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JP2008120952A - 架橋性エチレン共重合体組成物、該共重合体組成物からなる太陽電池素子封止用シートおよびこれを用いた太陽電池モジュール - Google Patents

架橋性エチレン共重合体組成物、該共重合体組成物からなる太陽電池素子封止用シートおよびこれを用いた太陽電池モジュール Download PDF

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JP2008120952A
JP2008120952A JP2006308380A JP2006308380A JP2008120952A JP 2008120952 A JP2008120952 A JP 2008120952A JP 2006308380 A JP2006308380 A JP 2006308380A JP 2006308380 A JP2006308380 A JP 2006308380A JP 2008120952 A JP2008120952 A JP 2008120952A
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ethylene copolymer
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solar cell
crosslinkable
sheet
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Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Abstract

【課題】 透明性、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性などに優れると共に、絶縁特性の優れた架橋性エチレン共重合体組成物であって、接着性経時的低下が少なく、接着性を長時間維持できる架橋性エチレン共重合体組成物、並びにそれを用いた架橋シート、太陽電池封止シート及び太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】 エチレン共重合体100重量部に対し、二重結合を有するジアルコキシシランを3重量部以下の割合で配合してなる架橋性エチレン共重合体組成物、並びにそれを用いた架橋シート、太陽電池封止シート及び太陽電池モジュール
【選択図】 なし

Description

本発明は、太陽電池モジュールにおける太陽電池素子を固定するための太陽電池封止用に適した架橋性エチレン共重合体組成物、該エチレン共重合体組成物からなる封止用シートおよび該シートにより太陽電池素子を封止した太陽電池モジュールに関する。さらに詳しくは、透明性、柔軟性、加工性、接着性、架橋性に優れ、しかも絶縁性良好な架橋性エチレン共重合体組成物、該エチレン共重合体組成物からなる封止用シートおよび該シートにより太陽電池素子を封止した太陽電池モジュールに関する。
無尽蔵な自然エネルギーを利用し、二酸化炭素の削減やその他の環境問題の改善が図れる水力発電、風力発電並びに太陽光発電などが脚光を浴びている。このうち太陽光発電は、太陽電池モジュールの発電効率等の性能向上が著しい一方、価格の低下が進んだこと、国や自治体が住宅用太陽光発電システム導入促進事業を進めてきたことから、近年その普及が著しく進んでいる。
太陽光発電は、シリコンセル半導体(太陽電池素子)を用いて太陽光エネルギーを直接電気エネルギーに変換するが、ここで用いられている太陽電池素子は直接外気と接触するとその機能が低下するため、太陽電池素子を封止材で挟み、緩衝とともに、異物の混入や水分等の侵入を防いでいる。この封止材は、透明で光による発電を阻害しないこと、熱によって溶け出し、崩れるようなことはしないこと(耐熱性)、保護材であるガラスやバックシートとの接着が良好であること、太陽光によって著しい劣化や黄変を起こさないことなど、様々な性能が求められ、これを満たすために種々の配合処方が検討されている。例えば、透明性、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性などを勘案した代表的な処方として、エチレン・酢酸ビニル共重合体にパーオキサイド及びシランカップリング剤の配合したものを太陽電池封止材として使用することが知られている(例えば特許文献1参照)。
このような架橋性エチレン共重合体組成物は、モジュール製造メーカーでの製造スケジュールや生産調整などによって、在庫期間が長くなることがあるが、その折にづしても従来提案の封止材では物性が経時的に変化するおそれがあった。特に接着性は経時的に低下する懸念があった。在庫期間を長くても物性が変化しない技術が長年望まれていた。
本発明者らは、本発明出願人が提案した架橋性エチレン共重合体組成物の優れた性能を維持しながら、接着性の経時的低下が少ない架橋性エチレン共重合体組成物の開発を行った結果、本発明に到達したものである。
特公昭62−14111号公報 特開平2006−36875号公報
本発明は、透明性、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性などに優れると共に、絶縁特性の優れた架橋性エチレン共重合体組成物であって、接着性経時的低下が少なく、接着性を長時間維持できる架橋性エチレン共重合体組成物を提供することを目的とする。
本発明はまた、太陽電池封止用に好適な前記特徴を有する架橋性エチレン共重合体組成物を提供することを目的とする。
本発明の目的はまた、架橋性エチレン共重合体組成物の架橋シート、それを用いた太陽電池封止シート並びに太陽電池モジュールをも提供することにある。
本発明は、エチレン共重合体100重量部に対し、二重結合を有するジアルコキシシランを3重量部以下の割合で配合してなる架橋性エチレン共重合体組成物を提供する。
本発明はまた、1分間半減期温度が140℃以下のパーオキサイドが配合されている前記架橋性エチレン共重合体組成物を提供する。
前記した架橋性エチレン共重合体組成物に、さらにアリル基を含有する架橋助剤が配合されてなる前記架橋性エチレン共重合体組成物は本発明の好ましい態様である。
前記した架橋性エチレン共重合体組成物に、さらに紫外線吸収剤、ヒンダードアミン及び酸化防止剤から選ばれる耐候安定剤添加剤が配合されてなる前記架橋性エチレン共重合体組成物は本発明の好ましい態様である。
本発明は、前記の架橋性エチレン共重合体組成物からなる太陽電池素子封止用架橋性エチレン共重合体組成物を提供する。
本発明はまた、前記の架橋性エチレン共重合体組成物からなる架橋性シート、特に太陽電池素子封止用架橋性シートを提供する。
本発明はさらに、前記の架橋性エチレン共重合体組成物またはシートを架橋してなる太陽電池素子封止シート及びそれを用いた太陽電池モジュールを提供する。
本発明によれば、透明性、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性などが優れると共に、絶縁特性の優れるとともに、接着性の経時的低下が少ない架橋性エチレン共重合体組成物が提供される。
本発明によれば、すぐれた性能を有する架橋性エチレン共重合体組成物からなる太陽電池封止用架橋性エチレン共重合体組成物が提供される。
本発明によればまた、すぐれた性能を有する架橋性エチレン共重合体組成物の架橋シート、それを用いた太陽電池封止シート並びに太陽電池モジュールをも提供する。
本発明が提供する架橋性エチレン共重合体組成物は、エチレン共重合体100重量部に対し、二重結合を有するジアルコキシシランを3重量部以下の割合で配合してなる架橋性エチレン共重合体組成物である。
本発明におけるエチレン共重合体は、エチレンと極性モノマーとの共重合体である。
極性モノマーとしては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルのようなビニルエステル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸イソブチル、マレイン酸ジメチル等の不飽和カルボン酸エステル、アクリル酸、メタクリル酸、フマル酸、イタコン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、無水マレイン酸、無水イタコン酸等の不飽和カルボン酸、これら不飽和カルボン酸の塩、一酸化炭素、二酸化硫黄などの一種又は二種以上などを例示することができる。不飽和カルボン酸の塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウムなどの1価金属、マグネシウム、カルシウム、亜鉛などの多価金属の塩などを挙げることができる。
エチレン共重合体の好適な具体例としては、エチレン・酢酸ビニル共重合体のようなエチレン・ビニルエステル共重合体、エチレン・アクリル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸エチル共重合体、エチレン・メタクリル酸メチル共重合体、エチレン・アクリル酸イソブチル共重合体、エチレン・アクリル酸n−ブチル共重合体のようなエチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・メタクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸イソブチル・メタクリル酸共重合体のようなエチレン・不飽和カルボン酸共重合体及びそのアイオノマーなどを挙げることができる。これらの中では、エチレン・酢酸ビニル共重合体又はエチレン・(メタ)アクリル酸エステル共重合体が特に好ましい。
本発明において使用されるエチレン共重合体における、極性モノマー含量としては、その種類によっても異なるが、透明性、耐熱性、接着性、柔軟性、成形性、耐久性、絶縁性などを考慮すると、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体やエチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体の場合には、極性モノマー含有量が10〜40重量%、好ましくは15〜30重量%、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体又はそのアイオノマーにおいては、
エチレン含量が65〜95重量%、好ましくは70〜90重量%、不飽和カルボン酸含量が2〜20重量%、好ましくは5〜20重量%、中和度が90%以下、好ましくは80%以下のものが好ましい。
このようなエチレン共重合体としては、成形加工性、機械的強度などを考慮すると、JIS K7210−1999、190℃、2160g荷重におけるメルトフローレート(MFR、以下同じ)が1〜100g/10分、とくに5〜50g/10分のものを使用するのが好ましい。これらエチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体及びエチレン・不飽和カルボン酸共重合体は、高温、高圧下のラジカル共重合により得ることができる。またエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマーは、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体と金属化合物を反応させることによって得ることができる。
本発明の架橋性エチレン共重合体組成物に配合される二重結合を有するジアルコキシシランとしては、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、ビニルメチルジメトキシシラン、ビニルメチルジエトキシシラン、p-スチリルメチルジメトキシシラン、p-スチリルメチルジエトキシシランなどを挙げることができる。これらの中でも3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシランが特に好ましい。
架橋性エチレン共重合体組成物にトリアルコキシシランを用いた場合には、接着性が比較的早く低下し始めるが、本発明の二重結合を有するジアルコキシシランを用いた場合にはより長く接着性を維持することができる。
二重結合を有するジアルコキシシランは、接着性改良効果及び絶縁抵抗の観点、及び接着性の持続性の観点から、エチレン共重合体100重量部に対し、3重量部以下、好ましくは0.03〜3重量部、とくに0.05〜1.5重量部の割合で配合される。
本発明の上記架橋性エチレン共重合体組成物からなる太陽電池封止材は、太陽電池モジュールに組み込まれた状態においては、該架橋性エチレン共重合体組成物が架橋されていることが好ましい。これにより透明性を維持しつつ、高温での使用時における溶融流れ防止等の耐熱性を付与することができる。そのためには、上記架橋性エチレン共重合体組成物に架橋剤あるいは架橋剤と架橋助剤が配合されていることが好ましい。
架橋剤としては、太陽電池モジュールの生産性を考慮すると、分解温度(半減期が1時間である温度)が140℃以下であるパーオキサイドが好ましい。
このようなパーオキサイドとして例えば第3ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、第3ブチルパーオキシ−2−エチルヘキシルイソプロピルカーボネート、第3ブチルパーオキシアセテート、第3ブチルパーオキシベンゾエート、第3ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブチルパーオキシ)ヘキサン、ジ第3ブチルパーオキサイド、1,3−ビス(2−第3ブチルパーオキシイソプロピル)ベンゼン、2,5−ジメチル−2,5−ビス(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ビス(第3ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、1,1−ビス(第3ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(第3ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス(第3アミルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−ビス(第3ブチルパーオキシ)ブタン、メチルエチルケトンパーオキサイド、2,5−ジメチルヘキシル−2,5−ビスパーオキシベンゾエート、第3ブチルハイドロパーオキサイド、p−メンタンハイドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、p−クロルベンゾイルパーオキサイド、第3ブチルパーオキシイソブチレート、n−ブチル−4,4−ビス(第3ブチルパーオキシ)バレレート、エチル−3,3−ビス(第3ブチルパーオキシ)ブチレート、ヒドロキシヘプチルパーオキサイド、ジクロヘキサノンパーオキサイドなどが挙げられる。架橋剤はエチレン共重合体100重量部に対し、0.1〜5重量部、とくに0.5〜3重量部の割合で配合するのが効果的である。
また架橋助剤の具体例としては、アリル基や(メタ)アクリロキシ基などの不飽和基を2個以上有するポリアリル化合物やポリ(メタ)アクリロキシ化合物のような多不飽和化合物を例示することができる。より具体的には、トリアリルイソシアヌレート、トリアリルシアヌレート、ジアリルフタレート、ジアリルフマレート、ジアリルマレエートのようなポリアリル化合物、エチレングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレート、トリメチロールプロパントリメタクリレートのようなポリ(メタ)アクリロキシ化合物、ジビニルベンゼンなどを挙げることができる。架橋助剤はエチレン共重合体100重量部に対し、5重量部以下、とくに0.1〜3重量部の割合で配合するのが効果的である。
上記架橋剤としてパーオキサイドを配合する代わりに、上記架橋性エチレン共重合体組成物に架橋剤として光増感剤を配合し、光により架橋させることもできる。光増感剤としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾフェノン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテル、ジベンジル、5−ニトロアセナフテン、ヘキサクロロシクロペンタジエン、パラニトロジフェニル、パラニトロアニリン、2,4,6−トリニトロアニリン、1,2−ベンズアントラキノン、3−メチル−1,3−ジアザー1,9−ベンザンスロンなどを上げることができる。これら光増感剤は、エチレン共重合体100重量部に対し、0.1〜5重量部、とくに0.5〜3重量部の割合で配合するのが効果的である。
また太陽光線中の紫外線に基づく封止材の劣化を防ぐために、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤などの耐候安定剤の少なくとも一種を配合するのが効果的である。酸化防止剤として、例えば各種ヒンダードフェノール系やホスファイト系のものが好適に使用することができる。また光安定剤としては、ヒンダードアミン系のものが好適に使用することができる。また紫外線吸収剤としては例えば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2−カルボキシベンゾフエノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフエノンなどのベンゾフエノン系、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ第3ブチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−メチルフエニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5−第3オクチルフエニル)ベンゾトリアゾールなどのベンゾトリアゾール系、フエニルサリチレート、p−オクチルフエニルサリチレートなどのサリチル酸エステル系のものなどが使用できる。これら、耐候安定剤は、エチレン共重合体100重量部に対し、5重量部以下、とくに0.1〜3重量部の割合で配合するのが効果的である。
本発明の架橋性エチレン共重合体組成物には、その使用目的を損なわない範囲において、任意の他の添加剤を配合することができる。そのような他の添加剤としては、公知の各種添加剤を使用することができる。他の添加剤の例としては、顔料、染料、滑剤、ブロッキング防止剤、発泡剤、発泡助剤、架橋剤、架橋助剤、無機充填剤などを例示することができる。
架橋性エチレン共重合体組成物が太陽電池封止材として用いられる場合、例えば変色防止剤として、カドミウム、バリウム等の金属の脂肪酸塩を配合することができる。また下部保護材側の封止材においては、透明性は要求されないので、着色、発電効率向上などの目的で、顔料、染料、無機充填剤などを配合することができる。例えば酸化チタン、炭酸カルシウムなどの白色顔料、ウルトラマリンなどの青色顔料、カーボンブラックのような黒色顔料などのほか、ガラスビーズや光拡散剤などを例示することができる。とくに酸化チタンのような無機顔料を配合する系に本発明を適用すると、絶縁抵抗低下の防止効果が優れているので好ましい。無機顔料の好適な配合量は、エチレン・極性モノマー共重合体100重量部に対し、100重量部以下、好ましくは0.5〜50重量部、特に好ましくは4〜50重量部である。
本発明の架橋性エチレン共重合体組成物は、太陽電池素子封止用に好ましく用いられるが、この場合一般には架橋性エチレン共重合体組成物はシート状にして使用される。封止用シートの成形は、T−ダイ押出機、カレンダー成形機、インフレーション成形機などを使用する公知の方法によって行なうことができる。例えばエチレン・極性モノマー共重合体及びシランカップリング剤、必要に応じて添加されるパーオキサイド、架橋助剤、無機顔料、その他の添加剤を予めドライブレンドして、押出機のホッパーから供給し、パーオキサイドを配合する場合にはそれが実質的に分解しない成形温度でシート状に押出成形することによって得ることができる。勿論、その他の配合成分は、マスターバッチにより添加することができる。シート厚みは特に規定されないが、通常0.2〜1.2mm程度である。太陽電池素子の封止状態においては、上記本発明のエチレン共重合体組成物は、耐熱性の面から、エチレン共重合体が架橋されていることが好ましい。この場合、エチレン共重合体組成物の架橋度(後述するゲル分率)は、絶縁特性を考慮すると、70〜98%の範囲にあることが好ましく、特に80〜98%の範囲にあることが好ましい。架橋は、本発明のエチレン共重合体組成物を100〜200℃程度に加熱することによって行なうことができる。
このような封止用シートを用い、太陽電池素子を上下の保護材で固定することにより太陽電池モジュールを製作することができる。このような太陽電池モジュールとしては、種々のタイプのものを例示することができる。例えば上部透明保護材/封止用シート/太陽電池素子/封止用シート/下部保護材のように太陽電池素子の両側から封止材で挟む構成のものを挙げることができる。このような構成の太陽電池モジュールにおいては、上部透明保護材の封止材として無機顔料不含有の本発明の封止材を使用し、下部保護材側の封止材として無機顔料含有の本発明の封止材を使用することが好ましい。また別のタイプの太陽電池モジュールとして、下部基板保護材の内周面上に形成させた太陽電池素子上に封止材用シートと上部透明保護材を形成させるような構成のもの、上部透明保護材の内周面上に形成させた太陽電池素子、例えばフッ素樹脂系シート上にアモルファス太陽電池素子をスパッタリング等で作成したものの上に封止材用シートと下部保護材を形成させるような構成のものなどを挙げることができる。
太陽電池素子としては、単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンなどのシリコン系、ガリウムー砒素、銅ーインジウムーセレン、カドミウムーテルルなどのIII−V族やII−VI族化合物半導体系等の各種太陽電池素子を用いることができる。本発明の封止材は、とくにアモルファス太陽電池素子、例えばアモルファスシリコンの封止に有用である。
太陽電池モジュールを構成する上部保護材としては、ガラス、アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリエステル、フッ素含有樹脂などを例示することができる。また下部保護材としては、金属や各種熱可塑性樹脂フイルムなどの単体もしくは多層のシートであり、例えば、錫、アルミ、ステンレススチールなどの金属、ガラス等の無機材料、ポリエステル、無機物蒸着ポリエステル、フッ素含有樹脂、ポリオレフィンなどの1層もしくは多層のシートを例示することができる。本発明の封止材は、これらの上部又は下部保護材に対して良好な接着性を示す。
太陽電池モジュールの製造は、架橋剤が実質的に分解せず、かつ本発明の封止材用シートが溶融するような温度で、太陽電池素子や保護材に該封止材用シートを仮接着し、次いで昇温して充分な接着と架橋を行なえばよい。最終的には耐熱性良好な太陽電池モジュールを得るために、封止材用シート層のゲル分率(試料1gをキシレン100mlに浸漬し、110℃、24時間加熱した後、20メッシュ金網で濾過し未溶融分の重量分率を測定)が70〜98%、好ましくは80〜98%程度になるように架橋するのがよい。したがってこれら諸条件を満足できるように添加剤処方を選べばよく、例えば架橋剤等の種類及び配合量を適宜選択すればよい。
本発明の架橋性エチレン共重合体組成物は太陽電池封止材として好適に用いられるものであるが、その特性を活かしたそれ以外の用途に用いることもできる。そのような他の用途として合わせガラスの中間膜としての用途などを挙げることができる。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。本発明はこれらの例によって何ら制限されるものではない。
実施例及び比較例で用いた原料及び物性評価方法を以下に示す。
1.原料
(1)EVA樹脂:エチレン・酢酸ビニル共重合体(酢酸ビニル含量:28重量%、MFR:15g/10分)
(2)架橋剤:2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、1時間半減期温度140℃)
(3)シランカップリング剤(1):3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
(4)シランカップリング剤(2):3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン
2.基材
(1)青色ガラス:厚み3mm、サイズ7.5cm×12cm
(2)バックシート:PET系バックシート(東洋アルミニウム社製)
3.保管条件
(1)条件1:40℃×90%RHで1週間
(2)条件2:40℃×90%RHで2週間
(3)条件3:23℃×50%RHで1ヶ月
(4)条件4:23℃×50%RHで2ヶ月
(実施例1)
上記EVA樹脂5000g、架橋剤60g及びシランカップリング剤(2)25gをそれぞれ秤量し混合した。含浸させるため一昼夜放置した。得られた含浸ペレットを、押出機(L/D=26、フルフライトスクリュー、圧縮比2.6)を用いて加工温度100℃にて混練して、均一な厚み0.6mmのシートとした。得られた架橋性シートを用いて、上記保管条件(1)〜(4)で保管後、ガラス基板との接着強度を測定した。結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1において、シランカップリング剤(2)を、シランカップリング剤(1)のに変更した以外は、実施例1と同様にして、ガラス基板との接着強度を測定した。結果を表1に示す。
Figure 2008120952

Claims (13)

  1. エチレン共重合体100重量部に対し、二重結合を有するジアルコキシシランを3重量部以下の割合で配合してなる架橋性エチレン共重合体組成物。
  2. エチレン共重合体が、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・不飽和カルボン酸エステル共重合体、エチレン・不飽和カルボン酸共重合体及びエチレン・不飽和カルボン酸共重合体のアイオノマーから選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  3. エチレン共重合体が、酢酸ビニルを10〜40重量%含有するエチレン・酢酸ビニル共重合体である請求項2に記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  4. 二重結合を有するジアルコキシシランが、3−(メタ)アクリロキシプロピルジアルコキシシランである請求項1〜3のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  5. 1時間半減期温度が140℃以下のパーオキサイドが配合されている請求項1〜4のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  6. さらにアリル基を含有する架橋助剤が配合されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  7. 架橋助剤が、トリアリルイソシアヌレートまたはトリアリルシアヌレートである請求項6に記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  8. さらに紫外線吸収剤、光安定剤および酸化防止剤から選ばれる耐候安定剤添加剤が配合されてなる請求項1〜7記載の架橋性エチレン共重合体組成物。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物からなる太陽電池素子封止用架橋性エチレン共重合体組成物。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物からなる架橋性シート。
  11. 請求項1〜9のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物からなる太陽電池素子封止用架橋性シート
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の架橋性エチレン共重合体組成物またはシートを架橋してなる太陽電池素子封止シート。
  13. 請求項12に記載された架橋シートを用いた太陽電池モジュール。
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