JP2008191330A - 情報記録再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】再生時の迷光の発生を抑制し、SN(信号雑音)比の劣化を防止することが可能な情報記録再生装置を提供する。
【解決手段】記録時における参照光の情報記録媒体(透過型ディスク119又は反射型ディスク213)への入射角をθ1、再生時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ2、再生時における参照光の情報記録媒体への再入射角をθ3とする場合、θ1≠θ2、且つ、θ1=θ3となるように第1の偏光手段(回転ミラー117又はミラー212)及び第2の偏光手段(折り返し回転ミラー120又は回転ミラー214)を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】記録時における参照光の情報記録媒体(透過型ディスク119又は反射型ディスク213)への入射角をθ1、再生時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ2、再生時における参照光の情報記録媒体への再入射角をθ3とする場合、θ1≠θ2、且つ、θ1=θ3となるように第1の偏光手段(回転ミラー117又はミラー212)及び第2の偏光手段(折り返し回転ミラー120又は回転ミラー214)を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ホログラフィを利用してホログラム記録媒体に情報を記録再生する情報記録再生装置に関するものである。
ホログラフィを利用して記録媒体に情報を記録するホログラフィック記録は、一般的に、イメージ情報をもった信号光と参照光とを記録媒体の内部で重ね合わせ、その干渉縞を記録媒体に書き込むことによって行う。情報再生時には、その記録媒体に参照光を照射することにより、干渉縞による回折によりイメージ情報を再生する。
近年、超高密度記録の為にボリュームホログラフィ、特にデジタルボリュームホログラフィが実用域で開発され注目を集めている。ボリュームホログラフィとは、記録媒体の厚み方向を積極的に活用して3次元的に干渉縞を書き込む方式であり、厚みを増すことで回折効率を高め、多重記録を用いて記録容量を増大できるという特徴がある。
デジタルボリュームホログラフィとは、ボリュームホログラフィと同様の記録媒体と記録方式を用いつつも、記録するイメージ情報は2値化したデジタルパターンに限定した、コンピュータ志向のホログラフィック記録方式である。
このデジタルボリュームホログラフィは、例えば、アナログ的な画のような画像情報も、一旦、デジタイズして、2次元デジタルパターン情報(ページデータ)に展開し、これをイメージ情報として記録する。再生時には、このデジタルパターン情報を読み出してデコードすることで、もとの画像に戻して表示する。
これによりSN比(信号雑音比)が多少悪くても、微分検出を行ったり、2値化データをコード化し、エラー訂正を行ったりすることで、極めて忠実にもとの情報を再現することが可能になる。このような情報の記録再生を行う手段として、記録時に参照光及び信号光に対するホログラム記録媒体の表面の角度を僅かずつ変更することによって、同一エリアに異なる記録情報を多重記録する角度多重型ホログラム記録装置が提案されている。この公知文献として、2006 Optical Data Storage Topical Meeting Conference Proceedings MA1 page3〜5 記載の“The InPhase Professional Archive Drive OMA:Design and Function”がある(非特許文献1)。
(従来例1)
次に、図6、図7を用いて非特許文献1におけるホログラフィック情報記録再生装置の構成について説明する。これを従来例1とする。
次に、図6、図7を用いて非特許文献1におけるホログラフィック情報記録再生装置の構成について説明する。これを従来例1とする。
まず、透過型ディスクを用いたホログラフィック情報記録再生装置について説明する。図6を用いて記録時の動作を説明する。
波長405nmの光源(半導体レーザ等)101から出射した光束は、コリメータ102にて平行光束とされる。更に、HWP(1/2波長板)103を透過し、PBS(偏光ビームスプリッタ)104により記録用情報光122及び記録用参照光121に分岐する。PBS(偏光ビームスプリッタ)104は光源からの光束を信号光と参照光に分岐する分岐手段である。ここで、HWP(1/2波長板)103を回転させて光束の偏光方向を調整し、記録用情報光122及び記録用参照光121の強度バランスを変化させる。
分岐された記録用情報光122は、ビームエキスパンダ105を経てSLM(空間光変調素子)109に対し最適なサイズに拡大される。更に、フーリエ面での強度分布を一様にするためのフェイズマスク106を透過し、リレーレンズ107を経てPBS(偏光ビームスプリッタ)108で反射され、SLM(空間光変調素子)109に導かれる。
SLM(空間光変調素子)109により変調され、情報を与えられた光束は偏光方向がπ/2回転され、PBS(偏光ビームスプリッタ)108を透過する。この透過光はPolytopic Filter111及びリレーレンズ112を介し、可動HWP(1/2波長板)113を経て対物レンズ114に入射し、透過型ディスク119上に集光される。但し、記録時はHWP(1/2波長板)113にて光束の偏光方向は回転しない。
一方、記録用参照光121はPBS(偏光ビームスプリッタ)104を透過し、ミラー115及びミラー116にて反射され、回転ミラー117により所望の方向に偏向される。その後スキャナーレンズ118へ入射した光束は、回転ミラー117での偏向方向によらず透過型ディスク119の記録位置を通る。つまり回転ミラー117の回転により透過型ディスク119の記録位置への記録用参照光121の入射角を変化させることにより角度多重記録を行う。この干渉パターンを透過型ディスク119に対して露光することで情報を記録する。
次に、図7を用いて再生時の動作を説明する。波長405nmの光源101から出射した光束は、コリメータ102にて平行光束とされる。更に、HWP(1/2波長板)103を透過し、PBS(偏光ビームスプリッタ)104にて光束を反射させずに透過する。この時、HWP(1/2波長板)103を回転させることで光束の偏光方向を調整し、PBS(偏光ビームスプリッタ)104にて反射光が発生しないように調節する。
更に、ミラー115、ミラー116を経由し、回転ミラー117で反射された光束はスキャナーレンズ118を経て透過型ディスク119を透過し、折り返し回転ミラー120によって同じ光路で反射される。記録時に対して反対から透過型ディスク119に入射した再生用参照光123により再生された再生光124は、対物レンズ114により平行光束となり、HWP(1/2波長板)113により偏光方向がπ/2変化する。
所望の再生光と同時に再生された不要な再生光は、リレーレンズ112間において光軸に対して垂直な面内での集光位置が異なるので、所望の再生光のみを透過するPolytopic Filter111により不要な再生光が排除される。更にPBS(偏光ビームスプリッタ)108により反射され、CMOS(受光素子)110に導くことで情報を再生する。
(従来例2)
次に反射型ディスクを用いたホログラフィック情報記録再生装置について図8、図9、図10を用いて説明する。これを従来例2とする。
次に反射型ディスクを用いたホログラフィック情報記録再生装置について図8、図9、図10を用いて説明する。これを従来例2とする。
図8は記録時の光学系、図9は再生時の光学系を示す図である。また図10(a)は図8に示す情報を記録する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細を示す図、図10(b)は図9に示す情報を再生する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細を示す図である。
まず、図8を用いて記録時の動作を説明する。波長405nmの光源(半導体レーザ等)201から出射した光束はコリメータ202で平行光束とされ、PBS(偏光ビームスプリッタ)203へ入射する。PBS(偏光ビームスプリッタ)203により記録用情報光216及び記録用参照光215に分岐する。PBS(偏光ビームスプリッタ)203は光源からの光束を信号光と参照光に分岐する分岐手段である。分岐した記録用情報光216はPBS(偏光ビームスプリッタ)203を透過して、SLM(空間光変調素子)204を照明する。
SLM(空間光変調素子)204を透過した記録用情報光216はPBS(偏光ビームスプリッタ)205を透過し、リレーレンズ207を経由してQWP(1/4波長板)208へ入射する。QWP(1/4波長板)208を透過した記録用情報光216は円偏光に変換され、対物レンズ209に入射する。対物レンズ209により記録用情報光216として反射型ディスク213に照射される。
また、PBS(偏光ビームスプリッタ)203で反射した記録用参照光215はリレーレンズ210を経由してQWP(1/4波長板)211へ入射する。QWP(1/4波長板)211を透過した光束は円偏光に変換されてミラー212で反射され、記録用参照光215として反射型ディスク213に照射される。
ここで、図10(a)に示すように反射型ディスク213は、cover layer220、recording layer221、space layer222と反射面224で構成されている。記録を行う際には、記録用情報光216が反射型ディスク213内のcover layer220を透過し、recording layer221へ入射する。その場合、記録用参照光215は図10(a)に示すように左上方より反射型ディスク213に入射し、cover layer220、recording layer221、space layer222透過して反射面224に到達する。
この時の入射角度をθ1とする。そして、記録用情報光216と記録用参照光215がrecording layer221内で干渉して干渉縞219が形成され、情報が記録される。一方、反射面224で反射された記録用参照光215はspace layer222、recording layer221、cover layer220を透過して出射する。この出射光は回転ミラー214に入射し、この時、回転ミラー214の角度を調整して反射型ディスク213に再入射しないように制御する。
次に、再生時の動作を図9、図10(b)を用いて説明する。図9において、波長405nmの光源210から出射した光束はコリメータ202で平行光束とされ、PBS(偏光ビームスプリッタ)203へ入射する。PBS(偏光ビームスプリッタ)203に入射した光の一部は透過し、一部は反射される。その反射光はリレーレンズ210を経由してQWP(1/4波長板)211へ入射する。QWP(1/4波長板)211を透過した光束は円偏光に変換され、ミラー212で反射され、再生用参照光217として反射型ディスク213に照射される。
再生用参照光217は図10(b)に示すように左上方より反射型ディスク213に入射し、cover layer220、recording layer221、space layer222を透過して反射面224に到達する。この時の入射角度をθ2とする。反射面224で反射された再生用参照光217はspace layer222、recording layer221、cover layer220を透過して出射する。この出射光は回転ミラー214で反射され、再び反射型ディスク213に向かって入射する。
この時の再入射角度をθ3とする。再度、反射面224で反射された再生用参照光217が、情報が記録された干渉縞219に照射されると再生光218が出射する。反射型ディスク213から出射した再生光218は対物レンズ209、QWP(1/4波長板)208を透過して偏光となった後にリレーレンズ207を経由してPBS(偏光ビームスプリッタ)205に入射する。PBS(偏光ビームスプリッタ)205で反射された再生光218はCMOS(受光素子)206上に結像され、情報が再生される。
なお、再生時には、PBS(偏光ビームスプリッタ)203の透過光がPBS(偏光ビームスプリッタ)205を透過し、対物レンズ209を通って反射型ディスク213に到達しないようにする。即ち、PBS(偏光ビームスプリッタ)203、SLM(空間光変調素子)204、PBS(偏光ビームスプリッタ)205間に光路を遮るシャッターを設けておき(図示せず)、遮光する。光を遮るものであれば、シャッターでなくてもよい。
2006 Optical Data Storage Topical Meeting Conference Proceedings MA1 "The InPhase Professional Archive Drive OMA: Design and Function"
2006 Optical Data Storage Topical Meeting Conference Proceedings MA1 "The InPhase Professional Archive Drive OMA: Design and Function"
従来例1の透過型ディスクを用いた場合、記録時に第1の偏光手段である回転ミラー117によって反射された参照光の透過型ディスクへの入射角θ1と、再生時に第1の偏光手段で反射された参照光の透過型ディスクへの入射角θ2は同じ角度である。
また、再生時に透過型ディスクから出射した参照光が第2の偏光手段である折り返し回転ミラー120により透過型ディスクへ再入射する再入射角θ3も入射角θ1と同じ角度である。
このため、再生時に透過型ディスクに入射する参照光と透過型ディスクに再入射する参照光との光軸が合い、参照光が透過型ディスクを透過する際に迷光が発生するため、SN(信号雑音)比が劣化する。
一方、従来例2の反射型ディスクを用いた場合には、記録時に第1の偏光手段であるミラー212によって反射された参照光の反射型ディスクへの入射角θ1と、再生時に第1の偏光手段で反射された参照光の反射型ディスクへの入射角θ2は同じ角度である。(図10(a)、図10(b)参照)。
また、再生時に反射型ディスクから出射した参照光が第2の偏光手段である回転ミラー214により反射型ディスクへ再入射する再入射角θ3も入射角θ1と同じ角度である。(図10(a)、図10(b)参照)。
このため、再生時に参照光が反射型ディスクに入射する入射角θ2と、反射型ディスクへ再入射する再入射角θ3が同じ角度であると、同様に迷光が発生してしまい、SN(信号雑音)比が劣化するという問題があった。
本発明の目的は、再生時の迷光の発生を抑制し、SN(信号雑音)比の劣化を防止することが可能な情報記録再生装置を提供することにある。
本発明は、記録時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ1、再生時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ2、再生時における参照光の情報記録媒体への再入射角をθ3とする場合、θ1≠θ2、且つ、θ1=θ3となるように第1及び第2の偏光手段を制御する。そうすることで、再生時において情報記録媒体に入射する参照光と、情報記録媒体に再入射する参照光とをずらし、迷光の発生を抑制する。
本発明によれば、透過型或いは反射型記録媒体のいずれにおいても、再生時の迷光の発生を抑制でき、SN(信号雑音)比の劣化を防止することができる。
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。本発明は、光源である半導体レーザ(101、201に対応)と、その光源からの光束を信号光と参照光に分岐する分岐手段(偏光ビームスプリッタ104、203に対応)を含んでいる。また、参照光を情報記録媒体である透過型ディスク(情報記録媒体)119や反射型ディスク(情報記録媒体)213に向けて反射する第1の偏光手段(回転ミラー117、ミラー212に対応)を備えている。更に、情報記録媒体から出射した参照光を情報記録媒体に再入射させるための第2の偏光手段(折り返し回転ミラー120、回転ミラー214に対応)を備えている。
そして、本発明においては、信号光及び参照光を情報記録媒体内で干渉させることで情報の記録を行い、前記第1の偏光手段により参照光を情報記録媒体に入射し、第2の偏光手段により反射された参照光を情報記録媒体に再入射させることで情報の再生を行う。
また、本発明の特徴は、まず、記録時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ1、再生時における参照光の情報記録媒体への入射角をθ2、再生時における参照光の前記情報記録媒体への再入射角をθ3とする。その場合、本発明は、θ1≠θ2、且つ、θ1=θ3となるように第1及び第2の偏光手段を制御する制御手段を有することにある。
(第1の実施形態)
図1、図2を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態で用いる情報記録媒体は透過型ディスクである。図1は情報記録時の光学系、図2は情報再生時の光学系の構成を示す。なお、図1、図2では主に光学系の構成を示しており、その他の情報を記録する回路、再生する回路、サーボ制御を行う回路、装置の各部を制御する制御回路、ディスクを駆動する回路や機構等に関しては省略している。
図1、図2を用いて本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態で用いる情報記録媒体は透過型ディスクである。図1は情報記録時の光学系、図2は情報再生時の光学系の構成を示す。なお、図1、図2では主に光学系の構成を示しており、その他の情報を記録する回路、再生する回路、サーボ制御を行う回路、装置の各部を制御する制御回路、ディスクを駆動する回路や機構等に関しては省略している。
本実施形態において、記録時や再生時における基本的な構成や動作は図6、図7に示す従来例1と同様である。そのため、図1、図2では図6、図7と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、再生時における再生用参照光123の透過型ディスク119への入射角度θ2と、記録時における記録用参照光121の透過型ディスク119への入射角度θ1とが、違う角度、即ち、θ1≠θ2が成り立つように回転ミラー117を制御する。回転ミラー117は第1の偏光手段とする。
具体的には、記録時において回転ミラー117は図1に示す状態とし、再生時には図2に示すように図示しないモータ等の駆動力により回転ミラー117を回転させる駆動手段を用いて回転ミラー117を矢印方向に回転させて、入射角度θ2を変化させる。この制御により、θ1≠θ2が成り立つようにする。駆動手段の制御は図示しない制御回路(制御手段)により行う。
また、再生時に折り返し回転ミラー120にて反射され、記録時に対して反対側から透過型ディスク119に再入射する再生用参照光123の入射角度をθ3とする。この入射角度θ3と、記録時における記録用参照光121の透過型ディスク119への入射角度θ1とが同じ角度、即ち、θ1=θ3となるように折り返し回転ミラー120を制御する。折り返し回転ミラー120は第2の偏光手段とする。
具体的には、記録時において折り返し回転ミラー120は図1に示す状態とし、再生時には図2に示すように図示しないモータ等の駆動力により折り返し回転ミラー120を回転させる駆動手段を用いて折り返し回転ミラー120を矢印方向に回転させる。そして、θ1=θ3がθ1≠θ2と同時に成り立つようにする。駆動手段の制御は同様に図示しない制御回路(制御手段)により行う。
ここで、記録時に回転ミラー117によって透過型ディスク119に入射する参照光の入射角θ1と、再生時に折り返し回転ミラー120によって透過型ディスク119に再入射する参照光の入射角θ3との関係は、θ1=θ3を満足する必要がある。θ1=θ3を満足することで再生光124が出射し、情報再生が可能となる。
同時にθ1≠θ2を満足することは、再生時に回転ミラー117によって透過型ディスク119に入射する参照光の入射角θ2と、折り返し回転ミラー120によって透過型ディスク119に再入射する参照光の入射角θ3とが異なることを意味する。
つまり、図2から分かるように回転ミラー117によって透過型ディスク119に入射する参照光の光軸と、透過型ディスク119に再入射する参照光の光軸とをずらしている。そのため、再生時における迷光の発生を抑制でき、SN(信号雑音)比の劣化を防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、入射角θ1〜θ3は透過型ディスク119の記録面に対して垂直な軸に対する各光束の角度としている。これは、透過型ディスク119の記録面に対する角度としても良い。
(第2の実施形態)
図3、図4及び図5を用いて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の情報記録媒体は反射型ディスクである。図3は情報記録時の光学系、図4は情報再生時の光学系を示す。また、図5(a)は図3の情報を記録する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細、図5(b)は図4の情報を再生する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細を示す。
図3、図4及び図5を用いて本発明の第2の実施形態を説明する。本実施形態の情報記録媒体は反射型ディスクである。図3は情報記録時の光学系、図4は情報再生時の光学系を示す。また、図5(a)は図3の情報を記録する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細、図5(b)は図4の情報を再生する際の反射型ディスク213に入射、出射する光束の詳細を示す。
本実施形態の基本的な構成や動作は図8、図9及び図10に示す従来例2と同様である。そのため、図3、図4、図5では図8、図9、図10と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。なお、図3、図4では同様に主に光学系の構成を示しており、その他の情報を記録する回路、再生する回路、サーボ制御を行う回路、装置の各部を制御する制御回路、ディスクを駆動する回路や機構等に関しては省略している。
本実施形態では、図5(b)に示すように再生時における再生用参照光217の反射型ディスク213への入射角度θ2と、図5(a)に示すように記録時における記録用参照光215の反射型ディスク213への入射角度θ1とが違う角度となるように制御する。即ち、θ1≠θ2が成り立つようにミラー212を制御する。ミラー212は第1の偏光手段とする。
具体的には、記録時においてミラー212は図3に示す状態とし、再生時には図4に示すようにミラー212を図示しないモータ等の駆動力によって回転させる駆動手段を用いてミラー212を矢印方向に回転させ、θ1≠θ2が成り立つようにする。駆動手段の制御は図示しない制御回路(制御手段)で行う。
また、図5(b)に示すように再生時には反射面224で反射された再生用参照光217はspace layer222、recording layer221、cover layer220を透過し、回転ミラー214に入射する。その際、図5(b)に示すように回転ミラー214によって反射型ディスク213に再入射する時の再入射角度θ3が、図5(a)に示すように記録時における記録用参照光215の反射型ディスク213への入射角度θ1と同じ角度となるようにする。即ち、θ1=θ3が、θ1≠θ2と同時に成り立つように回転ミラー214を制御する。回転ミラー214は第2の偏光手段とする。
具体的には、記録時には回転ミラー214は図3に示す状態とする。再生時には図4に示すように回転ミラー214を図示しないモータ等の駆動力によって回転させる駆動手段を用いて回転ミラー214を矢印方向に回転させ、θ1=θ3がθ1≠θ2と同時に成り立つようにする。駆動手段の制御は同様に図示しない制御回路(制御手段)で行う。
本実施形態においても、記録時にミラー212によって反射型ディスク213に入射する参照光の入射角θ1と、再生時に回転ミラー214によって反射型ディスク119に入射する参照光の入射角θ3は、θ1=θ3の関係を満足する。θ1=θ3を満足することで再生光218が出射し、情報再生が可能となる。
また、同時にθ1≠θ2を満足する。つまり、再生時にミラー212によって反射型ディスク213に入射する参照光の入射角θ2と、回転ミラー214によって反射型ディスク213に再入射する参照光の入射角θ3とが異なる。
そのため、図5(b)から分かるように再生時にミラー212によって反射型ディスク213に入射する参照光と、回転ミラー214によって反射型ディスク213に再入射する参照光とがずれてしまう。従って、再生時における迷光の発生を抑制でき、SN(信号雑音)比の劣化を防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、各入射角θ1〜θ3は反射型ディスク213の記録面に対して垂直な軸に対する各光束の角度としている。これは、同様に反射型ディスク213の記録面に対する角度としても良い。
101 光源
102 コリメータ
103、113 HWP(1/2波長板)
104、108 PBS(偏光ビームスプリッタ)
105 ビームエキスパンダ
106 フェイズマスク
107、112 リレーレンズ
109 SLM(空間光変調素子)
110 CMOS(受光素子)
111 Polytopic Filter
114 対物レンズ
115、116 ミラー
117 回転ミラー
118 スキャナーレンズ
119 透過型ディスク
120 折り返し回転ミラー
121 記録用参照光
122 記録用情報光
123 再生用参照光
124 再生光
201 光源
202 コリメータ
203、205 PBS(偏光ビームスプリッタ)
204 SLM(空間光変調素子)
206 CMOS(受光素子)
207、210 リレーレンズ
208、211 QWP(1/4波長板)
209 対物レンズ
212 ミラー
213 反射型ディスク
214 回転ミラー
215 記録用参照光
216 記録用情報光
217 再生用参照光
218 再生光
219 干渉縞
220 cover layer
221 recording layer
222 space layer
223 substrate
224 反射面
102 コリメータ
103、113 HWP(1/2波長板)
104、108 PBS(偏光ビームスプリッタ)
105 ビームエキスパンダ
106 フェイズマスク
107、112 リレーレンズ
109 SLM(空間光変調素子)
110 CMOS(受光素子)
111 Polytopic Filter
114 対物レンズ
115、116 ミラー
117 回転ミラー
118 スキャナーレンズ
119 透過型ディスク
120 折り返し回転ミラー
121 記録用参照光
122 記録用情報光
123 再生用参照光
124 再生光
201 光源
202 コリメータ
203、205 PBS(偏光ビームスプリッタ)
204 SLM(空間光変調素子)
206 CMOS(受光素子)
207、210 リレーレンズ
208、211 QWP(1/4波長板)
209 対物レンズ
212 ミラー
213 反射型ディスク
214 回転ミラー
215 記録用参照光
216 記録用情報光
217 再生用参照光
218 再生光
219 干渉縞
220 cover layer
221 recording layer
222 space layer
223 substrate
224 反射面
Claims (2)
- 光源と、前記光源からの光束を信号光と参照光に分岐する分岐手段と、前記参照光を情報記録媒体に向けて反射する第1の偏光手段と、前記情報記録媒体から出射した前記参照光を前記情報記録媒体に再入射させるための第2の偏光手段とを備え、
前記信号光及び参照光を前記情報記録媒体内で干渉させることで情報の記録を行い、前記第1の偏光手段により参照光を前記情報記録媒体に入射し、前記第2の偏光手段により反射された参照光を前記情報記録媒体に再入射させることで情報の再生を行う情報記録再生装置において、
記録時における前記参照光の前記情報記録媒体への入射角をθ1、再生時における前記参照光の前記情報記録媒体への入射角をθ2、再生時における前記参照光の前記情報記録媒体への再入射角をθ3とする場合、θ1≠θ2、且つ、θ1=θ3となるように前記第1及び第2の偏光手段を制御する制御手段を有することを特徴とする情報記録再生装置。 - 前記情報記録媒体は、透過型又は反射型記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の情報記録再生装置。
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