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JP2008153355A - 不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法 Download PDF

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JP2008153355A JP2006338386A JP2006338386A JP2008153355A JP 2008153355 A JP2008153355 A JP 2008153355A JP 2006338386 A JP2006338386 A JP 2006338386A JP 2006338386 A JP2006338386 A JP 2006338386A JP 2008153355 A JP2008153355 A JP 2008153355A
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Abstract

【課題】スプリットゲート型MONOSメモリセルの誤書込み(ディスターブ)耐性を向上し、かつ同メモリセルを高速動作させる。
【解決手段】素子分離領域、及びメモリトランジスタと選択トランジスタとの間の絶縁領域中の電荷蓄積層をなくして同部に電荷が注入または蓄積されないようにする。かつ素子分離領域上においてメモリトランジスタのゲート電極を選択トランジスタのゲート電極よりシリコン基板000の表面から高い位置で結束してメモリトランジスタと選択トランジスタとの間の容量を低減する。
【選択図】図26

Description

本発明は、不揮発性半導体記憶装置に関し、特にMONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)型メモリセルの高信頼化、高速動作に有効な技術に関するものである。
LSIに組み込まれた集積半導体メモリの一つに不揮発性メモリがある。これは、LSIの電源を切っても記憶情報が残る素子であり、LSIを様々な応用に用いるためには、極めて重要な素子になっている。不揮発性メモリには様々の方法により情報を記憶することが可能であるが、電子、正孔の電荷蓄積量により情報を記憶する方式の不揮発性メモリには、導電材料に電荷を蓄積する、いわゆる浮遊ゲート型と、絶縁材料に電荷を蓄積する、いわゆるMONOS型が知られている。MONOS型のメモリセルは、ゲート絶縁膜の構造以外は周知のMOSトランジスタ構造であるため、CMOSLSIプロセスと整合性よくメモリを形成できることが一般的に知られている。
そして、MONOS構造を用いたメモリセル用途としては、例えばNAND型のフラッシュメモリセルの浮遊ゲートをMONOS構造に置き換えた構造の大容量データ格納用途が知られ(特許文献1)、その他には、MONOS構造から成るメモリゲートに隣接して選択ゲートが配置されている構造の高速書込みまたは消去が可能な混載マイコン用途が知られている(特許文献2)。前者の構造は各メモリセルが1つのトランジスタから構成されているのでメモリセル面積を小さくすることが可能となり、後者の構造はメモリゲートに隣接した選択ゲートにより、エネルギーの高い電子または正孔のような電荷を用いることができるので書込みまたは消去の高速動作が可能となっている。本発明は、特に、上述の混載マイコン用途のメモリセルの高信頼化及び高速動作に関するものである。
混載マイコン用途のメモリセルの書込み・消去動作として、同符号の電荷を注入・放出させる代わりに、異なる符号を持った電荷を注入することで記憶情報の書き換えを行うことが知られている(特許文献2)。
特許文献2記載のメモリセルの等価回路を図1に、デバイス断面構造を図2及び図3に示す。図2はメモリセルのソース・ドレイン方向の断面図であり、図3は、図2のA−A´方向の断面図であり、メモリゲートの延在方向の断面図である。まず、図2について説明する。図2において、メモリゲート(00002)のゲート絶縁膜の一部は電荷蓄積膜(00004)であり、例えばシリコン窒化膜である。電荷蓄積膜の上層と下層には絶縁膜が配置され、例えばシリコン酸化膜が用いられている。このように、シリコン酸化膜によりシリコン窒化膜を挟むいわゆるMONOS構造となっている。次に、図3について説明する。図3の断面図では、素子分離絶縁膜(00006)が半導体基板(00005)に形成され、隣接するメモリセル間での電流の干渉を防止し素子同士を分離している。そして、素子分離絶縁膜が存在する領域が素子分離領域となっている。また、素子分離絶縁膜同士の間が素子形成領域となっている。すなわち、素子分離絶縁膜が存在しない領域が素子形成領域となっている。そして、図から分かるように、従来構造のメモリセルにおいては、素子分離領域における素子分離絶縁膜上にも電荷蓄積膜であるシリコン窒化膜が存在する構造となっている。
次に、メモリセルの動作について説明する。このメモリセルの基本的な動作として、(1)書込み、(2)消去、(3)保持、(4)読み出しの4つの状態が考えられる。但し、この4つの状態の呼び名は、代表的なものとして用いており、書込みと消去については、逆の呼び方をすることもできる。また、動作オペレーションも代表的なものを用いて説明するが、様々な異なるオペレーション法が考えられている。ここでは、説明のためn−MOSタイプで形成したメモリセルについて述べるが、p−MOSタイプでも原理的には同様に形成することができる。
(1)書込み時について説明する。書込み時は、メモリゲート側拡散層(00003)に正電位を与え、選択ゲート側拡散層(00003)には半導体基板と同じ接地電位を与える。メモリゲートに対して高いゲートオーバードライブ電圧を加えることで、メモリゲート下のチャネルをオン状態にする。ここで選択ゲート(00001)の電位を閾値より、例えば0.1Vないし0.2V高い値をとることで、オン状態にする。このとき、2つのゲートの境付近に最も強い電界を生じるため、多くのホットエレクトロンが発生し、メモリゲート側に注入される。この現象はソースサイドインジェクション(Source Side Injection:SSI)として知られている。この書込み方式でのホットエレクトロン注入の特長として、電界が選択ゲートとメモリゲート境界付近に集中するため、メモリゲートの選択ゲート側端部に集中的に注入が行なわれることである。また、浮遊ゲート型のように電荷蓄積膜が導電膜ではなく絶縁膜なので、注入されたエレクトロンは絶縁膜中を自由に移動することがないため極めて狭い領域にエレクトロンが保持されることになる。
(2)消去時について説明する。消去時は、メモリゲートに負電位を与え、メモリゲート側拡散層に正電位を与えることにより、拡散層端部のメモリゲートと拡散層がオーバーラップした領域で、強反転が生じるようにすることで、バンド間トンネル(Band to Band Tunneling:BTBT)現象を起こし、ホールを生成することができる。このメモリセルにおいては、発生したホールがチャネル方向へ加速され、メモリゲートのバイアスにより引かれONO膜中に注入されることにより消去動作が行なわれる。すなわち、エレクトロンの電荷により上昇していたメモリゲートの閾値を、注入されたホールの電荷により引き下げることができる。
(3)保持時について説明する。電荷保持時は、電荷は絶縁膜であるONO膜中に注入されたキャリアの電荷として保持される。絶縁膜中でのキャリア移動は極めて少なく遅いため電極に電圧がかけられていなくても、良好に保持することができる。
(4)読み出し時について説明する。読み出し時は、選択ゲート側拡散層に正電位を与え、選択ゲートに正電位を与えることで、選択ゲート下のチャネルをオン状態にする。ここで、書き込み、消去状態により与えられるメモリゲートの閾値差を判別できる適当なメモリゲート電位、(すなわち、書きこみ状態の閾値と消去状態の閾値の中間電位)を与えることで、電流の導通と非導通とを判別することができ、保持していた電荷情報を電流量により読み出すことができる。
特開2002−280467号公報 特開2006−49737号公報
しかしながら、特許文献2に記述されているような、電荷蓄積層であるシリコン窒化膜が素子分離領域内に存在するメモリセルアレイにおいては今後微細化を行なった場合に、以下のような問題が生じる。
(課題1)
特許文献2記載のメモリセルにおいては、メモリの書込み方式として、SSIによるホットエレクトロン注入、消去方式としてBTBTによるホットホール注入を用いているので、本来注入すべき素子形成領域内の電荷蓄積膜以外の領域、すなわち、素子分離領域の素子分離絶縁膜上の電荷蓄積膜にも電荷が注入されてしまうという課題を本願発明者は新たに見出した(図55)。これは、ホットエレクトロンは半導体基板の面内方向であってチャネル方向に平行な成分以外の運動エネルギーを有しており、このような運動エネルギーを有するホットエレクトロンがメモリゲートとチャネル領域間の電界によって、電荷蓄積膜に注入されるためである。また、この現象は、ホットホールを用いた消去動作などにおいても同様に起こる。
(課題2)
また、電荷蓄積膜が素子分離領域内にも形成されているためデータ保持時において、素子形成領域内の電荷蓄積膜内に保持された電子や正孔などの電荷が素子分離領域内の電荷蓄積膜を介して拡散してしまうという問題が生じる。これにより、メモリゲート直下以外の素子分離領域内の電荷蓄積層中に存在する電荷からの電界によりGIDL(Gate Induced Drain Leakage)が増加することで、誤書込み(ディスターブ)に対する耐性が劣化する。または、誤読出しの原因ともなる。
(課題3)
さらに、スプリットゲート型のMONOS型では、選択ゲートとメモリゲートとが隣接しているので、隣接するゲート間の容量または個々の電極の抵抗が動作遅延に直結する。そして、素子分離領域内において、メモリゲート直下に電荷保持膜であるシリコン窒化が配置されている場合には、シリコン窒化膜はシリコン酸化膜よりも比誘電率が高いため、同じ膜厚のシリコン酸化膜が配置されている場合に比べ電極間の容量が大きく、メモリ動作速度の高速化の阻害要因となる。これは、メモリゲートと選択ゲートとで構成されるキャパシタの容量は、対向する面のみならず、下面及び上面で構成される容量との並列容量の和であるため、メモリゲートの下面側で形成される容量についても減らすことが求められている。
(課題4)
また、課題3で述べたようにメモリゲートの容量は対向する面同士で形成される容量でも決まる。そして、従来のメモリセルでは、素子分離領域内で対向する面が水平方向に対してほとんどオーバーラップしていたので、メモリゲートと選択ゲートとの電極間の容量が大きくなっていた。今後、容量を低減させ、高速動作させるための新たなメモリアレイ構造が必要となる。
(課題5)
さらに、誤書込み耐性の劣化は、メモリセルを多値構成にした場合は2値メモリと比較して一般に各メモリセル閾値分布間の間隔が狭くなるため、メモリセルの多値化する際に重要な課題となる。
(課題6)
また、プロセス工程の低減はマスク枚数等の低減に繋がるため、いかにマスク枚数を減らして、ほぼ同等な性能の素子を製造するかということも重要な課題となる。
ここで、NAND型セルにおける上記課題2の電荷拡散によるメモリ特性劣化については、例えば特許文献1に、その改善方法が開示されている。
しかし、NAND型セルにおいて上記課題1は開示されていない。これは、NAND型セルに多く用いられているF−N書込み・消去方式では、SSI書込み・BTBT消去方式に比べて、電荷注入時に素子分離領域上の電荷蓄積層まで広がって注入されないためである。従って、課題1はSSI書込み方式のようなホットエレクトロン注入方式またはホットホール注入方式を採用しているメモリセル固有の課題となっている。
また、特許文献1のNAND型セルにおいては、スプリットゲート型ではないので動作の高速化に関する技術は開示されていない。
さらに、特許文献2のスプリットゲート型のメモリセルにおいては、素子分離絶縁膜を埋め込んだ後に、選択ゲートを形成し、その選択ゲートに対し自己整合的にONO膜を形成しているため、素子分離領域にも電荷蓄積膜が残存し、素子分離領域の電荷蓄積膜のみを除去することが困難である。
本発明の目的は、不揮発性半導体記憶装置の信頼性を向上させることのできる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、不揮発性半導体記憶装置の動作速度を向上させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
半導体基板に形成された第1の方向に延在する複数の素子分離領域と、複数の素子分離領域の間に形成された素子形成領域と、素子形成領域に形成されたソース・ドレインとなる一対の半導体領域と、第1の方向と交わる第2の方向に延在する第1のゲート電極と、第2の方向に延在する第2のゲート電極と、半導体基板と第1のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、第1のゲート電極は、第2のゲート電極に対し、第1の方向に隣接し、第1のゲート電極及び第2のゲート電極は、一対の半導体領域の間に形成され、電荷蓄積膜は、素子形成領域と第1のゲート電極とが交差する領域にのみ形成され、電荷蓄積膜にホットエレクトロンまたはホットホールを注入することにより、情報の書込みまたは消去を行なうものである。
これは、ホットエレクトロンまたはホットホールを注入することにより、情報の書込みまたは消去を行なったとしても、素子分離領域内に電荷蓄積膜が存在しないため、素子分離領域内の電荷が留まることがなく、留まることによる様々な弊害を抑制することができる。また、素子分離領域内に電荷蓄積膜が存在しないため、素子形成領域内の電荷蓄積膜からの素子分離領域内への電荷の拡散を抑制することができる。さらに、素子分離領域内のメモリゲート電極の直下に電荷蓄積膜として代表的な材料であり、かつ、シリコン酸化膜よりも比誘電率が高いシリコン窒化膜が存在しないので、メモリゲート電極と選択ゲート電極間の容量を低減することができる。これにより、高信頼化及び高速動作が可能となる。
また、他の発明としては、半導体基板に形成された第1の方向に延在する複数の素子分離領域と、複数の素子分離領域の間に形成された素子形成領域と、素子形成領域に形成されたソース・ドレインとなる一対の半導体領域と、第1の方向と交わる第2の方向に延在する第1のゲート電極と、第2の方向に延在する第2のゲート電極と半導体基板と第1のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、第1のゲート電極は、第2のゲート電極に対し、第1の方向に隣接し、第1のゲート電極及び第2のゲート電極は、一対の半導体領域の間に形成され、電荷蓄積膜は、素子形成領域と第1のゲート電極とが交差する領域にのみ形成され、素子分離領域内の第1のゲート電極の底面の位置が、素子分離領域内の第2のゲート電極の底面の位置よりも高い位置にあるものである。
これは、電荷蓄積膜が素子形成領域と第1のゲート電極とが交差する領域にのみ形成され、第1のゲート電極と第2のゲート電極との容量低減効果に加え、素子分離領域内の第1のゲート電極の底面の位置が、素子分離領域内の第2のゲート電極の底面の位置よりも高い位置にあるため、素子分離領域内の第1のゲート電極と第2のゲート電極との対向面のオーバーラップの面積が小さくでき、または、オーバーラップを無くすことができ、さらに実質的に電極間の容量を低減することができる。これにより、高速動作が可能となる。
また、他の発明としては、半導体基板上に電荷蓄積膜を含む第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、第1のゲート絶縁膜上に第1の導電性材料膜を形成する工程と、第1方向に延在する複数の素子分離領域となる領域内の第1の導電性材料膜を除去する工程と、少なくとも第1の導電性材料膜のパターンをマスクにして、第1の導電性材料膜が除去された領域内の電荷蓄積膜を除去する工程と、第1の導電性材料膜が除去された領域内の半導体基板の表面をエッチングすることにより、素子分離領域となる溝を形成する工程と、溝内に素子分離絶縁膜を埋め込む工程と、素子分離絶縁膜及び第1の導電性材料膜の上に第2の導電性材料膜を形成する工程と、第1の方向と交わる第2の方向に延在するパターンとなるように第2の導電性材料膜、第1の導電性材料膜及び第1のゲート絶縁膜を加工する工程と、第1の導電性材料膜の側壁に絶縁膜を形成する工程と、半導体基板上に第1の絶縁膜を介して第3の導電性材料膜を形成する工程と、第2の方向に延在するパターンとなるように第3の導電性材料膜を加工する工程と、第1、第2及び第3の導電性材料膜を挟むように一対の半導体領域を形成する工程を有するものである。
これは、メモリゲート電極となる第1の導電性材料膜をマスクにして、電荷蓄積膜を除去し、素子分離領域内の半導体基板の表面をエッチング加工するため、素子分離領域内に電荷蓄積膜が残存することがなく、素子形成領域内にのみ電荷蓄積膜を残すことができる。つまり、自己整合的に電荷蓄積膜を素子形成領域内に残すことができる。さらに、メモリセルアレイ領域内のみならず、周辺回路領域のトランジスタにおいても素子分離領域は必要となるので、該トランジスタの素子分離絶縁膜を形成するための溝をメモリセルアレイ領域内の工程と同時に行なうことにより、プロセス工程の簡略化が図れ、コストの削減をすることが可能である。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本願において開示される発明により、不揮発性半導体記憶装置に関し、特にMONOS型メモリセルの高信頼化及び高速動作が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には,原則として同一のハッチングをかけている。
(実施の形態1)
図4は、実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置のメモリセル領域の一例を示した半導体基板の一部の平面図である。シリコン基板(半導体基板)000の表面に横方向に延在する素子分離領域内には横方向に延在する素子分離絶縁膜009が形成されていて、縦方向に隣接するメモリセル間での電流干渉を防いでいる。また、それ以外の領域は素子形成領域であり、メモリセル、ソース線及びビット線が形成されている。そして、その上にメモリトランジスタのゲート電極010(以下、メモリゲートまたはメモリゲート電極とする。)が縦方向に延在し、それに隣接するように選択トランジスタのゲート電極016(以下、選択ゲートまたは選択ゲート電極とする。)が縦方向に延在している。そして、素子形成領域とメモリゲート電極010とが交差する領域には、メモリゲート電極010が制御するチャネル領域が、素子形成領域と選択ゲート電極016とが交差する領域には、選択ゲート電極016が制御するチャネル領域が形成されている。その他の領域は、ソース領域またはドレイン領域であり、メモリセル同士を接続する配線として機能する不純物領域が形成されている。このような構成により、図4では、4つのメモリセルが存在していることが分かる。また、このような構成のメモリセルが左右上下方向に複数個存在し、1つのメモリセルアレイを構成している。
図5、図6及び図7は、それぞれ図4におけるA−A´線、B−B´線及びC−C´線に沿った半導体基板の断面図である。図5は、メモリゲート電極010の縦方向の断面図であり、図5について説明する。シリコン基板000に素子分離絶縁膜009が形成されている。そして、素子分離絶縁膜009の間及び上には、メモリゲート電極010が形成されて、メモリゲート電極010はメモリゲート電極010が延在する方向のメモリセルとで電極を共有している。また、メモリゲート電極010とシリコン基板000表面との間には、メモリトランジスタのゲート絶縁膜(絶縁膜003、電荷蓄積膜004及び絶縁膜005)が形成されている。そのゲート絶縁膜の一部は電荷蓄積膜004で構成され、例えばシリコン窒化膜である。そして、その電荷蓄積膜004を挟むように、絶縁膜003,005が形成されている。絶縁膜003,005は、例えばシリコン酸化膜である。このような構成により、電荷蓄積膜004に電子を蓄え、かつ、メモリゲート010側またはシリコン基板000側へ電子が流出することを防止している。そして、本願発明の特徴の一つに、素子分離領域内に形成された素子分離絶縁膜009上に電荷蓄積膜004が形成されていないことが挙げられる。言い換えると、メモリゲート電極010が延在する領域と素子形成領域とが交差する領域のみに電荷蓄積膜004が形成されている。これにより、先に述べたように、素子分離領域に本来不要な電荷が注入される、または移動することによる問題を効果的に防止することができる。
次に、図6について説明する。図6は、メモリゲート電極010並びに選択ゲート電極016が延在する方向と垂直方向の素子形成領域内における断面図であり、1つのメモリセルの断面図である。なお、本願発明においては必ずしも垂直方向に限定されることはなく選択ゲート電極016が延在する方向に交わる方向であれば良い。選択トランジスタとメモリトランジスタとが互いのゲート電極010,016間に形成された絶縁膜を介して互いに隣接している。そして、一組の不純物領域がメモリゲート電極010及び選択ゲート電極016を挟むように形成され、メモリセルのソース電極またはドレイン電極を構成している。また、図5で説明したようにメモリゲート電極010のゲート絶縁膜には電荷蓄積膜004が配置されている。なお、後述するプロセスフローから明らかとなるが、選択ゲート電極016とシリコン基板000表面との間には、電荷蓄積膜004が形成されることはない。
次に、図7について説明する。図7は、選択ゲート電極016が延在する方向と垂直方向における素子分離領域内の断面図である。メモリゲート電極010直下の素子分離絶縁膜009は凸型となっている。これは、素子分離絶縁膜009を形成する際に、シリコン基板000表面よりも上方まで絶縁膜を埋め込みメモリゲート電極010が形成されている領域以外の素子分離絶縁膜009をエッチバックするためである。そして、図7では、メモリゲート電極010のうち個々のメモリゲート電極010を結束するための導電膜のみが表れている。そして、図5で説明したことと同様に、素子分離絶縁膜009上に電荷蓄積膜004が形成されていないことが分かる。
次に、図8及び図9について説明する。図8は同装置のメモリセルアレイの周辺に配置された周辺回路領域の一例を示した平面図であり、図9はD−D´線に沿った断面図である。
まず、図8について説明する。なお、平面図ではキャップ絶縁膜及びコンタクトプラグ等の構成は省略している。周辺回路領域には、様々な回路が配置されているが、それらの回路は複数のトランジスタにより構成されている。図8では、1つのトランジスタのみを示している。トランジスタは、素子形成領域に形成され、その素子形成領域は素子分離絶縁膜009が形成されている素子分離領域に囲まれている。そして、トランジスタのゲート電極010は、素子形成領域のソース電極及びドレイン電極となる領域を残し素子形成領域及び素子分離領域に跨って形成されている。
次に、図9について説明する。図9はチャネル幅方向の断面図である。シリコン基板000とメモリゲート電極010とはゲート絶縁膜001を介して対向している。そして、素子分離絶縁膜009の間の幅がチャネル幅に相当する。そして、メモリゲート電極010は、素子分離絶縁膜009上にもオーバーラップするように形成されている。なお、一般的には、素子分離絶縁膜009上のメモリゲート電極010に配線層と電気的に接続するための領域を設けるが図9では省略している。そして、ゲート絶縁膜001上には、メモリゲート電極010をパターニングするために設けられたキャップ絶縁膜として機能するシリコン窒化膜011が形成されている。また、素子分離絶縁膜009上であってメモリゲート電極010の両側壁には、例えばシリコン酸化膜等の絶縁膜014で形成されたサイドウォール絶縁膜が形成されている。
図10〜図26は、本実施の形態1の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示した半導体基板の一部断面図である。製造方法を示す図面においては、メモリセル領域、周辺回路領域に分割して記載する。図中のA−A´からD−D´は、図4及び図8のA−A´線からD−D´線に対応する。すなわち、図中のA−A´からC−C´はメモリセル領域、D−D´は周辺回路領域の断面図に相当する(図10)。
まず、シリコン基板000上に、p型及びn型ウエルを形成した後、熱酸化法によってシリコン基板000上に、周辺回路領域のMOSトランジスタのゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜001を形成した後、周辺MOSトランジスタのゲート電極となるポリシリコン膜002をCVD(Chemical Vapor Deposition)法によって堆積する(図11)。ここで、リソグラフィとドライエッチング技術により、シリコン酸化膜001は複数水準の酸化膜厚を形成することも可能である。
次に、メモリセル領域のポリシリコン膜002とシリコン酸化膜001をリソグラフィとドライエッチング技術により除去し、メモリセルの閾値調整用のイオン注入を行う。この工程により、ポリシリコン膜002が周辺回路領域のみに残される(図12)。続いて、シリコン基板000表面に熱酸化法によりシリコン酸化膜003を形成後、電荷蓄積膜となるシリコン窒化膜004を堆積し、同シリコン窒化膜004を熱酸化してシリコン酸化膜005を形成する。なお、この際、シリコン酸化膜005は、シリコン窒化膜004の熱酸化に限らずCVD法によりシリコン酸化膜を堆積することにより形成することも可能である。これにより、メモリセル領域のシリコン基板000表面上には、シリコン酸化膜003、シリコン窒化膜004及びシリコン酸化膜005の積層膜である、いわゆるONO膜が形成される。一方、周辺回路領域では、ポリシリコン膜002が除去されていないので、ポリシリコン膜002上にONO膜が形成されている。なお、本実施の形態1においては、シリコン酸化膜003の膜厚が5nm、シリコン窒化膜004の膜厚が8nm、シリコン酸化膜005の膜厚が5nmとなるようにONO膜を形成した。その後、メモリゲート電極となるポリシリコン膜006と、シリコン窒化膜007を順次堆積する(図13)。このとき、メモリセル領域におけるシリコン基板000の表面からシリコン窒化膜007の上面までの高さは、周辺回路領域内のMOSトランジスタ形成領域におけるシリコン基板000の表面からMOSトランジスタのゲート電極となるポリシリコン膜002上のシリコン酸化膜/シリコン窒化膜/シリコン酸化膜までの高さと概ね等しくなるようにすると、メモリセル領域内のシリコン窒化膜007と周辺回路領域内のシリコン窒化膜004とをエッチストッパーとして機能させることができるため、後のCMP(Chemical Mechanical Polishing)時にウェハ面内の平坦性が向上する。
次に、周辺回路領域のシリコン窒化膜007とポリシリコン膜006をリソグラフィとドライエッチング技術により除去した後(図14)、例えばホトレジスト008のような有機材料を用いて、素子形成領域となる領域が、後の工程でエッチングされないよう、その領域のホトレジスト008を残してパターニングする(図15)。
その後、例えば、シリコン窒化膜007をホトレジスト008で形成されたパターンとなるようにエッチングして、ホトレジスト008を除去した後に、シリコン窒化膜007をマスクとして、メモリセル領域においては、ポリシリコン膜006、ONO膜(シリコン酸化膜003、シリコン窒化膜004及びシリコン酸化膜005)をエッチングし、素子分離領域となる領域をシリコン基板000の表面から300nm程度削れるまでエッチングする。シリコン窒化膜007とシリコン窒化膜004とは材料が共通するが、シリコン窒化膜007はシリコン窒化膜004に比べて膜厚が相対的に大きいので、シリコン窒化膜004をエッチングする際にシリコン窒化膜007が多少削れても問題となることはない。一方、周辺回路領域内においては、ONO膜のシリコン窒化膜004をマスクしてポリシリコン膜002、ゲート絶縁膜001、シリコン基板000表面をエッチングする。なお、ホトレジスト008のみをマスクにしてメモリセル領域及び周辺回路領域のシリコン基板000表面まで、エッチングしても構わない。これにより、シリコン基板000表面がエッチングされなかった領域が素子形成領域となる。続いて、素子分離絶縁膜となるシリコン酸化膜009を堆積した後、CMP法によりメモリセル領域のシリコン窒化膜007及び周辺回路領域のシリコン窒化膜004をエッチストッパーに用いて平坦化を行う。これにより、シリコン酸化膜009が形成された領域が素子分離領域となる(図16)。
このような工程により、メモリセル領域内の素子形成領域にのみ電荷蓄積膜となるシリコン窒化膜004が自己整合的に形成され、その一方で、メモリセル領域内の素子分離領域となる領域には、電荷蓄積膜となるシリコン窒化膜004は形成されない。また、周辺回路領域内においても、素子形成領域と素子分離領域とが形成される。なお、この際に素子分離絶縁膜はポリシリコン膜006の上面よりも上方に素子分離絶縁膜の上面が来るように絶縁膜を残している。
続いて、ウェットエッチングによりシリコン窒化膜007及び周辺回路領域内のシリコン窒化膜004を除去した後、メモリゲート電極を結束するためのポリシリコン膜010を堆積し、さらにシリコン窒化膜011、シリコン酸化膜012を順に堆積する。このポリシリコン膜010により後のプロセスでメモリゲート電極のパターニングを行なっても各々のメモリセルのメモリゲート電極が電気的に接続されることになる。また、周辺回路領域内においては、素子分離絶縁膜上にポリシリコン膜010が形成されることになる(図17)。次に、ホトレジスト013のような有機材料をシリコン基板000表面に堆積させ、メモリゲート電極及び周辺MOSトランジスタのゲート電極のパターンをホトレジスト013に転写する(図18)。その後、さらに、そのパターンをシリコン酸化膜012に転写し、そのシリコン酸化膜012をハードマスクとしてシリコン窒化膜011、ポリシリコン膜010及びONO膜をドライエッチングして、メモリゲート電極を形成する。ここで、周辺MOSトランジスタのゲート電極の加工も同時に行っている(図19)。なお、この工程では、素子分離領域内の素子分離絶縁膜であって、メモリゲート電極となるポリシリコン膜010が形成されていない領域の素子分離絶縁膜もエッチングしている。
この工程により、メモリセル領域内においては、素子形成領域で、メモリゲート電極が形成されていない領域内のONO膜は除去され、シリコン基板000表面が露出される。一方、素子分離領域内においては、図19のC−C´線断面のように凸形状の素子分離絶縁膜が形成される。
続いて、メモリゲート電極と選択ゲート電極とを絶縁するためのサイドウォールをシリコン酸化膜014により形成する(図20)。次に、選択トランジスタのゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜015を熱酸化法により形成した後、同選択トランジスタのゲート電極となるポリシリコン膜016を堆積し、CMP法によりシリコン窒化膜011をエッチストッパーに用いて平坦化する(図21)。
ここで、図21から、先の工程において、素子分離領域内のメモリゲート電極が形成されていない領域の素子分離絶縁膜をエッチングしていたことにより、メモリゲート電極の底面の位置が、その後に形成された選択ゲート電極となるポリシリコン膜016の底面の位置よりも高い位置となることが分かる。次に、選択ゲート電極となるポリシリコン膜016をパターニングするために、ホトレジスト017のような有機材料をシリコン基板000全面に堆積させ、選択ゲート電極のパターンをホトレジスト017に転写する(図22)。
次に、ホトレジスト017及びシリコン窒化膜011をマスクにして選択ゲート電極を形成する(図23)。これにより、メモリゲート電極にシリコン酸化膜014を介して隣接する選択ゲート電極が形成される。
そして、p−MOS、n−MOSそれぞれのソース電極及びドレイン電極となる高濃度不純物領域を形成するためのイオン注入を行い(図24)、ソース電極及びドレイン電極を構成する拡散層018を形成する(図25)。この工程により、メモリゲート電極及び選択ゲート電極を挟むように一対のソース電極及びドレイン電極が形成される。また、図示されていないが、周辺回路領域内のMOSトランジスタのソース電極及びドレイン電極も同時に形成される。
次に、選択ゲート電極の側壁にシリコン酸化膜019によりサイドウォールを形成し、選択ゲート電極上、メモリセルのソース電極及びドレイン電極上にコバルト膜を堆積した後、例えばコバルトシリサイド化することによりコバルトシリサイド膜020が形成され、選択ゲート電極、メモリセルのソース電極及びドレイン電極を低抵抗化することができる(図26)。なお、コバルトシリサイド膜020等のシリサイド膜は低抵抗化をする必要のない場合にはシリサイド膜を形成することは必須の工程ではない。その後は図示してはいないが、配線層間膜を堆積した後、メモリトランジスタ、選択トランジスタ、周辺MOSトランジスタに導通をとるためのコンタクトホールを形成する。続いて層間絶縁膜上に金属膜を堆積し、これをパターニングして配線を形成することにより、不揮発性半導体記憶装置が完成する。
図27には、以上の工程を経て製造された半導体記憶装置の選択トランジスタ−メモリトランジスタ間の容量の同ゲート電極間に形成された絶縁膜の膜厚に対する依存性を示している。図中、(a)は図55に示すように選択ゲート00001とメモリゲート00002との間のシリコン窒化膜を除去した一方で、素子分離領域内のメモリゲート00002と素子分離絶縁膜00006との間のシリコン窒化膜を除去しなかったメモリセル、(b)は本実施の形態1のメモリセル、(c)は後述する実施の形態3のメモリセルの特性となっている。また、(b)の構造ではシリコン窒化膜の効果を検証するため、素子分離領域内のメモリゲート00002の結束部の高さを低く抑えることにより、(a)の素子分離領域でのメモリゲート00002と選択ゲート00001との対向面の水平方向におけるオーバーラップ量に起因する容量値の影響を抑えたものを用いた。
本実施の形態1のメモリセルにおいては、素子分離領域のシリコン窒化膜を自己整合的に除去していることから、(a)のメモリセルの構造と比較して、選択ゲート−メモリゲート間の容量を小さくできる。その結果、選択トランジスタの時定数を小さくできるためメモリ動作速度が向上する。
また、回路図とディスターブに対する耐性を図28に示す。ただし、回路図中のセルAに書込みの電圧を印加した場合にセルBが受けるディスターブの耐性を示しており、図中の(a)は上記(a)と同様の構造、(b)は本実施の形態1のメモリセルの特性となっている。
(a)の構造においては、素子分離領域に電荷蓄積層となるシリコン窒化膜が存在するため、メモリセル書込み・消去時に電荷が素子分離領域内のシリコン窒化膜に注入される。そして、素子分離領域内のシリコン窒化膜に存在する電荷からの電界によりGIDLが増加し、図28に示すようにディスターブが生じている。本実施の形態1のメモリセルでは、同部にシリコン窒化膜が無く、電荷が蓄積されないために電界が弱まり、結果としてディスターブ耐性が改善する。本発明は、ディスターブに対するマージンを小さくでき、メモリセル閾値分布間の間隔が狭くできるため、メモリセルを多値構成にした場合に好適である。
以上、発明の内容をまとめると以下の通りである。すなわち、素子分離領域内に電荷蓄積膜が形成されていないので、ホットエレクトロンやホットホールを用いた情報の書込みまたは消去動作を行なっても、そもそも素子分離領域内に注入されることがなく、ディスターブ耐性が改善される。
また、素子分離領域内に電荷蓄積膜が形成されていないので、素子形成領域内の電荷蓄積膜に蓄えられた電荷が素子分離領域内に拡散することがなく、ディスターブ耐性が改善される。
さらに、素子分離領域内に電荷蓄積膜であり、シリコン酸化膜よりも比誘電率が高いシリコン窒化膜が形成されていないので、メモリゲート電極と選択ゲート電極との間における容量が低減され、メモリの動作速度が向上する。
また、本願発明においては、メモリゲート電極がポリシリコン膜の2層で形成されるプロセスであり、各々のメモリセルのメモリゲート電極2層目のポリシリコン膜で結束される構造になっている。そのため、本願のように、素子分離領域内で結束部となる2層目のポリシリコン膜のメモリゲート電極の底面の位置が、素子分離領域内の選択ゲート電極の底面の位置より高い位置に配置することが可能である。そのため、素子分離領域内におけるメモリゲート電極と選択ゲート電極との水平方向におけるオーバーラップ量を従来よりも少なくすることが可能である。これにより、素子分離領域内のメモリゲート電極と選択ゲート電極の対向面における単位面積当たりの容量を素子形成領域内の対向面における単位面積当たりの容量よりも小さくすることができるため、メモリゲート電極と選択ゲート電極との容量を低減することができ、メモリセルの動作速度が向上する。なお、この効果は、情報の書込みまたは消去の方式について、ホットエレクトロンまたはホットホールを用いなくても得られる効果である。
さらに、本願発明においては、素子分離領域形成用の溝の形成、素子分離絶縁膜の形成、素子分離絶縁膜の埋め込み、メモリゲート電極と周辺MOSトランジスタのゲート電極の加工について、メモリアレイ領域と周辺回路領域とで同時に行っているので、プロセス工程数の低減、または、マスク枚数の低減が図られ、プロセスコストを低減することができる。
(実施の形態2)
図29は本実施の形態2である不揮発性半導体集積記憶装置を示した断面図である。本実施の形態2のメモリセル構造と前記実施の形態1との違いは、選択ゲート電極016をサイドウォール加工により形成していることである。サイドウォールとすることにより実施の形態1の効果に加えて、メモリセル面積を縮小することができる。
(実施の形態3)
図30は、前記実施の形態1の図4と同様に、本実施の形態3の不揮発性半導体記憶装置の一例を示した半導体基板の一部の平面図であり、図31、図32及び図33は、それぞれ図30におけるA−A´線、B−B´線及びC−C´線に沿った半導体基板の断面図である。また、図34は同装置の周辺回路領域の一例を示した平面図であり、図35はD−D´線に沿った断面図である。すなわち、図中のA−A´線、B−B´線及びC−C´線はメモリセル領域の断面図、D−D´線は周辺回路領域の断面図に相当する。本実施の形態3と前記実施の形態1との違いは、素子分離領域内において、メモリゲート電極が選択ゲート電極の上面より高い位置でポリシリコン膜により結束している点である。このことにより、実施の形態1と比較して選択トランジスタ−メモリトランジスタ間の容量をさらに小さくして、さらに高速動作が可能となっている。
図36〜図41は、本実施の形態3の不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示した半導体基板の一部断面図である。製造方法を示す図面においては、メモリセル領域、周辺回路領域に分割して記載している。図中のA−A´からD−D´は、図30、36のA−A´線からD−D´線に対応している。なお、図10から図20までの工程は、実施の形態1と同一工程であるため省略する。
図20に続く工程が図36であり、図21に相当する。そして、図36を形成した後に、選択ゲート電極となるポリシリコン膜116の上面の位置がメモリゲート電極を結束しているポリシリコン膜110の底面の位置より低くなるようにポリシリコン膜116をエッチバックする(図37)。こうすることにより、素子形成領域内におけるメモリゲート電極と選択ゲート電極との水平方向のオーバーラップをなくすことができ、メモリゲート電極と選択ゲート電極との間の容量を小さくすることができる。そして、選択ゲート電極をパターニングするためのホトレジスト117を堆積し、選択ゲート電極のパターンとなるようにホトレジスト117をパターニングする。
次に、ホトレジスト117をマスクにして、ポリシリコン膜116を選択ゲート電極の形状に加工した後(図38)、p−MOS、n−MOSそれぞれのソース電極及びドレイン電極となる高濃度不純物領域を形成するためのイオン注入を行い(図39)、拡散層118を形成する(図40)。続いて、選択ゲート電極の側壁にシリコン酸化膜119によりサイドウォールを形成し、同選択ゲート電極及び拡散層118を、例えばコバルトシリサイド化する(図41)。
その後は図示してはいないが、配線層間膜を堆積した後、メモリトランジスタ、選択トランジスタ、周辺MOSトランジスタに導通をとるためのコンタクトホールを形成する。続いて層間絶縁膜上に金属膜を堆積し、これをパターニングして配線を形成することにより、不揮発性半導体記憶装置が完成する。
図27には、以上の工程を経て製造された半導体記憶装置の選択トランジスタ−メモリトランジスタ間の容量の同部の絶縁膜厚に対する依存性を、前記(a)のメモリセル及び前記実施の形態1のメモリセルと比較して示している。なお、(c)のメモリセルではメモリゲートの底面の位置が選択ゲート電極の上面の位置とほぼ同等のものを用いた。図27から明らかなように、(b)のメモリセルよりもさらにゲート電極間の容量を低減することが可能であることが分かる。このように、本実施の形態3のメモリセルにおいては、前記実施の形態1のメモリセルに対して、素子分離領域内において、メモリゲート電極の底面の位置が選択ゲート電極の上面の位置と同じかまたはそれより高い位置となるように工夫されているため、ゲート電極間の容量がさらに低減し、選択トランジスタの時定数を小さくできる。これにより、メモリ動作速度が向上する。
以上から、本発明により、高信頼でかつ高速動作が可能な不揮発性半導体集積記憶装置を提供できる。
(実施の形態4)
図42は本実施の形態4である不揮発性半導体集積記憶装置を示した断面図である。本実施の形態4のメモリセル構造と前記実施の形態1及び3のメモリセル構造との違いは、メモリゲート電極もシリサイド化していることである。
製造方法については、図41において、メモリゲート電極上部のシリコン窒化膜111をウェットエッチングにより除去した後にコバルトシリサイド化すればよい。シリサイド化によりメモリゲート電極の抵抗を下げることができ、前記実施の形態3と比較して、より高速にメモリ動作させることが可能である。なお、前記実施の形態1にも適応でき、同様の効果が得られる。
(実施の形態5)
図43は本実施の形態5である不揮発性半導体集積記憶装置を示した断面図である。図44には、図44の最も左側の断面図(B−B´線に沿った断面)に示したE−E´線及びF−F´線に沿った断面図を示す。本実施の形態5のメモリセル構造と前記実施の形態3のメモリセル構造との違いは、選択トランジスタをFin構造としていることである。すなわち、素子形成領域の上面のみならず側面の領域も選択トランジスタのチャネルとして利用可能な構造である。
形成方法としては、図20においてメモリトランジスタ側壁にシリコン酸化膜014によるサイドウォールを形成した後に、素子分離領域内のシリコン酸化膜009をシリコン基板000上面よりも深くエッチングすることで素子形成領域の側面まで露出させ、素子形成領域を凸形状とする。その後は図21以降と同様のプロセスにより製造可能である。なお、図44においては前記実施の形態3の選択ゲート電極となるように加工しているが、前記実施の形態1及び2のメモリセルにも適応でき、前記実施の形態4のメモリセルにも適応できる。前記実施の形態1、2、3及び4の効果に加えて、素子形成領域の側面の領域もチャネルとして利用できるのでメモリセルの電流を増大できる。
(実施の形態6)
図46〜図54は、本実施の形態6である不揮発性半導体記憶装置の製造方法を示した一部断面図である。本実施の形態6のメモリセル構造と前記実施の形態1のメモリセル構造との違いは、図45に示すように、選択トランジスタの両側にメモリトランジスタが存在する構造、いわゆるTWIN・MONOS構造となっていることである。以下、製造方法について説明する。但し、前記実施の形態1の図17の工程までは同一工程なので説明を省略する。
まず、図17に続き、シリコン酸化膜212上にホトレジスト213を堆積し、メモリゲート電極のパターンとなるようにホトレジスト213にメモリゲート電極のパターンを転写する(図46)。本実施の形態6の場合、その際に1つのメモリセル内に2つのメモリゲート電極が配置されるように、パターンの間隔が約160〜200nmとなるように、ホトレジスト213をパターニングする。
次に、メモリゲート電極及び周辺MOSトランジスタのゲート電極をパターニングし、シリコン酸化膜212をハードマスクとしてドライエッチングして両ゲート電極を形成する(図47)。この際にシリコン酸化膜212は適宜除去される。続いて、メモリトランジスタと選択トランジスタを絶縁するためのサイドウォールをシリコン酸化膜214により形成する(図48)。次に、選択トランジスタのゲート絶縁膜となるシリコン酸化膜215を熱酸化法により形成した後、同選択トランジスタのゲート電極となるポリシリコン膜216を堆積しCMP法により平坦化する(図49)。次に、選択ゲート電極となるポリシリコン膜216を、メモリゲート電極を結束しているポリシリコン膜210の上面より低くなるようにエッチバックした後、選択ゲート電極をパターニングする(図50)。
次に、選択ゲート電極を形成した後(図51)、p−MOS、n−MOSそれぞれのソース電極及びドレイン電極となる高濃度不純物領域を形成するためのイオン注入を行い(図52)、拡散層218を形成する(図53)。その後、選択ゲート電極及び拡散層218を、例えばコバルトシリサイド化する(図54)。その後は図示してはいないが、配線層間膜を堆積した後、メモリトランジスタ、選択トランジスタ、周辺MOSトランジスタに導通をとるためのコンタクトホールを形成する。続いて層間絶縁膜上に金属膜を堆積し、これをパターニングして配線を形成することにより、不揮発性半導体記憶装置が完成する。なお、図には示さないが、前記実施の形態4における図42のように、2つのメモリトランジスタのゲート電極の上のシリコン窒化膜をウェットエッチングにより除去することで、メモリゲート電極もシリサイド化することが可能である。また、前記実施の形態5における図43、図44のようにメモリトランジスタを加工するときに素子分離領域となるシリコン酸化膜を意図的に深くエッチングすることにより選択トランジスタをFin構造にすることも可能である。なお、言うまでもないが、素子分離領域内の両メモリゲート電極と素子分離絶縁膜との間に形成されている電荷蓄積膜が除去されているため、前記実施の形態1と同様の効果が得られる。そのため、本実施の形態6においても、前記実施の形態1〜5と同様に、メモリ動作を高速化することができ、同時にメモリセルのディスターブ耐性を向上するため高性能な半導体集積記憶装置を提供できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、本発明の各々のゲート電極はポリシリコン膜で形成しているが、本発明においてはポリシリコン膜に限定されることはなく導電性材料膜で形成しても良い。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、車載、家電用途などの混載マイコン用記憶装置、及び携帯性パーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラなどの小型形態情報機器用記憶装置に用いて好適である。
従来の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを示す回路図である。 従来の不揮発性半導体記憶装置のメモリセルを示す断面図である。 図2のA−A´線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態1である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル領域を示した要部平面図である。 図4のA−A´線に沿った断面図である。 図4のB−B´線に沿った断面図である。 図4のC−C´線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態1である不揮発性半導体集積記憶装置の周辺回路領域を示した要部平面図である。 図8のD−D´線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態1である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル及び周辺回路を含む領域の製造方法を示した断面図である。 図10に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図11に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図12に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図13に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図14に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図15に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図16に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図17に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図18に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図19に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図20に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図21に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図22に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図23に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図24に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図25に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 本発明の実施の形態1、3の選択トランジスタとメモリトランジスタ間の容量を、検討技術を比較して示した図である。 本発明の実施の形態1の誤書込み耐性を検討技術と比較して示した図である。 本発明の実施の形態2である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル及び周辺回路を含む領域を示した要部断面図である。 本発明の実施の形態3である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル領域を示した要部平面図である。 図30のA−A´線に沿った断面図である。 図30のB−B´線に沿った断面図である。 図30のC−C´線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態3である不揮発性半導体集積記憶装置の周辺回路領域を示した要部平面図である。 図34のD−D´線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態3である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル及び周辺回路を含む領域の製造方法を示した断面図である。 図36に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図37に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図38に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図39に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図40に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 本発明の実施の形態4である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセルおよび周辺回路を含む領域を示した要部断面図である。 本発明の実施の形態5である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル及び周辺回路を含む領域を示した要部断面図である。 本発明の実施の形態5である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセルを示した要部断面図である。 本発明の実施の形態6である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセルを示した要部断面図である。 本発明の実施の形態6である不揮発性半導体集積記憶装置のメモリセル及び周辺回路を含む領域の製造方法を示した断面図である。 図46に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図47に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図48に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図49に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図50に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図51に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図52に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 図53に続く不揮発性半導体集積記憶装置の製造方法を示した断面図である。 本願発明の課題を説明するための平図面である。
符号の説明
00001 選択ゲート
00002 メモリゲート
00003 拡散層
00004 電荷蓄積膜
00005 半導体基板
00006 素子分離絶縁膜
000 シリコン基板(半導体基板)
001 シリコン酸化膜(ゲート絶縁膜)
002 ポリシリコン膜
003 シリコン酸化膜(絶縁膜)
004 シリコン窒化膜(電荷蓄積膜)
005 シリコン酸化膜(絶縁膜)
006 ポリシリコン膜
007 シリコン窒化膜
008 ホトレジスト
009 シリコン酸化膜(素子分離絶縁膜)
010 ポリシリコン膜(メモリゲートまたはメモリゲート電極)
011 シリコン窒化膜
012 シリコン酸化膜
013 ホトレジスト
014 シリコン酸化膜(絶縁膜)
015 シリコン酸化膜
016 ポリシリコン膜(選択ゲートまたは選択ゲート電極)
017 ホトレジスト
018 拡散層
019 シリコン酸化膜
020 コバルトシリサイド膜
100 シリコン基板(半導体基板)
101 シリコン酸化膜(ゲート絶縁膜)
103 シリコン酸化膜(絶縁膜)
104 シリコン窒化膜(電荷蓄積膜)
105 シリコン酸化膜(絶縁膜)
109 シリコン酸化膜(素子分離絶縁膜)
110 ポリシリコン膜(メモリゲートまたはメモリゲート電極)
111 シリコン窒化膜
114 シリコン酸化膜(絶縁膜)
115 シリコン酸化膜
116 ポリシリコン膜(選択ゲートまたは選択ゲート電極)
117 ホトレジスト
118 拡散層
119 シリコン酸化膜
120 コバルトシリサイド膜
200 シリコン基板(半導体基板)
201 シリコン酸化膜(ゲート絶縁膜)
203 シリコン酸化膜(絶縁膜)
204 シリコン窒化膜(電荷蓄積膜)
205 シリコン酸化膜(絶縁膜)
209 シリコン酸化膜(素子分離絶縁膜)
210 ポリシリコン膜(メモリゲートまたはメモリゲート電極)
211 シリコン窒化膜
212 シリコン酸化膜
213 ホトレジスト
214 シリコン酸化膜(絶縁膜)
215 シリコン酸化膜
216 ポリシリコン膜(選択ゲートまたは選択ゲート電極)
217 ホトレジスト
218 拡散層
220 コバルトシリサイド膜

Claims (18)

  1. 半導体基板に形成された第1の方向に延在する複数の素子分離領域と、
    前記複数の素子分離領域の間に形成された素子形成領域と、
    前記素子形成領域に形成されたソース・ドレインとなる一対の半導体領域と、
    前記第1の方向と交わる第2の方向に延在する第1のゲート電極と、
    前記第2の方向に延在する第2のゲート電極と、
    前記半導体基板と前記第1のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、
    前記第1のゲート電極は、前記第2のゲート電極に対し、前記第1の方向に隣接し、
    前記第1のゲート電極及び前記第2のゲート電極は、前記一対の半導体領域の間に形成され、
    前記電荷蓄積膜は、前記素子形成領域と前記第1のゲート電極とが交差する領域にのみ形成され、
    前記電荷蓄積膜にホットエレクトロンまたはホットホールを注入することにより、情報の書込みまたは消去を行うことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極の底面の位置が、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の底面の位置よりも高い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  3. 請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極の底面の位置が、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の上面の位置と同じかそれよりも高い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  4. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極の対向面における単位面積当たりの容量は、前記素子形成領域内の前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極の対向面における単位面積当たりの容量よりも小さいことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  5. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極とは絶縁膜を介して隣接しており、前記絶縁膜には電荷蓄積膜が存在しないことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  6. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の底面は、前記半導体基板の上面よりも低い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  7. 請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置において、さらに
    前記第2の方向に延在する第3のゲート電極と、
    前記半導体基板と前記第3のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、
    前記第3のゲート電極は、前記第1の方向であって前記第1のゲート電極が形成されている方向とは反対方向に隣接し、
    前記第3のゲート電極は、前記一対の半導体領域の間に形成され、
    前記電荷蓄積膜は、前記素子形成領域と前記第1のゲート電極とが交差する領域及び前記素子形成領域と前記第3のゲート電極とが交差する領域にのみ形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  8. 半導体基板に形成された第1の方向に延在する複数の素子分離領域と、
    前記複数の素子分離領域の間に形成された素子形成領域と、
    前記素子形成領域に形成されたソース・ドレインとなる一対の半導体領域と、
    前記第1の方向と交わる第2の方向に延在する第1のゲート電極と、
    前記第2の方向に延在する第2のゲート電極と、
    前記半導体基板と前記第1のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、
    前記第1のゲート電極は、前記第2のゲート電極に対し、前記第1の方向に隣接し、
    前記第1のゲート電極及び前記第2のゲート電極は、前記一対の半導体領域の間に形成され、
    前記電荷蓄積膜は、前記素子形成領域と前記第1のゲート電極とが交差する領域にのみ形成され、
    前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極の底面の位置が、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の底面の位置よりも高い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  9. 請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極の底面の位置が、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の上面の位置と同じかそれよりも高い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  10. 請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極の対向面における単位面積当たりの容量は、前記素子形成領域内の前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極の対向面における単位面積当たりの容量よりも小さいことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  11. 請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記第1のゲート電極と前記第2のゲート電極とは絶縁膜を介して隣接しており、前記絶縁膜には電荷蓄積膜が存在しないことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  12. 請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置において、前記素子分離領域内の前記第2のゲート電極の底面は、前記半導体基板の上面よりも低い位置にあることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  13. 請求項8記載の不揮発性半導体記憶装置において、さらに、
    前記第2の方向に延在する第3のゲート電極と、
    前記半導体基板と前記第3のゲート電極との間に形成された電荷蓄積膜とを有し、
    前記第3のゲート電極は、前記第1の方向であって前記第1のゲート電極が形成されている方向とは反対方向に隣接し、
    前記第3のゲート電極は、前記一対の半導体領域の間に形成され、
    前記電荷蓄積膜は、前記素子形成領域と前記第1のゲート電極とが交差する領域及び前記素子形成領域と前記第3のゲート電極とが交差する領域にのみ形成されていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  14. (a)半導体基板上に電荷蓄積膜を含む第1のゲート絶縁膜を形成する工程と、
    (b)前記第1のゲート絶縁膜上に第1の導電性材料膜を形成する工程と、
    (c)第1方向に延在する複数の素子分離領域となる領域内の前記第1の導電性材料膜を除去する工程と、
    (d)少なくとも前記第1の導電性材料膜のパターンをマスクにして、前記第1の導電性材料膜が除去された領域内の前記電荷蓄積膜を除去する工程と、
    (e)前記第1の導電性材料膜が除去された領域内の前記半導体基板の表面をエッチングすることにより、素子分離領域となる溝を形成する工程と、
    (f)前記溝内に素子分離絶縁膜を埋め込む工程と、
    (g)前記素子分離絶縁膜及び前記第1の導電性材料膜の上に第2の導電性材料膜を形成する工程と、
    (h)前記第1の方向と交わる第2の方向に延在するパターンとなるように前記第2の導電性材料膜、前記第1の導電性材料膜及び前記第1のゲート絶縁膜を加工する工程と、
    (i)前記第1の導電性材料膜の側壁に第1の絶縁膜を形成する工程と、
    (j)前記半導体基板上に前記第1の絶縁膜を介して第3の導電性材料膜を形成する工程と、
    (k)前記第2の方向に延在するパターンとなるように前記第3の導電性材料膜を加工する工程と、
    (l)前記第1、第2及び第3の導電性材料膜を挟むように一対の半導体領域を形成する工程とを有することを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  15. 請求項14記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前記(a)工程の前に、
    (m)前記半導体基板の表面に第2のゲート絶縁膜と、前記第2のゲート絶縁膜上に第4の導電性材料膜とを形成する工程と、
    (n)メモリセルアレイ領域内の前記第2のゲート絶縁膜及び前記第4の導電性材料膜を除去することによって、周辺回路領域内に前記第2のゲート絶縁膜及び前記第4の導電性材料膜を残す工程とを有し、
    前記(e)工程は、少なくとも前記第4の導電性材料膜をマスクにして、前記半導体基板の表面をエッチングすることにより、前記周辺回路領域内の素子分離領域となる溝を同時に形成する工程であり、前記(h)工程は、前記周辺回路領域内のトランジスタのゲート電極となるように、前記第4の導電性材料膜を同時に加工する工程であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  16. 請求項15記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、前記(b)工程と前記(c)工程との間に、
    (o)前記第1の導電性材料膜上に第1のシリコン窒化膜を形成する工程とを有し、
    前記(a)工程は、前記第4の導電性材料膜上に第2のシリコン窒化膜を形成する工程であり、前記(b)工程は、前記第2のシリコン窒化膜上に前記第1の導電性材料膜を形成する工程であり、前記(f)工程は、CMP法により、前記素子分離絶縁膜の表面を研磨する工程であり、前記第1のシリコン窒化膜及び前記第2のシリコン窒化膜を用いて終了判定を行なうことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  17. 請求項14記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(f)工程において、前記素子分離絶縁膜の上面が前記半導体基板の上面よりも高い位置となるように埋め込み、前記(h)工程において、素子分離領域内の前記第2の導電性材料膜が残存しない領域の前記素子分離絶縁膜をエッチングすることにより、前記素子分離絶縁膜の表面を削ることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
  18. 請求項17記載の不揮発性半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(j)工程は、前記第2の導電性材料膜の底面と同じかそれよりも低い位置に前記第3の導電性材料膜の上面が位置するように前記第3の導電性材料膜を形成する工程であることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置の製造方法。
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