JP2008226920A - Connection structure of power module - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、半導体パワーデバイスを搭載したパワーモジュールの接続構造に関する。 The present invention relates to a connection structure of a power module on which a semiconductor power device is mounted.
近年、電気自動車やハイブリッド車、燃料電池など、モータ駆動用のスイッチング素子などを備えたパワーモジュール(半導体装置)として、IGBTやFETを用いたモジュールが用いられている。特に、車載用の半導体装置においては、大電力化かつ小型化が必要となっている。 In recent years, modules using IGBTs or FETs have been used as power modules (semiconductor devices) equipped with switching elements for driving motors, such as electric vehicles, hybrid vehicles, and fuel cells. In particular, in-vehicle semiconductor devices require high power and small size.
かかる要求に応えるべく、パワーモジュールと外部の端子とを接続する配線部材についても、種々の提案が成されている。特許文献1には、パッケージに組み込まれた半導体チップと外部機器との電気的接続を行う接続導体の構造として、アルミニウムのワイヤを多数本ボンディングする代わりに、束線,撚線,編組線を用いることにより、大電力の伝達を可能としつつ、はんだ接続工程で発生する熱収縮などに起因する引張応力を接続導体により吸収し、はんだ連結部の剥離,チップ割れなどのダメージの発生を防止しようとする技術が開示されている。
パワーモジュールがますます大電力化されると、単線のボンディングワイヤを狭い領域に形成することが困難となるが、特許文献1の技術では、単線のボンディングワイヤに比べ、大電力を伝達することができる。しかしながら、束線等がバラバラになるのを防ぎ、各線に確実に電流を流すための構造が複雑になり、製造コストが増大する。また、たとえば同公報の図2に拡大詳示されているように、各線に確実に電流を流すために接続導体と半導体チップとの接続部に端子を設けているが、熱サイクルを受けたときなどに、確実に各線に電流を流すためには端子の構造を強固なものにする必要がある。しかし、端子の構造を強固にすると、全体構造の小型化が困難となり、かつ、熱サイクルやはんだ付け時の応力によるはんだ連結部の剥離,チップ割れなどを生じるおそれがあるので、信頼性も低下するおそれがある。 As the power module becomes more and more powerful, it becomes difficult to form a single-wire bonding wire in a narrow region. However, the technique of Patent Document 1 can transmit a large amount of power compared to a single-wire bonding wire. it can. However, it is possible to prevent the bundled wires and the like from falling apart, and to make a structure for reliably passing a current through each wire complicated, resulting in an increase in manufacturing cost. For example, as shown in enlarged detail in FIG. 2 of the same publication, a terminal is provided at the connection portion between the connection conductor and the semiconductor chip in order to surely flow the current through each line. For example, it is necessary to make the terminal structure strong in order to allow current to flow through each line with certainty. However, if the terminal structure is strengthened, it is difficult to reduce the size of the entire structure, and there is a risk of peeling of the solder joints and chip cracking due to thermal cycling and stress during soldering, resulting in reduced reliability. There is a risk.
本発明の目的は、大電力の伝達が可能で、製造コストの安価なパワーモジュールの接続構造を提供することにある。 An object of the present invention is to provide a power module connection structure that can transmit a large amount of power and is inexpensive to manufacture.
本発明のパワーモジュールの接続構造は、外部機器に接続される配線部材に基部がつながり、先端部が弾性変形によって導電部材に押し付けられて、導通可能に接触する金属配線板を備えている。 The power module connection structure of the present invention includes a metal wiring board in which a base is connected to a wiring member connected to an external device, and a distal end is pressed against the conductive member by elastic deformation so as to be conductive.
これにより、金属配線板の先端部の弾性変形により、接触部を介して金属配線板−導電部材が確実に導通する。そして、多数のワイヤを接続する必要がないので、製造コストも安価である。また、金属配線板を介して大電流を流すことが容易になり、パワーモジュールの大電力化にも対応することができる。 Thereby, the metal wiring board-conductive member is reliably conducted through the contact portion due to elastic deformation of the front end portion of the metal wiring board. And since it is not necessary to connect many wires, manufacturing cost is also cheap. In addition, it becomes easy to flow a large current through the metal wiring board, and it is possible to cope with an increase in power of the power module.
金属配線板の先端部と導電部材とを接合する半田部材をさらに備えることにより、接合の信頼性が向上する。 By further including a solder member that joins the leading end portion of the metal wiring board and the conductive member, the reliability of the joining is improved.
金属配線板の先端部と導電部材とを互いに固着する接着剤層をさらに備えることにより、弾性部材の先端部と導電部材との接触状態をより確実に維持することができる。 By further including an adhesive layer that fixes the tip of the metal wiring board and the conductive member to each other, the contact state between the tip of the elastic member and the conductive member can be more reliably maintained.
金属配線板の導電部材との接触面が、なし地加工されていることにより、金属配線板と導電部材とが強固に接触することになる。 Since the contact surface of the metal wiring board with the conductive member is ground, the metal wiring board and the conductive member come into strong contact.
金属配線板の導電部材との接触面に凸部が形成されていることにより、金属配線板と導電部材との接触面に自然酸化膜が破壊された新生面が露出するので、金属配線板と導電部材との接触抵抗が低減される。 Since the convex portion is formed on the contact surface of the metal wiring board with the conductive member, a new surface where the natural oxide film is destroyed is exposed on the contact surface between the metal wiring board and the conductive member. Contact resistance with the member is reduced.
金属配線板の具体的な構造として、自然状態では、基部または基部につながる中間部に交差しており、取り付け状態では、基部または中間部に直交する位置に近づくように強制的に変形させられるように設けることにより、基端部をボルト等で固定するだけで、先端部を弾性変形させることができるので、接続構造が簡素になる。 As a specific structure of the metal wiring board, in the natural state, it intersects the base or the intermediate part connected to the base, and in the attached state, it can be forcibly deformed so as to approach the position orthogonal to the base or the intermediate part. Since the tip end portion can be elastically deformed simply by fixing the base end portion with a bolt or the like, the connection structure is simplified.
本発明のパワーモジュールの接続構造によると、大電力の伝達が可能で、安価なパワーモジュールの接続構造の提供を図ることができる。 According to the power module connection structure of the present invention, it is possible to transmit a large amount of power and to provide an inexpensive power module connection structure.
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るパワーユニットの構造を示す断面図である。同図に示すように、本実施形態のパワーユニットは、放熱器50の上にパワーモジュール10を接合して構成されている。放熱器50は、天板50aと天板50aに接合された容器50bとからなり、天板50aには、パワーモジュール10を組み込むための多数の矩形状貫通穴が設けられている。放熱器50を構成する天板50aと容器50bとは、アルミニウムまたはアルミニウム合金からなり、ダイキャスト,押し出し,鍛造,鋳造,機械加工等によって製造することができる。放熱器50の天板50aと容器50bとの間の流路51には、熱交換媒体としての冷却水が図1の紙面に直交する方向に流れている。
(Embodiment 1)
1 is a cross-sectional view showing a structure of a power unit according to Embodiment 1. FIG. As shown in the figure, the power unit of this embodiment is configured by joining a
本実施の形態の組み立て工程においては、放熱器50の天板50aにパワーモジュール10(パワーモジュール)が実装された後、天板50aが容器50bに接合されるが、天板50aと容器50bとを接合した後、パワーモジュール10を実装してもよい。この接合は、機械かしめ等によって行われてもよい。また、本実施の形態では、放熱器50は天板50aと容器50bを個別に形成してから両者を接合しているが、天板と容器とを一体に形成してもよい。その場合、たとえば一体型を用いたダイキャストにより放熱器を形成することができる。
In the assembly process of the present embodiment, after the power module 10 (power module) is mounted on the
パワーモジュール10は、主要部材として、IGBTなどの半導体素子が形成された半導体チップ11と、半導体チップ11内の半導体素子と外部部材とを電気的に接続するためのDBA基板23とを備えている。DBA基板23は、AlまたはAl合金からなる上部金属層23aと、絶縁体であるALN層23bと、AlまたはAl合金からなる下部金属層23cとを積層した構造を有している。また、パワーモジュール10は、上部金属層23aと半導体チップ11とを互いに接合する上層半田層14と、半導体チップ11で発生した熱を外方に放出するためのヒートシンク21と、下部金属層23cとヒートシンク21とを接合する下層半田層26とを備えている。DBA基板23の上部金属層23aは、半導体チップ11の裏面電極(図示せず)に、上層半田層14によって接合されて、電気的に接続されている。つまり、上部金属層23aは、パワーモジュール10の配線であって、導電部材の1つである。
The
ヒートシンク部材21は、平板部21aと、平板部21aから熱交換媒体である冷却水が流れる領域(流路51)に向かって突出し、冷却水にさらされるフィン部21bとからなっている。また、天板50aには、開口部を囲む溝が形成されていて、溝内にOリング25が装着されている。ヒートシンク部材21の平板部21aは、Oリング25を押圧していて、Oリング25により、流路51が外部空間から遮断されている。これにより、冷却水が外部に漏れないように流路51が密閉されている。
The
天板50aの上には、ボルト54により樹脂ケース53が取り付けられていて、樹脂ケース53の開口部に、パワーモジュール10が配置されている。樹脂ケース53には、外部機器に接続される配線部材である電極端子層56が形成されている。そして、電極端子層56と、パワーモジュール10の導電部材とを接続する板バネ状の金属配線板31が設けられている。本実施の形態においては、パワーモジュール10の導電部材は、半導体チップ11の上面電極12(図2(b)参照)や、DBA基板23の上部金属層23a(金属配線)であるが、本発明の導電部材はこれらに限定されるものではない。
A
図2(a),(b)は、順に、実施の形態1における金属配線板の取付前の自然状態の断面図、および取付後の接続構造を示す図である。図2(a)に示すように、金属配線板31は、2箇所で折り曲げられた平板であって、パワーモジュール10の導電部材に接触する先端部31aと、外部機器に接続される配線部材に接続される基部31bと、先端部31aと基部31bとの中間に位置する中間部31cとを有している。そして、取付前の自然状態においては、先端部31aは、中間部31cに角度αで交差する方向に延びており、この角度αは直角よりも角度βだけ大きく設定されている。一方、基端部31bは、中間部31cからほぼ直角に曲げられてほぼ水平に延びている。
2A and 2B are a cross-sectional view of a natural state before attachment of the metal wiring board and a connection structure after attachment, in order, in the first embodiment. As shown in FIG. 2 (a), the
そして、図2(b)に示すように、金属配線板31の基部31bを電極端子層56上に載置して、先端部31aをパワーモジュール10の導電部材(この図では、半導体チップ11の上面電極12)に接触させておいて、複数箇所でネジ32を樹脂ケース53に取り付ける。これにより、金属配線板31の先端部31aがほぼ水平位置まで曲げられて半導体チップ11の上面電極12(導電部材)に押し付けられる。すなわち、金属配線板31の先端部31aは、自然状態から角度βだけ上方に曲げられて中間部31cに直交する位置に近づくことにより、自然状態に復元しようとする力(下方への付勢力)を生じ、この復元力によって、先端部31aと上面電極12とが互いに押し付けられて、安定して導通可能に接触する。図2(b)は、電極端子層56と半導体チップ11の上面電極12との接続状態を示しているが、電極端子層56とDBA基板23の上部金属層23a(パワーモジュールの導電部材)との接続部(図1参照)も同様の構造になっている。
なお、弾性変形をできるだけ先端部31aのみに生じさせるために、金属配線板31の基部31bを先端部よりも厚くするか、基部31bに沿った補強板を設けることができる。
2B, the
In order to cause elastic deformation only at the
本実施の形態に係るパワーモジュールの接続構造によると、先端部31aが板バネとなる金属配線板31を用い、パワーモジュール10の導電部材と、外部機器につながる配線部材とを接続しているので、多数のボンディングワイヤを用いる場合のごとく、煩雑な作業を必要とせず、製造コストの削減を図ることができる。また、金属配線板31によって大電流を流すことができるので、パワーモジュール10の大電力化にも容易に対応することができる。たとえば、ボンディングワイヤの径は約0.4mm(断面積約0.13mm2)であるが、金属配線板31の厚みは0.5mm〜1mmで幅5〜20mmである。したがって、1本の金属配線板31により、数十本〜百数十本のボンディングワイヤに匹敵する電流を流すことができる。
よって、本実施の形態のパワーモジュールの接続構造により、パワーモジュールの大電力化に対応しつつ、安価なパワーモジュールの提供を図ることができる。
According to the connection structure of the power module according to the present embodiment, the
Therefore, the power module connection structure of the present embodiment can provide an inexpensive power module while accommodating the increase in power of the power module.
本発明の金属配線板31の構成材料は、本実施の形態のAlまたはAl合金に限定されるものではない。たとえば、より電気抵抗の小さいCuまたはCu合金を用いてもよいが、同じ断面積で比較すると、AlまたはAl合金の方が変形によって生じる付勢力が小さいので、先端部31aが押し付ける導電部材の損傷を確実に回避できる点で好ましい。
The constituent material of the
本発明の金属配線板31の形状は、図2(a)に示す構造に限定されるものではない。たとえば、自然状態でほぼ平板状であっても、取り付けた状態で自然状態から変形して、自然状態に復元しようとする力によって、金属配線板31の先端部31aを導電部材に押し付ける構造になっていればよい。ただし、先端部31aの導電部材とは、取付状態でほぼ平面的に接触することが好ましい。
The shape of the
(変形例1)
図3(a),(b)は、順に、実施の形態1の変形例1における金属配線板の取付前の自然状態の断面図、および取付後の接続構造を示す図である。この変形例では、パワーモジュール10の導電部材は、DBA基板23の上部金属層23aである。図3(b)において、図1に示す符号と同じ符号で示されている部材は、図1について説明した通りの構造を有している。
(Modification 1)
FIGS. 3A and 3B are a cross-sectional view in a natural state before attachment of a metal wiring board and a connection structure after attachment in Modification 1 of Embodiment 1, respectively. In this modification, the conductive member of the
図3(a)に示すように、本変形例に係る金属配線板31の先端部31aの下面には、凸部31dが設けられている。そして、図3(b)に示すように、AlまたはAl合金からなる金属配線板31を取り付けると、先端部31aの凸部31dが、AlまたはAl合金からなる上部金属層23aに食い込んで、上部金属層23aが変形すると同時に、凸部31dがつぶれるので、両者の表面上の自然酸化膜が破壊されて新生面が露出した状態で接触し、両者間の接触抵抗が低減される。
As shown in FIG. 3A, a
なお、図3(a)に示す凸部31dに代えて、なし地加工面を設けることも好ましい。その場合には、金属配線板31の先端部31aのなし地加工された面と、パワーモジュール10の導電部材の接触部の面とが強固に接触するからである。
In addition, it is also preferable to provide a finishing surface instead of the
(変形例2,3)
図4(a),(b)は、順に、実施の形態1の変形例2,3における金属配線板の取付後の接続構造を示す図である。これらの変形例においては、パワーモジュール10の導電部材は、半導体チップ11の上面電極12である。
(Modifications 2 and 3)
FIGS. 4A and 4B are diagrams showing the connection structure after the metal wiring board is attached in Modifications 2 and 3 of Embodiment 1 in order. In these modifications, the conductive member of the
図4(a)に示すように、変形例2においては、金属配線板31の先端部31aと導電部材(上面電極12)とは、半田層34によって、互いに接合されている。この半田層34により、先端部31aと導電部材(上面電極12)との接合(電気的接続)の信頼性が向上する。
As shown in FIG. 4A, in Modification 2, the
なお、図4(a)に示す構造では、半田層34が上面電極12の上面と金属配線板31の先端部31aの側面とだけに接触しているが、半田層34が上面電極12と先端部31aの間に入り込んでいる構造も採りうる。半田層34が上面電極12と先端部31aの間に入り込んでいる場合の方が、接合強度がより向上する。
In the structure shown in FIG. 4A, the
図4(b)に示すように、変形例3においては、金属配線板31の先端部31aと導電部材(上面電極12)とは、エポキシ樹脂などの接着剤層35によって、互いに固着されている。この接着剤層35により、先端部31aと導電部材(上面電極12)との接触状態をより確実に維持することができる。
As shown in FIG. 4B, in Modification 3, the
(実施の形態2)
図5(a),(b)は、順に、 実施の形態2における金属配線板の取付前の自然状態の断面図、およびパワーモジュールの配線構造を示す図である。本実施の形態では、パワーモジュール10の導電部材は、半導体チップ11の上面電極12である。本実施の形態においては、接続構造以外の部分は、実施の形態1と同様の部材を備えている(図1参照)。
(Embodiment 2)
FIGS. 5A and 5B are, in order, a cross-sectional view in a natural state before mounting a metal wiring board in Embodiment 2, and a diagram showing a wiring structure of a power module. In the present embodiment, the conductive member of the
図5(a)に示すように、本変形例では、金属配線板31の自然状態においては、先端部31aと中間部31cとは、直角よりもβだけ小さい角度αで交差している。そして、図5(b)に示すように、金属配線板31が取り付けられると、先端部31aが中間部31cに直交する位置に近づくよう上方に曲げられ(強制的に弾性変形させられて)、先端部31aの下面と上面電極12の上面とが、平面的に接触する。
As shown in FIG. 5A, in the present modification, in the natural state of the
本実施の形態は、実施の形態1とは逆に、外部機器に接続される配線部材(端子電極層56)が、パワーモジュールの導電部材(半導体チップ11の上面電極12)よりも下方に位置している場合であり、実施の形態1と同じ効果を発揮することができる。また、本実施の形態においても、実施の形態1の各変形例1〜4の構造を採ることができる。
In the present embodiment, contrary to the first embodiment, the wiring member (terminal electrode layer 56) connected to the external device is positioned below the conductive member (the
(他の実施の形態)
図6は、実施の形態1,2とは異なり、金属配線板31が先端部31aと基部31bだけによって構成されている構造例を示す断面図である。同図に示すように、基端部31bがネジ32によって、外部機器に接続される配線部材の上に取り付けられている。そして、面31Lでパワーモジュール10の導電部材に接続される場合には、自然状態でL側に位置している。一方、面31Rでパワーモジュール10の導電部材に接続される場合には、先端部31aは自然状態でR側に位置している。そして、取り付けられると、先端部31aが基部31bに直交する位置に近づくように強制的に弾性変形させられて、導電部材に接触する。
この例は、パワーモジュール10の導電部材が、縦方向に延びている場合の構造を示している。逆に、パワーモジュール10の導電部材が横方向に延びている場合には、先端部31aが横方向に延びており、図6を時計回りまたは反時計回りに90°回転させた構造を採ることになる。
金属配線板31が図6に示す構造であっても、先端部31aが弾性変形によって導電部材を押し付けて接触する作用を生じるので、実施の形態1と同じ効果を発揮することができる。また、実施の形態1の変形例1〜4の構造を採ることもできる。
(Other embodiments)
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a structural example in which the
This example shows a structure in which the conductive member of the
Even if the
上記各実施の形態では、パワーモジュール10にDBA基板23が配置されているが、DBA基板23に代えて、CuまたはCu合金,あるいはAlまたはAl合金などからなる単層の配線を設けてもよい。
In each of the above embodiments, the
ヒートシンク部材24との熱交換を行う熱交換媒体は、冷却能やコストを考慮すると、フロリナートや水などの液体であることが好ましい。ただし、ヘリウム,アルゴン,窒素,空気などの気体であってもよい。 The heat exchange medium for exchanging heat with the heat sink member 24 is preferably a liquid such as fluorinate or water in consideration of cooling ability and cost. However, it may be a gas such as helium, argon, nitrogen or air.
上記実施の形態では、天板50aに多数のパワーモジュール10を取り付ける構造を採ったが、天板を兼ねる単一のヒートシンク部材24上に多数の半導体チップを搭載してもよい。
In the above embodiment, a structure in which a large number of
上記開示された本発明の実施の形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
The structure of the embodiment of the present invention disclosed above is merely an example, and the scope of the present invention is not limited to the scope of these descriptions. The scope of the present invention is indicated by the description of the scope of claims, and further includes meanings equivalent to the description of the scope of claims and all modifications within the scope.
本発明のパワーモジュールの接続構造は、MOSFET,IGBT,ダイオード,JFET等を搭載した各種機器に利用することができる。 The connection structure of the power module of the present invention can be used for various devices equipped with MOSFET, IGBT, diode, JFET and the like.
10 パワーモジュール
11 半導体チップ
12 上面電極
14 上層半田層
21 ヒートシンク部材
21a 平板部
21b フィン部
23 DBA基板
23a 上部金属層
23b AlN層
23c 下部金属層
25 Oリング
26 下層半田層
31 金属配線板
31a 先端部
31b 基端部
31c 中間部
31d 凸部
31R,31L 面
32 ネジ
50 放熱器
50a 天板
50b 容器
51 流路
53 樹脂ケース
56 電極端子層
DESCRIPTION OF
Claims (6)
基部が前記配線部材に接続され、先端部が、弾性変形により前記導電部材に押し付けられて導通可能に接触する金属配線板を備えている、パワーモジュールの接続構造。 A power module connection structure for electrically connecting a conductive member connected to a part of the power module and a wiring member connected to an external device,
A connection structure for a power module, comprising a metal wiring board having a base connected to the wiring member and a distal end pressed against the conductive member by elastic deformation so as to be conductive.
前記金属配線板の先端部と前記導電部材とを互いに接合する半田部材をさらに備えているパワーモジュールの接続構造。 In the connection structure of the power module according to claim 1,
A connection structure for a power module, further comprising a solder member that joins the tip of the metal wiring board and the conductive member to each other.
前記金属配線板の先端部と前記導電部材とを互いに固着する接着剤層をさらに備えているパワーモジュールの接続構造。 In the connection structure of the power module according to claim 1,
A connection structure for a power module, further comprising an adhesive layer that fixes the tip of the metal wiring board and the conductive member to each other.
前記金属配線板の前記導電部材との接触面は、なし地加工されている、パワーモジュールの接続構造。 In the connection structure of the power module in any one of Claims 1-3,
The connection structure of the power module, wherein the contact surface of the metal wiring board with the conductive member is ground.
前記金属配線板の前記導電部材との接触面に凸部が設けられている、パワーモジュールの接続構造。 In the connection structure of the power module in any one of Claims 1-3,
A connection structure of a power module, wherein a convex portion is provided on a contact surface of the metal wiring board with the conductive member.
前記先端部は、自然状態では、前記基部または基部につながる中間部に交差しており、取り付け状態では、前記基部または前記中間部に直交する位置に近づくように強制的に変形させられる、パワーモジュールの接続構造。 In the connection structure of the power module in any one of Claims 1-5,
In the natural state, the tip portion intersects the base portion or an intermediate portion connected to the base portion, and in the attached state, the tip portion is forcibly deformed so as to approach a position orthogonal to the base portion or the intermediate portion. Connection structure.
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2007
- 2007-03-08 JP JP2007059027A patent/JP2008226920A/en active Pending
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