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JP2008309125A - 内燃機関の排気還流システム - Google Patents

内燃機関の排気還流システム Download PDF

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JP2008309125A
JP2008309125A JP2007159883A JP2007159883A JP2008309125A JP 2008309125 A JP2008309125 A JP 2008309125A JP 2007159883 A JP2007159883 A JP 2007159883A JP 2007159883 A JP2007159883 A JP 2007159883A JP 2008309125 A JP2008309125 A JP 2008309125A
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Japan
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passage
exhaust
impeller
internal combustion
combustion engine
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JP2007159883A
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Hideshi Nakao
秀史 中尾
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
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Abstract

【課題】内燃機関の排気還流システムにおいて、機関効率の低下を招くことなく排気を還流させることができる技術を提供する。
【解決手段】内燃機関の排気通路にタービンが配置され吸気通路にコンプレッサが配置されるターボチャージャと、排気通路とコンプレッサとを接続するEGR通路31と、を備え、コンプレッサは羽根車50と該羽根車50の周りに形成されるシュラウド52とを備えて構成され、羽根車50とシュラウド52とで囲まれる通路の断面積が最も狭くなる個所53よりも下流側のシュラウド52にEGR通路31を接続する。
【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の排気還流システムに関する。
排気通路にタービンを有し且つ吸気通路にコンプレッサを有するターボチャージャを備え、タービンよりも下流を流れる排気の一部をコンプレッサよりも上流の吸気通路へ還流する低圧EGR装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、タービンハウジング内の翼車よりも上流側の排気通路と、コンプレッサハウジング内の羽根車よりも下流側吸気通路と、を接続して排気を還流するEGR装置が知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−193852号公報 特開平6−147027号公報
ところで、EGRガスを吸気通路へ導入するためには、EGR通路の吸気通路側よりも排気通路側の圧力が高くなければならない。しかし、低圧EGR装置では、タービンや触媒よりも下流にEGR通路が接続されているため、排気側の圧力が低い。そのため、排気絞り弁を閉じることにより排気の圧力を上昇させたり、吸気絞り弁を閉じることにより吸気の圧力を下降させたりすることがある。しかし、排気絞り弁または吸気絞り弁を閉じると、機関効率の低下を招く。
本発明は、上記したような問題点に鑑みてなされたものであり、内燃機関の排気還流システムにおいて、機関効率の低下を招くことなく排気を還流させることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を達成するために本発明による内燃機関の排気還流システムは、以下の手段を採用した。すなわち、本発明による内燃機関の排気還流システムは、
内燃機関の排気通路にタービンが配置され吸気通路にコンプレッサが配置されるターボチャージャと、
前記排気通路と前記コンプレッサとを接続するEGR通路と、
を備え、
前記コンプレッサは羽根車と該羽根車の周りに形成されるシュラウドとを備えて構成され、前記羽根車と前記シュラウドとで囲まれる通路の断面積が最も狭くなる個所よりも下流側のシュラウドに前記EGR通路を接続することを特徴とする。
羽根車が回転することにより、羽根車とシュラウドとで囲まれる通路を吸気が流れる。ここで、羽根車とシュラウドとで囲まれる通路では、通路断面積が最も狭くなる個所(以下、スロートという。)がある。そして、吸気がスロートを通過すると、ここで吸気の圧力が低下する。つまり、スロートの直ぐ下流のシュラウドにEGR通路を接続することにより、該EGR通路の排気通路側と吸気通路側との圧力差を大きくすることができる。これにより、EGRガスを吸気通路へ容易に導入することが可能となる。
また、EGRガスが羽根車の上流端(以下、リーディングエッジという。)を通過しないため、EGRガス中に含まれる異物により該リーディングエッジが損傷することがない。さらに、吸気絞り弁または排気絞り弁を閉じなくてもEGRガスを導入することができ
るため、機関効率の低下を抑制できる。
本発明に係る内燃機関の排気還流システムによれば、機関効率の低下を招くことなく排気を還流させることができる。
以下、本発明に係る内燃機関の排気還流システムの具体的な実施態様について図面に基づいて説明する。
図1は、本実施例に係る内燃機関の排気還流システムを適用する内燃機関1とその吸・排気系の概略構成を示す図である。図1に示す内燃機関1は、4つの気筒2を有する水冷式の4サイクル・ディーゼルエンジンである。
内燃機関1には、吸気通路3および排気通路4が接続されている。この吸気通路3の途中には、排気のエネルギを駆動源として作動するターボチャージャ5のコンプレッサハウジング5aが設けられている。
コンプレッサハウジング5aよりも下流の吸気通路3には、吸気と外気とで熱交換を行うインタークーラ6が設けられている。
一方、排気通路4の途中には、前記ターボチャージャ5のタービンハウジング5bが設けられている。また、タービンハウジング5bよりも下流の排気通路4には、排気浄化触媒10が設けられている。
そして、内燃機関1には、排気通路4内を流通する排気の一部を低圧で吸気通路3へ再循環させる低圧EGR装置30が備えられている。この低圧EGR装置30は、低圧EGR通路31、低圧EGR弁32、およびEGRクーラ33を備えて構成されている。
低圧EGR通路31は、排気浄化触媒10よりも下流側の排気通路4と、コンプレッサハウジング5aと、を接続している。この低圧EGR通路31を通って、排気が低圧で再循環される。そして、本実施例では、低圧EGR通路31を通って再循環される排気を低圧EGRガスと称している。
また、低圧EGR弁32は、低圧EGR通路31の通路断面積を調節することにより、該低圧EGR通路31を流れる低圧EGRガスの量を調節する。さらに、EGRクーラ33は、該EGRクーラ33を通過する低圧EGRガスと、内燃機関1の冷却水とで熱交換をして、該低圧EGRガスの温度を低下させる。
次に図2は、ターボチャージャ5において低圧EGR通路31が接続される箇所の断面図である。
コンプレッサハウジング5a内には羽根車50が格納されている。この羽根車50は、軸51を中心として回転する。そして、この羽根車50の周りのコンプレッサハウジング5aにはシュラウド52が形成されている。シュラウド52は、羽根車50へ吸気を導くために該羽根車50の回転軌跡よりもやや外側に、該羽根車の回転軌跡に沿って形成されている。このシュラウド52と羽根車50とで囲まれた通路を吸気が流れる。そして、このシュラウド52と羽根車50とで囲まれた通路において断面積が最も狭くなる箇所(以下、スロート53という。)があり、このスロート53によって吸気の流速が早くなる。
なお図2では、このスロート53を破線で示している。そのため、吸気がスロート53を通過するときに該吸気の圧力が低下する。
そしてスロート53の直ぐ下流のシュラウド52には、該シュラウド52内に形成されるチャンバ300に通じるスリット301が開口している。スリット301の開口部の位置及び大きさは、例えば該スリット301内が負圧となるように設定する。また、吸気の流れ方向のスリット301の長さが、例えば羽根車50の子午面長さの1割としてもよい。さらに、スリット301の開口部の中心が、最も吸気の圧力が低くなる位置となるようにスリット301を設定してもよい。
そして、チャンバ300には、排気通路4から延びる低圧EGR通路31が接続されている。なお、チャンバ300及びスリット301は低圧EGR通路31の一部として扱うこともできるため、以下、チャンバ300及びスリット301が低圧EGR通路31の一部であるとして説明する。すなわち、低圧EGR通路31は、排気浄化触媒10よりも下流の排気通路4と、スロート53の直ぐ下流であって羽根車50及びシュラウド52で囲まれる吸気の通路と、を連通している。
このように構成された低圧EGR装置30では、スロート53において吸気の圧力が低下しているため、低圧EGR通路31の吸気通路3側の圧力が低くなっている。つまり、低圧EGR通路31の排気通路4側の圧力と、吸気通路3側の圧力と、の差が大きくなる。そのため、低圧EGRガスを吸気通路3へ容易に導入することができる。
ここで、排気浄化触媒10よりも下流の排気通路4に低圧EGR通路31が接続されていると、排気がタービンハウジング5b及び排気浄化触媒10を通過した後に低圧EGR通路31に到達する。そのため、低圧EGR通路31の排気通路4側の圧力が低くなりEGRガスが流れ難くなる虞がある。しかし、本実施例によれば、スロート53の直ぐ下流に低圧EGR通路31が接続されているため、スロート53を通過した吸気により低圧EGR通路31の吸気通路3側が負圧となる。これにより、低圧EGR通路31の排気通路4側と吸気通路3側との圧力差が大きくなるため、EGRガスを容易に導入することができる。また、吸気絞り弁や排気絞り弁を閉じる必要もないので、内燃機関1の効率の低下を抑制できる。
さらに、コンプレッサハウジング5aよりも上流側に低圧EGR通路31が接続されていると、例えば排気浄化触媒10が破損した場合には該排気浄化触媒10の破片が低圧EGRガスと共に羽根車50の上流端に衝突する。この羽根車50の上流端の形状は、ターボチャージャ5の性能に大きな影響を及ぼすため、該羽根車50の上流端が破損するとターボチャージャ5の性能が低下する。
これに対し本実施例では、羽根車50の上流端よりも下流側に低圧EGR通路31が接続されているため、排気が羽根車50の上流端を通過しない。つまり、羽根車50の上流端に例えば排気浄化触媒10の破片が衝突することを防ぐことができるため、該羽根車50の上流端の破損を防止することができる。これにより、ターボチャージャ5の性能低下を抑制することができる。また、低圧EGRガス中のPMが羽根車50の上流端に付着することも抑制できる。
なお、本実施例では低圧EGR通路31が排気浄化触媒10よりも下流側の排気通路4に接続されているが、排気浄化触媒10よりも上流側またはタービンハウジング5bよりも上流側に接続されていてもよい。また、ターボチャージャ5には、可変容量型ターボチャージャを採用することもできる。
本実施例に係る内燃機関の排気還流システムを適用する内燃機関とその吸・排気系の概略構成を示す図である。 ターボチャージャにおいて低圧EGR通路が接続される箇所の断面図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 気筒
3 吸気通路
4 排気通路
5 ターボチャージャ
5a コンプレッサハウジング
5b タービンハウジング
6 インタークーラ
10 排気浄化触媒
30 低圧EGR装置
31 低圧EGR通路
32 低圧EGR弁
33 低圧EGRクーラ
50 羽根車
51 軸
52 シュラウド
53 スロート
300 チャンバ
301 スリット

Claims (1)

  1. 内燃機関の排気通路にタービンが配置され吸気通路にコンプレッサが配置されるターボチャージャと、
    前記排気通路と前記コンプレッサとを接続するEGR通路と、
    を備え、
    前記コンプレッサは羽根車と該羽根車の周りに形成されるシュラウドとを備えて構成され、前記羽根車と前記シュラウドとで囲まれる通路の断面積が最も狭くなる個所よりも下流側のシュラウドに前記EGR通路を接続することを特徴とする内燃機関の排気還流システム。
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