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JP2008176425A - パーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

パーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP2008176425A
JP2008176425A JP2007007461A JP2007007461A JP2008176425A JP 2008176425 A JP2008176425 A JP 2008176425A JP 2007007461 A JP2007007461 A JP 2007007461A JP 2007007461 A JP2007007461 A JP 2007007461A JP 2008176425 A JP2008176425 A JP 2008176425A
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Abstract

【課題】設計変更のあったパーツのみを表示するために、設計変更前後の三次元モデルデータを比較し、自動で設計変更部分を特定し、そのパーツに設計変更があったことを示す情報を付加することで、設計変更部分のみを表示することを可能とし、パーツカタログを自動で作成する。
【解決手段】三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成部24と、三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力部25と、上記各出力とパーツ構成情報22を合成しパーツカタログ27を生成するパーツカタログ生成部26と、を備え、設計変更前と設計変更後の三次元モデルデータを比較し、変更があったパーツを認識可能とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、プログラムおよび記録媒体に関するものである。
従来、三次元モデルデータからパーツカタログを作成する作成システムでは、その三次元モデルデータに設計変更などの理由で改変があった場合でも、設計変更後の三次元モデルデータのみを使用し、パーツカタログを作成していた。また、特許文献1には、三次元モデルパーツデータからパーツ情報を抽出する技術が開示されている。
特開平6−176085号公報
しかしながら、上述したような従来の技術にあっては、旧パーツカタログを閲覧していた作業者が見たいのは設計変更があった部分であり、設計変更部分のみを表示するには、パーツカタログ作成時に手作業でコメント付けなどの作業を行う必要があり、製作コストが増すなどという問題点があった。このようなパーツカタログ作成システムにおいて、設計変更前後の三次元モデルデータを比較することにより、設計変更部分を自動で認識し、そのパーツのみを表示することができれば、製作コストの削減に繋がる。また、上述の特許文献1の技術には、パーツカタログ作成に関することや代替画像に関することの記載がない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設計変更のあったパーツのみを表示するために、設計変更前後の三次元モデルデータを比較し、自動で設計変更部分を特定し、そのパーツに設計変更があったことを示す情報を付加することで、設計変更部分のみを表示することを可能とする。本発明はこのようなパーツカタログを自動で作成するシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成手段と、前記三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力手段と、前記画像生成手段および前記属性情報出力手段の出力とパーツ構成情報を合成しパーツカタログを生成するパーツカタログ生成手段と、を備え、設計変更前と設計変更後の三次元モデルデータを比較し、変更があったパーツを認識可能であることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、新規に追加されたパーツに新規追加であることを示す情報を付加することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、削除されたパーツを設計変更前の三次元モデルデータから抽出し、設計変更後のパーツカタログに追加し、かつ削除されたパーツであることを示す情報を付加することを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、変更があったパーツに変更内容を付加することを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成工程と、前記三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力工程と、前記画像生成工程および前記属性情報出力工程の出力とパーツ構成情報を合成しパーツカタログを生成するパーツカタログ生成工程と、を含み、設計変更前と設計変更後の三次元モデルデータを比較し、変更があったパーツを認識可能であることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、新規に追加されたパーツに新規追加であることを示す情報を付加することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、削除されたパーツを設計変更前の三次元モデルデータから抽出し、設計変更後のパーツカタログに追加し、かつ削除されたパーツであることを示す情報を付加することを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、変更があったパーツに変更内容を付加することを特徴とする。
また、請求項9にかかる発明は、コンピュータに、請求項5〜8の何れか一つに記載のパーツカタログ作成方法を実現させることを特徴とする。
また、請求項10にかかる発明は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とする。
本発明(請求項1)にかかるパーツカタログ作成システムは、設計変更部分を認識し、変更部分のパーツに変更部分であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項2)にかかるパーツカタログ作成システムは、新規追加されたパーツに対し新規追加であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項3)にかかるパーツカタログ作成システムは、従来は表示されなかった削除されたパーツ情報も取り込んだパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項4)にかかるパーツカタログ作成システムは、変更部分のパーツにどのような変更があったかをあらわす情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項5)にかかるパーツカタログ作成方法は、設計変更部分を認識し、変更部分のパーツに変更部分であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項6)にかかるパーツカタログ作成方法は、新規追加されたパーツに対し新規追加であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項7)にかかるパーツカタログ作成方法は、従来は表示されなかった削除されたパーツ情報も取り込んだパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項8)にかかるパーツカタログ作成方法は、変更部分のパーツにどのような変更があったかをあらわす情報を付加したパーツカタログを生成することができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項9)にかかるプログラムは、コンピュータに、請求項5〜8の何れか一つに記載のパーツカタログ作成方法を実現させることができるという効果を奏する。
また、本発明(請求項10)にかかる記録媒体は、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に請求項9に記載のプログラムを記録することにより、請求項5〜8の何れか一つに記載のパーツカタログ作成方法を実現させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるパーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、プログラムおよび記録媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムが適用されるハードウェアの構成を示すブロック図である。図1において、パーツカタログ作成システムは、プログラムにしたがって動作するCPU1、そのプログラムや各種データを一時的に記憶するメモリ(たとえば、ROMやRAM等)2、プログラムや各種データを保存しておく外部記憶装置(たとえば、ハードディスク装置)3、キーボード、マウスなどを有して3次元形状データを含む各種データや指示を入力する入力装置4、3次元形状モデルなどを表示する表示装置5などを備え、各装置はバス6によって接続されている。
図2は、本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける検索表示画面のイメージ例を示したものである。図2−1は検索画面であり、図2−2および図2−3は検索にヒットしたパーツの組付図を示す画面である。これらの図において、符号10は検索画面、符号11はユニット名、符号12は検索キーワードリスト、符号13は検索ボタン、符号14は選択パーツ一覧、符号15,16,17は左右矢印ボタンである。
検索画面10ではまず検索キーワードを入力する。あらかじめ"カバー"や"ギヤ"など部品名によく使用されるキーワードは検索キーワードリスト12内にあり、ここから選んでも良い。入力後、検索ボタン13を押すと、検索にヒットしたパーツ名がリストアップ(選択パーツ一覧14参照)される。マウスカーソルをパーツ名に乗せると右側にそのパーツの単体図が表示される。検索にヒットしたパーツ名の横には(数字)があるが、これはたとえばネジのように同一パーツが複数ある場合はその数を示す。無い場合は(1)となる。
検索にヒットしたパーツ名をクリックすると図2−2の組付図が表示される。組付図は検索にヒットしたパーツがシェーディングおよび赤線で縁取られ強調表示され、その他のパーツは半透明で表示される。ここで、マウスホイールを上下することで画像の拡大縮小ができ、図2−3のように拡大表示ができる。また、下部の左右矢印ボタン17により、組付図を90度回転させて表示、閲覧することができる。ここで画像中の該当パーツをクリックすることで、発注などの別処理を行わせることも可能である。
図2−1において、キーワードを選択して検索ボタン13を押すと、選択パーツ一覧14にパーツ名がリストアップされる。そして、パーツ名をクリックするとパーツの組み付け画面(図2−2あるいは図2−3)が立ち上がる。また、パーツ面の文字上にマウスカーソルをおくと該当するパーツの単体画像が表示される。パーツ単体画像が複数ある場合は、左右矢印ボタンで画像を切り替える。
また、図2−2および図2−3において、画像上でマウスホイールを回すとズームイン/ズームアウトの操作を行なうことができる。また、マウスホイールを押しながらマウスを動かすと視点を移動させることができる。さらに、左右矢印ボタン16,17で視点を切り替えることができる。
図3は、本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムの機能構成を示すブロック図である。本発明は、三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成部24と、三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力部25と、画像生成部24および属性情報出力部25の出力とパーツ構成情報22を合成しパーツカタログ27を生成するパーツカタログ生成部26と、を備え、設計変更前三次元モデルデータ20と設計変更後三次元モデルデータ21を比較し、変更があったパーツを認識可能とするものである。
上記の各処理部は、パーツカタログ作成システムの機能をプログラムで構成し、CPU1、メモリ2、入力装置4や表示装置5等からなるハードウェアを用いてプログラムを実行することにより実現する。また、各記憶部は、メモリ2や外部記憶装置3を用いて実現する。
各3次元モデルデータは、各パーツの形状、大きさ、名称および組み付け状態を記録している。また、パーツ構成情報22は、各パーツの構成が記録されたものである。たとえば、プリンタであれば、外装ユニット、給紙ユニット、書込ユニット等、ある程度のパーツ群をユニットとし、ユニットを組み合わせて1台のプリンタが構成されるが、パーツ構成情報記憶部16はこのような情報および各パーツの管理に必要な情報、たとえば、パーツ名称、ユニット名、部品番号、大きさ、組み付け状態などを記録している。
つぎに、上述した構成において三次元モデルデータを利用したパーツカタログ作成システムの動作例について図4に示すフローチャートを参照し、説明する。この図4に示すように、まず、三次元モデルデータ比較部23において設計変更前三次元モデルデータ20と設計変更後三次元モデルデータ21を解析し、差異データをメモリ2上に生成する(ステップS11)。続いて、画像生成部24において三次元モデルデータを解析し、パーツごとに、単体画像および組み付け図を作成する(ステップS12)。続いて、属性情報抽出部25において組み付け図中のパーツの境界情報を作成する(ステップS13)。続いて、パーツカタログ生成部26において、単体画像、組み付け図、境界情報、およびパーツ構成情報22からパーツ名を抽出してキーワードを作成し、これらのデータを組み合わせてパーツカタログを生成する(ステップS14)。
上述した処理についてさらに説明する。図4のステップS11では、三次元モデルデータ比較部23において、設計変更前三次元モデルデータ20と設計変更後三次元モデルデータ21を比較し、差異のあった部分を差異データとしてメモリ2上に蓄積する。通常、パーツにはユニークなID、いわゆる部品番号が割り振られており、それを比較することで簡単に認識できる。差異は主に、新規追加パーツ、削除パーツ、変更パーツの三種類に分けられる。新規追加パーツは、新規に追加されたパーツであり、生成されるパーツカタログには、パーツのコメントに新規追加であることを示す文字が表示される。削除パーツは、削除されたパーツであり、生成されるパーツカタログには、削除パーツ一覧として、削除されたパーツを閲覧することが可能である。変更パーツは、内容に変更があったパーツであり、変更内容は、部品名称、位置、形状などが考えられるが、生成されるパーツカタログには、パーツのコメントに、差異を解析することにより、どのような変更があったかを示す文字が表示される。
ステップS12では、画像生成部24において、設計変更後三次元モデルデータ21を解析し、パーツごとに、パーツ単体画像、パーツ組付図、パーツ組付拡大を作成する。これらの画像の具体例を図5に示す。まず、図5−1はパーツ全体のイメージ図である。図5−2はパーツ単体画像である。パーツ単体の画像を可能な限り拡大して表示したものである。三次元モデルデータの欠落したパーツの場合、代替画像を使用することができる。代替画像として、実際のパーツを写真に取ったものを使用することで、三次元モデルデータの欠落したパーツであっても、パーツ形状を表現することが可能となる。
図5−3はパーツ組み付け図である。該当パーツのみをシェーディングおよび赤いワイヤーフレームで強調表示し、他のパーツを半透明描画することで、該当パーツの組み付け位置が明瞭になる。図5−3右図以降は図5−3を別角度から見たものである。このように、さまざまな角度からの画像をあらかじめ画像として作成しておくことで、閲覧時の表示速度の向上をはかれる。反対に、より詳細に閲覧したい場合は、あらかじめ画像を作成せずにユーザーからの要求によりそのつど指定の角度からの画像を描画し表示することもできるが、表示速度は遅くなる。
図5−5は図5−3と同様のパーツ組付図であり、それを拡大したものが図5−6のパーツ組付拡大図である。これは単純にパーツを拡大したものではなく、視点の中心位置がパーツ全体の中心から該当パーツの中心へ徐々に移動している。これにより、拡大したときの視点位置変更による違和感が減少する。
図5−7のパーツ組付図は半透明表示ではなくワイヤーフレームで描画することにより該当パーツを際立たせて表示した画像である。図5−8は同一形状のパーツがあった場合のパーツ組付拡大図である。この場合、同一形状のパーツがすべて納まるように拡大表示される。また、それぞれのパーツのみを拡大表示することも可能である。また、差異データを解析し、削除パーツに関しては、設計変更前の三次元モデルデータからデータを抽出し、単体画像のみを生成する。
ステップS13では、属性情報出力部25において、ステップS12で作成されたパーツ組付図中のパーツの境界情報を作成し出力する。この境界情報はパーツカタログの表示クライアントで使用されるもので、たとえば組付図中の任意のポイントをユーザーが指定したときに、全パーツの境界情報を検索し、そのポイントを含むパーツをリストアップするなどの目的に使用可能である。
境界情報の取得方法を図6に示す。図6−1は、該当パーツがすべて収まる最小の直方体、いわゆる境界箱を図示したものである。図6−2は、2次元上で境界箱がすべておさまる最小の長方形を図示したものである。計算のみで2次元上の境界情報を求めた場合、この長方形の範囲となる。図6−3は、該当パーツのみを描いたパーツ組付図である。この画像内を1ドットづつ調べて得られた該当パーツの境界情報を図示したのが青い線の長方形である。
図6−4は、図6−2と図6−3で得られた境界情報の誤差を塗りつぶしたものである。この図で示すとおり、図6−3のように該当パーツのみを描画し境界情報を求める方がより視覚的に違和感無くパーツカタログ表示クライアントなどで選択できる。また、三次元モデルデータが欠落したパーツは、与えられた境界情報を用いて同様に計算する。また、削除パーツに関しては、境界情報は生成しない。
ステップS14では、パーツカタログ生成部26において、画像生成部24で生成された画像、属性情報出力部25で生成された境界情報、パーツ構成情報および差異データからパーツ名を抽出しキーワードを作成し、これらのデータを組み合わせてパーツカタログを生成する。
最終的に抽出した情報を図7に示す。差異情報はステップS11で、パーツ単体画像、パーツ組付図、パーツ組付拡大図はステップS12で、境界情報はステップS13で説明したとおりである。パーツ名はパーツ構成情報から抽出したデータであり、各パーツの名称である。部品番号はパーツ構成情報から抽出したデータであり、各パーツに採番された番号である。ただし、すべて数字とは限らず、必要に応じて記号などが含まれる場合がある。また、同一形状のパーツは部品番号が同じである。ユニット名はパーツ構成情報から抽出したデータであり、パーツの集合の名称である。1つ以上のパーツの集合をユニットと呼ぶ。差異情報は三次元モデルデータ比較部で抽出したデータであり、コメントとして表示される情報である。
ところで、本発明は、上述した実施の形態のみに限定されたものではない。上述した実施の形態のパーツカタログ作成システムを構成する各機能をそれぞれプログラム化して、あらかじめ記録媒体に書き込んでおき、この記録媒体に記録されたこれらのプログラムをコンピュータに備えられたメモリあるいは記憶装置に格納し、そのプログラムを実行することによって、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体も本発明を構成することになる。
また、上記プログラムは、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することによって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
なお、上述した実施の形態の機能を実現するプログラムは、ディスク系(たとえば、磁気ディスク、光ディスク等)、カード系(たとえば、メモリカード、光カード等)、半導体メモリ系(たとえば、ROM、不揮発性メモリ等)、テープ系(たとえば、磁気テープ、カセットテープ等)等のいずれの形態の記録媒体で提供されてもよい。あるいは、ネットワークを介して記憶装置に格納されたプログラムをサーバコンピュータから直接供給を受けるようにしてもよい。この場合、このサーバコンピュータの記憶装置も本発明の記録媒体に含まれる。
このように、上述した実施の形態の機能をプログラム化して流通させることによって、コストの低廉化、および可搬性や汎用性を向上させることができる。
以上説明したようにこの実施の形態によれば、設計変更があった場合でも低コストでパーツカタログを生成することができる。特に、設計変更部分を認識し、変更部分のパーツに変更部分であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができる。また、新規追加されたパーツに対し新規追加であることを示す情報を付加したパーツカタログを生成することができる。また、従来は表示されなかった削除されたパーツ情報も取り込んだパーツカタログを生成することができる。また、変更部分のパーツにどのような変更があったかをあらわす情報を付加したパーツカタログを生成することができる。
以上のように、本発明にかかるパーツカタログ作成システム、パーツカタログ作成方法、プログラムおよび記録媒体は、部品の設計変更状況などを管理したり閲覧する作業などに有用であり、特に、三次元モデルデータから各パーツ、全体図、組付図のイメージを作成し、それらの画像を用いたパーツカタログを自動で作成する技術に適している。
本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムが適用されるハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける検索表示画面例を示す説明図である。 図2−1の検索表示画面からパーツ名と部品番号を表示する例(1)を説明図である。 図2−1の検索表示画面からパーツ名と部品番号を表示する例(2)を説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ全体例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ単体例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図例(1)を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図例(2)を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図の全体表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図の拡大表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図のワイヤー表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおけるパーツ組み付け図の複数パーツでの拡大表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける該当パーツが収まる3次元の境界箱の表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける該当パーツが収まる2次元の境界箱の表示例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける該当パーツの境界情報の表示例を示す説明図である。 図6−2と図6−3で得られた境界情報の誤差を塗りつぶした例を示す説明図である。 本発明の実施の形態にかかるパーツカタログ作成システムにおける抽出情報を示す図表である。
符号の説明
1 CPU
2 メモリ
3 外部記憶装置
4 入力装置
5 表示装置
10 検索画面
11 ユニット名
12 検索キーワードリスト
13 検索ボタン
14 選択パーツ一覧
20 設計変更前三次元モデルデータ
21 設計変更後三次元モデルデータ
22 パーツ構成情報
23 三次元モデルデータ比較部
24 画像生成部
25 属性情報出力部
26 パーツカタログ生成部

Claims (10)

  1. 三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成手段と、
    前記三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力手段と、
    前記画像生成手段および前記属性情報出力手段の出力とパーツ構成情報を合成しパーツカタログを生成するパーツカタログ生成手段と、
    を備え、
    設計変更前と設計変更後の三次元モデルデータを比較し、変更があったパーツを認識可能であることを特徴とするパーツカタログ作成システム。
  2. 前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、新規に追加されたパーツに新規追加であることを示す情報を付加することを特徴とする請求項1に記載のパーツカタログ作成システム。
  3. 前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、削除されたパーツを設計変更前の三次元モデルデータから抽出し、設計変更後のパーツカタログに追加し、かつ削除されたパーツであることを示す情報を付加することを特徴とする請求項1に記載のパーツカタログ作成システム。
  4. 前記パーツカタログ生成手段は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、変更があったパーツに変更内容を付加することを特徴とする請求項1に記載のパーツカタログ作成システム。
  5. 三次元モデルデータから三次元モデルを構成する各パーツの単体画像と、全パーツを組み付けた状態で該当パーツのみを強調表示した組付図との作成を行う画像生成工程と、
    前記三次元モデルデータから各パーツイラストの組付図中の位置、高さ、幅などの境界情報を算出し出力する属性情報出力工程と、
    前記画像生成工程および前記属性情報出力工程の出力とパーツ構成情報を合成しパーツカタログを生成するパーツカタログ生成工程と、
    を含み、
    設計変更前と設計変更後の三次元モデルデータを比較し、変更があったパーツを認識可能であることを特徴とするパーツカタログ作成方法。
  6. 前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、新規に追加されたパーツに新規追加であることを示す情報を付加することを特徴とする請求項5に記載のパーツカタログ作成方法。
  7. 前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、削除されたパーツを設計変更前の三次元モデルデータから抽出し、設計変更後のパーツカタログに追加し、かつ削除されたパーツであることを示す情報を付加することを特徴とする請求項5に記載のパーツカタログ作成方法。
  8. 前記パーツカタログ生成工程は、設計変更後の三次元モデルデータにより生成したパーツカタログを生成し、変更があったパーツに変更内容を付加することを特徴とする請求項5に記載のパーツカタログ作成方法。
  9. コンピュータに、請求項5〜8の何れか一つに記載のパーツカタログ作成方法を実現させることを特徴とするプログラム。
  10. コンピュータが読み取り可能な記録媒体であって、請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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