JP2008285206A - 詰替用包装袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基材層の一方の面に少なくともシーラント層を積層した積層材料からなり、外周がシール強度23N/15mm以上でヒートシールされている袋本体の一隅に、外周の一点から他点に所定形状で延びた状態で設けたシール強度2〜10N/15mmのイージーピール性シール部で仕切られた注出部が設けられ、さらに、前記注出部の外周縁に注出口を開口する為の引き裂き開始部が設けられているか又は前記注出部の外周の所定位置にキャップとスパウトからなる口栓が装着されており、前記シーラント層が160℃未満の温度でヒートシールした時にイージーピール性のシール強度が得られ、160℃以上の温度でヒートシールした時に23N/15mm以上の数値のシール強度が得られるフィルムからなる。
【選択図】図1
Description
材料からなり、外周がシール強度23N/15mm以上でヒートシールされている袋本体の一隅に、外周の一点から他点に所定形状で延びる状態で設けたシール強度2〜10N/15mmのイージーピール性シール部で仕切られた注出部が設けられ、さらに、前記注出部の外周縁に注出口を開口する為の引き裂き開始部が設けられているか又は前記注出部の外周の所定位置にキャップとスパウトからなる口栓が装着されており、前記シーラント層が160℃未満の温度でヒートシールした時にイージーピール性のシール強度が得られ、160℃以上の温度でヒートシールした時に23N/15mm以上の数値のシール強度が得られるフィルムからなっているので、外周が強くヒートシールされていることで、内容物の保存中に中の内容物が外に漏れることがなく、さらに内容物をボトルなどの他の容器に詰め替える場合に、引き裂き開始部から注出部を引き裂いて注出口を開口し、その注出口の部分を容器内に挿入する段階あるいは口栓のキャップを取り外し、スパウトの部分を容器内に挿入する段階では内容物がまだ流れ出ず、イージーピール性シール部を内圧を加える手段で剥離した時に初めて中の内容物が流れ出て詰め替えることができるようになっており、詰め替え時に内容物を誤って容器外にこぼすことなく詰め替えできる。
は、自立性を有する形態の底シール部(11′)が設けられている以外は詰替用包装袋(1)と同様である。図3に示す詰替用包装袋(3)は、袋本体(10)の外周に、底シール部(11)、サイドシール部(12′、13)、天シール部(14′)を有し、天シール部(14′)側の一隅に、外周の一点から他点に延びる状態で設けたイージーピール性シール部(15)で仕切られた注出部(16′)が設けられており、さらに、注出部(16′)の外周のサイドシール部(12′)と天シール部(14′)とが交差する位置にキャップ(18)とスパウト(19)からなる口栓(20)が装着されている。なお、詰替用包装袋(3)は自立性を有する底シール部(11′)を有する形態のものでも良い。
ルム層(103)として、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム(ユニチカ(株)、商品名:ONMB)を使用し、接着剤層(102、104)の接着剤として、二液硬化型ポリウレタン系接着剤(三井化学ポリウレタン(株)、商品名:A−525/A−52)を使用し、シーラント層(105)として、厚さ50μmのシーラントフィルム(三菱化学(株)、商品名:ゼラス7023)を使用して、ガスバリアフィルム/二液硬化型ポリウレタン系接着剤(2.7g/m2、乾燥状態)/ONMB(15μm)/二液硬化型ポリウレタン系接着剤(2.7g/m2、乾燥状態)/ゼラス7023(50μm)構成の積層材料(100)を作成し、その積層材料(100)を用いて、図1に示す形状で、外寸が140mm×210mmで、イージーピール性シール部(15)はシール温度140℃、シール圧力0.2MPa、シール時間1.0秒のシール条件で、シール幅5mmでシールして設け、外周の底シール部(11)、サイドシール部(12、13)、天シール部(14)はシール温度190℃、シール圧力0.2MPa、シール時間1.0秒のシール条件で、シール幅7mmでシールして設け、さらに注出部(16)の外周縁にノッチ状切り欠けからなる引き裂き開始部(17)を設けて、本発明の詰替用包装袋を作成した。
実施例1〜2の本発明の詰替用包装袋及び実施例3〜4の比較用の詰替用包装袋を用いて、それぞれの詰替用包装袋のイージーピール性シール部及び外周の各シール部のシール強度を測定すると共に、詰替用包装袋の注出部に注出口を開口した後のボトル状容器への挿入性の良否及び充填した内容物の注入性の良否を以下の方法で評価した。その結果を表1に示す。
(1)シール強度の測定方法
詰替用包装袋のイージーピール性シール部及び外周の各シール部の部分を15mm幅でカットして所定長さの試験片を作成し、その試験片をインストロン型試験機を用いてT型剥離で引張速度300mm/minで引っ張ってシール強度を測定した。
(2)挿入性の良否の評価方法
詰替用包装袋の天シール部の一部をカットし、そのカットした部分から水を100ml充填した後に密封した試験包装体を作成、その試験包装体の開口した注出口の部分をボトル状容器に中の水をこぼすことなく挿入できるかどうかを評価した。
(3)内容物の注入性の良否
詰替用包装袋の天シール部の一部をカットし、そのカットした部分から水を100ml充填した後に密封した試験包装体を作成、その試験包装体の開口した注出口の部分をボトル状容器に挿入後に、内圧をかけてイージーピール性シール部の部分のみを剥離させて内
容物を注入できるかどうかを評価した。
10…袋本体
11,11′…底シール部
12,12′,13…サイドシール部
14,14′…天シール部
15…イージーピール性シール部
16,16′…注出部
17…引き裂き開始部
18…キャップ
19…スパウト
20…口栓
100…積層材料
101…基材層
102…接着剤層
103…中間フィルム層
104…接着剤層
105…シーラント層
Claims (3)
- 基材層の一方の面に少なくともシーラント層を積層した積層材料からなり、外周がシール強度23N/15mm以上でヒートシールされている袋本体の一隅に、外周の一点から他点に所定形状で延びる状態で設けたシール強度2〜10N/15mmのイージーピール性シール部で仕切られた注出部が設けられ、さらに、前記注出部の外周縁に注出口を開口する為の引き裂き開始部が設けられていることを特徴とする詰替用包装袋。
- 基材層の一方の面に少なくともシーラント層を積層した積層材料からなり、外周がシール強度23N/15mm以上でヒートシールされている袋本体の一隅に、外周の一点から他点に所定形状で延びる状態で設けたシール強度2〜10N/15mmのイージーピール性シール部で仕切られた注出部が設けられ、さらに、前記注出部の外周の所定位置にキャップとスパウトからなる口栓が装着されていることを特徴とする詰替用包装袋。
- 前記シーラント層が160℃未満の温度でヒートシールした時にイージーピール性のシール強度が得られ、160℃以上の温度でヒートシールした時に23N/15mm以上の数値のシール強度が得られるフィルムからなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の詰替用包装袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007132745A JP2008285206A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 詰替用包装袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007132745A JP2008285206A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 詰替用包装袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008285206A true JP2008285206A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40145332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007132745A Pending JP2008285206A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | 詰替用包装袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008285206A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014501674A (ja) * | 2010-12-30 | 2014-01-23 | ネステク ソシエテ アノニム | 圧力作動型の供給装置 |
JP2017019539A (ja) * | 2015-07-13 | 2017-01-26 | 凸版印刷株式会社 | 詰め替え用パウチ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05162756A (ja) * | 1990-12-28 | 1993-06-29 | Safta Spa | 開放及び再閉鎖のためのインサートを有する可撓性の積層シートからつくられた容器 |
JP2005225544A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Asahi Kasei Pax Corp | 電子レンジ調理用袋 |
JP2006123927A (ja) * | 2004-10-26 | 2006-05-18 | Asahi Kasei Pax Corp | 易開封性包装袋 |
-
2007
- 2007-05-18 JP JP2007132745A patent/JP2008285206A/ja active Pending
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