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JP2008283230A - 画像処理システム - Google Patents

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JP2008283230A
JP2008283230A JP2007122972A JP2007122972A JP2008283230A JP 2008283230 A JP2008283230 A JP 2008283230A JP 2007122972 A JP2007122972 A JP 2007122972A JP 2007122972 A JP2007122972 A JP 2007122972A JP 2008283230 A JP2008283230 A JP 2008283230A
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JP2007122972A
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Satoru Todate
悟 戸舘
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】複数の画像送信手段1−1、1−2、1−3から送信される画像を処理する画像処理システムにおいて、各画像送信手段の送信レートを効果的に制御する。
【解決手段】画像受信手段3が複数の画像送信手段から伝送媒体2を介して送信された画像を受信し、送信レート制御手段(画像認識手段12、重要度判定手段13、送信レート決定手段14)が受信された各画像送信手段からの画像に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定し、送信レート指示手段14が決定された送信レートが各画像送信手段により使用されるように各画像送信手段に対して送信レートを指示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、複数のカメラにより撮影された映像(画像)の信号をネットワークを介して伝送する画像処理システムに関し、特に、各カメラの送信レートを効果的に制御する画像処理システムに関する。
例えば、近年の監視システムでは、MPEGなどの動画像圧縮技術の発展や、光ケーブルやADSL(Asynchronous Digital Subscriber Line)といったブロードバンドのインフラが整備されたことにより、遠隔地からの映像監視が容易となった。また、顔認識や動体検知といった画像処理技術の進歩により、単に映像をモニタリングするだけでなく、不審者を検知して追尾しながらモニタリングするインテリジェンスな監視システムも登場している。
このように、監視システムの性能が日々進歩しているにもかかわらず、年々、犯罪事件の発生件数が増加し、社会的に問題となっている。このため、企業や個人を問わず監視システムの導入が増加している。また、監視市場のグローバル化に伴って監視機器が低価格化したこともあり、監視カメラの設置台数を増加するなど、システム規模を増大する傾向がある。また、ADSLなどの高速なブロードバンドのインフラが低価格化したことも受けて、監視システム市場では、高画質の監視カメラを複数台設置して監視画像を配信したいという要求が増加している。
このような複数台の監視カメラを設置した監視システムでは、各監視カメラから送信するビットレートをどのように設定するかが、監視映像の画質を大きく左右するため、重要となる。ビットレートの設定方法としては、各監視カメラに対して、インフラの伝送容量を等分配する値を設定する方法や、或いは、特に重視したい監視カメラのビットレートだけを高めの値に設定する方法があり、予めユーザーが決めたビットレートを設定する。
例えば、伝送容量が8Mbpsであるインフラに対して、3台の監視カメラを設置したとする。監視カメラの圧縮符号化方式をMPEG−2として監視画像を配信すると、1台の監視カメラに割り当てられるビットレートは約2.6Mbpsとなる。このビットレートでは、ブロックノイズやモスキートノイズといった圧縮符号化による劣化の影響が大きく、監視映像として適切とはいえない。一方、ビットレートを等配分するのではなく、重要性が高いと想定される監視カメラだけに高いビットレートを割り当てると、想定した環境・状況下では期待した監視映像が得られるが、想定外となった場合には適切な監視映像が得られないことが予想される。
一例として、コンビニエンスストアの監視システムでは、レジの前などのように、客(監視対象)の顔を(広角で)撮影しやすい位置に設置している監視カメラのビットレートを高めに設定すると、客(監視対象)の顔を高画質に撮影できて効果的である。しかしながら、この場合、客(監視対象)が買い物をせずに店外へ出てしまうと、客の顔を高画質で捉えることができない。
このように、従来の監視システムでは、複数台の監視カメラを用いても、監視対象の状況変化に応じて最適な監視映像を得ることができないといった問題があった。
特開2000−209568号公報
上述のように、従来の監視システムでは、複数台の監視カメラを設置した場合、各監視カメラから送信するビットレートを等分割に設定し、或いは、特に重視したい監視カメラのビットレートだけを高めに設定するといった具合に、予めユーザーが決めたビットレートを設定する構成であった。しかしながら、この構成では、各監視カメラから配信する画像としては、想定した環境・状況下では期待した画像を得られるが、想定外の状況となった場合には、期待通りの画像が得られるとは限らないといった問題があった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、例えば、複数の画像送信装置(例えば、カメラ)から画像をネットワークを介して伝送するに際して、各画像送信装置の送信レートを効果的に制御することができる画像処理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、複数の画像送信手段から送信される画像を処理する画像処理システムにおいて、次のような構成とした。
すなわち、画像受信手段が、前記複数の画像送信手段から伝送媒体を介して送信された画像を受信する。送信レート制御手段が、前記画像受信手段により受信された各画像送信手段からの画像に基づいて、各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する。送信レート指示手段が、前記送信レート制御手段により決定された送信レートが各画像送信手段により使用されるように、各画像送信手段に対して送信レートを指示する。
従って、複数の画像送信手段からの画像に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートが決定されるため、例えば、複数の画像送信装置(例えば、カメラ)から画像をネットワークを介して伝送するに際して、各画像送信装置の送信レートを効果的に制御することができる。具体例として、常に複数の画像送信装置から画像を共通なネットワークを介して伝送するに際して、当該ネットワークに許容される伝送容量を複数の画像送信装置に効果的に分配して利用することができる。
ここで、複数の画像送信手段の数としては、種々な数が用いられてもよい。
また、各画像送信手段としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、画像を撮影して送信するカメラや、画像のデータを記憶して送信する画像記憶装置(レコーダー)などを用いて構成することができる。
また、複数のカメラ(画像送信手段の一例)の配置としては、任意であってもよく、例えば、同一の領域(例えば、同一の店内や、同一の部屋など)を異なる位置から撮影するような配置に設置することができる。
また、伝送媒体としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、種々なネットワークを用いることができる。
また、送信レートとしては、種々なものが用いられてもよく、例えば、ビットレートや、フレームレートを用いることができる。
また、各画像送信手段からの画像に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する手法としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、注目する対象(例えば、人や物体など)に関する情報の重要度が高い画像に対して、大きい送信レートを割り当てるような手法を用いることができる。
また、各画像送信手段は、送信レート指示手段により指示された送信レートで、画像を送信する。
このような送信レートの制御を行うタイミングとしては、種々なタイミングが用いられてもよい。
本発明に係る画像処理システムでは、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記送信レート制御手段では、画像認識手段が、各画像送信手段からの画像について、画像に映る対象の大きさを含む1つ以上の認識対象を認識し、また、重要度判定手段が、前記画像認識手段により認識対象が認識された結果に基づいて、各画像送信手段からの画像について重要度を判定し、また、送信レート決定手段が、前記重要度判定手段により判定された重要度に基づいて、各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する。
また、前記重要度判定手段は、対象の大きさについては、大きい方の重要度を高める。
また、前記送信レート決定手段は、重要度が高い方の送信レートを大きくする。
従って、各画像送信手段からの画像について対象(例えば、人や物体など)の大きさを含む1つ以上の認識対象を認識した結果に基づいて各画像に対して重要度を判定し、各画像の重要度に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定することができる。これにより、画像に映る注目する対象の大きさなどに基づいて、より重要であると判定された画像(画像送信手段)に対して、より大きい送信レートを割り当てて、その画像の品質を向上させることができる。
ここで、画像に映る対象としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、人や物体など、注目するものを用いることができる。
また、対象の大きさとしては、例えば、画像中における面積(例えば、占有する画素の数)を用いることができる。
また、画像に対する認識対象としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、対象の大きさのみが用いられてもよく、或いは、更に、対象の向き、対象の速度(例えば、所定時間における移動距離)、対象の縦幅(縦方向の長さ)、対象の横幅(横方向の長さ)、対象の明るさ(例えば、輝度)などの1つ以上を用いることもでき、また、対象の環境(例えば、明るさなど)ばかりでなく、画面の環境(例えば、画像全体の明るさなど)を用いることも可能である。
また、認識対象の認識結果に基づいて重要度を判定する手法としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、予め設定された判定方式に従って、重要度として、連続的な点数の値、或いは、離散的な点数の値(例えば、複数の段階)を決定するようなことができる。
また、対象の大きさについては、一例として、大きい方の重要度を高める。この場合、連続的に変化し得る対象の大きさに対して重要度も連続的に変化させることが可能であり、或いは、対象の大きさに関して1つ以上の閾値(2つ以上の範囲)を設けて、対象の大きさが属する範囲が変化する毎に重要度を変化させることも可能である。
また、重要度に基づいて送信レートを決定する手法としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、予め設定された決定方式に従って、送信レートとして、重要度に比例などする値、或いは、複数の画像送信手段の中における重要度の大きさの順位に応じた値を決定するようなことができる。
本発明に係る画像処理システムでは、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記送信レート制御手段では、画像認識手段が、各画像送信手段からの画像について、画像に映る対象の向きを含む1つ以上の認識対象を認識し、また、重要度判定手段が、前記画像認識手段により認識対象が認識された結果に基づいて、各画像送信手段からの画像について重要度を判定し、また、送信レート決定手段が、前記重要度判定手段により判定された重要度に基づいて、各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する。
また、前記重要度判定手段は、対象の向きについては、正面を向いている方の重要度を高める。
また、前記送信レート決定手段は、重要度が高い方の送信レートを大きくする。
従って、各画像送信手段からの画像について対象(例えば、人や物体など)の向きを含む1つ以上の認識対象を認識した結果に基づいて各画像に対して重要度を判定し、各画像の重要度に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定することができる。これにより、画像に映る注目する対象の向きなどに基づいて、より重要であると判定された画像(画像送信手段)に対して、より大きい送信レートを割り当てて、その画像の品質を向上させることができる。
ここで、画像に対する認識対象としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、対象の向きのみが用いられてもよく、或いは、更に、他の認識対象が用いられてもよい。
また、対象の向きについては、一例として、正面(画面の方向)を向いている方の重要度を高める。この場合、連続的に変化し得る対象の向き(例えば、角度)に対して重要度も連続的に変化させることが可能であり、或いは、対象の向きに関して1つ以上の閾値(例えば、正面と側面と裏面などといった2つ以上の範囲)を設けて、対象の向きが属する範囲が変化する毎に重要度を変化させることも可能である。
なお、画像に対する認識対象としては、例えば、対象の大きさ及び対象の向きを使用せずに、1つ以上の他の認識対象を使用することも可能である。
ここで、本発明は、方法や、プログラムや、記録媒体などとして提供することも可能である。
本発明に係る方法では、装置やシステムにおいて各手段が各種の処理を実行する。
本発明に係るプログラムでは、装置やシステムを構成するコンピュータに実行させるものであって、各種の手段として当該コンピュータを機能させる。
本発明に係る記録媒体では、装置やシステムを構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記録したものであって、当該プログラムは各種の処理(手順)を当該コンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明に係る画像処理システムによると、例えば、複数の画像送信装置(例えば、カメラ)から画像をネットワークを介して伝送するに際して、各画像送信装置の送信レートを効果的に制御することができ、ネットワークに許容される伝送容量を複数の画像送信装置に効果的に分配して利用することができる。
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明に係る画像監視システムの一例を示してある。
本例の画像監視システムは、複数台(本例では、3台)のカメラ(監視カメラ)1−1、1−2、1−3と、ネットワーク2と、PC(パーソナルコンピュータ)3を備えている。各監視カメラ1−1、1−2、1−3とPC3は、ネットワーク2と接続されている。
PC3は、映像表示処理部11と、画像認識処理部12と、重要度判定処理部13と、ビットレート配分処理部14を備えている。本例では、これらの各処理部11〜14の機能は、PC3に備えられたCPU(Central Processing Unit)が所定のソフトウエア(本例では、プログラム)を実行することにより実現される。
本例では、各監視カメラ1−1、1−2、1−3は、コンビニエンスストアの店内の異なる位置に設置されている。また、PC3は、店の奥などに設置されており、店の従業員などにより操作等される。
また、本例では、コンビニエンスストアの店内の人(客)を監視対象21a、21b、21cとして監視する。
なお、図1では、同一の人について、位置Aにいるときの監視対象21a、位置Bにいるときの監視対象21b、位置Cにいるときの監視対象21cを示してあり、これらは同一の人が移動したものである。
本例の画像監視システムにおいて行われる動作の一例を示す。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3は、リアルタイムで常に、それぞれの監視対象領域の映像を動画像として撮影し、撮影した映像(監視映像)に対して圧縮符号化処理を行い、これにより得られた圧縮データをネットワーク2上に配信可能となるようにネットワークパケットデータへ変換し、このパケットデータを任意の受信機器(本例では、PC3)へ配信する。また、各監視カメラ1−1、1−2、1−3は、ネットワーク2上のPC3からパラメータの設定指示を受けて、ビットレートの設定などを変更する。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3の監視対象領域に監視対象21a〜21cが存在する場合には、監視対象21a〜21cの動画像が取得される。
本例では、監視対象21a〜21cとしては、画像監視システムにより監視モニタリングすべき主体であり、監視エリア内を移動する人物である。
ネットワーク2は、一般的に使用されている伝送インフラであり、本例では、伝送容量が8Mbpsであるローカルネットワークである。
PC3は、WEBアクセスが可能な一般的なパーソナルコンピュータである。
映像表示処理部11は、各監視カメラ1−1、1−2、1−3から配信された監視映像の圧縮データをネットワーク2を介して受信し、受信した圧縮データに対して圧縮復号化処理を行ってベースバンドの監視映像を取得し、この監視映像をPC3のディスプレイ画面に表示する。
画像認識処理部12は、映像表示処理部11により取得された各監視カメラ1−1、1−2、1−3からの監視映像に対して画像認識処理を行う。本例の画像認識処理では、監視対象21a〜21cの特徴・状態などを認識する。具体例としては、各監視カメラ1−1、1−2、1−3毎に、撮影された画像に映っている監視対象21a〜21cの大きさを認識することや、撮影された画像に映っている監視対象21a〜21cの向き(例えば、「正面からみた顔」、「側面からみた顔」など)を認識することや、或いは、撮影された画像中には監視対象21a〜21cが映っていないこと(「監視対象なし」といった撮影状態)を認識することなどを行い、この認識結果の情報をメモリに記憶する。
重要度判定処理部13は、画像認識処理部12により認識した各監視カメラ1−1、1−2、1−3からの監視映像における特徴・状態(認識結果の情報)に基づいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度を判定して決定する。
本例では、監視対象21a〜21cの人物像を特定することができる画像ほど重要度が高いとする。具体例としては、画像中における監視対象21a〜21cの大きさが大きい方が高い重要度と判定することや、「正面からみた顔」などを認識した場合には高い重要度と判定することや、逆に、「監視対象なし」という情報を認識した場合には最も低い重要度と判定することなどを行う。
ビットレート配分処理部14は、重要度判定処理部13により判定された重要度に従って、各監視カメラ1−1、1−2、1−3で許容されるビットレートを配分する。そして、ビットレート配分処理部14は、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して、ビットレートの配分結果を指示するために、ビットレートの再設定指示(パラメータの設定指示)をネットワーク2を介して各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して出力する。
ここで、画像認識処理部12、重要度判定処理部13、ビットレート配分処理部14により行われる処理について詳しく説明する。
画像認識処理部12により画像中の監視対象21a〜21cに関して認識する内容(認識対象)としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、監視対象の大きさ(例えば、面積)、向き、速度(例えば、所定時間における移動距離)、縦幅(縦方向の長さ)、横幅(横方向の長さ)、明るさ(例えば、輝度)などを用いることができる。また、監視対象の環境(例えば、明るさなど)ばかりでなく、画面の環境(例えば、明るさなど)の変化を用いることも可能である。
なお、本例では、監視対象21a〜21cとして、人(人物)を検出するが、他の構成例として、人以外の物体や、或いは、人を含む全ての物体、などを監視対象としてもよい。
ここで、画像中から人(人の特徴を有する画像部分)を検出する手法や、画像中から特定の物体(特定の物体の特徴を有する画像部分)を検出する手法としては、例えば、一般的な技術を利用することができ、本例では詳しい説明を省略する。
また、画像中の人(或いは、他の物体)が向いている向きを検出する手法としては、例えば、一般的な技術を利用することができ、本例では詳しい説明を省略する。一例として、人の目が2つ映っている場合にはその人は監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して正面を向いていると判定することができ、人の目が1つ映っている場合にはその人は監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して側面を向いていると判定することができ、人の目が0つ映っている場合にはその人は監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して裏面を向いていると判定することができる。
重要度判定処理部13は、画像認識処理部12により得られた監視対象21a〜21cに関する1つ以上の認識対象の認識結果(認識度)に基づいて、監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度を決定する。
一例として、1つの認識対象の認識結果に基づいて重要度を決定する場合には、大きさについては大きい方が重要度が高く、向きについては正面に向いている方が重要度が高く、速度については速い方が重要度が高く、縦幅或いは横幅については長い方が重要度が高く、明るさについては明るい方が重要度が高い、といった条件に基づいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度を決定することができる。なお、例えば、大きさについては小さい方が重要度が高い、などというように、前記とは重要度の高低が逆になるような条件を用いることも可能である。
この場合に、大きさ、向き、速度、縦幅、横幅、明るさのそれぞれの認識結果に対して予め定められた条件により点数を付けて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に与えられた点数を重要度として決定することもできる。このような点数を付ける条件としては、例えば、大きさなどについて得られた値そのものを点数とする態様や、或いは、1つ以上の閾値(2つ以上の範囲)と点数との対応関係をメモリに記憶しておいて、大きさなどについて得られた値が属する範囲に対応した点数とする態様などを用いることができる。
他の例として、2つ以上の認識対象の認識結果に基づいて重要度を決定することもできる。具体例としては、監視対象21a〜21cの大きさと向き(或いは、更に他の認識対象)の認識結果に基づいて重要度を決定するようなことができる。
この場合、例えば、各監視カメラ1−1、1−2、1−3毎に映された監視対象21a〜21cに関して、それぞれの認識対象(大きさや向きなど)について点数を付け、考慮する全ての認識対象についての点数を合計した値(合計点)を重要度とすることができる。なお、点数の付け方としては、例えば、上記と同様な手法を用いることが可能である。
また、上記のようにして決定された各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度は、そのままの値で用いられてもよく、或いは、全ての監視カメラ1−1、1−2、1−3に与えられた重要度の合計値で各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度を割った結果の値が各監視カメラ1−1、1−2、1−3の(最終的に決定される)重要度として用いられてもよい(つまり、正規化されてもよい)。
また、例えば、点数の重要度を複数の段階の重要度として決定することもでき、一例として、8段階の重要度を決定する場合には、7個の閾値(8つの範囲)を設けて、与えられた点数が属する範囲に対応する段階の重要度とする。
ビットレート配分処理部14は、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に決定された重要度(例えば、点数や段階など)に基づいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対してビットレートを割り当てて通知する。
一例として、重要度の値からビットレートを算出する数式を予めメモリに記憶しておいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度の値から当該数式を用いてビットレートを算出することができる。この場合に、例えば、インフラの伝送容量(本例では、ネットワーク2の最大容量)を超えないようにするために、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に決定されたビットレートを所定の値で割った結果の値を最終的なビットレートとすることも可能である。
或いは、各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度の大きさの割合に応じて、インフラの伝送容量(最大のビットレート)を各監視カメラ1−1、1−2、1−3に分配するように、ビットレートを決定することもできる。
また、決定されたビットレートが小数点以下の細かい数値となってしまうような場合に、所定の位で四捨五入することや、所定の位で切り上げ又は切り捨てすることが行われてもよい。
他の例として、予め、重要度の大きさの順位(第1位、第2位、第3位、・・・)とビットレートとの対応関係をメモリに記憶しておいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に決定された重要度の大きさの順位に従ってビットレートを割り当てることができる。なお、2つ以上の監視カメラの重要度の大きさが同一である場合には、例えば、任意の優先度の条件に従って順位を付けることや、或いは、これら2つ以上の監視カメラに同一のビットレートを割り当てることなどができる。
PC3(本例では、ビットレート配分処理部14)は、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して、割り当てたビットレートを送信に使用するように指示する。この場合に、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対してビットレートを指示するタイミング(ビットレートを制御するタイミング)としては、種々なタイミングが用いられてもよく、例えば、1秒単位などの周期的なタイミングが用いられてもよく、或いは、PC3の操作者(人)により指示されたタイミングや、或いは、1つ以上の監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度又はビットレートが変化したときのタイミングや、或いは、1つ以上の監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度又はビットレートが所定の閾値以上に(又は、所定の閾値を超えて)変化したときのタイミングなどを用いることができる。
なお、画像認識処理部12における監視対象(人や物体など)や、画像認識処理部12における認識対象(大きさや向きなど)や、重要度判定処理部13により重要度を判定する手法や、ビットレート配分処理部14によりビットレートを配分する手法としては、それぞれ、使用状況などに応じて、任意に切り替えられてもよい。
次に、本例の画像監視システムにおいて行われる監視映像配信及びモニタリングの動作の具体例を示す。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3は、それぞれが設置された撮影エリアを撮影する。各監視カメラ1−1、1−2、1−3は、撮影した画像データを圧縮符号化処理して、ネットワーク2を介してPC3へ配信する。
初期の時点では、各監視カメラ1−1、1−2、1−3の圧縮符号化処理におけるビットレートの初期設定値として、インフラの伝送容量(本例では、8Mbps)を等配分した約2.6Mbpsを設定する。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3から監視映像の圧縮データを受信したPC3は、映像表示処理部11により各監視カメラ1−1、1−2、1−3の監視映像をディスプレイ画面に表示する。
まず、図1において、監視対象21aが位置Aに移動したときの動作について説明する。
図2(a)、(b)、(c)には、監視対象21aが位置Aに移動したときについて、(a)監視カメラ1−1により撮影された映像のイメージを示してあり、(b)監視カメラ1−2により撮影された映像のイメージを示してあり、(c)監視カメラ1−3により撮影された映像のイメージを示してある。
この場合、監視カメラ1−1は監視対象21aの正面から撮影することになり、監視カメラ1−2は監視対象21aの側面から撮影することになる。また、監視カメラ1−3は、監視対象21aまでの距離が他の監視カメラ1−1、1−2よりも遠い位置にあり、更に監視対象21aの斜め前方から撮影することになる。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3により撮影された映像は、ネットワーク2を介してPC3へ配信される。
PC3では、映像表示処理部11により各映像をディスプレイ画面に表示し、画像認識処理部12により各映像の特徴を抽出する。抽出された特徴の情報は、重要度判定処理部13へ送られる。
重要度判定処理部13は、各映像の特徴に対して、所定の重要度判定処理により、監視対象21aの人物を特定し易い画像ほど重要度が高くなるような判定を行う。
本例では、重要度を8段階で判定する。
監視カメラ1−1により撮影された図2(a)の映像は、監視対象21aの正面から撮影していて、顔や体格が分かり易く、人物像を特定し易い画像であることから、重要度が高く、例えば「重要度5」であると判定する。
監視カメラ1−2により撮影された図2(b)の映像は、監視対象21aの側面から撮影していて、人物像を部分的に把握できる程度の画像であることから、重要度は高くないが、人物特定の情報を含んでいるため、例えば「重要度2」であると判定する。
監視カメラ1−3により撮影された図2(c)の映像は、監視対象21aが小さく辛うじて撮影している程度であり、人物像を見極めるには情報が少ないため、重要度は非常に低く、例えば「重要度1」であると判定する。
なお、本例では、全ての監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度の合計値が8(他の例として、8以下)となるようにしている。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度はビットレート配分処理部14に通知されて、ビットレート配分処理部14により各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートの設定値が再調整される。
本例では、(式1)を用いて、ビットレートの再調整を行う。
すると、監視カメラ1−1のビットレートの設定値は5Mbpsとなり、監視カメラ1−2のビットレートの設定値は2Mbpsとなり、監視カメラ1−3のビットレートの設定値は1Mbpsとなる。
図3には、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に設定されるビットレートの一例を示してある。
(数1)
ビットレート設定[bps]
=インフラの伝送容量(本例では、8Mbps)×重要度/8
・・(式1)
次いで、図1において、監視対象21bが位置Bに移動したときの動作について説明する。
図4(a)、(b)、(c)には、監視対象21bが位置Bに移動したときについて、(a)監視カメラ1−1により撮影された映像のイメージを示してあり、(b)監視カメラ1−2により撮影された映像のイメージを示してあり、(c)監視カメラ1−3により撮影された映像のイメージを示してある。
この場合、監視カメラ1−1は監視対象21bを画角内に捉えておらず映像には何も撮影されておらず、監視カメラ1−2は監視対象21bの正面から撮影することになり、監視カメラ1−3は監視対象21bを画角内に捉えておらず映像には何も撮影されていない。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3により撮影された映像は、ネットワーク2を介してPC3へ配信される。
PC3では、映像表示処理部11により各映像をディスプレイ画面に表示し、画像認識処理部12により各映像の特徴を抽出する。抽出された特徴の情報は、重要度判定処理部13へ送られる。
重要度判定処理部13は、各映像の特徴に対して、所定の重要度判定処理により、監視対象21bの人物を特定し易い画像ほど重要度が高くなるような判定を行う。
本例では、重要度を8段階で判定する。
監視カメラ1−1により撮影された図4(a)の映像は、監視対象21bを捉えていないことから、人物像を特定する情報を持っていない画像であり、重要性が低いため、例えば「重要度1」であると判定する。
監視カメラ1−2により撮影された図4(b)の映像は、監視対象21bの正面から撮影していて、顔や体格が分かり易く、人物像を特定し易い画像であるため、重要度が高く、例えば「重要度6」であると判定する。
監視カメラ1−3により撮影された図4(c)の映像は、監視対象21bを捉えていないことから、人物像を特定する情報を持っていない画像であり、重要性が低いため、例えば「重要度1」であると判定する。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度はビットレート配分処理部14に通知されて、ビットレート配分処理部14により各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートの設定値が再調整される。
本例では、(式1)を用いて、ビットレートの再調整を行う。
すると、監視カメラ1−1のビットレートの設定値は1Mbpsとなり、監視カメラ1−2のビットレートの設定値は6Mbpsとなり、監視カメラ1−3のビットレートの設定値は1Mbpsとなる。
図5には、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に設定されるビットレートの一例を示してある。
次いで、図1において、監視対象21cが位置Cに移動したときの動作について説明する。
図6(a)、(b)、(c)には、監視対象21cが位置Cに移動したときについて、(a)監視カメラ1−1により撮影された映像のイメージを示してあり、(b)監視カメラ1−2により撮影された映像のイメージを示してあり、(c)監視カメラ1−3により撮影された映像のイメージを示してある。
この場合、監視カメラ1−1は監視対象21cを画角内に捉えておらず映像には何も撮影されておらず、監視カメラ1−2は監視対象21cを画角内に捉えておらず映像には何も撮影されておらず、監視カメラ1−3は監視対象21cの正面から撮影することになる。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3により撮影された映像は、ネットワーク2を介してPC3へ配信される。
PC3では、映像表示処理部11により各映像をディスプレイ画面に表示し、画像認識処理部12により各映像の特徴を抽出する。抽出された特徴の情報は、重要度判定処理部13へ送られる。
重要度判定処理部13は、各映像の特徴に対して、所定の重要度判定処理により、監視対象21cの人物を特定し易い画像ほど重要度が高くなるような判定を行う。
本例では、重要度を8段階で判定する。
監視カメラ1−1により撮影された図6(a)の映像は、監視対象21cを捉えていないことから、人物像を特定する情報を持っていない画像であり、重要性が低いため、例えば「重要度1」であると判定する。
監視カメラ1−2により撮影された図6(b)の映像は、監視対象21cを捉えていないことから、人物像を特定する情報を持っていない画像であり、重要性が低いため、例えば「重要度1」であると判定する。
監視カメラ1−3により撮影された図6(c)の映像は、監視対象21cの正面から撮影していて、顔や体格が分かり易く、人物像を特定し易い画像であるため、重要度が高く、例えば「重要度6」であると判定する。
各監視カメラ1−1、1−2、1−3の重要度はビットレート配分処理部14に通知されて、ビットレート配分処理部14により各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートの設定値が再調整される。
本例では、(式1)を用いて、ビットレートの再調整を行う。
すると、監視カメラ1−1のビットレートの設定値は1Mbpsとなり、監視カメラ1−2のビットレートの設定値は1Mbpsとなり、監視カメラ1−3のビットレートの設定値は6Mbpsとなる。
図7には、各監視カメラ1−1、1−2、1−3に設定されるビットレートの一例を示してある。
このように、本例では、監視映像の重要性に着目し、重要度が高い映像(監視カメラ)に対して高いビットレートを割り当てることで、例えば、伝送インフラのパフォーマンスを最大限に利用しつつ、監視対象21a〜21cを高画質で撮影することが可能となる。更に、重要度の判定及びビットレートの割り当てを動的に実行することにより、監視対象21a〜21cや環境の変化に追従しながら最適な監視映像を得ることができ、効率的な監視システムを実現することができる。
なお、ビットレートが高い方が、画像圧縮している場合には圧縮劣化(例えば、ブロックノイズ)が小さくなり、画像圧縮していない場合には解像度が高くなるといったように、見易い映像(画像)を得ることができる。
ここで、本例では、映像表示処理部11や、画像認識処理部12や、重要度判定処理部13や、ビットレート配分処理部14の機能をPC3に内蔵したが、他の構成例として、各処理部の機能を監視カメラ1−1、1−2、1−3などの他の機器に内蔵してもよく、或いは、専用機器として構成してもよい。
以上のように、本例では、監視対象21a〜21bを撮影する複数台の監視カメラ1−1、1−2、1−3により得られた映像を送信し、受信機(本例では、PC3)が受信した映像を表示装置に映し出すことで、監視対象21a〜21cを遠隔監視する画像監視システムにおいて、各監視カメラ1−1、1−2、1−3からの監視映像の特徴を抽出して、抽出した特徴に応じて各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートを調整する。
また、本例では、監視映像の特徴に対して重要度を定めて、監視映像として重要性が高い映像を配信する監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して高いビットレートを設定する。
また、本例では、監視映像の変化に追従して、動的に監視映像の重要性の判定を行い、自動的にビットレートを再設定する。
また、本例では、伝送インフラが許容するビットレートの最大値を超えないように、各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートを割り振る。
従って、本例では、監視対象21a〜21cを常時モニタリングするに際して、複数台の監視カメラ1−1、1−2、1−3により撮影された映像(画像)に対して画像認識処理を行って、各監視カメラ1−1、1−2、1−3における撮影の重要度を常に更新し、この重要度に応じて各監視カメラ1−1、1−2、1−3のビットレートを自動的に再設定することにより、例えば、監視機器や伝送インフラのパフォーマンスを(例えば、最大限に)活かしつつ、監視対象21a〜21cの変化に追従しながら最適な監視画像を得ることが可能となる。
なお、本例の画像監視システム(画像処理システムの一例)では、複数の監視カメラ1−1、1−2、1−3の機能により複数の画像送信手段が構成されており、ネットワーク2により伝送媒体が構成されており、PC3が各監視カメラ1−1、1−2、1−3からの画像をネットワーク2を介して受信する機能により画像受信手段が構成されており、画像認識処理部12(画像認識手段)や重要度判定処理部13(重要度判定手段)やビットレート配分処理部14(送信レート決定手段)の機能により送信レート制御手段が構成されており、PC3のビットレート配分処理部14が各監視カメラ1−1、1−2、1−3に対して送信レートを指示する機能により送信レート指示手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る画像監視システムの構成例を示す図である。 (a)〜(c)は監視対象が位置Aにいるときにおける各監視カメラの監視映像の一例を示す図である。 監視対象が位置Aにいるときにおける各監視カメラのビットレートの一例を示す図である。 (a)〜(c)は監視対象が位置Bにいるときにおける各監視カメラの監視映像の一例を示す図である。 監視対象が位置Bにいるときにおける各監視カメラのビットレートの一例を示す図である。 (a)〜(c)は監視対象が位置Cにいるときにおける各監視カメラの監視映像の一例を示す図である。 監視対象が位置Cにいるときにおける各監視カメラのビットレートの一例を示す図である。
符号の説明
1−1、1−2、1−3・・監視カメラ、 2・・ネットワーク、 3・・PC、 11・・映像表示処理部、 12・・画像認識処理部、 13・・重要度判定処理部、 14・・ビットレート配分処理部、 21a、21a、21b・・監視対象、

Claims (3)

  1. 複数の画像送信手段から送信される画像を処理する画像処理システムにおいて、
    前記複数の画像送信手段から伝送媒体を介して送信された画像を受信する画像受信手段と、
    前記画像受信手段により受信された各画像送信手段からの画像に基づいて、各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する送信レート制御手段と、
    前記送信レート制御手段により決定された送信レートが各画像送信手段により使用されるように各画像送信手段に対して送信レートを指示する送信レート指示手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の画像処理システムにおいて、
    前記送信レート制御手段は、各画像送信手段からの画像について画像に映る対象の大きさを含む1つ以上の認識対象を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段により認識対象が認識された結果に基づいて各画像送信手段からの画像について重要度を判定する重要度判定手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する送信レート決定手段と、を有しており、
    前記重要度判定手段は、対象の大きさについては、大きい方の重要度を高め、
    前記送信レート決定手段は、重要度が高い方の送信レートを大きくする、
    ことを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像処理システムにおいて、
    前記送信レート制御手段は、各画像送信手段からの画像について画像に映る対象の向きを含む1つ以上の認識対象を認識する画像認識手段と、前記画像認識手段により認識対象が認識された結果に基づいて各画像送信手段からの画像について重要度を判定する重要度判定手段と、前記重要度判定手段により判定された重要度に基づいて各画像送信手段に割り当てる送信レートを決定する送信レート決定手段と、を有しており、
    前記重要度判定手段は、対象の向きについては、正面を向いている方の重要度を高め、
    前記送信レート決定手段は、重要度が高い方の送信レートを大きくする、
    ことを特徴とする画像処理システム。
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