JP2008240509A - 送り出し架設桁の降下方法、架設桁降下装置、及び架設桁降下システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の送り出し架設桁の降下方法は、橋脚の所定距離上方に対して橋桁を送り出し、その後に続けて前記橋桁を前記橋脚上に降ろすことを特徴とする。より詳細には、例えば前記橋脚上に配置された支持台を昇降装置により上昇させた位置に支持しておき支持台により前記橋桁を支持した状態で同橋桁を送り出し、あるいは別途の方法で送り出された橋桁を昇降装置で上昇させた支持台で支持し、その後に支持台を昇降装置により続けて降下させ、橋桁を橋脚上に載置する送り出し架設桁の降下方法である。また、そのために構成された架設桁降下装置、及び架設桁降下システムを提供する。
【選択図】図1
Description
また、橋桁は橋脚上の送り出し設備の上に仮設置してある不安定な状態であるため、速やかに橋脚上の支承に設置固定する必要がある。
このように、従来の降下方法では安全面、設備、工期共に改善の必要性がある。
または、前記昇降装置が、前記支持台から下方へ延在する軌条鋼に対してピンを挿入することにより該軌条鋼を支持するピン機構と、該ピン機構を支持する伸縮自在のジャッキとを備えたものとすることができる。
または、前記昇降装置が、前記支持台から下方へ延在する軌条鋼に設けられたラックに対して噛合い、回転することにより前記軌条鋼を介して前記支持台を昇降させるピニオンを備えたものとすることができる。
図1に示したように、架設桁降下装置1は、橋脚2上に設置され、橋桁3を支持するものである。大きく分けて橋脚2上に設置される支持部1aと、支持部1aにより昇降自在に支持された昇降部1bとにより構成される。支持部1aは、橋脚2の上面2aに設置され最終的に橋桁3を支持する支承20を取り囲んでH形鋼が井桁状に配置された基部21と、その上端が基部21に固定され橋脚2の前方及び後方より外側に張り出して基部21から下方へ向けて延在する支持鋼22と、支持鋼22により支持され、昇降部1bを昇降自在に把持する昇降装置25とを有する。図の例では橋脚2の左右方向に二カ所支承20が設置され、基部21はそれぞれの支承20に対応して二カ所設けられ、支持鋼22及び昇降装置25は橋脚2の左右及び前後方向に合計4カ所設けられている。
まず、図1に示したように、昇降部1bを所定の高さに伸張させた状態で、支持台30の上に重量物移送台45を設置する。重量物移送台45により橋桁3が送り出される。送り出し工程が完了したら、同一段取りのままで速やかに架設桁降下装置1により橋桁3が降下される。すなわち四隅に設けられた昇降装置25により、軌条鋼31が順次把持・開放されることで、支持台30を降下させる。
また、架設桁降下システム10によれば、複数設置された架設桁降下装置1を油圧操作で同期運転することにより、長くて重い架設桁を同時に短期間で降下させることができる。したがって工期を短縮することができる。また、速やかに一括で降下できるため、降下作業時の不安定状態を短時間で解消できる。
他の構成は上記実施形態と同様であるため、説明を省略する。
この変形例の場合、上記のクランプ機構と比較して構造が簡単でコンパクトである。また装置を軽量化することができる。
本変形例では、ピニオン62を回転させることにより軌条鋼31を連続的に昇降させることができる。
なお、いずれの場合も支持部1aは、軌条鋼31を昇降装置から離脱させない適宜の保持構造を備えたものとする。
また、本変形例の支持台230は、橋脚2を上下に挿通させるためにロノ字型平面形状をしているが、必ずしもそれに限定されず橋脚2を上下に挿通できればよく、例えばコの字型平面形状等一部が開いた平面形状でもよい。
なお、図1、図10に示した軌条鋼31、支持鋼22等の配置位置、配置数等は一例であって、橋桁3等の構造に対応して種々に変形できることは言うまでもない。
図16に示したように、架設桁降下装置101は、橋脚2上にて橋桁3を支持するものである。箱桁である橋桁3の横桁3a部分に対して昇降装置としての複数のスクリュー式ジャッキ機構111が支持台130を介して固定され、スクリューロッド112がスクリュー式ジャッキ機構111に螺合し貫通した状態で橋脚2の上面2aに支持されている。
符号120は橋桁3の送り出しに使用される積み重ねられたサンドル(H形鋼)である。
スクリュー式ジャッキ機構111は、スクリューロッド112が螺合したナットを油圧により回転させて支持台130を介して橋桁3を昇降させる装置である。スクリュー式ジャッキ機構111のナットを回転させる油圧は不図示の油圧源により駆動され、その油圧は制御部105により制御される。
なお、本実施形態においてスクリューロッド112は、図17に示すように、横桁3aのフランジに設けた貫通孔3fを貫通するように設置される。
本変形例の架設桁降下装置101′は2本の主桁3cのそれぞれに2つ、1つの橋脚2に4つのスクリュー式ジャッキ機構111を備えたものであり、図20は橋桁3が橋脚上方の所定位置まで送り出された後の、降下前の状態を示し、橋桁3を支持する支持台130はスクリュー式ジャッキ機構111によって上昇した位置に支持された状態である。
なお、本変形例に於いてスクリューロッド112は、図21(c)に示すように、主桁3cのフランジ3eに設けた貫通孔3fを貫通するように設置される。
本変形例の架設桁降下装置101″は2本の主桁3cのそれぞれに4つ、1つの橋脚2に8つのスクリュー式ジャッキ機構111を備えたものである。したがって、橋桁3による支持負荷が大きい場合の例である。
図22は橋桁3が橋脚上方の所定位置まで送り出された後の、降下前の状態を示し、橋桁3を支持する支持台130はスクリュー式ジャッキ機構111によって上昇した位置に支持された状態である。
また、架設桁降下システム110によれば、複数設置された架設桁降下装置101、101′、101″を油圧操作で同期運転することにより、長くて重い架設桁(橋桁)を同時に短期間で降下させることができる。したがって工期を短縮することができる。また、速やかに一括で降下できるため、降下作業時の不安定状態を短時間で解消できる。
Claims (16)
- 橋脚の所定距離上方に対して橋桁を送り出し、その後に続けて前記橋桁を前記橋脚上に降ろすことを特徴とする送り出し架設桁の降下方法。
- 前記橋脚上に配置された支持台を昇降装置により上昇させた位置に支持し、送り出された前記橋桁を該支持台により支持した状態で前記支持台を前記昇降装置により降下させ、前記橋桁を前記橋脚上に載置することを特徴とする請求項1に記載の送り出し架設桁の降下方法。
- 前記支持台を前記昇降装置により上昇させた位置に支持しておき、該支持台により前記橋桁を支持した状態で該橋桁を送り出し、その後に続けて前記支持台を下降させることを特徴とする請求項2に記載の送り出し架設桁の降下方法。
- 前記橋桁を送り出すときは、各々の前記支持台に水平方向成分荷重に抗するように斜材を取り付けることを特徴とする請求項3に記載の送り出し架設桁の降下方法。
- 複数の橋脚上にて前記橋桁を支持する複数の前記昇降装置を、同期して降下させることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載の送り出し架設桁の降下方法。
- 橋脚上に設けられた昇降装置と、該昇降装置により昇降可能に支持された支持台とを備え、該支持台上に橋桁が支持されることを特徴とする架設桁降下装置。
- 前記支持台は、前記昇降装置により上昇した位置に支持された状態で、前記橋脚の所定距離上方に対して送り出される前記橋桁を支持する移送台を有することを特徴とする請求項6に記載の架設桁降下装置。
- 前記昇降装置は、前記支持台から下方へ延在する軌条鋼を把持・開放するクランプと、該クランプを支持する伸縮自在のジャッキとを備えたことを特徴とする請求項7に記載の架設桁降下装置。
- 前記昇降装置は、前記支持台から下方へ延在する軌条鋼に対してピンを挿入することにより該軌条鋼を支持するピン機構と、該ピン機構を支持する伸縮自在のジャッキとを備えたことを特徴とする請求項7に記載の架設桁降下装置。
- 前記昇降装置は、前記支持台から下方へ延在する軌条鋼に設けられたラックに対して噛合い、回転することにより前記軌条鋼を介して前記支持台を昇降させるピニオンを備えたことを特徴とする請求項7に記載の架設桁降下装置。
- 一つの前記橋脚における複数の前記軌条鋼が、互いに独立して別個の前記支持台に取り付けられるとともに、別個の前記昇降装置により昇降可能に支持されたことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の架設桁降下装置。
- 一つの前記橋脚における複数の前記軌条鋼の全てが、一つの前記支持台に取り付けられたことを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の架設桁降下装置。
- 前記支持台は、前記橋脚を上下に挿通できる空隙を有することを特徴とする請求項12に記載の架設桁降下装置。
- 前記支持台は、前記橋脚の所定距離上方に対して送り出される前記橋桁を支持するために前記昇降装置により上昇した位置において、水平方向成分荷重に抗する斜材を取り付けるように構成されてなることを特徴とする請求項11ないし請求項13のいずれかに記載の架設桁降下装置。
- 前記昇降装置は、前記橋脚上に支持されたスクリューロッドと、前記橋桁に前記支持台を介して固定され前記スクリューロッドと螺合することで、前記橋桁を昇降自在に支持するスクリュー式ジャッキ機構とを備えたことを特徴とする請求項6に記載の架設桁降下装置。
- 請求項6ないし請求項15のいずれかに記載の昇降装置を複数の橋脚上にそれぞれ備え、さらにこれら昇降装置を同期して制御する制御部を備えたことを特徴とする架設桁降下システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108691277A (zh) * | 2018-08-02 | 2018-10-23 | 中铁四局集团有限公司 | 用于节段预制拼装梁在架设过程中定位的三维调整工装 |
CN112813841A (zh) * | 2021-02-03 | 2021-05-18 | 中铁工程机械研究设计院有限公司 | 一种装载托盘及架设装配式桥墩的施工方法 |
CN113830252A (zh) * | 2021-09-10 | 2021-12-24 | 海洋石油工程(青岛)有限公司 | 一种受力状态下坞墩的无损拆除工艺 |
Citations (2)
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JP2000204519A (ja) * | 1999-01-07 | 2000-07-25 | Noda Jidosha Kogyosho:Kk | 変断面橋梁架設方法及びその装置 |
JP2005350996A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Yokogawa Koji Kk | 橋梁架設装置及び橋梁架設方法 |
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2008
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