[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2008186213A - モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置 - Google Patents

モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008186213A
JP2008186213A JP2007018709A JP2007018709A JP2008186213A JP 2008186213 A JP2008186213 A JP 2008186213A JP 2007018709 A JP2007018709 A JP 2007018709A JP 2007018709 A JP2007018709 A JP 2007018709A JP 2008186213 A JP2008186213 A JP 2008186213A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
module
data
identification data
switching control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007018709A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Omori
賢二 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc filed Critical Sony Ericsson Mobile Communications Japan Inc
Priority to JP2007018709A priority Critical patent/JP2008186213A/ja
Publication of JP2008186213A publication Critical patent/JP2008186213A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 電子部品のみならず、機械部品をも自動認識可能なモジュール装置を提供する。
【解決手段】 カメラモジュール8に設けられた複数のモジュールID形成端子33を、当該カメラモジュール8のモジュールIDを形成するように、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続する。また、カメラモジュール8に設けられた複数のLSIID形成端子34を、当該カメラモジュール8に設けられているカメラDSPのLSIIDを形成するように、上記IO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続する。IDの認識時には、IO電源端子を介してIO電源を供給し、各モジュールID形成端子33に現れるモジュールID、及び各LSIID形成端子34に現れるLSIIDを、モジュールIDセレクタ31及びLSIIDセレクタ32がデータ端子D0〜D7を介して出力する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、例えばカメラモジュール装置や液晶モジュール装置等の各種モジュール装置に適用して好適なモジュール装置及びモジュール識別データの出力方法に関し、また、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の各種モジュール装置が設けられた携帯機器に適用して好適な携帯端末装置に関する。
今日における電子機器は、それぞれ規格化された接続端子群を備えた各機能毎のモジュール装置を、上記接続端子を介してホストコンピュータに接続することで構成されている。同じ機能のモジュールであっても、例えばデータ処理速度やバッファメモリの容量等が異なるものが存在する。このため、電子機器の製作者は、このような異なるモジュール装置の中から設計に対応するモジュール装置を選択的に用いて電子機器を組み立てることとなる。
ここで、ホストコンピュータ側では、インターフェイスに接続されている各モジュール装置の種類や数に応じた制御を行う必要がある。このため、ホストコンピュータ側は、各モジュール装置の制御を行う前に、該各モジュール装置の認識処理を行う。具体的には、この認識処理の方法としては、
1.ホストコンピュータ側が選択可能なモジュール装置のスレーブアドレスでアクセスを試みて、ACK(ACKnowledgement)が返信されたものが接続されているモジュール装置として認識する方法(I2C(I2C:Inter Integrated Circuit)のスレーブアドレスでの認識方法)、
2.特定のアドレスにモジュール識別データを記憶しておく方法(特定のレジスタでの認識方法)、
3.モジュール識別データが記憶されたEEPROM(EEOROM:Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリを基板上に設け、そこにDSP経由(DSP:Digital Signal Processor)でアクセスすることでモジュール装置を認識する方法
が知られている。
なお、特開平5−289976号の公開特許公報(特許文献1)には、識別データの伝送に用いる接続端子の数に関わりなく、多種多様なモジュール装置をその識別データによって容易に識別することを目的としたハードウェア識別データ認識装置が開示されている。
このハードウェア識別データ認識装置の場合、各モジュール装置の識別データがセットされるシフトレジスタ及びインターフェイスの接続端子を介して、各モジュール装置の識別データをシリアルデータとして主制御装置側のシフトレジスタに転送してバスバッファにセットした後、主制御装置側のプロセッサが、バスバッファのデータを読み込むことにより、インフーフェイスにおける各々の接続端子群に装着されているモジュール装置の種別や装着の有無を認識するようになっている。
特開平5−289976号公報(第3頁〜第4頁:図1)
しかし、I2C(I2C:Inter Integrated Circuit)のスレーブアドレスでモジュール装置の認識を行う方法の場合、
・電源投入シーケンスが各モジュール装置毎に異なることが多いが、電源を投入しないとモジュール装置の認識を行うことができない(電源投入シーケンスは、自動識別のために変更することは困難である。)、
・モジュール装置の内部のDSP等のように、ホストコンピュータ側で電気的に接続されている電子部品の認識は可能であるが、ホストコンピュータと電気的に接続されていない機械部品の認識は困難である、
・最初に全てのスレーブアドレスを確認する必要があり、モジュール装置の認識に時間を要する、
・スレーブアドレスは同じであるが、モジュール装置としては違うものがあった場合に認識できない、
・I2Cアクセスではない場合は、使うことができない(バス接続でコントロールレジスタにアクセスする場合)、
等の問題がある。
また、特定のレジスタでの認識方法の場合、
・電源投入シーケンスが各モジュール装置毎に異なることが多いが、電源を投入しないとモジュール装置の認識を行うことができない(電源投入シーケンスは、自動識別のために変更することは困難である。)、
・モジュール装置の内部のDSP等のように、ホストコンピュータ側で電気的に接続されている電子部品の認識は可能であるが、ホストコンピュータと電気的に接続されていない機械部品の認識は困難である、
・I2Cによるアクセスの場合は、スレーブアドレスがわからないとアクセスできない、
・各モジュール装置毎にモジュール識別データが記憶されているアドレスが異なるため、そのモジュール装置を特定していないと、モジュール識別データの読み出しを行うことができず、また、モジュール識別データを読み出せないとモジュール装置を特定することができないため、モジュール装置の自動識別に用いることは困難となる、
・レジスタにアクセスするまでのシーケンスを同じにする必要がある(例えば、I2Cスレーブアドレスも同じにしておかなければならない。)、
等の問題がある。
また、DSP経由で基板上の不揮発性メモリにアクセスしてモジュール装置の識別を行う方法の場合は、
・電源投入シーケンスが各モジュール装置毎に異なることが多いが、電源を投入しないとモジュール装置の認識を行うことができない、
・レジスタにアクセスするまでのシーケンスを同じにする必要がある(例えば、I2Cスレーブアドレスも同じにしておかなければならない。)、
・EEPROM等の不揮発性メモリの部品代からコスト高となる、
・EEPROM等の不揮発性メモリの設置面積の分、モジュール装置が大型化する、
等の問題がある。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、電源投入シーケンスやアクセスシーケンスを変更することなく、構成簡単、省スペース、低コストで実現することができ、迅速に電子部品のみならず、機械部品をも認識することができるようなモジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置の提供を目的とする。
本発明に係るモジュール装置は、所定の電子部品をモジュール基板上に設けてなり、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品をモジュール基板上に設けてなるモジュール装置であって、上述の課題を解決するための手段として、
上記モジュール基板に設けられた、少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子と、
上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を備え、所定のモジュール識別データを形成するように上記各識別データ形成端子を上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続して構成したモジュール識別データ形成部と、
上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを選択して上記データ端子を介して出力し、上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源が供給されることで、上記モジュール識別データ形成部で形成されたモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて選択して上記データ端子を介して出力するセレクタと
を有する。
また、本発明に係るモジュール識別データの出力方法は、少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子を備えたモジュール基板上に、所定の電子部品、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品を設けてなるモジュール装置のモジュール識別データの出力方法であって、上述の課題を解決するために、
上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を、所定のモジュール識別データを形成するように上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続し、
上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源を供給することで、上記各識別データ形成端子で形成されるモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいてセレクタで選択して上記データ端子を介して出力し、上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを上記セレクタで選択して上記データ端子を介して出力する。
また、本発明に係る携帯端末装置は、所定の電子部品をモジュール基板上に設けてなり、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品をモジュール基板上に設けてなるモジュール装置を備えた携帯端末装置であって、上述の課題を解決するための手段として、
上記モジュール装置は、
上記モジュール基板に設けられた、少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子と、
上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を備え、所定のモジュール識別データを形成するように上記各識別データ形成端子を上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続して構成したモジュール識別データ形成部と、
上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを選択して上記データ端子を介して出力し、上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源が供給されることで、上記モジュール識別データ形成部で形成されたモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて選択して上記データ端子を介して出力するセレクタと
を備え、
上記モジュール識別データの読み出し時には、上記モジュール装置の上記電源供給端子を介して電源を供給すると共に、モジュール識別データ選択するための切り替え制御信号を上記切り替え制御端子を介して上記セレクタに供給することで、上記データ端子を介して出力される上記モジュール識別データに基づいて上記モジュール装置の認識を行い、上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記電子部品で形成されたデータを選択するための切り替え制御信号を上記切り替え制御端子を介して上記セレクタに供給することで、上記データ端子を介して出力される上記電子部品で形成されたデータのデータ処理を行う制御部を有する。
このような本発明は、所定のモジュール識別データを形成するように、各識別データ形成端子を、モジュール基板に設けられた電源供給端子又は上記グランド端子に接続する。これにより、上記電源供給端子に接続された識別データ形成端子には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データがあらわれ、上記グランド端子に接続された識別データ形成端子には、ローレベルのモジュール識別データがあらわれることとなる。
このため、モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源を供給することで、上記各識別データ形成端子で形成されるモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいてセレクタで選択して上記データ端子を介して出力する。これにより、上記電源供給端子を介して電源を供給しただけで、モジュール装置の認識を行うことができる。
また、電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを上記セレクタで選択して上記データ端子を介して出力する。これにより、モジュール装置の認識後に、当該モジュール装置の電子部品で形成されたデータのデータ処理を行うことができる。
本発明は、電源供給端子を介して電源を供給するだけで、電源供給端子或いはグランド端子に接続された各識別データ形成端子に現れるモジュール識別データに基づいてモジュール装置の認識を行うことができる。このため、電源投入シーケンスやアクセスシーケンスを変更することなく、迅速にモジュール装置の認識を行うことができる。
また、電源供給端子或いはグランド端子に対する各識別データ形成端子の接続の仕方次第で所望のモジュール識別データを形成することができるため、モジュール基板上に設けられた電子部品のモジュール識別データのみならず、機械部品のモジュール識別データも形成可能とすることができる。従って、電子部品のみならず、機械部品をも認識可能とすることができる。
また、電源供給端子或いはグランド端子に対する各識別データ形成端子の接続の仕方次第で所望のモジュール識別データを形成することができるため、不揮発性メモリ等の専用の回路部品を必要とすることなく、構成簡単、省スペース、低コストで実現することができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[携帯電話機の構成]
この本発明の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ等の無線通信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声等を出力するためのスピーカ部3と、送話音声等を集音するマイクロホン部4と、テレビ電話通話時に通信先から送信された相手方の動画像や所望の静止画像、或いは電子メールやメニューの文字等を表示するための表示部5と、文字の入力操作や所望のメニューの選択操作等を行うための操作部6とを有している。
また、この携帯電話機は、発着信等を光で知らせるための発光部7(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体の動画像或いは静止画像を撮像するためのカメラモジュール8と、時刻をカウントするタイマ10と、各種アプリケーションプログラムや、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ(コンテンツ)等が記憶されたメモリ11と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部12とを有している。
メモリ11には、基地局を介した無線通信処理を行うための通信処理プログラム(コミュニケーションプログラム)の他、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムと、カメラモジュール8の撮像制御を行うカメラ制御プログラムと、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽コンテンツの再生を行うための音楽プレーヤプログラムとが記憶されている。
また、メモリ11には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等の静止画像、電話番号、電子メールアドレス、誕生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽コンテンツと、カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像コンテンツ及び動画像コンテンツと、送受信された電子メールコンテンツと、電話及び電子メールの発着信履歴等が記憶されている。
〔カメラモジュールの構成〕
この実施の形態の携帯電話機に設けられているカメラモジュール8は、図2に示すようにモジュール基板21に対して、機械部品であるレンズ部22と、レンズ部22により取り込まれた撮像光に対応する撮像信号を形成する撮像センサ23と、撮像センサからの撮像信号に対して所定の信号処理を施して出力するカメラDSP24(DSP:Digital Signal Processor)とを有している。
カメラDSP24は、上記信号処理を行い撮像データを形成する信号処理部25及びビデオインターフェイス26と、この信号処理部25及びビデオインターフェイス26の動作を制御するコントロールレジスタ27とを有している。また、このカメラDSP24は、後述するようにカメラモジュール8のモジュール識別情報及び当該カメラDSP24の集積回路識別情報(LSI ID)と、ビデオインターフェイス26からの撮像データとを切り替えて出力するセレクタ28を有している。
モジュール基板21に設けられる入出力端子としては、カメラモジュール8が例えば8ビットのパラレル入出力に対応するものである場合、図3に示すようにD0〜D7の計8ビットのデータ端子と、水平同期信号用の水平同期端子(HSYNC)、垂直同期信号用の垂直同期端子(VSYNC)、データ同期クロック用のデータ同期クロック端子(DCLK)、リセット端子(RESET)、入力クロック用の入力クロック端子(INPUT CLK)、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、DSPコア用電源供給用のDSPコア用電源端子(VDD CORE)、撮像センサのアナログ電源供給用のアナログ電源端子(VDD ANALOG)、レンズ部22がオートフォーカス機能を有している場合は、オートフォーカスレンズを駆動するためのレンズ駆動用電源が供給されるレンズ駆動電源端子(VDD LENS)、I2C(I2C:Inter Integrated Circuit)のバスクロック用のI2Cバスクロック端子(SCL)、I2Cのバスデータ用のI2Cバスデータ端子(SDA)、グランド端子(GND)、及び上記セレクタ28を切り替え制御するための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子(ID READ)が設けられる。なお、カメラDSP24のコントロールレジスタ27には、制御部12が、上記I2C端子を介してアクセス可能となっている。
これに対して、カメラモジュール8がシリアル入出力に対応するものである場合、モジュール基板21に設けられる入出力端子としては、図4に示すように2つの差動シリアルデータ端子(D+、D−)と、2つの差動シリアルクロック端子(CLK+、CLK−)と、リセット端子(RESET)、入力クロック用の入力クロック端子(INPUT CLK)、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、DSPコア用電源供給用のDSPコア用電源端子(VDD CORE)、撮像センサのアナログ電源供給用のアナログ電源端子(VDD ANALOG)、レンズ部22がオートフォーカス機能を有している場合は、オートフォーカスレンズを駆動するためのレンズ駆動用電源が供給されるレンズ駆動電源端子(VDD LENS)、I2Cのバスクロック用のI2Cバスクロック端子(SCL)、I2Cのバスデータ用のI2Cバスデータ端子(SDA)、グランド端子(GND)、及び上記セレクタ28を切り替え制御するための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子(ID READ)が設けられる。
なお、図2は、これら各端子のうち、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、データ端子(D0〜D3及びD4〜D7)、I2Cのバスクロック用及びバスデータ用のI2C端子(I2C)、及びグランド端子(GND)を選択的に図示しており、他の端子の図示は省略した図となっている。
〔セレクタの構成〕
次に、カメラDSP24に設けられているセレクタ28は、図5に示すように当該カメラモジュール8のモジュール識別データ(モジュールID)を選択的に出力するモジュールIDセレクタ31と、カメラDSP24の集積回路識別データ(LSI ID)を選択的に出力するLSIIDセレクタ32を有している。また、このセレクタ28は、上記モジュールIDを形成するための例えば4ビット分のモジュールID形成端子33と、上記LSI IDを形成するための例えば4ビット分のLSIID形成端子34とを有している。
各モジュールID形成端子33は、それぞれカメラモジュール8のモジュールIDを形成するように、上記IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続されている。
具体的には、カメラモジュール8のモジュールIDを「1010」としたい場合、モジュールID形成端子33の第1のモジュールID形成端子33a及び第3のモジュールID形成端子33cをそれぞれIO電源端子(VDD IO)に接続すると共に、第2のモジュールID形成端子33b及び第4のモジュールID形成端子33dをそれぞれグランド端子(GND)に接続する。これにより、IO電源端子を介してIO電源が供給された際に、このIO電源端子に接続された第1のモジュールID形成端子33a及び第3のモジュールID形成端子33cには、それぞれハイレベル(=1)のモジュールIDが現れ、グランド端子に接続された第2のモジュールID形成端子33b及び第4のモジュールID形成端子33dには、それぞれローレベル(=0)のモジュールIDが現れ、計4ビットの「1010」のモジュールIDが形成されることとなる。
同様に、カメラモジュール8のモジュールIDを「1110」としたい場合、モジュールID形成端子33の第1のモジュールID形成端子33a、第2のモジュールID形成端子33b及び第3のモジュールID形成端子33cをそれぞれIO電源端子(VDD IO)に接続すると共に、第4のモジュールID形成端子33dをグランド端子(GND)に接続する。これにより、IO電源端子を介してIO電源が供給された際に、このIO電源端子に接続された第1のモジュールID形成端子33a、第2のモジュールID形成端子33b及び第3のモジュールID形成端子33cには、それぞれハイレベル(=1)のモジュールIDが現れ、グランド端子に接続された第4のモジュールID形成端子33dにはローレベル(=0)のモジュールIDが現れ、計4ビットの「1110」のモジュールIDが形成されることとなる。
このようにIO電源端子(VDD IO)及びグランド端子(GND)に対する各モジュールID形成端子33a〜33dの接続の仕方次第で所望のモジュールIDを形成可能となっている。
一方、各LSIID形成端子34も、上記各モジュールID形成端子33と同様に、それぞれカカメラDSP24のLSIIDを形成するように、上記IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続されている。
具体的には、カメラモDSP28のLSIIDを「1100」としたい場合、LSIID形成端子34の第1のLSIID形成端子34a及び第2のLSIID形成端子34bをそれぞれIO電源端子(VDD IO)に接続すると共に、第3LSIID形成端子34c及び第4のLSIID形成端子34dをそれぞれグランド端子(GND)に接続する。これにより、IO電源端子を介してIO電源が供給された際に、このIO電源端子に接続された第1のLSIID形成端子34a及び第2のLSIID形成端子34bには、それぞれハイレベル(=1)のLSIIDが現れ、グランド端子に接続された第3のLSIID形成端子34c及び第4のLSIID形成端子34dには、それぞれローレベル(=0)のLSIIDが現れ、計4ビットの「1100」のLSIIDが形成されることとなる。
同様に、カメラDSP24のLSIIDを「1001」としたい場合、LSIID形成端子34の第1のLSIID形成端子34a及び第4のLSIID形成端子34dをそれぞれIO電源端子(VDD IO)に接続すると共に、第2のLSIID形成端子34b及び第3のLSIID形成端子34cをそれぞれグランド端子(GND)に接続する。これにより、IO電源端子を介してIO電源が供給された際に、このIO電源端子に接続された第1のLSIID形成端子34a及び第4のLSIID形成端子34dには、それぞれハイレベル(=1)のモジュールIDが現れ、グランド端子に接続された第2のLSIID形成端子34b及び第3のLSIID形成端子34cにはローレベル(=0)のモジュールIDが現れ、計4ビットの「1001」のモジュールIDが形成されることとなる。
このようにIO電源端子(VDD IO)及びグランド端子(GND)に対する各LSIID形成端子34a〜34dの接続の仕方次第で所望のLSIIDを形成可能となっている。
次に、モジュールIDセレクタ31には、各モジュールID形成端子33a〜33dで形成された4ビットのモジュールID、及びビデオインターフェイス26で形成された例えば計8ビットの撮像データのうち、上位4ビットの撮像データが供給されるようになっている。また、このモジュールIDセレクタ31には、モジュール基板21に設けられた切り替え制御端子(ID READ)を介して、図1に示す制御部12から切り替え制御信号が供給されるようになっている。そして、モジュールIDセレクタ31は、後述するように、この切り替え制御信号に基づいて、上記モジュールID及び撮像データを切り替えて、モジュール基板21に設けられたデータ端子D0〜D3を介して出力するようになっている。
同様に、LSIIDセレクタ32には、各LSIID形成端子34a〜34dで形成された4ビットのLSIID、及びビデオインターフェイス26で形成された例えば計8ビットの撮像データのうち、下位4ビットの撮像データが供給されるようになっている。また、このLSIIDセレクタ32には、モジュール基板21に設けられた切り替え制御端子(ID READ)を介して、図1に示す制御部12から切り替え制御信号が供給されるようになっている。そして、LSIIDセレクタ32は、後述するように、この切り替え制御信号に基づいて、上記LSIID及び撮像データを切り替えて、モジュール基板21に設けられたデータ端子D4〜D7を介して出力するようになっている。
[モジュールIDの認識動作]
次に、カメラモジュール8のモジュールIDの認識動作を説明する。図1に示す制御部12は、図6のフローチャートに示す流れで、カメラモジュール8のモジュールIDを認識するようになっており、メモリ11に記憶されているOSプログラム(OS:Operating System)に基づいて、例えば当該携帯電話機のメイン電源の投入時に、このフローチャートに示すモジュールIDの認識処理を実行するようになっている。
なお、この例では、制御部12は、「メイン電源の投入時」に、このフローチャートに示すモジュールIDの認識処理を実行することとして説明を進めるが、制御部12は、この他、「カメラモジュール8の起動時」に、このフローチャートに示すモジュールIDの認識処理を実行してもよい。また、カメラモジュール8と表示部5等の他のモジュールとがIO電源を共有している場合には、この他のモジュールにIO電源を供給したタイミングで、このフローチャートに示すモジュールIDの認識処理を実行してもよい。
まず、制御部12は、このモジュールIDの認識処理を開始すると、ステップS1において、図5に示すモジュール基板21のIO電源端子(VDD IO)を介して、セレクタ28にIO電源を供給すると共に、ステップS2において、モジュール基板21の切り替え制御端子(ID READ)を介して、セレクタ28のモジュールIDセレクタ31及びLSIIDセレクタ32に、ハイレベル(=1)の切り替え制御信号を供給する。
これにより、IO電源端子(VDD IO)を介してIO電源が供給されると、各モジュールID形成端子33a〜33dに、上述の接続状態に対応したモジュールIDが現れ、これらモジュールIDがモジュールIDセレクタ31に供給される。また、上記IO電源により、各LSIID形成端子34a〜34dに、上述の接続状態に対応したLSIIDが現れ、これらLSIIDがLSIIDセレクタ32に供給される。
モジュールIDセレクタ31は、ハイレベル(=1)の切り替え制御信号が供給されると、各モジュールID形成端子33a〜33dに現れたモジュールID、及びビデオインターフェイス26からの撮像データのうち、該モジュールIDを選択してデータ端子D0〜D3を介して出力する。
同様に、LSIIDセレクタ32は、ハイレベル(=1)の切り替え制御信号が供給されると、各LSIID形成端子34a〜34dに現れたLSIID、及びビデオインターフェイス26からの撮像データのうち、該LSIIDを選択してデータ端子D4〜D7を介して出力する。
制御部12は、このようにIO電源を供給した際に、各データ端子D0〜D3から出力されるモジュールID、及び各データ端子D4〜D7から出力されるLSIIDを、図6のフローチャートのステップS3において取り込み、ステップS4において、この取り込んだモジュールID及びLSIIDに基づいて、カメラモジュール8及びこのカメラモジュール8に設けられているカメラDSP24を認証する。
なお、このようなカメラモジュール8及びカメラDSP24の認識処理は、当該携帯電話機のメイン電源の投入毎に実行してもよいし、一度認識したモジュールID及びLSIIDをメモリに保存しておき、次回から、このメモリに記憶されているモジュールID及びLSIIDに基づいて、カメラモジュール8の起動処理を実行してもよい。一度認識したモジュールID及びLSIIDをメモリに保存しておく場合、次回から、この図6のフローチャートに示すようなカメラモジュール8及びカメラDSP24の認証処理を省略することができるため、カメラモジュール8の起動を迅速化することができる。
次に、制御部12は、カメラモジュール8及びカメラDSP24を認証すると、当該認証したカメラモジュール8及びカメラDSP24に対応する起動処理を実行する。そして、この起動処理後に、図7に示すようにモジュール基板21の切り替え制御端子(ID READ)を介して、セレクタ28のモジュールIDセレクタ31及びLSIIDセレクタ32に、ローレベル(=0)の切り替え制御信号を供給する。
モジュールIDセレクタ31は、このローレベル(=0)の切り替え制御信号が供給されると、ビデオインターフェイス26からの上位4ビットの撮像データを選択して各データ端子D0〜D3を介して出力し、LSIIDセレクタ32は、上記ローレベル(=0)の切り替え制御信号が供給されると、ビデオインターフェイス26からの下位4ビットの撮像データを選択して各データ端子D4〜D7を介して出力する。
これにより、カメラモジュール8及びカメラDSP24の認証後には、ビデオインターフェイス26からの計8ビットの撮像データが各データ端子D0〜D7を介して出力されることとなり、制御部12は、この撮像データのデータ処理を行うこととなる。
[実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この実施の形態の携帯電話機は、カメラモジュール8に設けられた複数のモジュールID形成端子33を、当該カメラモジュール8のモジュールIDを形成するように、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続する。また、カメラモジュール8に設けられた複数のLSIID形成端子34を、当該カメラモジュール8に設けられているカメラDSPのLSIIDを形成するように、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)にそれぞれ接続する。そして、モジュールID及びLSIIDの認識時には、IO電源端子を介してIO電源を供給し、これにより各モジュールID形成端子33に現れるモジュールID、及び各LSIID形成端子34に現れるLSIIDを、モジュールIDセレクタ31及びLSIIDセレクタ32がデータ端子D0〜D7を介して出力することで、制御部12がモジュールID及びLSIIDの認証を行う。また、このモジュールID及びLSIIDの認証後は、モジュールIDセレクタ31及びLSIIDセレクタ32が、ビデオインターフェイス26からの撮像データを上記データ端子D0〜D7を介して出力し、制御部12が、当該撮像データのデータ処理を行う。
これにより、IO電源端子(VDD IO)を介して電源を供給するだけで、モジュールID及びLSIIDの認証を行うことができるため、電源投入シーケンスやアクセスシーケンスを変更することなく、迅速にカメラモジュール8の認証を行うことができる。また、一つのソフトウェアプログラムで、それぞれ異なるカメラモジュールを自動識別する、いわゆるオートプローブを可能とすることができる。
また、例えばカメラモジュールを変更した携帯電話機を売り出す場合に、前のソフトウェアプログラムと同一のソフトウェアプログラムでモジュールIDの認証を実行可能とすることができる。このため、カメラモジュールの変更に際するソフトウェアプログラムの検証が殆ど必要なくなり、膨大なソフトウェアプログラム検証費用を節約することができる。
また、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)に対する各モジュールID形成端子33及びLSIID形成端子34の接続の仕方次第で所望のモジュールID及びLSIIDを形成することができるため、モジュール基板21上に設けられた電子部品の識別データのみならず、機械部品の識別データも形成可能とすることができる。従って、電子部品のみならず、機械部品をも認識可能とすることができる。そして、カメラレンズ等の機械部品をも含めた識別を行うことができるため、例えば制御部12側で、各カメラレンズに対応するカメラパラメータを自動的に選択して設定することを可能とすることができる。
また、IO電源供給用のIO電源端子(VDD IO)、或いはグランド端子(GND)に対する各モジュールID形成端子33及びLSIID形成端子34の接続の仕方次第で所望の識別データを形成することができるため、不揮発性メモリ等の専用の回路部品を必要とすることなく、構成簡単、省スペース、低コストで実現することができる。
また、データ用のデータ端子D0〜D7を代用してモジュールID及びLSIIDを出力するようになっているため、カメラモジュール8の端子数の増加を防止することができる。さらに、カメラモジュール8の設計時ではなく、製造時にもモジュールIDやLSIIDを付加することを可能とすることができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、モジュール基板21に対して、各セレクタ31、32の出力切り替え用の切り替え制御端子(ID READ)を設けることとしたが、これは、リセット端子(RESET)やDSPコア用電源供給用のDSPコア用電源端子(VDD CORE)等で代用してもよい。リセット端子(RESET)で代用する場合には、このリセット端子がアサートされている際に、各コアがリセットされると共に、各セレクタ31、32がモジュールID或いはLSIIDを選択して出力し、リセットが解除された際に、各セレクタ31、32が撮像データを選択して出力する構成とすればよい。また、DSPコア用電源端子で代用する場合には、DSPコア用電源が供給されていないときに(=0Vのときに)、各セレクタ31、32がモジュールID或いはLSIIDを選択して出力し、DSPコア用電源が供給された際に、各セレクタ31、32が撮像データを選択して出力する構成とすればよい。いずれの場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
また、制御部12側でカメラ出力を入力する端子がGPIO(GPIO:General Purpose Input/Output=汎用入出力端子)とマルチプレクス(MUX)されている構成である場合は、制御部12側の構成を変更することがないが、制御部12側のカメラ入力端子がカメラ専用である場合もある。この場合には、IO電源を供給して切り替え制御端子(ID READ)にハイレベルの切り替え制御信号を供給した際に、入力クロックを、そのままデータ同期クロック用のデータ同期クロック端子(DCLK)に出力させ、かつ、水平同期信号用の水平同期端子(HSYNC)及び垂直同期信号用の垂直同期端子(VSYNC)にハイレベルの水平同期信号及び垂直同期信号を供給する構成とする。
これにより、データ同期クロック(DCLK)をトリガとしてモジュールID及びLSIIDをキャプチャリングすることができ、該モジュールID及びLSIIDの認識を可能とすることができる。なお、制御部12側のカメラ入力端子がカメラ専用である場合であっても、制御部12側の構成を変更して、各データ端子から出力されるモジュールID及びLSIIDを、そのまま該制御部12で取り込み可能とするように構成を変更することが好ましいであろう。
また、上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この他、スピーカ部及びマイクロホン部を有する、例えばPHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、携帯ゲーム機、デジタルカメラ装置、デジタルビデオカメラ装置、ノート型のパーソナルコンピュータ装置等の電子機器に適用してもよい。そして、いずれの場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
また、本発明をカメラモジュール8に適用することとしたが、これは、液晶表示モジュール等の他のモジュール装置に適用してもよい。そして、他のモジュール装置に本発明を適用した場合でも、上述と同様の効果を得ることができる。
最後に、本発明は、本発明の一例として開示したに過ぎない上述の実施の形態に限定されることはない。このため、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施の形態以外であっても設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールのブロック図である。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールがパラレル入出力用である場合におけるモジュール基板上の端子を説明するための図である。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールがシリアル入出力用である場合におけるモジュール基板上の端子を説明するための図である。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールにおける識別データの認証時における動作を説明するための図である。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールにおける識別データの認証動作の流れを示すフローチャートである。 実施の形態となる携帯電話機のカメラモジュールにおける撮像データの出力時における動作を説明するための図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 操作部、7 発光部(LED)、8 カメラモジュール、9 バイブレーションユニット、10 タイマ、11 メモリ、12 制御部、21 カメラモジュールのモジュール基板、22 カメラモジュールのレンズ部、23 カメラモジュールの撮像センサ、24 カメラモジュールのカメラDSP、25 カメラDSPの信号処理部、26 カメラDSPのビデオインターフェイス、27 カメラDSPのコントロールレジスタ、28 カメラDSPのセレクタ、31 セレクタのモジュールIDセレクタ、32 セレクタのLSIIDセレクタ、33 モジュールIDを形成するモジュールID形成端子、34 カメラDSPのLSIIDを形成するLSIID形成端子

Claims (5)

  1. 所定の電子部品をモジュール基板上に設けてなり、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品をモジュール基板上に設けてなるモジュール装置であって、
    上記モジュール基板に設けられた、少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子と、
    上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を備え、所定のモジュール識別データを形成するように上記各識別データ形成端子を上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続して構成したモジュール識別データ形成部と、
    上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを選択して上記データ端子を介して出力し、上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源が供給されることで、上記モジュール識別データ形成部で形成されたモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて選択して上記データ端子を介して出力するセレクタと
    を有することを特徴とするモジュール装置。
  2. 請求項1に記載のモジュール装置であって、
    上記モジュール識別データの読み出し時に、上記電源供給端子を介して供給される電源は、IO電源であること
    を特徴とするモジュール装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモジュール装置であって、
    上記モジュール識別データ形成部は、上記モジュール識別データの一部として、上記モジュール基板上に設けられている集積回路の集積回路識別データを形成すること
    を特徴とするモジュール装置。
  4. 少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子を備えたモジュール基板上に、所定の電子部品、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品を設けてなるモジュール装置のモジュール識別データの出力方法であって、
    上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を、所定のモジュール識別データを形成するように上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続し、
    上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源を供給することで、上記各識別データ形成端子で形成されるモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいてセレクタで選択して上記データ端子を介して出力し、上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを上記セレクタで選択して上記データ端子を介して出力すること
    を特徴とするモジュール識別データの出力方法。
  5. 所定の電子部品をモジュール基板上に設けてなり、或いは所定の電子部品及び所定の機械部品をモジュール基板上に設けてなるモジュール装置を備えた携帯端末装置であって、
    上記モジュール装置は、
    上記モジュール基板に設けられた、少なくとも電源供給端子、グランド端子、データ端子、及び上記データ端子を介して出力するデータの切り替え制御を行うための切り替え制御信号が供給される切り替え制御端子と、
    上記電源供給端子に接続した場合には、当該電源供給端子を介して電源が供給された際にハイレベルのモジュール識別データを形成し、上記グランド端子に接続した場合にはローレベルのモジュール識別データを形成する複数の識別データ形成端子を備え、所定のモジュール識別データを形成するように上記各識別データ形成端子を上記電源供給端子又は上記グランド端子に接続して構成したモジュール識別データ形成部と、
    上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて、上記電子部品で形成されたデータを選択して上記データ端子を介して出力し、上記モジュール識別データの読み出し時には、上記電源供給端子を介して電源が供給されることで、上記モジュール識別データ形成部で形成されたモジュール識別データを、上記切り替え制御端子を介して供給される切り替え制御信号に基づいて選択して上記データ端子を介して出力するセレクタと
    を備え、
    上記モジュール識別データの読み出し時には、上記モジュール装置の上記電源供給端子を介して電源を供給すると共に、モジュール識別データ選択するための切り替え制御信号を上記切り替え制御端子を介して上記セレクタに供給することで、上記データ端子を介して出力される上記モジュール識別データに基づいて上記モジュール装置の認識を行い、上記電子部品で形成されたデータの出力時には、上記電子部品で形成されたデータを選択するための切り替え制御信号を上記切り替え制御端子を介して上記セレクタに供給することで、上記データ端子を介して出力される上記電子部品で形成されたデータのデータ処理を行う制御部を有すること
    を特徴とする携帯端末装置。
JP2007018709A 2007-01-30 2007-01-30 モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置 Withdrawn JP2008186213A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018709A JP2008186213A (ja) 2007-01-30 2007-01-30 モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007018709A JP2008186213A (ja) 2007-01-30 2007-01-30 モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008186213A true JP2008186213A (ja) 2008-08-14

Family

ID=39729215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007018709A Withdrawn JP2008186213A (ja) 2007-01-30 2007-01-30 モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008186213A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243188A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Yazaki Corp コネクタモジュール及びコネクタモジュールのid設定方法
JP2018060934A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 矢崎総業株式会社 カスタムic
CN108803451A (zh) * 2018-08-08 2018-11-13 深圳市智童乐慧科技有限公司 一种模块自由更换的识别方法及系统
JP2022189587A (ja) * 2021-06-11 2022-12-22 矢崎総業株式会社 制御装置及び入出力インタフェースユニット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243188A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Yazaki Corp コネクタモジュール及びコネクタモジュールのid設定方法
JP2018060934A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 矢崎総業株式会社 カスタムic
CN108803451A (zh) * 2018-08-08 2018-11-13 深圳市智童乐慧科技有限公司 一种模块自由更换的识别方法及系统
JP2022189587A (ja) * 2021-06-11 2022-12-22 矢崎総業株式会社 制御装置及び入出力インタフェースユニット
JP7348232B2 (ja) 2021-06-11 2023-09-20 矢崎総業株式会社 入出力インタフェースユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI351660B (ja)
US20120192113A1 (en) Portable electronic device
EP2329223B1 (en) User interface, device and method for displaying special locations on a map
JP5225576B2 (ja) 携帯端末機及びその動作方法
JP5837535B2 (ja) 携帯電話端末、データ伝送方法
CN104885044B (zh) 便携信息终端
US10068315B2 (en) Electronic device and method for operating display
US20140132543A1 (en) Mobile terminal having detachable sub-display unit
US20120151420A1 (en) Devices, Systems, and Methods for Conveying Gesture Commands
US20200133482A1 (en) Electronic device for displaying list of executable applications on split screen and operating method thereof
US11231938B2 (en) Parameter configuration method for a display device having a plurality of drivers for each connected component
CN105245771A (zh) 移动相机系统
JP2008186213A (ja) モジュール装置、モジュール識別データの出力方法、及び携帯端末装置
US20090153293A1 (en) System and method for controlling access to a handheld device by validating fingerprints
US9292308B2 (en) Information-processing device and program
WO2017038469A1 (ja) 投稿情報提供装置および端末装置
KR100805836B1 (ko) 버스 폭 설정 장치, 디스플레이 장치 그리고 버스 폭 설정방법
US20150346997A1 (en) Display control device, display control method, and recording medium
JP2008042606A (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP2012138656A (ja) 携帯通信端末、バックライト制御方法、記録媒体
JP2013120472A (ja) タブレット装置及び情報表示方法
US20140179371A1 (en) Electronic Camera Comprising Mobile Phone Apparatus
KR20150116720A (ko) 메모리 시스템 및 이를 포함하는 전자 장치
US20130233917A1 (en) Data storage device and computer-readable storage medium
CN108259727A (zh) 一种景深图像生成方法及移动终端

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20100406