[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2008172085A - 窒化物半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

窒化物半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2008172085A
JP2008172085A JP2007004786A JP2007004786A JP2008172085A JP 2008172085 A JP2008172085 A JP 2008172085A JP 2007004786 A JP2007004786 A JP 2007004786A JP 2007004786 A JP2007004786 A JP 2007004786A JP 2008172085 A JP2008172085 A JP 2008172085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitride semiconductor
electrode
oxide film
film
titanium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007004786A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Kaneko
信男 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP2007004786A priority Critical patent/JP2008172085A/ja
Publication of JP2008172085A publication Critical patent/JP2008172085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

【課題】窒化物半導体装置においてリーク電流の低減が要求されている。
【解決手段】 本発明に従うSBDを形成する方法は、窒化物半導体2の上にチタン膜8及びアルミニウム膜9を電子ビーム蒸着法で形成する工程を有する。チタン膜8及びアルミニウム膜9を電子ビーム蒸着法で形成する時に自然発生的に極く薄いチタン酸化膜10がチタン膜8と窒化物半導体2との間に生じる。この極く薄いチタン酸化膜10を窒化物半導体2の上に残存させて表面安定化膜として使用し、リーク電流を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は安定化した表面を有する電界効果トランジスタ(FET)、ショットキーバリアダイオード(SBD)等の窒化物半導体装置及びその製造方法に関する。
結晶構造を有する半導体の表面には、周知の表面準位即ちトラップが存在する。この表面準位にキャリア(例えば電子)が捕獲されると、半導体領域の表面が電気的に不安定になり、且つリーク電流が増大する。一般的に半導体装置の耐圧はリーク電流に基づいて決定されるので、リーク電流の大きい半導体装置の耐圧は低くなる。
半導体領域の表面の帯電荷に基づく別の問題として2次元電子ガス層(2DEG層)を電流通路として使用するSBD(ショットキーバリアダイオード)及びHEMT(High Electron Mobility Transistor)における電流狭窄即ち電流コラプスがある。更に詳しく説明すると、HEMTは周知のように電子走行層と電子供給層とを備えた主半導体領域と、この主半導体領域の表面上に設けられたソース電極、ドレイン電極及びゲート電極とから成る。電子走行層と電子供給層とのヘテロ接合に基づくピエゾ分極と自発分極、又は自発分極に起因して電子走行層中に2次元電子ガス層(2DEG層)が生じ、この2DEG層が電流通路即ちチャネルとして機能する。ところで、例えば、特開2004−214471号公報(特許文献1)に開示されているように、HEMTを交流回路で使用すると、電子供給層の表面における表面準位(トラップ)に負電荷(電子)が捕獲され、この負電荷に起因して2DEG層の電子濃度が減少し、交流動作時の最大ドレイン電流が直流動作時の最大ドレイン電流よりも低減する現象即ち電流コラプスが生じる。
半導体の表面を安定化させるために、シリコン半導体表面に二酸化チタン膜(TiO2)膜を形成することが特開昭54−15668号公報(特許文献2)に開示されている。また、特開2001−284578号公報(特許文献3)及び特開2003−37117号公報(特許文献4)にGaAs半導体表面に二酸化チタン(TiO2)膜を形成することが開示されている。しかし、これ等の特許文献には、GaN,AlGaN等の窒化物半導体の表面安定化に関する具体的な記載がない。
ワイドギャップを有する窒化物半導体は、高出力、高耐圧パワーデバイスを構成するために適する。しかし、窒化物半導体においても、Si、GaAs等と同様に半導体表面のリーク電流、及び電流コラプスの問題がある。従って、比較的容易且つ低コストに形成でき且つ比較的高い表面安定化性能を有する表面安定化膜が要求されている。
特開2004−214471号公報 特開昭54−15668号公報 特開2001−284578号公報 特開2003−37117号公報
本発明が解決しようとする課題は、窒化物半導体装置において比較的容易且つ低コストに形成でき且つ比較的高い表面安定化性能を有する表面安定化膜が要求されていることであり、本発明の目的は、上記要求に応えることができる窒化物半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決し、上記目的を達成するための本発明は、少なくとも1つのオーミック電極を有する窒化物半導体装置の製造方法であって、
窒化物半導体の一方の主面にチタン(Ti)と窒化物半導体に対してオーミック接触することが可能な金属とを順次に被着させてチタン膜と金属膜とを得ると同時に、前記チタン膜と前記窒化物半導体との界面にチタン酸化膜を得る工程と、
前記金属膜及び前記チタン膜を選択的に除去して電極を形成する同時に前記窒化物半導体の前記一方の主面上に表面安定化膜として前記チタン酸化膜を残存させる工程と
を備えていることを特徴とする窒化物半導体装置の製造方法に係わるものである。
なお、本願において、窒化物半導体に対してオーミック接触することが可能な金属とは、当該金属が単体で或いはチタン(Ti)と共に熱処理されることによって窒化物半導体に対して低抵抗接触することが可能な金属を意味する。
なお、請求項2に示すように、更に、前記窒化物半導体の一方の主面に残存しているチタン酸化膜の少なくとも一部を覆うようにシリコン酸化膜を形成する工程であって、前記チタン膜と前記窒化物半導体との間にオーミック接触が得られる温度よりも低い温度状態で前記シリコン酸化膜を形成する工程と、次に、前記チタン膜と前記金属膜とから成る電極と前記窒化物半導体との間にオーミック接触を得るために、前記電極及び前記チタン酸化膜及び前記シリコン酸化膜を伴なった前記窒化物半導体に熱処理を施す工程とを備えていることが望ましい。
また、請求項3に示すように、更に、シリコン酸化膜を選択的に除去して前記チタン酸化膜の一部又は前記窒化物半導体の一部を露出させる工程と、前記露出された前記チタン酸化膜の一部又は窒化物半導体の一部の上にショットキーバリア電極を形成する工程とを備えていることが望ましい。
また、請求項4に示すように、更に、前記シリコン酸化膜及び前記ショットキーバリア電極を覆うように前記窒化物半導体の一方の主面に絶縁膜を形成する工程と、前記シリコン酸化膜及び前記絶縁膜を選択的に除去して前記オーミック電極の一部と前記ショットキーバリア電極の一部を露出させる工程と、前記オーミック電極及び前記ショットキーバリア電極の上にパッド電極層を形成する工程とを備えていることが望ましい。
また、請求項5及び12に示すように、前記窒化物半導体は、第1の窒化物半導体から成る第1の半導体層と、前記第1の半導体層とのヘテロ接合に基づいて2次元キャリアガス層を前記第1の半導体層に生じさせることが可能な第2の窒化物半導体から成る第2の半導体層とを備えていることが望ましい。
また、請求項6及び11に示すように、前記金属膜はアルミニウム(Al)膜であることが望ましい。
また、請求項7に示すように、一方及び他方の主面を有する窒化物半導体と、
前記窒化物半導体の一方の主面上に形成された少なくとも第1及び第2の電極と、前記窒化物半導体の前記一方の主面上の前記第1及び第2の電極間の少なくとも一部に配置され且つ前記窒化物半導体の前記一方の主面にチタンを被着した時に自然発生的に生じたチタン酸化膜と、前記チタン酸化膜の上のチタンを除去した後に配置されたシリコン酸化膜とを備えていることが望ましい。
また、請求項8に示すように、前記チタン酸化膜は、3nm以下の厚みを有していることが望ましい。
また、請求項9に示すように、前記第1の電極は前記窒化物半導体にオーミック接触しているオーミック電極であり、前記第2の電極は前記窒化物半導体にショットキー接触しているショットキー電極であることが望ましい。
また、請求項10に示すように、前記チタン酸化膜は、前記ショットキー電極と前記窒化物半導体との間に配置されておらず、この間以外の前記窒化物半導体の表面の少なくとも一部に配置されていることが望ましい。
また、請求項13に示すように、更に、前記窒化物半導体の前記一方の主面において前記第1の電極を基準にして前記第2の電極よりも遠い位置に配置されている第3の電極を備え、前記第3の電極は前記窒化物半導体の前記一方の主面にオーミック接触していることが望ましい。
窒化物半導体の一方の主面にチタン(Ti)を被着させてチタン膜を形成すると、チタン膜と窒化物半導体との界面にチタン酸化膜が自然発生的に生じることが確認された。ここで、自然発生的とは、特別な酸化処理工程を設けないでチタン酸化膜が得られることを意味する。特別な酸化処理工程を設けない場合であっても、チタン(Ti)を被着するための装置(例えば電子ビーム蒸着装置)のチャンバー内、窒化物半導体の主面、及び窒化物半導体の内部のいずれか1つ又は複数に存在する僅かな酸素とチタンとが反応してTiOx(xは酸素の割合を示す2又は2よりも小さい数値である。)で示すことができる極めて薄いチタン酸化膜が得られる。この自然発生的に形成された極めて薄いチタン酸化膜は、特別な酸化処理工程によって形成した比較的厚いチタン酸化膜よりも窒化物半導体の表面安定化膜として好適であり、窒化物半導体の表面のリーク電流を良好に抑制する。従って、本発明は次の効果を有する。
(1)特別な酸化処理工程を設けないでチタン酸化膜を得るので、製造工程が簡略化され、製造コストの低減を図ることができる。
(2)自然発生的に形成された極めて薄いチタン酸化膜によって窒化物半導体の表面のリーク電流を良好に抑制することができる。
また、請求項5及び12に示すように、窒化物半導体が第1の半導体層と該第1の半導体層とヘテロ接合している第2の半導体層とを備え、第1の半導体層に2次元キャリアガス層が生じる場合には、極めて薄いチタン酸化膜によって窒化物半導体の表面が安定化されるために電流コラプスを良好に抑制することができる。
また、請求項10に示すように、チタン酸化膜をショットキー電極と窒化物半導体との間に配置しない構成にすることにより、電流コラプスによるオン抵抗の増大を良好に抑えられることができる。通常、リーク電流の低減と電流コラプスによるオン抵抗の増大抑制はトレードオフの関係にあるが、チタン酸化膜が非常に薄く且つショットキー電極の下にチタン酸化膜を設けない場合には、リーク電流の低減と電流コラプスによるオン抵抗の増大抑制とが両立可能となる。例えばAlGaN/GaNヘテロ接合を有する本発明に従うFETやSBDにおいては、チタン酸化膜によって表面安定化しない従来のこれらに比べてリーク電流が1桁以上低減した。また、本発明に従うSBDの逆方向電圧印加後のオン抵抗はチタン酸化膜によって表面安定化しない従来のSBDに比べて1/2以下に低減できた。
次に、本発明の実施形態に従う窒化物半導体装置及びその製造方法を図1〜図6を参照して説明する。
図1に窒化物半導体装置としての2次元電子ガス層(2DEG層)を有するショットキーバリアダイオード(SBD)が製造工程順に示されている。SBDを製造する時には、先ず図1(A)に示す支持基板1の上に例えばMOCVD方法でエピタキシャル成長された窒化物半導体2を有する半導体ウエーハ(半導体基体)を用意する。支持基板1は例えば単結晶シリコン半導体から成る。窒化物半導体2は、支持基板1の上に順次に配置されたバッファ層3と、電子走行層と呼ぶこともできるGaNから成る第1の半導体層4と、電子供給層と呼ぶこともできるAlGaNから成る第2の半導体層5とを有している。次に、窒化物半導体2の各層3,4,5を更に詳しく説明する。
支持基板1上に形成されたバッファ層3は、AlN(窒化アルミニウム)から成る第1のサブレイヤーとGaN(窒化ガリウム)から成る第2のサブレイヤーとが交互に積層された多層構造バッファである。このバッファ層3はSBDの動作に直接に関係していないので、これを省くこともできる。また、バッファ層3の半導体材料をAlN,GaN以外のものに置き換えること、又はバッファ層8を単層構造にすることもできる。
バッファ層3の上に形成された電子走行層としての第1の半導体層4は、チャネル層と呼ぶこともできるものであり、この実施例では不純物無添加のアンドープGaN(窒化ガリウム)で形成されている。この第1の半導体層4は第2の半導体層5と異なる半導体材料から成り、隣接する第2の半導体層5との間にヘテロ接合が形成されている。このヘテロ接合に基づいて周知のピエゾ分極と自発分極、又は自発分極が第2の半導体層5に生じ、この分極に基づく電界によって第1の半導体層4のヘテロ接合の近傍領域に点線で示すように周知の2DEG層6が生じる。
電子供給層としての第2の半導体層5は、第1の半導体層4の上に配置され、好ましくは次式で示される窒化物半導体から成る。
AlxGa1-xN,
ここで、xは0<x<1を満足する数値であり、好ましくは0.2〜0.4であり、より好ましくは0.3である。
AlGaNから成る第2の半導体層5には導電型決定不純物が添加されていないが、第2の半導体層5はn型半導体と同様な機能を有し、nライク半導体と呼ぶことができるものである。但し、第2の半導体層5をn型不純物が添加された窒化物半導体(例えばn型AlGaN)に置き換えることもできる。AlGaNから成る第2の半導体層5の格子定数は、GaNから成る第1の半導体層4よりも小さい格子定数を有する。従って、第1の半導体層4と第2の半導体層5とのヘテロ接合に基づいて周知のピエゾ分極及び自発分極が第2の半導体層5に生じる。また、第2の半導体層5が格子緩和されている場合には、自発分極のみが生じる。既に説明したように、この第2の半導体層5の分極の電界に基づいて第1の半導体層4の上部に点線で示す周知の2DEG層6が生じる。この2DEG層6は、窒化物半導体2の一方の主面7に対して平行な方向に自由度を有する電子(キャリア)を含み、電流通路として機能する。
第2の半導体層5は、比較的薄く形成されているので、窒化物半導体2の一方の主面7に対して垂直な方向の抵抗は無視できる程小さく、一方の主面7に平行な方向(横方向)の抵抗は垂直方向よりも大きい。このため、第2の半導体層5の横方向の電流は無視できる程小さい。
次に、SBDの第1の電極としてのオーミック電極を形成するために、窒化物半導体2の一方の主面7の上にチタン(Ti)とアルミニウム(Al)とを周知の電子ビーム蒸着法によって順次に被着させ、例えば5〜50nm厚みのチタン膜8と例えば100〜1000nm厚みのアルミニウム膜9と得る。更に詳しくは、電子ビーム蒸着装置の真空チャンバー(図示せず)内に支持基板1を伴った窒化物半導体2を配置し、蒸着源としてのチタンを電子ビームで加熱してチタンを蒸発させ、窒化物半導体2の一方の主面7上にチタン(Ti)を被着させる。この時、支持基板1を伴った窒化物半導体2を周知の加熱ホルダ(図示せず)で保持し且つ例えば120℃で加熱する。なお、この加熱温度を適当の範囲(例えば100〜400℃の範囲)で変えることができる。また、真空チャンバー内の真空度を例えば1×10-7〜1×10-5Pa程度の高真空にする。ところで、電子ビーム蒸着装置のチャンバー内が高真空であってもチャンバー内に僅かに酸素が含まれている。また、支持基板1を伴った窒化物半導体2の内部及び表面に僅かに酸素が含まれている。チャンバー内の酸素、支持基板1を伴った窒化物半導体2の内部の酸素、及び支持基板1を伴った窒化物半導体2の表面の酸素の内の1つ又は複数は、電子ビーム蒸着法でチタンを窒化物半導体2の一方の主面7上に蒸着させることを開始すると同時にチタンの酸化に寄与する。これにより、図1(A)に示すようにチタン膜8と窒化物半導体2との界面にチタン酸化膜10が自然発生的に形成される。チャンバー内の酸素、支持基板1を伴った窒化物半導体2の内部の酸素、及び支持基板1を伴った窒化物半導体2の表面の酸素の合計量は極めて僅かであるので、チタン膜8の全体が酸化されない。チタン酸化膜10はTiOx(xは酸素の割合を示す2又は2よりも小さい数値である。)で示すことができ、1〜10オングストローム、好ましくは1〜4オングストロームの厚みを有する。このチタン酸化膜10の厚みはチタン(Ti)原子の数個の厚みに相当する。チタン酸化膜10は自然発生的に形成されたものであるので、窒化物半導体2の表面に良好に密着しており、窒化物半導体の表面安定化膜として好適なものであり、窒化物半導体2の表面のリーク電流の抑制に寄与する。
次に、図1(A)のチタン膜8及びアルミニウム膜9を周知の選択エッチング法によって選択的に除去し、図1(B)に示すようにチタン膜8及びアルミニウム膜9から成る第1の電極11を形成する。この第1の電極11を形成する時には、図1(A)のアルミニウム膜9の上面の一部分、即ち図1(B)の第1の電極11に対応する部分、のみに周知のレジストマスク(図示せず)を形成し、弗酸を主成分とする周知の弗酸系エッチング液を使用して第1の電極11以外のチタン膜8及びアルミニウム膜9をエッチングで除去し、第1の電極11以外の窒化物半導体2の表面及び第1の電極11の下にチタン酸化膜10を残存させる。チタン酸化膜10は極薄いので第1の電極11の機能をほとんど妨害しない。
次に、図1(C)に示すように第1の電極11及び露出しているチタン酸化膜10の上全体にシリコン酸化膜12を周知のプラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)で形成する。なお、このプラズマCVDでシリコン酸化膜12を形成する時の窒化物半導体2の温度を、窒化物半導体2におけるN(窒素)の離脱(解離)が生じない温度であって且つ第1の電極11のオーミック接触を得るための熱処理温度よりも低い温度(例えば20〜400℃)に設定する。
次に、第1の電極11のオーミック接触を得るために図1(C)に示すシリコン酸化膜12を伴っている第1の電極11及び窒化物半導体2を例えば500℃で加熱する。これにより、チタン膜8及びアルミニウム膜9から成る第1の電極11とチタン酸化膜10と窒化物半導体2との合金化反応が生じ、第1の電極11のオーミック接触が得られる。なお、図示を簡略化するために図1(C)〜(E)においては合金化層が特別に示めされていない。この加熱処理時において、第1の電極11で覆われていない窒化物半導体2の表面がチタン酸化膜10を介してシリコン酸化膜12で覆われているので、シリコン酸化膜12が窒化物半導体2におけるN(窒素)の離脱(解離)を防止する。もし、窒化物半導体2におけるN(窒素)の離脱(解離)が生じると、窒化物半導体2に表面準位(トラップ)が生じ、窒化物半導体2の上の2つの電極間におけるリーク電流の増大、電流コラプスの増大を招く。これに対し、本実施例ではシリコン酸化膜12を形成した後にオーミック接触を得るための加熱処理を施すので、表面準位(トラップ)の発生を抑制し、リーク電流及び電流コラプスを抑制することができる。このオーミック接触を得るための加熱処理の温度は、第1の電極11のオーミック接触が得られる範囲(例えば、400〜600℃)で任意に変えることができる。。
次に、図1(D)に示すショットキーバリア電極として機能する第2の電極13を形成する。この第2の電極13を形成する時には、先ず、シリコン酸化膜12に開孔14を形成し、且つチタン酸化膜10にも開孔15を形成する。開孔14,15は、シリコン酸化膜12及びチタン酸化膜10の第2の電極13に対応する部分以外を周知のレジストマスク(図示せず)で覆い、シリコン酸化膜12の第2の電極13に対応する部分を例えばフッ酸とフッ化アンモニウムとエチレングリコールとからなるエッチング液を使用して選択的にエッチングで除去し、続いてチタン酸化膜10も例えば選択的にフッ酸と水とからなるエッチング液を使用して選択的にエッチングで除去することによって得られる。なお、開孔14,15の形成に続いて窒化物半導体2の一部もエッチングで除去し、リセス(凹状)構造にすることもできる。次に、開孔14,15から露出している窒化物半導体2の上に窒化物半導体2にショットキー接触することが可能な金属(例えば、ロジウム)を周知のスパッタ法で被着させ、第2の電極13を形成する。この実施例では第2の電極13がシリコン酸化膜12の上にも延在している。なお、第2の電極13をロジウム以外の例えばNi層とAu層の積層体で形成することもできる。
なお、第1の電極11のオーミック接触を得るための加熱処理を、開孔14、15の形成後に行ってもよい。
次に、図1(E)に示す開孔18、19を有する保護絶縁膜としての第2のシリコン酸化膜16を形成する。この第2のシリコン酸化膜12を形成する時には、まず、図1(D)のシリコン酸化膜12及び第2の電極13の上全体にプラズマCVD法でシリコン酸化膜を形成し、次に周知のレジストマスク(図示せず)を形成して第2のシリコン酸化膜を選択的にエッチングすることによって開孔18、19を得る。なお、開孔18に露出する第1のシリコン酸化膜12も連続的にエッチングして開孔17を形成し、第1の電極11を露出させる。
次に、開口17、18、19を埋めるように例えば金(Au)をスパッタ法で被着させ、第1及び第2の電極11、13の上に残存するようにエッチングすることによって図1(E)に示す第1及び第2のパッド電極20、21を形成し、SBDを完成させる。
図1(E)に示す完成したSBDの第1及び第2の電極11、13間のリーク電流を測定したところ、100Vの逆方向電圧印加時において約1×10-5A/mmであった。比較のためにチタン酸化膜10を設けない他は、図1(E)と同一構造のSBDを作成し、同一条件でリーク電流を測定したところ、約1×10-4A/mmであった。
電流コラプス抑制を調べるために、図1(E)に示すSBDに逆方向電圧Vr(V)を印加し、その直後に順方向電圧を印加してオン抵抗Ron(Ω・mm)を測定したところ、図2の特性線Aに示す結果が得られた。比較のために、図1(E)からチタン酸化膜10を省いた他は図1(E)と同一の構成のSBDを作り、これに逆方向電圧Vrを印加し、その後に順方向電圧を印加してオン抵抗Ronを測定したところ、図2の特性線Bに示す結果が得られた。図2の特性線A、Bの比較から明らかなように本実施例のSBDの逆方向電圧印加後のオン抵抗Ronは、従来のこれよりも1/2以上小さくなっている。
上述から明らかなように本実施例は次の効果を有する。
(1)チタン酸化膜10を形成するために特別な酸化処理工程が要求されないので、製造工程が簡略化され、製造コストの低減を図ることができる。
(2)自然発生的に形成された極めて薄いチタン酸化膜10は窒化物半導体2の表面のリーク電流を良好に抑制する。
(3)第1のシリコン酸化膜12をプラズマCVDで比較的低温で形成し、チタン酸化膜10を介して第1のシリコン酸化膜12で窒化物半導体2の表面を覆った後に第1の電極11のオーミック接触を得るための加熱処理を施すので、窒化物半導体2におけるN(窒素)の離脱(解離)が防止され、窒化物半導体2の表面準位即ちトラップの発生が抑制される。これによりリーク電流及び電流コラプスが抑制される。
(4)ショットキーバリア電極として機能する第2の電極13と窒化物半導体2との間にチタン酸化膜10が介在しないので、電流コラプスが抑制される。即ち、もし、第2の電極13と窒化物半導体2との間にチタン酸化膜10が介在しても、チタン酸化膜10は極めて薄いので、第2の電極13はショットキーバリア電極として機能する。しかし、第2の電極13の下にチタン酸化膜10を残存させると、電流コラプスによるオン抵抗の増大を招く。ショットキーバリア電極の下にチタン酸化膜が配置されている特許文献3及び4等の従来のHEMTと同様な原理で構成した従来のSBDよりも電流コラプスに起因するオン抵抗の増大が少ない。即ち、通常、リーク電流の低減と電流コラプスによるオン抵抗の増大抑制はトレードオフの関係にあるが、チタン酸化膜が非常に薄く且つショットキー電極の下にチタン酸化膜を設けない場合には、リーク電流の低減と電流コラプスによるオン抵抗の増大抑制とが両立可能となる。例えば本実施例に従うAlGaN/GaNヘテロ接合を有するSBDにおいては、チタン酸化膜によって表面安定化しない従来のこれらに比べてリーク電流が1桁以上低減し、また、SBDの逆方向電圧印加後のオン抵抗はチタン酸化膜によって表面安定化しない従来のSBDに比べて1/2以下に低減する。
次に、図3を参照して実施例2のSBDを説明する。但し、図3において図1と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図3のSBDは、図1のSBDの第2の電極13と窒化物半導体2との間にチタン酸化膜10を残存させ、この他は図1と同一に形成したものである。従って、図3のSBDの製造工程の大部分は図1のSBDの製造工程と同一である。図3においては、図1(C)の工程の後に、図3(A)に示すように第1のシリコン酸化膜12に開孔14を形成するが、チタン酸化膜10には開孔を形成しない工程を設ける。第2の電極13は、図3(B)に示すようにチタン酸化膜10の上に形成する。チタン酸化膜10は極めて薄いので、第2の電極13と窒化物半導体2とのショットキー接合は可能である。
実施例1において既に説明したように第2の電極13の下にチタン酸化膜10を残存させると、電流コラプスの点で不利である。しかし、SBDが電流コラプスを問題としない回路に使用される場合には、SBDを図3の構造にすることができる。なお、図3のSBDによってもリーク電流低減効果は図1にSBDと同様に得られる。
次に、図4を参照して実施例3のHEMTを説明する。但し、図4において図1と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図4のHEMTは図1のSBDに第3の電極30と第3のパッド電極32とを付加し、この他は図1と実質的に同一に形成されている。第3の電極30は、窒化物半導体2にオーミック接触する電極であって、第1の電極20と同一構造を有し、チタン酸化膜10上に配置されたチタン層31とアルミニウム層32とから成る。第3の電極30の下のチタン酸化膜10は、図4(A)に示すようにチタン層8とアルミニウム層とを形成する時に自然発生的に形成された極く薄い膜である。第3の電極30は、図4(B)に示すように第1の電極11と同時に同一方法で形成される。
図4(C)から明らかなように、ショットキー電極として機能する第2の電極13は、第1及び第3の電極11、30の間に配置されている。従って、本実施例では第1の電極11がHEMTのドレイン電極、第2の電極13がゲート電極、第3の電極30がソース電極として使用される。
図4の実施例のHEMTはノーマリオン型であるので、ゲート電極としての第2の電極13に電圧を印加しない状態でも2DEG層6が形成され、第1及び第3の電極11、30間がオン状態になる。HEMTをオフ状態にする時には、ソース電極としての第3の電極30よりもゲート電極としての第2の電極13の電位を低くする。これにより、第2の電極13と窒化物半導体2との間のショットキー接合が逆バイアス状態となり、空乏層によって2DEG層6が分断され、第1及び第3の電極11、30間がオフ状態となる。
図4(C)に示すHEMTにおけるチタン酸化膜10は、図1(E)のSBDにおけるチタン酸化膜10と同一の機能を有し、第1及び第3の電極11、30間のリーク電流の抑制及び電流コラプスの抑制に寄与する。
図5の特性線Cは、図4のHEMTのオフ時におけるドレイン・ソース間電圧VDSと対数で示すリーク電流Irとの関係を示す。特性線Dは、比較のために図4(C)からチタン酸化膜10を省いた他は図4(C)と実質的に同一に形成した比較例のHEMTのドレイン・ソース間電圧VDSとリーク電流Irとの関係を示す。特性線C、Dの比較から明らかなように、チタン酸化膜10を設けることによりリーク電流Irが1桁以上低減する。
図4のHEMTにおいても電流コラプスが生じる。しかし、図1のSBDの場合と同様に電流コラプスを抑制することができる。従って、図4のHEMTの実施例によっても図1の実施例と同様な効果を得ることができる。
図4のHEMTの変形として、図3のSBDの場合と同様にゲート電極としての第2の電極13と窒化物半導体2との間にチタン酸化膜10を残存させることができる。
図6は実施例4に従うMESFET(Metal Semiconductor FET)を説明する。但し、図6において図4と実質的に同一の部分に同一の符号を付してその説明を省力する。
図6のMESFETは、図4の窒化物半導体2を、バッファ層3とn型半導体層4aとから成る窒化物半導体2aに変形し、この他は図4と実質的に同一に構成したものである。図6のMESFETにおいては、n型GaNから成るn型半導体層4aが活性層即ち電流通路として機能する。第1及び第3の電極11及び30はn型半導体層4aにオーミック接触し、第2の電極13はn型半導体層4aにショットキー接触している。なお、第1及び第3の電極11、30とn型半導体層4aとの間にn+型GaN等のコンタクト層を追加することができる。
図6のMESFETにおけるチタン酸化膜10も図4のHEMTにおいて同一符号で示すものと同様に機能し、図4の実施例と同様な効果を得ることができる。
なお、図6のMESFETにおいても、第2の電極13と窒化物半導体2aとの間にチタン酸化膜10を残存させることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形も可能なものである。
(1)各実施例における各半導体層4,4a、5の導電型を各実施例と逆にすることができる。例えば、HEMTにおいてはn型として機能する第2の半導体層5の代わりにp型半導体層を設けると、このp型半導体層は正孔供給層として機能し、第1の半導体層4に二次元正孔ガス層が生じる。
(2)支持基板1をシリコン以外のシリコン化合物、又はサファイア、又は3−5族化合物半導体で形成することができる。
(3)チタン膜8及びアルミニウム膜9を電子ビーム蒸着法以外の方法、例えばスパッタリング法等で形成することもできる。
(4)アルミニウム膜9の代りに窒化物半導体2に対してオーミック接触することが可能な別な金属膜を設けることができる。
(4)本発明をSBD、HEMT,MESFET以外の窒化物半導体装置にも適用することができる。
(5)窒化物半導体2の第1及び第2の半導体層の間に周知のスペーサ層を配置すること、又は第2の半導体層の上に周知のキャップ層を配置することができる。
(6)第1及び第3の11,30と窒化物半導体2との間にオーミックコンタクト層を配置することもできる。
(7)窒化物半導体2にリセスを形成し、ここに第1及び第3の11,30を配置することもできる。
本発明の実施例1のSBDを製造工程順に示す断面図である。 図1のSBD及び比較例のSBDの逆方向電圧と逆方向電圧印加後のオン抵抗との関係を示す図である。 本発明の実施例2のSBDを製造工程順に示す断面図である。 本発明の実施例3のHEMTを製造工程順に示す断面図である。 図4のHEMT及び比較例のHEMTのオフ時におけるドレイン・ソース間電圧VDSとリーク電流Irとの関係を示す図である。 本発明の実施例4のMESFETを製造工程順に示す断面図である。
符号の説明
1 支持基板
2 窒化物半導体
8 チタン膜
9 アルミニウム膜
10 チタン酸化膜
11 第1の電極
13 第2の電極
30 第3の電極

Claims (13)

  1. 少なくとも1つのオーミック電極を有する窒化物半導体装置の製造方法であって、
    窒化物半導体の一方の主面にチタン(Ti)と窒化物半導体に対してオーミック接触することが可能な金属とを順次に被着させてチタン膜と金属膜とを得ると同時に、前記チタン膜と前記窒化物半導体との界面にチタン酸化膜を得る工程と、
    前記金属膜及び前記チタン膜を選択的に除去して電極を形成すると同時に前記窒化物半導体の前記一方の主面上に表面安定化膜として前記チタン酸化膜を残存させる工程と
    を備えていることを特徴とする窒化物半導体装置の製造方法。
  2. 更に、前記窒化物半導体の一方の主面に残存しているチタン酸化膜の少なくとも一部を覆うようにシリコン酸化膜を形成する工程であって、前記チタン膜と前記窒化物半導体との間にオーミック接触が得られる温度よりも低い温度状態で前記シリコン酸化膜を形成する工程と、
    次に、前記チタン膜と前記金属膜とから成る電極と前記窒化物半導体との間にオーミック接触を得るために、前記電極及び前記チタン酸化膜及び前記シリコン酸化膜を伴なった前記窒化物半導体に熱処理を施す工程と
    を備えていることを特徴とする請求項1記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  3. 更に、シリコン酸化膜を選択的に除去して前記チタン酸化膜の一部又は前記窒化物半導体の一部を露出させる工程と、
    前記露出された前記チタン酸化膜の一部又は窒化物半導体の一部の上にショットキーバリア電極を形成する工程と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  4. 更に、前記シリコン酸化膜及び前記ショットキーバリア電極を覆うように前記窒化物半導体の一方の主面に絶縁膜を形成する工程と、
    前記シリコン酸化膜及び前記絶縁膜を選択的に除去して前記オーミック電極の一部と前記ショットキーバリア電極の一部を露出させる工程と、
    前記オーミック電極及び前記ショットキーバリア電極の上にパッド電極層を形成する工程と
    を備えていることを特徴とする請求項3記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  5. 前記窒化物半導体は、第1の窒化物半導体から成る第1の半導体層と、前記第1の半導体層とのヘテロ接合に基づいて2次元キャリアガス層を前記第1の半導体層に生じさせることが可能な第2の窒化物半導体から成る第2の半導体層とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  6. 前記金属膜はアルミニウム(Al)膜であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の窒化物半導体装置の製造方法。
  7. 一方及び他方の主面を有する窒化物半導体と、
    前記窒化物半導体の一方の主面上に形成された少なくとも第1及び第2の電極と、
    前記窒化物半導体の前記一方の主面上の前記第1及び第2の電極間の少なくとも一部に配置され且つ前記窒化物半導体の前記一方の主面にチタンを被着した時に自然発生的に生じたチタン酸化膜と、
    前記チタン酸化膜の上のチタンを除去した後に配置されたシリコン酸化膜と
    を備えていることを特徴とする窒化物半導体装置。
  8. 前記チタン酸化膜は、3nm以下の厚みを有していることを特徴とする請求項7記載の窒化物半導体装置。
  9. 前記第1の電極は前記窒化物半導体にオーミック接触しているオーミック電極であり、前記第2の電極は前記窒化物半導体にショットキー接触しているショットキー電極であることを特徴とする請求項7又は8記載の窒化物半導体装置。
  10. 前記チタン酸化膜は、前記ショットキー電極と前記窒化物半導体との間に配置されておらず、この間以外の前記窒化物半導体の表面の少なくとも一部に配置されていることを特徴とする請求項9記載の窒化物半導体装置。
  11. 前記第1の電極は前記窒化物半導体にオーミック接触しているチタン膜と、前記チタン膜の上に形成されたアルミニウム膜とから成ることを特徴とする請求項9又は10又は11記載の窒化物半導体装置。
  12. 前記窒化物半導体は、第1の窒化物半導体材料から成る第1の半導体層と、前記第1の半導体層とのヘテロ接合に基づいて2次元キャリアガス層を前記第1の半導体層に生じさせることが可能な第2の窒化物半導体材料から成る第2の半導体層とを備えていることを特徴とする請求項7乃至11の何れか1つに記載の窒化物半導体装置。
  13. 更に、前記窒化物半導体の前記一方の主面において前記第1の電極を基準にして前記第2の電極よりも遠い位置に配置されている第3の電極を備え、前記第3の電極は前記窒化物半導体の前記一方の主面にオーミック接触していることを特徴とする請求項12記載の窒化物半導体装置。
JP2007004786A 2007-01-12 2007-01-12 窒化物半導体装置及びその製造方法 Pending JP2008172085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004786A JP2008172085A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 窒化物半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007004786A JP2008172085A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 窒化物半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172085A true JP2008172085A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39699887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007004786A Pending JP2008172085A (ja) 2007-01-12 2007-01-12 窒化物半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008172085A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172933A1 (ja) * 2011-06-17 2012-12-20 シャープ株式会社 窒化物半導体装置およびその製造方法
WO2013125589A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 シャープ株式会社 窒化物半導体装置およびその製造方法
JP2015032675A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社東芝 半導体装置
CN113594248A (zh) * 2021-08-02 2021-11-02 电子科技大学 一种具有集成续流二极管的双异质结GaN HEMT器件

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012172933A1 (ja) * 2011-06-17 2012-12-20 シャープ株式会社 窒化物半導体装置およびその製造方法
JP2013004816A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Sharp Corp 窒化物半導体装置およびその製造方法
WO2013125589A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 シャープ株式会社 窒化物半導体装置およびその製造方法
JP2015032675A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 株式会社東芝 半導体装置
CN113594248A (zh) * 2021-08-02 2021-11-02 电子科技大学 一种具有集成续流二极管的双异质结GaN HEMT器件
CN113594248B (zh) * 2021-08-02 2023-04-25 电子科技大学 一种具有集成续流二极管的双异质结GaN HEMT器件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI770134B (zh) 半導體裝置及半導體裝置之製造方法
US9837519B2 (en) Semiconductor device
US7705371B2 (en) Field effect transistor having reduced contact resistance and method for fabricating the same
US8207574B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
US7800116B2 (en) Group III-nitride semiconductor device with a cap layer
JP6534791B2 (ja) 半導体装置
JP5618571B2 (ja) 電界効果トランジスタ
US8344422B2 (en) Semiconductor device
TWI496284B (zh) 化合物半導體裝置及其製造方法
JP5688556B2 (ja) 電界効果トランジスタ
US20130240901A1 (en) Nitride semiconductor device
JP2013235873A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008034438A (ja) 半導体装置
JP2006279032A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2008010803A (ja) 窒化物半導体電界効果トランジスタ
US9680001B2 (en) Nitride semiconductor device
JP6343807B2 (ja) 電界効果トランジスタおよびその製造方法
WO2021189182A1 (zh) 半导体装置及其制造方法
JP2019033204A (ja) 半導体装置の製造方法および半導体装置
JP5071761B2 (ja) 窒化物半導体電界効果トランジスタ
JP2008172085A (ja) 窒化物半導体装置及びその製造方法
JP2019121785A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010287594A (ja) 電界効果トランジスタ
JP2004022774A (ja) 半導体装置および電界効果トランジスタ
JP2010219247A (ja) 化合物半導体装置及びその製造方法