JP2008162326A - Airbag system for rear end collision - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主に車両の天井内において収容されたエアバッグの内部に形成された内部膨張部に対しガス発生源となるインフレータから噴出されるガスを充填させることにより、同エアバッグを車両上方から下方に向けて膨張展開させる後突用エアバッグ装置に関する。 The present invention mainly fills an airbag in an upper part of a vehicle by filling a gas blown from an inflator serving as a gas generation source into an internal inflation portion formed inside an airbag accommodated in a ceiling of the vehicle. The present invention relates to a rear impact airbag device that is inflated and deployed downward from the rear.
車両には、衝突時等における安全性を確保するために種々の乗員保護装置が提案されており、こうした乗員保護装置の代表例として、例えば特許文献1に記載のエアバッグ装置を挙げることができる。このエアバッグ装置は、車両の天井内にエアバッグが折り畳まれて収納されており、車両に対し他の車両の衝突等の大きな衝撃が加えられた場合、インフレータからガスがエアバッグに充填されてこれが車両後方において天井から車室内に、すなわち上方から下方に膨張展開するよう構成されている。
Various occupant protection devices have been proposed for vehicles in order to ensure safety in the event of a collision. As a representative example of such occupant protection devices, for example, an airbag device described in
より詳しくは、エアバッグ内にガスが充填されることにより膨張する内部膨張部が形成されており、この内部膨張部にはその車幅方向中央位置に形成されてガスの発生源となるインフレータと接続されたガス流入部からガスが内部に流入される。この流入したガスは内部膨張部内を車両下方方向に向けて流れてエアバッグの車両下方側の部位に充填され、その後この部位から車両の両側部側へと分流されることにより、リアシートに着座する乗員の頭部に対応する部位に対してガスが充填される。
ところで、上述したような後突用のエアバッグにおいては、その下端側の部位においてリアシートに着座した乗員の頭部を受け止めるため、この下端部の内部膨張部はその膨張の容量がこれより上方に位置する部位と比較して大きく設定されている。そして、ガスはこの下端部の内部膨張部の中央から車両の両側部側へと分流されるため、リアシートに着座する乗員の頭部に対応する部位に対するガスの充填は、膨張の容量の比較的大きい内部膨張部を経由した後に行われることとなり、その膨張時期が遅延する傾向にある。したがって、乗員の頭部を迅速に受け止め可能とするためには、この頭部に対応する部位のより迅速な膨張が望まれており、この点になお改善の余地を残すものであった。 By the way, in the rear impact airbag as described above, in order to catch the head of the occupant seated on the rear seat at the lower end portion thereof, the internal expansion portion of the lower end portion has an expansion capacity higher than this. It is set larger than the position where it is located. Since the gas is diverted from the center of the internal expansion portion of the lower end portion to both side portions of the vehicle, the gas filling to the portion corresponding to the head of the occupant seated on the rear seat has a relatively large expansion capacity. This is performed after passing through a large internal expansion portion, and the expansion timing tends to be delayed. Therefore, in order to be able to quickly receive the occupant's head, a quicker expansion of the portion corresponding to the head is desired, and there is still room for improvement in this respect.
本発明は上記課題に鑑みたものであり、その目的は車両のリアシートに着座する乗員の頭部に対応するエアバッグの部位に対しガスを迅速に充填することのできる後突用エアバッグ装置を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a rear-impact airbag device that can quickly fill a portion of an airbag corresponding to the head of an occupant seated on a rear seat of a vehicle with gas. It is to provide.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の天井内において収容されたエアバッグの内部に形成された内部膨張部に対しガス発生源となるインフレータから噴出されるガスを充填させることにより、同エアバッグを車両上方から下方に向けて膨張展開させる後突用エアバッグ装置において、前記内部膨張部は、前記エアバッグが展開した状態において、リアシートに着座する乗員の頭部に対応して膨張展開する頭部膨張部に上方から前記ガスを流入させる通路を含むことを特徴とする。
In order to solve the above-described problem, the invention according to
同構成によれば、頭部膨張部に対して上方からガスが流入されて、膨張容積の比較的大きいエアバッグ下端側の膨張部をガスが経由しなくなるため、頭部膨張部に対しガスを迅速に充填することができるようになる。なお、リアシートに着座する乗員の頭部に対応して膨張展開する頭部膨張部とは、内部膨張部のうち例えばリアシートに設けられたヘッドレストと車両前後方向において対向する部位等である。 According to this configuration, gas flows into the head inflating portion from above and gas does not pass through the inflating portion on the lower end side of the airbag having a relatively large expansion volume. It becomes possible to fill quickly. The head inflating portion that inflates and deploys corresponding to the head of an occupant seated on the rear seat is a portion of the internal inflating portion that faces, for example, a headrest provided on the rear seat in the vehicle front-rear direction.
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の後突用エアバッグ装置において、前記内部膨張部は、前記エアバッグが展開した状態において、前記インフレータからのガスが流入するガス流入部に接続されて車両の左右方向に延設された横通路と、同横通路の両端部にそれぞれ接続されて下方に延設された縦通路とを含むことを特徴とする。
Further, the invention according to claim 2 is the rear impact airbag device according to
同構成によれば、まずガス流入部に接続された横通路に対しガスが充填されて、それに引き続き縦通路の膨張展開が完了することで、エアバッグ全体の折りが適切に解除されてその形状が安定し、その後のガスの充填が円滑に進むようになる。そして、この後に頭部膨張部の膨張展開が完了することから、頭部膨張部に対してもその充填が早い時期において円滑に行われ、頭部膨張部の安定した膨張展開を図ることができるようになる。 According to this configuration, the lateral passage connected to the gas inflow portion is first filled with gas, and subsequently the expansion and deployment of the longitudinal passage is completed, so that the folding of the entire airbag is appropriately released and its shape Becomes stable, and the subsequent gas filling proceeds smoothly. Then, since the expansion of the head inflating portion is completed thereafter, the head inflating portion is smoothly filled even at an early stage, and the head expanding portion can be stably inflated and deployed. It becomes like this.
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の後突用エアバッグ装置において、前記内部膨張部は、車幅方向に離間して形成された一対の前記頭部膨張部と、それら一対の頭部膨張部の間に形成された中央膨張部と、同中央膨張部に向かう前記ガスの流れを規制して前記一対の頭部膨張部へ指向させる規制部とを含むことを特徴とする。
Further, the invention according to claim 3 is the rear-impact airbag device according to
同構成によれば、一対の頭部膨張部の間に形成された中央膨張部に向かうガス流れが規制されて頭部膨張部へ指向するようになることから、頭部膨張部に対しより多くのガスを流入させることができる。 According to this configuration, since the gas flow toward the central expansion part formed between the pair of head expansion parts is regulated and directed to the head expansion part, the gas flow is more than the head expansion part. Gas can flow in.
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の後突用エアバッグ装置において、前記内部膨張部は、前記規制部より延設されて前記頭部膨張部への前記ガスの流入を誘導するガイド部を含むことを特徴とする。 According to a fourth aspect of the present invention, in the airbag apparatus for rear impact according to the third aspect, the internal inflating portion extends from the restricting portion to induce the inflow of the gas into the head inflating portion. It includes a guide part that performs.
同構成によれば、ガイド部によってガスが誘導されて頭部膨張部へのガスの流入が円滑に行われるため、頭部膨張部がより迅速に膨張展開するようになる。 According to this configuration, the gas is guided by the guide portion and the gas flows smoothly into the head expansion portion, so that the head expansion portion expands and deploys more quickly.
本発明の後突用エアバッグ装置においては、車両のリアシートに着座する乗員の頭部に対応するエアバッグの部位に対しガスを迅速に充填することができる。 In the rear impact airbag device of the present invention, the portion of the airbag corresponding to the head of the passenger seated on the rear seat of the vehicle can be quickly filled with gas.
以下、本発明を具体化した実施形態を図1〜図4に基づき説明する。なお、以下の説明では、車両の前進方向を前方と記載し、それを基準に前、後、上、下、左、右を規定し、シートの場合には、車両に装備された状態を基準に、車両の前記各方向と対応して前、後、上、下、左、右を規定している。図1においては、車両後方に配設されたリアシート1をこれに着座する乗員Pと共々示している。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described with reference to FIGS. In the following explanation, the forward direction of the vehicle is described as the front, and the front, rear, top, bottom, left, and right are defined on the basis of the forward direction. In the case of a seat, the state installed in the vehicle is the standard. In addition, front, rear, upper, lower, left, and right are defined corresponding to each direction of the vehicle. In FIG. 1, a
同図1に示されるように、上述のリアシート1は、乗員Pの臀部から大腿部を支える座部2と、リクライニング可能に構成された背もたれ部3と、背もたれ部3から乗員Pの頭部を支持可能に延設されたヘッドレスト4とを備えている。また、この車両においては、このリアシート1に着座する乗員Pの保護を目的として、ヘッドレスト4と車両後端部のリアウィンドウ5との間において膨張展開するエアバッグを有する後突用エアバッグ装置10が設けられている。
As shown in FIG. 1, the above-described
この後突用エアバッグ装置10は、図1中にて2点鎖線にて示されるように膨張展開し不織布からなるエアバッグ11と、同エアバッグ11と接続されてその膨張用のガス発生源となるインフレータ12とを有しており、これらエアバッグ11及びインフレータ12は車両の天井部30内に配設されている。インフレータ12は、その内部に図示しないイグナイターとガス発生剤とを備えてエアバッグ11内に供給するガスを発生させるものであり、軸方向に長い円柱状に形成されている。
The rear-
また、車両をその後方側から見た状態を示した図2によれば、このエアバッグ11はリアウィンドウ5と車両前後方向において対向するように膨張展開する。そして、本実施形態においては、エアバッグ11によってリアシート1に着座する乗員Pの頭部を好適に受け止めるために、次のような構成が採用されている。すなわち、このエアバッグ11のうち、リアシート1のうち左右一対のヘッドレスト4と前後方向において対向する部位、すなわちリアシート1に着座する乗員Pの頭部に対応する部位に対するガスの充填がより早期に行われてその膨張が迅速に行われるように設定されている。以下、その詳細な説明を図3及び図4を併せ参照して説明する。なお、以下の説明において上述したエアバッグ11のリアシート1に着座する乗員Pの頭部に対応する部位を頭部膨張部と称す。また、図3はエアバッグ11の膨張前に展開した状態を示しており、図4はエアバッグ11の天井部30内における配設態様を示している。
Further, according to FIG. 2 showing a state in which the vehicle is viewed from the rear side, the
まず同図3に示されるように、エアバッグ11は、その外縁が扇形状となるように形成されており、その上端部11aの車幅方向中央に、上記インフレータ12(図1参照)との接続部位であって、ガスのエアバッグ11内部への入り口となるガス流入部13が設けられている。また、エアバッグ11は、その上端部11aに形成された固定部位11bに挿通されたボルトが天井部30(図1参照)内において固定されることにより車両に取り付けられる。そして、エアバッグ11の内部には、エアバッグ11よりも膨張可能な容積が制限され、同エアバッグ11と同様の不織布により形成された内部膨張部14が設けられており、この内部膨張部14は以下に示すような部位を含んで構成されている。
First, as shown in FIG. 3, the
例えば、エアバッグ11内には、内部膨張部14のガス流入部13と最も近接した部位において車幅方向両側(左右方向)に延設されて第1横通路15が形成されており、この第1横通路15の車幅方向両端部には、その下方に向けて延設された第1縦通路16が接続されている。これらの第1横通路15及び第1縦通路16には、インフレータ12から噴出されたガスがエアバッグ11内において最も早い時期に流入する。また、エアバッグ11のこの第1横通路15の下方側には第2横通路17が上記縦通路16の間において車幅方向に延設されている。また、この第2横通路17の車幅方向両端からは一対の第2縦通路18がエアバッグ11の下端部に向けて延設されており、更に第2横通路17の車幅方向両端部であって、この第2縦通路18よりもエアバッグ11の内側からは一対の第3縦通路19がエアバッグ11の下端部に向けて延設されている。なお、上述したリアシート1に着座する乗員Pの頭部に対応する頭部膨張部は、この第3縦通路19中において20にて示した部位である。したがって、この頭部膨張部20には、ガスがインフレータ12と接続されたガス流入部13から第1横通路15及び第2横通路17を経由して上方から、すなわちエアバッグ11の上端部側から流入する。
For example, a first
更に、エアバッグ11内には、この車幅方向に離間して形成された一対の第3縦通路19(頭部膨張部20)の間の部位に中央膨張部21が形成されている。この中央膨張部21は、上記第3縦通路19と車幅方向両側において連通しているとともに、上記第2横通路17との間には規制部として機能する隔壁22が設けられている。したがって、第2横通路17に流入したガスは、その下方側(中央膨張部21側)への流れがこの隔壁22により規制されて、頭部膨張部20が位置する第3縦通路19へと指向して流れるようになる。
Further, in the
このように形成されたエアバッグ11は折り畳まれて図4にて示されるように天井部30内に収容される。この際、エアバッグ11が収容される位置は、車両外側に面するルーフパネル31と車室内に面するルーフヘッドライニング32との間であり、これらの間に配設されたインナーパネル33に対して、固定部位11bがそれぞれボルト34によって締結されることによりエアバッグ11は固定される。そして、ルーフヘッドライニング32は、その車両後方側の後端部32aがウェザーストリップ35から延設された係止片35aによって係止されており、この係止片35aによる係止状態が解除されることでルーフヘッドライニング32の後端側が開放されるようになる。
The
次に、後突用エアバッグ装置10の作動態様について説明する。車両の後方に他の車両が衝突する等、車両の後方から所定値以上の衝撃が加わると、これが衝突検知センサ(図示略)によって検出され、制御回路から駆動電流がインフレータ12に出力されるとその点火装置(図示略)による点火が行われる。その結果、インフレータ12のガス発生剤からガスが発生して、ガス流入部13からガスがエアバッグ11内に流入し同エアバッグ11が膨張展開する。そして、このエアバッグ11の内部膨張部14には以下に示す順序でガスが流れていく。すなわち、まずはガス流入部13から第1横通路15内にガスが流入し、次いで第1横通路15を通じて第1縦通路16にガスが流入する。このように、まず第1横通路15と第1縦通路16とにガスが充填されて膨張することにより、エアバッグ11の折り畳みがほぼ全体的に解除されその外縁形状も乗員Pを受け止める際の形状と同様のものとなるため、その後の他の内部膨張部14に対するガスの充填が円滑に行われるようになる。
Next, the operation | movement aspect of the
次いで、ガスは第2横通路17を車幅方向外側に向かって流れ、まず第3縦通路19に流入し、次いで第2縦通路18に流入する。エアバッグ11においては、その下端部側の通路ほど乗員Pを受け止めるためにその膨張の容積が大きくなっていることから、早期に膨張させるべき部位においてはその上方側の部位からガスを流入させることが適切なガスの流入態様となる。したがって、第3縦通路19内に位置する頭部膨張部20に対して、その上方側に位置する第2横通路17より早期にガスが充填されるため、この部位を中心として早期に内部膨張部14が膨張して乗員Pの頭部を衝突後の早い時点で受け止めることができるようになる。そして、第3縦通路19に流入したガスの一部は、中央膨張部21との連通部を通じて中央膨張部21へと流入し、この中央膨張部21が膨張するようになる。そして、この中央膨張部21が膨張することにより、エアバッグ11の膨張展開時における中央部位の剛性が向上し、頭部膨張部20で乗員Pの頭部を受け止めた際の安定性も向上するようになる。
Next, the gas flows through the second
そして、このようにエアバッグ11が膨張すると、その膨張によって生じる押圧力によってルーフヘッドライニング32が下方に押し下げられて天井部30の車両後方側の部位が開放され、エアバッグ11が図2に示されるように、この部位から車室内に展開するようになる。
When the
以上に示した本実施形態においては以下に示す作用効果を奏することができるようになる。
(1)エアバッグ11が展開した状態において、リアシート1に着座する乗員Pの頭部に対応して膨張展開する頭部膨張部20に上方からガスを流入させる通路を含むように内部膨張部14を構成する。したがって、頭部膨張部20に対して上方からガスが流入されて、膨張容積の比較的大きいエアバッグ11下端側の中央膨張部21をガスが経由しなくなるため、頭部膨張部20に対しガスを迅速に充填することができるようになる。
In the present embodiment described above, the following operational effects can be achieved.
(1) In the state where the
(2)エアバッグ11が展開した状態において、インフレータ12からのガスが流入するガス流入部13に接続されて車両の左右方向に延設された第1横通路15と、同横通路15の両端部にそれぞれ接続されて下方に延設された第1縦通路16とを含むように内部膨張部14を構成することとした。したがって、まずガス流入部13に接続された第1横通路15に対しガスが充填されて、それに引き続き第1縦通路16の膨張展開が完了することで、エアバッグ11全体の折りが適切に解除されてその形状が安定し、その後のガスの充填が円滑に進むようになる。そして、この後に頭部膨張部20の膨張展開が完了することから、頭部膨張部20に対してもその充填が早い時期において円滑に行われ、頭部膨張部20の安定した膨張展開を図ることができるようになる。
(2) In the state where the
(3)車幅方向に離間して形成された一対の第3縦通路19(頭部膨張部20)と、それら一対の第3縦通路19の間に形成された中央膨張部21と、同中央膨張部21に向かうガスの流れを規制して一対の第3縦通路19へ指向させる隔壁22とを含むよう内部膨張部14を構成することとした。したがって、一対の第3縦通路19の間に形成された中央膨張部21に向かうガスの流れが規制されて第3縦通路19へ指向するようになることから、頭部膨張部20に対しより多くのガスを流入させることができる。
(3) A pair of third vertical passages 19 (head inflating portions 20) formed apart from each other in the vehicle width direction, and a
なお、本実施形態はこれを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態においては一対の第3縦通路19の間に中央膨張部21を設け、第2横通路17と中央膨張部21との隔壁22を設けることとしたが、例えば図6に示すように、中央膨張部を有しないエアバッグ11においては、このような隔壁を割愛することもできる。
In addition, this embodiment can also be implemented with the following forms which changed this suitably.
In the above embodiment, the
・また、第2横通路17から中央膨張部21へのガスの流入が完全に遮断されるように隔壁を設けなくとも、少なくともそのガスの多くが頭部膨張部20へと流入可能であればこの隔壁22の配設態様は適宜変更することができる。
Further, if at least most of the gas can flow into the
・また、エアバッグ11の内部膨張部14から第2縦通路18を割愛することもできる。この場合、エアバッグ11全体を車幅方向に縮小したり、第1縦通路16や第3縦通路19の車幅方向の幅を拡大したりする構成を採用することもできる。
In addition, the second
・また、エアバッグ11自体の形状が小さく、折り畳みをしなくとも天井部30内に配設可能な場合等には、第1横通路15や第1縦通路16を割愛してもエアバッグの展開性能の低下への影響は少ないため、これらを割愛することもできる。
In addition, when the shape of the
・また、頭部膨張部20が位置する第3縦通路19に対して、ガスが上方から、すなわちエアバッグ11の上端部側から流入する通路に加えて、例えば第2縦通路18との間に連通路が形成されて、その車幅方向側からも流入させるように構成することもできる。
In addition to the third
・また、図5に示すように、第2縦通路18と第3縦通路19とがエアバッグ11の下端部側で連通しており、この連通部位からガスが中央膨張部21へと流れるようなエアバッグ11を採用することもできる。この場合、第3縦通路19と中央膨張部21とを直接連通させずに、隔壁22を延設して第3縦通路19(頭部膨張部20)へのガスの流入を誘導するガイド部24として機能させるようにすることもできる。
Further, as shown in FIG. 5, the second
・また、リアシート1に3人乗員が着座することを想定して3つの頭部膨張部を形成し、車幅方向左側と中央側の一対の頭部膨張部の間と、車幅方向右側と中央側の一対の頭部膨張部の間とのそれぞれに中央膨張部を形成することもできる。
Further, assuming that three passengers are seated on the
1…リアシート、10…後突用エアバッグ装置、11…エアバッグ、12…インフレータ、13…ガス流入部、14…内部膨張部、15…第1横通路、16…第2縦通路、17…第2横通路、18…第2縦通路、19…第3縦通路、20…頭部膨張部、21…中央膨張部、22…隔壁、24…ガイド部。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記内部膨張部は、前記エアバッグが展開した状態において、リアシートに着座する乗員の頭部に対応して膨張展開する頭部膨張部に上方から前記ガスを流入させる通路を含む
ことを特徴とする後突用エアバッグ装置。 The airbag is inflated from the top to the bottom of the vehicle by filling the inflated portion formed inside the airbag housed in the ceiling of the vehicle with the gas ejected from the inflator serving as the gas generation source. In the rear impact airbag device to be deployed,
The internal inflating portion includes a passage through which the gas flows from above into a head inflating portion that inflates and deploys corresponding to the head of an occupant seated on a rear seat when the airbag is deployed. Air bag device for rear impact.
前記内部膨張部は、前記エアバッグが展開した状態において、前記インフレータからのガスが流入するガス流入部に接続されて車両の左右方向に延設された横通路と、同横通路の両端部にそれぞれ接続されて下方に延設された縦通路とを含む
ことを特徴とする後突用エアバッグ装置。 In the airbag apparatus for rear collisions of Claim 1,
The internal inflating portion is connected to a gas inflow portion into which gas from the inflator flows in in a state where the airbag is deployed, and extends in the left-right direction of the vehicle, and at both ends of the horizontal passage. A rear impact airbag device comprising: a longitudinal passage connected to each other and extending downward.
前記内部膨張部は、車幅方向に離間して形成された一対の前記頭部膨張部と、それら一対の頭部膨張部の間に形成された中央膨張部と、同中央膨張部に向かう前記ガスの流れを規制して前記一対の頭部膨張部へ指向させる規制部とを含む
ことを特徴とする後突用エアバッグ装置。 In the rear-impact airbag device according to claim 1 or 2,
The internal expansion portion includes a pair of head expansion portions formed apart from each other in the vehicle width direction, a central expansion portion formed between the pair of head expansion portions, and the head toward the central expansion portion. And a restricting portion that restricts a gas flow and directs the gas flow toward the pair of head inflating portions.
前記内部膨張部は、前記規制部より延設されて前記頭部膨張部への前記ガスの流入を誘導するガイド部を含む
ことを特徴とする後突用エアバッグ装置。 In the airbag apparatus for rear impacts of Claim 3,
The internal inflation part includes a guide part that extends from the restricting part and guides the inflow of the gas into the head inflating part.
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