JP2008107766A - 位相差薄膜用樹脂組成物、液晶表示装置用カラーフィルター基板、および液晶表示装置、並びに位相差薄膜付き液晶表示装置用カラーフィルター基板の製造方法 - Google Patents
位相差薄膜用樹脂組成物、液晶表示装置用カラーフィルター基板、および液晶表示装置、並びに位相差薄膜付き液晶表示装置用カラーフィルター基板の製造方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】液晶表示装置に用いられ、光学的に負の一軸異方性を有し、光軸が薄膜面に対して略垂直であり、かつ、厚み方向の複屈折Δnが0.01〜0.3である位相差薄膜を形成するための位相差薄膜用樹脂組成物であって、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応させて得られるポリイミド前駆体および有機溶剤を含み、テトラカルボン酸二無水物およびジアミンのいずれか一方が脂環式化合物であることを特徴とする位相差薄膜用樹脂組成物。
【選択図】なし
Description
ポリイミドが位相差薄膜の機能を示すのは、高分子の主鎖方向に芳香族環や芳香族複素環などをもつため、主鎖に垂直な方向に比べて主鎖方向の屈折率が大きくなり、分子として大きな複屈折を示すこと、また、その分子鎖が基板に平行に配向しやすいため膜厚方向と膜面に平行な方向の間に屈折率差(膜としての複屈折)が生じることによる。
1.液晶表示装置に用いられ、光学的に負の一軸異方性を有し、光軸が薄膜面に対して略垂直であり、かつ、厚み方向の複屈折Δnが0.01〜0.3である位相差薄膜を形成するための位相差薄膜用樹脂組成物であって、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応させて得られるポリイミド前駆体および有機溶剤を含み、テトラカルボン酸二無水物およびジアミンの少なくともいずれか一方が脂環式化合物であることを特徴とする位相差薄膜用樹脂組成物。
2.脂環式化合物であるジアミンが、一般式(1)で表されるトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン化合物であることを特徴とする1項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
3.テトラカルボン酸二無水物が、一般式(2)で表される3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物化合物であることを特徴とする2項に記載の液晶表示装置用樹脂組成物。
4.ポリイミド前駆体が、少なくとも下記一般式(3)で示される構成単位を有することを特徴とする3項に記載の液晶表示装置用樹脂組成物。
5.脂環式化合物であるテトラカルボン酸二無水物が1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物であることを特徴とする1項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
6.ジアミンが、剛直な分子構造を有する芳香族ジアミンであることを特徴とする5項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
7.剛直な分子構造を有する芳香族ジアミンが、p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノベンズアニリドから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする6項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
8.ポリイミド前駆体のアミン末端基の一部または全部が、ジカルボン酸無水物とのアミック酸形成反応によって末端封止されていることを特徴とする1〜7項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
9.ジカルボン酸無水物が、無水マレイン酸、無水フタル酸 、無水コハク酸および無水ナジック酸から選ばれた少なくとも1種のジカルボン酸無水物であることを特徴とする8項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
10.透明基板上に赤、青、緑の各色の画素が二次元的に配列された液晶表示装置用カラーフィルター基板であって、1〜9項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物から形成された位相差薄膜が画素を被覆するように形成されていることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルター基板。
11.10項に記載の液晶表示装置用カラーフィルター基板を用いた液晶表示装置であって、該液晶表示装置の表示方式が、電圧無印加時に液晶分子が液晶セル面に対し略垂直な方向に配向しており、電圧印加時に液晶分子が液晶セル面に対し略平行な方向に配向する液晶表示方式であることを特徴とする液晶表示装置。
12.1〜9項に記載の位相差薄膜用樹脂組成物を、透明基板上に赤、青、緑の各色の画素が二次元的に配列されたカラーフィルター基板の画素が配列された側の面に塗布し、熱処理することを特徴とする位相差薄膜付き液晶表示装置用カラーフィルター基板の製造方法。
ここで、R1は好ましくは炭素数1〜30の有機基または水素原子であり、さらに好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基等の炭素数1〜4の直鎖状または分岐鎖状アルキル基または水素原子が挙げられる。これらのうち、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン、トランス−1,4−ジアミノ−2−メチルシクロヘキサン、トランス−1,4−ジアミノ−2,5−ジメチルシクロヘキサンが好ましく、特に、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサンが好ましい。
トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン化合物には、本発明の効果を損なわない範囲で他のジアミン化合物を併用することができる。この場合のトランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン化合物の使用割合は、全体のジアミン中50モル%以上であることが好ましく、70モル%以上であることがより好ましく、90モル%以上であることがさらに好ましい。トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン化合物の使用割合が50モル%よりも低いと本発明の目標とする特性が得られない場合がある。
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物化合物とともに、他のテトラカルボン酸二無水物を使用することも可能である。この場合の3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物化合物の使用割合は、全体のテトラカルボン酸二無水物中50モル%以上であることが好ましく、70モル%以上であることがより好ましく、90モル%以上であることがさらに好ましい。3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物化合物の使用割合が50モル%よりも低いと本発明の目標とする特性が得られないことがあるためである。
ポリイミド前駆体中の一般式(3)〜(8)で示される構造単位の割合は50モル%以上であることが好ましく、70モル%以上であることがより好ましい。一般式(3)〜(8)で示される構造単位の割合が50モル%よりも低いと本発明の目標とする特性が得られないことがある。
剛直な分子構造を有する芳香族ジアミンの具体例としては、4,4’−ジアミノベンズアニリド、ベンジジン、3,3’−ジメチルベンジジン、3,3’−ジヒドロキシベンジジン、3,3’−ジメトキシベンジジン、2,2’−ジメチルベンジジン、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン、p−フェニレンジアミン、2,5−ジアミノトルエン、3,6−ジアミノデュレン、m−フェニレンジアミン、2,4−ジアミノトルエン、2,4−ジアミノキシレンが挙げられる。中でも、4,4’−ジアミノベンズアニリド、p−フェニレンジアミン、2,2’−ジメチルベンジジン、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジンが好ましく使用でき、特に4,4’−ジアミノベンズアニリド、p−フェニレンジアミンがより好ましく使用できる。これらのジアミンと1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物とを反応させて得られるポリイミドを含有する位相差薄膜は、特に高透明性、高複屈折性を有するため好ましく使用される。上記のジアミンは1種または2種以上を混合して使用することができる。
位相差薄膜の膜厚は0.5〜20μmであることが好ましい。
ポリイミド前駆体を0.5g/dlの濃度になるようにN−メチルピロリドンで溶解、希釈した溶液を、ウベローデ型粘度計を用いて30℃で測定した。
<複屈折の測定方法>
メトリコン社製“プリズムカプラー2010”を用いて測定した。
ガラス基板上に仕上がりの厚みが2.0μmになるようにポリイミド前駆体溶液をスピナーで塗布した後、120℃で20分間乾燥し、240℃で30分間または270℃で40分間熱処理することによって、ポリイミド樹脂薄膜を得た。このポリイミド樹脂薄膜の膜面に平行な方向の屈折率n1(=nx)と膜厚方向の屈折率n2(=nz)を測定し、これらの屈折率の差から複屈折を下式により算出した。光源には632.8nmのHeNeレーザー光を使用した。
<膜の着色の測定方法>
大塚電子(株)製の“MCPD−2000”顕微分光光度計を用いて測定を行った。
ガラス基板上に仕上がりの厚みが2.0μmになるようにポリイミド前駆体溶液をスピナーで塗布した後、120℃で20分間乾燥し、240℃で30分間または270℃で40分間熱処理することによって、ポリイミド樹脂薄膜を得た。XYZ表色系(CIE1931標準表色系)において、標準C光源の色座標(x,y)=(0.3100,0.3162)とポリイミド樹脂薄膜を透過した後の光の色座標(x1,y1)との差(Δx,Δy)を求めた。ここで、Δx=x1−x、Δy=y1−yである。Δx、Δyがともに大きい場合には白表示が黄色味を帯び、表示品位が低下する。Δx、Δyはともに0.005以下となることが好ましく、0.003以下であることがより好ましい。
パイレックス(登録商標)ガラス製水冷ランプジャケットをつけた内容積2リットルの内部照射型ガラス製反応フラスコに無水マレイン酸255g(2.60モル)と酢酸エチル1,445gを仕込み、フラスコ内を窒素で置換した後、室温で攪拌溶解した。引き続き攪拌しながら、反応溶液を5℃に冷却した後、400W高圧水銀灯の照射を開始し、96時間光照射を続けた。照射中、反応溶液温度を3〜5℃に保った。反応終了後、ろ過により結晶とろ液を分離した。粗結晶を酢酸エチルで洗浄した後、真空乾燥器で40℃、10時間乾燥し、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物の結晶194gを得た。
乾燥窒素気流下、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン10.96g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン177.28gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物28.25g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液A(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Aの粘度は830mPa・sであった。還元粘度は0.70dl/gであった。
乾燥窒素気流下、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン10.96g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン173.28gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物25.30g(0.086モル)、無水ピロメリット酸2.18g(0.010モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液B(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Bの粘度は690mPa・sであった。還元粘度は0.67dl/gであった。
乾燥窒素気流下、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン10.96g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン171.06gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物28.25g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で5時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液C(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Cの粘度は5,222mPa・sであった。還元粘度は0.81dl/gであった。
乾燥窒素気流下、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン11.42g(0.100モル)をN−メチル−2−ピロリドン174.42gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物29.42g(0.100モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で5時間攪拌した。室温に冷却した後、N−メチル−2−ピロリドン85.07gを加え、透明で粘稠なポリアミック酸溶液D(ポリマー濃度12重量%)を得た。25℃で測定した溶液Dの粘度は5,878mPa・sであった。還元粘度は1.68dl/gであった。
乾燥窒素気流下、トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン11.42g(0.100モル)をN−メチル−2−ピロリドン176.30gに溶解した。その後、4,4’−オキシジフタル酸二無水物29.78g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で5時間攪拌した。室温に冷却した後、N−メチル−2−ピロリドン85.83gを加え、透明で粘稠なポリアミック酸溶液E(ポリマー濃度12重量%)を得た。25℃で測定した溶液Eの粘度は1,139mPa・sであった。還元粘度は0.96dl/gであった。
乾燥窒素気流下、p−フェニレンジアミン10.38g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン124.79gに溶解した。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物18.83g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液F(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Fの粘度は384mPa・sであった。還元粘度は0.56dl/gであった。
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノベンズアニリド21.82g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をγ−ブチロラクトン112.41gに溶解した。次に、N−メチル−2−ピロリドン72.41gを加えた。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物18.83g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液G(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Gの粘度は1,080mPa・sであった。還元粘度は0.71dl/gであった。
乾燥窒素気流下、2,2’−ジメチルベンジジン20.38g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン177.28gに溶解した。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物18.83g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液H(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Hの粘度は1,055mPa・sであった。還元粘度は0.78dl/gであった。
乾燥窒素気流下、2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン30.74g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン231.69gに溶解した。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物18.83g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液I(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Iの粘度は275mPa・sであった。還元粘度は0.58dl/gであった。
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル19.22g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン171.21gに溶解した。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物18.83g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液J(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Jの粘度は258mPa・sであった。還元粘度は0.56dl/gであった。
乾燥窒素気流下、p−フェニレンジアミン10.81g(0.100モル)をN−メチル−2−ピロリドン132.41gに溶解した。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物19.61g(0.100モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で4時間攪拌した。透明で粘稠なポリアミック酸溶液K(ポリマー濃度15重量%)を得た。25℃で測定した溶液Kの粘度は9,257mPa・sであった。還元粘度は1.36dl/gであった。
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノベンズアニリド22.73g(0.100モル)をγ−ブチロラクトン111.14gに溶解した。次に、N−メチル−2−ピロリドン71.14gを加えた。その後、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物19.61g(0.100モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で4時間攪拌した。透明で粘稠なポリアミック酸溶液L(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Lの粘度は31,400mPa・sであった。還元粘度は1.81dl/gであった。
乾燥窒素気流下、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン11.92g(0.048モル)、p−フェニレンジアミン5.19g(0.048モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン209.55gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物28.25g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液M(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Mの粘度は940mPa・sであった。還元粘度は0.64dl/gであった。
乾燥窒素気流下、p−フェニレンジアミン10.38g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をN−メチル−2−ピロリドン174.23gに溶解した。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物28.25g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液N(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Nの粘度は664mPa・sであった。還元粘度は0.66dl/gであった。
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノベンズアニリド21.82g(0.096モル)とビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン0.99g(0.004モル)をγ−ブチロラクトン137.14gに溶解した。次に、N−メチル−2−ピロリドン97.14gを加えた。その後、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物28.25g(0.096モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で3時間攪拌した。さらに、無水フタル酸1.18g(0.008モル)を加えた後、60℃で3時間攪拌し、透明で粘稠なポリアミック酸溶液O(ポリマー濃度16重量%)を得た。25℃で測定した溶液Oの粘度は5,878mPa・sであった。還元粘度は1.03dl/gであった。
乾燥窒素気流下、p−フェニレンジアミン10.81g(0.100モル)をN−メチル−2−ピロリドン92.92gに溶解した。その後、1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物22.42g(0.100モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で4時間攪拌した。透明で粘稠なポリアミック酸溶液P(ポリマー濃度20重量%)を得た。25℃で測定した溶液Pの粘度は350mPa・sであった。還元粘度は0.30dl/gであった。
乾燥窒素気流下、4,4’−ジアミノベンズアニリド22.73g(0.100モル)をγ−ブチロラクトン90.29gに溶解した。次に、N−メチル−2−ピロリドン50.29gを加えた。その後、1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物22.42g(0.100モル)とN−メチル−2−ピロリドン40.00gを加え、60℃で4時間攪拌した。透明で粘稠なポリアミック酸溶液Q(ポリマー濃度20重量%)を得た。25℃で測定した溶液Oの粘度は209mPa・sであった。還元粘度は0.24dl/gであった。
位相差薄膜を有するカラーフィルターの作製方法を以下に示す。
<ブラックマトリックスの作製>
γ−ブチロラクトン(3825g)溶媒中で、無水ピロメリット酸(149.6g)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(225.5g)、3,3’−ジアミノジフェニルスルフォン(69.5g)、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(210.2g)、ビス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(17.4g)を60℃で3時間反応させた後、無水マレイン酸(2.25g)を添加し、さらに60℃で1時間反応させ、ポリアミック酸溶液(ポリマー濃度15重量%)を得た。
<画素の作製>
γ−ブチロラクトン中で、無水ピロメリット酸(0.49モル当量)、ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水物(0.50モル当量)と、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(0.75モル当量)、3,3’−ジアミノジフェニルスルホン(0.20モル当量)、ビス−(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン(0.05モル当量)を反応させ、さらに無水マレイン酸(0.02モル当量)を反応させて、ポリアミック酸溶液(ポリマー濃度20重量%)を得た。
顔料分散液30gに、前記のポリマー濃度10重量%の画素用ポリアミック酸溶液30gを添加混合し、赤色カラーペーストを得た。
赤色ペーストを用いた時と同様にして、緑色カラーペーストを使用し、緑色画素を形成し、290℃に加熱して熱硬化を行った。
実施例6で作製したポリアミック酸溶液F(ポリマー濃度16重量%)を使用した以外は実施例13と同様にして、ポリイミド薄膜をカラーフィルター上に形成した。このポリイミド薄膜の膜厚は4.4μm、複屈折はΔn=0.045であり、したがって、リタデーションが198nmで、光軸が薄膜に垂直である光学的に負の屈折率異方性をもつ位相差薄膜を有するカラーフィルターを得ることができた。
実施例11で作製したポリアミック酸溶液K(ポリマー濃度15重量%)200.0gに対して、界面活性剤“ディスパロン”LC951(楠本化成製)を0.25g、N−メチル−2−ピロリドン205.8g、3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール94.0gを加え、ポリマー濃度6重量%のコーティング用溶液を作製した。実施例13と同様にカラーフィルター基板の画素が形成された面上にスリットダイコーティング法によって塗布し、120℃で10分間乾燥後、240℃で30分間熱処理することによって膜厚が4.0μmのポリイミド薄膜をカラーフィルター上に形成した。このポリイミド薄膜の複屈折はΔn=0.051であり、したがって、リタデーションが204nmで、光軸が薄膜に垂直である光学的に負の屈折率異方性をもつ位相差薄膜を有するカラーフィルターを得ることができた。
<カラー液晶表示素子の作製と評価>
実施例13で作製した位相差薄膜付きカラーフィルター上に酸化インジウムからなる透明電極を製膜した。別途、無アルカリガラス上にTFT素子、画素電極、反射板等を形成した基板を対向基板として用意した。
実施例14で作製した位相差薄膜付きカラーフィルターを使用して、実施例16と同様にして試験液晶表示素子(サンプルC)を作製した。サンプルCの透過光強度比(コントラスト)は18であり、ポリイミド位相差薄膜によるコントラストの向上効果が認められた。また、黄色みのない良質な白表示が得られた。
実施例15で作製した位相差薄膜付きカラーフィルターを使用して、実施例16と同様にして試験液晶表示素子(サンプルD)を作製した。サンプルDの透過光強度比(コントラスト)は18であり、ポリイミド位相差薄膜によるコントラストの向上効果が認められた。また、黄色みのない良質な白表示が得られた。
比較例3で作製したポリアミック酸溶液O(ポリマー濃度16重量%)を使用した以外は実施例13と同様にして、ポリイミド薄膜をカラーフィルター上に形成した。このポリイミド薄膜の膜厚は0.9μm、複屈折はΔn=0.229であり、したがって、リタデーションが206nmで、光軸が薄膜に垂直である光学的に負の屈折率異方性をもつ位相差薄膜を有するカラーフィルターを得た。
BPDA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
CBDA:1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物
H−PMDA:1,2,4,5−シクロヘキサンテトラカルボン酸二無水物
ODPA:4,4’−オキシジフタル酸二無水物
PMDA:無水ピロメリット酸
PA:無水フタル酸
DABA:4,4’−ジアミノベンズアニリド
t-DACH:トランス−1,4−ジアミノシクロヘキサン
DDE:4,4’−ジアミノジフェニルエ−テル
DDS:3,3’−ジアミノジフェニルスルホン
PDA:p−フェニレンジアミン
SiDA:ビス−(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン
m−TB−HG:2,2’−ジメチルベンジジン
TFMB:2,2’−ビス(トリフルオロメチル)ベンジジン
Claims (12)
- 液晶表示装置に用いられ、光学的に負の一軸異方性を有し、光軸が薄膜面に対して略垂直であり、かつ、厚み方向の複屈折Δnが0.01〜0.3である位相差薄膜を形成するための位相差薄膜用樹脂組成物であって、テトラカルボン酸二無水物とジアミンとを反応させて得られるポリイミド前駆体および有機溶剤を含み、テトラカルボン酸二無水物およびジアミンの少なくともいずれか一方が脂環式化合物であることを特徴とする位相差薄膜用樹脂組成物。
- 脂環式化合物であるテトラカルボン酸二無水物が、1,2,3,4−シクロブタンテトラカルボン酸二無水物であることを特徴とする請求項1に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
- ジアミンが、剛直な分子構造を有する芳香族ジアミンであることを特徴とする請求項5に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
- 剛直な分子構造を有する芳香族ジアミンが、p−フェニレンジアミン、4,4’−ジアミノベンズアニリドから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項6に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
- ポリイミド前駆体のアミン末端基の一部または全部が、ジカルボン酸無水物とのアミック酸形成反応によって末端封止されていることを特徴とする請求項1〜7に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
- ジカルボン酸無水物が、無水マレイン酸、無水フタル酸 、無水コハク酸および無水ナジック酸から選ばれた少なくとも1種のジカルボン酸無水物であることを特徴とする請求項8に記載の位相差薄膜用樹脂組成物。
- 透明基板上に赤、青、緑の各色の画素が二次元的に配列された液晶表示装置用カラーフィルター基板であって、請求項1〜9に記載の位相差薄膜用樹脂組成物から形成された位相差薄膜が画素を被覆するように形成されていることを特徴とする液晶表示装置用カラーフィルター基板。
- 請求項10に記載の液晶表示装置用カラーフィルター基板を用いた液晶表示装置であって、該液晶表示装置の表示方式が、電圧無印加時に液晶分子が液晶セル面に対し略垂直な方向に配向しており、電圧印加時に液晶分子が液晶セル面に対し略平行な方向に配向する液晶表示方式であることを特徴とする液晶表示装置。
- 請求項1〜9に記載の位相差薄膜用樹脂組成物を、透明基板上に赤、青、緑の各色の画素が二次元的に配列されたカラーフィルター基板の画素が配列された側の面に塗布し、熱処理することを特徴とする位相差薄膜付き液晶表示装置用カラーフィルター基板の製造方法。
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