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JP2008121331A - 車両用キーレス装置 - Google Patents

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JP2008121331A JP2006307714A JP2006307714A JP2008121331A JP 2008121331 A JP2008121331 A JP 2008121331A JP 2006307714 A JP2006307714 A JP 2006307714A JP 2006307714 A JP2006307714 A JP 2006307714A JP 2008121331 A JP2008121331 A JP 2008121331A
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Yoshihiro Edamoto
吉広 枝本
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Abstract

【課題】ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる車両用キーレス装置の提供。
【解決手段】携帯機2はICカード6と通信を行いICカードによる決済に必要な情報を含むICカード6の登録情報を得るICカード通信部28を備え、ICカード6の登録情報を得た場合には車載機3に送信する。車載機3には、受信したICカード6の登録情報を記憶するICカード登録情報部52、車両の他装置(テレマティクスユニット8)からの決済要求があると、記憶した登録情報を送るユニット通信部53と、携帯機2が車外にあるか、車内にあるかを判断し、携帯機2が車内にある場合には、ユニット通信部53及びテレマティクスユニット8の決済処理を許可し、携帯機2が車外にある場合には、ユニット通信部53及びテレマティクスユニット8の決済処理を禁止する制御部31を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用キーレス装置の技術分野に属する。
従来では、スマートキー(登録商標、以下省略)にETC(登録商標、以下省略)用のICカードに記憶されている情報と同様のETC情報を記憶させておき、イグニッションスイッチがオンされたとき、ETCの車載器は、スマートキーにETC情報の送信を要求し、この要求に応じてスマートキーから送信されたETC情報をスマートキーECUを介して受信し、これをメモリに記憶し、この記憶したETC情報に基づいてカードレスで料金の決済を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−185146号公報(第2−20頁、全図)
しかしながら、従来にあっては、様々な用途を持つICカードの決済には向いていないものであり、ICカードの持つ効果である手軽さが少なくなってしまうものであった。
本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、その目的とするところは、ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる車両用キーレス装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、車両に設けた車載機が携帯機へ送信を行い、携帯機は車載機からの送信を受信すると返信する信号を車載機に送り、通信によりID認証を行ってキー操作なしで、車両ドアのロック、アンロックを行う車両用キーレス装置において、前記携帯機は、非接触式のICカードまたはICカードの機能を持つ携帯電話機と通信を行い、ICカードによる決済に必要な情報を取得する決済情報取得手段を備え、前記車載機は、前記携帯機からのICカードによる決済に必要な情報を一時的に記憶する決済情報記憶手段と、車両の他装置からの決済要求があると、記憶したICカードによる決済に必要な情報を送るICカードデータ送信手段と、前記携帯機が車外にあるか、車内にあるかを判断する車内車外判断手段と、前記携帯機が車内にある場合には、前記ICカードデータ送信手段及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を許可し、前記携帯機が車外にある場合には、前記ICカードデータ送信手段及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を禁止する決済処理許可手段と、を備えたことを特徴とする。
よって、本発明にあっては、ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる。
以下、本発明の車両用キーレス装置を実現する実施の形態を、請求項1に係る発明に対応する実施例1に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は実施例1の車両用キーレス装置のブロック図である。
実施例1の車両用キーレス装置1は、携帯機2と車載機3、テレマティクスユニット8を主な構成としている。
携帯機2は、制御部21、RF送信部22、送信アンテナ23、LF受信部24、受信コイル25、表示器26、読取メモリ27、ICカード通信部28を主要な構成としている。
なお、実施例1において、ICカード6の登録情報には、決済に必要な情報が含まれるものとする。
制御部21は、車両毎に識別されるIDコードを記憶し、LF受信部24で処理したサーチ電波による信号が自機器のIDコードに対応するものであると判断する場合、もしくは、使用者が車両または携帯機2にリクエスト操作を行って、車両側からサーチ電波が送信され、これを受信し、サーチ電波による信号が自機器のIDコードに対応するものであると判断する場合に、IDコードをRF送信部22に出力する。
また、ICカードの登録情報を得た場合には、これを読取メモリ27に記憶させる処理を行い、その記憶させた登録情報を所定のタイミングでRF送信部22に出力する。
RF送信部22は、制御部21からのIDコードを示す信号及び登録情報を示す信号を、送信する電波信号に変換してアンテナ23に出力する。
アンテナ23は、RF送信部22からの電波信号を送信する。
LF受信部24は、受信コイル25からのサーチ電波を制御部21で処理できる信号に変換して、制御部21に出力する。
受信コイル25は、車載機3からのサーチ電波を受信し、受信した電波信号をLF受信部24に送る。
表示器26は、車両用キーレス装置1の状態、操作状態等を表示し、ユーザーに有用な情報を提供する。
読取メモリ27は、ICカードから得た登録情報を一時的に記憶し、必要に応じて記憶した内容を出力する。
ICカード通信部28は、ICカード6や、ICカードの通信方式を内蔵する携帯電話機7などと、通信を行う。例えば、電源を持たないICカードに対して、電源となる電波の出力を兼ねる送信を行い、その応答としての受信を受けるものを挙げておく。また、その通信方式としてFelica(登録商標)方式を挙げておく。
車載機3は、制御部31、LF送信部32、RF受信部33、各ドア開閉入力部34、ロック状態入力部35、ロック出力部36、アンロック出力部37、室外アンテナ出力部38〜40、室内アンテナ出力部41〜43、受信アンテナ44、室外アンテナ45〜47、室内アンテナ48〜50、リクエスト入力部51、ICカード登録情報部52、ユニット通信部53を主要な構成としている。
制御部31は、各ドア開閉入力部34、ロック状態入力部35からの入力情報と、RF受信部33から入力される携帯機2からの情報を処理して、携帯機2への送信のためのLF送信部32への出力、ロック出力部36、アンロック出力部37への出力を制御する。また、制御部には、データを一時的に記憶するためのメモリを内蔵しているもしくは外部に設けたメモリと接続しているものとする。
さらに制御部31は、携帯機2からのICカード6の登録情報を受信すると、ICカード登録情報部52へ記憶させるとともに、ICカード登録情報部52の情報を決済の必要に応じてユニット通信部53への出力を行う。
LF送信部32は、制御部31からの、車両に対応した特定の携帯機2を捜索するサーチ信号を送信できる電波信号に変換して、室外アンテナ出力部38〜40、室内アンテナ出力部41〜43に出力する。
なお、実施例1では、室外アンテナ出力部38〜40、室内アンテナ出力部41〜43の送信タイミングを異なるものにするなどにより、携帯機2との通信が、室外アンテナ45〜47との間で行われるか、室内アンテナ48〜50との間で行われるかを判別する。
RF受信部33は、携帯機2のIDコードを示す電波信号またはICカードの登録情報を受信アンテナ44から受け取って、制御部31で処理できる信号に変換し出力する。
各ドア開閉入力部34は、それぞれのドアの開閉状態の情報を車両から入力し、制御部31に出力する。
ロック状態入力部35は、車両のドアロック/アンロック状態の情報を車両から入力し、制御部31へ出力する。
ロック出力部36は、制御部31からの指令により、図示しない車両のロック装置にドアロックを行う指令信号を出力する。
アンロック出力部37は、制御部31からの指令により、図示しない車両のロック装置にドアロックを解除する指令信号を出力する。
室外アンテナ出力部38〜40は、室外アンテナ45〜47に電波信号を出力する。
室内アンテナ出力部41〜43は、室内アンテナ48〜50に電波信号を出力する。
室外アンテナ45〜47は、電波信号を車外に送信する。
室内アンテナ48〜50は、電波信号を車室内に送信する。
リクエスト入力部51は、車両に設けられるリクエストスイッチの入力を、車両から入力し、制御部31へ出力する。
ICカード登録情報部52は、ICカードの登録情報を一時的に記憶し、決済における必要に応じて、登録情報を出力する。
ユニット通信部53は、テレマティクスユニット8とのデータ通信を行う。
テレマティクスユニット8は、決済処理部81、決済通信部82、アンテナ83を備え、車外との通信により乗員に情報を提供するものである。
決済処理部81は、ICカード6の登録情報により車外装置との決済処理を行う。
決済通信部82は、決済処理のための車外装置との通信として、アンテナ83への送受信を行う。
アンテナ83は車外装置との通信を行う。
作用を説明する。
[制限を行ったICカード処理]
図2は実施例1の車両用キーレス装置の車載機、携帯機、テレマティクスユニットで実行されるキーレス処理、ICカードによる決済処理の流れを示すフローチャート図であり、以下各ステップについて説明する。
ステップS1では、携帯機2を車載機3が検出したかどうかを判断し、検出したならばステップS2へ進み、検出していないならば処理を終了する。
ステップS2では、携帯機2と車載機3との通信によりID認証を行い、認証成立の際には、ドアロックの解除処理を行う。
ステップS3では、テレマティクスユニット8の車両の乗員の使用により、テレマティクスユニット8から決済処理の要求があるかどうかを判断し、要求があるならばステップS4へ進み、要求がないならば処理を終了する。
ステップS4では、携帯機2が車内にあるか車外にあるかを判断し、車内にあるならばステップS5へ進み、車外にあるならばステップS6へ進む。
ステップS5では、ICカード6の登録情報を用いて決済処理を行う。
[便利な決済作用と防犯性の向上作用]
図3は実施例1の車両用キーレス装置の説明図である。
実施例1の車両用キーレス装置1では、まず基本的な処理として、携帯機2と車載機3の通信によるID認証処理により、携帯機2を携帯して車両に近づくと、あるいは、車両に近づき設定されたリクエストスイッチを操作することにより、ドアロックが解除される。
また、携帯機2を携帯して、車両から一定以上離れることにより、自動的にドアロックが施錠される。
さらに、実施例1の車両用キーレス装置では、図3に示すように、非接触式のICカード6を携帯機2とともにカバン9に入れて、車両に乗り込むと、特にICカード6の操作を行わなくても、車載装置であるテレマティクスユニット8を操作したカード決済を行うことができる。
カバン9の中に非接触式のICカード6と携帯機2があることにより、携帯機2のICカード通信部28とICカード6が通信し、ICカードの登録情報を読取メモリ27に記憶させる。
そして、キーレス処理のための通信の際に、携帯機2の読取メモリ27のICカード6の情報を車載機3へ送信し、車載機3のICカード登録情報部52に記憶させる。
例えば、テレマティクスユニット8から車載機3のユニット通信部53へICカードの決済処理のための情報の要求があった場合には、車載機3はユニット通信部53を介してICカード6の登録情報をテレマティクスユニット8へ送り、決済処理部81で決済のために必要な処理を行う。
決済のために必要な処理を行ったならば、決済通信部82により車両外部との決済のための通信を行い、決済処理を完了させる。
このカバン9の中に携帯機2とICカード6がある場合は、乗車していない場合でも車載機3との通信範囲内では決済が可能になるという防犯上の問題点がある。しかし、実施例1の車両用キーレス装置1においては、室外アンテナ45〜47、室内アンテナ48〜50のどちらにより通信されたかを判断することにより、携帯機2が車内にいることを確認して(ステップS4)、その場合のみ決済処理を行う。
これにより、ICカード6の決済処理は、ICカード6と携帯機2がともに車内にある際に行われるため、防犯性を向上できる。
つまり、第三者に車両用キーレス装置1の決済機能を悪用されることを防止することができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用キーレス装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)車両に設けた車載機3が携帯機2へ送信を行い、携帯機2は車載機3からの送信を受信すると返信する信号を車載機3に送り、通信によりID認証を行ってキー操作なしで、車両ドアのロック、アンロックを行う車両用キーレス装置1において、携帯機2は、非接触式のICカード6またはICカード6の機能を持つ携帯電話機7と通信を行い、ICカード6による決済に必要な情報を取得する読取メモリ27,ICカード通信部28を備え、車載機3は、携帯機2からのICカード6による決済に必要な情報を一時的に記憶するICカード登録情報部52と、車両の他装置(テレマティクスユニット8)からの決済要求があると、記憶したICカードによる決済に必要な情報を送るユニット通信部52と、携帯機2が車外にあるか、車内にあるかを判断する制御部31で処理するステップS4と、携帯機2が車内にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置(テレマティクスユニット8)の決済処理を許可し、携帯機2が車外にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を禁止する制御部31で処理するステップS4,S5の処理を備えたため、ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる。
実施例2の車両用キーレス装置は、Bluetooth(登録商標、以下省略)により車内における携帯機と車載機の通信を行うようにした例である。
図4は実施例2の車両用キーレス装置のブロック図である。
実施例2では、携帯機2に、Bluetooth通信部29を設ける。そして、車載機3では、実施例1と比較して、室内アンテナ出力部41〜43、室内アンテナ48〜50を設けず、Bluetooth通信部54を設ける。
その他構成は実施例1と同様であるので説明を省略する。
作用を説明する。
実施例2では、携帯機2のBluetooth通信部29と車載機3のBluetooth通信部54との通信が成立すれば、携帯機2が確実に車内にあるとして決済処理を行えばよい。
このようにデータ通信には、別のインターフェースを用いるようにしてもよい。
効果を説明する。
実施例2の車両用キーレス装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)´車両に設けた車載機3が携帯機2へ送信を行い、携帯機2は車載機3からの送信を受信すると返信する信号を車載機3に送り、通信によりID認証を行ってキー操作なしで、車両ドアのロック、アンロックを行う車両用キーレス装置1において、携帯機2は、非接触式のICカード6またはICカード6の機能を持つ携帯電話機7と通信を行い、ICカード6による決済に必要な情報を取得する読取メモリ27,ICカード通信部28を備え、車載機3は、携帯機2からのICカード6による決済に必要な情報を一時的に記憶するICカード登録情報部52と、車両の他装置(テレマティクスユニット8)からの決済要求があると、記憶したICカードによる決済に必要な情報を送るユニット通信部52と、携帯機2が車外にあるか、車内にあるかを判断する制御部31で処理するステップS4と、携帯機2のBluetooth通信部29と車載機3のBluetooth通信部54との通信により、携帯機2が車内にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置(テレマティクスユニット8)の決済処理を許可し、携帯機2が車外にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を禁止する制御部31で処理するステップS4,S5の処理を備えたため、ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる。
その他作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
実施例3の車両用キーレス装置は、Bluetoothにより車内における携帯機と車載機の通信を行うようにし、さらに、携帯機、車載機を携帯電話機とテレマティクスユニットの間に介在させてハンズフリーでの通話を可能にした例である。
図5は実施例3の車両用キーレス装置のブロック図である。図6は実施例3の車両用キーレス装置の携帯機と携帯電話機の接続状態を示す説明図である。
実施例3では、図5、図6に示すように信号線71により、携帯機2と携帯電話機7を接続する。
また、車載機3では、Bluetooth通信部54に、HFP・DUN部541を設け、このHFP・DUN部541とテレマティクスユニット8の決済通信部82を信号線で接続する。
HFP・DUN部541は、ハンズフリー(HFP)と携帯電話機7から電話回線へのダイヤルアップ(DUN)をソフト及びハードで行う部分である。
また、実施例1に対して、決済通信部82、アンテナ83は不要となる。
その他構成は、実施例1と同様であるので説明を省略する。
作用を説明する。
実施例3の車両用キーレス装置1では、キーレス装置としてもドアロックの施錠・開錠作用、ICカードの決済作用に加えて以下の作用を有する。携帯機電話機7と携帯機2を接続し、車載機3のBluetooth通信部54に、HFP・DUN部541を設けている。これによって、携帯電話機7をテレマティクスユニット8に取り付けなくても、携帯電話機7とテレマティクスユニット8の間に、携帯機2と車載機3を介在させて、携帯電話機7からダイヤルアップできるので、ハンズフリーによる電話の使用が可能になる。
効果を説明する。
実施例3の車両用キーレス装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1)´´車両に設けた車載機3が携帯機2へ送信を行い、携帯機2は車載機3からの送信を受信すると返信する信号を車載機3に送り、通信によりID認証を行ってキー操作なしで、車両ドアのロック、アンロックを行う車両用キーレス装置1において、携帯機2は、ICカード6の機能を持つ携帯電話機7と通信を行い、ICカード6による決済に必要な情報を取得する読取メモリ27,ICカード通信部28を備え、車載機3は、携帯機2からのICカード6による決済に必要な情報を一時的に記憶するICカード登録情報部52と、車両の他装置(テレマティクスユニット8)からの決済要求があると、記憶したICカードによる決済に必要な情報を送るユニット通信部52と、携帯機2が車外にあるか、車内にあるかを判断する制御部31で処理するステップS4と、携帯機2のBluetooth通信部29と車載機3のBluetooth通信部54との通信により、携帯機2が車内にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置(テレマティクスユニット8)の決済処理を許可し、携帯機2が車外にある場合には、ユニット通信部52及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を禁止する制御部31で処理するステップS4,S5の処理を備えたため、ICカードの持つ効果である手軽さを維持しつつ、適度に使用条件を限定して防犯性を高めることができる。
さらに、携帯機2のBluetooth通信部29と携帯電話機7を接続し、車載機3のBluetooth通信部54にHFP・DUN部541を設けることによって、携帯電話機7をテレマティクスユニット8に取り付けることなく、ハンズフリーで電話を使用することができる。
その他作用効果は実施例1と同様であるので説明を省略する。
以上、本発明の車両用キーレス装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
本実施例1の車両用キーレス装置では、Felica(登録商標)方式を用いたが、他の方式であってもよい。また、Felica(登録商標)方式を用いたSuica(登録商標)、Edy(登録商標)であってもよい。
実施例1の車両用キーレス装置のブロック図である。 実施例1の車両用キーレス装置の車載機、携帯機、テレマティクスユニットで実行されるキーレス処理、ICカードによる決済処理の流れを示すフローチャート図である。 実施例1の車両用キーレス装置の説明図である。 実施例2の車両用キーレス装置のブロック図である。 実施例3の車両用キーレス装置のブロック図である。 実施例3の車両用キーレス装置の携帯機と携帯電話機の接続状態を示す説明図である。
符号の説明
1 車両用キーレス装置
2 携帯機
21 制御部
22 送信部
23 送信アンテナ
24 受信部
25 受信コイル
26 表示器
27 読取メモリ
28 ICカード通信部
29 Bluetooth通信部
3 車載機
31 制御部
32 LF送信部
33 RF受信部
34 各ドア開閉入力部
35 ロック状態入力部
36 ロック出力部
37 アンロック出力部
38〜40 室外アンテナ出力部
41〜43 室内アンテナ出力部
44 受信アンテナ
45〜47 室外アンテナ
48〜50 室内アンテナ
51 リクエスト入力部
52 カード登録情報部
53 ユニット通信部
54 Bluetooth通信部
541 HFP・DUN部
6 カード
7 携帯電話機
8 テレマティクスユニット
81 決済処理部
82 決済通信部
9 カバン

Claims (1)

  1. 車両に設けた車載機が携帯機へ送信を行い、携帯機は車載機からの送信を受信すると返信する信号を車載機に送り、通信によりID認証を行ってキー操作なしで、車両ドアのロック、アンロックを行う車両用キーレス装置において、
    前記携帯機は、
    非接触式のICカードまたはICカードの機能を持つ携帯電話機と通信を行い、ICカードによる決済に必要な情報を取得する決済情報取得手段を備え、
    前記車載機は、
    前記携帯機からのICカードによる決済に必要な情報を一時的に記憶する決済情報記憶手段と、
    車両の他装置からの決済要求があると、記憶したICカードによる決済に必要な情報を送るICカードデータ送信手段と、
    前記携帯機が車外にあるか、車内にあるかを判断する車内車外判断手段と、
    前記携帯機が車内にある場合には、前記ICカードデータ送信手段及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を許可し、前記携帯機が車外にある場合には、前記ICカードデータ送信手段及び決済要求をする車両の他装置の決済処理を禁止する決済処理許可手段と、
    を備えたことを特徴とする車両用キーレス装置。
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