JP2008254868A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙サイズの不一致が生じ、長尺紙でジャムを検知した場合に、用紙を取り出せる位置まで用紙の後端を搬送する制御機能を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】画像形成情報の受信手段351と、用紙サイズの検知手段341と、検知した用紙サイズと受信した用紙サイズ情報との比較手段361と、前記比較手段の結果の報知手段331と、長尺紙であることの判定手段371と、ジャムの検知により用紙搬送の停止又は継続を制御するジャム処理制御手段と、用紙サイズ不一致により画像形成を中止するミスプリント処理制御手段と、これらの処理制御手段の切換手段381を備え、長尺紙と判定されジャムを検知した場合、長尺紙用ジャム処理制御手段に切り換え、用紙サイズ不一致を検知した場合、長尺紙用ミスプリント処理制御手段に切換えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成情報の受信手段351と、用紙サイズの検知手段341と、検知した用紙サイズと受信した用紙サイズ情報との比較手段361と、前記比較手段の結果の報知手段331と、長尺紙であることの判定手段371と、ジャムの検知により用紙搬送の停止又は継続を制御するジャム処理制御手段と、用紙サイズ不一致により画像形成を中止するミスプリント処理制御手段と、これらの処理制御手段の切換手段381を備え、長尺紙と判定されジャムを検知した場合、長尺紙用ジャム処理制御手段に切り換え、用紙サイズ不一致を検知した場合、長尺紙用ミスプリント処理制御手段に切換えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図1
Description
本発明は電子写真方式を用いた画像形成装置に関する。特に画像形成装置における用紙の搬送動作の制御に関する。
従来、画像情報により指定される用紙サイズと、給紙される用紙サイズの違いによる用紙サイズ不一致によるプリントジョブ停止を極力避け、ユーザの使い勝手の向上を図るための工夫がなされている。ユーザ指定により、用紙サイズ不一致を無視する設定がされていても、用紙の搬送不良(ジャムとも言う)が発生すると判断される場合は、ユーザ設定を回避する方法(例えば、特許文献1参照)等が公開されている。
特開2006−139109号公報
しかしながら、上記特許文献1では、ユーザ設定を回避するといっても、例えば両面印字設定で長尺紙にて用紙サイズ不一致を検知し、ジャムの可能性があるため画像形成動作を中止しようとした場合問題があった。すなわち、両面パスに用紙を搬送せず、片面記録として排紙を行うような通常のジャム回避手段を実施しようとしても、既に両面パスに用紙が搬送され、ジャムが回避できなくなることがあった。又、ジャムを検知した場合、搬送駆動を停止する等の通常のジャム処理制御を実施しても、給紙、定着、両面パスへの排紙ローラ間に用紙が挟みこまれた状態の為、ドアオープンによる用紙の除去が困難となり、利便性が著しく低下することもあった。
本発明は、用紙サイズの不一致が生じ、長尺紙にてジャムを検知した場合に、用紙を取り出せる位置まで用紙の後端を搬送する制御機能を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為、本発明に係る画像形成装置は以下の構成を有する。
給紙機構から給紙された用紙に画像を形成し、用紙に形成された画像を定着器により定着させて排紙する画像形成装置において、給紙機構から給紙された前記用紙を搬送する搬送ローラと、前記用紙を前記定着器において搬送する定着ローラと、前記用紙を排紙する排紙ローラと、画像形成の為の情報を受信する受信手段と、搬送される用紙の用紙サイズを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した用紙サイズ情報と前記受信手段により受信した用紙サイズ情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の結果を報知する報知手段と、前記搬送される用紙が長尺紙であることを判定する判定手段と、前記用紙の搬送不良の検知に応じて用紙搬送の停止又は用紙搬送の継続を制御するジャム処理制御手段と、前記比較手段による比較の結果、用紙サイズ不一致を検知した場合に画像形成動作を中止するよう制御するミスプリント処理制御手段と、前記ジャム処理制御手段と前記ミスプリント処理制御手段を切換える切換手段を備え、前記判定手段により前記搬送される用紙が長尺紙と判定され、前記用紙の搬送不良を検知した場合に、前記切換手段にて前記ジャム処理制御手段を、用紙の後端を所定の位置まで搬送する長尺紙用ジャム処理制御手段に切換え、用紙サイズ不一致を検知した場合に、前記切換手段にて前記ミスプリント処理制御手段を、用紙を所定の位置まで搬送し、駆動を停止する長尺紙用ミスプリント処理制御手段に切換えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、長尺紙にてジャムを検知した場合に、ローラの圧解除機構を設けることなく、用紙を取り出しやすくなる位置まで用紙の後端を搬送する長尺紙用ジャム処理制御機能を有する画像形成装置を提供することができる。また、両面印字設定で長尺紙長を検知して用紙サイズの不一致を検知した場合、用紙の除去しやすい位置に用紙を搬送し、駆動を停止する長尺紙用ミスプリント処理制御機能を有する画像形成装置を提供することができる。これにより、ジャム紙が除去しやすくなり長尺紙を印字するユーザの利便性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の第一の実施例では、両面印字設定で長尺紙にて用紙サイズの不一致を検知した場合、それを無視する設定がされていても、片面印字で搬送する方法では用紙の搬送不良(ジャムとも言う)を回避できないため、新たなジャムの回避方法について説明する。
なお、本実施例における用紙サイズとは用紙が搬送される方向の長さ(以下用紙長という)である。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1に本実施例の多色画像形成装置の構成の一例を示す。
本実施例の多色画像形成装置は、正規の帯電極性が負極性のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナー像が形成される4個の像担持体3a、3b、3c、3dを備えている。像担持体3a、3b、3c、3dは、本実施例では、ドラム状の電子写真感光体、所謂、感光ドラムとされ、直列に配置されている。これらの各感光ドラムの周囲には、各感光ドラムに対応して一次帯電器4a、4b、4c、4d、現像器6a、6b、6c、6d及びクリーニング装置8a、8b、8c、8dが配置され、又その上方には、露光装置5a、5b、5c、5dが配置される。
各感光ドラムは、それぞれ接触する帯電ローラにより負極性に帯電され、色分解したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の光像を露光装置により露光して、感光ドラムにイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの潜像が形成される。そして、それぞれの潜像を現像器6a、6b、6c、6dにより反転現像により現像して、感光ドラム上にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を順次形成する。感光ドラム3a、3b、3c、3dの下方に位置して中間転写体(像担持体)としての中間転写ベルト(以下、「ITB」と記す)2が配置される。ITB2は、ITBを駆動するローラ21、及びローラ22、23、24の周りに張設され、感光ドラム3と略同速で矢印方向に回転される。上記感光ドラム上に形成担持されたトナー像が、一次転写部における一次転写ローラ22a、22b、22c、22dに印加される一次転写バイアス(正極性の電圧)によって、ITB2の外周面に静電的に一次転写される。それによってITB2上には複数色のトナー像が形成される。
次に、本実施例の画像形成装置の用紙供給、搬送手段について説明する。本実施例の多色画像形成装置は、用紙供給手段として用紙格納カセット13aとマルチパーパストレイ機構13bを有し、それぞれピックアップローラ12a、12bによって用紙11a、11bを送り出すように構成されている。
以下、マルチパーパストレイ機構13b(給紙機構)を使用した場合の画像形成動作について説明する。
マルチパーパストレイ機構13b内からピックアップローラ12bによって用紙11bが給紙され、レジ搬送センサ105に到達して停止する。
その後、所定のタイミングでレジ搬送ローラ14により再給紙される。同時に、二次転写装置としての二次転写ローラ7に二次転写バイアス(正極性の電圧)が印加され、ITB2から用紙11bへトナー像が静電的に転写される。用紙11bは、レジ搬送ローラ14、二次転写ローラ7によって定着器10まで搬送され、転写されたトナー像が溶融固着されることによりカラー画像が得られる。
定着器10の下流にはフラッパ16が配設されている。搬送路切換えフラッパ16は定着後の用紙を排紙トレイ方向への搬送路Aと反転ローラ(不図示)方向への搬送路Bとに振り分ける。1面目の画像形成が終了した用紙11bに対して片面にのみ画像を形成する場合には、用紙11bは前記フラッパ16により搬送路A側に搬送される。また、排紙トレイ(不図示)あるいは、オプション排紙ユニット130が装着された場合は、用紙が排紙センサ108に到達した時点でその旨を報知し、該情報を受け取ったオプション排紙ユニット内の排紙ユニットセンサ110、111、112上を順次通過する。そして、オプション排紙ユニットの先の排紙トレイ(不図示)に排出される。
満載検知センサ109は、排紙トレイ(不図示)に用紙が満載になったことを検知するセンサで、オプション排紙ユニットが装着されている時は排紙ユニットセンサ110、111、112と共にジャム処理シーケンスの為のジャム判定センサとして利用される。106はループセンサであって、用紙11bが定着器に到達したことを検知し、用紙11bが、ループをもって定着器10を通過できるように定着器10内のローラ速度の調整を行う。
用紙11bに対して両面に画像を形成する場合には、用紙11bは前記フラッパにより搬送路B側に搬送される。搬送路B側に搬送された用紙11bは反転ローラ(不図示)によって反転パスに引き込まれる。そして、反転センサ18により用紙後端が検知されると反転ローラ(不図示)の回転方向が逆転し、両面搬送ローラ(不図示)を経由して再びレジ搬送ローラ14に送り込まれた後、1面目と同様のプロセスにより2面目の画像が形成され搬送路A側に排出される。以上の両面プリント機構、及び、制御に関しては公知であるため詳述は避ける。
用紙格納カセット13aを利用した画像形成動作もマルチパーパストレイ機構13bと同様である。ジャム種別の判定とジャム発生時のジャム処理シーケンスの為のジャム判定センサとして利用されるセンサは、レジ搬送センサ105、ループセンサ106、排紙センサ108、満載検知センサ109、排紙ユニットセンサ110、111、112である。
次に、画像形成装置の制御機構の説明図を図2(a)に示す。301は画像形成装置で、プリンタコントローラ321からの印字開始コマンドをビデオインタフェース信号312、受信手段351経由にて、画像信号をビデオインタフェース信号312経由にて受け取る。それに基づいて制御手段302よりビデオ信号(VDo)303を生成して、駆動回路304に出力する。この駆動回路304は、不図示の半導体レーザを駆動するための回路で、レーザ駆動信号305を出力する。印字手段310は、制御手段302からの印字シーケンス信号309やセンサ情報に応じて、モータやクラッチ、ソレノイド等のアクチュエータ駆動信号311を出力する。制御手段302は、多色の画像信号により生成した第1、第2のビデオ信号を生成し、不図示の像担持体に第1、第2の各静電潜像を形成すると共に、バイアス制御手段307に起動信号306を出力する。バイアス制御手段307は、起動信号に応じたデータにより転写/現像等の高圧ユニットへのバイアス信号308を出力し、前記静電潜像の現像及び記録用紙への転写を行い、多色画像を形成する。
331は、報知手段であって、制御手段302の情報(ステータス)をビデオインタフェース信号312経由にてプリンタコントローラ321に伝える手段である。制御手段302の情報として、例えば、ジャム情報や用紙サイズ不一致情報などがある。341は、検知手段であって、画像形成装置内に実際に搬送、印字される用紙の紙長をレジ搬送センサ105からのON、OFF時間をCPU201にて計測し、用紙長を算出する手段である。361は、比較手段であって、受信手段351にて受け取った用紙長情報と検知手段341にて算出した用紙長情報を比較する手段である。
371は、判定手段であって受信手段351、検知手段341からの用紙情報より、長尺紙情報であるかを判定する手段である。
制御手段302は、ミスプリント処理制御とジャム処理制御を実施する制御手段でもある。
通常のミスプリント処理は、比較手段361にて用紙サイズ不一致となれば、画像形成動作を中止するように画像形成部を制御し、印字中の用紙を排出すると共に、電子写真プロセス後回転処理動作を制御する。尚、通常のミスプリント処理動作については公知であるので説明は割愛する。ジャム処理制御手段は、ジャムの検知により用紙搬送の停止又は用紙搬送の継続を制御する。
図9に通常ジャム処理制御管理表の一例を示す。ジャム検知として、図に記載のジャム検知判断基準に到達したか否かをチェックし、ジャム検知した場合、ジャム処理制御の内容を実施する。ジャム種別の情報を報知手段331に伝える。
切換手段381は、判定手段371にて長尺紙情報と判定された場合、制御手段302でのミスプリント処理制御とジャム処理制御を長尺紙用ミスプリント処理制御と長尺紙用ジャム処理制御に切換える切換手段である。
図2(b)は画像形成装置の制御プログラム構成の一例である。201は画像形成装置の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM202(記録媒体)と処理を行うためのワークRAM203、入出力ポート204がアドレスバス、データバスにより接続されている。入出力ポート204には、画像形成装置を制御する、モータ、クラッチ等の不図示の各種出力ユニットや、紙の位置を検知するセンサ等、不図示の各種入力ユニットが接続されている。CPU201(コンピュータ)は、ROM202の内容に従って入出力ポート204を介して順次入出力の制御を行い、画像形成動作を実行する。
図3(a)は、本実施例での検知手段341の処理を示したフローチャートである。
検知手段341で用紙長の検知は、レジ搬送センサ105に到達した用紙11bが、所定のタイミングでレジ搬送ローラ14により再給紙される時が最初の開始(ステップS50)である。そして、レジ搬送センサにて用紙有りと検知(ステップS52)している期間、用紙長の計測を実施(ステップS51)し、用紙がレジ搬送センサを通過した時点で処理を終了する(ステップS53)。検知手段341での用紙長の算出は所定タイミングでのレジ搬送センサ105のON/OFF情報例えば、ON時間と搬送速度より算出している。
図3(b)は、本実施例での用紙サイズ不一致の処理を示したフローチャートである。
検知手段341での計測が終了したならば、本処理を開始(ステップS10)する。
まず、比較手段361にて比較した情報が紙サイズ不一致となるか否かのチェックを行い(ステップS11)紙サイズ不一致検知でなければ、処理は終了する(ステップS17)。紙サイズ不一致検知ならば、受信手段351にて紙サイズ不一致検知を無視する設定か否かチェックし(ステップS12)、無視する設定でなければステップS18に移行する。
無視する設定ならば、ステップS13に移行し、ジャムの可能性のチェックを行う(ステップS13)。ジャムの可能性について一例を示す。
両面印字時の紙搬送制御では、定着後不図示の排紙ローラにより搬送路Bに搬送され、排紙センサ108にて用紙後端を検知して所定時間経過後、用紙の後端位置が反転可能位置に到達しているように搬送路Bの排紙ローラを停止させる。そして、用紙を両面ユニットの両面パスに搬送させる為に、搬送路Bの排紙ローラを逆回転させる。両面印字のスイッチバック制御の為のタイミング情報として、受信手段351からの用紙サイズ情報を利用している。このため、紙サイズ不一致の差(比較手段361での用紙長の差)によっては、スイッチバックのタイミング制御することが困難で両面印字にて結果的にジャムになると予想される。
ジャムの可能性がない場合、ステップS18に移行する。ジャムの可能性がある場合、ステップS14に移行し、判定手段371が長尺紙と判定したか否かのチェックを行い、長尺紙でなければステップS16に移行する。
ステップS16は、ジャム可能性回避処理であって、例えば両面印字設定であっても、片面パスへの切換えが可能ならば、片面パスへの排出処理を実施し、ステップS18に移行する。
又、片面パスへの切換が困難な場合でも、両面のスイッチバックタイミングに影響しないと判断したならば、両面パスへの搬送を実施し、ステップS18に移行する。
ステップS18は、通常のミスプリント処理制御であって、ミスプリント情報を報知手段331に伝えると共に、画像形成動作を中止するように画像形成部を制御し、印字中の用紙を排出すると共に、電子写真プロセス後回転処理動作を制御する。
ステップS15は、長尺紙用ミスプリント処理制御である。用紙は、長尺紙と判定された時点で、既に両面パスへ搬送され、片面パスへの搬送回避も困難で、両面スイッチバックタイミングにも影響を及ぼす。このジャム回避が不可能な状態になっている用紙について、ユーザが用紙を取り出しやすい位置まで搬送後に定着排紙関連の駆動を停止させる処理制御を実行する。
具体的には、用紙サイズ不一致と判定した後、定着ローラに挟まれた用紙が定着ローラから抜けた時点、すなわち、排紙センサ108にて用紙後端を検知した後に定着排紙関連の駆動を停止し、ミスプリント及び両面排紙部滞留ジャムを報知手段331に伝える。
図4(a)、図4(b)にジャム検知処理のフローチャートを示す。
図4(a)は、検知手段341で検知後、判定手段371にて長尺紙と判定された場合、図4(b)は、受信手段351からの情報で印字開始前に既に長尺紙と判定された場合である。印字動作が開始されたら、本処理を定期的に実施し、図に示したように、長尺紙か否かのチェックにて通常ジャム処理制御か長尺紙用ジャム処理制御を選択して実行する。図10に長尺紙用ジャム処理制御管理表の一例を示す。ジャム検知として、図に記載のジャム検知判断基準に到達したか否かをチェックし、ジャム検知した場合、ジャム処理制御の内容を実施する。通常ジャム処理制御では定着ユニットでのジャム検知や、排紙ユニットでのジャム検知にてレジ搬送ローラ、定着ローラ、排紙ローラに紙が挟まれた状態に関係なく、搬送関連の駆動を全部停止している。
長尺紙用ジャム処理制御では、通常と同じ処理でジャム処理を実施すると、レジ搬送ローラ、定着ローラ、排紙ローラに紙が同時に挟まれた状態では、画像形成装置から用紙を除去するのは相当困難となることが予想される。この為、給紙ローラに用紙が挟まれた状態で、給紙関連以外のジャムが発生した場合、給紙関連の駆動は用紙後端がレジ搬送ローラを通過する位置まで搬送制御を行い、レジ搬送ローラの挟みを解除する。
定着ローラと排紙ローラに紙が挟まれた状態にてジャムを検知した場合、給紙関連の駆動は用紙後端が定着ローラを通過する位置まで搬送制御を行い、定着ローラの挟みを解除する。尚、印字中断の判断方法については公知であるので説明は割愛する。
図5、図6、図7にジャム検知後の処理での用紙の位置を示す。
図5では、ユーザは、搬送路A側の排紙部から用紙を除去する。
図7では、ユーザは、搬送路B側(両面搬送側)の排紙部から用紙を除去する。
図7の用紙の位置は、両面印字設定で長尺紙搬送の用紙サイズ不一致での長尺紙ミスプリント処理後の用紙の位置の一例でもある。
図6では、ユーザは、所望のドアを開けて用紙を除去する。
以上が、本実施例1の実施形態である。
本実施形態では、用紙サイズ不一致を無視する設定がされていても、長尺紙長を検知して用紙サイズの不一致が生じ、ジャム回避ができない場合、排紙センサが用紙を検知後、ユーザが用紙を取り出しやすい位置まで搬送後に定着排紙関連の駆動を停止させる。
これによりジャム紙が除去しやすくなり長尺紙を印字するユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の第二の実施例は、受信手段351にて受信した用紙サイズ情報が長尺紙長の場合に、紙サイズ不一致無視設定での紙サイズ不一致検知のジャム可能性を、設定された紙サイズ情報より回避する例である。すなわち、紙サイズ不一致を検知すれば、紙サイズ不一致無視設定に関係なく、長尺紙用ミスプリント処理制御を行うものである。機器の構成は、第1の実施例と同じである。
図8は本実施例での用紙サイズ不一致の処理を示したフローチャートである。同一番号の処理ステップは第1の実施例と同じ処理である。
まず、比較手段361にて比較した情報が紙サイズ不一致となるか否かのチェックを行い(ステップS11)紙サイズ不一致検知でなければ、処理は終了する(ステップS17)。
紙サイズ不一致検知ならば、ステップS21に移行し、受信手段にて受信した情報に基づき判定手段が長尺紙と判定したか否かのチェックを行い、長尺紙でないならば、ステップS12に移行し、ステップS12以下、第一の実施例と同じ処理を実施する。長尺紙であるならば、ステップS22に移行し、長尺紙用ミスプリント処理制御を実行する。
長尺紙用ミスプリント処理制御は、例えば、長尺紙の画像情報に基づく現像トナーがITB上に多く残留した状態の為、通常のミスプリント処理制御に加えて、ITB上の残トナークリーニング処理を通常の数倍長く、何回も実施する制御である。また、用紙を再給紙し、ITB上の残トナーを用紙に2次転写、定着排出する制御であったり、紙サイズ不一致になった用紙を両面印字に切換え、裏面にITB上の残トナーを2次転写、定着排出する制御であったりする。
以上が、本実施例2の実施形態である。
本実施形態を行うことにより、長尺紙印字の紙サイズ不一致により、回避できないジャム可能性ある場合は、意図的にユーザが用紙を取り出しやすい位置まで用紙を搬送後に駆動を停止させる。回避できるジャムの場合は、回避とITB上残留トナーの除去処理を実施することにより、長尺紙を印字するユーザの利便性を向上させることができる。
2 中間転写体(ITB)
3a、3b、3c、3d 感光ドラム
4a、4b、4c、4d 帯電ローラ
5a、5b、5c、5d 露光部
6a、6b、6c、6d 現像器
7 二次転写ローラ
10 定着器
11a、11b 用紙
12a、12b ピックアップローラ
13a 用紙格納カセット
13b マルチパーパストレイ機構
14 レジ搬送ローラ
16 フラッパ
18 反転センサ
21 ITB駆動ローラ
22a、22b、22c、22d 一次転写ローラ
23、24 ITBローラ
105 レジ搬送センサ
108 排紙センサ
201 CPU
301 画像形成装置
302 制御手段
331 報知手段
341 検知手段
351 受信手段
361 比較手段
371 判定手段
381 切換手段
3a、3b、3c、3d 感光ドラム
4a、4b、4c、4d 帯電ローラ
5a、5b、5c、5d 露光部
6a、6b、6c、6d 現像器
7 二次転写ローラ
10 定着器
11a、11b 用紙
12a、12b ピックアップローラ
13a 用紙格納カセット
13b マルチパーパストレイ機構
14 レジ搬送ローラ
16 フラッパ
18 反転センサ
21 ITB駆動ローラ
22a、22b、22c、22d 一次転写ローラ
23、24 ITBローラ
105 レジ搬送センサ
108 排紙センサ
201 CPU
301 画像形成装置
302 制御手段
331 報知手段
341 検知手段
351 受信手段
361 比較手段
371 判定手段
381 切換手段
Claims (5)
- 給紙機構から給紙された用紙に画像を形成し、用紙に形成された画像を定着器により定着させて排紙する画像形成装置において、
給紙機構から給紙された前記用紙を搬送する搬送ローラと、前記用紙を前記定着器において搬送する定着ローラと、前記用紙を排紙する排紙ローラと、
画像形成の為の情報を受信する受信手段と、
搬送される用紙の用紙サイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知した用紙サイズ情報と前記受信手段により受信した用紙サイズ情報とを比較する比較手段と、
前記比較手段の結果を報知する報知手段と、
前記搬送される用紙が長尺紙であることを判定する判定手段と、
前記用紙の搬送不良の検知に応じて用紙搬送の停止又は用紙搬送の継続を制御するジャム処理制御手段と、
前記比較手段による比較の結果、用紙サイズ不一致を検知した場合に画像形成動作を中止するよう制御するミスプリント処理制御手段と、
前記ジャム処理制御手段と前記ミスプリント処理制御手段を切換える切換手段を備え、
前記判定手段により前記搬送される用紙が長尺紙と判定され、前記用紙の搬送不良を検知した場合に、前記切換手段にて前記ジャム処理制御手段を、用紙の後端を所定の位置まで搬送する長尺紙用ジャム処理制御手段に切換え、
用紙サイズ不一致を検知した場合に、前記切換手段にて前記ミスプリント処理制御手段を、用紙を所定の位置まで搬送し、駆動を停止する長尺紙用ミスプリント処理制御手段に切換えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記判定手段は、
前記搬送ローラ、定着ローラ、排紙ローラの全てのローラに同時に挟まれる用紙を長尺紙と判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記長尺紙用ジャム処理制御手段は、
前記搬送ローラと定着ローラに用紙が挟まれている場合は、用紙後端を搬送ローラを通過する位置まで搬送する長尺紙用ジャム処理制御手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記長尺紙用ジャム処理制御手段は、
前記定着ローラと排紙ローラに用紙が挟まれている場合は、前記用紙後端を前記定着ローラを通過する位置まで搬送する長尺紙用ジャム処理制御手段であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 前記長尺紙用ミスプリント処理制御手段は、
両面印字設定で、前記判定手段により長尺紙と判定された場合、用紙後端を前記定着ローラを通過する位置まで搬送後、定着および排紙の駆動を停止させるミスプリント処理制御であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098397A JP2008254868A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007098397A JP2008254868A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 画像形成装置 |
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---|---|
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ID=39978834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007098397A Withdrawn JP2008254868A (ja) | 2007-04-04 | 2007-04-04 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2008254868A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011209720A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toshiba Corp | 画像形成装置、画像形成装置のシート搬送方法 |
JP2012098396A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Canon Inc | 画像形成装置 |
CN103935789A (zh) * | 2013-01-21 | 2014-07-23 | 柯尼卡美能达株式会社 | 图像处理装置以及电动机的旋转控制方法 |
JP2016206515A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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-
2007
- 2007-04-04 JP JP2007098397A patent/JP2008254868A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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