JP2008258763A - シリアル通信装置、その試験装置及びシリアル通信装置の試験方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シリアル通信装置の送受信処理を行なうシリアル通信カードにおいて、そのシリアル通信カード上の複数の回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定する、シリアル通信装置試験装置及びシリアル通信装置の試験方法を提供する。
【解決手段】シリアル通信装置において、その有するシリアル通信カードを構成する各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置による読出し指令により格納されたデータを個別に読み出すように、シリアル通信カードが構成される。シリアル通信装置試験装置において、その有するCPUがシリアル通信装置から格納された各データを読出し、順次比較することにより不具合部位を特定する。
【選択図】図3
【解決手段】シリアル通信装置において、その有するシリアル通信カードを構成する各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置による読出し指令により格納されたデータを個別に読み出すように、シリアル通信カードが構成される。シリアル通信装置試験装置において、その有するCPUがシリアル通信装置から格納された各データを読出し、順次比較することにより不具合部位を特定する。
【選択図】図3
Description
本発明は、シリアル信号を送受信するシリアル通信装置の試験装置及びその試験方法に関する。
シリアル信号を送受信するシリアル通信装置は、近年3Gbps以上の高速通信が可能となり、画像処理装置やレーダーなど大量のデータの通信を行なう装置間又は基板間の通信に用いられるようになっている。
このようなシリアル通信装置は、ASIC(特定用途向け集積回路:Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(プログラム可能なLSI:Field Programmable Gate Array)などを利用して製造されることが多くなってきた。
さらに最近では、FPGA上の回路を製造するためのプログラムがあるまとまった働き毎に分割して市販されており、これらのプログラムを複数組み合わせてシリアル通信装置が作成されるようになってきている。
しかし、これらのプログラムを使用する際に、各プログラムをつなぐプログラムを自社にて作成したり、各プログラムを適宜修正乃至設定したりする必要がある。この際、作成したプログラムや、修正・設定に適切でない部分が存在することがある。このため、製造したシリアル通信装置製品を出荷する前に試験を行なう必要がある。
この点に関し、試験をする通信装置から受信したパケットと試験装置にて設定した基準パケットとを比較し、受信したパケットの性質を解析することにより通信装置の状態を判定する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
また、試験装置内においてテストパターンデータを生成し、これを通信装置に送信し、さらに通信装置から送信したテストパターンデータを受信し、送信したテストパターンデータと受信したテストパターンデータとを比較することにより通信装置の状態を判定する技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
特開2002−261770号公報
特開2000−278362号公報
しかし、特許文献1に記載の技術によっては、通信装置全体の状態しか判定できず、FPGA上の回路の製造に使用した自社作成した複数のプログラムによって作成された回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定は不可能であると言う問題点があった。
また、特許文献2に記載の技術によっては、通信装置においてシリアル信号の送受信を行なうシリアル通信カードの全体の状態しか判定できず、シリアル通信カードを構成するFPGA上の回路の製造に使用した自社作成した複数のプログラムによって作成された回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定は不可能であると言う問題点があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、シリアル通信装置の送受信処理を行なうシリアル通信カードにおいて、そのシリアル通信カード上の複数の回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定する、シリアル通信装置試験装置及びシリアル通信装置の試験方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、まずシリアル通信装置とシリアル通信装置試験装置が提供される。
シリアル通信装置において、その有するシリアル通信カードを構成する各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置による読出し指令により格納されたデータを個別に読み出すように、シリアル通信カードが構成される。
シリアル通信装置試験装置において、その有するCPUがシリアル通信装置から格納された各データを読出し、順次比較することにより不具合部位を特定する。
また、本発明は、上記のシリアル通信装置とシリアル通信装置試験装置において上記の動作により不具合部位を特定する方法を提供する。
本発明によれば、シリアル通信装置のシリアル通信カードの各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置がこれらの格納されたデータを読み出して順次比較する。このため、シリアル通信装置におけるFPGA上の回路の製造に使用した自社作成した複数のプログラムによって作成された回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定することができると言う効果がある。
以下、本発明によるディジタル信号受信装置の一実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
<シリアル通信装置>
図1は、本実施形態におけるシリアル通信装置の使用例を模式的に表した図である。シリアル通信装置24はシリアル信号を送受信する装置であり、例えばPCIバス306を介してホスト側に接続される。
図1は、本実施形態におけるシリアル通信装置の使用例を模式的に表した図である。シリアル通信装置24はシリアル信号を送受信する装置であり、例えばPCIバス306を介してホスト側に接続される。
ホスト側には、例えばPCI−ホストブリッジを介して、ホスト側のCPU308、ホスト側の外部メモリ310、CPU308用のFLASH ROM、その他の周辺デバイスなどが接続され、送信するデータを生成し、受信したデータを処理する。PCIバス306には、VMEバスなどの他のデータバスがPCI−VMEブリッジなどの変換装置を介して接続されていることもある。
シリアル通信装置24は、例えば、PCIバス306と接続するPCIバスインターフェース304と、内部データバスを介してPCIバスインターフェース304と接続するI/Oレジスタ301、外部記憶装置302、シリアル送受信部303などを備える。シリアル送受信部303は、例えば通信ケーブルなどにより他の装置とシリアル信号の送受信を行なう。
<本実施形態の説明>
本実施形態においては、シリアル通信装置とシリアル通信装置試験装置が提供される。
本実施形態においては、シリアル通信装置とシリアル通信装置試験装置が提供される。
シリアル通信装置は、外部装置とシリアル信号を送受信する。シリアル通信装置は、機能の異なる複数の回路を有し、通信ケーブルを介して外部装置とシリアル信号の送受信を行なうシリアル通信カードと、このシリアル通信カードが接続し、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する内部装置データバスと、これらの各回路の処理直前のデータ又は処理直後のデータをそれぞれ別個に格納する通信装置内記憶装置と、を備える。
シリアル通信装置は、外部装置から格納した前記処理結果の読出し指令を受信したとき、外部装置に前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータを出力する。
シリアル通信装置試験装置はシリアル通信装置を試験する装置である。シリアル通信装置試験装置は、信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;データを格納する試験装置メモリと;シリアル通信装置と通信ケーブルを介して前記シリアル信号の送受信を行なうシリアル送受信装置と、CPUとシリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備える。
CPUは、外部装置データバスを介して処理直前のデータ又は処理直後のデータを通信装置内記憶装置から順次読み出して、試験装置メモリに別個に格納する。
CPUは、動作を確認するシリアル通信カードの試験対象の回路の処理直前のデータ及び処理直後のデータを試験装置メモリから順次読み出して比較し、試験対象の回路の処理直前のデータ及び処理直後のデータが一致するときは、当該の試験対象の回路が正常であると判定し、試験対象の回路の処理直前のデータ及び処理直後のデータが一致しないときは、当該の試験対象の回路に不具合があると判定する。以下、具体例を用いて説明する。
<シリアル通信装置>
本実施形態のシリアル通信装置は、シリアル信号を送受信を実行するシリアル通信カードと、その他の装置である内部装置とを有する。
本実施形態のシリアル通信装置は、シリアル信号を送受信を実行するシリアル通信カードと、その他の装置である内部装置とを有する。
<シリアル通信カード>
図2を用いてシリアル通信カード24の構成を説明する。シリアル通信カード24は、例えばFPGAなどから構成され、シリアル信号の送受信先である外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を送信するシリアル送信部104と、外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を受信するシリアル受信部103と、を有する。シリアル送信部104とシリアル受信部103は、n本のチャンネルにて送受信する場合にはチャンネル数nだけ設けられる。
図2を用いてシリアル通信カード24の構成を説明する。シリアル通信カード24は、例えばFPGAなどから構成され、シリアル信号の送受信先である外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を送信するシリアル送信部104と、外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を受信するシリアル受信部103と、を有する。シリアル送信部104とシリアル受信部103は、n本のチャンネルにて送受信する場合にはチャンネル数nだけ設けられる。
シリアル送信部104は送信データの一部をメモリに格納する処理を行なう送信データ保存部106と、シリアル受信部103は受信データの一部をメモリに格納する処理を行なう受信データ保存部105と、それぞれ接続している。
送信データ保存部106と受信データ保存部105は、メモリとの入出力インターフェースであるメモリインターフェース107を介して、シリアル送信部104への入力信号とシリアル受信部103が出力した受信信号を格納する揮発性メモリであるシリアル通信カードメモリ108を有する。
シリアル通信カードメモリ108は、受信直後の受信データを格納する受信データ保存領域108Rと、送信に使用するための送信データを格納する送信データ保存領域108Tを有する。
メモリインターフェース107は、さらにシリアル通信装置の内部装置とのインターフェースであるシリアル通信カード入出力インターフェース101と接続している。シリアル通信カード入出力インターフェース101は、例えばPCIバスインターフェースであり、CPUからの指令によってデータのシリアル通信カード24からの読出しを制御するDMAC(Direct Memory Access Controller)24aを有する。
シリアル通信カード24は、さらにI/Oレジスタ109と、シリアル通信カード24内の各装置を制御する制御部102が設けられ、制御信号は図2の破線矢印に示したようにシリアル通信カード24内の各装置に伝達される。
<シリアル通信装置>
図3を用いてシリアル通信装置20の構成を説明する。シリアル通信装置20は、シリアル通信カード24と、シリアル通信カード入出力インターフェース101への入力する送信するデータの基となる基データと、シリアル通信カード入出力インターフェース101から出力する受信データである格納データと、を格納する外部記憶装置である通信装置内記憶装置23と;シリアル通信カード入出力インターフェース101と、その他のシリアル通信装置20の内部装置が接続するデータバスである内部装置データバス28と;を有する。
図3を用いてシリアル通信装置20の構成を説明する。シリアル通信装置20は、シリアル通信カード24と、シリアル通信カード入出力インターフェース101への入力する送信するデータの基となる基データと、シリアル通信カード入出力インターフェース101から出力する受信データである格納データと、を格納する外部記憶装置である通信装置内記憶装置23と;シリアル通信カード入出力インターフェース101と、その他のシリアル通信装置20の内部装置が接続するデータバスである内部装置データバス28と;を有する。
内部装置データバス28aは、例えばDMAC25aを有するVME−PCIブリッジ25を介してシリアル通信装置20の外部に設けられたデータバスである外部装置データバス40を介してホスト側などの外部装置と接続する。
シリアル通信装置20は、内部装置データバス28cに接続し、内部メモリ21aとDMAC21bとを有し、任意のプログラムを実行するDSP(ディジタルシグナルプロセッサ)21と;内部装置データバス28cに接続し、パソコンなどの遠隔端末30と通信するUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの汎用非同期送受信装置27と、をさらに備えてもよい。
シリアル通信装置20は、また、DMAC22aを有し、各バスのプロトコルを変換するバスプロトコル変換部22と、DSP21の起動用プログラムを格納するFLASH ROM26を有していてもよい。
シリアル通信装置20は、外部装置から格納した処理直前のデータ及び処理直後のデータ、すなわちシリアル通信カードメモリ108又は通信装置内記憶装置又はDSP内部メモリに格納されたデータの読出し指令を受信したとき、外部装置にこれらのデータを出力する。
<シリアル通信装置試験装置>
図3を用いてシリアル通信装置試験装置10の構成を説明する。シリアル通信装置試験装置10は、信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPU11と;通信ケーブル50を介してシリアル送信部104からシリアル信号を受信し、通信ケーブル50を介してシリアル受信部103にシリアル信号を送信し、DMAC14aを有するシリアル送受信装置14と;データを格納する外部記憶装置である試験装置メモリ13と;CPU11とシリアル送受信装置14と試験装置メモリ13と外部データバス40とを接続する試験装置内部データバス17aと;を備える。シリアル送受信装置14はシリアル通信カード24と同様の構成を有する装置を用いることができる。
図3を用いてシリアル通信装置試験装置10の構成を説明する。シリアル通信装置試験装置10は、信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPU11と;通信ケーブル50を介してシリアル送信部104からシリアル信号を受信し、通信ケーブル50を介してシリアル受信部103にシリアル信号を送信し、DMAC14aを有するシリアル送受信装置14と;データを格納する外部記憶装置である試験装置メモリ13と;CPU11とシリアル送受信装置14と試験装置メモリ13と外部データバス40とを接続する試験装置内部データバス17aと;を備える。シリアル送受信装置14はシリアル通信カード24と同様の構成を有する装置を用いることができる。
シリアル通信装置試験装置10は、さらに外部データバス40と試験装置内部データバス17aとを接続し、DMAC15aを有するVME−PCIブリッジ15と;試験装置内部データバス17aとを接続し、DMAC12aを有し、各バスのプロトコルを変換するバスプロトコル変換部12と;試験装置内部データバス17bとを接続し、パソコンなどの遠隔端末30と通信するLANインターフェース16と;を有してもよい。
シリアル通信装置20を試験する場合には、シリアル通信装置20のシリアル通信カード24のシリアル送信部104及びシリアル受信部103と、シリアル通信装置試験装置10のシリアル送受信装置14とは通信ケーブル50などのデータバスによって接続され、シリアル通信装置20の内部装置データバス28aと試験装置内部データバス17aとは、それぞれVME−PCIブリッジ25とVME−PCIブリッジ15とを介して外部データバス40によって接続される。
<シリアル通信装置のシリアル通信装置試験装置による検査手順>
シリアル通信装置20のシリアル通信装置試験装置10による検査手順を、送信の場合と受信の場合に分けて説明する。
シリアル通信装置20のシリアル通信装置試験装置10による検査手順を、送信の場合と受信の場合に分けて説明する。
<シリアル通信装置の送信機能の試験>
<送信機能の試験の手順>
図4を用いて、シリアル通信装置20の送信機能の試験の手順を説明する。
<送信機能の試験の手順>
図4を用いて、シリアル通信装置20の送信機能の試験の手順を説明する。
シリアル通信装置20がDSP21及びFLASH ROM26を有するときは、DSP21が、遠隔端末30から送受信試験用のデータを生成する試験プログラムを受信し、DSP21が、遠隔端末30から試験プログラムの起動指令を受信したとき、試験プログラムを実行して送受信試験用のデータを生成し、生成された送受信試験用のデータをシリアル通信カード入出力インターフェース101に基データとして出力する。
シリアル通信装置20において、DSP21はDSP内部メモリ21aから試験用送信データすなわち基データを、DSP内蔵DMAC21bを使用して通信装置内記憶装置23の送信用バッファ1〜nにチャンネル毎に格納する。
次にDSP21は、バスプロトコル変換部22内蔵DMAC22aを使用して、シリアル通信カード24の送信データ保存領域108Tに基データをチャンネル毎に出力データとして格納する。
次に、DPS21は、シリアル通信カード24内蔵のI/Oレジスタを操作して、出力データをシリアル送信部104にチャンネル毎に出力する。シリアル送信部104は通信ケーブル50を介して出力データをシリアル通信装置試験装置10のシリアル送受信装置14が有するシリアル受信部に送信する。
シリアル通信装置試験装置10において、CPU11は、外部装置データバス40を介して基データを通信装置内記憶装置23から、VME−PCIブリッジ2(15)内蔵DMAC15aを使用して読み出し、試験装置メモリ13の第1の格納領域である基データ受信用バッファに、チャンネル毎に格納する。この格納されたデータをBdとする。
次に、シリアル送受信装置14が有するシリアル受信部が、出力データであるシリアル信号を受信したとき、CPU11は受信したシリアル信号をシリアル送受信装置14が有する受信データ保存領域からシリアル受信装置14内蔵DMAC14aを使用して読出し、試験装置メモリ13の第2の格納領域であるケーブル受信用バッファに格納する。この格納されたデータをCdとする。
次に、CPU11が、第1の格納領域に格納されたデータと第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、第1の格納領域に格納されたデータと第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときはシリアル通信装置20が正常であると判定する。
第1の格納領域に格納されたデータと第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、CPU11は、外部装置データバス40を介してシリアル通信カードメモリ108Tを用いたシリアル送信部104への入力信号、すなわち送信データ保存部106に格納されているデータをVME−PCIブリッジ2(15)内蔵DMAC15aを使用して読み出し、試験装置メモリ13の第3の格納領域である出力データ受信用バッファに格納する。この格納されたデータをAdとする。
次に、CPU11は、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは送信データ保存部106よりシリアル通信カード入出力インターフェース101側(以下、シリアル通信装置20の送信試験を行なう際には送信上流と呼ぶ。)に不具合があると判定し、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは送信データ保存部106より通信ケーブル50側(以下、シリアル通信装置20の送信試験を行なう際には送信下流と呼ぶ。)に不具合があると判定する。
図2において、BdはBにおけるデータであり、CdはCにおけるデータであり、AdはAにおけるデータである。CPU11は、BdとCdが等しければシリアル通信装置20は正常であり、BdとCdが等しくなくAdとCdが等しければ送信データ保存部106より送信上流に不具合があり、BdとCdが等しくなくAdとCdが等しくなければ送信データ保存部106より送信下流に不具合があると判定する。
<送信機能の試験のフローチャート>
<DSPの処理手順>
図5を用いて、シリアル通信装置20のDSP21が行なう処理を説明する。
<DSPの処理手順>
図5を用いて、シリアル通信装置20のDSP21が行なう処理を説明する。
ステップS401において、電源投入後、DSP21はFLASH ROM26からDSP21の起動用プログラムをロードする。次に、ステップS402において遠隔端末30から試験用プログラムをロードする。
ステップS403において、DSP21はCPU11から試験用プログラムの起動指令の受信を待機する。受信しない場合はステップS403に戻り、受信した場合はステップS404に進む。
ステップS404において、DSP21は外部記憶装置である通信装置内記憶装置23を外部装置データバス40に開放する。
次に、DSP21はステップS405から図6のステップS506までを、試験回数i回だけ繰り返す。
ステップS406において、DSP21はデータの送信タイミングであるかどうかを確認する。送信タイミングでないときはステップS406に戻り、送信タイミングであればステップS407に進む。
ステップS407において、DSP21は内部メモリ21aに試験送信データを作成する。ステップS408において、DSP21はDSP内蔵のDMAC21bを用いて試験用送信データを通信装置内記憶装置23に書き込む。
引き続き図6を用いて説明する。DSP21はステップS501からステップS505を送信チャンネル数j回だけ繰り返す。ステップS502において、DSP21はバスプロトコル変換部22のDMAC22aを用いて、シリアル通信カード24へ試験送信用データを書き込む。
ステップS503において、jが送信対象のチャンネルであるかを判定する。送信対象のチャンネルでない場合にはステップS505に進む。送信対象のチャンネルである場合にはステップS504において、DSP21は送信チャンネルjに対し、信号の送信指令を発行する。
ステップS505において、DSP21はカウンタjに1を加えてステップS501に戻る。ステップS506において、DSP21はカウンタiに1を加えてステップS405に戻る。
<CPUの処理手順>
図7を用いて、シリアル通信装置試験装置10のCPU11が行なう処理を説明する。
図7を用いて、シリアル通信装置試験装置10のCPU11が行なう処理を説明する。
ステップS701において、CPU11は遠隔端末30から試験装置動作プログラムをロードし、実行する。ステップS702において、CPU11は、シリアル通信装置20のDSP21に試験開始を通知する信号を送信する。
CPU11は、ステップS705から図8のステップS807までを停止信号を受信するまで回数に制限なく繰り返す。
ステップS703において、CPU11は通信ケーブル50を介して信号をシリアル通信装置20から受信したか判定する。受信していない場合はステップS703に戻る。受信した場合はステップS704に進む。
ステップS704において、CPU11は外部装置データバス40を介して通信装置内記憶装置23から基データを取得する。
次にCPU11は、ステップS705から図8のステップS806までを受信チャンネル数j回だけ繰り返す。
ステップS706において、CPU11はjが送信対象のチャンネルかを判定する。jが送信対象のチャンネルでない場合には図8のステップS806に進む。jが送信チャンネルである場合にはステップS707に進む。
ステップS707において、CPU11はシリアル送受信装置14のDMAC14aを用いて、試験装置メモリ13に通信ケーブル50を介して受信したデータであるケーブル受信データを書き込む。
引き続き図8を用いて説明する。ステップS801において、CPU11は基データとケーブル受信データが一致するか判定する。一致している場合は、ステップS803において、CPU11はシリアル通信装置20が正常であると判定する。一致していない場合は、ステップS802に進む。
ステップS802において、CPU11は外部装置データバス40を介して、シリアル通信装置20の送信データ保存部106から出力データを取得する。
ステップS803において、CPU11は出力データとケーブル受信データが一致しているか判定する。一致していた場合、CPU11はシリアル通信カード24のバス側の入力部位から送信データ保存部106より送信上流に不具合があると判定し、一致していない場合、CPU11は送信データ保存部106より送信下流に不具合があると判定する。
ステップS806において、CPU11はカウンタjに1を加算してステップS705に戻る。ステップS807において、CPU11はステップS705に戻る。
<受信機能の試験の手順>
図9を用いて、シリアル通信装置20の受信機能の試験の手順を説明する。
図9を用いて、シリアル通信装置20の受信機能の試験の手順を説明する。
シリアル通信装置試験装置10において、CPU11は、送信試験用データを生成し、これをシリアル送受信装置14に入力するケーブル送信データとし、試験装置メモリ13のケーブル送信用バッファに格納する。この格納したデータをEdとする。
CPU11は、ケーブル送信データをバスプロトコル変換部12のDMAC12aを用いてシリアル送受信装置14の送信データ保存領域に格納する。
CPU11は、シリアル送受信装置14のシリアル送信部からケーブル送信データを、通信ケーブル50を介してシリアル通信カード24が有するシリアル受信部103に送信する。シリアル通信カード24は受信したデータを受信データ保存部105、及び受信データ保存領域108Rに格納する。
DSP21は、シリアル通信カード24が内蔵するDMAC24aを用いて通信装置内記憶装置23の受信用バッファに受信したデータを格納する。ここで格納されたデータを格納データと呼ぶ。
CPU11は、外部装置データバス40を介して格納データを通信装置内記憶装置23からVME−PCIブリッジ2(15)のDMAC15aを用いて読み出し、試験装置メモリ13の第2の格納領域である格納データ受信用バッファに格納する。ここで格納したデータをBdとする。
CPU11は、第1の格納領域に格納されたデータと第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときはシリアル通信装置20が正常であると判定する。
第1の格納領域に格納されたデータと第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、CPUは外部装置データバス40を介してシリアル通信カード24の受信データ保存部105に格納されたシリアル受信部103が出力した受信信号を、VME−PCIブリッジ2(15)のDMAC15aを用いて読み出して、試験装置メモリ13の第3の格納領域である入力データ受信用バッファに格納する。ここで格納したデータをFdとする。
CPU11は、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは受信データ保存部105より通信ケーブル50側(以下、シリアル通信装置20の受信試験を行なう際には受信下流と呼ぶ。)に不具合があると判定し、第2の格納領域に格納されたデータと第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは受信データ保存部105よりシリアル通信カード入出力インターフェース101側(以下、シリアル通信装置20の受信試験を行なう際には受信上流と呼ぶ。)に不具合があると判定する。
図2において、BdはBにおけるデータであり、EdはEにおけるデータであり、FdはFにおけるデータである。CPU11は、BdとEdが等しければシリアル通信装置20は正常であり、BdとEdが等しくなくFdとEdが等しければ受信データ保存部105より受信下流に不具合があり、BdとEdが等しくなくFdとEdが等しくなければ受信データ保存部105より受信上流に不具合があると判定する。
<受信機能の試験のフローチャート>
<DSPの処理手順>
図10を用いて、シリアル通信装置20のDSP21が行なう処理を説明する。
<DSPの処理手順>
図10を用いて、シリアル通信装置20のDSP21が行なう処理を説明する。
ステップS1001において、電源投入後、DSP21はFLASH ROM26からDSP21の起動用プログラムをロードする。次に、ステップS1002において遠隔端末30から試験用プログラムをロードする。
ステップS1003において、DSP21はCPU11から試験用プログラムの起動指令の受信を待機する。受信しない場合はステップS1003に戻り、受信した場合はステップS1004に進む。
ステップS1004において、DSP21は外部記憶装置である通信装置内記憶装置23を外部装置データバス40に開放する。
次に、DSP21はステップS1005からステップS1010までを、試験回数i回だけ繰り返す。
ステップS1006において、DSP21はデータの受信完了であるかどうかを確認する。受信完了でないときはステップS1006に戻り、受信完了であればステップS1007に進む。
DSP21はステップS1007からステップS1009を受信チャンネル数j回だけ繰り返す。ステップS1008において、DSP21はシリアル通信カード24内蔵のDMAC24aを用いて、通信装置内部記憶装置23へ受信したデータを書き込む。
ステップS1009において、DSP21はカウンタjに1を加えてステップS1007に戻る。ステップS1010において、DSP21はカウンタiに1を加えてステップS1005に戻る。
<CPUの処理手順>
図11を用いて、シリアル通信装置試験装置10のCPU11が行なう処理を説明する。
図11を用いて、シリアル通信装置試験装置10のCPU11が行なう処理を説明する。
ステップS1101において、CPU11は遠隔端末30から試験装置動作プログラムをロードし、実行する。ステップS1102において、CPU11は、シリアル通信装置20のDSP21に試験開始を通知する信号を送信する。
CPU11は、ステップS1103から図12のステップS1208までを停止信号を受信するまで回数に制限なく繰り返す。
ステップS1104において、CPU11はケーブル送信データを生成する。ステップS1105において、CPU11はデータの送信完了であるかどうかを確認する。送信完了でないときはステップS1105に戻り、送信完了であればステップS1106に進む。
次にCPU11は、ステップS1106から図8のステップS1207までを受信チャンネル数j回だけ繰り返す。
ステップS1107において、CPU11はjが受信対象のチャンネルかを判定する。jが受信対象のチャンネルでない場合には図8のステップS1207に進む。jが送信チャンネルである場合にはステップS1108に進む。
ステップS1108において、CPU11は外部データバス40を介して通信装置内記憶装置23から格納データを取得する。
引き続き図12を用いて説明する。ステップS1202において、CPU11は格納データとケーブル送信データが一致するか判定する。一致している場合は、ステップS1204において、CPU11はシリアル通信装置20が正常であると判定する。一致していない場合は、ステップS1202に進む。
ステップS1202において、CPU11は外部装置データバス40を介して、シリアル通信装置20の受信データ保存部105から入力データを取得する。
ステップS1203において、CPU11は入力データとケーブル送信データが一致しているか判定する。一致していた場合、CPU11はシリアル通信カード24の受信データ保存部105より受信下流に不具合があると判定し、一致していない場合、CPU11は受信データ保存部105より受信上流に不具合があると判定する。
ステップS1207において、CPU11はカウンタjに1を加算してステップS1107に戻る。ステップS1208において、CPU11はステップS1103に戻る。
<本実施形態の効果>
以上述べたように、本実施形態のシリアル通信装置試験装置10及びシリアル通信装置20の試験方法においては、シリアル通信装置20のシリアル通信カード24の各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置10がこれらの格納されたデータを読み出して順次比較するように構成した。このため、シリアル通信装置20におけるシリアル通信カード24におけるFPGA上の回路の製造に使用した自社作成した複数のプログラムによって作成された回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定することができると言う効果がある。
以上述べたように、本実施形態のシリアル通信装置試験装置10及びシリアル通信装置20の試験方法においては、シリアル通信装置20のシリアル通信カード24の各回路が、その回路において処理を行なう直前のデータと直後のデータをメモリに個別に格納し、シリアル通信装置試験装置10がこれらの格納されたデータを読み出して順次比較するように構成した。このため、シリアル通信装置20におけるシリアル通信カード24におけるFPGA上の回路の製造に使用した自社作成した複数のプログラムによって作成された回路のうちいずれの回路に不具合があるかの特定することができると言う効果がある。
<本発明の具体化における可能性>
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10:シリアル通信装置試験装置、
11:CPU、
12:バスプロトコル変換部2、
13:試験装置メモリ、
20:シリアル通信装置、
21:DSP、
22:バスプロトコル変換部1、
23:通信装置内記憶装置、
24:シリアル通信カード、
27:汎用非同期送受信装置、
30:遠隔端末、
40:外部装置データバス、
50:通信ケーブル。
11:CPU、
12:バスプロトコル変換部2、
13:試験装置メモリ、
20:シリアル通信装置、
21:DSP、
22:バスプロトコル変換部1、
23:通信装置内記憶装置、
24:シリアル通信カード、
27:汎用非同期送受信装置、
30:遠隔端末、
40:外部装置データバス、
50:通信ケーブル。
Claims (14)
- 外部装置とシリアル信号を送受信するシリアル通信装置であって、
機能の異なる複数の回路を有し、通信ケーブルを介して外部装置とシリアル信号の送受信を行なうシリアル通信カードと、
前記シリアル通信カードが接続し、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する内部装置データバスと、
各前記回路の処理直前のデータ又は処理直後のデータをそれぞれ別個に格納する通信装置内記憶装置と、を備え、
前記シリアル通信装置が、前記外部装置から格納した前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータの読出し指令を受信したとき、前記外部装置に前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータを出力することを特徴とする、シリアル通信装置。 - 請求項1に記載のシリアル通信装置のシリアル通信装置試験装置であって、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
データを格納する試験装置メモリと;
前記シリアル通信装置と通信ケーブルを介して前記シリアル信号の送受信を行なうシリアル送受信装置と、
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備え、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記処理直前のデータ又は前記処理直後のデータを前記通信装置内記憶装置から順次読み出して、前記試験装置メモリに別個に格納し、
前記CPUが、動作を確認するシリアル通信カードの前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータを前記試験装置メモリから順次読み出して比較し、
前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータが一致するときは、当該の前記回路が正常であると判定し、
前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータが一致しないときは、当該の前記回路に不具合があると判定する、ことを特徴とするシリアル通信装置試験装置。 - 外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を送信するシリアル送信部と、
前記シリアル送信部への入力信号の一部を格納する送信データ保存部と、
前記シリアル送信部への入力信号を格納するシリアル通信カードメモリと、
内部装置とのインターフェースであるシリアル通信カード入出力インターフェースと、を含むシリアル通信カードと;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースに入力する基データを格納する通信装置内記憶装置と;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースが接続する内部装置データバスと;を有し、
前記内部装置データバスが、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する、シリアル通信装置であって、
前記シリアル通信装置が、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記シリアル送信部への入力信号の読出指令を受信したとき、格納された前記シリアル送信部への入力信号を前記外部装置に出力し、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記基データの読出指令を受信したとき、格納された前記基データを前記外部装置に出力する、ことを特徴とするシリアル通信装置。 - 前記内部装置データバスに接続し、任意のプログラムを実行するディジタルシグナルプロセッサと、
前記内部装置データバスに接続し、遠隔端末と通信する汎用非同期送受信装置と、をさらに備え、
前記ディジタルシグナルプロセッサが、前記遠隔端末から送受信試験用のデータを生成する試験プログラムを受信し、
前記ディジタルシグナルプロセッサが、前記遠隔端末から前記試験プログラムの起動指令を受信したとき、前記試験プログラムを実行して送受信試験用のデータを生成し、生成された送受信試験用のデータを前記シリアル通信カード入出力インターフェースに前記基データとして出力する、ことを特徴とする請求項3に記載のシリアル通信装置。 - 請求項3又は請求項4に記載のシリアル通信装置を試験するシリアル通信装置試験装置において、
前記シリアル通信装置試験装置が、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
前記通信ケーブルを介して前記シリアル送信部から前記シリアル信号を受信するシリアル送受信装置と;
データを格納する試験装置メモリと;
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備え、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記基データを前記通信装置内記憶装置から読み出して、前記試験装置メモリの第1の格納領域に格納し、
前記シリアル送受信装置が、前記通信ケーブルを介して前記シリアル信号を受信し、
前記CPUが、受信した前記シリアル信号を前記試験装置メモリの第2の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記シリアル通信装置が正常であると判定し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記シリアル通信カードメモリに格納された前記シリアル送信部への入力信号を読み出して、前記試験装置メモリの第3の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記送信データ保存部よりシリアル通信カード入出力インターフェース側に不具合があると判定し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは前記送信データ保存部より通信ケーブル側に不具合があると判定する、ことを特徴とするシリアル通信装置試験装置。 - 外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を受信するシリアル受信部と、
前記シリアル受信部が出力した受信信号の一部を格納する受信データ保存部と、
前記シリアル受信部が出力した受信信号を格納するシリアル通信カードメモリと、
内部装置とのインターフェースであるシリアル通信カード入出力インターフェースと、を含むシリアル通信カードと;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースから出力する格納データを格納する通信装置内記憶装置と;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースが接続する内部装置データバスと;を有し、
前記内部装置データバスが、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する、シリアル通信装置であって、
前記シリアル通信装置が、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号の読出指令を受信したとき、格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号を前記外部装置に出力し、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記格納データの読出指令を受信したとき、格納された前記格納データを前記外部装置に出力する、ことを特徴とするシリアル通信装置。 - 請求項6に記載のシリアル通信装置を試験するシリアル通信装置試験装置において、
前記シリアル通信装置試験装置が、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
前記通信ケーブルを介して前記シリアル受信部に前記シリアル信号を送信するシリアル送受信装置と;
データを格納する試験装置メモリと;
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備え、
前記CPUが、前記シリアル送受信装置に入力するケーブル送信データを、前記試験装置メモリの第1の格納領域に格納し、
前記シリアル送受信装置が、前記通信ケーブルを介して前記シリアル信号を送信し、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記格納データを前記通信装置内記憶装置から読み出して、前記試験装置メモリの第2の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記シリアル通信装置が正常であると判定し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記シリアル通信カードメモリに格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号を読み出して、前記試験装置メモリの第3の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記受信データ保存部より通信ケーブル側に不具合があると判定し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは前記受信データ保存部よりシリアル通信カード入出力インターフェース側に不具合があると判定する、ことを特徴とするシリアル通信装置試験装置。 - 外部装置とシリアル信号を送受信するシリアル通信装置の試験方法であって、
機能の異なる複数の回路を有し、通信ケーブルを介して外部装置とシリアル信号の送受信を行なうシリアル通信カードと、
前記シリアル通信カードが接続し、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する内部装置データバスと、
各前記回路の処理直前のデータ又は処理直後のデータをそれぞれ別個に格納する通信装置内記憶装置と、を備えるシリアル通信装置において、
前記シリアル通信装置が、前記外部装置から格納した前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータの読出し指令を受信したとき、前記外部装置に前記処理直前のデータ及び前記処理直後を出力するステップを有することを特徴とする、シリアル通信装置の試験方法。 - 請求項8に記載のシリアル通信装置の試験方法であって、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
データを格納する試験装置メモリと;
前記シリアル通信装置と通信ケーブルを介して前記シリアル信号の送受信を行なうシリアル送受信装置と、
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備えるシリアル通信装置試験装置において、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記処理直前のデータ又は前記処理直後のデータを前記通信装置内記憶装置から順次読み出して、前記試験装置メモリに別個に格納するステップと、
前記CPUが、動作を確認するシリアル通信カードの前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータを前記試験装置メモリから順次読み出して比較し、
前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータが一致するときは、当該の前記回路が正常であると判定し、
前記回路の前記処理直前のデータ及び前記処理直後のデータが一致しないときは、当該の前記回路に不具合があると判定するするステップと、を有することを特徴とするシリアル通信装置の試験方法。 - 外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を送信するシリアル送信部と、
前記シリアル送信部への入力信号を格納するシリアル通信カードメモリと、
内部装置とのインターフェースであるシリアル通信カード入出力インターフェースと、を含むシリアル通信カードと;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースに入力する基データを格納する通信装置内記憶装置と;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースが接続する内部装置データバスと;を有し、
前記内部装置データバスが、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する、シリアル通信装置の試験方法であって、
前記シリアル通信装置が、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記シリアル送信部への入力信号の読出指令を受信したとき、格納された前記シリアル送信部への入力信号を前記外部装置に出力するステップと、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記基データの読出指令を受信したとき、格納された前記基データを前記外部装置に出力するステップと、を有することを特徴とするシリアル通信装置の試験方法。 - 前記内部装置データバスに接続し、任意のプログラムを実行するディジタルシグナルプロセッサと、
前記内部装置データバスに接続し、遠隔端末と通信する汎用非同期送受信装置と、をさらに備える請求項10記載のシリアル通信装置の試験方法であって、
前記ディジタルシグナルプロセッサが、前記遠隔端末から送受信試験用のデータを生成する試験プログラムを受信するステップと、
前記ディジタルシグナルプロセッサが、前記遠隔端末から前記試験プログラムの起動指令を受信したとき、前記試験プログラムを実行して送受信試験用のデータを生成し、生成された送受信試験用のデータを前記シリアル通信カード入出力インターフェースに前記基データとして出力するステップと、を有することを特徴とする請求項10に記載のシリアル通信装置の試験方法。 - 請求項10又は請求項11に記載のシリアル通信装置の試験方法であって、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
前記通信ケーブルを介して前記シリアル送信部から前記シリアル信号を受信するシリアル送受信装置と;
データを格納する試験装置メモリと;
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備えるシリアル通信装置試験装置において、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記基データを前記通信装置内記憶装置から読み出して、前記試験装置メモリの第1の格納領域に格納するステップと、
前記シリアル送受信装置が、前記通信ケーブルを介して前記シリアル信号を受信し、
前記CPUが、受信した前記シリアル信号を前記試験装置メモリの第2の格納領域に格納するステップと、
前記CPUが、前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記シリアル通信装置が正常であると判定し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記シリアル通信カードメモリに格納された前記シリアル送信部への入力信号を読み出して、前記試験装置メモリの第3の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記送信データ保存部よりシリアル通信カード入出力インターフェース側に不具合があると判定し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは前記送信データ保存部より通信ケーブル側に不具合があると判定するステップと、を有することを特徴とするシリアル通信装置の試験方法。 - 外部装置に通信ケーブルを介してシリアル信号を受信するシリアル受信部と、
前記シリアル受信部が出力した受信信号を格納するシリアル通信カードメモリと、
内部装置とのインターフェースであるシリアル通信カード入出力インターフェースと、を含むシリアル通信カードと;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースから出力する格納データを格納する通信装置内記憶装置と;
前記シリアル通信カード入出力インターフェースが接続する内部装置データバスと;を有し、
前記内部装置データバスが、外部に設けられたデータバスである外部装置データバスを介して外部装置と接続する、シリアル通信装置の試験方法であって、
前記シリアル通信装置が、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号の読出指令を受信したとき、格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号を前記外部装置に出力するステップと、
前記外部装置から前記外部装置データバスを介して格納された前記格納データの読出指令を受信したとき、格納された前記格納データを前記外部装置に出力するステップと、を有することを特徴とするシリアル通信装置の試験方法。 - 請求項13に記載のシリアル通信装置の試験方法であって、
信号の入出力制御とデータの比較演算を行なうCPUと;
前記通信ケーブルを介して前記シリアル受信部に前記シリアル信号を送信するシリアル送受信装置と;
データを格納する試験装置メモリと;
前記CPUと前記シリアル送受信装置と前記試験装置メモリと前記外部データバスとを接続する試験装置内部データバスと;を備えるシリアル通信装置試験装置において、
前記CPUが、前記シリアル送受信装置に入力するケーブル送信データを、前記試験装置メモリの第1の格納領域に格納するステップと、
前記シリアル送受信装置が、前記通信ケーブルを介して前記シリアル信号を送信し、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記格納データを前記通信装置内記憶装置から読み出して、前記試験装置メモリの第2の格納領域に格納するステップと、
前記CPUが、前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記シリアル通信装置が正常であると判定し、
前記第1の格納領域に格納されたデータと前記第2の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは、
前記CPUが、前記外部装置データバスを介して前記シリアル通信カードメモリに格納された前記シリアル受信部が出力した受信信号を読み出して、前記試験装置メモリの第3の格納領域に格納し、
前記CPUが、前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとを読み出して比較し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致するときは前記受信データ保存部より通信ケーブル側に不具合があると判定し、
前記第2の格納領域に格納されたデータと前記第3の格納領域に格納されたデータとが一致しないときは前記受信データ保存部よりシリアル通信カード入出力インターフェース側に不具合があると判定するステップと、を有することを特徴とするシリアル通信装置の試験方法。
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