータは、内側コア領域12.1の屈折率(ncore)と半径(rcore=D/2)、(もし存在すれば)環状コア(棚)領域12.2の屈折率(nshlf)と厚さ(tshlf)、台座領域14.1の屈折率(nped)、半径(rped)と厚さ(tped)、外側溝領域14.3の屈折率(ntor)と厚さ(ttro)、および内側溝領域14.2の屈折率(ntri)と厚さ(ttri)である。
一般的な低い曲げ損失と高いAeff要求を満足することはトレードオフの関係にある。低い曲げ損失は高い屈折率差を意味するのに対し、高い屈折率差は低いAeffを意味する。一つの妥協点は(棚領域と比較して)低い屈折率差のコア領域を持つことである。先に述べたように、この条件は不等式(6)を満たす(ncore−nshlf)に帰結する。具体的には、(ncore−nshlf)〜0.005である。さらに、内側溝領域14.2はAeffにそれほど影響を与えず、それは(もし存在するならば)棚領域12.2はそれほど薄くないことを意味し、不等式(5)を満足する。
それに対して、曲げ損失の観点からは内側溝領域14.2の厚さと屈折率は非常に重要である。内側溝領域の幅(あるいは厚さ)を増すことは曲げ損失を減少させるが、また不要なHOMの存在を増加させる傾向がある。
HOMの存在は、例えば多重経路の干渉により性能を著しく損なう可能性がある。したがって、HOM抑制に関わる本ファイバ設計の観点は、同時に他の電気通信システムの要求を満足する低曲げ損失ファイバを達成するための重要な要素でもある。先に議論されたように、一般にHOMは抑制されるべき高次(例えば1次)コアモードと非基底台座リングモードとの間の共鳴条件を満足することによって抑制され、それはこれら二つのモードの有効屈折率が互いにほぼ等しいということである。この点について、内側コア領域の半径に対する台座領域の厚さの比tped/rcoreと同様、内側コア領域12.1と台座領域14.1との間の屈折率の差(ncore−nped)に特に注意が払われるべきである。ncore〜npedに対して、この屈折率適合条件は約2−4μmの範囲のtpedによって満足される。屈折率適合は、一般にncore<npedであればより小さな厚さtped、ncore>npedであればより大きなtpedを必要とする。
曲げ損失は曲げ半径にも関係していて、つまり一般に曲げがきついほど(より小さな曲げ半径)光損失が高くなる。しかし、先に議論されたように、基底コアモードが基底台座モードと共鳴的になる臨界曲げ半径(rcrit)が存在する。台座(リング)モードのリングモード屈折率は式(8)で与えられる量だけずれる。
Figure 2008310328
ここでcはおおよそ式(9)で与えられる定数である。
Figure 2008310328
臨界半径(rcrit)は、Δnpedが基底コアモード22.1(図4A)と高次コアモード18.1(図4A)との間のモード間隔Δnmsに等しい半径rbendとほほ同じである。
Figure 2008310328
bend=rcritにおいて基底コアモードの光損失はきわめて高く、それは基底コアモードが効果的に抑制され、きわめて望ましくない状況である。この問題を緩和するために、台座領域14.1の半径(rped)が低減されて、運用に必要な曲げ半径が臨界半径よりも大きくなるまで、より小さい臨界曲げ半径とすることが出来る。
実験結果
これらの例は、コア領域12が内側コア領域12.1と内側コア領域を半径方向に取り囲む環状のコア領域12.2の両方を含む本発明の具体的実施例により、曲げ不感性プリフォームから線引きされるシリカ光ファイバだけでなく、そのプリフォームについても述べている。よく知られたMCVDがシリカガラスからファイバを製造するために使われ、内側コア領域12.1にGe、環状コア領域12.2にF、内側溝領域14.2にF、台座領域14.1にGe、および外側溝領域14.3にFがドープされた。外側クラッド領域14.4はドープされなかった。線引きした状態のファイバは図5および6に示される屈折率差プロファイルを有していた。目標のプロファイルは点線I、およびIIIで示され、それに対して実際のプロファイルは実線IIおよびIVで示される。半径方向の位置軸(横座標)は、いろいろなファイバ構成要素である内側コア領域、棚領域、溝領域、および台座領域の実際の厚さ/半径を与える。
さまざまな材料、寸法、および動作条件は単に例示のために提供されており、明示的に述べられていない限り発明の範囲を限定するものではない。
例I(サンプル PW060217)
この例においては、ファイバプリフォームは直径18.8mmであり、線引きされたファイバは外径(OD)が119μmあるいは125μmのいずれかであった。いろいろな半径方向要素は表1の厚さ/半径および外側クラッド領域に対する屈折率差(Δn)を有していた。
Figure 2008310328
二つのファイバはそれらのカットオフ波長、(曲げ半径5mm、および波長1650nmにおける)曲げ損失、および(波長1550nmにおける)MFDに関して表2のような特性であった。
Figure 2008310328
このファイバは比較的高いカットオフ(カットオフ波長1505nm、信号波長1553nm)にも関わらず予備的なCATV試験で機能的な障害を示さなかった。
この場合、不等式(10)により与えられる条件rbend>rcritは以下のように満足される。定数c=0.8−1.0の値によってrcritは4.6−5.8mmの範囲にあるように計算される。よりよい評価c=0.8を用いて、rcrit=4.6mmが得られ、それはrbend=5mmよりも小さい。予想通り、rbendが5mmより小さくなるとこのファイバの性能は急速に低下した。(係数c=0.8は公知技術である応力修正を含むのでより優れている。)
例Iのファイバは不等式(6)により規定される条件を満足しないことに気がつく。しかし、例IIはそれを満足し、一部改善された性能を示す。
例II(サンプル PW061128)
この例ではファイバプリフォームの直径は19mmであり、線引きされたファイバの外径(OD)は125μmであった。いろいろな半径方向要素は表3の厚さ/半径および外側クラッド領域に対する屈折率差(Δn)を有していた。
Figure 2008310328
このファイバはそのカットオフ波長、(曲げ半径6.25mm、および波長1550nmにおける)曲げ損失1dB/m、および(それぞれ波長1310nmおよび1550nmにおける)8.6μmおよび9.2μmのMFDに関して以下のような特性であった。
このファイバは、例1のいずれのファイバよりも著しく低いITU−2m測定法によるカットオフ波長1304nmを有していた。一部の顧客は、一般に、より大きなMFDおよび/あるいはカットオフ波長<1260nmを要求し、それは曲げ損失を犠牲にして得られる。以下の例IIIはそのようなファイバ設計を扱う。
1320nmにおいて、ファイバはITU G.652の1310nmにおいて>8.6μmというMFDの必要条件に匹敵する。
このファイバはCバンドにおいて無視できるほどのMPI(多重経路干渉)も示した。
ドーパント拡散を伴う接合:1550nmにおいて<0.5dB/接合。
コネクタ接続:0.05dB<過剰損失<0.1dB。この過剰損失は採用されるコネクタ接続技術/設計によってもたらされる損失に起因すると考えられる。
例III
この例は、ある種のシステム用途におけるMFDのより厳しいカットオフ要件を満足すると期待されるファイバ設計について述べる。いろいろな半径方向要素は、表4の厚さ/半径および外側クラッド領域に対する屈折率差(Δn)を有していた。
Figure 2008310328
ファイバは、そのより厳しいカットオフ波長、(曲げ半径7.5mmにおける)曲げ損失、およびより厳しいMFDに関して特性化するとき、外径(OD)が125μmであるファイバについてすでに行われたシミュレーションに基づいて以下の結果が期待される。それぞれ、カットオフ1260nm、1550nmにおける曲げ損失<0.4dB/m、および1310nmおよび1550nmにおけるMFDが8.9μmおよび9.6μm。
特に、本発明はいろいろなファイバ寸法がどのように制限損失に影響を与え、したがって環状領域からコア領域に結合する光エネルギーの量を減少させるかについて述べたが、同様の結果を得るために他の方法、例えば吸収、散乱、ファイバの曲げ、モード結合、あるいは利得などの利用があることは当業者には明らかであろう。さらにこれらの技術は個々に、あるいは他と組み合わせて使われてもよい。
さらに、具体的に高度に一般化された本発明のアクセスファイバの利用が図7に示される。ここで、入力ファイバ(例えば、標準のSMF70)は光源72(例えば、伝送システム)から施設74(例えば、業務あるいは家庭用の建物)に光信号を搬送する。具体的には、SMF70がアクセスファイバ76に接合され、それが施設内あるいは関連する位置に配される利用機器あるいは装置78に信号を搬送する。SMF70とアクセスファイバ76は、一般に施設74の壁74.1に置かれる接続箱77で互いに接合される。しかし、接続箱は施設内、あるいはその屋外の他の場所に配されてもよい。どちらの場合でも一般にアクセスファイバ76は利用装置78へのまっすぐな配線経路がない。むしろ、多くの場合それは一つ以上の障害物79の周りを進まねばならず、それはしばしば少なくとも一つの曲がり部分76.1があることを意味する。先に述べたように、そのような曲がり部分はファイバの曲げ半径が約5−15mmである過剰な曲げであるかもしれない。本発明のアクセスファイバのモード整合特性は、それらがSMFに効果的に接合され、同様に過剰な曲げ損失を生じることなく障害物の周りに曲げられることを可能にする。あるいは、SMF70は出力ファイバ、または入力および出力ファイバの両方であってもよい。したがって、一般にSMF70は入力/出力ファイバとして扱われてもよい。
最後に、出願人は本発明のファイバのアクセス用途への利用を強調したが、これらのファイバの低減された曲げ敏感性は、それらを例えばセンサ、あるいは乗り物(例えば、自動車、航空機、列車、ボート)での利用に魅力的であることを表している。
上に述べた構成は、本発明の理論の応用を説明するために考案され得る多くの可能性のある具体的実施例の単なる例示であり、本発明の精神と範囲から逸脱することなく、これらの理論に基づく多くの改良、かつ変形された他の構成が考案され得るものであり、またそのような改良、変更は添付してある請求の範囲内に含まれるものであることを当業者は理解するべきである。
Aは、本発明の一実施例による光ファイバの断面図であり、BはAのファイバの屈折率プロファイルの図解グラフである。 effがコア領域の屈折率差(Δn)によってどのように変化するかを示すステップインデックスファイバ(SIF)の屈折率プロファイルの図解グラフである。 effがコア領域の幅(例えば、直径、D)によってどのように変化するかを示すSIFの屈折率プロファイルの図解グラフである。 高次モード(HOM)を抑制するための環状のクラッド領域を有するSIFの屈折率プロファイルの図解グラフであり、Aはまっすぐなファイバの場合、Bは曲がったファイバの場合を示す。 図1Aおよび1Bの設計により製造されたファイバの屈折率プロファイルのグラフである。 図1Aおよび1Bの設計により製造された別のファイバの屈折率プロファイルのグラフである。 本発明によるアクセスファイバの一般的な用途を示す概略構成図である。
符号の説明
10 光ファイバ
12 コア領域
12.1 内側コア領域
12.2 外側コア領域(棚領域)
14 クラッド領域
14.1 台座領域
14.2 内側溝領域
14.3 外側溝領域
14.4 外側クラッド領域
14.5 境界
18 HOM
18.1 HOMの屈折率
20 非基底モード
20.1 非基底モードの屈折率
22 基底モード
22.1 モードの屈折率
70 標準SMF
72 光源
74 施設
76 アクセスファイバ
76.1 ファイバの曲がり部分
77 接続箱
78 利用設備

Claims (20)

  1. 長さ方向の軸を有するコア領域と、前記コア領域を取り囲むクラッド領域とを含み、前記軸方向に前記コア領域内を基底横断モードで光の伝播を保持し且つ導くように前記コアおよびクラッド領域が構成された光ファイバにおいて、
    前記クラッド領域が、
    外側クラッド領域の屈折率よりも高く且つ前記コア領域の屈折率と同等の屈折率を有する台座領域と、
    前記外側クラッド領域の屈折率よりも小さい屈折率を有する、前記コア領域と台座領域との間に配された環状の内側溝領域と、
    前記外側クラッド領域の屈折率よりも小さい屈折率を有する、前記台座領域と前記外側クラッド領域との間に配された環状の外側溝領域とを含み、
    前記台座領域が、前記コア領域の少なくとも一つの他の横断モードを前記台座領域の少なくとも一つの非基底横断モードに共鳴的に結合するように構成される、光ファイバ。
  2. 前記コア領域および前記台座領域の屈折率が互いに約0.003の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  3. 前記コア領域と前記溝領域の少なくとも一つとの間の屈折率差が約0.007よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  4. 前記コア領域が約8μmから約11μmの範囲の半径方向の幅を有し、かつ前記コア領域と前記溝領域の少なくとも一つとの間の屈折率の差が約0.008から約0.012の範囲にあることを特徴とする請求項3に記載のファイバ。
  5. 前記台座領域の半径方向厚さが約2μmから約4μmであることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  6. 前記外側クラッド領域と前記外側溝領域との間の境界が半径約17μmから約23μmの位置にあることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  7. 前記コア領域と前記外側クラッド領域との間の屈折率の差が約0.003から約0.006の範囲にあることを特徴とする請求項1のファイバ。
  8. 前記台座領域が前記コア領域と前記外側クラッド領域との間のほぼ半径方向において中間に配されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  9. outが前記外側溝領域と前記外側クラッド領域との間の境界の半径方向の距離、rpodが前記台座領域の半径、rcoreが前記コア領域の幅であるときに、0.5<(rout−rped)/(rped−rcore)<2.0であることを特徴とする請求項8に記載のファイバ。
  10. 約1300nmの動作波長において約60μmから約70μmであり且つ約1550nmの範囲の動作波長において約80μmから約90μmのモードフィールド断面積で前記基底モードを導くように、前記コア領域の幅および前記コア領域の屈折率が構成されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  11. 前記コア領域の前記他の横断モードの有効屈折率と前記台座領域の当該横断モードの有効屈折率とが互いに本質的に等しいことを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  12. 前記台座領域が、前記コア領域の横断高次モードを前記台座領域の非基底横断モードに共鳴的に結合するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  13. 前記コア領域と前記台座領域とが、前記台座領域から前記コア領域への光エネルギーの流れを低減するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  14. 前記コア領域と前記台座領域とが、前記台座領域から前記外側クラッド領域の中に光エネルギーを漏れ出させるように構成されることを特徴とする請求項13に記載のファイバ。
  15. 前記ファイバがある波長範囲にわたって動作するように構成され、前記コアおよび台座領域の前記共鳴的横断モードの有効屈折率が前記範囲内の多数の波長において本質的に等しいことを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  16. 前記台座領域が、前記コア領域の多重横断モードを前記台座領域の少なくとも一つの非基底横断モードに共鳴的に結合するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
  17. アクセスされる施設へ、またはアクセスされる施設から信号光を搬送するシングルモード光入力/出力ファイバと、
    前記施設内に配される利用機器と、
    前記入力/出力ファイバを前記利用機器に結合する請求項1に記載のアクセスファイバとを含むアクセスシステムであって、
    前記アクセスファイバが、前記入力/出力ファイバのモードフィールド断面積に本質的に等しいモードフィールド断面積を有するように構成される、アクセスシステム。
  18. 前記アクセスファイバが、cnpedped/Δnmodeで与えられる臨界半径よりも大きな曲げ半径を有する少なくとも一つの曲がったファイバ部分を含み、ここで、cは約0.8から約1.0の範囲にある定数、npedは前記台座領域の屈折率、rpedは前記台座領域の半径であり、かつΔnmodeは前記コア領域の基底横断モードと一次の横断モードとの間の有効屈折率差であることを特徴とする請求項17に記載のシステム。
  19. 前記曲げ半径が約5mmから約15mmの範囲にあることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記コア領域が内側コア領域と前記内側コア領域を取り囲む環状の外側コア領域とを含み、前記外側コア領域の屈折率が前記内側コア領域の屈折率よりも小さく、前記外側コア領域の厚さが前記内側コア領域の幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のファイバ。
JP2008154782A 2007-06-15 2008-06-13 シングルモード光ファイバの曲げ不感性 Pending JP2008310328A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US81878007A 2007-06-15 2007-06-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008310328A true JP2008310328A (ja) 2008-12-25

Family

ID=39791366

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008154782A Pending JP2008310328A (ja) 2007-06-15 2008-06-13 シングルモード光ファイバの曲げ不感性

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP2003476A1 (ja)
JP (1) JP2008310328A (ja)
CN (1) CN101403808A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010146792A1 (ja) * 2009-06-17 2010-12-23 株式会社フジクラ マルチクラッド光ファイバ、光ファイバモジュール、ファイバレーザ及びファイバアンプ
WO2013005779A1 (ja) 2011-07-04 2013-01-10 株式会社フジクラ 光ファイバ

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7817892B2 (en) * 2008-05-28 2010-10-19 Ofs Fitel, Llc Bend insensitive fiber optic drop cable for in-home use
FR2951282B1 (fr) * 2009-10-13 2012-06-15 Draka Comteq France Fibre optique monomode a tranchee enterree
US8542969B2 (en) * 2010-02-26 2013-09-24 Corning Incorporated Low bend loss optical fiber
ES2451369T3 (es) * 2011-06-09 2014-03-26 Draka Comteq Bv Fibra óptica de modo único
US8718431B2 (en) * 2011-09-21 2014-05-06 Ofs Fitel, Llc Optimized ultra large area optical fibers
DE102016125730A1 (de) * 2016-12-27 2018-06-28 fos4X GmbH Vorrichtung und Verfahren zum Messen der Torsion eines Messobjekts
KR20190104221A (ko) * 2017-01-24 2019-09-06 코닝 인코포레이티드 광 섬유 및 이를 포함하는 광학 시스템
CN107300738B (zh) * 2017-06-27 2024-05-24 中国电子科技集团公司电子科学研究院 一种光纤
CN107367788A (zh) * 2017-09-20 2017-11-21 北京交通大学 一种大模场改进型多层沟槽光纤
CN109581583B (zh) * 2018-11-21 2020-02-14 华中科技大学 一种多包层光纤及多芯光纤耦合器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000347057A (ja) * 1999-03-31 2000-12-15 Fujikura Ltd 高次モード除去機能を有する多モード光ファイバ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1052528A4 (en) * 1997-12-22 2006-09-06 Sumitomo Electric Industries OPTICAL NEWS TRACK
KR100636332B1 (ko) * 1998-09-21 2006-10-19 피렐리 카비 에 시스테미 소시에떼 퍼 아찌오니 확장 파장 밴드용의 광파이버
WO2000060389A1 (fr) * 1999-03-31 2000-10-12 Fujikura Ltd. Fibre optique multimode a fonction de suppression du mode d'ordre superieur
JP2003029062A (ja) * 2001-07-13 2003-01-29 Sumitomo Electric Ind Ltd グレーティング内蔵光ファイバおよびグレーティング形成用光ファイバ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000347057A (ja) * 1999-03-31 2000-12-15 Fujikura Ltd 高次モード除去機能を有する多モード光ファイバ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010146792A1 (ja) * 2009-06-17 2010-12-23 株式会社フジクラ マルチクラッド光ファイバ、光ファイバモジュール、ファイバレーザ及びファイバアンプ
CN102144341A (zh) * 2009-06-17 2011-08-03 株式会社藤仓 多包层光纤、光纤模块、光纤激光器及光纤放大器
JP5370780B2 (ja) * 2009-06-17 2013-12-18 株式会社フジクラ マルチクラッド光ファイバ、光ファイバモジュール、ファイバレーザ及びファイバアンプ
US8660396B2 (en) 2009-06-17 2014-02-25 Fujikura Ltd. Multi-cladding optical fiber, optical fiber module, fiber laser, and fiber amplifier
WO2013005779A1 (ja) 2011-07-04 2013-01-10 株式会社フジクラ 光ファイバ
US9057813B2 (en) 2011-07-04 2015-06-16 Fujikura Ltd. Optical fiber

Also Published As

Publication number Publication date
EP2003476A1 (en) 2008-12-17
CN101403808A (zh) 2009-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5373779B2 (ja) シングル・モードの光ファイバにおける曲げ不感性
JP2008310328A (ja) シングルモード光ファイバの曲げ不感性
JP5579707B2 (ja) シングル・モード光ファイバにおける曲げに対する敏感性および破局的な曲げ損失の低減ならびにその作製方法
JP5606942B2 (ja) 短いカットオフ波長を有するノンゼロ分散シフト光ファイバ
JP5330729B2 (ja) グレーデッドインデックス形マルチモード光ファイバ
JP5604028B2 (ja) 単一モード光ファイバ
US7526169B2 (en) Low bend loss quasi-single-mode optical fiber and optical fiber line
JP5916525B2 (ja) マルチコアファイバ
JP5616245B2 (ja) 大きな実効面積を有するノンゼロ分散シフト光ファイバ
EP2209029B1 (en) Optical fiber
JP2012203416A (ja) 曲げ耐性マルチモード光ファイバ
KR101731743B1 (ko) 대유효면적 광섬유
JP2011059687A (ja) 改善した曲げ損失を有するマルチモード光ファイバ
JP2010181641A (ja) 光ファイバ
JP2006126414A (ja) シングルモード光ファイバ
Li et al. Designs of bend-insensitive multimode fibers
JP2019152865A (ja) マルチコアファイバ、光コネクタ、ファンイン/ファンアウトデバイス
CN110824610B (zh) 一种弯曲不敏感单模光纤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110404

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110905