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JP2008276741A - 関数計算機およびその制御プログラム - Google Patents

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JP2008276741A JP2008015301A JP2008015301A JP2008276741A JP 2008276741 A JP2008276741 A JP 2008276741A JP 2008015301 A JP2008015301 A JP 2008015301A JP 2008015301 A JP2008015301 A JP 2008015301A JP 2008276741 A JP2008276741 A JP 2008276741A
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亮 金子
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Abstract

【課題】関数電卓と称する電子式計算機など、関数を含む一連の計算式を入力して演算処理するための関数計算機において、関数を含む計算式を入力する際に、カーソル位置に対応した関数の説明情報を別画面に表示させ、容易に且つ正確に所望の関数を含む計算式を入力すること。
【解決手段】ユーザが任意の計算式を入力するための式入力画面Gにおいて、当該ユーザ所望の計算式として関数表記Fnを含む計算式を入力した場合に、カーソルCの位置に掛かる関数表記Fnについて当該関数の種類と入力すべき引数の書式説明情報を表記したシンタックスヘルプウインドウHをカーソルC位置から離れた別画面として表示させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、関数電卓と称する電子式計算機など、関数を含む一連の計算式を入力して演算処理するための関数計算機およびその制御プログラムに関する。
従来から、関数電卓と称する電子式計算機が広く実用されている。このような関数電卓では、[sin][cos][tan]などの三角関数や、微分関数[d/dx]、積分関数[∫dx]、対数関数[log]、ペア(順列)関数[nPr]など、種々の関数式を入力して計算を行うことができる。
関数電卓には、ユーザにより入力される計算式を表示する表示モードとして、Line表示モードと2D表示モード(自然表示モードまたはMathモードとも呼ばれる)の2種類の表示モードを有するものがある。2D表示モードは、入力された計算式を教科書に記載される通りの自然な形態で表示する。一方Line表示モードは、計算式を1行に収めて表示する。
したがって、関数電卓が2D表示モードに設定されている状態では、ユーザは関数の計算式にどのような種類のデータ(引数)をどの位置に入力すればよいかを計算式の表示形態から理解して利用することができるが、Line表示モードが設定されている状態では、引数をどのような順番で入力しなければならないかを知っていなければ利用できない。
そして、この関数電卓において入力可能な関数式の種類は非常に多く、その関数式それぞれの種類によって入力する必要がある引数の数や入力書式は異なる。例えば、積分計算においては、積分関数[∫dx]のキー入力後、第1引数として数式(f(x))、第2引数として開始値、第3引数として終端値を、この順番に入力する必要がある。
しかし、ユーザがある関数式の計算をする場合に、その引数の入力書式がどうなっているかなど、全て覚えて使いこなすことは非常に難しい。
そこで、使用可能な関数式をメニュー表示させると共に、メニュー表示において個々の関数式を選択すると、選択された関数式の説明および引数の入力書式を表示させる関数ヘルプ機能を備えた関数電卓が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−161410号公報
前記従来提案されている関数電卓では、所望の計算式を入力する以前に、ユーザは、メニュー表示された個々の関数式について、そのヘルプ表示により当該関数式の説明および引数の入力書式を案内表示させ、同メニュー表示画面から選択した関数式をそのまま入力して使用することはできるものの、実際に関数式を含む計算式を入力して組み立てて行く過程において、その個々の入力位置での関数の引数が何であるかやその入力書式を表示させることはできない。
このため特に、ある関数式の引数としてさらに異なる種類の関数式を括弧などで括って入力し、所望の計算式を構成して行く場合など、そこに含まれる幾つかの関数式の各引数の入力位置(入力書式)が複雑に入れ子状態となり、何処で何の引数を入れていいのか分からなくなってしまう問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、関数を含む計算式を入力する際、カーソル位置に対応した関数の説明情報を表示させ、容易に且つ正確に所望の関数を含む計算式を利用することが可能になる関数計算機およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の関数計算機は、表示部と、この表示部においてその入力位置を示すカーソルを表示させるカーソル表示制御手段と、ユーザ操作に応じて関数を含む計算式を入力する式入力手段と、この式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に表示させる入力式表示制御手段と、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知する関数検知手段と、この関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別画面で表示させる説明情報表示制御手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の関数計算機は、請求項1に記載の関数計算機において、前記関数検知手段は、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数の表記に対応する部分であるか否かを検知することを特徴としている。
請求項3に記載の関数計算機は、請求項1に記載の関数計算機において、前記関数検知手段は、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数の引数に対応する部分であるか否かを検知することを特徴としている。
請求項4に記載の関数計算機は、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の関数計算機において、前記カーソル表示制御手段は、前記表示部に表示されるカーソルの位置をユーザ操作に応じた方向に移動して表示させるカーソル移動表示制御手段を有し、前記関数検知手段は、前記カーソル移動表示制御手段により移動表示されたカーソルの位置に対応して表示されている計算式が関数に対応する部分であるか否かも検知することを特徴としている。
請求項5に記載の関数計算機は、請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の関数計算機において、前記入力式表示制御手段により前記表示部に表示された計算式に誤りがあるか否かを判断する誤り判断手段をさらに備え、前記カーソル表示制御手段は、前記誤り判断手段により判断された計算式の誤り部分にカーソルの位置を移動して表示させる誤り位置カーソル移動表示制御手段を有し、前記関数検知手段は、前記誤り位置カーソル移動表示制御手段により移動表示されたカーソルの位置に対応して表示されている計算式が関数に対応する部分であるか否かも検知することを特徴としている。
請求項6に記載の関数計算機は、請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の関数計算機において、前記入力式表示制御手段は、前記式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に1行表示で表示させる1行表示制御手段と、立体表示で表示させる立体表示制御手段とを有し、前記関数検知手段は、前記1行表示制御手段により前記表示部に表示された計算式について、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知することを特徴としている。
請求項7に記載の関数計算機は、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の関数計算機において、前記説明情報表示制御手段により関数についての書式説明情報が前記表示部に表示された後に、前記入力式表示制御手段により前記表示部に表示されている計算式について、前記式入力手段により当該計算式の次の入力が行われた場合には、前記表示された関数についての書式説明情報を消去させる説明情報消去制御手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項8に記載の関数計算機は、請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の関数計算機において、前記説明情報表示制御手段は、前記関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して入力表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記カーソルの位置とは離れた前記表示部の領域に別画面で表示させることを特徴としている。
請求項9に記載の関数計算機は、計算式を入力する入力手段と、この入力手段で入力された計算式を、1行にて表示するライン表示モードと教科書に記載される形式で表示する自然表示モードの何れか一方の表示モードで表示する表示手段と、前記入力手段から計算式として所定の関数の入力があった場合に、前記表示手段がライン表示モードであれば、当該関数を示す記号を表示すると共に当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別ウインドウ画面で表示させる説明情報表示制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項10に記載の計算機制御プログラムは、表示部を備えた関数計算機のコンピュータを制御するための計算機制御プログラムであって、前記コンピュータを、前記表示部においてその入力位置を示すカーソルを表示させるカーソル表示制御手段、ユーザ操作に応じて関数を含む計算式を入力する式入力手段、この式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に表示させる入力式表示制御手段、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知する関数検知手段、この関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別画面で表示させる説明情報表示制御手段として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、関数を含む計算式を入力する際、必要に応じてカーソル位置にある関数の説明情報を表示させ、容易に且つ正確に所望の関数を含む計算式を利用することが可能になる関数計算機およびその制御プログラムを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の関数計算機の実施形態に係る電子式計算機(関数電卓)10の外観構成を示す正面図である。
この関数電卓10の本体ケースには、本体正面の下端から3分の2程度の範囲でキー入力部12が設けられ、上端から3分の1程度の範囲で液晶表示部13が設けられる。液晶表示部13には、タッチ位置を検出する透明のタブレット14が重ねて設けられている。
キー入力部12には、数値キー12a、関数・記号・演算子キー12b、「MENU」キー12c、「SHIFT」キー12d、「OPTN」キー12e、「EXE」キー12f、カーソルキー12g等が備えられる。
数値キー12aは、テンキー「0」〜「9」および小数点キー「・」を配列した数値入力用キー群からなる。
関数・記号・演算子キー12bは、計算式や関数式を入力する際に操作される「log」「ln」「sin」「cos」「tan」などの関数記号キーや「+」「−」「×」「÷」「=」などの演算子キーからなる。
「MENU」キー12cは、四則演算、関数演算等の任意の計算式を入力して演算処理を行なう演算モード、任意の関数式を入力して対応するグラフの描画処理を行なうグラフモード、任意のプログラムを入力して対応する計算処理を行うプログラムモード等の各種の動作モードの選択メニューを表示させる際に操作される。
「SHIFT」キー12dは、キー入力部12における各キートップの左上に記述された各種の記号や機能を指定入力する際に該当するキーと合わせて操作される。例えば、微分関数「d/dx」を入力するには、この「SHIFT」キー12dと「→」キー12b1の同時操作により行われる。
「OPTN」キー12eは、キー入力部12における各キートップの右上に記述された各種の記号や機能を指定入力する際に該当するキーと合わせて操作される。
「EXE」キー12fは、選択されたデータの確定や計算処理の実行を指示する際に操作される。
カーソルキー「↑」「↓」「←」「→」12gは、それぞれ表示されたデータの選択,送り操作や、カーソルCの移動操作を行なう際等に操作される。
また、キー入力部12の最上部には、グラフや図形の描画表示機能など種々の機能を起動させる際に選択操作されるファンクション「F1」〜「F6」キーが設けられる。
この関数電卓10は、ユーザが所定の関数を含む計算式を入力した場合に、詳細を後述する、当該関数の種類と入力すべき引数の書式説明情報を表記したシンタックスヘルプウインドウHを別画面として表示させる機能を有する。
図2は、前記関数電卓10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この関数電卓10の電子回路は、コンピュータ等からなる制御部(CPU)11を備えている。
制御部(CPU)11は、キー入力部12から入力されるキー入力データや、液晶表示部13の表示画面上に重ねて設けられたタブレット14から位置検出回路20を介して入力されるタッチ位置データに応じて、ROM15に予め記憶されているシステムプログラムを起動させ、RAM19をワークメモリとして回路各部の動作制御を行なうものである。なおプログラムは、外部記憶媒体16に予め記憶されている計算機制御用プログラムを記憶媒体読み取り部17により読み取らせて使用する、あるいは通信制御部18によって他のコンピュータ端末から通信ネットワークNを介して受信された計算機制御用プログラムを利用するようにしてもよい。
この制御部(CPU)11には、前記キー入力部12、液晶表示部13、タブレット14、位置検出回路20、ROM15、RAM19、記録媒体読み取り部17、通信制御部18が接続され、また、液晶表示部13が表示駆動回路21を介して接続される。
タブレット14は、液晶表示部13の表示画面上に重ねて設けられ、タッチされた位置に応じた電圧信号を発生する。このタブレット14から出力される電圧信号に基づき、位置検出回路20は表示画面上のタッチ位置に対応する座標データを出力し、このタッチ位置座標データに応じて制御部(CPU)11はユーザ操作の内容を判断する。
ROM15には、本関数電卓10の電子回路における全体の処理を司るシステムプログラムデータが予め記憶されると共に、演算モード処理、グラフモード処理、プログラムモード処理等、前記動作モードの選択メニュー画面において選択可能な各種の動作モードに対応した制御プログラムデータも予め記憶される。
そして、このROM15に予め記憶される演算モード処理の制御プログラムには、本関数電卓10での計算式として入力される関数であって、ユーザに対してヘルプ表示が必要な所定の種類の関数について、当該関数の種類およびその引数の入力書式を説明した情報が共に記憶される。ヘルプ表示が必要な関数としては微分、積分、対数等があり、ヘルプ表示が必要ない関数としては、三角関数等がある。また、計算式の入力中、あるいはRAM19に記憶しておいた計算式を呼び出して表示する状態において、カーソルCの位置に応じた関数を検知し、その書式説明情報をシンタックスヘルプウインドウHとして表示させるためのサブプログラムも記憶される。
図3は、前記関数電卓10のRAM19に確保される主要なデータメモリの構成を示す図である。
RAM19には、表示データメモリ19a、モードデータメモリ19b、キー入力メモリ19c、入力式メモリ19d、計算結果メモリ19e、カーソル位置メモリ19f、ヘルプ表示メモリ19g、およびワークエリア19h等の各種のデータメモリが備えられる。
表示データメモリ19aには、例えば演算モードでは入力・編集される数式データや計算結果データなど、前記各種の動作モードにおいて液晶表示部13に表示すべき表示データがビットマップのパターンデータとして展開されて記憶される。
モードデータメモリ19bには、前記動作モードの選択メニュー画面において選択可能な各種の動作モードを示すモードデータが記憶される。
キー入力メモリ19cには、キー入力部12のキー操作に伴い入力されるキーコードのデータが当該キー操作毎に一時記憶される。
入力式メモリ19dには、前記キー入力された任意の数式(計算式)データが記憶される。関数式においては、関数の種類を示す関数表記データと必要な引数データが所定の順番に記憶される。
計算結果メモリ19eには、前記入力式メモリ19dに記憶された数式データに基づき演算処理された演算結果のデータが記憶される。
カーソル位置メモリ19fには、表示データメモリ19aに記憶されて表示部13に表示出力される表示データ上でのカーソルCの位置データが記憶される。例えば、計算式データの入力・表示状態では、表示されている計算式中のカーソル位置を示すデータが、前記入力式メモリ19dに記憶された計算式内の各文字・記号の位置に対応するデータとして記憶される。
ヘルプ表示メモリ19gには、演算モード処理で入力された計算式のカーソル位置に掛かる関数の書式説明情報が前記ROM19から読み出されて記憶されると共に、当該書式説明情報をシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上にウインドウ表示させるための表示位置データが記憶される。
ワークエリア19hには、各種動作モードの制御処理に伴ない制御部(CPU)11により入出力されるデータが一時的に記憶される。
次に、前記構成による関数電卓10の計算機能について説明する。
図4は、前記関数電卓10による演算モード処理を示すフローチャートである。
「MENU」キー12cの操作により、演算モード、グラフモード、プログラムモード等の各種の動作モードの選択メニューが表示され、この選択メニューからユーザの操作によって演算モード処理が選択されると、前記関数電卓10は図4で示される演算モード処理に入る。演算モード処理に入ると、まず、式入力画面Gが表示され、計算式を入力するためのキーが入力されるのを待機する。
キー入力部12からのキー入力が判断されると(ステップS1(Yes))、微分関数[d/dx]や対数関数[log]など、ユーザに対するヘルプ表示必要な所定の関数が入力されたかが判断される(ステップS2)。この所定の関数の入力が判断されると(ステップS2(Yes))、前記式入力画面GのカーソルCの位置にキー入力された関数を示す記号が表示される(ステップS3)。
すると、この計算機の現在の式表示モードが、計算式を教科書通りの配列にして表示させる2D表示モードであるか、または1行に並べて表示させるLine表示モードであるかが判断される(ステップS4)。
2D表示モードとは、例えば帯分数を入力して表示させる場合に、当該分数を構成する整数部、分子,分母がそれぞれ分数記号の前、分数記号の上,下に配列されて、教科書に記載される形態で式を自然な形態で表示されるモードであり、また前記Line表示モードとは、同分数式を構成する整数部、分子、分母が当該整数部,分子,分母の順で特殊記号により区切られて1列に収まるようにして表示されるモードである。関数電卓10はこの何れか一方の表示モードがユーザにより予め設定される。
そして、前記ステップS4において、2D表示モードではない、つまりLine表示モードであると判断された場合には(ステップS4(No))、表示されているカーソルCが表示部13の所定表示領域を上下に区分した場合の上側に位置するか判断される(ステップS5)。
カーソルCが上側にあると判断されたならば、シンタックスヘルプウインドウHを表示する位置が「下」に決定される(ステップS6)。一方、カーソルCが上側にないと判断されたならば、シンタックスヘルプウインドウHを表示する位置が「上」に決定される(ステップS7)。
そして、キー入力された関数データの書式説明情報がROM15から読み出され、シンタックスヘルプウインドウHとして、前記ステップS6あるいはS7で決定された位置に表示される。つまりシンタックスヘルプウインドウHは、式入力画面G上のカーソルCとは上または下に離れた位置に別画面表示される(ステップS5)。
一方、前記ステップS4において、2D表示モードであると判断された場合には(ステップS4(Yes))、今回入力された関数データは、教科書通りの配列にして表示されるので、その関数種類および引数を入力する書式は分かり易く、当該関数データのシンタックスヘルプウインドウHが表示されることはない。
また、前記キー入力部12からのキー入力が、ヘルプ表示が必要な関数の入力ではないと判断されると(ステップS2(No))、データを入力するキー操作であったか判断される(ステップS9)。データを入力するキーとは、数字入力キー、四則演算子キー、文字データ入力キーあるいはヘルプ表示を必要としない関数キーの何れかである。
ここでデータを入力するキーがあったと判断されると(ステップS9。(Yes))、前記式入力画面GのカーソルCの位置に対してキー入力された数字または四則演算子または文字データまたはヘルプ表示の必要のない関数が表示される(ステップS10)。
これに伴い、前記シンタックスヘルプウインドウHが表示中であった場合には、当該ウインドウHは消去される(ステップS11)。これによって、計算式を入力する操作の妨げになることが防止される。
また、前記キー入力部12からのキー入力があったことが判断され(ステップS1(Yes))、カーソルキー12gが入力されたと判断されると(ステップS12(Yes))、前記式入力画面G上での入力計算式に伴い表示されているカーソルCが当該カーソルキー12gによる指定の方向に移動されて表示される(ステップS13)。
ここで、カーソルCが移動表示されると、現在の式表示モードが、計算式を教科書通りの配列にして表示させる2D表示モードであるか、または1行に並べて表示させるLine表示モードであるかが判断される(ステップS14)。
そして、Line表示モードであると判断された場合には(ステップS14(No))、前記入力計算式に表示されているカーソルCの位置に関数表記データ、つまり関数を示す記号が有るか否かが判断される(ステップS15)。そして、前記カーソルCの位置に関数表記データがある場合は、関数の存在が検知されたことになる。一方、カーソルCの位置で関数が検知されなかった場合には(ステップS15(No))、当該カーソルCの位置が関数の引数データであるか判断される(ステップS16)。ここで引数データがカーソルCの位置にあれば、この引数に関わる関数が検知されたことになる。
そして前記ステップS15あるいはステップS16において、カーソルCの位置に関数があると検知された場合には、前記したステップS5〜S7と同様にしてウインドウの表示位置を「上」または「下」が決定され(ステップS17)、当該関数の書式説明情報がROM15から読み出され、シンタックスヘルプウインドウHとして前記式入力画面G上のカーソルCの有る計算式の位置とは上または下に離れた位置に別画面表示される(ステップS18)。
ユーザのキー操作により所望の計算式が前記式入力画面G上に入力された後、「EXE」キー12fが操作されて計算実行が指示されると(ステップS19(Yes))、前記シンタックスヘルプウインドウHが表示中であった場合には当該ウインドウHが消去される(ステップS20)。
すると、入力式メモリ19dに記憶されている計算式を構成する関数データや四則演算子データ、そして数字データや変数文字データなどの配列に基づき、計算の実行を行う上で誤りのデータが有るか否かが判断される(ステップS21)。
そして、前記ステップS21において、前記入力計算式上に誤りが無いと判断された場合には(ステップS21(No))、当該入力計算式に応じた計算処理が実行されてその計算結果のデータが計算結果メモリ19eに書き込まれ、液晶表示部13に表示出力される(ステップS22)。
一方、前記入力計算式上に誤りの入力データが有ると判断された場合には(ステップS21(Yes))、エラーメッセージが表示される(ステップS23)。そして、ユーザによりEXITキー12b5が操作されると、当該入力計算式上の誤りの入力データの位置にカーソルCが移動される(ステップS24)。カーソルが誤りデータ位置に移動されると、続いて前記ステップS14以降の処理が行われる。
すなわち、入力計算式上の誤った入力データの位置にカーソルCが移動され、Line表示モードであると判断されると(ステップS14(No))、当該カーソルCの位置にヘルプ表示が必要な関数表記のデータが有るか、あるいはヘルプ表示が必要な関数の引数データがあるか判断され、カーソル位置にそのような関数が存在することが検知されると(ステップS15(Yes)、またはステップS16(Yes))、当該検知された関数データの書式説明情報がROM15から読み出され、シンタックスヘルプウインドウHとして前記式入力画面G上のカーソルCの有る計算式の位置とは上または下に離れた位置に別画面表示される(ステップS18)。
このようにして、ユーザが入力した計算式に誤った入力データが有った場合にも、カーソル位置が、同計算式中の関数データあるいは関数データの引数を入力すべき位置であった場合には、当該関数データの書式説明情報を別画面表示するシンタックスヘルプウインドウHにより、正しくは何のデータを入力すべきかがガイドされるので、ユーザは正しく関数を含む計算式を入力できるようになる。
図5は、前記関数電卓10による演算モード処理における関数を含む計算式の入力表示動作例(その1)を示す図である。
微分計算をする場合の例を示す。関数電卓における微分計算では、入力した式f(x)に対して、指定した点の微分係数を近似的に求めることができる。引数として入力すべきデータには、変数xを用いた微分計算を行う式f(x)、微分係数を求めたい点(point)、許容誤差(tolerance)がある。なお許容誤差をユーザが入力しなかった場合には、デフォルト値が設定されて計算される。
演算モードにおいて、キー入力部12の「SHIFT」キー12dおよび「→」キー12b1の同時操作入力により微分関数のキー入力があると、図5(A)に示すように、「d/dx(」F1が式入力画面Gに表示される(ステップS1〜S3)。そして、Line表示モードであると判断されると(ステップS4(No))、カーソルCの位置が画面の上側にあると判断され、ウインドウ位置が「下」に決定される(ステップS5,S6)。
そして、関数の種類が微分関数であることを示す「d/dx」の表記とその引数の入力書式を記述した書式説明情報「d/dx(F(X),POINT[,TOLERANCE])」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS8)。このシンタックスヘルプウインドウHにより、ユーザは、次に、式f(x)、微分係数を求めたい点(point)、許容誤差(tolerance)を入力する必要があることを知ることができる。
ここで、図5(B)に示すように、キー入力部12の「log」キー12b2の操作入力があると、対数関数「logab(」F2が表示される(ステップS1〜S3)。そしてLine表示モードであると判断されると(ステップS4(No))、カーソルCの位置が画面の上側にあると判断され、ウインドウ位置が「下」に決定される(ステップS5,S6)。
そして、前記対数関数「logab」の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報「logab(BASE,ANTILOG)」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS8)。このシンタックスヘルプウインドウHにより、ユーザは、次に、対数の底と真数を入力する必要があることを知ることができる。
さらに、図5(C)に示すように、キー入力部12の「SHIFT」キー12dおよび「5」キー12b3の同時操作入力によりペア関数(順列)「nPr」F3の内容が順次入力されると、同様にして表示画面に表示され(ステップS1〜S3)、2D表示モードではないLine表示モードであると判断されると(ステップS4(No))、カーソルCの位置に応じて入力表示された前記ペア関数(順列)「nPr」の種類およびその引数nとrの入力書式を記述した書式説明情報「nPr」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS8)。
このように、複数の関数を入れ子にして組み合わせた計算式を入力して行く場合でも、カーソルCが示す入力位置に応じて表示されるシンタックスヘルプウインドウHによって当該各関数それぞれの種類とその引数の書式を正しく把握できるようになり、容易に且つ正確に所望の関数を含む計算式を入力することができる。
図6は、前記関数電卓10による演算モード処理でのカーソル移動に伴いシンタックスヘルプウインドウHが表示される場合の入力表示動作例(その2)を示す図である。
図6(A)に示すように、微分関数「d/dx」と対数関数「logab」とペア関数(順列)「nPr」を組み合わせた計算式を入力して表示させた状態で、図6(B)に示すように、当該計算式の入力に伴い表示されているカーソルCの位置をペア関数(順列)「nPr」F3に掛かる位置まで移動させる。カーソルCが移動され(ステップS12→S13)、Line表示モードであると判断されると(ステップS14(No))、カーソルCの位置に応じて検知された前記ペア関数(順列)「nPr」の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報「nPr」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS15→S18)。
また、図6(C)に示すように、カーソルCを対数関数「logab(」F2の引数に掛かる位置まで移動させた際に(ステップS12→S13)、Line表示モードであると判断されると(ステップS14(No))、カーソルCの位置に応じて検知された前記対数関数「logab」の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報[logab(BASE,ANTILOG)]がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS15→S18)。
さらに、図6(D)に示すように、カーソルCを微分関数「d/dx(」F1の引数に掛かる位置まで移動表示させた際に(ステップS12→S13)、Line表示モードであると判断されると(ステップS14(No))、カーソルCの位置に応じて検知された前記微分関数「d/dx」の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報「d/dx(F(X),POINT[,TOLERANCE])」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS15→S18)。
このように、一旦計算式を入力した後でも、当該計算式上でカーソルCを移動させることで、該カーソルCが示す式位置それぞれに掛かる関数の種類とその引数の書式をシンタックスヘルプウインドウHによって容易に確認できるようになり、所望の関数を含む計算式を正しく入力したかどうか検証することができる。
図7は、前記関数電卓10による演算モード処理のエラー時にシンタックスヘルプウインドウHが表示される場合の表示動作例を示す図である。
計算式を入力した後に、「EXE」キー12fによりその計算の実行を指示した際に(ステップS19(Yes))、前記計算式上に誤りの入力データが有ると判断されると、図7(A)に示すように、[syntax ERROR警告ウインドウ]WEが表示される(ステップS21→S23)。このエラーメッセージが表示され、「EXIT」キー12b5が操作されると、当該入力計算式「d/dx(logab(5P2×,10),5」上の誤りの入力データ「×」Eの位置にカーソルCが移動表示される(ステップS24)。
するとこれに伴い、前記カーソルCの位置が「logab」に掛かる引数の位置として検知され、対数関数「logab」F2の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報「logab(BASE,ANTILOG)」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS14→S18)。
このように、入力した計算式に間違いがあった場合でも、カーソルCがエラー位置に移動し、そのカーソル位置の関数に関するシンタックスヘルプウインドウHが表示されるので、計算式を誤って入力した後の対処処理を円滑に実施することができる。
図8は、前記関数電卓10による演算モード処理における2D表示モードとLine表示モードでの表示動作の違いを示す図である。
関数電卓10の式表示モードが2D表示モードに設定されている場合、積分関数が入力されると、図8(A)に示すように、積分関数「∫dx」F4′が表示される(ステップS1〜S3)。この場合、現在の式表示モードが2D表示モードであると判断されると(ステップS4(Yes))、その入力計算式は教科書通りの配列で表示されており、その関数の種類および引数を入力する書式はユーガが理解できるため、当該関数についてのシンタックスヘルプウインドウHは表示されない。
一方、関数電卓10の式表示モードがLine表示モードに設定されている場合、積分関数が入力されると、図8(B)に示すように、同積分関数「∫dx」F4が表示される(ステップS1〜S3)。この場合、現在の式表示モードがLine表示モードであると判断され、当該積分関数「∫dx」の種類およびその引数の入力書式を記述した書式説明情報「∫(F(X),START,END[,TOLERANCE])」がシンタックスヘルプウインドウHとして式入力画面G上の下端に沿って表示される(ステップS4→S8)。
このように、関数を含む計算式を入力する際に、その入力計算式を教科書通りの配列にして表示させる2D表示モードである場合と、1行に並べて表示させるLine表示モードである場合とで、シンタックスヘルプウインドウHの表示/非表示を切り替えて実施するようにしたので、必要に応じた入力関数式のヘルプ表示を行うことができる。
図9は、前記関数電卓10により、計算履歴を利用して関数を含む計算式を入力した場合のシンタックスヘルプウインドウHの表示動作例を示す図である。
関数電卓10においては、演算モードで、図9(A)に示すように、後の計算式に入力して利用するための事前の四則演算処理が実行され、その計算結果履歴「3.5」「24.5」Anが表示されているとする。
この状態で、図9(B)に示すように、積分関数が入力されると当該関数を示す「∫(」が表示される(ステップS1〜S3)。そして、現在の式表示モードがLine表示モードであると判断されると(ステップS4(Yes))、カーソルCの位置が所定の領域の下半分の領域にあると判断され、ウインドウ位置が「上」に決定される(ステップS5,S7)。そして、積分関数についての書式説明情報「∫(F(X),START,END[,TOLERANCE])」がシンタックスヘルプウインドウHとして現在のカーソルCとは離れた式入力画面Gの上端に沿って表示される(ステップS8)。
この場合、破線Mで囲って示すように、前記式入力画面Gの上端に沿って表示させたシンタックスヘルプウインドウHによって前記事前の計算結果履歴Anの一部「3.5」が隠されて見えない状況になるが、前記計算式の積分関数「∫(」の次に続けてヘルプ表示を必要としない三角関数の「sin」が入力されると、図9(C)に示すように、前記シンタックスヘルプウインドウHは消去される(ステップS9〜S11)。
これにより、シンタックスヘルプウインドウHが邪魔になることなく、前記計算結果履歴「3.5」「24.5」を見ながら矢印a1,a2で示すように、関数を含む所望の計算式「∫(sin X,24.5,3.5…」を容易且つ円滑に入力して行くことができる。また、シンタックスヘルプウインドウHを表示させる際には、カーソルCの位置から離れた画面領域に当該ウインドウHを表示させるので、シンタックスヘルプウインドウHが邪魔になることなく、関数を含む所望の計算式を容易且つ円滑に入力して行くことができる。
なお、前記各実施形態において記載した関数電卓10による各処理の手法、すなわち、図4のフローチャートに示す計算処理での各キー入力・表示段階に応じたシンタックスヘルプウインドウHの表示制御処理などの手法は、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリカード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体16に格納して配布することができる。そして、関数電卓のコンピュータは、この外部記憶媒体16に記憶されたプログラムを記憶媒体読み取り部17によって読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記各実施形態において説明した関数を含む計算式の入力に伴うシンタックスヘルプウインドウHの表示制御機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このネットワークNに接続された関数計算機能を有するコンピュータ端末の通信制御部18によって前記のプログラムデータを取り込み、前述した関数を含む計算式の入力に伴うシンタックスヘルプウインドウHの表示制御機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の関数計算機の実施形態に係る電子式計算機10の外観構成を示す正面図。 前記電子式計算機10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子式計算機10のRAM19に確保される主要なデータメモリの構成を示す図。 前記電子式計算機10による演算モード処理を示すフローチャート。 前記電子式計算機10による演算モード処理に伴いシンタックスヘルプウインドウHが表示される場合の関数を含む計算式の入力表示動作例(その1)を示す図。 前記電子式計算機10による演算モード処理に伴いシンタックスヘルプウインドウHが表示される場合の関数を含む計算式の入力表示動作例(その2)を示す図。 前記電子式計算機10による演算モード処理に伴いシンタックスヘルプウインドウHが表示される場合の関数を含む計算式の実行時に伴う表示動作例を示す図。 前記電子式計算機10による演算モード処理に伴い関数を含む計算式を入力した場合の2D表示モードとLine表示モードでの表示動作例を示す図。 前記電子式計算機10による演算モード処理に伴い計算履歴を利用して関数を含む計算式を入力した場合のシンタックスヘルプウインドウHの表示動作例を示す図。
符号の説明
10 …電子式計算機(関数電卓)
11 …制御部(CPU)
12 …キー入力部
12a…数値キー
12b…関数・記号・演算子キー
12c…「MENU」キー
12d…「SHIFT」キー
12e…「OPTN」キー
12f…「EXE」キー
12g…カーソルキー
13 …液晶表示部
14 …タブレット
15 …ROM
16 …外部記憶媒体
17 …記憶媒体読み取り部
18 …通信制御部
19 …RAM
19a…表示データメモリ
19b…モードデータメモリ
19c…キー入力メモリ
19d…入力式メモリ
19e…計算結果メモリ
19f…カーソル位置メモリ
19g…ヘルプ表示メモリ
19h…ワークエリア
20 …位置検出回路
21 …表示駆動回路
N …通信ネットワーク
C …カーソル
G …式入力画面
H …シンタックスヘルプウインドウ
Fn…表記関数データ

Claims (10)

  1. 表示部と、
    この表示部においてその入力位置を示すカーソルを表示させるカーソル表示制御手段と、
    ユーザ操作に応じて関数を含む計算式を入力する式入力手段と、
    この式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に表示させる入力式表示制御手段と、
    前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知する関数検知手段と、
    この関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別画面で表示させる説明情報表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする関数計算機。
  2. 前記関数検知手段は、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数の表記に対応する部分であるか否かを検知することを特徴とする請求項1に記載の関数計算機。
  3. 前記関数検知手段は、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数の引数に対応する部分であるか否かを検知することを特徴とする請求項1に記載の関数計算機。
  4. 前記カーソル表示制御手段は、前記表示部に表示されるカーソルの位置をユーザ操作に応じた方向に移動して表示させるカーソル移動表示制御手段を有し、
    前記関数検知手段は、前記カーソル移動表示制御手段により移動表示されたカーソルの位置に対応して表示されている計算式が関数に対応する部分であるか否かも検知することを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の関数計算機。
  5. 前記入力式表示制御手段により前記表示部に表示された計算式に誤りがあるか否かを判断する誤り判断手段をさらに備え、
    前記カーソル表示制御手段は、前記誤り判断手段により判断された計算式の誤り部分にカーソルの位置を移動して表示させる誤り位置カーソル移動表示制御手段を有し、
    前記関数検知手段は、前記誤り位置カーソル移動表示制御手段により移動表示されたカーソルの位置に対応して表示されている計算式が関数に対応する部分であるか否かも検知することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の関数計算機。
  6. 前記入力式表示制御手段は、前記式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に1行表示で表示させる1行表示制御手段と、教科書に記載される形式で表示させる自然表示制御手段とを有し、
    前記関数検知手段は、前記1行表示制御手段により前記表示部に表示された計算式について、前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の関数計算機。
  7. 前記説明情報表示制御手段により関数についての書式説明情報が前記表示部に表示された後に、前記入力式表示制御手段により前記表示部に表示されている計算式について、前記式入力手段により当該計算式の次の入力が行われた場合には、前記表示された関数についての書式説明情報を消去させる説明情報消去制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の関数計算機。
  8. 前記説明情報表示制御手段は、前記関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して入力表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記カーソルの位置とは離れた前記表示部の領域に別画面で表示させることを特徴とする請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の関数計算機。
  9. 計算式を入力する入力手段と、
    この入力手段で入力された計算式を、1行にて表示するライン表示モードと教科書に記載される形式で表示する自然表示モードの何れか一方の表示モードで表示する表示手段と、
    前記入力手段から計算式として所定の関数の入力があった場合に、前記表示手段がライン表示モードであれば、当該関数を示す記号を表示すると共に当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別ウインドウ画面で表示させる説明情報表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする関数計算機。
  10. 表示部を備えた関数計算機のコンピュータを制御するための計算機制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記表示部においてその入力位置を示すカーソルを表示させるカーソル表示制御手段、
    ユーザ操作に応じて関数を含む計算式を入力する式入力手段、
    この式入力手段により入力された計算式をその入力に伴い前記表示部に表示させる入力式表示制御手段、
    前記カーソル表示制御手段により表示されたカーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であるか否かを検知する関数検知手段、
    この関数検知手段により前記カーソルの位置に対応して表示された計算式が関数に対応する部分であると検知された場合に、当該関数についての書式説明情報を前記表示部に別画面で表示させる説明情報表示制御手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み込み可能な計算機制御プログラム。
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