JP2008109829A - 回転電機の固定子構造及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】巻線の巻き崩れや嵩張りがなく循環電流等の損失を低減すること。
【解決手段】回転電機の固定子1は、2本の導線A,Bが整列巻きされた集中巻タイプの巻線体7を複数個含む。ここで、各巻線体7に供給する導線数:P、固定子1の全体のスロット数(巻線体7の数):T、中性点数(スター数):S、としたときに、T=3×S×P×Nの関係を満たすN個置き(Nは自然数)の間隔で、巻線体7の間の巻線4に捻りを付与している。各巻線体7は、2本の導線A,Bが整列巻きされたパラ巻線をなし、第1の導線A,Bを内側に巻き付け、第2の導線B,Aを外側に積層して巻き付け、内側及び外側が同じターンのパラ巻線となるように巻き付けられる。
【選択図】図1
【解決手段】回転電機の固定子1は、2本の導線A,Bが整列巻きされた集中巻タイプの巻線体7を複数個含む。ここで、各巻線体7に供給する導線数:P、固定子1の全体のスロット数(巻線体7の数):T、中性点数(スター数):S、としたときに、T=3×S×P×Nの関係を満たすN個置き(Nは自然数)の間隔で、巻線体7の間の巻線4に捻りを付与している。各巻線体7は、2本の導線A,Bが整列巻きされたパラ巻線をなし、第1の導線A,Bを内側に巻き付け、第2の導線B,Aを外側に積層して巻き付け、内側及び外側が同じターンのパラ巻線となるように巻き付けられる。
【選択図】図1
Description
この発明は、電気自動車等に使用される回転電機に係り、詳しくは、回転電機を構成する固定子構造、並びに、その固定子構造の製造方法に関する。
従来、この種の固定子構造として、例えば、下記の特許文献1に記載される集中巻コイルが挙げられる。この集中巻コイルは、断面平角形状をもつコイル線(導線)が複数の層をつくるように巻かれ、各層にて導線が列をつくるように整列に巻かれる。このコイルにおいて、導線が隣の列に移る列替り部及び導線が隣の層に移る層替り部での導線断面形状は丸形をなしている。
ところが、特許文献1に記載の集中巻コイルでは、各相において複数本の導線が1つのスロットに巻かれることになるが、パラ線等の複数本の導線を整列巻きすることにより、その巻き方によっては、スロット中において各導線に生じる漏れ磁束のアンバランス、あるいは、個々の導線周長の違いによるインダクタンスの差が、同一ターン内にて発生することとなる。その結果、循環電流等の損失が発生したり、絶縁性の問題が発生したりすることとなった。この問題に対処するために、コイルエンド上において1コイル巻線中に数回だけ2線を捻って巻線を入れ替えることが考えられる。しかし、この種の巻線の入れ替えは、巻き崩れやコイルエンドの嵩張りなどの弊害を生じさせる懸念があった。
この発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、巻線の巻き崩れや嵩張りがなく循環電流等の損失を低減することを可能とした回転電機の固定子構造及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、複数本の導線が整列巻きされた集中巻タイプの巻線体を含む回転電機の固定子構造において、各巻線体に供給する導線数:P、固定子全体のスロット数(巻線体数):T、中性点数(スター数):S、としたときに、T=3×S×P×Nの関係を満たすN個置き(N:自然数)の間隔で、巻線体の間の巻線を捻ったことを趣旨とする。
上記発明の構成において、複数本の導線が整列巻きされた集中巻タイプの巻線体では、各相にて複数本の導線が1つのスロットに巻かれるが、スロット中における各導線の漏れ磁束のアンバランスによる影響、あるいは、個々の導線周長の違いによるインダクタンスの差が、同一ターン内にて発生し、その結果として循環電流等の損失が発生してしまう懸念がある。上記発明の構成によれば、所定条件を満たすN個置き間隔で巻線体の間の巻線が捻られるので、一つの巻線体内で発生した各導線間の漏れ磁束差によるインダクタンス差が、同一相にて巻線に捻りが付与される前後の巻線体にて相殺されることとなる。ここで、巻線を「捻る」とは、例えば、2本の導線の場合、2本の導線を平行のまま180°回転させて2本の導線の位置を相互に入れ替えることを意味する。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数本の導線は、第1の導線と第2の導線からなる2本の導線であって、2本の導線が整列巻きされたパラ巻線をなし、第1の導線を内側に巻き付け、第2の導線を外側に積層して巻き付け、内側及び外側が同じターンのパラ巻線となるように巻き付けた巻線体を備えたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、2本の導線が内側及び外側で同一ターンのパラ巻線となるように巻き付けられるので、それら2本の導線が同一ターンの組み合わせで接触することとなる。従って、ターン間の必要電圧がほぼターン割りした耐電圧となり、従来比で半分以下の被膜耐電圧となる。また、2本の導線がパラ巻線となるように巻き付けられるので、各導線を巻き付けるときの荷重負荷が低減する。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、巻線体の間の巻線の接続を捻り付きバスバーで構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、巻線体の間の巻線が捻り付きバスバーで接続されるので、巻線体の間の巻線を捻る必要がなく、そのための設備が不要となる。ここで、「捻り付きバスバー」は、例えば、2本の導線用の場合、バスバーの一端と他端において、2つの接続端子の位置が相互に入れ替えられたものである。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、導線は丸線であって、外側に巻き付けられる導線が内側に巻き付けられる導線の間に配置されるようにずらしたことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、従前の一般的な丸線を導線として使用できる。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、2本の導線を共通の絶縁被膜で覆ったことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項2に記載の発明の作用に加え、2本の導線が共通の絶縁被膜で覆われるので、2本の導線が絶縁被膜で接着される状態となる。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数本の導線は、第1の導線と第2の導線からなる2本の導線であって、2本の導線が整列巻きされたパラ巻線をなし、パラ巻線を内側から順に巻き付けると共に、内側に巻き付けたパラ巻線の上に外側のパラ巻線を重ねて巻き付けることを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、巻き重ねられる層毎に巻線のまとまりがよい。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の回転電機の固定子構造のための巻線装置であって、複数本の導線をそれぞれ供給する導線供給装置を備え、内側の導線がターン分巻かれる以前にその外側に積層される導線を供給するように構成したことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、内側の導線の上に外側の導線を巻くときに、外側の導線と共に内側の導線についてもテンション調整が可能となる。内側の導線と外側の導線を個別に巻かないので、その分だけ必要巻き付け回数が少なくなる。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、請求項1、2、4乃至7の何れかに記載の回転電機の固定子構造の製造方法であって、同一相の巻線体を構成する複数のボビンを同一回転軸上に保持可能な保持装置を備え、保持装置の端部位置に1つのボビンを保持して導線の巻き付けを行う工程と、ボビンへの導線の巻き付けを終えた後に固定子構成時の渡り長さ分の導線を引き出す工程と、渡り長さ分の導線が引き出された後にそのボビンを回転軸方向に移動させて保持すると共に、次のボビンを保持装置の端部位置に保持する工程とからなる一連の工程を備え、その一連の工程を繰り返して同一相の巻線体を構成する複数のボビンに導線の巻き付けを行うことを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、1つのボビンが保持されて導線が巻き付けられ、その導線の巻き付けが終わった後に、渡り長さ分の導線が引き出され、その導線の巻き付けを終えたボビンが移動してから、次のボビンが導線を巻き付けるために保持され、これら一連の工程が連続的に繰り返される。従って、少なくとも1相分を構成する複数の巻線体が連続的に形成され、各巻線体の間で巻線を接続する必要がない。
上記目的を達成するために、請求項9に記載の発明における固定子の製造方法は、分割した固定子コアからボビンを構成し、請求項8に記載の製造方法で製造された各相の巻線体を1相分ずらして重ね合わせ、円環状に位置決めして一体化することを趣旨とする。
上記発明の構成によれば、分割した固定子コアからボビンが構成され、それらボビンを使用して、少なくとも1相分を構成する複数の巻線体が連続的に形成される。そして、各相の連続した巻線体が1相分ずらして重ね合わせられ、最後に円環状に位置決めされることで固定子として一体化される。従って、各巻線体をそれぞれコア本体に固定する必要がなく、各巻線体の間で巻線を接続する必要がない。
請求項1に記載の発明によれば、回転電機の固定子として循環電流等の損失を低減することができ、併せて、巻線の巻き崩れを低減でき、巻線をコンパクトにすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、各ターン間の電位差を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、複数のボビンに導線を巻き付けるための巻線装置を簡素化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、固定子を比較的安価に製造することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、巻線の巻き崩れを防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、巻線の巻き崩れを防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、巻き付けによる導線へのダメージを低減することができ、導線巻き付けのための所要時間を短縮することができる。
請求項8に記載の発明によれば、各巻線体の間で巻線を接続しない分だけ、固定子の製造工程を簡素化することができる。
請求項9に記載の発明によれば、各巻線体をコア本体に固定せず、各巻線体の間で巻線を接続しない分だけ、固定子の製造を簡素化することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明における回転電機の固定子構造及びその製造方法を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
以下、本発明における回転電機の固定子構造及びその製造方法を具体化した第1実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
図1に、回転電機の固定子1の概略構成等を正面図により示す。この固定子1は、U,V,Wの3相、12極、18コイルのシングルスター(1中性点)よりなる集中巻タイプのものである。固定子1は、円環状をなす固定子コア2を備え、このコア2のスロット3には、巻線4が設けられる。固定子1の内部空間5に回転子(図示略)が組み付けられることにより、回転電機が製造される。
この実施形態で、固定子コア2は予め分割形成された合計18個の分割コア6により構成される。図2に、1個の分割コア6からなる1個の巻線体7を正面図により示す。図2において、便宜上、巻線4は、その巻き付け状態を説明するために断面が示される。各分割コア6は、固定子コア2の外周を構成するヨーク部6aと、コア2の中心へ向かって突出するティース部6bとを含み、それぞれ本発明のボビンを構成する。各分割コア6のスロット3(ティース部6b)には、2本の導線A,Bが整列巻きされて巻線4が設けられる(図2において、導線A,Bは「1A〜4A,1B〜4B」と記載される。)。この実施形態で、各導線A,Bは、略四角形の平角形状をなす。このように一つの分割コア6と、その分割コア6に設けられた巻線4により、1つの巻線体7が構成される。この実施形態で、図1に示すように、固定子1は、U相を構成するU1〜U6の6個の巻線対7と、V相を構成するV1〜V6の6個の巻線体7と、W相を構成するW1〜W6の6個の巻線体7とを含む。各分割コア6は、図1に示すように円環状の固定子コア2の一部を構成可能な形状を有し、互いに同一形状をなす。各分割コア6の表面は絶縁処理される。円環状に形成された固定子コア2の外周は、全ての分割コア6、つまり全ての巻線体7を一体的に固定するために固定リング8により締め付けられる。
この実施形態で、図2に示す巻線体7は、2本の導線A,Bを4ターンさせることで巻線4が形成される。すなわち、巻線体7は、第1の導線Aと第2の導線Bが整列巻きされたパラ巻線をなす。図2に示す巻線体7では、第1の導線Aを内側に巻き付け、第2の導線Bを外側に積層して巻き付け、内側及び外側が同じターンのパラ巻線となるように巻き付けられる。つまり、図2において、1ターン目は、第1の導線1Aが内側に巻き付けられ、その外側に第2の導線1Bが巻き付けられ、2ターン目は、第1の導線2Aが内側に巻き付けられ、その外側に第2の導線2Bが巻き付けられ、以下同様に3ターン目の導線3A,3Bと、4ターン目の導線4A,4Bが順次巻き付けられる。図2において、巻線A,Bに便宜的に付された「1〜4」の数字は、それぞれターン回数を示す(他の図も同様。)。
図1において、U,V,W各相の巻線体7は、異なる相が隣り合うように順次配置される。すなわち、「U1,V1,W1」の順番で各相の巻線体7が並び、続いて「U2,V2,W2」の順番で各相の巻線体7が並び、以下同様に順次配置される。ここで、同一相を構成する6個の巻線体7、例えば、U1〜U6の巻線体7は、隣り同士が巻線4の続きである2本の導線A,Bにより接続される。
図3に、この実施形態における固定子1の電気的構成を電気回路図により示す。U相を構成するU1〜U6の6個の巻線4、V相を構成するV1〜V6の6個の巻線4、並びに、W相を構成するW1〜W6の6個の巻線4は、それぞれ直列に接続される。U〜Wの各相の一端に位置するU6、V6及びW6の3つの巻線4は、2本の導線A,Bの端が互いに中性点MPにて接続される。この実施形態では、例えば、U相において、中性点MPから3個の巻線4を置いた間隔、すなわち、U4の巻線4とU3の巻線4との間の捻り位置TPにて、パラ巻線、すなわち2本の導線A,Bが捻られる。これにより、図1に2つの鎖線円の中に拡大して示すように、U3とU4の巻線体7では、2本の導線A,Bの内外の位置が入れ替えられる。図4に、U相につき、一連の6個の巻線体7を正面図により示す。図4から明らかなように、U3の巻線体7とU4の巻線体7との間で、パラ巻線である2本の導線A,Bに捻りが付与され、これによってU1〜U3の3個の巻線体7と、U4〜U6の3個の巻線体7との間で、2本の導線A,Bの内外位置が相互に違うことが分かる。V相及びW相をそれぞれ構成する6個の巻線体7についても、パラ巻線(導線A,B)につき上記と同様に捻りが付与される。ここで、「捻る」とは、2本の導線A,Bを平行のまま180°回転させて2本の導線A,Bの位置を相互に入れ替えることを意味する。
上記したように各相の一連の6個の巻線体7において、その途中で2本の導線A,Bに捻りを付与するのは、パラ巻線の間で異常損失を防ぐためである。図3,4に示すように、この実施形態で、捻り位置TPを、U4の巻線体7とU3の巻線体7との間にしたのは、以下の式(1)の関係を満たすN個置きの間隔で、巻線体7の間のパラ巻線(2本の導線A,B)を捻ったことによる。
T=3×S×P×N ・・・(1)
ここで、「P」は、各巻線体7に供給する導線数を意味し、この実施形態では「2」となる。「T」は、固定子1の全体のスロット数(巻線体数)を意味し、この実施形態では「18」となる。「S」は、中性点数(スター数)を意味し、この実施形態では「1」となる。「N」は無次元数であり自然数である。
T=3×S×P×N ・・・(1)
ここで、「P」は、各巻線体7に供給する導線数を意味し、この実施形態では「2」となる。「T」は、固定子1の全体のスロット数(巻線体数)を意味し、この実施形態では「18」となる。「S」は、中性点数(スター数)を意味し、この実施形態では「1」となる。「N」は無次元数であり自然数である。
上記式(1)に従えば、「18=3×1×2×N」となり、「N=3」となる。従って、図4に示すように、3個置きの間隔で巻線体7の間のパラ巻線(2本の導線A,B)に捻りを付与することとなる。
図5に、上記式(1)の関係に係る「T,S,P,N]の数値の組み合わせを一覧表に示す。この表は、本実施形態と同様、モータ極数を「12」とし、スロット数(巻線体数)を「T=18」として特定した場合を示す。この表において、上記式(1)の関係を「満足」する場合を丸印で示し、「満足」しない場合を罰点印で示す。表中、下から5段目の数値の組み合わせが、本実施形態の固定子1の場合に相当する。この他、図5の表によれば、「T=18、S=3、P=2」のときには「N=1」となり、1個置きの間隔で巻線体の間のパラ巻線に捻りを付与することとなる。「T=18、S=2、P=3」のときには「N=1」となり、1個置きの間隔で巻線体の間のパラ巻線に捻りを付与することとなる。また、「T=18、S=1、P=3」のときには「N=2」となり、2個置きの間隔で巻線体の間のパラ巻線に捻りを付与することとなる。「T=18、S=1、P=6」のときには「N=1」となり、1個置きの間隔で巻線体の間のパラ巻線に捻りを付与することとなる。
図6に、その他の場合において、上記式(1)の関係を「満足」する条件につき、「T,S,P,N]の数値の組み合わせを一覧表に示す。図6から明らかなように、種々の条件下で式(1)の関係を「満足」する場合が存在することが分かる。
次に、図4に示すように各相の一連の6個の巻線体7の製造方法について以下に説明する。図7に、その製造方法をフローチャートに示す。図8〜図13に、それぞれ各工程の説明図を示す。
先ず、ステップ1では、各分割コア6の表面に絶縁材料により絶縁処理を施す。
次に、ステップ2で、U,V,Wの3相分につき6個の巻線体7を連続に巻き付ける。この連続巻き付けは、図8に示す連続巻付装置21を使用して行われる。図8には、連続巻付装置21を概略図により示す。この連続巻付装置21は、巻線体7と分割コア6を保持するための保持装置22と、保持装置22に分割コア6を供給するためのコア供給装置23と、保持装置22に保持された分割コア6に2本の導線A,Bをそれぞれ供給するための一対の導線供給装置24A,24Bとを備える。
図8に示すように、保持装置22は、軸線L1を中心に対称形状をなした一対の挟み枠25A,25Bと、両挟み枠25A,25Bの一端部にて軸線L1と同軸に設けられた回転軸26とを備える。挟み枠25A,25Bの内側には、合計6個の分割コア6を軸線L1に沿って等間隔に一列に並べて挟み持つことのできる挟み形25aが形成される。両挟み枠25A,25Bは、分割コア6を保持したり離したりするために開閉可能に構成される。両挟み枠25A,25Bは、分割コア6等を保持した状態で、回転軸26を中心に回転可能に構成される。コア供給装置23は、複数の分割コア6を一列に保持しながら、保持装置22に対し分割コア6を1個ずつ供給できるように構成される。
図9に、各導線供給装置24A,24Bを概略図により示す。図8,9に示すように、導線供給装置24A,24Bは、保持装置22の一端部に保持されて回転される1個の分割コア6に対して2本の導線A,Bをそれぞれ供給するように構成される。図9に示すように、各導線供給装置24A,24Bは、分割コア6の内側の導線A又はBがターン分巻かれる以前にその外側に積層される導線B又はAを供給するように構成される。具体的には、各導線A,Bに応じて独立した導線供給装置24A,24Bは、保持装置22により分割コア6が1回転する前に(図9では、内側の導線Aが1ターン巻かれる前に)、外側の導線Bが導線Aの上に巻き付けられるように、それぞれ導線A,Bを繰り出すようになっている。反対に、導線Bが内側に巻かれる場合は、分割コア6の回転軸及び回転方向に対する導線供給装置24A,24Bの相対位置を上下逆に入れ替えるようになっている。この実施形態では、2つの導線供給装置24A,24Bと保持装置22とにより、本発明の巻線装置が構成される。
ここで、このステップ2は、巻き付け工程と、引き出し工程と、保持工程とを含む。巻き付け工程では、連続巻付装置21を使用することで、保持装置22の端部位置EPに1つの分割コア6を保持してその分割コア6に導線A,Bの巻き付けを行う。その後、引き出し工程では、分割コア6への導線A,Bの巻き付けを終えた後に、固定子構成時の渡り長さ分の導線A,Bを引き出す。図4に示すように、隣り合う巻線体7の間をつなぐ導線A,Bが渡り長さ分に相当する。その後、保持工程では、渡り長さ分の導線A,Bが引き出された後に、保持装置22の両挟み枠25A,25Bを一旦開いて、分割コア6を回転軸26の方向へ移動させてから、再び両挟み枠25A,25Bを閉じることで、分割コア6を保持装置22に再び保持すると共に、次の分割コア6を保持装置22の端部位置EPに保持する。ステップ2では、このように一連の巻き付け工程、引き出し工程及び保持工程を繰り返して、同一相U,V,Wの巻線体7を構成する6個の分割コア6に導線A,Bの巻き付けを行うようになっている。
次に、ステップ3では、U,V,Wの3相につき、一連の巻線体7を、図10に示すように1列に展開する。図10は、例えば、U相の一連の巻線体7について示す。
その後、ステップ4で、図11に示すように、U,V,Wの3相につき一連の6個の巻線体7を相互に1相分ずらして重ね合わせる。図11において、左端部が中性点MPに相当する。
そして、ステップ5で、相互に1相分ずらして重ね合わせた3相の巻線体7の集合を、図12に示すように、円形化して固定子コア2を作製する。
その後、ステップ6で、円形化した固定子コア2の外周に分割固定リング8を装着して各巻線体7を固定し、円環状に位置決めして一体化する。そして、それらに焼きバメを行い、固定子1の基本構成の作製を完了する。
その後、ステップ7で、焼きバメした固定子1の端末を処理する。そして、ステップ8で、完成後の品質管理の一貫として、総合検査を行う。このようにして固定子1の製造を完了する。
以上説明したこの実施形態におけるの回転電機の固定子構造及びその製造方法によれば、2本の導線A,Bが整列巻きされた集中巻タイプの巻線体7では、各相にて2本の導線A,Bが1つのスロット3に巻かれるが、スロット3の中における各導線A,Bの漏れ磁束のアンバランスによる影響、あるいは、個々の導線A,Bの周長の違いによるインダクタンスの差が、同一ターン内にて発生し、その結果として循環電流等の損失が発生してしまう懸念がある。これに対し、この実施形態の固定子1の構造によれば、上記式(1)の条件を満たすN個置き間隔で巻線体7の間のパラ巻線(2本の導線A,B)が捻られるので、一つの巻線体7内で発生した各導線A,Bの間の漏れ磁束差によるインダクタンス差が、同一相にてパラ巻線(2本の導線A,B)に捻りが付与される前後の巻線体7にて相殺されることとなる。この実施形態では、例えば、U相につき、U3の巻線体7で発生したインダクタンス差が、次のU4の巻線体7にて相殺される。このため、回転電機の固定子1として、循環電流等の損失を低減することができる。
また、1個の巻線体7において、巻線4の中で2本の導線A,Bを捻って入れ替える必要がないので、その意味で、巻線4の巻き崩れを低減することができ、巻線端(コイルエンド)の嵩張りをなくし、巻線4をコンパクトにすることができる。
この実施形態によれば、2本の導線A,Bが内側及び外側で同一ターンのパラ巻線となるように巻き付けられるので、それら2本の導線A,Bが同一ターンの組み合わせで接触することとなる。従って、ターン間の必要電圧がほぼターン割りした耐電圧となり、従来比で半分以下の被膜耐電圧となる。このため、各ターン間の電位差を低減することができる。また、2本の導線A,Bがパラ巻線となるように別々に巻き付けられるので、各導線A,Bをそれぞれ巻き付けるときに分割コア6に掛かる荷重負荷が低減する。具体的には、2本の導線分を一体に形成した平角の導線に比べ、本実施形態のパラ巻線では、分割コア6に掛かる荷重負荷が約1/4に低減する。このため、荷重負荷を低減した分だけ分割コア6の剛性を下げることができ、延いては分割コア6を安価に製造することができる。
この実施形態のによれば、連続巻付装置21の保持装置22にコア供給装置23から1個の分割コア6が供給されて保持されてから、その保持された分割コア6に2本の導線A,Bが巻き付けられる。そして、2本の導線A,Bの巻き付けが終わった後に、渡り長さ分の導線A,Bが引き出されてから、2本の導線A,Bの巻き付けを終えた分割コア6が保持装置22の中で軸線L1に沿って移動させられ、次の分割コア6と共に保持装置22に保持される。そして、次の分割コア6には、新たに導線A,Bが巻き付けられる。このように一連の工程が連続的に繰り返される。従って、各相を構成する一連の6個の巻線体7が連続的に形成され、各巻線体7の間でパラ巻線(2本の導線A,B)を別途接続する必要がない。このため、固定子1の製造工程を簡素化することができる。
この実施形態では、2本の導線A,Bをそれぞれ供給する2つの導線供給装置24A,24Bを備え、内側の導線A,Bがターン分巻かれる以前にその外側に積層される導線B,Aを供給するように構成される。従って、内側の導線A,Bの上に外側の導線B,Aを巻き付けるときに、外側の導線B,Aと共に内側の導線A,Bについてもテンションを調整することが可能となる。また、内側の導線A,Bと外側の導線B,Aを個別に巻かないので、その分だけ必要巻き付け回数が少なくなる。このため、各導線A,Bに与える巻き付けによるダメージを低減することができ、導線A,Bを巻き付けるための所要時間を短縮することができる。
この実施形態の製造方法によれば、分割した固定子コア2から分割コア6が構成され、それら分割コア6を使用して、U,V,Wの各相につき一連の6個の巻線体7が連続的に形成される。そして、U,V,Wの各相の連続した巻線体7が1相分ずらして重ね合わせられ、最後に円環状に位置決めされることで、円環状の固定子1として一体化される。従って、各巻線体7をそれぞれコア本体に固定する必要がなく、各巻線体7の間でパラ巻線(導線A,B)を接続する必要もない。このため、各巻線体7をコア本体に固定せず、各巻線体7の間で巻線を接続する必要がなく、その分だけ固定子1の製造を簡素化することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第2実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
尚、以下に説明する各実施形態(第2実施形態を含む)において、第1実施形態と同等の構成については同一の符号を付して説明を省略し、以下には異なった点を中心に説明する。
図14に、巻線体7を図2に準ずる平面図により示す。図14に示すように、この実施形態では、2本の導線A,Bを共通の絶縁被膜11で覆った点で第1実施形態と構成が異なる。従って、2本の導線A,Bが共通の絶縁被膜11で覆われるので、2本の導線A,Bが絶縁被膜11で接着される状態となり、各導線A,Bの間のまとまりがよくなる。このため、巻線4の巻き崩れを防止することができる。その他の作用効果は、第1実施形態のそれと同じである。
[第3実施形態]
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第3実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、パラ巻線をなす2本の導線A,Bの分割コア6に対する巻き付け方の点で、前記各実施形態と構成が異なる。図15,16に、U相を構成する巻線体7を図2に準ずる平面図により示す。図15は、U3の巻線体7を示し、図16は、U4の巻線体を示す。これらU3,U4の巻線体7は、図4に準ずる一連の6個の巻線体7を構成する。
ここで、2本の導線A,Bが整列巻きされたパラ巻線をなし、そのパラ巻線を一体的に内側から順に分割コア6に巻き付けると共に、内側に巻き付けたパラ巻線(2本の導線A,B)の上に外側のパラ巻線(2本の導線A,B)を重ねて巻き付けている。具体的には、図15に示すように、分割コア6の上に1ターン目の2本のパラ巻線(導線1A,1B)を一体的に内側に巻き付け、その後、2ターン目の2本のパラ巻線(導線2A,2B)を一体的に内側に巻き付ける。次に、内側に巻き付けた2ターン目のパラ巻線(導線2A,2B)の上に外側の3ターン目のパラ巻線(導線3A,3B)を巻き重ね、最後に、内側に巻き付けた1ターン目のパラ巻線(導線1A,1B)の上に外側の4ターン目のパラ巻線(導線4A,4B)を巻き重ねる。このようにして、U3の巻線体7を作製する。
そして、U3の巻線対7を作製した後、パラ巻線に捻りを付与した後、上記と同様に2本の導線A,Bからなるパラ巻線を分割コア6に巻き付ける。すなわち、図16に示すように、分割コア6の上に1ターン目の2本のパラ巻線(導線1B,1A)を一体的に内側に巻き付け、その後、2ターン目の2本のパラ巻線(導線2B,2A)を一体的に内側に巻き付ける。次に、内側に巻き付けた2ターン目のパラ巻線(導線2B,2A)の上に外側の3ターン目のパラ巻線(導線3B,3A)を巻き重ね、その後、内側に巻き付けた1ターン目のパラ巻線(導線1B,1A)の上に外側の4ターン目のパラ巻線(導線4B,4A)を巻き重ねる。このようにして、U4の巻線体7を作製する。
従って、この実施形態では、2本の導線A,Bからなるパラ巻線を内側から順に巻き付けると共に、内側に巻き付けたパラ巻線の上に外側のパラ巻線を重ねて巻き付けるので、巻き重ねられる層毎に巻線4のまとまりがよい。この意味で、巻線4の巻き崩れを防止することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第4実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、パラ巻線を構成する2本の導線A,Bの形状と、その分割コア6に対する巻き付け方の点で、前記第1実施形態と構成が異なる。図17に、巻線体7を図2に準ずる平面図により示す。
この実施形態では、パラ巻線を構成する2本の導線A,Bが、平角線ではなく丸線より構成される。そして、外側に巻き付けられる各導線Bが、内側に複数列巻き付けられる導線Aの間に配置されるようにずらしている。この実施形態では、内側に巻き付けられる導線Aに対しマイナス1ターンの方向へ巻き位置をずらして導線Bが巻き付けられる。
従って、この実施形態では、従前の一般的な丸線を導線A,Bとして使用できるので、固定子1を比較的安価に製造することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
次に、本発明における回転電機の固定子構造を具体化した第5実施形態につき図面を参照して詳細に説明する。
この実施形態では、U3の巻線体7とU4の巻線体7との間のパラ巻線の接続を捻り付きバスバー12で行っている点で、第1実施形態と構成が異なる。すなわち、この実施形態では、固定子1を構成する各相の一連の6個の巻線体7につき、パラ巻線である2本の導線A,Bに捻りを付与する位置では、隣り合う巻線体7の巻線4が捻り付きのバスバー12を介して接続される。ここで、2本の導線用の捻り付きバスバー12は、バスバー12の一端と他端において、2つの接続端子の位置が相互に入れ替えられている。このため、隣り合う巻線体7の間で2本の導線A,Bに捻りを付与することなく、バスバー12で接続することで、2本の導線A,Bに捻りを付与したと同じ状態が得られる。
従って、この実施形態では、捻りを付与すべき隣り合う巻線体7の間が捻り付きバスバー12で接続されるので、巻線体7の間の導線A,Bを捻る必要がなく、そのため捻りの設備が不要となる。このため、一連の6個の分割コア6に導線A,Bを巻き付けるための巻線装置を簡素化することができる。
尚、この発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜に変更して実施することもできる。
例えば、前記各実施形態では、パラ巻線を2本の導線A,Bで構成したが、3本以上の導線でパラ巻線を構成することもできる。
また、固定子を構成するスロット数(T)、中性点数(S)、導線数(P)及び無次元数(N)の数値の組み合わせは、図5,6の表に示すように、上記式(1)の関係を満足する関係であればよい。
1 固定子
2 固定子コア
3 スロット
4 巻線
6 分割コア(ボビン)
7 巻線体
8 固定リング
11 絶縁被覆
12 バスバー
22 保持装置(巻線装置)
24A 導線供給装置(巻線装置)
24B 導線供給装置(巻線装置)
A 導線
B 導線
MP 中性点
TP 捻り位置
EP 端部位置
2 固定子コア
3 スロット
4 巻線
6 分割コア(ボビン)
7 巻線体
8 固定リング
11 絶縁被覆
12 バスバー
22 保持装置(巻線装置)
24A 導線供給装置(巻線装置)
24B 導線供給装置(巻線装置)
A 導線
B 導線
MP 中性点
TP 捻り位置
EP 端部位置
Claims (9)
- 複数本の導線が整列巻きされた集中巻タイプの巻線体を含む回転電機の固定子構造において、
前記各巻線体に供給する導線数:P、固定子全体のスロット数(巻線体数):T、中性点数(スター数):S、としたときに、T=3×S×P×Nの関係を満たすN個置き(Nは自然数)の間隔で、前記巻線体の間の巻線を捻ったことを特徴とする回転電機の固定子構造。 - 前記複数本の導線は、第1の導線と第2の導線からなる2本の導線であって、前記2本の導線が整列巻きされたパラ巻線をなし、前記第1の導線を内側に巻き付け、前記第2の導線を外側に積層して巻き付け、内側及び外側が同じターンのパラ巻線となるように巻き付けた巻線体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記巻線体の間の巻線の接続を捻り付きバスバーで構成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記導線は丸線であって、外側に巻き付けられる導線が内側に巻き付けられる導線の間に配置されるようにずらしたことを特徴とする請求項2に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記2本の導線を共通の絶縁被膜で覆ったことを特徴とする請求項2に記載の回転電機の固定子構造。
- 前記複数本の導線は、第1の導線と第2の導線からなる2本の導線であって、前記2本の導線が整列巻きされたパラ巻線をなし、前記パラ巻線を内側から順に巻き付けると共に、内側に巻き付けたパラ巻線の上に外側のパラ巻線を重ねて巻き付けることを特徴とする請求項1に記載の回転電機の固定子構造。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の回転電機の固定子構造のための巻線装置であって、
複数本の導線をそれぞれ供給する導線供給装置を備え、内側の導線がターン分巻かれる以前にその外側に積層される導線を供給するように構成したことを特徴とする巻線装置。 - 請求項1、2、4乃至7の何れかに記載の回転電機の固定子構造の製造方法であって、
同一相の巻線体を構成する複数のボビンを同一回転軸上に保持可能な保持装置を備え、前記保持装置の端部位置に1つのボビンを保持して導線の巻き付けを行う工程と、
前記ボビンへの導線の巻き付けを終えた後に固定子構成時の渡り長さ分の導線を引き出す工程と、
前記渡り長さ分の導線が引き出された後にそのボビンを回転軸方向に移動させて保持すると共に、次のボビンを前記保持装置の前記端部位置に保持する工程と
からなる一連の工程を備え、前記一連の工程を繰り返して前記同一相の巻線体を構成する前記複数のボビンに前記導線の巻き付けを行うことを特徴とする回転電機の固定子構造の製造方法。 - 分割した固定子コアから前記ボビンを構成し、請求項8に記載の製造方法で製造された各相の巻線体を1相分ずらして重ね合わせ、円環状に位置決めして一体化することを特徴とする固定子の製造方法。
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