JP2008180077A - 床用保護シート、床材、及び、その製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面の鉛筆硬度、耐擦傷性試験、塗膜密着性試験、マイクロクラックの発生の有無、カール性、耐摩耗性、たばこによる変色(床材として)、及び、ヒールマークの発生の有無(床材として)耐摩耗性に優れているにもかかわらず、マイクロクラック発生と剥離の発生がない優れた床用保護シートを得る。
【解決手段】 ベースシートの片面にハードコート層が設けられた床用保護シートにおいて、互いに鉛筆硬度が異なる樹脂から構成されたハードコート層が3層以上積層され、かつ、該ハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に高くなるように積層されていることを特徴とする床用保護シート。
【選択図】図1
【解決手段】 ベースシートの片面にハードコート層が設けられた床用保護シートにおいて、互いに鉛筆硬度が異なる樹脂から構成されたハードコート層が3層以上積層され、かつ、該ハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に高くなるように積層されていることを特徴とする床用保護シート。
【選択図】図1
Description
本発明は、樹脂製タイル、いわゆる、P−タイル等の各種床用保護シート、その製造方法、及びそのような床材保護シートによって保護された床材に関する。
コンクリートなどの床下面にP−タイル(塩化ビニル樹脂やオレフィン樹脂からなる樹脂製タイル)を布設してなるタイル敷き床面は、美しいために、事務所、公共施設、店舗、飲食店などで広く採用されている。
しかしながら、P−タイルは歩行者の靴による摩擦などで、表面が汚染、損傷し、光沢が失われ美観を損ねてしまう。P−タイルの保護や、美観維持のために、通常はワックスコーティング処理が行われる。
ワックスコーティング処理は、まず床面を剥離剤と呼ばれる溶剤で洗浄し、次に、合成樹脂を主成分としたワックスを塗布、さらにバフィングと呼ばれる表面研磨を行う。このワックスの塗布とバフィングとは通常は、交互に6回以上繰り返す必要がある。しかしながら、これらの作業は人の通行を遮断して行うために短時間での作業が要求されるとともに、深夜などの通行人が少ない時間に作業を行うことが求められることもあるために、人件費などのコストがかかる。しかも、ワックスコーティング処理による初期の外観、特に光沢を維持するためには頻繁にワックスコーティング処理を行わなければならない。例えば、コンビニエンスストアなどでは最低でも月1回のワックスコーティング処理を行う必要がある。
さらに、ワックスコーティング処理では廃液が大量に発生するのでその処理費用もかかり、環境への負荷、作業負荷が大きい。
しかも、ワックスコーティング処理には専用機を使用するが、柱に近い部分、部屋の隅に近い部分などへは、機械がとどかず、そのためにコーティング処理できない部分が残ってしまうと云う問題もあった。
加えて、ワックスコーティング処理の直後には、P−タイル表面に平滑な塗膜が形成されるために、革靴などで歩行した場合に滑りやすく、事故発生のおそれもある。
ここで、特開2007−85114号公報(特許文献1)によって提案された技術は、P−タイルやシートからなる床面の表面に、保護機能を高めるために樹脂からなるハードコート層(表面保護層)が形成されている床用保護シートを貼付して保護する技術であり、上記の問題の多いワックスコーティング処理自体を不要とすることができ、かつ、柱に近い部分、部屋の隅に近い部分などへの施工も可能である。
このような床用保護シートは、必要に応じ、ハードコート層とは反対の面には粘着剤層(接着剤層)、および、粘着剤層(接着剤層)保護のための離型性に優れた素材からなる離型層が設けられ、適当な大きさに切断されて板状にされ、あるいはロール状に巻かれて供給されて、通常は床や各種床材に、そのまま、あるいは、必要に応じて折り曲げられ、貼り合わされて用いられる。
ここで、床用保護シートのハードコート層としては、高い生産性と低コストとを同時に達成することができるので、紫外線硬化型樹脂等の活性エネルギー線硬化樹脂組成物を用いて形成される。
しかしながら、プラスチック基材フィルムとして広く利用されているポリエチレンテレフタレートなどからなるフィルム上に、活性エネルギー線硬化樹脂組成物からなるハードコート層を有する床用保護シートでは、取り扱い等が実用的に問題ない範囲内で、実現できる硬度は鉛筆硬度で5Hが限界であった。
それにもかかわらず、美観維持のために耐摩耗性の面から、より高硬度な床用保護シートが求められている。しかし、鉛筆硬度6H以上のハードコート層を設けることはハードコート層とベースシートとの間の密着性が低くなり、折り曲げ時や巻き取り時にクラックが発生し、あるいは、床用保護シートのカール発生等の問題が生じてしまうために実用的でなくなると云う問題があった。
さらに、従来の床用保護シートは、実際に床材として用いた場合に、ピンヒール、スパイクヒール、あるいは、ルイヒール(ルイフィフティーンヒール)などのかかとの部分の先端が特に細いハイヒールシューズに起因して発生すると考えられる局所的なマイクロクラックにより、表面のハードコート層の透明感、すなわち、美観が失われてしまう問題もあった。
加えて、煙草の火の熱による変色も床材ならでは問題として従来から解決が強く求められてきたが、現在に至るまで充分な解決方法は見いだせていなかった。
特開2007−85114号公報
本発明は、上記した従来の問題点を改善する、すなわち、床用保護シートにおいて、折り曲げ時や巻き取り時のマイクロクラックが生じにくく、フィルムのカール等が実用上許容できる範囲でありながら、ハードコート層表面が充分に硬く、耐摩耗性に優れ、実際の床材への応用時においても煙草やハイヒールなどによる美観の損傷が少ない床用保護シート、及び、そのような床用保護シートを製造コストを低く製造する製造方法を提供することを目的とする。
本発明の床用保護シートは上記課題を解決するため、請求項1に記載の通り、ベースシートの片面にハードコート層が設けられた床用保護シートにおいて、互いに鉛筆硬度が異なる樹脂から構成されたハードコート層が3層以上積層され、かつ、該ハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に高くなるように積層されていることを特徴とする床用保護シートである。
また、本発明の床用保護シートは、請求項2に記載の通り、請求項1に記載の床用保護シートにおいて、前記ハードコート層のうち、その最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上であることを特徴とする。
また、本発明の床用保護シートは、請求項3に記載の通り、請求項1または請求項2に記載の床用保護シートにおいて、前記ハードコート層が3層積層されていることを特徴とする。
また、本発明の床用保護シートは、請求項4に記載の通り、請求項3に記載の床用保護シートにおいて、前記第1のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が2H以上3H以下、該第1のハードコート層と前記最外のハードコート層との間に配された第2のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が4H以上5H以下で、かつ、最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上であることを特徴とする。
また、本発明の床用保護シートは請求項5に記載の通り、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の床用保護シートにおいて、前記最外のハードコート層に、無機粒子が配されていることを特徴とする。
また、本発明の床用保護シートは請求項6に記載の通り、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の床用保護シートにおいて、前記ハードコート層の厚さの総和が10μm以上50μm以下であることを特徴とする。
本発明の床材は、請求項7に記載の通り、前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の床用保護シートからなることを特徴とする床材である。
また、本発明の床用保護シートは請求項8に記載の通り、前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の床用保護シートの製造方法において、ベースシートのハードコート層被形成面に、紫外線硬化型アクリル系樹脂組成物、あるいは、電子線硬化型アクリル系樹脂組成物を塗布したのち硬化させてハードコート層を形成することを特徴とする床用保護シートの製造方法である。
本発明の床用保護シートは折り曲げ時や巻き取り時のマイクロクラックが生じにくく、フィルムのカール等が実用上許容できる範囲でありながら、ハードコート層表面が充分に硬く、耐摩耗性に優れ、実際の床材への応用時においても煙草やハイヒールなどによる美観の損傷が少ない床用保護シートである。
また、請求項2にかかる本発明の床用保護シートによれば、極めて硬いハードコート層を有する床用保護シートが可能となる。
また、請求項3にかかる本発明の床用保護シートによれば、最少の層数で充分な効果が得られる。
また、請求項4にかかる本発明の床用保護シートによれば、最少の層数で高い効果を得ることができる。
また、請求項5にかかる本発明の床用保護シートによれば、より高い耐摩耗性を得ることができる。
また、請求項6にかかる本発明の床用保護シートによれば、取り扱い時や巻き取り時のマイクロクラック発生がより効果的に防止される。
請求項7に記載の本発明の床材は、ハードコート層表面が充分に硬く、耐摩耗性に優れ、実際の床材への応用時においても煙草やハイヒールなどによる美観の損傷が少ない。
また、請求項8にかかる本発明の床用保護シートの製造方法によれば、容易に、低コストで、かつ、生産性良く上記本発明にかかる床用保護シートを得ることができる。
本発明の床用保護シートは、上述のように、ベースシートの片面にハードコート層が設けられた床用保護シートにおいて、互いに鉛筆硬度が異なる樹脂から構成されたハードコート層が3層以上積層され、かつ、該ハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に高くなるように積層されている構成を有する。
ベースシートとしては、用途に応じて、材質、厚さを適宜決定するが、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、トリアセチルセルロース樹脂、ジアセチルセルロース樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、エチレンビニルアルコール樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂などが挙げられ、厚さとしては、通常、50μm以上200μm以下が挙げられる。
また、ベースシートは用途に応じて透明(半透明を含む)、不透明、有色、あるいは無色であって、印刷等により柄、模様、文字等を有するものであっても良い。また、ハードコート層を設ける妨げにならない範囲で、必要に応じて、エンボス、ヘアーライン等の凹凸があっても良く、また、機能性無機薄膜、金属蒸着薄膜等の薄膜が形成されていても良い。
本発明では、このようなベースシートの一方の面に対してハードコート層を3層以上積層して設けることが必要である。
ここで、ハードコート層としては当然のことながら、ベースシートを構成する樹脂よりも硬度の高い樹脂から形成するが、そのハードコート層の厚さの総和が10μm以上50μm以下となることが望ましい。すなわち、薄すぎると充分な耐摩耗性が得られず、厚すぎるとマイクロクラック防止効果が充分得られない場合があるとともに、カールが大きくなりやすい。
また、本発明の効果を充分かつ確実に得るためには各ハードコート層の厚さはそれぞれ2μm以上であることが好ましく、さらに好ましくは4μm以上である。
なお、最外のハードコート層は、発明の主旨からも硬いものであることが好ましい。本発明によれば、従来では不可能であった6H以上(5Hより硬い)の鉛筆硬度を有するハードコート層を最外層として設けることも可能となるが、さらに、9H以上(9Hと同等かそれより硬い)の鉛筆硬度のハードコート層を最外層として設けることが可能となり、このとき耐摩耗性も最大となる。
上記複数のハードコート層は、ハードコート層被形成面に、紫外線硬化型アクリル系樹脂組成物、あるいは、電子線硬化型アクリル系樹脂組成物を塗布したのち硬化させて形成する方法によると生産性が良く、安価に形成できるので好ましい。なお、種々の鉛筆硬度に相当する硬さの紫外線硬化型アクリル系樹脂組成物、及び、電子線硬化型アクリル系樹脂組成物は市販されており、日本合成化学社、十条ケミカル社等から入手可能である。
なお、上記複数のハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から、最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に大きくなるように積層されていることが必要である。このようにハードコート層を配置することにより、上記のような鉛筆硬度が9Hあるいはそれを越える硬さのハードコート層を設けることができ、このとき、一般的な取り扱いでの、層間の剥離やマイクロクラックの発生が防止される。
本発明の床用保護シートにおいて、ハードコート層が3層積層されていることが望ましい。2層であると、最外層として特に硬度の高いハードコート層を設けた場合に、層間の剥離やマイクロクラックの発生の可能性が生じ、また、4層以上積層した場合であっても、その積層の効果の増加は少なく、かつ、製造に要するコストが上昇し、生産性も低下する。
各層の鉛筆硬度の配置が理想的な例としては、第1のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が2H以上3H以下、該第1のハードコート層と上記最外のハードコート層との間に配された第2のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が4H以上5H以下で、かつ、最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上とすると耐摩耗性が高く(特に9Hとすると耐摩耗性が極めて高い)、耐久性に優れ、また、取り扱いにおいても、マイクロクラックや層間剥離の発生の可能性が極めて少ない、優れた床用保護シートを得ることができる。
本発明における樹脂の鉛筆硬度は次のようにして調べたものである。すなわち、サンプルはポリエチレンテレフタレートからなるベースシート(厚さ100μm)の片面に厚さが20μmとなるように評価対象樹脂からなる硬化樹脂層を形成する。この硬化樹脂層に対してJIS K5600に準拠し、鉛筆としては三菱鉛筆社ユニ(UNI)のHB、F、H〜9Hを用いて、鉛筆硬度(凝集破壊:表面に塗膜材質がとれたひっかききず又は破壊が、肉眼で認められる)を、測定した。
本発明の床用保護シートにおいて、最外のハードコート層には、耐摩耗性、表面硬度、難燃性、あるいは、導電性等を向上させるために、無機粒子を配合することができる。このようなものとしては、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化錫、酸化インジウム、酸化アンチモンなどが挙げられるが、その粒子の大きさは、一般には配合による効果が高く、かつ、視認されない程度の大きさ、例えば直径が0.01μm以上1μm以下であることが好ましく、また、配合量も最外のハードコート層用の樹脂組成物100重量部に対して0.5重量部以上50重量部以下であることが、添加による充分な効果が得られ、かつ、平滑性、層間密着性阻害性の点で好ましい。ここで、このように最外のハードコート層に無機粒子を配合し、床材の表面材と用いた場合に、歩行者が滑りにくくなると云う効果も同時に得られ、高い安全性が得られる。
また、本発明の床用保護シートにおいて、本発明の効果を損なわない限りにおいて、染料、顔料などの色素成分、レベリング剤、消泡剤、安定剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、抗菌剤、光触媒型酸化チタン等を配合することができる。
本発明の床用保護シートは、本発明の効果を損なわない限りにおいて必要に応じ、別の層を積層することができる。例えば、ハードコート層とは反対の面に、粘着剤層や接着剤層、さらに、離型層を設けても良く、また、出荷、運搬時の保護のために、ハードコート層の上に、さらに粘着剤付きの保護フィルム層を設けることもでき、これらの場合も本発明に含まれる。
本発明に係る床用保護シートの一例Aについて図1にモデル的に断面図を示す。
図中、符号1を付して示されるベースシートの一方の面に鉛筆硬度が2H以上3H以下の第1のハードコート層2、鉛筆硬度が4H以上5H以下の第2のハードコート層3、及び、鉛筆硬度が6H以上の最外のハードコート層4がこの順に積層されている。最外のハードコート層4中には無機粒子4aとしてシリカ粒子が配されている。
図中、符号1を付して示されるベースシートの一方の面に鉛筆硬度が2H以上3H以下の第1のハードコート層2、鉛筆硬度が4H以上5H以下の第2のハードコート層3、及び、鉛筆硬度が6H以上の最外のハードコート層4がこの順に積層されている。最外のハードコート層4中には無機粒子4aとしてシリカ粒子が配されている。
また、ベースシート1の他方の面には、粘着剤層5を介して離型紙層6が積層されているので、必要に応じて適切な形状にカットした後、離型紙層6を剥離して床材や床面にこの床用保護シートαを容易に貼付することができる。
以下に本発明の床用保護シートの実施例について具体的に説明する。
<実施例1>
ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート)からなるベースシート(厚さ100μm)の片面に3種のアクリル系紫外線硬化型樹脂組成物(十条ケミカル社製XKT−HC−3(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は2H、以下“原料樹脂α”と云う)、十条ケミカル社製TPH−19改(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は4H、以下“原料樹脂β”と云う)、及び、十条ケミカル社製XKT−HC−1改(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は9H、以下”原料樹脂γ”と云う。この原料樹脂γには無機粒子として、シリカ粒子が含有されている)をこの順で用いて、順次、塗布と紫外線照射とのサイクルを繰り返して、3層のハードコート層が積層された床用保護シートを得た。
<実施例1>
ポリエステル樹脂(ポリエチレンテレフタレート)からなるベースシート(厚さ100μm)の片面に3種のアクリル系紫外線硬化型樹脂組成物(十条ケミカル社製XKT−HC−3(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は2H、以下“原料樹脂α”と云う)、十条ケミカル社製TPH−19改(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は4H、以下“原料樹脂β”と云う)、及び、十条ケミカル社製XKT−HC−1改(硬化後の樹脂の鉛筆硬度は9H、以下”原料樹脂γ”と云う。この原料樹脂γには無機粒子として、シリカ粒子が含有されている)をこの順で用いて、順次、塗布と紫外線照射とのサイクルを繰り返して、3層のハードコート層が積層された床用保護シートを得た。
すなわち、ベースシートに接している層(「第1層」と云う。構成する樹脂の鉛筆硬度:2H)の厚さが8μm、第1層と最外層との間の層(「第2層」と云う。構成する樹脂の鉛筆硬度:4H)の厚さが8μm、そして、最外層(構成する樹脂の鉛筆硬度:9H)の厚さが4μmとなるようにそれぞれ樹脂を塗布し、紫外線ランプにより硬化させ、積層し、本発明にかかる床用保護シートA1を得た。
なお、上記での樹脂の硬化時に、ハードコート層形成樹脂が収縮し、結果としてハードコートシートがハードコート層側に多少、あるいは、大きくカールするので、床用保護シートA1は後述の評価直前まで、このカールを矯正するようにロール状(直径18cm)に巻き取って保管した(以下のサンプルも同様に保管)。
<実施例2>
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを20μm、第2層の厚さを20μm、及び、最外層の厚さを10μmとして本発明にかかる床用保護シートA2を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを20μm、第2層の厚さを20μm、及び、最外層の厚さを10μmとして本発明にかかる床用保護シートA2を得た。
<実施例3>
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを4μm、第2層の厚さを4μm、及び、最外層の厚さを2μmとして本発明にかかる床用保護シートA3を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを4μm、第2層の厚さを4μm、及び、最外層の厚さを2μmとして本発明にかかる床用保護シートA3を得た。
<実施例4>
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを4μm、第2層の厚さを2μm、及び、最外層の厚さを1μmとして本発明にかかる床用保護シートA4を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを4μm、第2層の厚さを2μm、及び、最外層の厚さを1μmとして本発明にかかる床用保護シートA4を得た。
<実施例5>
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを20μm、第2層の厚さを20μm、及び、最外層の厚さを20μmとして本発明にかかる床用保護シートA5を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層の厚さを20μm、第2層の厚さを20μm、及び、最外層の厚さを20μmとして本発明にかかる床用保護シートA5を得た。
<実施例6>
実施例1と同様に、ただし、最外層を、原料樹脂γではなく、無機粒子を含まないアクリル系紫外線硬化型樹脂組成物である荒川化学社製BS−371(樹脂の鉛筆硬度は6H)を用いて形成し、床用保護シートA6を得た。
実施例1と同様に、ただし、最外層を、原料樹脂γではなく、無機粒子を含まないアクリル系紫外線硬化型樹脂組成物である荒川化学社製BS−371(樹脂の鉛筆硬度は6H)を用いて形成し、床用保護シートA6を得た。
<実施例7>
実施例1と同様に、ただし、第2層と最外層の間に、アクリル系紫外線硬化型樹脂組成物である荒川化学工業製BS−371(樹脂の鉛筆硬度は6H)により厚さ4μmの第3層を形成し、本発明にかかる床用保護シートA7を得た。
実施例1と同様に、ただし、第2層と最外層の間に、アクリル系紫外線硬化型樹脂組成物である荒川化学工業製BS−371(樹脂の鉛筆硬度は6H)により厚さ4μmの第3層を形成し、本発明にかかる床用保護シートA7を得た。
<比較例1>
実施例1と同様に、ただし、第2層を原料樹脂βではなく原料樹脂γにより形成して、床用保護シートB1を得た。
実施例1と同様に、ただし、第2層を原料樹脂βではなく原料樹脂γにより形成して、床用保護シートB1を得た。
<比較例2>
実施例1と同様に、ただし、第1層を原料樹脂αではなく原料樹脂βにより、厚さ8μmとなるように形成し、第2層の形成を行わず、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB2を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層を原料樹脂αではなく原料樹脂βにより、厚さ8μmとなるように形成し、第2層の形成を行わず、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB2を得た。
<比較例3>
実施例1と同様に、ただし、第1層及び第2層の形成を行わず、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB3を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層及び第2層の形成を行わず、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB3を得た。
<比較例4>
実施例1と同様に、ただし、第1層及び第2層の形成を行わず、かつ、最外層を原料樹脂γではなく原料樹脂βにより形成し、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB4を得た。
実施例1と同様に、ただし、第1層及び第2層の形成を行わず、かつ、最外層を原料樹脂γではなく原料樹脂βにより形成し、かつ、最外層の厚さを10μmとして、床用保護シートB4を得た。
<床用保護シートの評価>
床用保護シートの評価としては、表面の鉛筆硬度、耐擦傷性試験、塗膜密着性試験、マイクロクラックの発生の有無、カール性、耐摩耗性、たばこによる変色(床材として)、及び、ヒールマークの発生の有無(床材として)について調べた。
床用保護シートの評価としては、表面の鉛筆硬度、耐擦傷性試験、塗膜密着性試験、マイクロクラックの発生の有無、カール性、耐摩耗性、たばこによる変色(床材として)、及び、ヒールマークの発生の有無(床材として)について調べた。
床用保護シートの表面の鉛筆硬度は、JIS K5600に準拠し、鉛筆としては三菱鉛筆社ユニ(UNI)のHB、F、H〜9Hを用いて、床用保護シートの表面の鉛筆硬度(凝集破壊:表面に塗膜材質がとれたひっかききず又は破壊が、肉眼で認められる)を、測定した。
耐擦傷性試験は、400gの荷重をかけながら、#0000番のスチールウールを、20回往復させて擦ったときのシートへの傷つき具合を1mの距離から目視で評価した。
そのとき、全く傷がつかなかった場合を充分として“◎”、傷がわずかに目視されたときには充分として“○”、多くの傷が目視されたときを不充分として”×”として、それぞれ評価した。
塗膜密着性試験については、床用保護シートのハードコート形成側面に1mm間隔でたてよこ共に11本ずつ切り込みを入れて100個の升目を形成した。
この部分にセロハンテープを貼り付け、こすって密着させた後、剥がし角度が45°となるように保ちながら引きはがした。このとき、いずれの升目部分のハードコート層も床用保護シートから剥離しなかった場合を充分な耐剥離性があるとして“○”、1つでも剥離が生じた場合には剥離発生防止効果が不充分であるとして“×”と、それぞれ評価した。
マイクロクラックの発生の有無については、外径の異なる円筒管にハードコート層が外側になるように巻き付け、マイクロクラックの発生の有無を目視で判定した。
外径が1.8mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を優れているとして“◎”、2.4mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を優れているとして“○”とし、2.8mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を充分であるとして“△”とし、2.8mmの円筒管に巻き付けたときにマイクロクラックが発生した場合には不充分であるとして“×”として、それぞれ評価した。
外径が1.8mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を優れているとして“◎”、2.4mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を優れているとして“○”とし、2.8mmの円筒管に巻き付けたときでもマイクロクラックの発生がない場合を充分であるとして“△”とし、2.8mmの円筒管に巻き付けたときにマイクロクラックが発生した場合には不充分であるとして“×”として、それぞれ評価した。
なお、上述したような床用保護シートの運搬及び保管のための、直径18cmのロール状に巻き取る時にもマイクロクラックが発生する場合がある。このような巻き取り時にマイクロクラックが発生した場合には、マイクロクラック防止効果が全く不充分として“××”として、それぞれ評価した。
カール性についてはそれぞれの床用保護シートをA4サイズにカットし、ハードコート面を上にして、水平な平面に室温で1時間放置した後、その端部が水平な平面からどの程度離れているかを調べた。端部と平面との間の距離が4cm未満であるとき、カールが極めて小さいとして“◎”、4cm以上8cm未満の場合を充分にカールが小さいとして“○”、8cm以上のときにはカールが大きく、実用できないとして“×”と、それぞれ評価した。
耐摩耗性については、耐摩耗性試験、JIS A−1453「建築材料及び建築構成部分の摩耗性試験法(研磨紙法)[試験器:テーバ型摩耗試験器、摩耗輪:CS−0、摩耗紙:S42(研磨紙は摩耗回転500回毎に交換)、荷重4.9N(500gf)、回転速度600rpm]に準じておこなった。摩耗回数が3000回のとき、摩耗量が0.2g未満のとき、極めて高い耐摩耗性が得られるとして“◎”、0.2g以上0.6g未満のとき、充分な耐摩耗性が得られるとして“○”、0.6g以上のときには充分な耐摩耗性が得られないとして“×”と、それぞれ評価した。
たばこによる変色については、押しつけテストと、継続燃焼テストの2つを行った。押しつけテストでは、塩化ビニル床材(厚さ:3mm、大きさ:30cm×
30cm)に対して上記の床用保護シートを粘着剤層(東洋インキ製造社製オリバインBPS5296を厚さ45μmになるように塗布して形成)を介して貼り付けて得たP−タイル表面に、火が付いた日本たばこ産業株式会社製たばこ“キャスターマイルド”を手で押しつけて消し、その後の表面を1m離れたところから観察し、全く変色が認められないときを“2”、わずかに変色が認められるときを“1”、及び、明らかに変色が認められる場合を“0”とし、10人の結果を平均して得た値が1.8以上の場合を優れているとして“◎”、1.5以上1.7以下の場合を優れているとして“○”、1.2以上1.4以下を充分であるとして“△”、1.1未満を不充分であるとして“×”として評価した。
30cm)に対して上記の床用保護シートを粘着剤層(東洋インキ製造社製オリバインBPS5296を厚さ45μmになるように塗布して形成)を介して貼り付けて得たP−タイル表面に、火が付いた日本たばこ産業株式会社製たばこ“キャスターマイルド”を手で押しつけて消し、その後の表面を1m離れたところから観察し、全く変色が認められないときを“2”、わずかに変色が認められるときを“1”、及び、明らかに変色が認められる場合を“0”とし、10人の結果を平均して得た値が1.8以上の場合を優れているとして“◎”、1.5以上1.7以下の場合を優れているとして“○”、1.2以上1.4以下を充分であるとして“△”、1.1未満を不充分であるとして“×”として評価した。
継続燃焼テストでは、上記押しつけテスト時と同様にして作製したP−タイル上に火を付けた日本たばこ産業株式会社製たばこ“キャスターマイルド”を1分間静置し、その後、表面の状態を上記押しつけテスト同様に評価した。
ヒールマークの発生の有無については、上記押しつけテスト時と同様にして作製したP−タイルを実際のビル内に床材として施工して床材として使用し、半年後に回収し、充分に洗浄した表面を目視で観察して表面全体にハイヒールによるヒールマークと思われるマイクロクラックの発生が見られず、透明感が失われていない場合を“2”、ヒールマークと思われるマイクロクラックの発生が一部見られ、その部分の透明感が失われている場合を“1”、及び、複数のヒールマークと思われるマイクロクラックの発生が観察された場合を“0”とし、10人の結果を平均して得た値が1.8以上の場合を優れているとして“◎”、1.5以上1.7以下の場合を優れているとして“○”、1.2以上1.4以下を充分であるとして“△”、1.1未満を不充分であるとして”×”として評価した。
これら評価の結果をまとめて表1に示す。
これら評価の結果をまとめて表1に示す。
表1及び表2により、本発明に係る床用保護シートである、ベースシートに接する第1のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が2H以上3H以下、第1のハードコート層と最外のハードコート層との間に配された第2のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が4H以上5H以下で、かつ、最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上である、3層のハードコート層が積層されてなる床用保護シートA1〜A7によれば、耐擦傷性試験、塗膜密着性試験に優れ、取り扱い性や巻き取り時にもマイクロクラックが発生せず、カールしにくく、耐摩耗性に優れ、床材へ施工した場合にもたばこによる変色が少なく(交換の頻度を低下させることができる)、及び、ヒールマークの発生がないために美しさが失われることがない優れた床用保護シートが得られることが判る。
A 本発明に係る床用保護シート
1 ベースシート
2 鉛筆硬度が2H以上3H以下の樹脂から構成された第1のハードコート層
3 鉛筆硬度が4H以上5H以下の樹脂から構成された第2のハードコート層
4 鉛筆硬度が6H以上9H以下の樹脂から構成された最外のハードコート層
5 粘着剤層
6 離型紙層
1 ベースシート
2 鉛筆硬度が2H以上3H以下の樹脂から構成された第1のハードコート層
3 鉛筆硬度が4H以上5H以下の樹脂から構成された第2のハードコート層
4 鉛筆硬度が6H以上9H以下の樹脂から構成された最外のハードコート層
5 粘着剤層
6 離型紙層
Claims (8)
- ベースシートの片面にハードコート層が設けられた床用保護シートにおいて、互いに鉛筆硬度が異なる樹脂から構成されたハードコート層が3層以上積層され、かつ、該ハードコート層が、ベースシートに接する第1のハードコート層から最外のハードコート層に向かって、これらハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が徐々に高くなるように積層されていることを特徴とする床用保護シート。
- 前記ハードコート層のうち、その最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上であることを特徴とする請求項1に記載の床用保護シート。
- 前記ハードコート層が3層積層されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の床用保護シート。
- 前記第1のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が2H以上3H以下、該第1のハードコート層と前記最外のハードコート層との間に配された第2のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が4H以上5H以下で、かつ、最外のハードコート層を構成する樹脂の鉛筆硬度が6H以上であることを特徴とする請求項3に記載の床用保護シート。
- 前記最外のハードコート層に、無機粒子が配されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の床用保護シート。
- 前記ハードコート層の厚さの総和が10μm以上50μm以下であることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の床用保護シート。
- 前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の床用保護シートから構成されていることを特徴とする床材。
- 前記請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の床用保護シートの製造方法において、ベースシートのハードコート層被形成面に、紫外線硬化型アクリル系樹脂組成物、あるいは、電子線硬化型アクリル系樹脂組成物を塗布したのち硬化させてハードコート層を形成することを特徴とする床用保護シートの製造方法。
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2007
- 2007-12-28 JP JP2007341245A patent/JP2008180077A/ja not_active Withdrawn
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