JP2008290646A - リヤシート装置および車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リヤシートバック102の前倒しを規制する固定手段105のロック状態を解除する解除動作用ストラップ106を備え、その把握部分の位置をリヤシートバック102の背面側に位置させる第1の状態、あるいはリヤシートバック102の上端縁部分から上方に突出させる第2の状態の何れかを選択することができる。第1の状態とすることで、車室側からの解除動作用ストラップへのアクセスが行えなくなり、車室側からのリヤシートバック102の前倒し操作ができなくなる。
【選択図】図1
Description
(リヤシート装置の構成)
図1は、本発明を利用したリヤシート装置の一例を示す概念図である。図1(A)には、リヤシート装置100を側面から見た概念図が示されている。リヤシート装置100は、リヤシートクッション101、リヤシートバック102、リヤシート用ヘッドレスト103、前倒し手段104、およびロック手段105を備えている。なお図1には、シートベルトの記載は図示省略されている。
図3は、図1に示すリヤシート装置100を備えた乗用車の一例を示す概念図である。図3には、乗用車200が示されている。乗用車200は、車室(乗務室)201と荷室(後部トランク)202を備えている。リヤシートバック102を起こした状態(図3の状態)において、リヤシートバック102の背面は、リヤボート203に接触し、車室201と荷室202とは分離される。
以下、図1に示すロック手段105の一例を説明する。図4は、ロック手段105の一例を示す動作概念図である。図4は、図1(A)におけるロック手段105の部分を拡大して示したものであり、ロック手段105の概略が示されている。ロック手段105は、図1のリヤシートバック102内に固定配置されており、ベースケーシング301に回転係合部材302および303が回転自在な状態で固定された構造を有している。回転係合部材302は、軸302aを軸として回転可能であり、回転係合部材303は、軸303aを軸として回転可能とされている。
解除動作用ストラップ106は、その先端部分(リング形状106aの部分)を荷室202(図3参照)側に位置させる第1の状態、またはリヤシートバック102の前方側からアクセスできる部分に位置させる第2の状態の何れかの状態を選択することができる。以下、この点について説明する。
以上例示した実施形態によれば、解除動作用ストラップ106先端の位置を図1(B)または(C)の位置とするか、図1(D)の位置とするかによって、リヤシートバック102の前倒しが行えないように規制するロック状態の解除を、車室201側から行うことができない設定(荷室202側からのみ行うことができる設定)と、車室201側から行うことができる設定とを適宜選択することができる。またこの構成は、特にコスト増を招く構造が不要であり、コスト増を招かずに実現することができる。さらに、図2(B)に例示するように、簡単な構造で解除動作用ストラップ106が図1(D)(または図2(B))の状態から下方にずり落ちないようにすることができる。このため、コスト増を招かない構成でありながら、車室側からのリヤシートバック102の前倒しが可能な状態を確実に維持することができる。
本発明は、リヤシートバックの一部が前倒し可能な構造に利用することもできる。図5は、リヤシート装置の他の例の概要を示す斜視図である。図5には、リヤシート装置400が示されている。リヤシート装置400は、リヤシートクッション401とリヤシートバック402を備えている。リヤシートバック402の一部402aは、前倒しが可能であり、その部分を前倒しすることで、開口402bが形成される。開口402bは、背後の図示省略した荷室に繋がる構成とされている。この構成によれば、リヤシートバック402の一部402aを前倒しすることで、図示省略する荷室の寸法内に収まらない長尺な荷物を一部車室側にはみ出させて荷室に積むことができる。
解除動作用ストラップ106をリヤシートバック102の側部から車室201に出す構造とすることもできる。図6は、解除動作用ストラップ106をリヤシートバック102の側部から車室201に出す構造の一例を示す概念図である。図6には、解除動作用ストラップ106のリング形状106aの部分をリヤシートバック102の側部から車室201側に出した状態が示されている。
第1の実施形態において、ロック手段105が車体側に、ストライカーがシート側に配置された形態とすることもできる。この場合、図4に示す構成において、符号307のストライカーが図2のリヤシートバック102に固定され、ロック手段105が車体側に固定される。また、車体側のロック手段に接続された解除動作用ストラップが、本発明における第1の状態または第2の状態の何れか状態でリヤシートバックに固定される。
解除動作用ストラップが固定される位置は、リヤシートバックに限定されない。例えば請求項1における第1の状態をとる場合に、図1に示す解除動作用ストラップ106を荷室202内の適当な内面(例えば側壁面)に固定してもよい。また、例えば請求項1における第2の状態をとる場合に、図1に示す解除動作用ストラップ106のリング形状106aの根本部分を、図3のリヤボード203に固定するようにしてもよい。この場合、解除動作用ストラップ固定手段は、リヤボード203側に配置される。
Claims (5)
- 背後が荷室となるリヤシートバックと、
前記リヤシートバックの一部または全部の前倒しを可能にする前倒し手段と、
前記リヤシートバックを車体側に固定する固定手段と、
前記固定手段の固定状態を解除するための部材であって、その把握部分を前記荷室側に位置させる第1の状態、またはその把握部分を前記リヤシートバックの前方側からアクセスできる部分に位置させる第2の状態の何れか一方の状態を選択することができる解除動作用ストラップと
を備えることを特徴とするリヤシート装置。 - 前記解除動作用ストラップを前記リヤシートバックの背面から前記リヤシートバックが配置された車室側に突出させて固定する解除動作用ストラップ固定手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のリヤシート装置。
- 前記把握部分は、帯状の部材の端部を折り返し、その折り返した部分を、端部に余剰部分を残して前記帯状の部材に固定することで得られるリング形状を有し、
前記解除動作用ストラップ固定手段は、前記解除動作用ストラップを通す隙間を形成可能であり、
前記隙間に前記解除動作用ストラップを通し、前記余剰部分を前記解除動作用ストラップ固定手段に係合させることで、前記解除動作用ストラップの固定が行われることを特徴とする請求項2に記載のリヤシート装置。 - 前記解除動作用ストラップには、前記リヤシートバックへの固定を行うための面ファスナーを備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のリヤシート装置。
- 前記請求項1〜4の何れか一項に記載のリヤシート装置を備えることを特徴とする車両。
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- 2007-05-28 JP JP2007140190A patent/JP5134288B2/ja not_active Expired - Fee Related
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