JP2008224337A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 血液試料に光を照射して血液試料に含まれる各細胞から少なくとも散乱光情報を含む光学的情報を取得する検出部、
   取得された光学的情報に基づいて前記細胞のうち赤血球および網状赤血球を分類する細胞分類手段、
   赤血球に関する散乱光情報である赤血球散乱光情報および網状赤血球に関する散乱光情報である網状赤血球散乱光情報を取得する散乱光情報取得手段、
   赤血球散乱光情報から赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得し、網状赤血球散乱光情報から網状赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得し、網状赤血球中ヘモグロビン量相当値と赤血球中ヘモグロビン量相当値との差（ヘモグロビン量差）を取得するヘモグロビン量相当値取得手段、および
   網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差に基づいて臨床検査支援情報を取得する支援情報取得手段を備えた血球分析装置。
2. 網状赤血球中ヘモグロビン量相当値、ヘモグロビン量差および臨床検査支援情報を出力する出力手段を備えた請求項１記載の血球分析装置。
3. 網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差に対応する臨床検査支援情報を記憶する記憶手段を備え、支援情報取得手段は、血液試料を分析して得られた網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差に基づいて、対応する臨床検査支援情報を記憶手段から読み出す請求項１記載の血球分析装置。
4. 網状赤血球中ヘモグロビン量相当値とヘモグロビン量差をパラメータとし、臨床検査支援情報が対応した複数の領域が設定された相関図を記憶する記憶手段を備え、支援情報取得手段は、記憶手段から読み出した相関図に、血液試料を分析して得られた網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差のデータを検体分析情報としてプロットし、出力手段は検体分析情報がプロットされた相関図を出力する請求項２記載の血球分析装置。
5. 検体分析情報がプロットされた相関図を検体属性情報とともに記憶する第２記憶手段を備え、支援情報取得手段は、第２記憶手段に記憶された相関図の検体属性情報と同じ検体属性情報を有する血液試料を分析した場合、第２記憶手段から読み出した相関図に、得られた網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差のデータを第２検体分析情報としてプロットする請求項４記載の血球分析装置。
6. 網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差のデータのプロットと共に分析日時のデータを相関図に表示する請求項４または請求項５に記載の血球分析装置。
7. 赤血球散乱光情報が各赤血球の散乱光強度の平均値であり、網状赤血球散乱光情報が各網状赤血球の散乱光強度の平均値である請求項１〜６の何れか1項に記載の血球分析装置。
8. 血液試料に光を照射して血液試料に含まれる各細胞から少なくとも散乱光情報を含む光学的情報を取得する検出部、
   取得された光学的情報に基づいて前記細胞のうち赤血球および網状赤血球を分類し、赤血球に関する散乱光情報である赤血球散乱光情報および網状赤血球に関する散乱光情報である網状赤血球散乱光情報を取得し、赤血球散乱光情報から赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得し、網状赤血球散乱光情報から網状赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得し、網状赤血球中ヘモグロビン量相当値と赤血球中ヘモグロビン量相当値との差（ヘモグロビン量差）を取得し、網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差に基づいて臨床検査支援情報を取得するデータ分析部を備えた血球分析装置。
9. 血液試料に光を照射して血液試料に含まれる各細胞から少なくとも散乱光情報を含む光学的情報を取得するステップ、
   取得された光学的情報に基づいて前記細胞のうち赤血球および網状赤血球を分類するステップ、
   赤血球に関する散乱光情報である赤血球散乱光情報および網状赤血球に関する散乱光情報である網状赤血球散乱光情報を取得するステップ、
   赤血球散乱光情報から赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得し、網状赤血球散乱光情報から網状赤血球中のヘモグロビン量相当値を取得するステップ、
   赤血球中ヘモグロビン量相当値と網状赤血球中ヘモグロビン量相当値との差（ヘモグロビン量差）を取得するステップ、および
   網状赤血球中ヘモグロビン量相当値およびヘモグロビン量差に基づいて臨床検査支援情報を取得するステップ、からなる血球分析方法。