JP2008188700A - Radius end mill - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ピックフィード切削によりワークの加工面を平坦に仕上げるラジアスエンドミルに関する。 The present invention relates to a radius end mill that finishes a processed surface of a workpiece flat by pick feed cutting.
従来、軸線回りに回転する工具本体の先端にほぼ円弧状の切刃が設けられ、該切刃に沿って両側にそれぞれすくい面と逃げ面が形成されると共に、前記切刃が、前記軸線を含む平面に平行にして該平面に直交する方向へ前記工具本体の軸線から所定距離だけずらして設けられているボールエンドミルが知られている(例えば、特許文献1参照)。
前記ボールエンドミルは、前記切刃を工具本体の軸線からずらすことにより、切刃の中心付近でワークに対して周速を持たせることができ、切刃の摩耗量を低減して、加工面を高精度に仕上げることができるようにしたものである。しかし、前記ボールエンドミルは、前記切刃が工具本体の軸線からずらされているが、そのずらし量は僅かであって、切刃を、切刃を含む平面に直交する方向に工具本体の軸線から平行移動したものであるので、ピックフィード切削をする場合、切刃の円弧の半径と横送りのピッチの大きさとから定まるワーク加工面の表面粗度の関係から、前記横送りのピッチを大きく採ることができず、ワークの加工能率を十分に向上させることができない不満がある。
なお、ラジアスエンドミルを使用することにより、横送りのピッチを大きく採ってワークの加工をすることもできるが、通常のラジアスエンドミルによるピックフィード切削の場合、切刃のすくい角の角度設定によって隣接する縦送りの重なり合う部分に段差が生じ、それらが複合して切削面を荒らし、良好な仕上げ面を得ることできない問題がある。
The ball end mill can give the workpiece a peripheral speed near the center of the cutting edge by shifting the cutting edge from the axis of the tool body, reducing the amount of wear of the cutting edge, It can be finished with high precision. However, in the ball end mill, the cutting edge is shifted from the axis of the tool body, but the amount of shift is small, and the cutting edge is moved from the axis of the tool body in the direction perpendicular to the plane including the cutting edge. Because of the parallel movement, when pick-feed cutting is performed, the pitch of the lateral feed is set to be large from the relation of the surface roughness of the workpiece processing surface determined from the radius of the arc of the cutting edge and the size of the pitch of the lateral feed. There is dissatisfaction that the machining efficiency of the workpiece cannot be improved sufficiently.
By using a radius end mill, the workpiece can be machined with a large lateral feed pitch. However, in the case of pick feed cutting with a normal radius end mill, it is adjacent by setting the rake angle of the cutting edge. There is a problem that a step is generated in the overlapping portion of the vertical feeds, and they are combined to roughen the cutting surface and a good finished surface cannot be obtained.
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ピックフィード切削におけるワークの加工面の平坦性を向上させることができ、加工能率を十分に向上させることができるラジアスエンドミルを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a radius end mill that can improve the flatness of the work surface of a workpiece in pick-feed cutting and can sufficiently improve the working efficiency. With the goal.
本発明は、前記課題を解決するために、以下の点を特徴としている。
すなわち、本発明の請求項1に係るラジアスエンドミルは、軸線回りに回転する工具本体の先端面に、工具本体の軸線を含む直径方向の平面内で円弧状を刃先を有する切刃が、先方に突き出して設けられると共に、該切刃の刃先に沿ってその両側にそれぞれすくい面と逃げ面が形成されたラジアスエンドミルであって、
前記切刃は、その刃先の円弧の頂点が工具本体の回転中心から外周方向に所定距離だけ偏心されていることを特徴としている。
The present invention is characterized by the following points in order to solve the above problems.
That is, in the radius end mill according to claim 1 of the present invention, a cutting edge having a cutting edge having an arc shape in a diametrical plane including the axis of the tool body is formed at the tip of the tool body rotating about the axis. A radius end mill provided so as to protrude and having a rake face and a flank face formed on both sides thereof along the cutting edge of the cutting edge,
The cutting blade is characterized in that the vertex of the arc of the cutting edge is decentered by a predetermined distance in the outer circumferential direction from the rotation center of the tool body.
請求項2に係るラジアスエンドミルは、請求項1に記載のラジアスエンドミルにおいて、前記切刃の刃先が、工具本体の外周側において工具本体の外周に接する、頂点を中心にして対称な半円弧に形成されていることを特徴としている。
The radius end mill according to
請求項3に係るラジアスエンドミルは、請求項1に記載のラジアスエンドミルにおいて、前記切刃の刃先が、頂点より工具本体の外側に位置する部分を四半円弧より小さい角度の円弧に形成され、頂点より工具本体の回転中心側に位置する部分を四半円弧に形成されていることを特徴としている。
A radius end mill according to
本発明によれば、以下の優れた効果を奏する。
すなわち、請求項1に係るラジアスエンドミルによれば、ピックフィード切削において、ボールエンドミルに比べて横送り量を大幅に大きくすることができて、高能率にワークWの平面の仕上げ加工を行うことできる。また、隣接の縦送りの切削領域における、切刃の回転移動軌跡の外周側の互いに重なり合う部分のワークの切削面に、バリが発生するのを防止することができて、前記重なり合う部分に他の切削領域より高くなる段差が生じるといったことが無く、ワークの加工面全体が平坦に切削でき、良好な仕上げ面を得ることができる。
The present invention has the following excellent effects.
That is, according to the radius end mill according to the first aspect, in the pick-feed cutting, the lateral feed amount can be significantly increased as compared with the ball end mill, and the finishing of the plane of the workpiece W can be performed with high efficiency. . Further, in the adjacent vertical feed cutting region, it is possible to prevent burrs from being generated on the cutting surfaces of the overlapping parts of the workpiece on the outer peripheral side of the rotational movement locus of the cutting blade. A step that becomes higher than the cutting region does not occur, and the entire processed surface of the workpiece can be cut flat, and a good finished surface can be obtained.
また、請求項2に係るラジアスエンドミルによれば、通常のラジアスエンドミルとしての機能を果たすことができ、かつ形状加工において、良好な仕上げ面を継続することが可能である。
Moreover, according to the radius end mill which concerns on
また、請求項3に係るラジアスエンドミルによれば、切刃における頂点の工具本体の回転中心からの偏心距離を大きく、かつ切刃の円弧の半径を大きくして切刃の切削幅を広げることにより、切刃による横送り方向における切削領域を広くすることができるので、工具の横送りのピッチをより大きく採ることができて、一層、切削効率を向上させることができる。
Further, according to the radius end mill according to
以下、本発明の実施の形態に係るラジアスエンドミルについて図面を参照して説明する。
図1〜図4は本発明の第1の実施の形態に係るラジアスエンドミル1を示す。このラジアスエンドミル1は、工具本体2と、該工具本体2の先端面2aに設けた円弧状の切刃3とから構成されている。前記工具本体2は、所定直径の円形断面と所定長さを有する柱状部材であり、基端部2b側が工作機械等の主軸に装着され、軸線Sを前記主軸の軸線に一致させて軸線回りに回転するようになっている。
Hereinafter, a radius end mill according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 to 4 show a radius end mill 1 according to a first embodiment of the present invention. The radius end mill 1 includes a tool
前記工具本体2の先端面2aには、工具本体2の軸線Sの軸線位置(回転中心)C1から直径方向の外周側に偏心した位置に、先方に突き出して切刃形成部4が一体に設けられている。前記切刃形成部4は、前記工具本体4の軸線位置C1を通る直径方向の直線L1を含む平面に平行であり、該平面から所定の等距離H/2を隔てて前記工具本体2の先端面2aに垂直に設けられた側壁面4a,4aと、前記直線L1に沿って工具本体2の軸線位置C1側に寄った位置において前記側壁面4a,4aに直交して工具本体2の先端面に垂直に設けられた前壁面4bと、前記前壁面4bと反対側(工具本体2の外周側)に設けられ、前記工具本体2の外周面と前記直線L1との交点eからその両側において徐々に中心側へ寄るように傾斜した一対の傾斜面4c,4dとを有し、平面視で略五角形状に形成されている。
The
そして、前記切刃形成部4の先端には、前記直線L1を含む軸線Sに沿う平面内(軸線Sを含む直径方向の平面内)で円弧状をなし、かつ前記平面に沿う直刃である前記切刃3が形成されている。該切刃3は、その素材が超硬合金、サーメット、CBN焼結体(立方晶窒化硼素)、ダイヤモンド焼結体(PCD)からなる超硬質合金および単結晶ダイヤモンド等からなり、図2に示すように、正面視で、工具本体2の軸線位置C1から外周方向に所定の偏心距離dだけ偏心し、前記工具本体2の先端面2aより先方へ所定距離hだけ離れた位置に中心C2を有する半径rの半円弧に形成された刃先3cを有している。前記切刃3における刃先3cの工具本体2の外周側の部分は、前記工具本体2の外周から先方へ延長された前記切刃形成部4の前記傾斜面4c,4dの交点eにおける稜線部4eに接するように接続され、工具本体2の軸線位置C1寄りの部分は、半円の終端からその接線方向の稜線として前記切刃形成部4の段部4fの上面まで延長されている。すなわち、前記切刃3は、その刃先3cが正面視で工具本体2の外周側において工具本体2の外周に接する、頂点5を中心にして対称な半円弧に形成されている。
The tip of the cutting
また、前記切刃3は、前記直線L1を含む平面に直交して前記切刃3の円弧の中心C2を通る面でのいずれの断面においても、その断面方向に各断面に直交する面6から所定傾斜角度θ1,θ2で傾斜した一対の刃面3a,3bが交差して山形状に形成された稜線で前記刃先3cが構成され、前記刃面3a,3bの工具本体2の外周部側は、前記切刃形成部4の前記傾斜部4c,4dにそれぞれ滑らかに接続されている。したがって、切刃3は、平面視でそろばん玉の平面形状にされ、全体としてそろばん玉をその軸方向の分割面で二分した形状に形成されている。
前記工具本体2がイ矢方向に回転する場合には、先行する一方の刃面3aが切刃3の一側に負のすくい面を形成し、後進する他方の刃面3bが逃げ面を形成し、工具本体2が反対に回転する場合には、前記刃面3bがすくい面を形成し、刃面3aが逃げ面を形成することとなる。
In addition, the
When the
前記刃面3aがすくい面となる場合、前記傾斜角度(すくい角)θ1は20°〜70°の範囲に設定され、逃げ面となる前記刃面3bの傾斜角度θ2は、30°〜80°の範囲に設定され、かつそれらの傾斜角度θ1,θ2の合計である切れ角度は、50°〜150°の範囲に設定されている。前記切刃3の稜線部(刃先3c)に、該切刃3(刃先3c)の円弧の中心C2の軸線L2の方向に沿って幅bが0.01〜0.1mmのマージン7を設けると、被削材が高硬度材であっても、工具欠損を抑制して良好な仕上げ面を得ることができる。しかし、通常の被削材を切削する場合には、前記マージン7は無くてもよい。
なお、工具本体2の先端の外周部には、前記切刃形成部4付近を除いて工具本体2の軸線Sに略45°傾斜した面取り部2cが設けられ、また、工具本体2の基端の外周にも周方向に沿う面取り部2dが設けられている。
When the
In addition, a chamfered
前記のように構成された実施の形態に係るラジアスエンドミル1においては、前記工具本体2が、その基端部2b側を介して工作機械の主軸に装着されて、図1でイ矢方向に回転されながら、ワークWに所定の切り込み深さtを与えられて、例えば、図5に示すように、所定の送り速度でx方向におけるロ矢向きに縦送りされ、前記切刃3によってワークWの表面の仕上げ加工が行われる。そして、前記縦送りが所定のストロークに達すると、そのストローク端で1ピッチPだけ、前記縦送り方向に直角なy方向に横送り(ピックフィード)された後、前記縦送り方向と反対のハ矢向きに縦送りされて元のストローク端に戻る。さらに、同様に縦送りと横送りを繰り返してワークWの所定領域の表面の平面仕上げ加工を終了する。
In the radius end mill 1 according to the embodiment configured as described above, the tool
前記ラジアスエンドミル1によるピックフィード切削においては、前記切刃3が、図5に示すように、前記工具本体2の軸線位置C1から切刃3の頂点5までの偏心距離dの2倍の平均直径Dを有し、平面視でワークWに対する切り込み深さtに対応する切削幅Gを有するトロコイド曲線状の回転移動軌跡kを描きながら縦送りされてワークWを切削し、縦送りのストローク端で前記平均直径Dより僅かに小さい距離以下のピッチPだけ横送りされて切削が継続されることとなる。
In the pick-feed cutting by the radius end mill 1, the
したがって、従来のボールエンドミルに比べて横送り量(ピッチP)を大幅に大きくすることができて、高能率にワークWの平面の仕上げ加工を行うことができる。また、隣接の縦送りの切削領域において、切刃3の前記回転移動軌跡kの外周側の部分が互いに重なり合うが、前記切刃3がすくい角θ1を前記のように比較的大きな所定の負角に設定されているので、ワークWの切削面にバリが発生するのを防止することができ、重なり合う部分Mにバリが複合、干渉し合って仕上げ面が粗くなって、該重なり合う部分Mに他の切削領域より高くなる段差が生じるといったことが無く、ワークWの加工面全体が平坦に切削でき、良好な仕上げ面を得ることができる。
また、前記ラジアスエンドミル1において、前記切刃3の刃先3cが、工具本体2の外周側において工具本体2の外周に接する、頂点5を中心にして対称な半円弧に形成された構成とされているので、通常のラジアスエンドミルとしての機能を果たすことができ、かつ形状加工において、良好な仕上げ面を継続することが可能である。
Accordingly, the lateral feed amount (pitch P) can be greatly increased as compared with the conventional ball end mill, and the finishing of the plane of the workpiece W can be performed with high efficiency. In the adjacent vertical feed cutting region, the outer peripheral portions of the rotational movement locus k of the
Further, in the radius end mill 1, the
次に、図6〜図9は本発明の第2の実施の形態に係るラジアスエンドミル10を示す。このラジアスエンドミル10は、前記ラジアスエンドミル1が切刃3の刃先3cを工具本体2の外周側において工具本体2の外周に接する、頂点5を中心にして対称な半円弧に形成したのに対して、切刃3Aの刃先3cを、頂点5より工具本体2の外側に位置する部分が四半円弧より小さい角度の円弧に形成し、頂点5より工具本体2の軸線位置(回転中心)C1側に位置する部分を四半円に形成した構成としたものである。その他の基本構成は、前記ラジアスエンドミル1と同じであるので、同一または同様な構成部分には同一の符号を付してそれらの説明は省略する。
Next, FIGS. 6 to 9 show a
前記ラジアスエンドミル10の場合、前記切刃3Aにおける刃先3cの円弧の半径rは前記ラジアスエンドミル1の切刃3における刃先3cの円弧の半径より大きく設定され、切刃3Aの刃先3cにおける円弧の中心C2から工具本体2の軸線位置C1までの偏心距離dも前記切刃3のものより大きく設定され、また、切刃3Aの全体の厚さHも前記切刃3の厚さより厚くされている。そして、切刃形成部4の工具本体2の外周側に対応する部分が、前記切刃3Aと連絡する位置まで工具本体2の外周面の延長面として平面視で円弧面4gに形成されている。なお、前記切刃3Aの軸線位置C1側の部分は、該軸線位置C1の手前に止まっているが、該軸線位置C1を超えて反対側へ達するようにしてもよい。
In the case of the
第2の実施の形態に係るラジアスエンドミル10によれば、前記第1の実施の形態に係るラジアスエンドミル1と同様に作用して、ワークWの平面のピックフィード切削による仕上げ加工が行われて、同様な効果を奏することができる。加えて、前記切刃3Aの刃先3cが、頂点5より工具本体2の外側に位置する部分が四半円より小さい角度の円弧に形成され、頂点5より工具本体2の軸線位置(回転中心)C1側に位置する部分が四半円弧に形成された構成とされているので、前記切刃3Aの工具本体2の軸線位置C1からの偏心距離dを大きくし、かつ切刃3Aの切削幅Gを広げることにより、切刃3Aによる横送り方向における切削領域を広くすることができ、これにより、工具の横送りのピッチPをより大きく採ることができて、前記ラジアスエンドミル1による場合より一層切削効率を向上させることができる。さらに、切刃3Aの厚さHを大きくすることができるので、その剛性を高めることができ、高硬度の被削材を折損することなく良好に切削することができる。
According to the
以上説明したように、実施の形態に係るラジアスエンドミル1,10は、軸線S回りに回転する工具本体2の先端面2aに、工具本体2の軸線Sを含む直径方向の平面内で円弧状の刃先3cを有する切刃3が、切刃形成部4を介して先方に突き出して設けられると共に、該切刃3に沿ってその両側にそれぞれすくい面としての刃面3aと逃げ面としての刃面3bが形成されたラジアスエンドミルにおいて、前記切刃3がその刃先3cの円弧の頂点5を工具本体2の軸線位置(回転中心)C1から外周方向に所定の偏心距離dだけ偏心された構成とされている。
As described above, the
したがって、前記実施の形態に係るラジアスエンドミル1,10によれば、ピックフィード切削において、ボールエンドミルに比べて横送り量(ピッチP)を大幅に大きくすることができて、高能率にワークWの平面の仕上げ加工を行うことできる。また、隣接の縦送りの切削領域において、切刃3,3A(刃先3c)の前記回転移動軌跡kの外周側の互いに重なり合う部分MのワークWの切削面にバリが発生するのを防止することができて、前記重なり合う部分Mに他の切削領域より高くなる段差が生じるといったことが無く、ワークWの加工面全体が平坦に切削でき、良好な仕上げ面を得ることができる。
Therefore, according to the
なお、本発明の実施の形態に係るラジアスエンドミル1,10においては、前記切刃形成部4の段部4fの上面を工具本体2の先端面2aと面一にして該段部4fと前壁面4bを無くし、前記軸線位置C1側の切刃3,3Acの刃面3a,3bを前記先端面2aに達するまで該先端面2aに垂直に向けて延長させてもよく、また、前記刃先3cの半径rの中心C2の位置を前記工具本体2の先端面2aに一致させ(距離hをゼロとし)て、前記切刃3,3Acの工具本体2の先端面2aからの突き出し長さを小さくするようにしてもよい。
さらに、本発明の実施の形態に係るラジアスエンドミル1,10前記切刃3,3Aを1個だけ設けた例を示したが、本発明はこれに限らず、2個またはそれ以上設けることができる。
In the
Furthermore, although the example which provided the radius end mill 1 which concerns on embodiment of this
1,10 ラジアスエンドミル
2,工具本体
2a 先端面
3,3A 切刃
3a,3b 刃面
3c 刃先
4 切刃形成部
5 頂点
7 マージン
C1 軸線位置(回転中心)
C2 円弧の中心
d 偏心距離
H 厚さ
S 軸線
P ピッチ
θ1,θ2 傾斜角度
DESCRIPTION OF
C2 Arc center d Eccentric distance H Thickness S Axis P Pitch θ1, θ2 Tilt angle
Claims (3)
前記切刃は、その刃先の円弧の頂点が工具本体の回転中心から外周方向に所定距離だけ偏心されていることを特徴とするラジアスエンドミル。 A cutting edge having an arcuate cutting edge in a diametrical plane including the axis of the tool body is provided on the front end surface of the tool body rotating around the axis so as to protrude forward, and along the cutting edge of the cutting edge A radius end mill with rake face and flank face formed on both sides,
The radius end mill is characterized in that the cutting edge of the cutting edge is decentered by a predetermined distance in the outer circumferential direction from the rotation center of the tool body.
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