JP2008131421A - 情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】文字領域が多い場合においても、機密情報を埋め込むことができ、背景が暗い場合においても機密情報を読み出すことができる情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体を提供する。
【解決手段】文書データに基づいて文書画像を形成するとともに(SP1)、文書の文書画像領域に機密情報の埋め込みが可能であるかを判別し(SP2)、埋め込みが不可であれば機密情報を文書画像に埋め込むための埋め込み可能最小領域を計算し(SP6)、文書画像領域内に白領域を設定して所望の位置に移動させ(SP8)、機密情報に基づいて透かし画像を形成し(SP3)、白領域の画像と文書画像とを合成し、さらに透かし画像を合成し(SP4)、合成した画像を印刷する(SP5)。
【選択図】図2
【解決手段】文書データに基づいて文書画像を形成するとともに(SP1)、文書の文書画像領域に機密情報の埋め込みが可能であるかを判別し(SP2)、埋め込みが不可であれば機密情報を文書画像に埋め込むための埋め込み可能最小領域を計算し(SP6)、文書画像領域内に白領域を設定して所望の位置に移動させ(SP8)、機密情報に基づいて透かし画像を形成し(SP3)、白領域の画像と文書画像とを合成し、さらに透かし画像を合成し(SP4)、合成した画像を印刷する(SP5)。
【選択図】図2
Description
この発明は情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体に関し、特に、文書画像に機密情報を埋め込んだ画像を形成する情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体に関する。
近年、紙に印刷された文書に対するセキュリティが重要になってきており、そのための対策として、機密情報を画像に埋め込む電子透かし技術がある。電子透かし技術として種々の方法が提案されているが、そのうちの1つとして文書画像の背景に機密情報としてのドットパターンを埋め込む電子透かし埋め込み装置が特開2003−209676号公報(特許文献1)に記載されている。
特許文献1に記載された電子透かし埋め込み装置は、文書画像に所定のシンボルとして識別可能なドットパターンを埋め込むための埋め込み領域を算出し、埋め込み領域に対し、文字領域の割合が所定のしきい値以下であるか否かを判断する。文字領域の割合が所定のしきい値以下である場合に、埋め込み領域の文字領域と重ならない領域に、機密情報の少なくとも一部を成すシンボルを識別可能なドットパターンを所定数埋め込む。
特開2003−209676号公報
文書画像の背景にドットパターンを埋め込む電子透かし埋め込み方法では、文書画像中に文字領域が多いときには、電子透かしの埋め込み領域が少なくなるためドットパターンを文書画像中に埋め込むことができなくなることがある
特許文献1では、文字領域に重ならない領域にのみドットパターンを埋め込むようにしているが、文字領域に重ならない領域が少ない場合はドットパターンを埋め込むことができない。さらに、背景が暗い場合には、機密情報を検出できなくなるので、結果として情報を取出すことができない。
特許文献1では、文字領域に重ならない領域にのみドットパターンを埋め込むようにしているが、文字領域に重ならない領域が少ない場合はドットパターンを埋め込むことができない。さらに、背景が暗い場合には、機密情報を検出できなくなるので、結果として情報を取出すことができない。
そこで、この発明は、文字領域が多い場合においても、機密情報を埋め込むことができ、背景が暗い場合においても機密情報を読み出すことができるような情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体を提供することである。
この発明は、文書画像に機密情報を埋め込む情報処理装置であって、文書画像と、機密情報とに基づいて、機密情報を文書画像に埋め込み可能であるかを判別する判別手段と、判別手段により機密情報の埋め込みができないことが判別されたことに応じて、文書画像を形成する画像形成領域内に機密情報の埋め込みが可能な白領域を作成する白領域作成手段と、白領域作成手段によって作成された白領域に機密情報を埋め込む埋め込み手段とを備える。
好ましくは、白領域作成手段は、画像形成領域内の文書画像の少ない領域に白領域を作成する。
好ましくは、白領域を形成するために、機密情報の最小埋め込み領域を求める領域演算手段を含む。
好ましくは、白領域作成手段によって作成された白領域を表示する表示手段を含む。
好ましくは、白領域作成手段によって作成された白領域の表示位置をユーザが指定するための領域指定手段を含む。
好ましくは、白領域が作成された文書画像を印刷する印刷手段を含む。
この発明の他の局面は、印刷手段に接続されたコンピュータを上記情報処理装置として機能させる。
好ましくは、上記プログラムは、コンピュータ読取可能記録媒体に格納される。
この発明によれば、文書画像と、機密情報とに基づいて、機密情報を文書画像に埋め込み可能であるか否かを判別し、機密情報の埋め込みができないことを判別したことに応じて、機密情報の埋め込みが可能な白領域を形成して機密情報を埋め込むようにしたので、文字領域が多い場合でも機密情報を白領域に埋め込むことができ、背景が暗い場合においても、白領域から機密情報を読み出すことができる。
図1はこの発明の一実施形態における情報処理装置1を示すブロック図である。図1を参照して、情報処理装置1としてのコンピュータ2には、印刷手段として作動するプリンタ3が接続されている。コンピュータ2は、判別手段、白領域作成手段、領域演算手段および埋め込み手段として作動するCPU21と、CPU21に接続され、キーボードなどの入力部22と、表示手段として作動するディスプレイなどの表示部23と、DRAMなどにより構成されるメモリ24と、ハードディスク25とを含む。入力部22は、領域指定手段として作動する。
プリンタ3は、機密情報を電子透かしで埋め込んだ画像情報を用紙に印刷する。
図2はこの発明の一実施形態の情報処理装置1の動作を説明するためのフローチャートであり、図3は白領域30を有する文書10を示す図である。
図1に示したハードディスク25には、入力部22から入力された文書データおよび機密情報が記憶されているものとする。CPU21は、セキュリティ印刷のモードが設定されていれば、ハードディスク25から文書データを読み出し、ステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、読み出した文書データに基づいてメモリ24内で図3に示す文書画像領域20に対応する文書画像を作成する。
ステップSP2において、ハードディスク25から機密情報を読み出し、作成された文書画像と読み出した機密情報とに基づいて、文書画像に機密情報の埋め込みが可能であるか否かを判定する。すなわち、CPU21はメモリ24内に展開された文書画像内に機密情報を埋め込む空白領域があるか否かを判別する。
文書画像内に機密情報の埋め込みが可能であることが判定されると、ステップSP3において、機密情報に基づいて透かし画像を形成し、ステップSP4において、文書画像に透かし画像を埋め込んだ画像を合成して表示部23に表示する。ユーザがその表示を見て、印刷してもよいと判断すると、入力部22から印刷を指示する。ステップSP5において、プリンタ3によりその画像を印刷する。
ステップSP2において、機密情報を文書画像内への埋め込みが不可であることを判定すると、ステップSP6において、機密情報を文書画像に埋め込むための埋め込み可能最小領域を白領域30として計算する。ステップSP7において、文書画像領域20内で、文書画像の少ない領域で白領域30の表示位置を探して表示部23に表示する。このときユーザは表示部23に表示された白領域30を見て、入力部22を操作することにより、読み取りたい文書画像が白領域30により隠れることがないように文書画像領域20内の任意の位置を指定して白領域30の位置を指示することができる。
CPU21は、ユーザが白領域30の位置を指示したときは、ステップSP8において、移動を指示された領域に白領域30を移動させる。ステップSP3において、機密情報に基づいて透かし画像を形成し、ステップSP4において、白領域30に透かし画像を合成して表示部23に表示し、ユーザが印刷を指示すると、ステップSP5において、合成した文書画像をプリンタ3により文書10に印刷する。
上述のごとく、この実施形態によれば、文書10の文書画像領域20内に機密情報を透かし画像で埋め込みが可能であるか否かを判別し、埋め込みできないことを判別すると、文書画像領域20内に白領域30を形成し、この白領域30に機密情報を埋め込むことができる。したがって、文書10に文字領域が多い場合においても、機密情報を埋め込むことができる。また、文書画像領域20内が暗くても白領域30は白いので、機密情報を読み出すことができる。
上述の説明では、プリンタ3が接続されたコンピュータ2にこの発明を適用した場合について説明したが、その他のデジタル複合機や複写機単体などに適用してもよい。
また、図2に示したフローチャートに基づくプログラムを光ディスクのようなコンピュータ読取可能記録媒体に格納してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 情報処理装置、2 コンピュータ、3 プリンタ、10 文書、20 文書画像領域、21 CPU、22 入力部、23 表示部、24 メモリ、25 ハードディスク、30 白領域30。
Claims (8)
- 文書画像に機密情報を埋め込む情報処理装置であって、
前記文書画像と、前記機密情報とに基づいて、前記機密情報を前記文書画像に埋め込み可能であるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記機密情報の埋め込みができないことが判別されたことに応じて、前記文書画像を形成する画像形成領域内に前記機密情報の埋め込みが可能な白領域を作成する白領域作成手段と、
前記白領域作成手段によって作成された白領域に電子透かしで前記機密情報を埋め込む埋め込み手段とを備える、情報処理装置。 - 前記白領域作成手段は、前記画像形成領域内の文書画像の少ない領域に前記白領域を作成する、請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記白領域を形成するために、前記機密情報の最小埋め込み領域を求める領域演算手段を含む、請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記白領域作成手段によって作成された白領域を表示する表示手段を含む、請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記白領域作成手段によって作成された白領域の表示位置をユーザが指定するための領域指定手段を含む、請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
- 前記白領域に前記機密情報が埋め込まれた文書画像を印刷する印刷手段を含む、請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置。
- 印刷手段に接続されたコンピュータを請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
- 請求項7に記載されたプログラムを格納したコンピュータ読取可能記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006315064A JP2008131421A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006315064A JP2008131421A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体 |
Publications (1)
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ID=39556821
Family Applications (1)
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JP2006315064A Withdrawn JP2008131421A (ja) | 2006-11-22 | 2006-11-22 | 情報処理装置、プログラムおよびコンピュータ読取可能記録媒体 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010206647A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Casio Computer Co Ltd | テープ印刷装置、画像と文書が合成された合成ラベルの作成方法、合成ラベルの作成プログラムが記憶された記憶媒体 |
US9007617B2 (en) | 2013-04-05 | 2015-04-14 | Ricoh Company, Ltd. | Control of user-sensitive information in a print datastream |
-
2006
- 2006-11-22 JP JP2006315064A patent/JP2008131421A/ja not_active Withdrawn
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