JP2008306821A - 電源システムおよびそれを備えた車両、ならびに電源システムの制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】電圧変換器を別途設けることなく太陽電池の発電電力を用いて蓄電装置を充電可能な電源システムを提供する。
【解決手段】電源システム1は、蓄電装置6−1,6−2と、コンバータ8−1,8−2と、コンバータECU2と、太陽電池20と、システムリレーSR1〜SR3とを含む。太陽電池20から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2がそれぞれオフ,オンされ、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2がそれぞれオン,オフされる。コンバータECU2は、太陽電池20の出力電力をコンバータ8−1で昇圧してコンバータ8−2およびシステムリレーSR2を介して蓄電装置6−2を充電するように、コンバータ8−1,8−2を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】電源システム1は、蓄電装置6−1,6−2と、コンバータ8−1,8−2と、コンバータECU2と、太陽電池20と、システムリレーSR1〜SR3とを含む。太陽電池20から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2がそれぞれオフ,オンされ、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2がそれぞれオン,オフされる。コンバータECU2は、太陽電池20の出力電力をコンバータ8−1で昇圧してコンバータ8−2およびシステムリレーSR2を介して蓄電装置6−2を充電するように、コンバータ8−1,8−2を制御する。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数の蓄電装置および太陽電池を含む電源システムおよびそれを備えた車両、ならびに複数の蓄電装置および太陽電池を含む電源システムの制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
特開2002−10502号公報(特許文献1)は、交流電源から充電可能な複数の蓄電池を備えた電源システムを開示する。この電源システムは、整流回路と、複数の蓄電池と、複数の昇降圧コンバータとを備える。整流回路は、交流電源からの交流電力を整流して直流母線へ出力する。複数の昇降圧コンバータは、複数の蓄電池に対応して設けられ、直流母線と対応の蓄電池との間で電圧変換を行なう(特許文献1参照)。
特開2002−10502号公報
特開平10−31525号公報
特開平8−317552号公報
近年、エネルギーの多様化に伴ない、温暖化ガス排出量を削減可能な太陽電池が注目されている。太陽電池の発電電力を用いて電池などの蓄電装置を充電する場合、太陽電池から出力される電力を蓄電装置の電圧レベルに電圧変換する電圧変換器が必要となるところ、このような電圧変換器を別途設けることは、システムのコスト上昇を招く。
特開2002−10502号公報では、太陽電池の発電電力を用いて複数の蓄電池をさらに充電する場合のシステムコストの低減手法については何ら検討されていない。
そこで、この発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電圧変換器を別途設けることなく太陽電池の発電電力を用いて蓄電装置を充電可能な電源システムおよびそれを備えた車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、電圧変換器を別途設けることなく太陽電池の発電電力を用いて蓄電装置を充電可能な電源システムの制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供することである。
この発明によれば、電源システムは、負荷装置へ電力を供給可能な電源システムであって、充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、電力線と、第1および第2のコンバータと、制御装置と、太陽電池とを備える。電力線は、当該電源システムと負荷装置との間で電力を授受可能に構成される。第1のコンバータは、第1の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第1の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。第2のコンバータは、第2の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第2の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。制御装置は、第1および第2のコンバータを制御する。太陽電池は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に接続される。そして、制御装置は、太陽電池から出力される電力を第1のコンバータにより昇圧して電力線および第2のコンバータを順次介して第2の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータを制御する。
好ましくは、電源システムは、充電装置をさらに備える。充電装置は、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に接続され、車両外部の電源から第2の蓄電装置を充電可能に構成される。制御装置は、電源から第2の蓄電装置をさらに充電するように充電装置をさらに制御する。
また、この発明によれば、電源システムは、負荷装置へ電力を供給可能な電源システムであって、充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、電力線と、第1および第2のコンバータと、制御装置と、太陽電池と、第1の選択装置とを備える。電力線は、当該電源システムと負荷装置との間で電力を授受可能に構成される。第1のコンバータは、第1の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第1の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。第2のコンバータは、第2の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第2の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。制御装置は、第1および第2のコンバータを制御する。第1の選択装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間または第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池を接続可能に構成される。第1の選択装置により第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に太陽電池が接続されているとき、制御装置は、太陽電池から出力される電力を第1のコンバータにより昇圧して電力線および第2のコンバータを順次介して第2の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータを制御する。また、第1の選択装置により第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池が接続されているとき、制御装置は、太陽電池から出力される電力を第2のコンバータにより昇圧して電力線および第1のコンバータを順次介して第1の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータを制御する。
好ましくは、電源システムは、充電装置をさらに備える。充電装置は、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に接続され、車両外部の電源から第2の蓄電装置を充電可能に構成される。充電装置を用いて電源から第2の蓄電装置の充電が行なわれるとき、制御装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に太陽電池を接続するように第1の選択装置を制御する。
好ましくは、第1の蓄電装置の充電状態を示す第1の状態量が第2の蓄電装置の充電状態を示す第2の状態量よりも低いとき、制御装置は、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池を接続するように第1の選択装置を制御する。また、第2の状態量が第1の状態量よりも低いとき、制御装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に太陽電池を接続するように第1の選択装置を制御する。
さらに好ましくは、電源システムは、充電装置と、第2の選択装置とをさらに備える。充電装置は、車両外部の電源から第1または第2の蓄電装置を充電可能に構成される。第2の選択装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間または第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に充電装置を接続可能に構成される。第1の状態量が第2の状態量よりも低いとき、制御装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に充電装置を接続するように第2の選択装置をさらに制御する。また、第2の状態量が第1の状態量よりも低いとき、制御装置は、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に充電装置を接続するように第2の選択装置をさらに制御する。
また、この発明によれば、車両は、上述したいずれかの電源システムと、電源システムから電力の供給を受けて車両の駆動力を発生する駆動力発生部とを備える。
また、この発明によれば、制御方法は、負荷装置へ電力を供給可能な電源システムの制御方法である。電源システムは、充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、電力線と、第1および第2のコンバータと、太陽電池と、第1の選択装置とを備える。電力線は、当該電源システムと負荷装置との間で電力を授受可能に構成される。第1のコンバータは、第1の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第1の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。第2のコンバータは、第2の蓄電装置と電力線との間に設けられ、第2の蓄電装置と電力線との間で電圧変換可能に構成される。第1の選択装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間または第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池を接続可能に構成される。そして、制御方法は、第1の選択装置により第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に太陽電池が接続されているとき、太陽電池から出力される電力を第1のコンバータにより昇圧して電力線および第2のコンバータを順次介して第2の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータを制御するステップと、第1の選択装置により第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池が接続されているとき、太陽電池から出力される電力を第2のコンバータにより昇圧して電力線および第1のコンバータを順次介して第1の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータを制御するステップとを含む。
好ましくは、制御方法は、第1の蓄電装置の充電状態を示す第1の状態量と第2の蓄電装置の充電状態を示す第2の状態量とを比較するステップと、第1の状態量が第2の状態量よりも低いとき、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に太陽電池を接続するように第1の選択装置を制御するステップと、第2の状態量が第1の状態量よりも低いとき、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に太陽電池を接続するように第1の選択装置を制御するステップとをさらに含む。
さらに好ましくは、電源システムは、充電装置と、第2の選択装置とをさらに備える。充電装置は、車両外部の電源から第1または第2の蓄電装置を充電可能に構成される。第2の選択装置は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間または第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に充電装置を接続可能に構成される。そして、制御方法は、第1の状態量が第2の状態量よりも低いとき、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に充電装置を接続するように第2の選択装置を制御するステップと、第2の状態量が第1の状態量よりも低いとき、第2のコンバータと第2の蓄電装置との間に充電装置を接続するように第2の選択装置を制御するステップとをさらに含む。
また、この発明によれば、記録媒体は、コンピュータ読取可能な記録媒体であって、上述したいずれかの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録する。
この発明においては、第1および第2の蓄電装置と、第1および第2の蓄電装置と電力線との間にそれぞれ設けられる第1および第2のコンバータとが備えられる。太陽電池は、第1のコンバータと第1の蓄電装置との間に接続される。そして、太陽電池から出力される電力を第1のコンバータにより昇圧して電力線および第2のコンバータを順次介して第2の蓄電装置へ出力するように第1および第2のコンバータが制御されるので、太陽電池の出力電力を充電対象の蓄電装置の電圧レベルに変換するための電圧変換器を別途設ける必要がない。
したがって、この発明によれば、電圧変換器を新設することなく太陽電池の出力電力を用いて蓄電装置を充電することができる。その結果、システムコストの上昇を抑えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態1による車両の全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、電源システム1と、駆動力発生部3とを備える。駆動力発生部3は、インバータ30−1,30−2と、モータジェネレータ32−1,32−2と、動力伝達機構34と、駆動軸36とを含む。インバータ30−1,30−2は、主正母線MPLおよび主負母線MNLに並列接続される。そして、インバータ30−1,30−2は、電源システム1から供給される直流電力を受けてモータジェネレータ32−1,32−2をそれぞれ駆動する。また、インバータ30−1,30−2は、それぞれモータジェネレータ32−1,32−2が発電する交流電力を直流電力に変換して電源システム1へ出力する。
図1は、この発明の実施の形態1による車両の全体ブロック図である。図1を参照して、車両100は、電源システム1と、駆動力発生部3とを備える。駆動力発生部3は、インバータ30−1,30−2と、モータジェネレータ32−1,32−2と、動力伝達機構34と、駆動軸36とを含む。インバータ30−1,30−2は、主正母線MPLおよび主負母線MNLに並列接続される。そして、インバータ30−1,30−2は、電源システム1から供給される直流電力を受けてモータジェネレータ32−1,32−2をそれぞれ駆動する。また、インバータ30−1,30−2は、それぞれモータジェネレータ32−1,32−2が発電する交流電力を直流電力に変換して電源システム1へ出力する。
なお、各インバータ30−1,30−2は、たとえば、三相分のスイッチング素子を含むブリッジ回路から成る。そして、インバータ30−1,30−2は、図示されないHV_ECU(Hybrid Vehicle Electronic Control Unit)からの駆動信号に応じてスイッチング動作を行なうことにより、対応のモータジェネレータを駆動する。
モータジェネレータ32−1,32−2は、それぞれインバータ30−1,30−2から供給される交流電力を受けて回転駆動力を発生する。また、モータジェネレータ32−1,32−2は、外部からの回転力を受けて発電する。モータジェネレータ32−1,32−2は、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える三相交流回転電機から成る。また、モータジェネレータ32−1,32−2は、動力伝達機構34と連結され、動力伝達機構34にさらに連結される駆動軸36を介して車輪(図示せず)と連結される。
なお、駆動力発生部3がハイブリッド車両に適用される場合には、モータジェネレータ32−1,32−2は、動力伝達機構34または駆動軸36を介してエンジン(図示せず)にも連結される。そして、HV_ECUによって、エンジンの発生する駆動力とモータジェネレータ32−1,32−2の発生する駆動力とが最適な比率となるように制御が実行される。なお、モータジェネレータ32−1,32−2のいずれか一方を専ら電動機として機能させ、他方のモータジェネレータを専ら発電機として機能させてもよい。
一方、電源システム1は、蓄電装置6−1,6−2と、システムリレーSR1,SR2と、コンバータ8−1,8−2と、平滑コンデンサCと、コンバータECU2と、電流センサ10−1,10−2と、電圧センサ12−1,12−2,18とを含む。また、電源システム1は、太陽電池20と、電流センサ21と、電圧センサ22と、システムリレーSR3とをさらに含む。
蓄電装置6−1,6−2は、充放電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの二次電池から成る。蓄電装置6−1は、システムリレーSR1の一方端に接続され、蓄電装置6−2は、システムリレーSR2の一方端に接続される。なお、蓄電装置6−1,6−2の少なくとも一方を電気二重層キャパシタで構成してもよい。
システムリレーSR1は、蓄電装置6−1と正極線PL1および負極線NL1との間に配設され、コンバータECU2からの信号SE1に応じてオン/オフされる。システムリレーSR2は、蓄電装置6−2と正極線PL2および負極線NL2との間に配設され、コンバータECU2からの信号SE2に応じてオン/オフされる。
コンバータ8−1は、正極線PL1および負極線NL1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU2からの駆動信号PWC1に基づいて、正極線PL1および負極線NL1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。コンバータ8−2は、正極線PL2および負極線NL2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、コンバータECU2からの駆動信号PWC2に基づいて、正極線PL2および負極線NL2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間で電圧変換を行なう。
電流センサ10−1は、正極線PL1に流れる電流I1を検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。電圧センサ12−1は、正極線PL1および負極線NL1間の電圧V1を検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。電流センサ10−2は、正極線PL2に流れる電流I2を検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。電圧センサ12−2は、正極線PL2および負極線NL2間の電圧V2を検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。
平滑コンデンサCは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLおよび主負母線MNLに含まれる電力変動成分を低減する。電圧センサ18は、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧Vhを検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。
太陽電池20は、システムリレーSR3に正電極が接続され、システムリレーSR1において負極線NL1が接続される端子およびシステムリレーSR2において負極線NL2が接続される端子に負電極が接続される。太陽電池20の出力電圧は、日射量によって異なり、かつ、蓄電装置6−1,6−2の電圧よりも低い。
システムリレーSR3は、リレーRY1,RY2を含む。リレーRY1は、太陽電池20の正電極とシステムリレーSR1において正極線PL1が接続される端子との間に接続される。リレーRY2は、太陽電池20の正電極とシステムリレーSR2において正極線PL2が接続される端子との間に接続される。そして、各リレーRY1,RY2は、コンバータECU2からの信号SE3によってオン/オフされる。
電流センサ21は、太陽電池20から出力される電流Isを検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。電圧センサ22は、太陽電池20から出力される電圧Vsを検出し、その検出値をコンバータECU2へ出力する。
コンバータECU2は、上述した各センサによって検出される電圧V1,V2,Vh,Vsおよび電流I1,I2,Isの各検出値に基づいて、後述する制御構造に従って駆動信号PWC1,PWC2を生成し、その生成した駆動信号PWC1,PWC2をそれぞれコンバータ8−1,8−2へ出力する。
ここで、コンバータECU2は、太陽電池20から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力するとともに、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。
そして、コンバータECU2は、太陽電池20からリレーRY1を介して正極線PL1および負極線NL1に供給される電力をコンバータ8−1で昇圧し、かつ、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−2ならびにシステムリレーSR2を順次介して蓄電装置6−2へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
また、コンバータECU2は、太陽電池20から蓄電装置6−1の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力するとともに、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。
そして、コンバータECU2は、太陽電池20からリレーRY2を介して正極線PL2および負極線NL2に供給される電力をコンバータ8−2で昇圧し、かつ、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
図2は、図1に示したコンバータ8−1,8−2の概略構成図である。なお、コンバータ8−2の構成および動作は、コンバータ8−1と同様であるので、以下ではコンバータ8−1の構成および動作について説明する。図2を参照して、コンバータ8−1は、チョッパ回路40−1と、正母線LN1Aと、負母線LN1Cと、配線LN1Bと、平滑コンデンサC1とを含む。チョッパ回路40−1は、トランジスタQ1A,Q1Bと、ダイオードD1A,D1Bと、インダクタL1とを含む。
正母線LN1Aは、一方端がトランジスタQ1Bのコレクタに接続され、他方端が主正母線MPLに接続される。負母線LN1Cは、一方端が負極線NL1に接続され、他方端が主負母線MNLに接続される。
トランジスタQ1A,Q1Bは、負母線LN1Cと正母線LN1Aとの間に直列に接続される。具体的には、トランジスタQ1Aのエミッタが負母線LN1Cに接続され、トランジスタQ1Bのコレクタが正母線LN1Aに接続される。ダイオードD1A,D1Bは、それぞれトランジスタQ1A,Q1Bに逆並列に接続される。インダクタL1は、トランジスタQ1AとトランジスタQ1Bとの接続ノードに接続される。
配線LN1Bは、一方端が正極線PL1に接続され、他方端がインダクタL1に接続される。平滑コンデンサC1は、配線LN1Bと負母線LN1Cとの間に接続され、配線LN1Bおよび負母線LN1Cに含まれる電力変動成分を低減する。
そして、チョッパ回路40−1は、コンバータECU2(図示せず)からの駆動信号PWC1に応じて、正極線PL1および負極線NL1から受ける直流電力を昇圧して主正母線MPLおよび主負母線MNLへ供給し、また、主正母線MPLおよび主負母線MNLの電圧を降圧して正極線PL1および負極線NL1へ供給することができる。
以下、コンバータ8−1の電圧変換動作(昇圧動作)について説明する。コンバータECU2は、トランジスタQ1Bをオフ状態に維持し、かつ、トランジスタQ1Aを所定のデューティー比でオン/オフさせる。トランジスタQ1Aのオン期間においては、正極線PL1から配線LN1B、インダクタL1、ダイオードD1B、および正母線LN1Aを順次介して主正母線MPLへ電流が流れる。同時に、正極線PL1から配線LN1B、インダクタL1、トランジスタQ1A、および負母線LN1Cを順次介してポンプ電流が流れる。インダクタL1は、このポンプ電流により電磁エネルギーを蓄積する。そして、トランジスタQ1Aがオン状態からオフ状態に遷移すると、インダクタL1は、蓄積した電磁エネルギーをダイオードD1Bを介して主正母線MPLへ放出する。その結果、コンバータ8−1から主正母線MPLおよび主負母線MNLへ供給される直流電力の平均電圧は、デューティー比に応じてインダクタL1に蓄積される電磁エネルギーに相当する電圧だけ昇圧される。
このようなコンバータ8−1の電圧変換動作を制御するため、コンバータECU2は、トランジスタQ1Aのオン/オフを制御するための駆動信号PWC1AおよびトランジスタQ1Bのオン/オフを制御するための駆動信号PWC1Bから成る駆動信号PWC1を生成する。
図3は、図1に示したコンバータECU2による太陽電池20から蓄電装置6−1,6−2への充電制御を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理は、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図3を参照して、コンバータECU2は、太陽電池20から蓄電装置6−1,6−2への充電が要求されているか否かを判定する(ステップS10)。たとえば、コンバータECU2は、利用者により充電開始スイッチが操作されたり、停車中に太陽電池20の電圧Vsが規定値を超えているときなどに充電要求が有ったものと判定することができる。コンバータECU2は、充電は要求されていないと判定すると(ステップS10においてNO)、以降の一連の処理を実行することなく、メインルーチンへ処理を返す。
一方、ステップS10において太陽電池20から蓄電装置6−1,6−2への充電が要求されていると判定されると(ステップS10においてYES)、コンバータECU2は、蓄電装置6−1の充電状態(以下「SOC(State of Charge)」と称する。)を示す状態量SOC1と蓄電装置6−2のSOCを示す状態量SOC2とを比較する(ステップS20)。なお、状態量SOC1,SOC2については、蓄電装置6−1,6−2の電圧や充放電電流、温度などに基づいて、公知の手法を用いて算出することができる。
ステップS20において状態量SOC2の方が状態量SOC1よりも少ないと判定されると(ステップS20においてYES)、コンバータECU2は、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へそれぞれ出力する(ステップS30)。さらに、コンバータECU2は、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する(ステップS40)。
そして、コンバータECU2は、太陽電池20から出力される電力をコンバータ8−1で昇圧して主正母線MPLおよび主負母線MNLならびにコンバータ8−2を順次介して蓄電装置6−2へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を制御する(ステップS50)。
これにより、状態量SOC2が状態量SOC1よりも少ないとき、太陽電池20からリレーRY1、正極線PL1および負極線NL1、コンバータ8−1、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−2ならびにシステムリレーSR2を順次介して蓄電装置6−2が充電される。
一方、ステップS20において状態量SOC1が状態量SOC2以下であると判定されると(ステップS20においてNO)、コンバータECU2は、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へそれぞれ出力する(ステップS60)。さらに、コンバータECU2は、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する(ステップS70)。
そして、コンバータECU2は、太陽電池20から出力される電力をコンバータ8−2で昇圧して主正母線MPLおよび主負母線MNLならびにコンバータ8−1を順次介して蓄電装置6−1へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を制御する(ステップS80)。
これにより、状態量SOC1が状態量SOC2以下のとき、太陽電池20からリレーRY2、正極線PL2および負極線NL2、コンバータ8−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1が充電される。
図4は、図1に示したコンバータECU2によるコンバータ8−1,8−2の制御の構造を示した機能ブロック図である。図4を参照して、コンバータECU2は、目標値設定部50と、電圧制御部52−1と、電流制御部52−2とを含む。
目標値設定部50は、太陽電池20から蓄電装置6−1または6−2への充電が行なわれるとき、電圧Vs,V1,V2および電流Isの各検出値に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧Vhの目標電圧VR、およびコンバータ8−2によって制御される電流I2の目標電流IR2を算出する。たとえば、目標値設定部50は、電圧Vs,V1,V2のうちの最大電圧よりも少なくとも高い適当な電圧を目標電圧VRとして設定することができる。また、目標値設定部50は、電圧Vsおよび電流Isに基づいて太陽電池20の出力電力を算出し、その算出値を電圧V2で除算した値を目標電流IR2とすることができる。
電圧制御部52−1は、減算部54−1,58−1と、比例積分制御部56−1と、変調部60−1とを含む。減算部54−1は、目標電圧VRから電圧Vhを減算し、その演算結果を比例積分制御部56−1へ出力する。比例積分制御部56−1は、目標電圧VRと電圧Vhとの偏差を入力として比例積分演算を行ない、その演算結果を減算部58−1へ出力する。
減算部58−1は、電圧V1を目標電圧VRで除算した値から比例積分制御部56−1の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton1として変調部60−1へ出力する。なお、電圧V1/目標電圧VRは、コンバータ8−1の理論昇圧比の逆数である。
変調部60−1は、デューティー指令Ton1と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて駆動信号PWC1を生成し、その生成した駆動信号PWC1をコンバータ8−1のトランジスタQ1A,Q1B(図2)へ出力する。
なお、変調部60−1に入力されるデューティー指令Ton1は、コンバータ8−1の上アームを構成するトランジスタQ1Bのオンデューティー比に相当し、0から1までの値をとる。そして、コンバータ8−1は、デューティー指令Ton1が大きいほど昇圧比が低くなるように制御され、デューティー指令Ton1が小さいほど昇圧比が高くなるように制御される。
電流制御部52−2は、減算部54−2,58−2と、比例積分制御部56−2と、変調部60−2とを含む。減算部54−2は、目標電流IR2から電流I2を減算し、その演算結果を比例積分制御部56−2へ出力する。比例積分制御部56−2は、目標電流IR2と電流I2との偏差を入力として比例積分演算を行ない、その演算結果を減算部58−2へ出力する。
減算部58−2は、電圧V2を目標電圧VRで除算した値から比例積分制御部56−2の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton2として変調部60−2へ出力する。なお、電圧V2/目標電圧VRは、コンバータ8−2の理論昇圧比の逆数である。
変調部60−2は、デューティー指令Ton2と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて駆動信号PWC2を生成し、その生成した駆動信号PWC2をコンバータ8−2のトランジスタQ2A,Q2Bへ出力する。
このコンバータECU2によるコンバータ8−1,8−2の制御においては、太陽電池20から蓄電装置6−2(または6−1)の充電が行なわれるとき、太陽電池20の出力電力に基づいてコンバータ8−2の目標電流IR2(蓄電装置6−2(または6−1)の充電電流に相当する。)が設定され、電流I2が目標電流IR2に一致するようにコンバータ8−2が電流制御される。また、太陽電池20の電圧Vsを昇圧して蓄電装置6−2(または6−1)を充電可能とするために、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧Vhの目標電圧VRが設定され、電圧Vhが目標電圧VRに一致するようにコンバータ8−1が電圧制御される。
以上のように、この実施の形態1においては、太陽電池20から蓄電装置6−1の充電が行なわれるとき、太陽電池20は、システムリレーSR3によって正極線PL2および負極線NL2に接続される。そして、太陽電池20から出力される電力がコンバータ8−2によって昇圧され、主正母線MPLおよび主負母線MNLならびにコンバータ8−1を介して蓄電装置6−1へ出力される。また、太陽電池20から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、太陽電池20は、システムリレーSR3によって正極線PL1および負極線NL1に接続される。そして、太陽電池20から出力される電力がコンバータ8−1によって昇圧され、主正母線MPLおよび主負母線MNLならびにコンバータ8−2を介して蓄電装置6−1へ出力される。
したがって、この実施の形態1によれば、太陽電池20の出力電力を充電対象の蓄電装置の電圧レベルに昇圧するための電圧変換器を別途設けることなく、太陽電池20の出力電力を用いて蓄電装置6−1,6−2を充電することができる。その結果、システムコストの上昇を抑えることが可能となる。
[実施の形態2]
実施の形態2では、太陽電池20とともに車両外部の電源からも蓄電装置を充電可能な構成が示される。
実施の形態2では、太陽電池20とともに車両外部の電源からも蓄電装置を充電可能な構成が示される。
図5は、実施の形態2による車両の全体ブロック図である。図5を参照して、この車両100Aは、図1に示した実施の形態1による車両100の構成において、電源システム1に代えて電源システム1Aを備える。電源システム1Aは、電源システム1の構成において、充電コンバータ23と、充電プラグ24をさらに含み、コンバータECU2に代えてコンバータECU2Aを含む。
充電コンバータ23は、正極線PL2および負極線NL2に接続される。そして、充電コンバータ23は、コンバータECU2Aからの駆動信号PWC3に基づいて、電源25から充電プラグ24に与えられる交流電力を蓄電装置の電圧レベルに変換して正極線PL2および負極線NL2へ出力する。
充電プラグ24は、車両外部の電源25から供給される電力を受電するための電力インターフェースであり、電源25から電力を受けて充電コンバータ23へ出力する。
コンバータECU2Aは、車両外部の電源25から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力するとともに、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。
そして、コンバータECU2Aは、充電コンバータ23を駆動するための駆動信号PWC3を生成して充電コンバータ23へ出力するとともに、太陽電池20からコンバータ8−1、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−2ならびにシステムリレーSR2を順次介して蓄電装置6−2を充電するように、コンバータ8−1,8−2を駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
また、コンバータECU2Aは、電源25から蓄電装置6−1の充電が行なわれるとき、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力するとともに、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をいずれもオフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。
そして、コンバータECU2Aは、駆動信号PWC3を生成して充電コンバータ23へ出力するとともに、充電コンバータ23からコンバータ8−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1を充電するように、コンバータ8−1,8−2の駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
なお、車両外部の電源25から蓄電装置6−1または6−2の充電は要求されておらず、太陽電池20のみから蓄電装置6−1または6−2の充電が行なわれるときは、コンバータECU2Aは、実施の形態1におけるコンバータECU2と同様の制御を実行するとともに、充電コンバータ23をシャットダウンさせる。
図6は、図5に示したコンバータECU2Aによる蓄電装置6−1,6−2の充電制御を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図6を参照して、このフローチャートは、図3に示したフローチャートにおいて、ステップS15,S90〜S160をさらに含む。すなわち、ステップS10において太陽電池20から蓄電装置への充電が要求されていると判定されると(ステップS10においてYES)、コンバータECU2Aは、車両外部の電源25から蓄電装置の充電を実施するか否かを判定する(ステップS15)。たとえば、コンバータECU2Aは、充電プラグ24が電源25に接続されているときや、さらに利用者により急速充電スイッチが操作されたときなどに電源25からの充電を実施するものと判定することができる。コンバータECU2Aは、電源25からの充電を実施しないと判定すると(ステップS15においてNO)、ステップS20へ処理を移行する。
一方、ステップS15において電源25からの充電を実施すると判定されると(ステップS15においてYES)、コンバータECU2Aは、蓄電装置6−1の状態量SOC1と蓄電装置6−2の状態量SOC2とを比較する(ステップS90)。
状態量SOC2の方が状態量SOC1よりも少ないと判定されると(ステップS90においてYES)、コンバータECU2Aは、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へそれぞれ出力する(ステップS100)。さらに、コンバータECU2Aは、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する(ステップS110)。
そして、コンバータECU2Aは、車両外部の電源25から充電コンバータ23およびシステムリレーSR2を介して蓄電装置6−2を充電するように充電コンバータ23を制御する(ステップS120)。さらに、コンバータECU2Aは、太陽電池20から出力される電力をコンバータ8−1で昇圧して主正母線MPLおよび主負母線MNLならびにコンバータ8−2を順次介して蓄電装置6−2へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を制御する(ステップS130)。
これにより、状態量SOC2が状態量SOC1よりも少ないとき、車両外部の電源25および太陽電池20から蓄電装置6−2が充電される。
一方、ステップS90において状態量SOC1が状態量SOC2以下であると判定されると(ステップS90においてNO)、コンバータECU2Aは、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へそれぞれ出力する(ステップS140)。さらに、コンバータECU2Aは、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をいずれもオフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する(ステップS150)。
そして、コンバータECU2Aは、車両外部の電源25から正極線PL2および負極線NL2へ電力を供給するように充電コンバータ23を制御するとともに、正極線PL2および負極線NL2に供給される電力をコンバータ8−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1へ出力するように、コンバータ8−1,8−2を制御する(ステップS160)。
これにより、状態量SOC1が状態量SOC2以下のとき、車両外部の電源25から充電コンバータ23、正極線PL2および負極線NL2、コンバータ8−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1が充電される。
以上のように、この実施の形態2においては、太陽電池20とともに車両外部の電源25を用いて蓄電装置6−2を充電可能である。したがって、この実施の形態2によれば、急速充電を希望する利用者の要求に対応することができる。
[実施の形態3]
実施の形態2では、車両外部の電源25から蓄電装置6−1の充電が行なわれるときは、充電コンバータ23の出力電圧が太陽電池20に印加されるのを防止するため、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2はいずれもオフされる。すなわち、実施の形態2では、車両外部の電源25から蓄電装置6−1の充電中は、太陽電池20から蓄電装置6−1へ電力を供給することはできない。
実施の形態2では、車両外部の電源25から蓄電装置6−1の充電が行なわれるときは、充電コンバータ23の出力電圧が太陽電池20に印加されるのを防止するため、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2はいずれもオフされる。すなわち、実施の形態2では、車両外部の電源25から蓄電装置6−1の充電中は、太陽電池20から蓄電装置6−1へ電力を供給することはできない。
そこで、この実施の形態3では、車両外部の電源25および太陽電池20の双方から蓄電装置6−1,6−2の充電を可能とする構成が示される。
図7は、実施の形態3による車両の全体ブロック図である。図7を参照して、この車両100Bは、図5に示した実施の形態2による車両100Aの構成において、電源システム1Aに代えて電源システム1Bを備える。電源システム1Bは、電源システム1Aの構成において、システムリレーSR4をさらに含み、コンバータECU2Aに代えてコンバータECU2Bを含む。
システムリレーSR4は、リレーRY3,RY4を含む。リレーRY3は、充電コンバータ23の正極側出力端子と正極線PL1との間に接続される。リレーRY4は、充電コンバータ23の正極側出力端子と正極線PL2との間に接続される。そして、各リレーRY3,RY4は、コンバータECU2Bからの信号SE4によってオン/オフされる。
車両外部の電源25および太陽電池20から蓄電装置6−2の充電が行なわれるとき、コンバータECU2Bは、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力する。また、コンバータECU2Bは、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。さらに、コンバータECU2Bは、システムリレーSR4のリレーRY3,RY4をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE4を生成してシステムリレーSR4へ出力する。
そして、コンバータECU2Bは、充電コンバータ23を駆動するための駆動信号PWC3を生成して充電コンバータ23へ出力するとともに、太陽電池20からコンバータ8−1、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−2ならびにシステムリレーSR2を順次介して蓄電装置6−2を充電するように、コンバータ8−1,8−2を駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
また、車両外部の電源25および太陽電池20から蓄電装置6−1の充電が行なわれるとき、コンバータECU2Bは、システムリレーSR1,SR2をそれぞれオン,オフさせるための信号SE1,SE2を生成してシステムリレーSR1,SR2へ出力する。また、コンバータECU2Bは、システムリレーSR3のリレーRY1,RY2をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE3を生成してシステムリレーSR3へ出力する。さらに、コンバータECU2Bは、システムリレーSR4のリレーRY3,RY4をそれぞれオン,オフさせるための信号SE4を生成してシステムリレーSR4へ出力する。
そして、コンバータECU2Bは、駆動信号PWC3を生成して充電コンバータ23へ出力するとともに、太陽電池20からコンバータ8−2、主正母線MPLおよび主負母線MNL、コンバータ8−1ならびにシステムリレーSR1を順次介して蓄電装置6−1を充電するように、コンバータ8−1,8−2を駆動するための駆動信号PWC1,PWC2を生成する。
図8は、図7に示したコンバータECU2Bによる蓄電装置6−1,6−2の充電制御を説明するためのフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理も、一定時間ごとまたは所定の条件成立時にメインルーチンから呼出されて実行される。
図8を参照して、このフローチャートは、図3に示したフローチャートにおいて、ステップS52,S54,S82,S84をさらに含む。すなわち、ステップS50において太陽電池20から蓄電装置6−2を充電するようにコンバータ8−1,8−2が制御されるとともに、コンバータECU2Bは、システムリレーSR4のリレーRY3,RY4をそれぞれオフ,オンさせるための信号SE4を生成してシステムリレーSR4へ出力する(ステップS52)。
そして、コンバータECU2Bは、車両外部の電源25から充電コンバータ23およびシステムリレーSR2を介して蓄電装置6−2を充電するように、充電コンバータ23を制御する(ステップS54)。
これにより、状態量SOC2が状態量SOC1よりも少ないとき、車両外部の電源25および太陽電池20から蓄電装置6−2が充電される。
また、ステップS80において太陽電池20から蓄電装置6−1を充電するようにコンバータ8−1,8−2が制御されるとともに、コンバータECU2Bは、システムリレーSR4のリレーRY3,RY4をそれぞれオン,オフさせるための信号SE4を生成してシステムリレーSR4へ出力する(ステップS82)。
そして、コンバータECU2Bは、車両外部の電源25から充電コンバータ23およびシステムリレーSR1を介して蓄電装置6−1を充電するように、充電コンバータ23を制御する(ステップS84)。
これにより、状態量SOC1が状態量SOC2以下のとき、車両外部の電源25および太陽電池20から蓄電装置6−1が充電される。
以上のように、この実施の形態3においては、システムリレーSR4を設けたので、正極線PL1および負極線NL1、ならびに正極線PL2および負極線NL2の双方に充電コンバータ23を選択的に接続可能である。したがって、この実施の形態3によれば、車両外部の電源25および太陽電池20の双方から蓄電装置6−1,6−2を充電することができる。
なお、上記の各実施の形態においては、コンバータ8−1を電圧制御(電圧フィードバック制御)し、コンバータ8−2を電流制御(電流フィードバック制御)するものとしたが、コンバータ8−1を電流制御し、コンバータ8−2を電圧制御するようにしてもよい。
なお、上記において、コンバータECU2,2A,2Bにおける制御は、実際には、CPU(Central Processing Unit)によって行なわれ、CPUは、図3,6,8に示したフローチャートの各ステップおよび図4に示した制御構造を備えるプログラムをROM(Read Only Memory)から読出し、その読出したプログラムを実行して図3,6,8に示したフローチャートおよび図4に示した制御構造に従って処理を実行する。したがって、ROMは、図3,6,8に示したフローチャートの各ステップおよび図4に示した制御構造を備えるプログラムを記録したコンピュータ(CPU)読取可能な記録媒体に相当する。
なお、上記において、蓄電装置6−1,6−2は、この発明における「第1および第2の蓄電装置」の一実施例に対応し、主正母線MPLおよび主負母線MNLは、この発明における「電力線」の一実施例に対応する。また、コンバータ8−1,8−2は、この発明における「第1および第2のコンバータ」の一実施例に対応し、コンバータECU2,2A,2Bは、この発明における「制御装置」の一実施例に対応する。
さらに、充電コンバータ23は、この発明における「充電装置」の一実施例に対応し、システムリレーSR3は、この発明における「第1の選択装置」の一実施例に対応する。また、さらに、システムリレーSR4は、この発明における「第2の選択装置」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 電源システム、2,2A,2B コンバータECU、3 駆動力発生部、6−1,6−2 蓄電装置、8−1,8−2 コンバータ、10−1,10−2,21 電流センサ、12−1,12−2,18,22 電圧センサ、20 太陽電池、23 充電コンバータ、24 充電プラグ、25 電源、30−1,30−2 インバータ、32−1,32−2 モータジェネレータ、34 動力伝達機構、36 駆動軸、40−1 チョッパ回路、50 目標値設定部、52−1 電圧制御部、52−2 電流制御部、54−1,54−2,58−1,58−2 減算部、56−1,56−2 比例積分制御部、60−1,60−2 変調部、100,100A,100B 車両、MPL 主正母線、MNL 主負母線、SR1〜SR4 システムリレー、RY1〜RY4 リレー、C,C1 平滑コンデンサ、PL1,PL2 正極線、NL1,NL2 負極線、LN1A 正母線、LN1C 負母線、LN1B 配線、Q1A,Q1B トランジスタ、D1A,D1B ダイオード、L1 インダクタ。
Claims (11)
- 負荷装置へ電力を供給可能な電源システムであって、
充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、
当該電源システムと前記負荷装置との間で電力を授受可能に構成された電力線と、
前記第1の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第1の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第1のコンバータと、
前記第2の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第2の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第2のコンバータと、
前記第1および第2のコンバータを制御する制御装置と、
前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に接続される太陽電池とを備え、
前記制御装置は、前記太陽電池から出力される電力を前記第1のコンバータにより昇圧して前記電力線および前記第2のコンバータを順次介して前記第2の蓄電装置へ出力するように前記第1および第2のコンバータを制御する、電源システム。 - 前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に接続され、車両外部の電源から前記第2の蓄電装置を充電可能に構成された充電装置をさらに備え、
前記制御装置は、前記電源から前記第2の蓄電装置をさらに充電するように前記充電装置をさらに制御する、請求項1に記載の電源システム。 - 負荷装置へ電力を供給可能な電源システムであって、
充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、
当該電源システムと前記負荷装置との間で電力を授受可能に構成された電力線と、
前記第1の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第1の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第1のコンバータと、
前記第2の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第2の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第2のコンバータと、
前記第1および第2のコンバータを制御する制御装置と、
太陽電池と、
前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間または前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続可能に構成された第1の選択装置とを備え、
前記第1の選択装置により前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記太陽電池が接続されているとき、前記制御装置は、前記太陽電池から出力される電力を前記第1のコンバータにより昇圧して前記電力線および前記第2のコンバータを順次介して前記第2の蓄電装置へ出力するように前記第1および第2のコンバータを制御し、
前記第1の選択装置により前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池が接続されているとき、前記制御装置は、前記太陽電池から出力される電力を前記第2のコンバータにより昇圧して前記電力線および前記第1のコンバータを順次介して前記第1の蓄電装置へ出力するように前記第1および第2のコンバータを制御する、電源システム。 - 前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に接続され、車両外部の電源から前記第2の蓄電装置を充電可能に構成された充電装置をさらに備え、
前記充電装置を用いて前記電源から前記第2の蓄電装置の充電が行なわれるとき、前記制御装置は、前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続するように前記第1の選択装置を制御する、請求項3に記載の電源システム。 - 前記第1の蓄電装置の充電状態を示す第1の状態量が前記第2の蓄電装置の充電状態を示す第2の状態量よりも低いとき、前記制御装置は、前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続するように前記第1の選択装置を制御し、
前記第2の状態量が前記第1の状態量よりも低いとき、前記制御装置は、前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続するように前記第1の選択装置を制御する、請求項3に記載の電源システム。 - 車両外部の電源から前記第1または第2の蓄電装置を充電可能に構成された充電装置と、
前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間または前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記充電装置を接続可能に構成された第2の選択装置とをさらに備え、
前記第1の状態量が前記第2の状態量よりも低いとき、前記制御装置は、前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記充電装置を接続するように前記第2の選択装置をさらに制御し、
前記第2の状態量が前記第1の状態量よりも低いとき、前記制御装置は、前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記充電装置を接続するように前記第2の選択装置をさらに制御する、請求項5に記載の電源システム。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電源システムと、
前記電源システムから電力の供給を受けて車両の駆動力を発生する駆動力発生部とを備える車両。 - 負荷装置へ電力を供給可能な電源システムの制御方法であって、
前記電源システムは、
充放電可能な第1および第2の蓄電装置と、
当該電源システムと前記負荷装置との間で電力を授受可能に構成された電力線と、
前記第1の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第1の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第1のコンバータと、
前記第2の蓄電装置と前記電力線との間に設けられ、前記第2の蓄電装置と前記電力線との間で電圧変換可能に構成された第2のコンバータと、
太陽電池と、
前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間または前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続可能に構成された第1の選択装置とを備え、
前記制御方法は、
前記第1の選択装置により前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記太陽電池が接続されているとき、前記太陽電池から出力される電力を前記第1のコンバータにより昇圧して前記電力線および前記第2のコンバータを順次介して前記第2の蓄電装置へ出力するように前記第1および第2のコンバータを制御するステップと、
前記第1の選択装置により前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池が接続されているとき、前記太陽電池から出力される電力を前記第2のコンバータにより昇圧して前記電力線および前記第1のコンバータを順次介して前記第1の蓄電装置へ出力するように前記第1および第2のコンバータを制御するステップとを含む、電源システムの制御方法。 - 前記第1の蓄電装置の充電状態を示す第1の状態量と前記第2の蓄電装置の充電状態を示す第2の状態量とを比較するステップと、
前記第1の状態量が前記第2の状態量よりも低いとき、前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続するように前記第1の選択装置を制御するステップと、
前記第2の状態量が前記第1の状態量よりも低いとき、前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記太陽電池を接続するように前記第1の選択装置を制御するステップとをさらに含む、請求項8に記載の電源システムの制御方法。 - 前記電源システムは、
車両外部の電源から前記第1または第2の蓄電装置を充電可能に構成された充電装置と、
前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間または前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記充電装置を接続可能に構成された第2の選択装置とをさらに備え、
前記制御方法は、
前記第1の状態量が前記第2の状態量よりも低いとき、前記第1のコンバータと前記第1の蓄電装置との間に前記充電装置を接続するように前記第2の選択装置を制御するステップと、
前記第2の状態量が前記第1の状態量よりも低いとき、前記第2のコンバータと前記第2の蓄電装置との間に前記充電装置を接続するように前記第2の選択装置を制御するステップとをさらに含む、請求項9に記載の電源システムの制御方法。 - 請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の電源システムの制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
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2007
- 2007-06-06 JP JP2007150710A patent/JP2008306821A/ja not_active Withdrawn
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