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JP2008108125A - 情報処理装置および情報処理装置の通信制御方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置の通信制御方法 Download PDF

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健一 戸内
Yoshinori Honda
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Abstract

【課題】複数の通信モジュールを効率的に利用することを実現する情報処理装置を提供する。
【解決手段】条件設定部151は、ユーザによって入力された各通信タスクの(通信負荷を数値化した)ポイントを条件テーブル155に格納する。通信経路選択部152は、このポイントを使って各Bluetoothモジュールの現在の通信負荷状況を把握し、新たに通信を開始する通信タスクの割り当て先を決定する。多重化制御部153は、この通信経路選択部152の決定を受けて、同一のBluetoothモジュールに割り当てられた複数の通信タスクの無線通信を時分割で実行すべく多重化する。そして、Bluetoothドライバ154は、多重化制御部153によって多重化された無線通信を実行すべくそれぞれのBluetoothモジュールを駆動制御する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、例えばパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に適用して好適な通信制御技術に関する。
近年、ケーブルの敷設を必要としない無線通信が、それまで主流であった有線通信に代わって様々なシーンで利用されている。この無線通信の普及に伴い、無線通信路を効率的に確立するための手法が種々提案されるに至っている(例えば特許文献1等参照)。
特開2004−48152号公報
この無線通信は、他の電子機器とのデータ通信のほか、キーボードやマウス等との接続にも利用され始めている。また、例えばノートブックタイプのパーソナルコンピュータなどでは、機能拡張用のコネクタを複数備えているものが多く、必要に応じて無線通信モジュールを増設できるようになっている。従って、複数の無線通信モジュールを搭載することも可能である。
同軸ケーブルを使った有線通信の規格であるEthernet(登録商標)を用いた通信では、ケーブルが動的に増減することを予定していないので、一意の物理的な通信経路を決めるのが一般的である。しかしながら、無線通信モジュールが必要に応じて増設される場合には、通信経路を固定的に定めることは現実的ではない。また、固定的に通信経路を定めたとすると、例えば、ある無線通信モジュールに割り当てた通信タスクは1つも通信を開始していないにも関わらず、他の無線通信モジュールに割り当てた通信タスクはそのすべてが通信を開始したような場合には、システム全体の通信負荷が特定の無線通信モジュールに偏ってしまう。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、複数の通信モジュールを効率的に利用することを実現する情報処理装置および情報処理装置の通信制御方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、この発明の情報処理装置は、複数の通信モジュールと、前記複数の通信モジュールの中のいずれかを用いて通信を行う複数の通信タスクそれぞれに付与された属性情報を管理する管理手段と、前記管理手段により管理された属性情報に基づき、前記複数の通信モジュールに対する前記複数の通信タスクの割り当てを動的に制御する制御手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明の通信制御方法は、複数の通信モジュールを備えた情報処理装置の通信制御方法であって、前記複数の通信モジュールの中のいずれかを用いて通信を行う複数の通信タスクそれぞれに付与された属性情報を管理し、前記管理する属性情報に基づき、前記複数の通信モジュールに対する前記複数の通信タスクの割り当てを動的に制御することを特徴とする。
この発明によれば、複数の通信モジュールを効率的に利用することを実現する情報処理装置および情報処理装置の通信制御方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。この発明の一実施形態に係る情報処理装置は、例えばノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、ノートブック型パーソナルコンピュータ10のディスプレイユニットを開いた状態における斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体1と、ディスプレイユニット2とから構成されている。ディスプレイユニット2には、LCD(Liquid Crystal Display)3から構成される表示装置が組み込まれており、そのLCD3の表示画面は、ディスプレイユニット2のほぼ中央に位置されている。
ディスプレイユニット2は、コンピュータ本体1に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられている。コンピュータ本体1は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード4、本コンピュータ10を電源オン/オフするためのパワーボタン5、入力操作パネル6およびタッチパッド7などが配置されている。
また、コンピュータ本体1の側面には、USB(Universal Serial Bus)コネクタ8が複数設けられており、様々な周辺機器を接続して増設できるようになっている。このUSBコネクタ8に接続可能な周辺機器の1つに、Bluetooth(登録商標)と呼ばれる近距離通信規格に準拠した無線通信を実行する通信モジュール9がある。この通信モジュール9を増設すれば、他のコンピュータとのファイル転送や、ワイヤレスキーボード、ワイヤレスマウス、ワイヤレスヘッドセット等の利用が可能となる。
例えば他のコンピュータとのファイル転送とワイヤレスヘッドセットの利用とを同時に行う場合等、複数の通信タスクが並存すると、Bluetoothでは、これら複数の無線通信を時分割で見かけ上同時に実行する。そのために、並存する通信タスクの数が増加すると、各通信タスクそれぞれのデータ転送レートは低下する。一方、本コンピュータ10は、複数のUSBコネクタ8を有しているので、複数の通信モジュール9を増設することも可能である。そして、複数の通信モジュール9が増設された場合には、通信負荷を適切に分散させるために、その時々の通信タスクの稼働状況に応じて、各通信タスクを通信モジュール9に割り当てることが非常に重要となる。そこで、本コンピュータ10は、複数の通信モジュール9に対する複数の通信タスクの割り当てを動的かつ適切に行えるようにしたものであり、以下、この点について詳述する。
なお、ここでは、Bluetoothを例に説明するが、本通信制御手法は、Bluetoothに限らず、各通信タスクの再割り当てが可能な高速近距離通信を実現するUWB(Ultra Wide Band)全般にも応用できる。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示す図である。
コンピュータ10は、図2に示すように、CPU11、ノースブリッジ12、主メモリ13、グラフィクスコントローラ14、サウスブリッジ15、BIOS(Basic Input Output System)−ROM16、ハードディスクドライブ(HDD)17、光ディスクドライブ(ODD)18、USBコントローラ19、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)20およびネットワークコントローラ21等を備えている。
CPU11は、本コンピュータ10の動作を制御するために設けられたプロセッサであり、HDD17から主メモリ13にロードされる、オペレーティングシステム100を含む各種プログラムを実行する。また、CPU11は、BIOS−ROM16に格納されたBIOSも実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラム群である。このプログラムの1つに、Bluetooth規格に準拠した無線通信を実行制御するBluetooth通信制御モジュール150が存在する。
ノースブリッジ12は、CPU11のローカルバスとサウスブリッジ15との間を接続するブリッジデバイスである。ノースブリッジ12には、主メモリ13をアクセス制御するメモリコントローラも内蔵されている。また、ノースブリッジ12は、AGP(Accelerated Graphics Port)バスなどを介してグラフィクスコントローラ14との通信を実行する機能も有している。
グラフィクスコントローラ14は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD3を制御する表示コントローラである。このグラフィクスコントローラ14は、ビデオメモリ(VRAM)14Aに書き込まれた画像データからLCD3に送出すべき表示信号を生成する。
サウスブリッジ15は、LPC(Low Pin Count)バス上の各デバイスと、PCI(Peripheral Component Interconnect)バス上の各デバイスと、直結されるBIOS−ROM16、HDD17、ODD18およびUSBコントローラ19とを制御する。サウスブリッジ15には、HDD17を制御するためのIDE(Integrated Drive Electronics)コントローラが内蔵されている。
HDD17およびODD18は、各種ソフトウェアおよび各種データを格納する記憶装置である。また、USBコントローラ19は、USBコネクタ8(8a〜8c)に接続された周辺機器との間の通信を実行するための制御ユニットである。
EC/KBC20は、電力管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)4およびタッチパッド7を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC20は、ユーザによるパワーボタン5の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/オフする機能を有している。そして、ネットワークコントローラ21は、LAN(Local Area Network)等との通信を実行する通信装置である。
図3は、このような構成のコンピュータ10において複数の通信モジュール(以下、Bluetoothモジュールと称することがある)9に対する複数の通信タスクの割り当てが行われる様子を示す概念図である。
いま、2つのUSBコネクタ8(8a,8b)に、2つのBluetoothモジュール9(9a,9b)が装着されているものと想定する。また、ワイヤレスマウスおよびワイヤレスヘッドセットが利用されている状態で、他のコンピュータとのファイル転送が開始されたと想定する。
ワイヤレスマウスおよびヘッドセットの制御は、マウスドライバおよびヘッドセットドライバを介してそれぞれ実行され、他のコンピュータとのファイル転送は、ファイル転送ドライバを介して実行される。そして、これらマウスドライバ、ヘッドセットドライバおよびファイル転送ドライバとBluetoothモジュール9との間に、Bluetooth通信制御モジュール150は介在し、それぞれの通信経路を適宜に選択する。図3の例では、ワイヤレスマウスの利用による通信負荷よりも、ワイヤレスヘッドセットの利用による通信負荷の方が大きいために、Bluetooth通信制御モジュール150は、(通信負荷の小さい方の)ワイヤレスマウスの利用のための通信タスクが割り当て済みのBluetoothモジュール9aに対して、他のコンピュータとのファイル転送のための通信タスクをさらに割り当てている。
このような割り当て制御を実行するために、Bluetooth通信制御モジュール150は、図4に示すように、条件設定部151、通信経路選択部152、多重化制御部153、Bluetoothドライバ154および条件テーブル155を有している。
条件設定部151は、各通信タスクに対してポイントを付与するためのユーザインタフェースを提供する。ポイントは、各通信タスクの通信負荷を数値化したものであり、通信負荷が大きいものほどその値は大きくなる。条件設定部151は、ユーザによって入力された各通信タスクのポイントを条件テーブル155に格納する。図5は、条件設定部151によって条件テーブル155に格納されたポイントの一例を示す図である。通信タスクとして格納する情報は、マウスドライバやヘッドセットドライバ等の各ドライバのモジュール名など、Bluetooth通信制御モジュール150が識別可能な情報であればどのような情報であっても構わない。
通信経路選択部152は、この条件テーブル155に格納されたポイントを使って、各Bluetoothモジュール9の現在の通信負荷状況を把握し、新たに通信を開始する通信タスクの割り当て先を決定する。図5に示すように、ワイヤレスマウスの利用による通信負荷のポイントは20、ワイヤレスキーボードの利用による通信負荷のポイントは10、ヘッドセットの利用による通信負荷のポイントは70、他のコンピュータとのファイル転送による通信負荷のポイントは50にそれぞれ設定されている。このポイントの比較によって、通信経路選択部152は、ワイヤレスマウスの利用による通信負荷よりも、ワイヤレスヘッドセットの利用による通信負荷の方が大きいと判断し(20ポイント<70ポイント)、図3に示したように、他のコンピュータとのファイル転送のための通信タスクを(ワイヤレスマウスの利用のための通信タスクが割り当てられた方の)Bluetoothモジュール9aに割り当てることを決定する。
この割り当て後、通信経路選択部152は、Bluetoothモジュール9a側の通信負荷を、2つの通信タスクのポイントの総合計である70ポイント(20ポイント+50ポイント)として考えて、それ以降の割り当て制御を継続する。つまり、本コンピュータ10では、実際の通信状況を監視・計測するための複雑な機構を必要とせずに、条件テーブル155内の情報を参照するだけで、複数の通信モジュール9に対する複数の通信タスクの割り当てを動的かつ適切に行うことを実現する。
なお、ワイヤレスマウスの利用のための通信タスクと、ワイヤレスヘッドセットの利用のための通信タスクと、他のコンピュータとのファイル転送のための通信タスクとがほぼ同時に通信を開始させたとすると、通信経路選択部152は、ポイントの大きい通信タスクから順にBluetoothモジュール9への割り当てを行っていく。ワイヤレスヘッドセットの利用のための通信タスクが70ポイントで1番大きいので、通信経路選択部152は、これをBluetoothモジュール9aまたはBluetoothモジュール9bのいずれかに割り当てる。そうすると、割り当てが行われた方のポイントが70、他方のポイントが0なので、今度は、2番目に大きい50ポイントの他のコンピュータとのファイル転送のための通信タスクが0ポイントのBluetoothモジュール9の方に割り当てられる。これにより、一方のポイントが70、他方のポイントが50となり、一番ポイントの小さいワイヤレスマウスの利用のための通信タスクも、他のコンピュータとのファイル転送のための通信タスクを割り当てた方のBluetoothモジュール9に割り当てる。その結果、これら3つの通信タスクがほぼ同時に通信を開始させた場合も図3に示した通りの割り当てとなる。
また、この手順によれば、本コンピュータ10の稼働中にBluetoothモジュール9が追加された場合、このBluetoothモジュール9の通信負荷は0ポイントと計算され、いずれかの通信タスクが通信を開始した際には、このBluetoothモジュール9への割り当てが優先的に行われる。即ち、Bluetoothモジュール9の追加にも動的に対応できることになる。
多重化制御部153は、この通信経路選択部152の決定を受けて、同一のBluetoothモジュール9に割り当てられた複数の通信タスクの無線通信を時分割で実行すべく多重化する。Bluetoothドライバ154は、Bluetoothモジュール9の数だけ起動され、多重化制御部153によって多重化された無線通信を実行すべくそれぞれのBluetoothモジュール9を駆動制御する。
図6は、本コンピュータ10が実行する通信モジュールに対する通信タスクの割り当て制御の流れを示すフローチャートである。
いずれかの通信タスクが通信を開始させた場合、Bluetooth通信制御モジュール150は、まず、各Bluetoothモジュール9の通信タスク割り当て状況を取得する(ステップA1)。次に、Bluetooth通信制御モジュール150は、条件テーブル155を参照して、その時点で総ポイント数の最も小さいBluetoothモジュール9を検出する(ステップA2)。そして、Bluetooth通信制御モジュール150は、この検出したBluetoothモジュール9に対して、通信を開始させた通信タスクを割り当てる(ステップA3)。
以上のように、本コンピュータ10によれば、複数の通信モジュールを効率的に利用することが実現される。
なお、前述の実施形態では、Bluetooth規格に準拠した無線通信を実行する通信モジュールに対する通信タスクの割り当てを例に説明したが、本実施形態の通信制御手法は、これに限定されず、Bluetooth規格以外のいずれの無線通信を実行する通信モジュールであっても適用可能であり、また、有線通信を実行する通信モジュールであっても適用可能である。
つまり、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の一実施形態に係るコンピュータの外観を示す斜視図 同実施形態のコンピュータのシステム構成を示す図 同実施形態のコンピュータにおいて行われる複数の通信モジュールに対する複数の通信タスクの割り当ての様子を示す概念図 同実施形態のコンピュータ上で動作するBluetooth通信制御モジュールの機能ブロックを示す図 同実施形態のコンピュータ上で動作するBluetooth通信制御モジュールが有する条件テーブルの一例を示す図 同実施形態のコンピュータが実行する通信モジュールに対する通信タスクの割り当て制御の流れを示すフローチャート
符号の説明
1…コンピュータ本体、2…ディスプレイユニット、3…LCD、4…キーボード、5…パワーボタン、6…入力操作パネル、7…タッチパッド、8…USBコネクタ、9…通信モジュール、10…コンピュータ、11…CPU、12…ノースブリッジ、13…主メモリ、14…グラフィクスコントローラ、14A…ビデオメモリ、15…サウスブリッジ、16…BIOS−ROM、17…ハードディスクドライブ(HDD)、18…光ディスクドライブ(ODD)、19…USBコントローラ、20…エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)、21…ネットワークコントローラ、100…オペレーティングシステム、150…通信制御モジュール、151…条件設定部、152…通信経路選択部、153…多重化制御部、154…Bluetoothドライバ、155…条件テーブル。

Claims (8)

  1. 複数の通信モジュールと、
    前記複数の通信モジュールの中のいずれかを用いて通信を行う複数の通信タスクそれぞれに付与された属性情報を管理する管理手段と、
    前記管理手段により管理された属性情報に基づき、前記複数の通信モジュールに対する前記複数の通信タスクの割り当てを動的に制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の通信モジュールは、Bluetooth規格に準拠した無線通信を実行するものであることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記属性情報は、各通信タスクの通信負荷を示す数値であり、
    前記制御手段は、割り当てられたすべての通信タスクの属性情報を各通信モジュール毎に積算した値が前記複数の通信モジュール間で均等化されるように、前記複数の通信モジュールに対して前記複数の通信タスクを割り当てていくことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、いずれかの通信タスクが通信を開始する場合、前記属性情報の積算値が最も小さい通信モジュールに対して当該通信タスクを割り当てることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、同時に複数の通信タスクが通信を開始する場合、属性情報の値が大きい通信タスクから順に、前記属性情報の積算値が最も小さい通信モジュールへの割り当てを行っていくことを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、1つの通信タスクをいずれかの通信モジュールに割り当てる毎に、前記属性情報の積算値を再計算することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. 複数の通信モジュールを備えた情報処理装置の通信制御方法であって、
    前記複数の通信モジュールの中のいずれかを用いて通信を行う複数の通信タスクそれぞれに付与された属性情報を管理し、
    前記管理する属性情報に基づき、前記複数の通信モジュールに対する前記複数の通信タスクの割り当てを動的に制御する
    ことを特徴とする通信制御方法。
  8. 各通信タスクの通信負荷を示す数値を前記属性情報として管理し、
    割り当てられたすべての通信タスクの属性情報を各通信モジュール毎に積算した値が前記複数の通信モジュール間で均等化されるように、前記複数の通信モジュールに対して前記複数の通信タスクを割り当てていくことを特徴とする請求項7記載の通信制御方法。
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