JP2008241112A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 凝縮器17で凝縮した冷媒を減圧して高速度で流出する駆動流体により蒸発器12を流出する吸引流体を吸引し混合した後、膨張させて低圧状態で流出するエジェクタ11を備え、圧縮機15、凝縮器17、エジェクタ11、及び蒸発器12を冷媒配管で接続する冷媒回路に冷媒を循環させ、蒸発器12で得られる冷熱を風路31、32、33、34a、34b、35、36及び送風機19によって冷却室1a〜1eに輸送するものであって、冷却室1a〜1e、蒸発器11、風路31、32、33、34a、34b、35、36及び送風機19並びにエジェクタ11を庫内8に格納すると共に、エジェクタ11を蒸発器12の近傍に配置する。
【選択図】 図2
Description
従来のキャピラリなどの減圧手段に変えてエジェクタを搭載する場合、吸引部に接続する配管があり、冷媒回路に変更が必要となり、従来の組立工程を変更する必要がある。エジェクタの配置場所によっては、冷凍冷蔵庫の冷却室の容積を狭める可能性もある。また、エジェクタの配置場所によっては、熱損失が生じてしまい、期待したほど効率の向上が得られないという問題もあった。
また、エジェクタにおける熱損失を極力小さくして冷凍サイクル効率の向上を図ることができ、組立工程の大幅な変更の必要のない冷凍冷蔵庫を得ることを目的としている。
図1は本発明の実施の形態1に係る冷凍冷蔵庫1を示す正面図である。この冷凍冷蔵庫1は、例えば5室の冷却室1a〜1eを有するもので、室内温度が5℃程度に保たれる冷蔵室1a、0℃〜−18℃で切り替え可能な切替室1b、−20℃程度に保たれる製氷室1c、2℃程度に保たれる野菜室1d、−18℃程度に保たれる冷凍室1eで構成される。図1は正面図であり、各冷却室1a〜1eの冷蔵庫扉9が見えている状態である。
ここで、筐体2と冷蔵庫扉9によって、低温に保持される部分である庫内8の全体を取り囲むように構成する。ただし筐体2のすべてが図3に示すような構成ではなく、断熱材4が設けられていない部分があってもよい。例えば、筐体の下面2cには、例えば凝縮器の一部が設けられているが断熱材4は設けず、この部分の凝縮器で、下面に設けた蒸発板にたまった水分を蒸発させる構成にしてもよい。
図2において、実線白抜き矢印は蒸発器12からの冷風の流れ方向を示し、点線白抜き矢印は蒸発器12への戻り空気の流れを示す。冷蔵室送風ダンパ21、切替室送風ダンパ22、冷凍室送風ダンパ23の開閉によって、冷蔵室用風路32、切替室用風路33、冷凍室用風路34a、34bが開閉される。蒸発器12で、蒸発器12内を流れる冷媒と周囲空気とが熱交換され、庫内送風機19によって冷風が吹出口19aから庫内分配風路31に送風される。そして、庫内分配風路31に接続する各風路31、32、33、34a、34bを通って各冷却室1a〜1eの全てまたはいずれかを冷却し、冷風は温度が上昇し、冷蔵室1、切替室2及び製氷室3の共用の戻り風路35または冷凍室戻り風路36を通って、蒸発器12の周囲に戻ってくる。さらに戻った空気は蒸発器12で再び冷媒と熱交換して低温となり、庫内送風機19で冷却室1a〜1eに送風される。なお、本実施の形態では、比較的温度を高く保つ野菜室1dは、冷蔵室1、切替室2及び製氷室3の共用の戻り風路35を通る空気によって冷やす構成である。
本実施の形態では、蒸発器12として例えば2台の蒸発器(第1蒸発器12a、第2蒸発器12b)を有し、第1蒸発器12aと第2蒸発器12bとで異なる冷媒の蒸発温度が得られる回路構成である。
ここで、流路切換弁14は、例えば単に2方向に冷媒流れを分岐させるものであり、圧縮機15が停止した場合にはどちらの流路も閉状態にする。
図9は本実施の形態に係るエジェクタ11の接続状態を模式的に示す説明図であり、蒸発器12a、12b周囲の冷蔵庫内の空気の流れと共に冷凍サイクルの冷媒の流れを示す。図中、実線矢印は冷媒の流れ方向、白抜き矢印は冷蔵庫内の空気の流れ方向を示す。エジェクタ11の接続状態をわかりやすくするため、この図ではエジェクタ11を設置位置からずらして示しており、実際には、点線で示すエジェクタの部分に配置する。
なお、エジェクタ11を配置する蒸発器12の近傍とは、蒸発器12の上方、下方、右側、左側、前面、背面で、蒸発器12に近い領域、蒸発器12との距離が例えば10cm〜15cm程度の近い領域のことである。庫内8には空間的にほとんど余裕がなく、図2に示した構成では、蒸発器12の上方の送風機19との間にできた空間を利用している。また、庫内送風機19を配置する蒸発器12の近傍も、蒸発器12の上方、下方、右側、左側、前面、背面で、蒸発器12に近い領域、蒸発器12との距離が例えば10cm〜15cm程度の近い領域のことである。庫内送風機19は蒸発器12と風路31との間に配置するので、図2に示す構成では蒸発器12の上方に設置している。
また、蒸発器12の配置がどこであったとしても、蒸発器12の近傍に送風機19を設置している場合に、送風機19の円周側にできてしまう空間で、送風機19の吹出口19aに対向する部分を避けるようにエジェクタ11を配置すれば、庫内8の空間を有効に利用でき、冷却室1a〜1eの容積を低減することなく、エジェクタを搭載する冷凍サイクルを構成できる。
また、図6の構成では、膨張比が一定の固定エジェクタを使用しているが、ニードルなどを用いて喉部の断面積を可変する膨張比変化型の可変絞りエジェクタを用いても、同様の効果を奏する。ただし、固定エジェクタでは、可変絞りエジェクタに比べ、運転状態によって過膨張や不足膨張が生じることがない。例えば過膨張になると衝撃波の発生によって損失が生じたりするが、これを防止できるので、ノズルから噴射される液滴をできるだけ微細化することができ、混合を促進してエジェクタ効率を高く維持することができる。
また、筐体2の外壁5と内壁6の間の断熱材として、例えばウレタンを用いたがこれに限るものではなく、例えば一部分に真空断熱パネルを設けると、断熱効果を向上できる。
また、圧縮機15を格納する機械室3を背面で下方に設けたがこれに限るものではなく、背面の上方など、機械室はどこに設けられていてもよい。また、蒸発器12を冷凍室1eと野菜室1dの背面側に設置したが、これに限らず、どこに設置されていてもよい。
1a〜1e 冷却室
2 筐体
3 機械室
4 断熱材
5 外壁
6 内壁
7 断熱材
8 庫内
9 冷蔵庫扉
10 仕切り壁
11 エジェクタ
12、12a、12b 蒸発器
15 圧縮機
17 凝縮器
18 絞り装置
19 送風機
31、32、33、34a、34b 風路
35、36 戻り風路
40 駆動流入口部
41 吸引流入口部
42 吸引部
43 ノズル部
44 混合部
45 ディフューザ部
50 絞り装置出口接続配管
51 駆動流接続配管
52 吸引流接続配管
53 エジェクタ出口部接続配管
54 蒸発器出口接続配管
Claims (6)
- 高圧状態の冷媒を吐出する圧縮機と、前記圧縮機からの前記高圧状態の冷媒を凝縮する凝縮器と、前記凝縮器で凝縮した冷媒を減圧して高速度となった駆動流体により吸引流体を吸引し混合した後、膨張させて低圧状態で流出するエジェクタと、前記エジェクタからの低圧状態の冷媒を蒸発する蒸発器と、前記圧縮機、前記凝縮器、前記エジェクタ、及び前記蒸発器を冷媒配管で接続して冷媒を循環させる冷媒回路と、前記蒸発器で得られる冷熱を冷却室に輸送する風路及び送風機と、前記圧縮機を格納する機械室と、を備え、前記冷却室、前記蒸発器、風路及び送風機並びに前記エジェクタを庫内に格納すると共に、前記エジェクタを前記蒸発器の近傍に配置することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
- 前記送風機を前記蒸発器の近傍に配置し、前記送風機の吹出口に対向する部分を避けるように前記エジェクタを配置したことを特徴とする請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
- 前記エジェクタの駆動流入口部に接続する駆動流接続配管のうち、少なくとも前記庫内に格納する接続配管の周囲に断熱材を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
- 前記庫内を包囲する筐体を、外壁と、内壁と、前記外壁及び前記内壁の間に設けられた断熱材で構成し、前記庫内の前記エジェクタの駆動流入口部に接続する駆動流接続配管が前記筐体の前記外壁と前記内壁の間を通るように前記冷媒回路を構成することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の冷凍冷蔵庫。
- 前記エジェクタを前記内壁に接触して設置することを特徴とする請求項4記載の冷凍冷蔵庫。
- 前記エジェクタの駆動流入口部に接続する駆動流接続配管が前記筐体の前記断熱材の間または前記断熱材の前記外壁側を通るように前記冷媒回路を構成したことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の冷凍冷蔵庫。
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