JP2008262393A - 情報処理システムおよびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】デバイス状態通知部60は、光ディスク制御CPU50からの通知を受け、デバイスインターフェース部80の動作状態を通知し、デバイス状態検知部20は、デバイス状態通知部60からの通知を検知し、検知結果をホストCPU10へ通知する。ホストCPU10は、その検知結果(デバイスインターフェース部80の動作状態)に応じて、ホストインターフェース部40の動作状態を制御するとともに、ホストインターフェース部40の動作状態をホスト状態通知部30へ通知する。ホストインターフェース部40の動作状態は、ホスト状態通知部30,ホスト状態検知部70を経て、光ディスク制御CPU50へ通知される。
【選択図】図1
Description
<構成>
図1は、本発明の実施形態1による情報処理システムの構成を示す。この情報処理システムでは、ホストコンピュータ1と外部記憶装置2とがインターフェースケーブル100を介して互いに接続されている。ホストコンピュータ1は、ホストCPU10と、デバイス状態検知部20と、ホスト状態通知部30と、ホストインターフェース部40と、アプリケーション(アプリ)200と、RAM300と、ROM400とを備える。外部記憶装置2は、光ディスク制御CPU50と、デバイス状態通知部60と、ホスト状態検知部70と、デバイスインターフェース部80と、RAM500と、ROM600と、光ディスク制御部700とを備える。
ホストCPU10は、図示されていない各種I/Oデバイスの制御,アプリケーション200からのコマンド処理等に応答した動作,ROM400に記憶されたプログラムの実行,およびホストインターフェース部40を介した外部記憶装置2とのデータ送受信等を行う。また、ホストCPU10は、デバイス状態検知部20の検知結果を受けて、ホストインターフェース部40の動作状態を制御する。さらに、ホストCPU10は、ホストインターフェース部40の動作状態をホスト状態通知部30へ通知する。アプリケーション200は、RAM300にアクセスし、プログラムを実行する。
光ディスク制御CPU50は、デバイスインターフェース部80を介して受け取ったコマンドを解釈すると同時に、光ディスク制御部700を介して光ディスク800へのデータ書き込みまたはデータ読み出しを行う。また、光ディスク制御CPU50は、ホスト状態検知部70の検知結果に応じて、デバイスインターフェース部80の動作状態を制御する。さらに、光ディスク制御CPU50は、デバイスインターフェース部80の動作状態をデバイス状態通知部60に通知する。
次に、図1に示した情報処理システムによる動作について説明する。このシステムでは、外部記憶装置2におけるデバイスインターフェース部80の停止に応答してホストコンピュータ1のホストインターフェース部40を完全停止モードにする処理(デバイス−ホスト停止処理)と、ホストコンピュータ1におけるホストインターフェース部40の停止に応答して外部記憶装置2のデバイスインターフェース部80を完全停止モードにする処理(ホスト−デバイス停止処理)と、ホストコンピュータ1および外部記憶装置2の各々においてインターフェース部の動作状態を低消費電力モードから完全停止モードへ移行させる処理(完全停止処理)と、ホストコンピュータ1および外部記憶装置2の各々におけるインターフェース部を完全停止モードから駆動モードに復帰させる処理(復帰処理)とが実行される。
最初に、デバイス−ホスト停止処理について説明する。外部記憶装置2を完全停止状態にする条件(すなわち、デバイスインターフェース部80を完全停止モードにする条件)としては、例えば、光ディスク制御部700が光ディスク800にアクセスできない状態や、外部記憶装置2に光ディスク800が装着されていない場合が考えられる。なお、外部記憶装置2が完全停止状態になる条件にこれに限らないため、それ以外の条件においても本発明が有効であることは明白である。
次に、ホスト−デバイス停止処理について説明する。ホストコンピュータ1を完全停止状態にする条件(すなわち、ホストインターフェース部40を完全停止モードにする条件)としては、例えば、外部記憶装置2にアクセスする必要がない場合が考えられる。これは、ホストCPU10に制御されているアプリケーション200に関係する。アプリケーション200は、複数のモジュールから構成されており、外部記憶装置2にアクセスして動作するものもあれば、アクセスしないで動作するものもある。したがって、外部記憶装置2にアクセスするアプリケーション200が動作していない場合に外部記憶装置2を完全停止状態にすることは低消費電力化に有効である。
次に、完全停止処理について説明する。SerialATA規格には、インターフェースを低消費電力モードにする機能が盛り込まれている。しかし、低消費電力モード中であってもホストコンピュータ1と外部記憶装置2との間でアクセスが行われるため、ホストコンピュータ1および外部記憶装置2の双方を完全に停止させることはできない。そのため、さらなる低消費電力化の技術が求められている。SerialATA規格では、インターフェースケーブル100を介して特定のパターンを相互に通信することにより低消費電力モードへの移行が可能である。
次に、図2を参照しつつ、復帰処理について説明する。
以上のように、ホストコンピュータおよび外部記憶装置の各々は、自己のインターフェース部を介さずに、接続先の情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態を常に把握することができる。そのため、ホストコンピュータおよび外部記憶装置の各々において、インターフェース部を停止することができる。これにより、情報処理システム全体の消費電力を低減することができる。
<構成>
図3は、本発明の実施形態2による情報処理システムの構成を示す。この情報処理システムでは、ホストコンピュータ1および外部記憶装置2の各々は、インターフェースケーブル100の接続状態を検知することによって完全停止状態に移行する。ホストコンピュータ1は、図1に示した構成に加えて、ホスト通信状態監視部90aをさらに備え、外部記憶装置2は、図1に示した構成に加えて、デバイス通信状態監視部90bをさらに備える。
次に、図3に示した情報処理システムによる動作について説明する。ここでは、インターフェースケーブル100の接続状態に応じて外部記憶装置2を完全停止状態に移行させる場合について説明する。
以上のように、ホストコンピュータおよび外部記憶装置の各々において、ケーブルの接続状態に応じてインターフェース部の動作状態を制御することができる。これにより、ケーブルの接続状態が通信遮断状態であるときにインターフェース部による電力の浪費を防止することができ、消費電力をさらに低減することができる。
200 アプリケーション
300 RAM(ホストコンピュータ)
400 ROM(ホストコンピュータ)
500 RAM(外部記憶装置)
600 ROM(外部記憶装置)
700 光ディスク制御部
800 光ディスク
10 ホストCPU
20 デバイス状態検知部
30 ホスト状態通知部
40 ホストインターフェース部
50 光ディスク制御CPU
60 デバイス状態通知部
70 ホスト状態通知部
80 デバイスインターフェース部
90a ホスト通信状態監視部
90b デバイス通信状態監視部
Claims (8)
- ケーブルを介して互いに接続された第1および第2の情報処理装置を備える情報処理システムであって、
前記第1および第2の情報処理装置の各々は、
前記ケーブルの両端のうちいずれか一方に接続され、且つ、電力が供給されて駆動する駆動モードと給電が遮断されて停止する停止モードとを切換可能であるインターフェース部と、
前記インターフェース部の動作状態を他方の情報処理装置へ通知する状態通知部と、
他方の情報処理装置に含まれる前記状態通知部からの通知を受け、当該他方の情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態を検知する状態検知部と、
当該情報処理装置におけるインターフェース部を介して他方の情報処理装置との間でデータを送受信し、且つ、前記状態検知部による動作状態の検知結果に応じて当該情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態を制御するCPUとを含む
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1において、
前記第1および第2の情報処理装置の各々では、
前記CPUは、前記状態検知部によって他方の情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態が停止モードであることが検知されると、当該情報処理装置におけるインターフェース部を停止モードにする
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1において、
前記第1および第2の情報処理装置の各々では、
前記インターフェース部は、前記駆動モードよりも供給される電力量が少ない低消費電力モードをさらに有し、
前記CPUは、前記状態検知部によって他方の情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態が低消費電力モードであることが検知された後、所定期間内に駆動モードへの復帰が検知されない場合に、当該情報処理装置におけるインターフェース部を停止モードにする
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1において、
前記第1および第2の情報処理装置のうち少なくとも一方は、
前記ケーブルの接続状態を監視する通信状態監視部をさらに備え、
当該情報処理装置に含まれる前記CPUは、さらに、前記通信状態監視部による監視の結果に応じて、当該情報処理装置におけるインターフェース部の動作状態を制御する
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項4において、
前記通信状態監視部を含む情報処理装置では、
前記CPUは、前記通信状態監視部によって前記ケーブルが通信遮断状態であることが検知された後、所定時間内に接続状態への復帰が検知されない場合に、当該情報処理装置におけるインターフェース部を停止モードにする
ことを特徴とする情報処理システム。 - 請求項1において、
前記第1および第2の情報処理装置の各々では、
前記状態通知部は、停止モードから駆動モードへの復帰を指示する復帰要求を通知し、
前記CPUは、前記状態通知部によって他方の情報処理装置における前記状態通知部からの復帰要求が検知されると、当該情報処理装置におけるインターフェース部を駆動モードにする
ことを特徴とする情報処理システム。 - 電力が供給されて駆動する駆動モードと給電が遮断されて停止する停止モードとを切換可能であるインターフェース部を有する第1および第2の情報処理装置を備え、且つ、当該第1および第2の情報処理装置の各々のインターフェース部がケーブルを介して互いに接続されている情報処理システムを制御する方法であって、
前記第1の情報処理装置のインターフェース部を駆動モードから停止モードに移行させるステップ(a)と、
前記ステップ(a)によって前記第1の情報処理装置のインターフェース部が停止モードになったことを前記第2の情報処理装置へ通知するステップ(b)と、
前記ステップ(b)による通知に応答して、前記第2の情報処理装置のインターフェース部を駆動モードから停止モードに移行させるステップ(c)とを備える
ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 電力が供給されて駆動する駆動モードと給電が遮断されて停止する停止モードとを切換可能であるインターフェース部を有する第1および第2の情報処理装置を備え、且つ、前記第1および第2の情報処理装置の各々のインターフェース部がケーブルを介して互いに接続されている情報処理システムを制御する方法であって、
前記第1の情報処理装置から前記第2の情報処理装置へ復帰要求を通知するステップ(a)と、
前記ステップ(a)による復帰要求に応答して、前記第2の情報処理装置のインターフェース部の動作状態を停止モードから駆動モードへ復帰させるステップ(b)と、
前記ステップ(b)によって前記第2の情報処理装置のインターフェース部が駆動モードに復帰したことを前記第1の情報処理装置へ通知するステップ(c)と、
前記ステップ(c)による通知に応答して、前記第1の情報処理装置のインターフェース部を停止モードから駆動モードへ復帰させるステップ(d)とを備える
ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
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- 2007-04-12 JP JP2007104701A patent/JP2008262393A/ja active Pending
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