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JP2008300012A - チャージポンプ回路及びスライスレベルコントロール回路 - Google Patents

チャージポンプ回路及びスライスレベルコントロール回路 Download PDF

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Abstract

【課題】入力信号が高周波の場合でも出力電流の立ち上がり時間を短縮することができるチャージポンプ回路を提供する。
【解決手段】PMOS1とPMOS2はゲートが相互に接続されており、PMOS1のゲートはそのドレインと接続されている。PMOS1とPMOS2のソースには電源電位(Vdd)が印加され、PMOS1及びPMOS2により、カレントミラー回路が構成されている。PMOS2のドレインには、第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2、第1の定電流源2が接続されている。また、第1のスイッチング素子SW1と第2のスイッチング素子SW2との接続点(ノードY1)が出力端子Outと接続されている。PMOS1のドレインは、第3のスイッチング素子SW3を介して第1の定電流源1と接続されており、また、第4のスイッチング素子SW4を介して第2の定電流源3と接続されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、光ディスク再生装置に好適に用いられるチャージポンプ回路及びスライスレベルコントロール回路に関するものである。
CDやDVD等の光ディスクに記録されたデータを再生するには、光ピックアップによって読み取られたアナログ信号を、スライスレベルコントロール回路(以下、SLC回路という。)で2値のデジタルRF信号に変換する信号処理が必要となる。
図5は、一般的なSLC回路を示す回路図である。光ピックアップによって読み取られたアナログRF信号は、RFアンプ(不図示)によって増幅されて入力端子Inに入力される。入力されたアナログRF信号は、キャパシタ100によってその直流成分が除去され、コンパレータ101の一方の入力端子(反転入力端子)に供給される。コンパレータ101の他方の端子(非反転入力端子)には、基準電圧として、Vdd/2(Vddは電源電位)が供給されている。コンパレータ101はアナログRF信号と基準電圧とを比較して2値のデジタルRF信号を出力端子Outから出力する。即ち、アナログRF信号が基準電圧より小さいときコンパレータ101の出力はハイレベル「1」となり、アナログRF信号が基準電圧より大きいときコンパレータ101の出力はロウレベル「0」となる。光ディスク再生装置において、デジタルRF信号は、PLL(Phase Locked Loop)の基準クロックとして用いられる。
また、キャパシタ100とコンパレータ101の反転入力端子との間には、抵抗102を介してキャパシタ103の一方の端子(正側端子)が接続されている。キャパシタ103の他方の端子(負側端子)は接地されている。
また、コンパレータ101の出力レベルに応じてスイッチングし、キャパシタ103に充電電流105と放電電流106を流すチャージポンプ回路104が設けられている。具体的には、コンパレータ101の出力レベルがハイレベルのとき、チャージポンプ回路104はキャパシタ103に充電電流105を流してキャパシタ103を充電させる。コンパレータ101の出力レベルがロウレベルのとき、チャージポンプ回路104はキャパシタ103から放電電流106を流してキャパシタ103を放電させる。
そして、このようなキャパシタ103の充放電によって、アナログRF信号の中心電圧のレベルが調整され、アナログRF信号の中心電圧が、そのスライスレベルになる。コンパレータ101のオフセットが無い理想的な場合、スライスレベルは基準電圧に一致することになる。
本発明に関連した技術は、例えば以下の特許文献に記載されている。
特開平9―237459号公報
ところで、SLC回路から得られるデジタルRF信号のハイレベルとロウレベルのデューティ(Duty)比は、ジッタ低減のために50%にしたいという要求がある。そのためには、チャージポンプ回路の出力電流である、充電電流105と放電電流106の電流値(絶対値)を等しくすることが必要である。
しかしながら、高周波のアナログRF信号(数MHz以上)を入力して上記SLC回路を動作させると、従来のチャージポンプ回路では、出力電流の立ち上がり時間が長くなり、図6に示すA,B部分のような「なまり」が生じていた。(図6の電流Iのプラス電流が充電電流105、マイナス電流が放電電流106に対応している。)
そのため、充電電流105と放電電流106の電流値を等しく設定することが困難となり、デジタルRF信号のデューティ( Duty)比を50%に保てなくなり、SLC回路の出力信号波形にジッタが発生するという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その主な特徴は以下のとおりである。すなわち、本発明のチャージポンプ回路は、入力信号に応じて、キャパシタの充電及び放電を行うチャージポンプ回路において、第1の電流源と、第2の電流源と、第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のトランジスタと、入力信号が第1のレベルの時に、前記第1の電流源を前記第1のトランジスタに接続して、前記カレントミラー回路から前記キャパシタに充電電流を出力し、入力信号が第2のレベルの時に、前記第2の電流源を前記第1のトランジスタに接続し、前記カレントミラー回路の出力を遮断するとともに、前記第1の電流源により前記キャパシタからの放電電流を流すように制御を行うスイッチング回路を備えることを特徴とする。
また、本発明のスライスレベルコントロール回路は、アナログRF信号の直流成分を除去する第1のキャパシタと、前記第1のキャパシタを通して入力されたアナログRF信号が第1の入力端子に印加され、第2の入力端子に基準電圧が印加され、前記アナログRF信号と前記基準電圧とを比較して、その比較結果に応じてデジタルRF信号を出力するコンパレータと、前記第1の入力端子に接続された第2のキャパシタと、前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号に応じて、前記第2のキャパシタの充電及び放電を行うチャージポンプ回路と、を備え、前記チャージポンプ回路は、第1の電流源と、第2の電流源と、第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のトランジスタと、前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号が第1のレベルの時に、前記第1の電流源を前記第1のトランジスタに接続して、前記カレントミラー回路から前記第2のキャパシタに充電電流を出力し、前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号が第2のレベルの時に、前記第2の電流源を前記第1のトランジスタに接続し、前記カレントミラー回路の出力を遮断するとともに、前記第1の電流源により前記第2のキャパシタからの放電電流を流すように制御を行うスイッチング回路を備えることを特徴とする。
本発明のチャージポンプ回路によれば、入力信号が高周波の場合でも出力電流の立ち上がり時間を短縮することができる。
また、本発明のスライスレベルコントロール回路によれば、アナログRF信号をデジタルRF信号に変換することができるとともに、チャージポンプ回路の出力電流の立ち上がり時間が短縮されているので、デジタルRF信号のデューティ(Duty)比を50%に保つことが可能になり、出力信号波形のジッタを低減することができる。
本発明の実施形態について説明する前に、参考例について図面を参照しながら説明する。図1は、参考例に係るチャージポンプ回路110を示す回路図である。
このチャージポンプ回路110は、Pチャネル型MOSトランジスタ(以下、PMOSa,PMOSbとする。)と、スイッチング素子SWa,SWbと、定電流Iを流す定電流源111とを備えている。
PMOSaとPMOSbはゲートが相互に接続されており、PMOSaのゲートはそのドレインと接続されている。PMOSaとPMOSbのソースには電源電位(Vdd)が印加されるようになっており、PMOSa及びPMOSbによりカレントミラー回路が構成されている。
PMOSbのドレインには、スイッチング素子SWaを介して定電流源111が接続されており、PMOSbとスイッチング素子SWaとの接続点(ノードX)は、出力端子Outと接続されている。また、PMOSaのドレインにはスイッチング素子SWbを介して定電流源111が接続されている。
次に、このチャージポンプ回路110を、図5で示したSLC回路のチャージポンプ回路104に用いた場合の動作について説明する。コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がハイレベルのとき、スイッチング素子SWaはオフし、スイッチング素子SWbはオンする。そうすると、PMOSaがオンして定電流源111の定電流Iに等しい電流値の電流Iaがスイッチング素子SWb及びPMOSaに流れる。そして、カレントミラー回路の特性から、この電流Iaと等しい電流値の充電電流Ib(図5で示す充電電流105)が出力端子Outを介してキャパシタ103の正側端子に供給される。
一方、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がハイレベルからロウレベルになると、スイッチング素子SWaはオンし、スイッチング素子SWbはオフする。そうすると、PMOSa及びPMOSbはオフし、定電流源111の定電流Iに等しい電流値の放電電流Ic(図5で示す放電電流106)が、キャパシタ103から出力端子Outを介して定電流源111側に流れる。
高速なアナログRF信号を入力して、SLC回路を動作させると、チャージポンプ回路110の出力電流の立ち上がり時間が長くなり、図6に示すA,B部分のような「なまり」が生じる。本発明者の検討によれば、A部分の「なまり」の原因は、PMOSaのスイッチングの遅れにある。つまり、放電電流Icが流れている状態ではPMOSaはオフ状態であり、その後スイッチング素子SWaをオフし、SWbをオンさせても、PMOSaがオフ状態からオン状態になるまでに相当な期間を要する。
また、B部分の「なまり」の原因は、充電電流Ibを出力している状態ではカレントミラー回路のPMOSa,PMOSbはオン状態であり、その後スイッチング素子SWaをオンさせ、SWbをオフさせたとしても、PMOSbがオフするまでに相当な時間を要することである。つまり、SWbをオフさせた直後は、PMOSaのドレイン電圧は下がったまま(オン状態)であり、PMOSbのゲート電圧(=PMOSaのドレイン電圧)もオン状態の電圧が残っている。その後、PMOSaのドレイン電圧は電源電位VddからPMOSaに電流が流れることで上昇していき、これに伴ってPMOSbのゲート電圧も上昇していき、最終的にPMOSbはオフする。
次に、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図2A及び図2Bは、本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路1を示す回路図である。このチャージポンプ回路1は、第1及び第2のPチャネル型MOSトランジスタ(以下、それぞれPMOS1,PMOS2とする。)と、第1乃至第4のスイッチング素子SW1,SW2,SW3,SW4と、第1及び第2の定電流源2,3とを有している。
PMOS1とPMOS2とはゲートが相互に接続されており、PMOS1のゲートはそのドレインと接続されている。PMOS1とPMOS2のソースには電源電位(Vdd)が印加されるようになっており、PMOS1及びPMOS2によりカレントミラー回路が構成されている。
PMOS2のドレインには、第1及び第2のスイッチング素子SW1,SW2、第1の定電流源2が順に接続されている。また、第1のスイッチング素子SW1と第2のスイッチング素子SW2との接続点(ノードY1)は出力端子Outと接続されている。
PMOS1のドレインは、第3のスイッチング素子SW3を介して第1の定電流源2と接続されており、また、第4のスイッチング素子SW4を介して第2の定電流源3と接続されている。なお、PMOS1のドレインと、第3のスイッチング素子SW3及び第4のスイッチング素子SW4との接続点をノードY2とする。
また、チャージポンプ回路1は、図3に示すように、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号に応じて制御されている。つまり、第1乃至第4のスイッチング素子SW1〜SW4をNチャネル型MOSトランジスタで構成した場合には、コンパレータ101の出力信号を第1及び第3のスイッチング素子SW1,SW3のゲートに印加し、第2及び第4のスイッチング素子SW2,SW4のゲートにはインバータ4,5を介してデジタルRF信号を印加する。これにより、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がハイレベルのときは、第1及び第3のスイッチング素子SW1,SW3はオンし、第2及び第4のスイッチング素子SW2,SW4はオフする。また、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がロウレベルのときは、第1及び第3のスイッチング素子SW1,SW3はオフし、第2及び第4のスイッチング素子SW2,SW4はオンするようになっている。
チャージポンプ回路1は、要するに、参考例のチャージポンプ回路110に第4のスイッチング素子SW4と第2の定電流源3を設けることで、チャージポンプ回路110の本来の動作に影響しないダミーの電流パスを形成し、PMOS1に常に電流を流し続けるようにした。さらに、第1のスイッチング素子SW1を加えることにより、参考例のようなPMOSa及びPMOSbのスイッチングの遅れによる出力電流波形の「なまり」を無くすことができる。
次に、このチャージポンプ回路1を、図5で示したSLC回路に用いた場合の動作について説明する。コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がハイレベルのとき、図2Aに示すように、第1及び第3のスイッチング素子SW1はオンし、第2及び第4のスイッチング素子SW2,SW4はオフする。以下、この期間を第1の期間とする。そうすると、PMOS1はオンして第1の定電流源2の定電流に等しい電流値の電流I1がPMOS1及び第3のスイッチング素子SW3に流れる。そして、カレントミラー回路の特性からこの電流I1と等しい電流値の充電電流I2(図5で示す充電電流105に相当)が出力端子Outを介してキャパシタ103の正側端子に供給される。
一方、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がハイレベルからロウレベルになると、図2Bに示すように、第1及び第3のスイッチング素子SW1,SW3はオフし、第2及び第4のスイッチング素子SW2,SW4はオンする。以下、この期間を第2の期間とする。第2のスイッチング素子SW2がオンするため、第1の定電流源2の定電流に等しい放電電流I3(図5で示す放電電流106に相当)が、キャパシタ103から出力端子Outを介して第1の定電流源2側に流れる。また、PMOS1のドレインは、第4のスイッチング素子SW4を介して第2の定電流源3と接続されているため、第2の期間の際もPMOS1はオンしたままであり、第4のスイッチング素子SW4を介して、第2の定電流源3の定電流に等しい電流値の電流I4が流れている。また、第1のスイッチング素子SW1がオフしていることで、カレントミラー回路の出力は瞬時に遮断され、PMOS2から出力端子Outに電流が流れることはない。
これにより、高速なアナログRF信号を入力して動作させた場合でも、放電電流I3の立ち上がり時間は短縮され、波形の「なまり」を無くすことができる(図4参照)。
また、コンパレータ101から出力されたデジタルRF信号がロウレベルからハイレベルになると、(図2Bの状態から図2Aの状態に変化すると)、PMOS1には電流が流れ続けているので、参考例のチャージポンプ回路110のようにPMOSbがオンするまでの期間を要せず、充電電流I2の立ち上がりが遅れることを防止することができる。これにより、高速なアナログRF信号を入力して動作させた場合でも、充電電流I2の立ち上がり時間も短縮され、波形の「なまり」を無くすことができる(図4参照)。尚、電流I4の電流値は、電流I1の電流値と等しいことが好ましいので、第1の第2の定電流源2、第2の定電流源3の定電流の電流値は互いに等しいことが好ましい。
本実施形態の構成によれば、チャージポンプ回路1の出力電流(充電電流I2及び放電電流I3)の波形の「なまり」を効果的に防止し、求めるデューティ(Duty)比(例えば50%)のチャージポンプ出力を得ることができる。従って、チャージポンプ回路1をSLC回路に用いることで、デジタルRF信号のデューティ(Duty)比を50%に保つことが可能になり、その信号波形のジッタを低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。例えば、上記実施形態において、チャージポンプ回路1はSLC回路の一部として用いられていたが、本発明のチャージポンプ回路は、ある制御信号に応じてキャパシタを充放電する回路に広く利用することが可能である。
参考例に係るチャージポンプ回路を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路を示す回路図である。 本発明の実施形態に係るチャージポンプ回路の出力電流を示す波形図である。 スライスレベルコントロール回路を示す回路図である。 本発明が解決しようとする課題を示す波形図である。
符号の説明
1 チャージポンプ回路 2 第1の定電流源 3 第2の定電流源
4 インバータ 5 インバータ 100 キャパシタ
101 コンパレータ 102 抵抗 103 キャパシタ
104 チャージポンプ回路 105 充電電流 106 放電電流
110 チャージポンプ回路 111 定電流源 In 入力端子
Out 出力端子 PMOSa,PMOSb Pチャネル型MOSトランジスタ
PMOS1 第1のPチャネル型MOSトランジスタ
PMOS2 第2のPチャネル型MOSトランジスタ
SWa,SWb スイッチング素子
SW1〜SW4 第1のスイッチング素子〜第4のスイッチング素子

Claims (3)

  1. 入力信号に応じて、キャパシタの充電及び放電を行うチャージポンプ回路において、
    第1の電流源と、第2の電流源と、第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のトランジスタと、
    入力信号が第1のレベルの時に、前記第1の電流源を前記第1のトランジスタに接続して、前記カレントミラー回路から前記キャパシタに充電電流を出力し、
    入力信号が第2のレベルの時に、前記第2の電流源を前記第1のトランジスタに接続し、前記カレントミラー回路の出力を遮断するとともに、前記第1の電流源により前記キャパシタからの放電電流を流すように制御を行うスイッチング回路を備えることを特徴とするチャージポンプ回路。
  2. 前記第1及び第2の電流源の流す電流の電流値が互いに等しいことを特徴とする請求項1に記載のチャージポンプ回路。
  3. アナログRF信号の直流成分を除去する第1のキャパシタと、
    前記第1のキャパシタを通して入力されたアナログRF信号が第1の入力端子に印加され、第2の入力端子に基準電圧が印加され、前記アナログRF信号と前記基準電圧とを比較して、その比較結果に応じてデジタルRF信号を出力するコンパレータと、
    前記第1の入力端子に接続された第2のキャパシタと、
    前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号に応じて、前記第2のキャパシタの充電及び放電を行うチャージポンプ回路と、を備え、
    前記チャージポンプ回路は、第1の電流源と、第2の電流源と、第1のトランジスタと、前記第1のトランジスタとカレントミラー回路を構成する第2のトランジスタと、
    前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号が第1のレベルの時に、前記第1の電流源を前記第1のトランジスタに接続して、前記カレントミラー回路から前記第2のキャパシタに充電電流を出力し、
    前記コンパレータから出力されたデジタルRF信号が第2のレベルの時に、前記第2の電流源を前記第1のトランジスタに接続し、前記カレントミラー回路の出力を遮断するとともに、前記第1の電流源により前記第2のキャパシタからの放電電流を流すように制御を行うスイッチング回路を備えることを特徴とするスライスレベルコントロール回路。
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