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JP2008239161A - ラベル剥離ユニット - Google Patents

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JP2008239161A JP2007078163A JP2007078163A JP2008239161A JP 2008239161 A JP2008239161 A JP 2008239161A JP 2007078163 A JP2007078163 A JP 2007078163A JP 2007078163 A JP2007078163 A JP 2007078163A JP 2008239161 A JP2008239161 A JP 2008239161A
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Masahide Ikeda
政秀 池田
Kazuhito Kamioka
一仁 上岡
Akihiko Fujihira
昭彦 藤平
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Abstract

【課題】比較的サイズが大きい薄肉のタックラベルを離型紙から確実に剥離することができるラベル剥離ユニットを提供する。
【解決手段】ラベル供給用帯状体LBを引っかける先端に屈曲部13aを有する剥離プレート13と、ラベル供給用帯状体LBを剥離プレート13の屈曲部13aに沿わせると共に、剥離プレート13の先端部からラベル供給用帯状体LBが離れないように、ラベル供給用帯状体LBを押える押え部材14と、この押え部材14のラベル供給用帯状体LBの送出方向の上流側でラベル供給用帯状体LBをS字状に掛け渡す2個のフリーローラ15a、15bと、このフリーローラ15a、15bの上流側において、送出中のラベル供給用帯状体LBにブレーキをかけるブレーキ手段と、剥離プレート13の下流側において、タックラベルTLが剥離された離型紙SPを挟み込んで引っ張る引張手段とを備えている。
【選択図】 図5

Description

この発明は、長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニット、特に、比較的サイズが大きい薄肉のタックラベルであっても、確実に剥離することができるラベル剥離ユニットに関する。
容器等の物品Mにタックラベルを貼着するタックラベラーとしては、図13に示すようなものがある。このタックラベラー50は、同図に示すように、長尺帯状の離型紙SPに多数のタックラベルTLが一定間隔をあけて貼着されたラベル供給用帯状体LBをロール状に巻回してなるラベル供給ロールLRをセットするロールセッティングユニットAと、このロールセッティングユニットAにセットされたラベル供給ロールLRから、ラベル供給用帯状体LBを繰り出して送出する帯状体送出ユニットBと、この帯状体送出ユニットBによって送出されたラベル供給用帯状体LBを蓄える帯状体蓄積ユニットCと、この帯状体蓄積ユニットCから送り出されたラベル供給用帯状体LBの離型紙SPからタックラベルTLを剥離するラベル剥離ユニットDと、このラベル剥離ユニットDによって剥離したタックラベルTLを容器等の物品Mに貼着するラベル貼着ユニットEと、タックラベルTLが剥離された離型紙SPを巻回することによって回収する離型紙回収ユニットFとを備えており、ラベル剥離ユニットDは、帯状体蓄積ユニットCから送り出されたラベル供給用帯状体LBを、剥離プレート51に引っかけて、逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙SPからタックラベルを剥離するようになっていると共に、ラベル貼着ユニットEは、ラベル剥離ユニットDによって剥離したタックラベルにエアーを吹き付けたり、ブラシ52でこすりつけたりすることにより、容器等の物品MにタックラベルTLを貼着するようになっている。
特開2004−59113号公報
ところで、近年では、タックラベルを貼着することによって容器にデザインや内容表示等を施す場合、容器とタックラベルの一体感を高めると共に、タックラベルの材料コストを低減するために、薄肉のタックラベルを使用することが望まれている。
しかしながら、比較的サイズが大きい薄肉(例えば、矩形の1辺(または円形の直径)が40〜200mm程度、厚みが5〜50μm)のタックラベルTLを、上述したような従来のタックラベラー50によって容器等の物品Mに貼着しようとする場合、タックラベルTLを離型紙SPから剥離するために、ラベル剥離ユニットDの剥離プレート51にラベル供給用帯状体LBを引っかけて急角度で単に方向転換させるだけでは、腰がない薄肉のタックラベルTLが、離型紙SPに貼着した状態で、離型紙SPと一緒に方向転換することになるので、薄肉のタックラベルTLを離型紙SPから確実に剥離することができないといった問題がある。
そこで、この発明の課題は、比較的サイズが大きい薄肉のタックラベルを離型紙から確実に剥離することができるラベル剥離ユニットを提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、ラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラを備え、ラベル供給用帯状体の送出方向の最下流側の前記フリーローラが前記剥離プレートの先端部近傍に位置していることを特徴とするラベル剥離ユニットを提供するものである。
請求項2に係る発明は、長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、前記剥離プレートの先端部からラベル供給用帯状体が離れないように、ラベル供給用帯状体を押える押え部材と、前記押え部材のラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラとを備えていることを特徴とするラベル剥離ユニットを提供するものである。
請求項3に係る発明は、長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、ラベル供給用帯状体を前記剥離プレートの先端部との間に挟み込んでタックラベルを剥離プレートの先端側に押し出す押出駆動ローラと、前記押出駆動ローラのラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラとを備えていることを特徴とするラベル剥離ユニットを提供するものである。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明のラベル剥離ユニットにおいて、前記フリーローラの回転軸と前記押出駆動ローラの回転軸とを動力伝達機構を介して接続し、前記フリーローラの回転力を、前記押出駆動ローラの回転駆動力として使用したものである。
以上のように、請求項1に係る発明のラベル剥離ユニットは、ラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラを備えているので、ラベル供給用帯状体が複数のフリーローラを通過する際に、離型紙に貼着されているタックラベルの粘着層がほぐされ、タックラベルが離型紙から剥離しやすくなると共に、ラベル供給用帯状体の送出方向の最下流側のフリーローラが剥離プレートの先端部近傍に位置しているので、剥離プレートの先端部からラベル供給用帯状体が離れにくい。従って、離型紙に貼着されているタックラベルが腰のない薄肉のものであっても、そういったタックラベルが離型紙に貼着された状態で離型紙と共に剥離プレート部分で方向転換することがなく、腰のない薄肉のタックラベルを離型紙から確実に剥離することが可能となる。
また、請求項2に係る発明のラベル剥離ユニットは、剥離プレートの先端部からラベル供給用帯状体が離れないように、ラベル供給用帯状体を押える押え部材と、この押え部材のラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラとを備えているので、ラベル供給用帯状体が複数のフリーローラを通過する際に、離型紙に貼着されているタックラベルの粘着層がほぐされ、しかも、剥離プレートの先端部からラベル供給用帯状体が離れることがない。従って、請求項1に係る発明と同様に、腰のない薄肉のタックラベルを離型紙から確実に剥離することが可能となる。
また、請求項3に係る発明のラベル剥離ユニットは、ラベル供給用帯状体を前記剥離プレートの先端部との間に挟み込んでタックラベルを剥離プレートの先端側に押し出す押出駆動ローラと、この押出駆動ローラのラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラとを備えているので、ラベル供給用帯状体が複数のフリーローラを通過する際に、離型紙に貼着されているタックラベルの粘着層がほぐされ、その後、剥離プレートの先端部において、押出駆動ローラによってタックラベルが離型紙に対して剥離プレートの先端側に押し出される。従って、腰のないより薄肉のタックラベルを離型紙から確実に剥離することが可能となる。
特に、請求項4に係る発明のラベル剥離ユニットは、フリーローラの回転軸と押出駆動ローラの回転軸とを動力伝達機構を介して接続し、フリーローラの回転力を、押出駆動ローラの回転駆動力として使用するようにしたので、押出駆動ローラを駆動するモータ等を別途設ける必要がない。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、ボトル容器Bの胴部外周面に、合成樹脂フィルムに粘着層が積層された厚さ9〜25μmの薄肉のタックラベルを貼着するタックラベラー1を示している。このタックラベラー1は、同図に示すように、ベルトコンベア2a、スクリュー2b、スターホイール2c及びガイドレール2dを有する容器供給装置2と、図6に示すように、長尺帯状の離型紙SPに多数のタックラベルTLが一定間隔をあけて貼着されたラベル供給用帯状体LBをロール状に巻回してなるラベル供給ロールLRから、ラベル供給用帯状体LBを繰り出しながら、離型紙SPからタックラベルTLを順次剥離して、ラベル供給位置αに供給するラベル供給装置3と、容器供給位置γにおいて前記容器供給装置2から供給されたボトル容器Bを受け取って容器送出位置δまで搬送すると共に、ラベル供給位置αにおいてラベル供給装置3からタックラベルTLを受け取ってラベル貼着位置βまでそれぞれ搬送し、ラベル貼着位置βにおいて、タックラベルTLをボトル容器Bの胴部外周面に貼着するラベル貼着装置4と、このラベル貼着装置4によって、胴部外周面にタックラベルTLが貼着されたボトル容器Bを送出する、スターホイール5a、ガイドレール5b及びベルトコンベア5cを有する容器送出装置5とから構成されている。
前記ラベル供給装置3は、図2に示すように、ラベル供給ロールLRをセットするロールセッティングユニット11と、このロールセッティングユニット11にセットされたラベル供給ロールLRから繰り出したラベル供給用帯状体LBの離型紙SPからタックラベルTLを剥離するラベル剥離ユニット12と、このラベル剥離ユニット12によって、タックラベルTLが剥離された離型紙SPを巻き取って回収する離型紙回収ユニット19とを備えており、ラベル剥離ユニット12は、ラベル供給ロールLRから繰り出したラベル供給用帯状体LBを厚さ2mmの剥離プレート13に引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙SPからタックラベルTLを剥離するようになっている。
前記ラベル剥離ユニット12は、図2〜図5に示すように、ラベル供給用帯状体LBを引っかける剥離プレート13の先端部(10mm程度)がラベル供給用帯状体LBの供給経路側に所定角度θ(=25度)で屈曲しており、ラベル供給用帯状体LBを剥離プレート13の屈曲部13aに沿わせると共に、剥離プレート13の先端部からラベル供給用帯状体LBが離れないように(弛み等の遊びが生じないように)、ラベル供給用帯状体LBを押える押え部材14と、この押え部材14のラベル供給用帯状体LBの送出方向の上流側でラベル供給用帯状体LBをS字状に掛け渡す2個のフリーローラ15a、15bと、このフリーローラ15a、15bの上流側において、ロールセッティングユニット11から繰り出したラベル供給用帯状体LBを固定ドラム17aに巻き付けることにより、送出中のラベル供給用帯状体LBにブレーキをかけるブレーキ手段17と、剥離プレート13の下流側において、離型紙SPを挟み込んで引っ張る、モータに直結された駆動ローラ18a及びニップローラ18bからなる引張手段18とを備えている。
前記押え部材14は、ラベル供給用帯状体LBの走行路を確保するために、その上端部及び下端部がスペーサ14aを介して剥離プレート13に固定されており、フリーローラ15a、15bは、それぞれの上端部及び下端部が、軸受部材16、16を介して、剥離プレート13に回転可能に支持されている。
また、押え部材14は、ラベル供給用帯状体LBを剥離プレート13に押し付けているわけではなく、ラベル供給用帯状体LBと剥離プレート13との間には僅かな隙間が形成されているので、ラベル供給用帯状体LBに大きな走行抵抗が加わることがなく、ラベル供給用帯状体LBが破断したり、損傷を受けたりしにくくなると共に、ラベル供給用帯状体LBにおけるタックラベルTLが存在している部分とタックラベルTLが存在していない部分との境界部分が押え部材14をスムースに通過することができる。
前記ラベル貼着装置4は、図1に示すように、ラベル供給位置αに供給されるタックラベルTLを、粘着面が外側を向くように、外周面に吸着した状態でラベル貼着位置βまで搬送する吸引ドラム4aと、容器供給位置γにおいて容器供給装置2から供給されたボトル容器Bを受け取って容器送出位置δまで搬送するロータリ型の容器搬送ユニット4bとを備えており、ラベル貼着位置βにおいて、そのタックラベルTLの粘着面にボトル容器Bの胴部外周面を接触させた後、ボトル容器Bを自転させながら吸引ドラム4aの外周面に沿って移動させることによって、ボトル容器BにタックラベルTLを貼着するようになっている。特に、このラベル貼着装置4では、自転しながら吸引ドラム4aの外周面に沿って移動しているボトル容器Bの移動速度を加味した周速が、吸引ドラム4aの周速の3倍程度に設定されており、ボトル容器Bの胴部外周面にタックラベルTLを貼着する際、ボトル容器Bが吸引ドラム4aからタックラベルTLを引っ張りながら、ボトル容器Bの胴部外周面にタックラベルTLを巻き付けるようになっている。
以上のように構成されたタックラベラー1では、ラベル供給装置3のラベル剥離ユニット12によって離型紙SPからタックラベルTLを剥離する際、S字状に掛け渡されたラベル供給用帯状体LBが2個のフリーローラ15a、15bを通過する際に、離型紙SPに貼着されているタックラベルTLの粘着層がほぐされ、しかも、その下流側で押え部材14がラベル供給用帯状体LBを押えることによって、剥離プレート13の先端部からラベル供給用帯状体LBが離れないようになっているので、離型紙SPに貼着されているタックラベルTLが腰のない薄肉のものであっても、そういったタックラベルTLが離型紙SPに貼着された状態で離型紙SPと共に剥離プレート13部分で方向転換することがなく、腰のない薄肉のタックラベルTLを離型紙SPから確実に剥離することができる。
図7〜図9はラベル剥離ユニットの他の実施形態を示している。このラベル剥離ユニットも、上述したラベル剥離ユニット12と基本的に同一の構成を有しており、剥離プレート13周りの構成が異なっているだけなので、同一の構成要素には、同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成要素について詳細に説明する。
このラベル剥離ユニットは、ラベル供給用帯状体LBを押える独立した押え部材を備えておらず、ラベル供給用帯状体LBをS字状に掛け渡す2個のフリーローラ15a、15bのうち、ラベル供給用帯状体LBの送出方向の下流側のフリーローラ15bを剥離プレート13の先端部近傍に配置することによって、フリーローラ15bが押え部材の役割を果たしている点で、上述したラベル剥離ユニット12とは、その構成を異にしている。
従って、このラベル剥離ユニットによって離型紙SPからタックラベルTLを剥離する際も、S字状に掛け渡されたラベル供給用帯状体LBが2個のフリーローラ15a、15bを通過する際に、離型紙SPに貼着されているタックラベルTLの粘着層がほぐされ、しかも、フリーローラ15bが、剥離プレート13の先端部からラベル供給用帯状体LBが離れるのを抑えることになるので、上述したラベル剥離ユニット12と同様に、腰のない薄肉のタックラベルTLを離型紙SPから確実に剥離することができる。
図10〜図12はラベル剥離ユニットのさらに他の実施形態を示している。このラベル剥離ユニットも、上述したラベル剥離ユニット12と基本的に同一の構成を有しており、剥離プレート13周りの構成が異なっているだけなので、同一の構成要素には、同一符号を付してその説明を省略し、異なる構成要素について詳細に説明する。
このラベル剥離ユニットは、押え部材に代えて、ラベル供給用帯状体LBを剥離プレート13の先端部との間に挟み込んでタックラベルTLを剥離プレート13の先端側に押し出す押出駆動ローラ15cを備えている点で、上述したラベル剥離ユニット12とは、その構成を異にしている。
2個のフリーローラ15a、15bのうち、ラベル供給用帯状体LBの送出方向の下流側のフリーローラ15b及び押出駆動ローラ15cには、それぞれの回転軸の上端部にプーリPb、Pcが取り付けられており、両プーリPb、Pcには、環状の無端ベルトVが掛け渡されている。また、フリーローラ15b及び押出駆動ローラ15cには、ラベル供給用帯状体LBに対するローラ周面の摩擦力を高めるために、ラベル供給用帯状体LBの接触部分に多数のゴム製のOリングORが嵌着されている。
従って、このラベル剥離ユニットによって離型紙SPからタックラベルTLを剥離する際は、S字状に掛け渡されたラベル供給用帯状体LBが2個のフリーローラ15a、15bを通過する際に、離型紙SPに貼着されているタックラベルTLの粘着層がほぐされると共に、OリングORが嵌着されているフリーローラ15bが確実に回転し、この回転力がプーリPb、Pc及び無端ベルトVを介して、押出駆動ローラ15cに伝達され、これに伴って押出駆動ローラ15cが回転してタックラベルTLが剥離プレート13の先端側に押し出されるので、腰のないさらに薄肉のタックラベルTLを離型紙SPから確実に剥離することが可能になる。
なお、上述した各実施形態では、先端部がラベル供給用帯状体LBの供給経路側に所定角度で屈曲した剥離プレート13を使用しているが、これに限定されるものではなく、先端部が屈曲していない剥離プレートを使用することも可能である。ただし、剥離プレート13の先端部を屈曲させることによって、フリーローラ15a、15b等を設置しやすくなるという効果が得られる。
また、上述した実施形態では、離型紙SPに貼着されているタックラベルTLの粘着層をほぐすために、ラベル供給用帯状体LBをS字状に掛け渡す2個のフリーローラ15a、15bを設置しているが、これに限定されるものではなく、ラベル供給用帯状体LBを交互に掛け渡す3個以上のフリーローラを設けることも可能であり、複数のフリーローラは相互に接近している必要もない。
また、上述した実施形態では、フリーローラ15bの回転軸と押出駆動ローラ15cの回転軸とをプーリPb、Pc及び無端ベルトVからなる動力伝達機構を介して接続し、フリーローラ15bの回転力を、押出駆動ローラ15cの回転駆動力として使用するようにしているが、これに限定されるものではなく、独立したモータ等によって、押出駆動ローラ15cを駆動するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、多数のOリングORを嵌着したフリーローラ15b及び押出駆動ローラ15cを使用しているが、これに限定されるものではなく、ゴムや合成樹脂をライニングしたローラを使用してもよいことはいうまでもない。
また、上述した実施形態では、腰のない薄肉のタックラベルTLをボトル容器Bの胴部外周面に貼着する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のタックラベラーは、腰のある厚肉のタックラベルを容器等の被貼着体の胴部外周面に貼着する場合にも適用することができることはいうまでもない。
この発明に係るラベル剥離ユニットの一実施形態を有するラベル供給装置が搭載されたタックラベラーを示す概略構成図である。 同上のラベル供給装置を示す平面図である。 (a)は同上のラベル剥離ユニットにおけるラベル剥離部分を示す平面図、(b)は同上のラベル剥離部分を示す側面図である。 図3(b)のX−X線に沿った断面図である。 同上のラベル剥離ユニットのラベル剥離部分におけるラベル供給用帯状体及びタックラベルが剥離された離型紙の走行ラインを示す図である。 同上のタックラベラーにセットされるラベル供給用帯状体を示す平面図である。 (a)は他の実施形態であるラベル剥離ユニットにおけるラベル剥離部分を示す平面図、(b)は同上のラベル剥離部分を示す側面図である。 図7(b)のY−Y線に沿った断面図である。 同上のラベル剥離ユニットのラベル剥離部分におけるラベル供給用帯状体及びタックラベルが剥離された離型紙の走行ラインを示す図である。 (a)はさらに他の実施形態であるラベル剥離ユニットにおけるラベル剥離部分を示す平面図、(b)は同上のラベル剥離部分を示す側面図である。 図10(b)のZ−Z線に沿った断面図である。 同上のラベル剥離ユニットのラベル剥離部分におけるラベル供給用帯状体及びタックラベルが剥離された離型紙の走行ラインを示す図である。 従来のラベル剥離ユニットが搭載されたタックラベラーを示す概略構成図である。
符号の説明
1 タックラベラー
2 容器供給装置
3 ラベル供給装置
4 ラベル貼着装置
4a 吸引ドラム
4b 容器搬送ユニット
5 容器送出装置
11 ロールセッティングユニット
12 ラベル剥離ユニット
13 剥離プレート
13a 屈曲部
14 押え部材
14a スペーサ
15a、15b フリーローラ
15c 押出駆動ローラ
16 軸受部材
17 ブレーキ手段
17a 固定ドラム
18 引張手段
18a 駆動ローラ
18b ニップローラ
19 離型紙回収ユニット
LB ラベル供給用帯状体
LR ラベル供給ロール
Pb、Pc プーリ
OR Oリング
SP 離型紙
TL タックラベル
V 無端ベルト
α ラベル供給位置
β ラベル貼着位置
γ 容器供給位置
δ 容器送出位置

Claims (4)

  1. 長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、
    ラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラを備え、
    ラベル供給用帯状体の送出方向の最下流側の前記フリーローラが前記剥離プレートの先端部近傍に位置していることを特徴とするラベル剥離ユニット。
  2. 長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、
    前記剥離プレートの先端部からラベル供給用帯状体が離れないように、ラベル供給用帯状体を押える押え部材と、
    前記押え部材のラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラとを備えていることを特徴とするラベル剥離ユニット。
  3. 長尺帯状の離型紙に複数のタックラベルが貼着されたラベル供給用帯状体を剥離プレートに引っかけて逆方向に急角度で方向転換させながら引っ張ることにより、離型紙からタックラベルを剥離するラベル剥離ユニットであって、
    ラベル供給用帯状体を前記剥離プレートの先端部との間に挟み込んでタックラベルを剥離プレートの先端側に押し出す押出駆動ローラと、
    前記押出駆動ローラのラベル供給用帯状体の送出方向の上流側でラベル供給用帯状体を交互に掛け渡す複数のフリーローラと
    を備えていることを特徴とするラベル剥離ユニット。
  4. 前記フリーローラの回転軸と前記押出駆動ローラの回転軸とを動力伝達機構を介して接続し、
    前記フリーローラの回転力を、前記押出駆動ローラの回転駆動力として使用した請求項3に記載のラベル剥離ユニット。
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