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JP2008278628A - 分割ステータおよび分割ステータの製造方法 - Google Patents

分割ステータおよび分割ステータの製造方法 Download PDF

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慎一 飯塚
Shingo Oohashi
紳悟 大橋
Eiji Yamada
英治 山田
Yutaka Komatsu
裕 小松
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Abstract

【課題】コイルの占積率を高め、モータの出力を向上させる。
【解決手段】円環状に連結されてステータを構成する分割ステータであって、径方向に延在するティース部の外周端にバックヨーク部、内周端に鍔部が設けられ、これらティース部とバックヨーク部と鍔部に囲まれたコイル収容用のスロット部が設けられている分割ステータのコアと、前記スロット部の底面および両側面に被覆された絶縁樹脂層と、前記ティ−ス部にコイル状に巻き付けられて、前記スロット部内に収容される断面六角形の巻線とを備え、前記スロット部の底面の前記絶縁樹脂層には、前記巻線の頂角部が嵌合される断面三角形の位置決め溝がコイルの軸線方向に連続的に形成され、前記位置決め溝で位置決め保持される最内周の1断面の巻線を土台として外周側の2段目以上の巻線が整列巻きされている。
【選択図】図2

Description

本発明は分割ステータおよび分割ステータの製造方法に関し、コイルの占積率を高め、モータ特性を向上させるものである。
従来、モータにおいて、ロータの外周に配置されるステータに、巻き線のしやすさ等の理由から、リング状のステータを所定角度に分割して円環状に並べた分割ステータが用いられている。
コアに巻線を直接巻き付ける場合、コアのスロット部を絶縁樹脂層(インシュレータ)で被覆し、該絶縁樹脂層の外周に巻線を巻き付けている。モータの特性は、コイルの占積率に大きく影響するため、コアに巻き付けるコイルの占積率を高めることが望まれている。
一方、モータの小型化の要求も強いが、出力性能を維持して小型化しようとすると巻線に流れる電流を大きくする必要があり、発熱量も増大してしまう。コイルの占積率を高めると、巻き線に流れる電流を大きくする必要がないため発熱減少に有効であると共に、熱伝導率の高い銅の密度も高くなり、放熱性を向上させることができる。
コイルの占積率を高めるために、巻線の断面を六角形とし、巻線の配置を最密構造になるよう配列されているものが提供されている。
例えば、特開2004−343990号公報(特許文献1)の電機子1は、図11に示すように、回転軸2にコア3を軸着し、該コア3の表面全体を絶縁性を有する酸化皮膜で被覆している。該コア3は、外周壁3aと、外周壁3aから内方に突出しているティース部3bと、該ティース部3bが中心で連結している基部3cとを備え、隣接するティース部3bの間にコイルスロット3dを設け、該コイルスロット3dに線材4aの束4を収容している。
前記線材4aの断面形状は正六角形とし、コイルスロット3dの内周面3eを線材4aの束が挿入可能な形状としている。前記コイルスロット3dに挿入された線材4aの束4は、コア3の両端面に配置されたパターン基板5と接続し、コイルを構成している。
特開2005−229703号公報
しかしながら、コイルスロット3dは線材4aの束4を挿入可能な大きさに設定する必要があり、線材4aの束4の断面積よりもコイルスロット3dの断面積を大としなければならず、線材4aとコイルスロット3dの内周面3eとを全ての面で接触させることは難しい。
従って、束4を構成する線材4aとコイルスロット3dの内周面3eとの間に隙間が発生し、コイルスロット3d内のコイルの占積率が低下するため、高出力や小型化を要求されるモータにおいては、所望のモータ特性を達成することができない。
さらに、コイルを構成するために、コア3の両端にパターン基板5を配置しなければならず、電機子1全体が大型化してしまうと共に、部品点数が増加する問題がある。
また、束4と基板5を接続し、かつ、線材4a間の絶縁も確保しなければならないため、モータを形成するのは困難である。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、円環状に連結されてステータを構成する分割ステータにおいて、コイルを巻き付ける絶縁樹脂層の形状を工夫することで、コイルの占積率を高め、モータの特性を向上させることを課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、円環状に配置されてステータを構成する分割ステータであって、
ステータ径方向に延在するティース部の外周端にバックヨーク部、内周端に鍔部が設けられ、これらティース部とバックヨーク部と鍔部に囲まれたコイル収容用のスロット部が設けられている分割ステータのコアと、
前記ティース部外周面からなるスロット部の底面および前記バックヨークと鍔部の対向面からなるスロット部の側周面に被覆された絶縁樹脂層と、
前記スロット部底面の絶縁樹脂層に、巻き付けられている断面六角形の巻線を備え、
前記スロット部の底面の前記絶縁樹脂層は、前記巻線の頂角部が嵌合される断面三角形の位置決め溝を有し、
前記位置決め溝で位置決め保持される最内周の1段目の巻線を土台として外周側の2段目以上の巻線が整列巻きされていることを特徴とする分割ステータを提供している。
前記構成とすると、断面六角形の巻線の頂角部が絶縁樹脂層の位置決め溝に嵌合されるので、最内周に巻き付けられた1段目の巻線を位置決め保持しながら巻き付けることができる。さらに、2段目以降のコイルは1段目の巻線の頂角部間に巻いていくことで位置決めしながら巻き付けることができる。よって、巻線を確実に整列巻きすることができると共に、巻線と絶縁樹脂層との隙間を減らすことができ、占積率を高めることができるため、モータの出力を向上させることが可能となる。
また、巻線の断面を六角形としているので、最密構造で巻線を配列することができ、巻線を隙間なく整列巻きすることができ、コイルの占積率を高めることができる。
前記ティース部はステータ軸直角方向の断面が矩形状で、該ティース部に被覆されて前記スロット部の底面を形成する前記絶縁樹脂層には、少なくとも4隅の角部に前記位置決め溝が設けられているのが好ましい。
前記構成とすると、巻線を巻く際に最も巻線に張力が負荷される角部に位置決め溝を設けているので、巻線が該角部で強固に位置決めされ、1段目の巻線を確実に位置決めしながらスロット部に巻き付けることができる。
なお、前記4隅のみでなく全体に位置決め溝を設けてもよいし、各辺に部分的に設けてもよい。
前記バックヨーク部側および鍔部側の前記スロット部の両側面の前記絶縁樹脂層には、断面台形の支持部が設けられ、各段のコア軸方向両端の巻線が前記支持部に支持されているのが好ましい。
前記スロット部の両側部とはバックヨーク部の内周面側と鍔部の外周面側を指す。
前記構成とすると、スロット部の底面だけでなく、前記スロット部の両側面においても絶縁樹脂層と巻線とを隙間なく配置することができ、コイルの占積率を高めることができる。
また、各段の軸方向両端の巻線を、前記スロット部の両側面でも位置決めしているため、より確実に位置決めしてスロット部に巻線を巻き付けていくことができ、隙間を無くすことでコイルの占積率を高めることができる
前記絶縁樹脂層で被覆されたスロット部の底面には、前記鍔部側に段部が設けられ、該段部に前記2段目の巻線が支持されているのが好ましい。
前記構成とすると、前記段部を設けて磁束が通過する金属部分を増やすことで、鍔部を通過する磁束が飽和状態となって漏れ磁束が発生することを防止し、モータの出力を向上させることができる。
前記分割ステータの製造方法であって、
前記スロット部の絶縁樹脂層の位置決め溝に内嵌させながら前記巻線を巻き付けて1段目のコイル列を形成し、ついで、2段目以上の巻線を前記1段目の巻線の外周側に整列巻きしていくことを特徴とする分割ステータの製造方法を提供している。
前記構成とすると、1段目の巻線を絶縁樹脂に位置決めしながら巻き付けることができると共に、2列目以上の巻線も位置決めしながら巻き付けることができるため、巻線の整列巻きを精度よく、かつ、容易に行うことができる。
前述したように、本発明によれば、巻線と絶縁樹脂層との隙間を無くすことができると共に、巻線を隙間なく整列巻きすることができ、占積率を高めることができるため、モータ特性を向上させることが可能となる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図8は本発明の第1実施形態を示す。
本発明の分割ステータ10は、図1(A)(B)に示すように、コア11と、コア11を覆う絶縁樹脂層12と、コア11に絶縁樹脂層12を介して整列巻きで巻き付けられる断面六角形の巻線13とを備えている。前記分割ステータ10は円環状に連結されてステータ20を構成すると共に、該ステータ20は円柱形状のロータ30の周囲に配置されてモータ40となる。
前記巻線13は、図2(A)に示すように、コイルの軸線方向P1に隣接配置している一方、径方向P2に積層して整列巻きされている。
図3は、前記巻線13の整列巻きを示した概念図である。前記巻線13は、単芯線13aにエナメル層13bを被覆した丸線を6角形状のダイスあるいはローラーで塑性加工しているか、または、単芯線13aの丸銅線を6角形状のダイスあるいはローラーで塑性加工した後エナメル層13bを被覆して形成している。
前記巻線13は、対向する頂角部13cを径方向P2に配置すると共に、対向する辺13d、13dを軸線方向P1に配置して整列させ、径方向P2に前記巻線13を積層している。前記軸線方向P1に隣接している巻線13の頂角部13c、13cの間に径方向P2に積層する巻線13の頂角部13cを嵌合する。
軸線方向P1に隣接する巻線13、13間の隙間Sは巻線13の幅Dの2〜4%が好ましい。巻線13線の幅Dは0.6mm以上1.0mm未満とし、エナメル層13bの厚さは30〜50μmとする。
前記コア11は、図4(A)〜(C)に示すように、径方向P2に延在し巻線13を巻き付ける軸直角方向の断面が矩形状のティース部11aと、該ティース部11aの外周端に設けられているバックヨーク部11bと、該ティース部11aの内周端に設けられている鍔部11cとを備えており、該鍔部11cは前記ロータ30と対向する。
前記ティース部11a、バックヨーク部11bおよび鍔部11cに囲まれた空間をコイル収容用のスロット部14としている。前記スロット部14の底面14aはティース部11aの外周面11dからなると共に、スロット部14の側周面14bは、対向している前記バックヨーク部11bの側周面11eと鍔部11cの側周面11fとからなる。
前記スロット部底面14aを形成するティース部11aの外周面11dには、前記鍔部11c側において側周面11fに向けて高くなる段部11gが突出している。該段部11gの段差面11hは前記ティース部11aの外周面11dと平行であり、段部11gの高さは後述する2段目の巻線を巻き付ける高さとしている。
前記コア11は圧粉磁性体材料を加圧、圧縮した後に加熱処理することにより一体成形している。
前記絶縁樹脂層12は、図5(A)〜(C)に示すように、ティース部11aの外周面11dに被覆される矩形筒状のティース当接部12aを備え、該ティース当接部12aの外周端からはバックヨーク当接部12b、内周端からは鍔当接部12cがつば状に突設している。前記バックヨーク当接部12bは前記バックヨーク部11bの側周面11eに当接して被覆する一方、前記鍔当接部12cは前記鍔部11cの内周面11fに当接して被覆する。
前記コア11の段部11gと対向する位置に、該段部11gに沿って形成された段当接部12dが突出しており、前記コア11の段部11gを内嵌して被覆する。前記絶縁樹脂層12の厚さは0.2mmとする。
前記ティース当接部12aの4隅の角部12eには、前記巻線13の頂角部13cが嵌合される断面三角形の位置決め溝12fを、コイルの軸線方向P1に連続的に形成している。
前記バックヨーク当接部12aの内周面12gと鍔当接部12cの内周面12hとは対向しており、該内周面12g、12hの角部12iには巻線13の辺13dを支持する階段状の支持部12jを設けている。
前記絶縁樹脂層12は周方向の軸線で2つに分割して分割絶縁樹脂層12A、12Bとなる。一方の前記分割絶縁樹脂層12Aのティース当接部12aの分割した端部からは上下一対の突起部12kが突出している一方、他方の分割絶縁樹脂層12Bのティース当部12aの分割した端部には前記突起部12kが嵌合する一対の切欠部12lを設けており、前記突起部12kが前記切欠部12lに嵌合して分割絶縁樹脂層12A、12Bが一体化する。
前記巻線13は、図2(A)に示すように、前記絶縁樹脂層12を被覆したコア11のスロット部底面14aに巻き付けており、最内周に配列した巻線13を1段目の巻線13eとすると共に、1段目の巻線13eに積層して配列している巻線13を2段目の巻線13fとする。
前記1段目の巻線13eは、前記スロット部底面14aに設けられている前記位置決め溝12fに前記巻線13の頂角部13cを嵌合させて配列していくと共に、前記2段目の巻線13fは1段目の巻線13eの頂角部13c間に2段目の巻線13fの頂角部13cを嵌合する。前記段部11hを内嵌した前記絶縁樹脂層12の段部当接部12dでは前記1段目の巻線13eが延長配置している2段目の巻線13fを支持している。
各段の前記バックヨーク当接部12a側および鍔当接部12c側の軸方向P1両端に配置される巻線13g、13hを、前記スロット部14の側周面14bに設けられた階段状の支持部12jに載置し支持している。
次に分割ステータの製造方法を示す。
図6(A)(B)は第1工程を示し、前記コア11に前記分割絶縁樹脂層12A、12Bを両側から挟み込んで組み付ける。
前記ティース部11aを前記ティース当接部12aに内嵌させると共に、前記鍔当接部12cおよび前記バックヨーク当接部12bを前記鍔部11cおよび前記バックヨーク部11bの内周面11f、11eに当接させ、前記分割絶縁樹脂層12A、12Bの突起部12kを切欠部12lに挿入し、前記絶縁樹脂層12をコア11に被覆する。
図7は第2工程を示し、前記絶縁樹脂層12を被覆した前記コア11に巻線13を巻き付けていく。前記巻線13の頂角部13cを前記スロット部底面14aに設けられている位置決め溝12fに嵌合させながら、鍔部11c側からバックヨーク部11b側に向けてコイルの軸線方向P1に巻線13を巻き付け、1段目のコイル列を形成する。
図8は第3工程を示し、1段目の巻線13eを形成した後、巻線13の巻き方向を折り返し、バックヨーク部11b側から鍔部11c側に向けて軸方向P1に巻線を巻き付け、2段目の巻線13fを前記1段目の巻線13eの外周側に整列巻きしていく。
1段目の巻線13eの頂角部13c、13c間に頂角部13cを嵌合して、バックヨーク部11b側から鍔部11c側に向けて、コイルの軸線方向P1に2段目の巻線13fを巻き付けていく。
前記2段目の巻線13fを巻き付けていくと、2段目の巻線13fの頂角部13c、13cが段当接部12dに設けられている位置決め溝12fに嵌合する。
前記構成とすると、巻線13と絶縁樹脂層12との隙間を無くすことができると共に、巻線13を隙間なく整列巻きすることができるため、占積率を高めることができ、モータの出力を向上させることが可能になる。
図9(A)(B)は本発明の第2実施形態を示す。
本実施形態の分割ステータ50は、位置決め溝52f、支持部52jを、コア51に直接設けており、絶縁樹脂層54をコア11のスロット部14に塗装する構成を第1実施形態と相違させている。
前記構成とすると、コア11のスロット部14に絶縁樹脂層54を塗装するので、部品点数を削減することができると共に、コストを削減することができる。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
図10は本発明の第3実施形態を示す。
本実施形態の分割ステータ60は、コア62の位置決め溝62fおよび支持部62jを、ティース当接部12aの角部12eを含む両側面と鍔当接部12cおよびバックヨーク当接部12bの角部12iを含む両側面に設けている構成を第1実施形態と相違させている。
前記構成とすると、ティース当接部12a、鍔当接部12cおよびバックヨーク当接部12bの両側面にも位置決め溝62fおよび支持部62jを設けているので、前記巻線13を確実に位置決めすることができ、精度よく整列巻きすることができると共に、巻線13の巻き付け作業を容易とすることができる。
なお、他の構成および作用効果は第1実施形態と同様のため、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、本発明は、前記実施形態は限定されず、本発明の特許請求の範囲内の種々の形態が含まれるものである。
本発明の第1実施形態を示す図であり、(A)は分割ステータを用いたモータを示す斜視図であり、(B)は(A)の分割ステータを示す斜視図である。 (A)は第1実施形態での巻線を分割ステータに巻き付けた状態を示す要部を拡大した断面図であり、(B)は(A)の要部を拡大した図であり、(C)は(A)の他の要部を拡大した図である。 整列巻きした巻線を示した断面図である。 (A)は分割ステータのコアを示す斜視図であり、(B)は(A)の平面図であり、(C)は右側面図である。 (A)は絶縁樹脂層を示す分割斜視図であり、(B)は平面図であり、(C)は(A)のA−A線断面図である。 本発明の分割ステータの製造方法の第1工程を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)はB−B線断面図の要部を拡大した図である。 本発明の分割ステータの製造方法の第2工程を示す図である。 本発明の分割ステータの製造方法の第3工程を示す図である。 第2実施形態を示す図であり、(A)はコアの斜視図であり、(B)は位置決め溝に絶縁樹脂層を塗布し、巻線を巻き付けた状態の要部拡大図である。 第3実施形態を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
10 分割ステータ
11 コア
11a ティース部
11b バックヨーク部、
11c 鍔部
11d ティース部の外周面
11g 段部
12 絶縁樹脂層
12f 位置決め溝
13 巻線
13c 頂角部
13e 1段目の巻線
13f 2段目の巻線
14 スロット部
14a 底面
14b 側周面
20 ステータ

Claims (5)

  1. 円環状に配置されてステータを構成する分割ステータであって、
    ステータ径方向に延在するティース部の外周端にバックヨーク部、内周端に鍔部が設けられ、これらティース部とバックヨーク部と鍔部に囲まれたコイル収容用のスロット部が設けられている分割ステータのコアと、
    前記ティース部外周面からなるスロット部の底面および前記バックヨークと鍔部の対向面からなるスロット部の側周面に被覆された絶縁樹脂層と、
    前記スロット部底面の絶縁樹脂層に、巻き付けられている断面六角形の巻線を備え、
    前記スロット部の底面の前記絶縁樹脂層は、前記巻線の頂角部が嵌合される断面三角形の位置決め溝を有し、
    前記位置決め溝で位置決め保持される最内周の1段目の巻線を土台として外周側の2段目以上の巻線が整列巻きされていることを特徴とする分割ステータ。
  2. 前記ティース部はステータ軸直角方向の断面が矩形状で、該ティース部に被覆されて前記スロット部の底面を形成する前記絶縁樹脂層には、少なくとも4隅の角部に前記位置決め溝が設けられている請求項1に記載の分割ステータ。
  3. 前記バックヨーク部側および鍔部側の前記スロット部の両側面の前記絶縁樹脂層には、支持部が設けられ、各段のコア軸方向両端の巻線が前記支持部に支持されている請求項1または請求項2に記載の分割ステータ。
  4. 前記絶縁樹脂層で被覆されたスロット部の底面には、前記鍔部側に段部が設けられ、該段部に前記2段目の巻線が支持されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の分割ステータ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の分割ステータの製造方法であって、
    前記スロット部の絶縁樹脂層の位置決め溝に内嵌させながら前記巻線を巻き付けて1段目のコイル列を形成し、ついで、2段目以上の巻線を前記1段目の巻線の外周側に整列巻きしていくことを特徴とする分割ステータの製造方法。
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