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JP2008234590A - 診察順番通知システム - Google Patents

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JP2008234590A JP2007077233A JP2007077233A JP2008234590A JP 2008234590 A JP2008234590 A JP 2008234590A JP 2007077233 A JP2007077233 A JP 2007077233A JP 2007077233 A JP2007077233 A JP 2007077233A JP 2008234590 A JP2008234590 A JP 2008234590A
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Abstract

【課題】診察順番通知システムへの携帯電話機の宛先情報の登録を容易に行う。
【解決手段】診察順番通知システム10を、診察券12と携帯電話機13と診察受付・順番管理装置18とから構成する。管理装置18に、患者情報入力器33と電話機情報入力器34とを設ける。診察券12の無線タグ20に記憶されている患者情報データ21を患者情報入力器33に入力される。HDD36内の診察順番管理DB44に患者IDデータを登録する。携帯電話機13の無線タグ34に記憶されている電話機情報データ24を電話機情報入力器34に入力して、携帯電話機13のメールアドレスデータ(宛先情報)を先に登録された患者IDデータに関連付けて診察順番管理DB44に登録する。端末(手動)入力を行うことなく、メールアドレスデータを患者IDデータに関連付けて登録することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、医療施設で診療を受ける際の診察順番を携帯電話機などの携帯通信端末を介して通知可能な診察順番通知システムに関するものである。
従来、病院等の医療施設にて診療を受ける場合、事前に病院の混雑状況が分からないため、長時間待たされることがある。また、自分がいつ呼び出されるか分からないため、病院内で待機する必要があり、患者が無駄な時間を費やしてしまうという問題があった。このため、病院に行くことなくネット上で診療予約が可能な診療予約受付システムが知られており、この診療予約受付システムを利用することで、予約時間が近くなったら病院に行って診療を受けることができる(例えば特許文献1参照)。しかしながら、診療予約をして病院で診療を受ける場合でも、自分よりも前の患者の病症によって診療時間が延長されて、当初の診療スケジュールに遅れが生じることがある。この場合も、実際の診療開始時刻が予定よりも遅れるために、同様の問題が発生する。
このような問題を解決するために、近年では、病院から患者に貸与された携帯電話機や患者が所有する携帯電話機に、診療順番(待ち順番)情報を通知可能な診療順番通知システムが利用されている(例えば特許文献2〜4参照)。これにより、患者は診療時間まで病院の周辺の施設で過ごしたり、自宅で待機したりすることができるので、時間の有効活用が行え、診察までの待ち時間の負担やストレスを解決することができる。
特開2004−318649号公報 特開2006−79208号公報 特開2006−39676号公報 特開2004−206514号公報
ところで、上記特許文献2〜4に記載の診療順番通知システムを利用する場合において、病院側から患者に携帯電話機を貸与する場合には、携帯電話機の購入費、通信費、維持費(修理費)などのコストが掛かるため、システム運営コストが非常に高くなってしまうという問題がある。このような問題は患者が所有する携帯電話機を用いることで解決可能である。
しかしながら、この場合には、患者の携帯電話機の電話番号や電子メールアドレス(以下、単にメールアドレス)等と、患者の診察番号(患者ID)とをシステムに登録することになるが、例えば携帯電話機の紛失・故障等による交換でメールアドレス等が変わってしまうことがある。このようなときには、メールアドレス等を再登録する必要があり、登録者の負担が増えるという新たな問題が生じてしまう。上記特許文献2〜4には、患者の所有する携帯電話機等に診療順番等を通知することが記載されているものの、携帯電話機のメールアドレス等の端末宛先情報の登録に関する考慮がなされていないので、登録者の負担を減らすことはできない。
本発明は上記問題を解決するためのものであり、携帯電話機等の端末宛先情報の登録を簡単に行えるようにした診察順番通知システムを提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、本発明は、医療施設で診察を受ける際の診察順番を、ネットワークを介して接続された携帯通信端末に通知可能な診察順番通知システムにおいて、患者の固有識別情報が記録された診察券から前記固有識別情報を取得する固有識別情報取得手段と、前記固有識別情報取得時に、前記携帯通信端末から送信される前記携帯通信端末の端末宛先情報を取得する端末宛先情報取得手段と、前記固有識別情報と前記端末宛先情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記固有識別情報の取得順番に基づき決定された前記診察順番を、前記固有識別情報に関連付けられている前記端末宛先情報に基づき前記携帯通信端末に通知する通知手段とを備えることを特徴とする。
前記携帯通信端末を介して提供可能なサービス情報を記憶するサービス情報記憶手段と、前記携帯通信端末より前記端末宛先情報を取得する際に、前記サービス情報を前記携帯通信端末に提供するサービス情報提供手段とを備えることが好ましい。
前記サービス情報は、前記医療施設の周辺情報または連絡先情報の少なくともいずれか一方であることが好ましい。また、前記携帯通信端末は携帯電話機であり、前記端末宛先情報は、前記携帯電話機の電話番号または電子メールアドレスの少なくともいずれか一方であることが好ましい。
本発明は、診察券から固有識別情報を取得するとともに、携帯通信端末から端末宛先情報を取得して、取得した両情報を関連付けて記憶するようにしたので、携帯通信端末の紛失・故障等による交換で端末宛先情報が変更になった場合でも、両情報を簡単に関連付けて記憶(登録)させることができる。これにより、登録者による登録作業の負担を減らすことができる。
また、携帯通信端末より端末宛先情報を取得する際に、サービス情報を携帯通信端末に提供するようにしたので、例えばサービス情報として医療施設の周辺情報を提供した場合には、患者は医療施設の周辺の施設で待ち時間を有効に活用することができる。また、例えばサービス情報として医療施設の連絡先情報を提供した場合には、診察をキャンセルするときなどに速やかに病院に連絡を取ることができる。
図1及び図2に示す診察順番通知システム10は、各患者によって携帯される診察券12及び携帯電話機13と、携帯電話機13とインターネット等のネットワーク15を介して接続され、医療施設である病院17内に設けられた診察受付・順番管理装置(以下、単に管理装置という)18とから構成されている。
診察券12は、無線タグ20を内蔵した所謂ICカードである。無線タグ20は、電磁波(マイクロ波等)を媒体にして交信可能な小型の非接触型ICメモリであり、図示は省略するが情報を記憶する不揮発性メモリと、電磁波を送受信するアンテナ部とから構成される。
無線タグ20の不揮発性メモリには、各患者の固有識別情報である患者情報データ21が記憶されている。患者情報としては、病院17における患者の登録番号(カルテ番号等)である患者IDが記憶されている(図2参照)。なお、患者ID以外に患者の氏名等の情報が記憶されていてもよい。この無線タグ20を無線タグリーダ(質問器)等に近づけると、無線タグ20は無線タグリーダから送信されるマイクロ波等をアンテナ部から受信する。無線タグ20は受信したマイクロ波を駆動電力に変換して作動し、予め記憶されている患者情報データ21をアンテナ部より無線タグリーダに返送する。この患者情報データ21は、詳しくは後述するが管理装置18に入力される。
携帯電話機13は、本発明の携帯通信端末に相当するものである。携帯電話機13には、診察券12と同様に無線タグ23(図2参照)が内蔵されている。無線タグ23の不揮発性メモリには、携帯電話機13の所有者(本実施形態では患者)の氏名情報と、電話番号やメールアドレスなどの端末宛先情報から構成される電話機情報データ24(図2参照)とが記憶されている。この電話機情報データ24も上述の患者情報データ21と共に管理装置18に入力される。
図2において管理装置18は、制御部28と、入力端末30と、ネットワークI/F31と、患者情報入力器33と、電話機情報入力器34と、ハードディスクドライブ(以下、単にHDDという)36とから構成される。また、これらはデータバス37を介して互いに接続されている。
制御部28は、図示しないROMやRAMが設けられている。ROMには各種制御プログラムが記憶され、RAMには作業用データが一時的に記憶される。制御部28は、ROMから制御プログラムを適宜読み出して、この制御プログラムに基づいて各部を制御する。
入力端末30は、管理装置18の各種操作を行うためのものであり、例えばキーボードなどが用いられる。この入力端末30は、詳しくは後述するが、上述の電話機情報データ24を手動で入力する際や、診察順番の通知を行うか否かを選択する際にも使用される。ネットワークI/F31は、ネットワーク15(図1参照)を介して携帯電話機13との間で通信を行うための通信機器である。
患者情報入力器33は、本発明の固有識別情報取得手段に相当するものであり、診察券12から患者情報データ21を取得する。患者情報入力器33には、無線タグリーダ40が内蔵されている。無線タグリーダ40は、マイクロ波を送信して診察券12の無線タグ20を作動させ、作動した無線タグ20より送信される患者情報データ21を受信する。患者が診察券12を患者情報入力器33の所定位置に接触させる或いは近づけると、患者情報入力器33に自動的に患者情報データ21が入力される。
電話機情報入力器34は、本発明の端末宛先情報取得手段に相当するものであり、携帯電話機13から電話機情報データ24を取得する。電話機情報入力器34には、無線タグリーダ・ライタ41が内蔵されている。無線タグリーダ・ライタ41は、上述の無線タグリーダ40と同様に、マイクロ波を送信して携帯電話機13の無線タグ23を作動させ、作動した無線タグ23より送信される電話機情報データ24を受信する。また、無線タグリーダ・ライタ41は、無線タグ23を作動させた際にその不揮発メモリの空き領域に後述するサービス情報データ42を書き込む。
患者情報データ21の入力時と同様に、患者が電話機情報入力器34の所定位置に携帯電話機13を接触させる或いは近づけると、電話機情報入力器34に自動的に電話機情報データ24が入力される。また、これと同時に携帯電話機13にサービス情報データ42が提供される。特に病院17などの医療施設では、心臓ペースメーカや他の医療機器の誤作動を防止するために携帯電話機13の電源を必ずOFFにする必要があるが、本実施形態では無線タグシステム(RFIDシステム)を利用することで、携帯電話機13の電源をOFFにしたまま情報の入力・提供を行うことができる。
上述の患者情報データ21及び電話機情報データ24のうち、前者の入力は診察受付として行われるものであり、その入力順(受付順)に診察順番が1から順に割り当てられる。これに対して後者の入力は、患者に診察順番を通知する際に必要となる情報であるので、診察順番の通知を希望しない患者は電話機情報データ24の入力作業を行わなくともよい。また、診察順番の通知を希望するが、携帯電話機13が電話機情報データ24を送信する機能を有していない場合には、入力端末30を用いて電話機情報データ24の入力が行われる。
HDD36は、本発明の記憶手段に相当するものであり、サービス情報データ42と、診察順番管理データベース(以下、単にDBという)44とを記憶している。サービス情報は、患者に対し携帯電話機13を介して提供可能なサービスに関する情報であり、例えば病院17の周辺情報や病院17の電話番号(連絡先情報)等から構成される。病院17の周辺情報とは、病院の周辺にある施設や観光名所等の情報であり、患者が待ち時間を有効に活用できる場所である。
また、サービス情報として病院17の電話番号を提供することで、待ち時間の間に急用が生じて診察に遅れる場合や診察をキャンセルする場合に、速やかに病院に連絡を取ることができる。なお、本実施形態のようにサービス情報データ42を無線タグ23の空きメモリ領域に記憶させる場合には、情報容量が大きくならないようにサービス情報データ42として文字情報データのみを用いることが好ましい。
診察順番管理DB44は、例えば図3に示すように、診察順番が1から順に割り当てられた「診察順番」列と、「患者ID」列と、「宛先」列とから構成されたデータテーブルである。患者ID列には、患者情報データ21の患者IDデータが診察順番1から順に登録される。宛先列には、患者情報データ21の入力の際に電話機情報データ24の入力が行われた場合に、電話機情報データ24のメールアドレスデータが対応する患者IDデータに関連付けて登録される。本実施形態では、診察順番の通知を電子メールで行うため、宛先列には端末宛先情報としてメールアドレスデータのみが登録されるが、電話で診察順番の通知を行う場合には電話番号データをメールアドレスデータの代わり登録しても良い。また、メールアドレスデータと電話番号データの両方を登録してもよい。
診察順番管理DB44において、例えば、診察順番「1」で受け付けられた患者ID「7091−01」の患者は、診察番号の通知を希望せず電話機情報データ24の入力を行わなかったため、宛先列にはメールアドレスデータが登録されてない。また、診察番号「2」、「10」で受け付けられた患者ID「2200−10」、「3810−00」の患者は、診察番号の通知を希望して電話機情報データ24の入力を行ったため、宛先列にメールアドレスデータがそれぞれ登録されている。そして、患者ID「7091−01」の患者の診察が終了したら、この患者の患者IDデータやメールアドレスデータが診察順番管理DB44から削除されるとともに、他の患者の診察順番がそれぞれ1ずつ繰り上げられる。
図2において、診察順番管理DB44への患者IDデータやメールアドレスデータの登録は、制御部28により行われる。この制御部28には、DB更新部46と、通知部47と、サービス情報提供部48とが設けられている。
DB更新部46は、患者情報入力器33から入力された患者情報データ21の患者IDデータを患者ID列に登録する。そして、DB更新部46は、入力端末30等を介して診療順番の通知が選択されていない場合には、次の患者情報データ21が入力されるまで待機状態となる。また、入力端末30等を介して診察順番の通知が選択された場合には、DB更新部46は電話機情報データ24の入力待ち状態となる。なお、省電力化のために電話機情報入力器34を作動停止している場合には、電話機情報入力器34を作動させる。また、図示しないモニタ等に「携帯電話機を電話機情報入力器34の所定位置に接触させてください」等のメッセージを表示させてもよい。
電話機情報入力器34から電話機情報データ24が入力されたら、DB更新部46は、電話機情報データ24のメールアドレスデータを先に登録された患者IDデータに関連付けて登録する。この際にDB更新部46は、電話機情報入力器34を介さずに入力端末30からメールアドレスデータが入力された場合も同様に登録する。なお、一定時間が経過しても電話機情報データ24の入力が行われない場合や、患者情報入力器33に新たな患者情報データ21が入力された場合には、メールアドレスデータの登録は行わない。
また、DB更新部46は、入力端末30を介して診察順番1の患者の診察が完了した旨の操作がなされたら、この患者の患者IDデータ及びメールアドレスデータを削除し、他の患者の診察順番を繰り上げて診察順番管理DB44を更新する。
通知部47は、本発明の通知手段に相当するものであり、診察順番管理DB44を検索して、患者IDデータとメールアドレスデータとの両方が登録されている行のデータのみを取り出す。次いで通知部47は、取り出された各患者IDの患者に対してそれぞれの診察順番を通知するための診察順番通知メッセージ(以下、単にメッセージという)を作成する。例えば、診察順番が4番の患者に対しては「診察まであと3人です。」というようなメッセージを作成する。次いで、通知部47は、各患者IDに関連付けて登録されているメールアドレスデータに基づき、作成した各メッセージをネットワークI/F31を介して各患者の携帯電話機13に通知する。
メッセージの通知が完了したら、通知部47は、診察順番管理DB44が更新されるまで待機状態となる。次いで通知部47は、診察順番管理DB44が更新されて各患者の診察順番が繰り上がったら、上述の処理を繰り返し行うことで各患者に最新の診察順番を通知する。また、例えば携帯電話機13からネットワーク15を介し管理装置18にアクセスして診察順番の問い合わせを行ったときも、通知部47は、問い合わせを受けた携帯電話機13に対して最新の診察順番を通知する。なお、診察順番の問い合わせ方法としては、病院17のホームページ等にアクセスして自分の患者ID或いはメールアドレスを入力する方法などがある。
サービス情報提供部48は、電話機情報入力器34から電話機情報データ24が入力される際に、HDD36よりサービス情報データ42を読み出すとともに、無線タグリーダ・ライタ41を介して携帯電話機13にサービス情報データ42を送信する。この際に、患者が入力端末30等を操作してサービス情報の提供を受けるか否か、或いは提供されるサービス情報の種類を選択できるようにしてもよい。
次に、図4に示すフローチャートを用いて診察順番通知システム10の診察受付処理について説明を行う。患者が診察券12を患者情報入力器33の所定位置に接触或いは近づけると、無線タグリーダ40から送信されるマイクロ波を診察券12の無線タグ20が受信して作動し、この無線タグ20から送信される患者情報データ21が無線タグリーダ40により受信される。また、この際に患者は、入力端末30を操作して診察順番の通知を行うか否かを選択する。
患者情報入力器33に患者情報データ21が入力されたら、DB更新部46は、患者情報データ21の患者IDデータを診察順番管理DB44に登録する。そして、DB更新部46は、診察順番の通知を行わないことが選択されたら、新たな患者情報データ21が入力されるまで待機状態となり、診察順番の通知を行うことが選択されたら、電話機情報データ24の入力待ち状態となる。
患者が診察順番の通知を行うことを選択して、携帯電話機13を電話機情報入力器34に接触或いは近づけると、同様に、携帯電話機13の無線タグ23から送信される電話機情報データ24が電話機情報入力器34に入力される。この際に患者がサービス情報の提供を選択していた場合には、サービス情報提供部48が作動し、HDD36内のサービス情報データ42を読み出して、無線タグリーダ・ライタ41を介して携帯電話機13に送信する。これにより、ユーザは提供されたサービス情報に基づき、病院の周辺にある施設等で待ち時間を有効に過ごすことができる。
また、患者が診察順番の通知を行うことを選択したが、患者の所有している携帯電話機13に電話機情報データ24の送信機能が無い場合には、患者または受付係りが入力端末30を介してメールアドレス(端末宛先情報)の入力を行う。
電話機情報入力器34或いは入力端末30から電話機情報データ24が入力されたら、DB更新部46は、電話機情報データ24のアドレスデータを先に登録された患者IDデータに関連付けて診察順番管理DB44に登録する。この登録が完了したらDB更新部46は待機状態となり、診察受付が完了する。次の患者の診察受付がある場合には、上述の処理を繰り返して行えばよい。
次に、図5のフローチャートを用いて診察順番通知システム10による診察順番通知処理について説明を行う。なお、この診察順番通知処理は、上述の診察受付処理と並行して実行される。
制御部28の通知部47は、HDD36内の診察順番管理DB44を検索して、患者IDデータが登録されているか否か、つまり、診察待ちの患者がいるか否を判定する。通知部47は、患者IDデータが登録されていない場合には、診察順番管理DB44に患者IDデータが登録されるまで待機状態となる。
患者IDデータが登録されている場合において、通知部47は、各患者IDデータに対してそれぞれアドレスデータが関連付けて登録されているか否かを判定する。そして、アドレスデータが登録されていない場合も、通知部47は新たな患者IDデータが登録される(診察順番管理DB44が更新される)まで待機状態となる。
患者IDデータに対して関連付けて登録されているアドレスデータがある場合において、通知部47は、診察順番管理DB44から患者IDデータとメールアドレスデータとの両方が登録されている行のデータを取り出し、取り出した各患者IDの患者に対してそれぞれの診察順番を通知するためのメッセージを作成する。次いで、通知部47は、メールアドレスデータに基づき、作成した各メッセージをネットワークI/F31を介して各患者の携帯電話13に通知する。
メッセージの通知が完了したら、通知部47は待機状態となる。待機状態中の通知部47は、診察順番管理DB44が更新されたら上述の処理を繰り返して行う。例えば、診察順番1の患者の診察が完了して、DB更新部46により診察が終了した患者の患者IDデータ及びメールアドレスデータが削除されて、他の患者の診察順番が繰り上げあげられたら、メールアドレスデータが登録されている各患者の携帯電話機13に最新の診察順番を通知する。
以上のように本実施形態では、診察券12から患者の固有識別情報として患者情報データ21を取得するともに、携帯電話機13から送信される端末宛先情報である携帯機情報データ24を取得して、両者を関連付けて診察順番管理DB44に自動登録(記憶)するようにしたので、診察順番の通知を行う際に、患者の患者情報と携帯電話機13の端末宛先情報とを簡単に関連付けてシステムに登録することができる。これにより、携帯電話機13の紛失・故障等による交換でメールアドレス等の端末宛先情報が変更された場合でも、登録者(患者、受付)の再登録作業の負担を減らすことができる。また、患者自身が携帯電話機13を所有しておらず、例えば家族や友人から借りたものを一時的に使用する場合にも、同様に登録の負担を減らすことができる。
なお、上記実施形態では、患者情報入力器33及び電話機情報入力器34がそれぞれ別体に設けられているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両者が一体に形成されてもよい。
また、上記実施形態では、診察券12として無線タグ20を内蔵したICカードを例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、患者情報データ21を記憶可能であれば磁気カードなどの各種カードを診察券として用いてもよい。
なお、上記実施形態では、携帯電話機13に電話機情報データ24(端末宛先情報)を記憶させた無線タグ23を内蔵させて、この無線タグ23より送信される電話機情報データ24を取得する場合を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、電話機情報データ24の送信が可能であれば各種方法を用いてよい。例えば、携帯電話機13と携帯機情報入力器34とに無線インターフェースをそれぞれ設けて、両者の間で無線通信を行わせることで、電話機情報データ24やサービス情報データ42の送信を行うようにしてもよい。
このような無線インターフェースとしては、例えば、電波を使う方式や、赤外線を使う方式のインターフェースを採用することができる。電波や赤外線を使う方式には、IEEE802.11a,b,g規格、近距離無線通信の規格である「NFC(Near Field Communication)」規格、Bluetooth規格などのインターフェースがある。そして、例えばBluetooth規格を採用した場合には、サービス情報データ42として周辺地図データなどのサイズの大きいデータを携帯電話機13に送信することできる。この場合には、サービス情報データ42は携帯電話機13の図示しない内蔵メモリに格納される。
また、上記実施形態では、患者情報データ21の入力を電話機情報データ24の入力よりも先に行うようにしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、両者の入力を同時、または電話機情報データ24の入力を先に行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、携帯通信端末として携帯電話機13を例に挙げて説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、管理装置18とネットワーク15を介して接続可能であればノートパソコンやPDA等の各種携帯通信端末を利用することができる。
診察順番通知システムの構成を示す概略図である。 診察受付・順番管理装置の構成を示すブロック図である。 診察順番管理データベースの説明図である。 診察順番通知システムの診察受付処理を説明するためのフローチャートである。 診察順番通知システムの診察順番通知処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 診察順番通知システム
12 診察券
13 携帯電話機
17 病院
18 診察受付・順番管理装置
20,23 無線タグ
21 患者情報データ
24 電話機情報データ
28 制御部
33 患者情報入力器
34 電話機情報入力器
36 ハードディスクドライブ(HDD)
42 サービス情報データ
44 診察順番管理データベース(DB)
46 DB更新部
47 通知部
48 サービス情報提供部

Claims (4)

  1. 医療施設で診察を受ける際の診察順番を、ネットワークを介して接続された携帯通信端末に通知可能な診察順番通知システムにおいて、
    患者の固有識別情報が記録された診察券から前記固有識別情報を取得する固有識別情報取得手段と、
    前記固有識別情報取得時に、前記携帯通信端末から送信される前記携帯通信端末の端末宛先情報を取得する端末宛先情報取得手段と、
    前記固有識別情報と前記端末宛先情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記固有識別情報の取得順番に基づき決定された前記診察順番を、前記固有識別情報に関連付けられている前記端末宛先情報に基づき前記携帯通信端末に通知する通知手段とを備えることを特徴とする診察順番通知システム。
  2. 前記携帯通信端末を介して提供可能なサービス情報を記憶するサービス情報記憶手段と、
    前記携帯通信端末より前記端末宛先情報を取得する際に、前記サービス情報を前記携帯通信端末に提供するサービス情報提供手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の診察順番通知システム。
  3. 前記サービス情報は、前記医療施設の周辺情報または連絡先情報の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項2記載の診察順番通知システム。
  4. 前記携帯通信端末は携帯電話機であり、前記端末宛先情報は、前記携帯電話機の電話番号または電子メールアドレスの少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載の診察順番通知システム。
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