[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2008242569A - 車両制御システム、車載装置及び車両 - Google Patents

車両制御システム、車載装置及び車両 Download PDF

Info

Publication number
JP2008242569A
JP2008242569A JP2007078769A JP2007078769A JP2008242569A JP 2008242569 A JP2008242569 A JP 2008242569A JP 2007078769 A JP2007078769 A JP 2007078769A JP 2007078769 A JP2007078769 A JP 2007078769A JP 2008242569 A JP2008242569 A JP 2008242569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
signal
information
signal information
stopped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007078769A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4715788B2 (ja
Inventor
Masahiro Totani
昌弘 戸谷
Mikito Hasegawa
幹人 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2007078769A priority Critical patent/JP4715788B2/ja
Publication of JP2008242569A publication Critical patent/JP2008242569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4715788B2 publication Critical patent/JP4715788B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】発進波遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる車両制御システムを提供する。
【解決手段】路上装置1は、交通信号機4から現在及び将来の信号灯色及びその継続時間に関する信号情報を受信し、当該信号情報を車載装置1に送信する。車両3に搭載された車載装置1は、上記信号情報を受信する。車載装置1は、車両3が停止しているか否か、上記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する。車載装置3は、停止しており、かつ、赤であると判定した場合には、信号灯色が赤から青に切り替わると同時に車両3が前進を開始するように、車両3を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の発進を制御する車両制御システムに関する。
停止線等の手前で停止している信号待ち車群がある場合、信号が赤から青に切り替わった時点で、前記車群の先頭車両のドライバは、信号が切り替わったことを確認してから発進操作を行う。そして、後続車両のドライバはそれぞれ直前の車両に追随して発進操作を行い、順次停止線を通過する。
一方、先行車両が発進すると、それに追従して自動的に発進する車両用走行制御装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載されている装置では、先行車両との車間距離、相対速度を監視しておき、先行車両が発進して相対速度が0よりも大きくなると、ブレーキ保持を解除して発進し、先行車両との車間距離を目標車間距離に保つようにスロットルを制御する。
特開平6−171482号公報
上述したように、信号待ち車群における後続車両のドライバは、直前の車両が発進したことを確認してから発進操作を開始するため、後続車両の発進タイミングは、当該車両より前で信号待ちしていた全ての車両のドライバが発進操作に要する時間の合計時間分だけ遅れることになる。これを発進波遅れという。
例えば、信号待ち車群において、停止線から数えてN台目の車両が、信号が変化してから実際に前進を開始するまでに要する時間Delayは、Delay=ΔT1×Nで表される。ここで、ΔT1は、信号が変化もしくは先行車両が前進を開始してから、ドライバが発進操作を行って実際に車両が前進を開始するまでの時間である。つまり、発進波遅れにより、N台目の車両が停止線を通過するのに要する時間は、信号が青に変化したと同時に発進した場合と比べて前記Delay分だけ大きくなり、その分、交差点における飽和交通流率(交差点における交通容量)が低下してしまうという問題がある。なお、ΔT1は、通常1〜数秒程度であることが分かっており、ドライバが、停止中にカーナビゲーション装置を操作したり、地図や雑誌等を見たりして脇見をしていると、さらに大きな秒数になる。
この問題を解決するために車両の自動運転が提案されており、その発進工程に関する特許文献1に記載の装置では、上記ΔT1を小さくすることができる。ところが、当該装置であっても、先行車両との相対速度が0よりも大きいことを検知して、発進を開始するべくスロットルを制御し、実際に車両が前進を開始するのに、ある程度の時間(0.5〜数秒程度)がかかることから、上記ΔT1もこの時間分だけは要することになる。従って、当該装置によっても、飽和交通流率が低下するという問題を解決することはできず、特に大型車両の場合、ΔT1は数秒程度と考えられるため、解決は困難である。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、上記ΔT1を0に近づけることにより発進波遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる車両制御システムを提供することを目的とする。
第1発明の車両制御システムは、信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を道路上の車両に対して送信する路上装置と、前記車両に搭載され、前記信号情報を受信して、該信号情報に基づいて該車両を制御する車載装置とを有する車両制御システムであって、前記車載装置は、前記信号情報に基づいて、前記車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、前記車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする(請求項1)。
第1発明においては、路上装置は信号情報を車両に対して送信し、車両に搭載された車載装置は当該信号情報を受信する。信号情報は、例えば、現在の信号灯色及びその継続時間、それ以降に表示される予定の信号灯色及びその継続時間の情報を含むものである。車載装置は、この信号情報に基づいて、信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得するとともに、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する。また、車両が停止しているか否かを、例えば車速に基づいて判定する。車載装置は、車両が停止しており、かつ、現在の信号灯色が赤であると判定した場合は、青変化時点に車両が前進を開始するように車両を制御する。これにより、車両は信号灯色が青に変化すると同時に前進を開始するので、上述のΔT1(信号変化又は先行車両の前進開始から車両の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができ、その結果として、上述のDelay(信号変化から車両の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができる。従って、発進遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる。
また、第2発明の車両制御システムは、走行方向に連続した少なくとも2台の車両にそれぞれ搭載された車載装置を含む車両制御システムであって、先行車両に搭載された第1の車載装置は、信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を送信する手段を有し、後行車両に搭載された第2の車載装置は、前記信号情報を受信する手段と、前記信号情報に基づいて、前記後行車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、前記後行車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記後行車両の前進を開始させるように該後行車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする(請求項2)。
車載装置(第2の車載装置)は、信号情報を、路上装置から受信する代わりに、先行車両に搭載された車載装置(第1の車載装置)から受信しても良い。これにより、路上装置が所定領域に存在する車両(例えば、停止線付近に存在する2,3台の車両)の車載装置(第1の車載装置)にのみ信号情報を送信する場合であっても、これらの車両に後続する全ての車両が第1の車載装置と第2の車載装置を搭載していれば(第1の車載装置が第2の車載装置を兼ねていても良いし、第2の車載装置が第1の車載装置を兼ねていても良い)、当該信号情報をバケツリレー方式で当該全ての後続車両に伝達することができるので、当該全ての後続車両の車載装置(第2の車載装置)は信号情報を取得することができる。従って、第1発明と同様に、発進遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる。
また、第3発明の車両制御システムは、走行方向に連続した少なくとも2台の車両にそれぞれ搭載された車載装置を含む車両制御システムであって、先行車両に搭載された第1の車載装置は、前記先行車両が停止している場合に、該先行車両の前進を開始させるように該先行車両を制御する第1の車両制御手段と、前記先行車両の前進開始時点の情報を含む通知情報を送信する手段とを有し、後行車両に搭載された第2の車載装置は、前記通知情報を受信する手段と、前記通知情報に基づいて、前記後行車両の前進を開始させるように該後行車両を制御する第2の車両制御手段とを有することを特徴とする(請求項3)。
車載装置(第2の車載装置)は、先行車両に搭載された車載装置(第1の車載装置)から、信号情報を受信する代わりに、先行車両の前進開始時点の情報を含む通知情報を受信しても良い。車載装置(第2の車載装置)は、先行車両の前進開始時点に、車両が前進を開始するように車両を制御することにより、上述のΔT1(先行車両の前進開始から車両の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができる。道路の先頭車両(停止線手前で停止している車両)に後続する全ての車両が第1の車載装置と第2の車載装置を搭載していれば(第1の車載装置が第2の車載装置を兼ねていても良いし、第2の車載装置が第1の車載装置を兼ねていても良い)、当該全ての後続車両のΔT1を0に近づけることができ、結果として、上述のDelay(信号変化から車両の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができる。従って、発進遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる。
また、前記第2の車両制御手段は、前記先行車両の前進開始時点から所定時間を経過した時点に前記後行車両の前進を開始させるように構成されていることが好ましい(請求項4)。
これにより、先行車両が前進を開始してから所定時間の余裕を持って後行車両が前進を開始するため、走行の安全性が向上する。この場合でも、所定時間(ΔT2)を特許文献1に記載の装置におけるΔT1よりも十分に小さく設定しておけば、上記DelayはΔT2×Nとなり、同装置におけるΔT1×Nよりも十分に小さくなるため、発進遅れによる飽和交通流率の低下を必要限度に抑えることができる。
また、第4発明の車載装置は、車両に搭載された車載装置であって、信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を受信する手段と、前記信号情報に基づいて、前記車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、前記車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする(請求項5)。
第4発明の車載装置は、上記第1発明の車両制御システムに含まれる車載装置又は第2発明の車両制御システムに含まれる第2の車載装置である。
また、第5発明の車載装置は、車両に搭載された車載装置であって、前記車両の先行車両から、該先行車両が停止している場合に該先行車両が前進を開始する時点の情報を含む通知情報を受信する手段と、前記通知情報に基づいて、前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする(請求項6)。
第5発明の車載装置は、上記第3発明の車両制御システムに含まれる第2の車載装置である。
また、上述の車載装置は、前記車両の前進開始前に、前記車両の搭乗者に対して前記車両が前進を開始する旨を報知する報知手段をさらに有することが好ましい(請求項7)。
これにより、ドライバが車両の停止中にカーナビゲーション装置を操作するなど脇見をしている場合であっても、ドライバに対して運転に注意を払うように喚起することができ、運転の安全性を高めることができる。
また、第6発明の車両は、上記の車載装置を搭載した車両である(請求項8)。
以上のように、本発明によれば、路上装置又は先行車両に搭載された車載装置から信号情報を受信した車載装置が、信号が青に切り替わる時点を予測し、当該時点になったと略同時に前進を開始できるように車両を制御するため、発進波遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる。
実施の形態1:
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る路上装置、車載装置及び車両を含む車両制御システムの概要を示す模式図である。車両制御システムは、路上装置1、車載装置2、車両3、交通信号機4、中央装置5などを含む。中央装置5は、交通信号機4に対してスプリット等の情報を含む信号制御指令の送信等を行う装置であり、交通管制センター内に設置されている。なお、中央装置5は、交通管制センター内に設置されず、道路上に設置されていても良い。交通信号機4は、交差点Iに流入する道路上の車両の交通を制御する装置であり、複数の交差点Iのそれぞれに設置されている。中央装置5と複数の交通信号機4は、通信回線を介して接続されている。路上装置1は、交差点Iに流入する複数の道路のうちの1本の道路上の車両と通信可能な装置であり、1つの交差点Iに対し流入する道路の数だけ設置されている。同図では、交差点Iに流入する4本の道路のうちの道路R上の車両3と通信可能な路上装置1のみを図示しており、他の道路上の車両と通信可能な路上装置1の図示は省略している。交通信号機4と複数の路上装置1は、通信回線を介して接続されている。
路上装置1は、WiMAX(Worldwide interoperability for microwave access)などの広域通信装置であり、道路R上の車両3に搭載された車載装置2との間で各種情報を無線通信する。通信領域Q(図1の斜線部分)は、道路R上の全ての車両3と通信可能なように設定されている。路上装置1は、車載装置2と各種情報の通信を行う通信部1aと、通信部1aを制御する通信制御装置1bとを含んでいる。路上装置1は、交通信号機4から後述する信号情報を受信し、当該信号情報を車載装置2に送信する。
交通信号機4は、交通信号制御機4aと複数の信号灯器4bなどを含んでいる。交通信号制御機4aは、中央装置5から信号制御指令を受信し、この指令に基づいて信号灯器4bの各信号灯の点灯、消灯及び点滅を制御する。また、交通信号制御機4aは、所定の周期(例えば、100msec)毎に、交差点Iに流入する各道路における現在の信号灯色及びその継続時間、将来に表示する予定の各信号灯色(例えば、1サイクル先まで)及びその継続時間に関する信号情報を作成し、各路上装置1に送信する。
図2は道路Rにおける信号情報の例を示す説明図である。項番は現時点以後に表示される各信号灯色の順番を、信号灯色は道路Rを走行する車両に対して表示される信号灯器4bの灯色を、継続時間は各信号灯色が継続する秒数を、それぞれ示している。例えば、項番が1の信号灯色、すなわち、現在の信号灯色は赤であり、その継続時間は20秒であることを示している。また、例えば、項番が2の信号灯色、すなわち、現在の信号灯色の次に表示される信号灯色は青であり、その継続時間は60秒であることを示している。
次に、車両3及び車両3に搭載された車載装置2について説明する。図3は本発明に係る車載装置及び車両の構成を示すブロック図である。通信部201は、路上装置1から信号情報を受信する。車速取得部202は、車速センサ301が車輪の角速度を検出することにより計測した車両3の速度のデータを取得する。車間距離取得部203は、車間距離センサ302が計測した先行車両との車間距離のデータを取得する。車間距離センサ302は例えばミリ波を用いて目標物との距離を計測するものである。記憶部204は、通信部201が受信した信号情報、車速取得部202が取得した速度データ、車間距離取得部203が取得した車間距離データなどを記憶する。
燃料制御部205は、処理部209が後述する車両制御処理において指示した内容に基づいて燃料制御装置303に指示を出す。燃料制御装置303は、燃料制御部205の指示及びアクセルペダルの踏み込み量に基づいて燃料を供給する。
制動部206は、処理部209が後述する車両制御処理において指示した内容に基づいて減速装置304に指示を出す。減速装置304は、制動部206の指示及びブレーキペダルの踏み込み量に基づいてブレーキを作動する。
表示部207は、処理部209が後述する車両制御処理において作成した画像データをモニター305に表示する。音声出力部208は、処理部209が後述する車両制御処理において作成した音声データをスピーカー306から出力する。
処理部209は、1又は複数のマイクロコンピュータにより構成されており、所定の時間(例えば、100msec)毎に以下に説明する車両制御処理を実行する。まず、処理部209は、車両3の車速に基づいて、車両3が停止しているか否かを判定する。停止している(車速が0)と判定した場合には、処理部209は、路上装置1から受信した信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する。赤であると判定した場合には、処理部209は、その継続時間を取得し、当該継続時間が経過すると同時に(すなわち、信号灯色が赤から青に切り替わると同時に)車両3が前進を開始するように、燃料制御部205及び制動部206に指示する。
これにより、車両3は信号灯色が青に変化すると同時に前進を開始するので、上述のΔT1(信号変化又は先行車両の前進開始から車両3の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができ、その結果として、上述のDelay(信号変化から車両3の前進開始までに要する時間)を0に近づけることができる。従って、発進遅れによる飽和交通流率の低下を抑制することができる。
処理部209は、車両3が前進を開始する前に、ドライバに画像及び音声でその旨を予告する。具体的には、処理部209は、「発進注意!」の文字等からなる画像データ、「まもなく発進しますので、ご注意下さい。」等の音声データを作成し、車両3が前進を開始する所定時間前(例えば、3秒前)に、画像データをモニター305に表示するとともに、音声データをスピーカー306から出力する。これにより、ドライバが停止中にカーナビゲーション装置(不図示)を操作していたり、地図や雑誌等を見たりして、脇見をしている場合であっても、ドライバに運転に注意を払うよう喚起することができ、運転の安全性を高めることができる。
処理部209は、車両3が停止していない(車速が0より大きい)と判定した場合には、先行車両との車間距離が車速に応じた目標車間距離(例えば、車速が10km/hの場合には3m、車速が40km/hの場合には20m)となるように燃料制御部205及び制動部206に指示する。なお、処理部209は、先行車両との衝突を防止するために、先行車両との車間距離が所定の閾値(例えば、2m)以下になった場合には、車両3が停止するように燃料制御部205及び制動部206に指示しても良い。
上述の実施の形態においては、路上装置1と交通信号制御機4aは別々の筐体に収められている構成であったが、これに限定されるものではなく、路上装置1と交通信号制御機4aが1つの筐体に収められている構成であっても良い。
また、路上装置1はWiMAXなどの広域通信装置に限定されるものではなく、光ビーコン、電波ビーコン、DSRC(Dedicated Short Range Communication : 専用狭域通信)などの狭域通信装置であっても良い。この場合、通信領域Qは非常に狭いので、車載装置2は、車両3が通信領域Qを通過している間に、信号情報を1度しか受信することができない。従って、車載装置2は、信号情報を受信してから時間が経過する都度、信号情報に含まれる現在の信号灯色の継続時間からその経過時間分を減じて、信号情報を更新しておくのが好ましい。
実施の形態2:
本実施の形態が上述の実施の形態1と異なる点は、路上装置1は道路Rの停止線P直近の車両3とのみ通信可能な点、隣り合う車両3同士で信号情報を通信可能な点である。
図4は実施の形態2における路上装置、車載装置及び車両を含む車両制御システムの概要を示す模式図である。路上装置1の通信領域Q(斜線部分)は、道路Rの停止線P直近の車両3とのみ通信可能に設定されている。また、隣り合う車両3に搭載された車載装置2は、互いに通信することができる。
次に、車載装置2及び車両3について説明する。車載装置2及び車両3の構成を示すブロック図は図3と同様である。
通信部201は、路上装置1又は先行する車両3に搭載された車載装置2から信号情報を受信する。通信部201は、信号情報を受信した場合には、後続する車両3に搭載された車載装置2に対して当該信号情報を送信する。これにより、信号情報が道路Rの停止線P直近の車両3にのみ送信される場合であっても、信号情報をバケツリレー方式で後続する車両3に伝達することができるので、道路R上の全ての車両3が信号情報を受信することができる。なお、図4において、道路Rの先頭から2台目、3台目の車両3は、路上装置1からも先行する車両3からも信号情報を受信することになるが、この場合には、路上装置1から受信した信号情報を優先し、先行する車両3から受信した信号情報を破棄すれば良い。また、後続する車両3には、信号情報に代えて、赤の信号灯色の継続時間の情報を送信しても良い。
また、通信部201は、信号情報に代えて、車両3が前進を開始する時点(以下、前進開始時点)の情報を後続する車両に送信しても良い。この場合、処理部209は、車両3が停止していると判定し、かつ、現在の信号灯色が赤であると判定した場合には、先行する車両3から前進開始時点の情報を受信したのか、あるいは、先行する車両3から前進開始時点の情報を受信せず、路上装置1から信号情報を受信したのか、いずれであるかを判定する。先行する車両3から前進開始時点の情報を受信せず、路上装置1から信号情報を受信したと判定した場合には、車両3は道路Rの先頭車両であると判断し、赤の信号灯色の継続時間を取得して、前進開始時点として当該継続時間を設定し、この前進開始時点の情報を通信部201を介して後続する車両3に送信する。一方、先行する車両3から前進開始時点の情報を受信したと判定した場合には、車両3は道路Rの先頭車両でないと判断し、受信した前進開始時点にΔT2秒(例えば、0.2秒)を加算した時点を前進開始時点として設定し、この前進開始時点の情報を通信部201を介して後続する車両3に送信する。処理部209は、前進開始時点になると同時に車両3が前進を開始するように、燃料制御部205及び制動部206に指示する。
なお、ここでは前進開始時点の情報を受信するか否かで、車両3が道路Rの先頭車両であるか否かを判定していたが、例えば、車間距離取得部203が取得した車間距離が所定値(例えば、10m)以上であるか否かを判定し、所定値以上であれば、車両3の前方には他の車両が存在しない、すなわち、車両3が道路Rの先頭車両であると判断し、所定値以上でなければ、車両3の前方には他の車両が存在する、すなわち、車両3は先頭車両でないと判断しても良い。また、車両3の位置を検出するGPSなどの位置検出手段(不図示)によって車両3の位置を取得するとともに、道路R上に書かれた停止線Pの位置に関する情報を取得して、車両3の位置と停止線Pの位置との相対的な関係によって、車両3が先頭車両であるか否かを判断しても良い。
このようにすると、道路Rの先頭の車両3は、信号灯色が青から赤になると同時に前進を開始し、次の車両3はそのΔT2秒経過後に前進を開始し、さらに次の車両3はさらにそのΔT2秒経過後に前進を開始することになる。従って、道路R上の全ての車両3は、先行車両が前進を開始してからΔT2秒の余裕を持って前進を開始するため、走行の安全性が向上する。この場合でも、N台目の車両3における上記DelayはΔT2×Nとなり、上記特許文献1に記載の装置におけるΔT1×Nよりも小さくなるため、発進遅れによる飽和交通流率の低下を必要限度に抑えることができる。
上述の実施の形態のおいては、信号情報は信号灯色とその継続時間を含むものであったが、これに限定されるものではなく、信号灯色とその表示が終わる時刻を含むものであっても良い。同様に、前進開始時点の情報は、車両3が前進を開始する時点までの時間を含むものであったが、これに限定されるものではなく、車両3が前進を開始する時刻を含むものであっても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明に係る路上装置、車載装置及び車両を含む車両制御システムの概要を示す模式図である。 信号情報の例を示す説明図である。 本発明に係る車載装置及び車両の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における路上装置、車載装置及び車両を含む車両制御システムの概要を示す模式図である。
符号の説明
1 路上装置
1a 通信部
1b 通信制御装置
2 車載装置
201 通信部
202 車速取得部
203 車間距離取得部
204 記憶部
205 燃料制御部
206 制動部
207 表示部
208 音声出力部
209 処理部
3 車両
301 車速センサ
302 車間距離センサ
303 燃料制御装置
304 減速装置
305 モニター
306 スピーカー
4 交通信号機
4a 交通信号制御機
4b 信号灯器
5 中央装置
I 交差点
P 停止線
Q 通信領域
R 道路

Claims (8)

  1. 信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を道路上の車両に対して送信する路上装置と、
    前記車両に搭載され、前記信号情報を受信して、該信号情報に基づいて該車両を制御する車載装置とを有する車両制御システムであって、
    前記車載装置は、
    前記信号情報に基づいて、前記車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、
    前記車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする車両制御システム。
  2. 走行方向に連続した少なくとも2台の車両にそれぞれ搭載された車載装置を含む車両制御システムであって、
    先行車両に搭載された第1の車載装置は、信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を送信する手段を有し、
    後行車両に搭載された第2の車載装置は、
    前記信号情報を受信する手段と、
    前記信号情報に基づいて、前記後行車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、
    前記後行車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記後行車両の前進を開始させるように該後行車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする車両制御システム。
  3. 走行方向に連続した少なくとも2台の車両にそれぞれ搭載された車載装置を含む車両制御システムであって、
    先行車両に搭載された第1の車載装置は、
    前記先行車両が停止している場合に、該先行車両の前進を開始させるように該先行車両を制御する第1の車両制御手段と、
    前記先行車両の前進開始時点の情報を含む通知情報を送信する手段とを有し、
    後行車両に搭載された第2の車載装置は、
    前記通知情報を受信する手段と、
    前記通知情報に基づいて、前記後行車両の前進を開始させるように該後行車両を制御する第2の車両制御手段とを有することを特徴とする車両制御システム。
  4. 前記第2の車両制御手段は、前記先行車両の前進開始時点から所定時間を経過した時点に前記後行車両の前進を開始させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両制御システム。
  5. 車両に搭載された車載装置であって、
    信号灯色を切り替える予定に関する情報を含む信号情報を受信する手段と、
    前記信号情報に基づいて、前記車両の進行方向に表示される信号灯色が青に切り替わる青変化時点を取得する手段と、
    前記車両が停止しているか否かを判定する第1判定手段と、
    前記信号情報に基づいて、現在の信号灯色が赤であるか否かを判定する第2判定手段と、
    前記第1判定手段が停止していると判定し、かつ、前記第2判定手段が赤であると判定した場合に、前記青変化時点に前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする車載装置。
  6. 車両に搭載された車載装置であって、
    前記車両の先行車両から、該先行車両が停止している場合に該先行車両が前進を開始する時点の情報を含む通知情報を受信する手段と、
    前記通知情報に基づいて、前記車両の前進を開始させるように該車両を制御する車両制御手段とを有することを特徴とする車載装置。
  7. 前記車両の前進開始前に、前記車両の搭乗者に対して前記車両が前進を開始する旨を報知する報知手段をさらに有することを特徴とする請求項5又は6に記載の車載装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれかに記載の車載装置を搭載した車両。
JP2007078769A 2007-03-26 2007-03-26 車両制御システム、車載装置及び車両 Active JP4715788B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007078769A JP4715788B2 (ja) 2007-03-26 2007-03-26 車両制御システム、車載装置及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007078769A JP4715788B2 (ja) 2007-03-26 2007-03-26 車両制御システム、車載装置及び車両

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010121454A Division JP5071893B2 (ja) 2010-05-27 2010-05-27 車両制御システム、車載装置及び車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008242569A true JP2008242569A (ja) 2008-10-09
JP4715788B2 JP4715788B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=39913881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007078769A Active JP4715788B2 (ja) 2007-03-26 2007-03-26 車両制御システム、車載装置及び車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4715788B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211304A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP2010282343A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Toyota Motor Corp 車両走行支援装置および車両走行支援方法
JP2011164978A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Denso Corp 車両制御装置、および車群制御システム
JP2019133435A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 制御装置、制御装置の動作方法及びプログラム
WO2021024761A1 (ja) * 2019-08-06 2021-02-11 オムロン株式会社 評価装置、走行状態評価方法、および走行状態評価プログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148936A (en) * 1976-06-04 1977-12-10 Kazumi Tanaka Apparatus for preventing traffic stagnation
JPH01136213A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 自動走行車の運行制御方法
JPH1079099A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Denso Corp 通行車両制御システムおよび車両走行制御装置
JP2002104016A (ja) * 2000-07-28 2002-04-09 Toyota Motor Corp 車両追従装置
JP2002245587A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Denso Corp 通信システム及び車載装置並びに記録媒体
JP2003331397A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 Mitsubishi Electric Corp 発進報知装置
JP2004205389A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置、信号待ち回数予測方法、所要時間予測方法、信号待ち回数予測プログラム、及び所要時間予測プログラム
JP2004355055A (ja) * 2003-05-26 2004-12-16 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器及びナビゲーション方法
JP2005227987A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Denso Corp 信号情報提供システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52148936A (en) * 1976-06-04 1977-12-10 Kazumi Tanaka Apparatus for preventing traffic stagnation
JPH01136213A (ja) * 1987-11-24 1989-05-29 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 自動走行車の運行制御方法
JPH1079099A (ja) * 1996-07-12 1998-03-24 Denso Corp 通行車両制御システムおよび車両走行制御装置
JP2002104016A (ja) * 2000-07-28 2002-04-09 Toyota Motor Corp 車両追従装置
JP2002245587A (ja) * 2001-02-14 2002-08-30 Denso Corp 通信システム及び車載装置並びに記録媒体
JP2003331397A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 Mitsubishi Electric Corp 発進報知装置
JP2004205389A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Alpine Electronics Inc ナビゲーション装置、信号待ち回数予測方法、所要時間予測方法、信号待ち回数予測プログラム、及び所要時間予測プログラム
JP2004355055A (ja) * 2003-05-26 2004-12-16 Alpine Electronics Inc 車載用電子機器及びナビゲーション方法
JP2005227987A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Denso Corp 信号情報提供システム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010211304A (ja) * 2009-03-06 2010-09-24 Nissan Motor Co Ltd 運転支援装置および運転支援方法
JP2010282343A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Toyota Motor Corp 車両走行支援装置および車両走行支援方法
JP2011164978A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Denso Corp 車両制御装置、および車群制御システム
JP2019133435A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 本田技研工業株式会社 制御装置、制御装置の動作方法及びプログラム
CN110103980A (zh) * 2018-01-31 2019-08-09 本田技研工业株式会社 控制装置、控制装置的动作方法及介质
WO2021024761A1 (ja) * 2019-08-06 2021-02-11 オムロン株式会社 評価装置、走行状態評価方法、および走行状態評価プログラム
JP2021026552A (ja) * 2019-08-06 2021-02-22 オムロン株式会社 評価装置、走行状態評価方法、および走行状態評価プログラム
JP7293960B2 (ja) 2019-08-06 2023-06-20 オムロン株式会社 評価装置、走行状態評価方法、および走行状態評価プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4715788B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5018927B2 (ja) 運転者支援装置、および運転者支援システム
EP2383712B1 (en) Driving assisting device
US20200184827A1 (en) Electronic control device and vehicle comprising the same
JP4967990B2 (ja) 車両制御システム、車載装置及び車両
JP5152284B2 (ja) 運転者支援装置、および運転者支援システム
CN111862633A (zh) 一种基于v2x的交通信号灯控制方法、路侧单元及系统
JP2009003822A (ja) 車車間通信装置
US20220044556A1 (en) Server, vehicle, traffic control method, and traffic control system
JPH08287394A (ja) 車載用ナビゲーションシステム
EP2919215A1 (en) Drive support device
CN107547581A (zh) 消息的推送方法、装置和设备
JP2010102529A (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP2008276497A (ja) 路上通信システム、路車間通信システム、車載機、車両および交通信号制御機
JP4715788B2 (ja) 車両制御システム、車載装置及び車両
JP2012008938A (ja) 運転者支援装置、および運転者支援システム
JP7157780B2 (ja) 自動運転車用情報提示装置
JP2010146174A (ja) 運転支援装置
JP2010102522A (ja) 情報提供装置および情報提供方法
JP5239804B2 (ja) 運転支援装置
JP5071893B2 (ja) 車両制御システム、車載装置及び車両
JP5640576B2 (ja) 走行支援装置、及び走行支援システム
JP5754519B2 (ja) 運転支援装置
JP2011221854A (ja) 信号灯色制御装置
JP2004258867A (ja) 信号機情報伝達システム
JP5299309B2 (ja) 車両制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4715788

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250