JP2008278570A - 携帯端末及び充電方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種操作を行いながら同時に充電を行っても、携帯端末の使用時間を低下させず、電池の劣化を防止することができる携帯端末及び充電方法を提供する。
【解決手段】操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とがヒンジ機構4により連結されており、ヒンジ機構4の動作によって操作部側筐体部2と表示部側筐体部3との位置関係が変化する携帯電話装置1において、充電池43と、所定方式により充電池43に充電を行う電源回路部100と、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出部101と、変化状態検出部101により検出された変化状態に応じて、電源回路部100により充電池43に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる制御部102と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とがヒンジ機構4により連結されており、ヒンジ機構4の動作によって操作部側筐体部2と表示部側筐体部3との位置関係が変化する携帯電話装置1において、充電池43と、所定方式により充電池43に充電を行う電源回路部100と、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出部101と、変化状態検出部101により検出された変化状態に応じて、電源回路部100により充電池43に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる制御部102と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、電池を内蔵する携帯端末及び充電方法に関する。
携帯電話機、PDA、ノートパソコン等の携帯端末では、デザイン及び携帯性等の観点から折り畳み型(フォルダータイプ)が主流となっている。
また、これらの携帯端末では、外部電源からの電源供給がない遠隔地においても動作が行えるように、充電可能な電池(以下、充電池という。)電池が筐体内に設けられており、また、外部電源から充電池へ充電するための充電回路を有している(例えば、特許文献1を参照。)。
また、充電池がリチウムイオン電池であった場合には、特許文献2に記載されているように、いわゆる定電流定電圧方式の充電方式が採用され、充電開始時は、定電流動作で充電し、充電池の電圧が、ある設定された電圧(満充電電圧)に上昇すると、定電圧動作に切り替わり、その後、充電電流が設定された電流値まで垂下した時点で充電完了となる。
特開2002−34173号公報
特開2006−311793号公報
ところで、折り畳み型の携帯端末では、外部電源から充電池に充電を行いながら、機器を開いた状態にして各種の操作(例えば、通話、メール、TVの視聴等)が行われる場合がある。このような場合、液晶画面の表示に伴ってバックライト照明の点灯が行われたり、キー操作に伴うキー部のバックライト照明の点灯が行われたりしているため、携帯端末は、内部で多くの動作電流を消費していることになる。
また、このように携帯端末を開いて各種操作を行いながら充電を行っている場合、消費電流の増大のために、充電池へ供給されるはずの充電電流が、端末の動作電流で消費されてしまい、その結果、端末を閉じた状態に比して、充電時間が多くかかることになる。
このように充電時間が多くかかっているときの充電状態は、定電圧動作中であり、充電池の電圧は満充電電圧の状態になっている。また、消費電流が多いため、端末自身の発熱量が多くなっており、充電池の温度が上昇することになる。
ここで、リチウムイオン電池は、置かれている状態により劣化の程度が変化する特性を有している。例えば、充電状態が満充電に近く、温度が高いほど容量劣化が大きくなる特性を有している。
したがって、携帯端末により各種操作を行いながら同時に充電を行うと、携帯端末の使用時間を低下させ、充電池の寿命を短くしてしまう場合がある。
そこで、本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、各種操作を行いながら同時に充電を行っても、携帯端末の使用時間を低下させず、電池の劣化を防止することができる携帯端末及び充電方法を提供することにある。
本発明に係る携帯端末は、上記課題を解決するために、第1の筐体と第2の筐体とが連結部材により連結されており、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化する携帯端末において、電池と、所定方式により前記電池に充電を行う充電回路部と、前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出部と、前記変化状態検出部により検出された変化状態に応じて、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、上記携帯端末では、前記電池は、リチウムイオン電池である。
また、上記携帯端末では、前記充電回路部は、定電流定電圧方式により前記電池に充電を行うことが好ましい。
また、上記携帯端末では、前記変化状態検出部は、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じられた閉状態か、又は前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開かれた開状態かを検出し、前記制御部は、前記変化状態検出部により前記閉状態であると検出された場合には、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を電圧値V0に変化させ、前記変化状態検出部により前記開状態であると検出された場合には、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を前記電圧値V0よりも低い電圧値V1(V1<V0)に変化させることが好ましい。
また、本発明に係る充電方法は、上記課題を解決するために、第1の筐体と第2の筐体とが連結部材により連結されており、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化する携帯端末に内蔵されている電池に充電を行う充電方法において、前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出工程と、前記変化状態検出工程により検出された変化状態に応じて、前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる電圧値変化工程と、前記電圧値変化工程により変化された満充電電圧値に基づいて、前記電池に充電を行う充電工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電池の性能劣化を防ぐことができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末の一例である携帯電話装置1の外観斜視図を示す。なお、以下では、携帯電話装置について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、PHS(Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ノートパソコン等であっても良い。
携帯電話装置1は、操作部側筐体部2と、表示部側筐体部3と、を備えて構成される。操作部側筐体部2は、表面部10に、操作キー群11と、携帯電話装置1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12と、を備えて構成される。操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を動作させるための機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、から構成されている。
また、表示部側筐体部3は、表面部20に、各種情報を表示するためのディスプレイ21と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部22と、を備えて構成されている。
また、上述した操作キー群11、マイク12、ディスプレイ21及び音声出力部22は、後述する処理部62を構成している。
また、操作部側筐体部2の上端部と表示部側筐体部3の下端部とは、ヒンジ機構4を介して連結されている。また、携帯電話装置1は、ヒンジ機構4を介して連結された操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開いた状態(開放状態)にしたり、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが折り畳まれた状態(折畳み状態)にしたりできる。
なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話装置の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話装置の形態としては特にこれに限られず、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)等であっても良い。
また、図2は、操作部側筐体部2の一部を分解した斜視図を示している。操作部側筐体部2は、図2に示すように、基板40と、RFID部41と、リアケース部42と、充電可能な電池である充電池43と、充電池カバー44と、によって構成されている。
基板40は、所定の演算処理を行うCPU等の素子が実装されており、表面部10上の操作キー群11がユーザにより操作が行われたときに、所定の信号がCPUに供給される。
RFID部41は、第1の使用周波数帯により外部装置と通信を行う磁界アンテナ50と、磁界アンテナ50により通信される情報に対して所定の処理を行うRFIDチップ51と、から構成されている。なお、RFIDチップ51は、図2に示すように、RFID部41と対向する基板40上に配置されている。また、RFID部41の詳細については後述する。
リアケース部42は、ヒンジ機構4を固定するヒンジ機構固定部42Aと、第1の使用周波数帯よりも高い周波数帯である第2の使用周波数帯により通信を行うメインアンテナ70を収納するメインアンテナ収納部42Bと、充電池43を格納する充電池格納部42Cと、RFID部41を固定するRFID部固定部42Dとを備えている。なお、メインアンテナ70の詳細については後述する。
また、図3は、携帯電話装置1の機能を示す機能ブロック図である。携帯電話装置1は、図3に示すように、外部の端末と通信を行う通信部61と、通信部61により通信される情報を処理する処理部62と、所定容量を有する充電池43と、充電池43に接続されている電源回路部100(充電回路部)と、携帯電話装置1の変形状態を検出する変化状態検出部101と、電源回路部100その他の各部を制御する制御部102と、を備えている。なお、充電池43は、例えば、リチウムイオン二次電池である。
通信部61は、所定の使用周波数帯により外部装置と通信を行うメインアンテナ70と、変調処理又は復調処理等の信号処理を行う通信処理部71と、を備える。また、通信部61は、電源回路部100から電源電圧の供給を受けている。
メインアンテナ70は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置(基地局)と通信を行う。なお、本実施の形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であっても良い。また、メインアンテナ70は、所定の使用周波数帯の他に、第2の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であっても良いし、さらに、第3の使用周波数帯にも対応できる複数バンド対応型により構成されていても良い。
通信処理部71は、メインアンテナ70によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を処理部62に供給し、処理部62から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ70を介して外部装置(基地局)に送信する。
また、処理部62は、図3に示すように、操作キー群11と、マイク12と、ディスプレイ21と、音声出力部22と、所定のデータが格納されているメモリ73と、所定の音処理を行う音処理部74と、所定の画像処理を行う画像処理部75と、被写体を撮像するカメラモジュール76と、着信音等が出力されるスピーカ77と、を備えている。また、処理部62は、電源回路部100から電源電圧の供給を受けている。ここで、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開いた状態であると、操作キー群11の背面に設けられたバックライトによる照明や、ディスプレイ21の背面に設けられたバックライトによる照明等の処理が行なわれたり、また、各種の操作(例えば、通話、メール、TVの視聴等)が行われる場合がある。なお、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開かれた状態において、上記以外の処理がなされることもある。
電源回路部100は、充電池43から供給される電源電圧を所定の電圧値に変圧し、変圧後の電源電圧を通信部61及び処理部62に供給する。
また、電源回路部100は、充電器200に接続されている。充電器200は、電源系統(AC100V、50Hz又は60Hz)に接続されており、電源系統から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、変換後の直流電圧を電源回路部100に供給する。
電源回路部100は、充電器200から供給される直流電圧を所定の電圧値に変換し、変換後の電圧を電源電圧として通信部61及び処理部62に供給する。
また、電源回路部100は、充電器200から供給される直流電圧に基づいて、定電流定電圧方式により充電池43に対して充電を行う。ここで、電源回路部100の動作について説明する。
電源回路部100は、図4中の電流値を示すグラフI1に示すように、放電状態から充電を開始する場合には、当初電圧は低いため、定電流により充電を行う(図4中A領域)。そして、電源回路部100は、充電容量を示すグラフC1に示すように、次第に充電容量が増加し、また、電圧値を示すグラフV1に示すように、電圧値が所定値(例えば、4.35V)に達したことを検知した場合、定電圧による充電に切り替え、電圧値が所定値(例えば、4.35V)を超えないように電流量を絞る制御を行う(図4中B領域)。また、電源回路部100では、満充電に達したかどうかの判定を充電時間又は充電電流の減少状態に基づいて行う。なお、図4においては、相対的な電流量を「CA」という単位で示したが、1CAとは、公称容量値の容量を有する充電池を定電流放電して、ちょうど1時間で放電終了となる電流値のことであり、例えば、2.2Ahの公称容量値の充電池では、1AC=2.2Aとなる。また、充電容量CAhは、1時間で充電される充電容量を示している。
変化状態検出部101は、操作部側筐体部2(第1の筐体)と表示部側筐体部3(第2の筐体)との位置関係の変化状態を検出する。具体的には、変化状態検出部101は、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが互いに開いた状態(開放状態)か、操作部側筐体部2と表示部側筐体部3とが折り畳まれた状態(折畳み状態)かを検出し、検出結果を制御部102に供給する。
制御部102は、変化状態検出部101により折畳み状態であると検出された場合には、電源回路部100により充電池43に充電を行う際の満充電電圧値を電圧値V0に変化させ、変化状態検出部101により開放状態であると検出された場合には、電源回路部100により充電池43に充電を行う際の満充電電圧値を電圧値V0よりも低い電圧値V1(V1<V0)に変化させる。
電源回路部100は、制御部102による制御に応じて変化された電圧値を満充電電圧値として充電池43に対して充電を行う。
ここで、充電動作について図5のフローチャートを参照して説明する。なお、以下では、携帯電話装置1に充電器200が接続されて、充電状態へ移行し、携帯電話装置1内部での充電が完了されるまでの流れについて説明する。
ステップS1において、制御部102は、充電状態に移行するかどうかを判断する。具体的には、制御部102は、充電器200が接続されているかどうかを判断し、充電器200が接続されている場合には、充電状態に移行すると判断してステップS2に進む。
ステップS2において、制御部102は、携帯電話装置1自身の電源が入っているかどうかの判定を行う。制御部102は、携帯電話装置1自身の電源が入っていない場合には、ステップS3に進み、携帯電話装置1自身の電源が入っている場合には、ステップS4に進む。
ステップS3において、制御部102は、充電電圧を電圧値V0に設定する。なお、電圧V0は、充電池43を出荷する際に設定されている値である。電源回路部100は、電圧値V0を満充電電圧値として充電池43に対して充電を行う。
ステップS4において、制御部102は、変化状態検出部101から供給される検出結果に基づいて携帯電話装置1の変化状態を把握し、折畳み状態(閉状態)の場合には、ステップS3に進み、開放状態(開状態)の場合には、ステップS5に進む。
ステップS5において、制御部102は、充電電圧を出荷時の設定値である電圧値V0よりも低い電圧値V1に設定する。電源回路部100は、電圧値V1を満充電電圧値として充電池43に対して充電を行う。
ステップS6において、制御部102は、変化状態検出部101から供給される検出結果に基づいて携帯電話装置1の変化状態を把握し、折畳み状態(閉状態)の場合には、ステップS8に進み、開放状態(開状態)の場合には、ステップS7に進む。
ステップS7において、制御部102は、充電池43が満充電状態になったか、すなわち充電電圧がV1に達した後、充電電流が、設定された電流値にまで垂下したかどうかを判断し、垂下した場合には、充電動作を終了し、垂下していない場合には、ステップS5に戻る。
ステップS8において、制御部102は、充電池43が満充電状態になったか、すなわち充電電圧がV0に達した後、充電電流が、設定された電流値にまで垂下したかどうかを判断し、垂下した場合には、充電動作を終了し、垂下していない場合には、ステップS3に戻る。
すなわち、ステップS1→ステップS2→ステップS3の工程を辿る場合には、携帯電話装置1がOFF状態のため、ユーザによる操作はなく、充電動作のみであると考えられ、充電電圧は運常の電圧値V0に設定し、充電を開始する。
また、ステップS1→ステップS2→ステップS4→ステップS3の工程を辿る場合には、携帯電話装置1の電源がON状態であるが、閉状態なので、ユーザによる操作はなく、充電動作のみであると考えられ、充電電圧は運常の電圧値V0に設定し、充電を開始する。
また、ステップS1→ステップS2→ステップS4→ステップS5の工程を辿る場合には、携帯電話装置1の電源がON状態であって、かつ開状態なので、ユーザによる操作をしながらの充電動作であると考えられるので、出荷時の設定値である電圧値V0(例えば、4.35V)よりも低い電圧値V1(例えば、4.22V)に設定し、充電を開始する。
また、充電完了までの間に携帯電話装置1の状態が変化した場合、充電電圧値がそれぞれに対応したV0かV1の値に適宜切り替えられる。
このようにして、本発明に係る携帯電話装置1は、変化状態検出部101により検出された変化状態に応じて、満充電電圧値を適宜変化させるので、各種操作を行いながら同時に充電動作を行っても、出荷時に設定されている満充電電圧値よりも低い電圧値で満充電となるため、充電池43を出荷時に定められている満充電状態に置くことがないので、携帯電話装置1の使用状態において、消費電流が大きいことによる発熱のため、充電池43の温度が上昇した場合であっても、充電池43の性能劣化を防ぐことができる。
また、本発明に係る充電方法は、携帯電話装置1の内部で自動的に制御されるため、ユーザによる特別な操作を必要としない。
また、本発明に係る充電方法は、上述したように、携帯電話装置1の開閉状態を検出し、当該検出結果に応じて満充電電圧値を変化させるのみなので、実現が容易で、コストをかけることなく実現することができる。
なお、本実施例においては、携帯電話装置1の変化状態が開状態か閉状態かの2状態において満充電電圧値をV0とV1とを切り替えるものとして説明したが、これに限られず、携帯電話装置1の変化状態が3状態以上ある場合には、各状態に応じて満充電電圧値を適宜切り替え可能なように構成されても良い。
1 携帯電話装置
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
4 ヒンジ機構
43 充電池
61 通信部
62 処理部
100 電源回路部
101 変化状態検出部
102 制御部
2 操作部側筐体部
3 表示部側筐体部
4 ヒンジ機構
43 充電池
61 通信部
62 処理部
100 電源回路部
101 変化状態検出部
102 制御部
Claims (5)
- 第1の筐体と第2の筐体とが連結部材により連結されており、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化する携帯端末において、
電池と、
所定方式により前記電池に充電を行う充電回路部と、
前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出部と、
前記変化状態検出部により検出された変化状態に応じて、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる制御部と、を備えることを特徴とする携帯端末。 - 前記電池は、リチウムイオン電池であることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
- 前記充電回路部は、定電流定電圧方式により前記電池に充電を行うことを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の携帯端末。
- 前記変化状態検出部は、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化し、前記第1の筐体と前記第2の筐体とが閉じられた閉状態か、又は前記第1の筐体と前記第2の筐体とが開かれた開状態かを検出し、
前記制御部は、前記変化状態検出部により前記閉状態であると検出された場合には、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を電圧値V0に変化させ、前記変化状態検出部により前記開状態であると検出された場合には、前記充電回路部により前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を前記電圧値V0よりも低い電圧値V1(V1<V0)に変化させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 第1の筐体と第2の筐体とが連結部材により連結されており、前記連結部材の動作によって前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係が変化する携帯端末に内蔵されている電池に充電を行う充電方法において、
前記第1の筐体と前記第2の筐体との位置関係の変化状態を検出する変化状態検出工程と、
前記変化状態検出工程により検出された変化状態に応じて、前記電池に充電を行う際の満充電電圧値を変化させる電圧値変化工程と、
前記電圧値変化工程により変化された満充電電圧値に基づいて、前記電池に充電を行う充電工程と、を備えることを特徴とする充電方法。
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