JP2008145564A - 自動編曲装置および自動編曲プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 音楽的な違和感なしに、演奏者の演奏レベルに合わせて楽曲を編曲する。
【解決手段】 編曲処理部14は、演奏情報ファイル24のレコード中の発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する。編曲処理部14は、高音側のトラックについて、和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、低音側のトラックについては、和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、削除された和音構成音のレコードが削除されたような、編曲演奏情報ファイルを生成して、記憶装置22に記憶する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、演奏者の演奏レベルに合わせて楽曲を編曲する自動編曲装置および編曲プログラムに関する。
予め入力され、記憶装置などに記憶されていたメロディや和音のデータに基づいて、当該メロディに合致した伴奏など他のパートのデータを生成するシステムが提案されている(特許文献1)。特許文献1に開示された装置においては、メロディとともに複数のパートを有するパターンシーケンスを生成し、パート間の音高に関する禁則ルールに基づいて、音高を修正する。
特開平7−219526号公報
特開2001−272976号公報
演奏者が演奏したい楽曲があった場合に、その楽曲についての編曲或いはその楽曲のメロディに自動的に付けられた編曲が、演奏者の技術レベルでは演奏が困難である場合がある。
そこで、たとえば、特許文献2においては、楽曲ごとに異なる態様でアレンジされた曲データを用意しておき、演奏者の技術レベルに応じたアレンジの曲データを選択して、これをユーザに提示するシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献2に開示された技術では、ある楽曲について、異なる技術レベルの複数の曲データを用意し、その曲データを記憶装置に記憶しておく必要がある。したがって、特許文献1に開示されたような、メロディに、後から伴奏などの他のパートが付加されたような楽曲について、レベルに応じた曲データを提供することはできないという問題点があった。
本発明の目的は、音楽的な違和感なしに、演奏者の演奏レベルに合わせた楽曲の編曲が可能な自動編曲装置および編曲プログラムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
上記所定の閾値を演奏レベルにしたがって変更することができる。本発明によれば、演奏レベルに応じて和音構成音の数が適切に変更された編曲演奏情報ファイルを生成することが可能となる。
また、本発明の目的は、それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
また、本発明の目的は、それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
好ましい実施態様においては、前記和音構成音特定手段が、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成し、
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するように構成されている。
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するように構成されている。
別の好ましい実施態様においては、前記和音構成音特定手段が、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成し、
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するように構成されている。
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するように構成されている。
また、本発明の目的は、それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲手段と、を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲手段と、を備えたことを特徴とする自動編曲装置により達成される。
所定の時間軸上の位置の間隔は、演奏レベルにしたがって変更することができる。
好ましい実施態様においては、前記編曲手段が、前記ノートに関する発音開始時刻の小節内の時間軸上の位置を算出し、当該位置が、前記所定の時間軸上の位置に合致するか否かを判断するように構成されている。
また、本発明の目的は、それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
また、本発明の目的は、それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
さらに、本発明の目的は、それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
好ましい実施態様においては、前記和音構成音特定ステップにおいて、前記コンピュータに、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成するステップを実行させ、
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するステップを実行させる。
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するステップを実行させる。
別の好ましい実施態様においては、前記和音構成音特定ステップにおいて、前記コンピュータに、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成するステップを実行させ、
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するステップを実行させる。
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するステップを実行させる。
また、本発明の目的は、それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラムにより達成される。
好ましい実施態様においては、前記編曲ステップにおいて、前記コンピュータに、前記ノートに関する発音開始時刻の小節内の時間軸上の位置を算出し、当該位置が、前記所定の時間軸上の位置に合致するか否かを判断するステップを実行させる。
本発明によれば、音楽的な違和感なしに演奏者の演奏レベルに合わせた楽曲の編曲が可能な自動編曲装置および編曲プログラムを提供することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の実施の形態にかかる自動編曲装置の構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示すように、本実施の形態にかかる自動編曲装置は、楽音再生処理部12、編曲処理部14、楽譜変換処理部16、楽譜描画処理部20、および、記憶装置22を有している。記憶装置22には、演奏情報ファイル24、編曲演奏情報ファイル26および楽譜情報ファイル28などが記憶される。
楽音再生処理部12は、記憶装置22に格納された演奏情報ファイル24中の演奏情報や、当該演奏情報ファイル24の演奏情報に基づき編曲された楽曲の情報である編曲演奏情報ファイル26中の演奏情報にしたがって、所定の音高の楽音を出力する。編曲処理部14は、演奏情報ファイル24の演奏情報に基づいて、演奏情報を補正するとともに、演奏情報を編曲して新たな演奏情報を生成し、当該新たな演奏情報を含むファイルを編曲演奏情報ファイル26として記憶装置22に記憶する。楽譜変換処理部16は、編曲処理部14にて生成された新たな演奏情報に基づく楽譜情報を生成して、当該楽譜情報を含む楽譜情報ファイル28を記憶装置28に格納する。楽譜描画処理部20は、楽譜情報ファイル28の楽譜情報に基づいて、表示装置の画面上に表示すべき楽譜の画像データを生成する。
後に詳述するが、演奏情報ファイル24には、各トラックのノートについて、音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタなどを有するレコードが格納される。編曲処理部14は、演奏情報ファイル24において、発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する。また、編曲処理部14は、右手で演奏すべきトラック、つまり、高音側のトラックについて、和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイル26を生成する。また、編曲処理部14は、左手で演奏すべきトラック、つまり、低音側のトラックについて、和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイル26を生成する。生成された編曲演奏情報ファイル26は記憶装置22に記憶される。
図2は、本実施の形態にかかる自動編曲装置のハードウェア構成を示すブロックダイヤグラムである。図2に示すように、自動編曲装置のハードウェアは、CPU30、ROM32、RAM34、入力装置36、表示装置38およびサウンドシステム40を含む。図2にから理解できるように、自動編曲装置は、通常のパーソナルコンピュータにより実現され得る。CPU30は、システム制御、演奏情報の補正、編曲、楽譜情報の生成、表示装置の画面上に表示すべき画像データの生成などの処理を実行する。ROM32は、プログラムや、プログラムの実行の際に使用される定数などを記憶する。RAM34は、プログラムの実行の過程で必要な変数、入力データ、出力データなどを一時的に記憶する。
入力装置36は、キーボードやマウスを有し、演奏者が表示装置の画面上に表示された楽譜中の音符をポインティングし、必要な指示を入力し、或いは、自動編曲装置の各種機能の開始および終了を指示する情報をCPU30に与える。表示装置38の画面上には、処理結果、楽譜などを含む画像データが表示される。サウンドシステム40は、楽音生成回路、増幅器、スピーカなどを含み、CPU30からの指示や演奏情報にしたがって、所定の楽音を生成して、楽音に基づく音響信号を出力する。
図1に示す楽音再生処理部12の機能は、CPU30およびサウンドシステム40の楽音生成回路により実現される。編曲処理部14、楽譜変換処理部16および楽譜描画処理部20の機能は、CPU30により実現される。また、記憶装置22は、たとえば、ROM32やRAM34に相当する。或いは、自動編曲装置のハードウェアとしてハードディスク装置が含まれる場合には、記憶装置22は、当該ハードディスク装置にも相当する。
本実施の形態にかかる自動編曲装置においては、たとえば自動編曲装置のROM32に記憶されたプログラムが、コンピュータを、楽音再生処理部12、編曲処理部14、楽音変換処理部16および楽譜描画処理部20として機能させる。
図3は、本実施の形態にかかる自動編曲装置のメインフローを示すフローチャートである。メインフローにおいては、自動編曲装置の種々の構成部分の初期化が行われた(ステップ301)後、演奏者からのキー入力待ちとなり(ステップ302)、曲選択(ステップ303)、各種設定(ステップ308)、再生指示(ステップ310)などの指示に応じて所定の処理が実行される。
楽曲が選択された場合には(ステップ303でYes)、編曲処理部16が、記憶装置22から演奏情報ファイル24中の演奏情報をロードし、予め定められた分解能にしたがって、演奏情報に含まれる各音符(ノート)の位置(発音開始時刻)や音長を修正するクオンタイズ処理を実行する(ステップ305)。次いで、編曲処理部16は、設定された演奏レベルにしたがって、演奏情報に示されるノートから一定のノートを削除するような編曲処理を実行して、新たな演奏情報を含む編曲演奏情報ファイル26を生成して、生成された編曲演奏情報ファイル26を記憶装置22に記憶する(ステップ306)。また、楽譜変換処理部16は、新たな演奏情報に基づいて、新たな楽譜情報ファイル28を生成して、生成された楽譜情報ファイル28を記憶装置22に記憶する(ステップ307)。楽譜描画処理部20は、楽譜情報ファイル28を読み出して、表示装置の画面上に、楽譜を含む画像を表示する。
また、演奏者の入力により各種設定が指示された場合には(ステップ308でYes)、指示にしたがった設定処理を実行する(ステップ309)。設定処理においては、演奏者の指示にしたがって、自動編曲装置の処理において必要なパラメータなどを記憶装置22中に記憶する。たとえば、ステップ309の処理には、楽譜表示する場合に五線譜を何段で表示するかなど、表示形態にかかるパラメータの記憶装置22への記憶が含まれる。また、演奏者が自己の演奏レベルを入力した場合には、当該演奏レベルが記憶装置22中に記憶される。この演奏者の演奏レベルは、ステップ306の編曲処理で利用される。
再生が指示された場合には(ステップ310でYes)、再生ルーチンが起動される(ステップ311)。図4は、本実施の形態にかかる再生ルーチンを示すフローチャートである。再生ルーチンにおいて、演奏情報中の全てのノートの再生が終了し、或いは、演奏者から演奏終了の指示が無い限り(ステップ401でNo)、発音処理が実行される(ステップ402)。発音処理においては、楽音再生処理部12が、演奏情報ファイル24或いは編曲演奏情報ファイル26中の演奏情報に基づいて、所定のタイミングで所定の音高の楽音を発音する。
発音処理が終了すると、楽譜描画処理部20は、楽音の発生にしたがって、演奏の進行に合致するように、表示装置38の画面上に表示すべき楽譜を含む画像を更新する(ステップ403)。
図5は、本実施の形態にかかる演奏情報ファイルの構成例を示す図である。本実施の形態においては、複数トラックの演奏情報を有し、各トラックにおいて、リスト構造を有している。図5に示すように、演奏情報ファイルには、トラックごとのMIDIイベントなどを示すレコード(符号501、502参照)が格納される。レコードは、それぞれ、mMsg(MIDIデータ)、ITime(発音開始時刻)、IGate(音長)、*next(次のノートへのポインタ)、*prev(前のノートへのポインタ)を含む。MIDIデータ(mMsg)により、発音すべき楽音の音高が決定される。発音開始時刻(ITime)および音長(IGate)により当該楽音の発音開始時刻および発音すべき時間長が決定される。また、本実施の形態において、同一のトラックで、発音開始時刻(ITime)が同一であるような複数のレコードが存在する場合がある。これは、当該複数のレコードのそれぞれのノートが和音構成音であることを示す。また、本実施の形態においては、和音構成音であるノートについては、MIDIデータ(mMsg)に示す音高が低い順に、レコードが並んでいる。つまり、ポインタ「*next」をたどることで、音高が低い順に、和音構成音であるノートを特定することが可能である。なお、本実施の形態においては、トラック0のノートを右手にて演奏すべき楽音とし、また、トラック1のノートを左手で演奏すべき楽音としている。
図5の例では、トラック0の先頭ノートのレコード(符号501参照)の項目*nextにより、トラック0の2番目のノートのレコード(符号511参照)が指定される。その逆の指定も、レコード511の項目*prevを参照することにより実現できる。また、トラック1の先頭ノートのレコード(符号502参照)の項目*nextにより、トラック1の2番目のレコード(符号512参照)が指定される。
以下、演奏者により曲選択されたときに実行されるクオンタイズ処理および編曲処理について、特に、編曲処理について、より詳細に説明する。
クオンタイズ処理においては、各トラックにおいて、先頭ノートから順次、当該ノートのレコード(たとえば、図5の符号501、511)を参照して、当該レコードの発音開始時刻(ITime)および音長(IGate)を参照して、その楽音の発音開始時刻(ITime)が、自動編曲装置において予め定められた分解能の単位に合致しない場合には、分解能の単位に合致するように発音開始時刻を修正される。また、音長(IGate)も、分解の単位より短い場合や、分解能の単位に合致しない場合には、分解能の単位に合致するように修正される。
クオンタイズ処理により、レコード中の発音開始時刻(ITime)や音長(IGate)が更新され、これにより、新たな演奏情報を含む演奏情報ファイルが、記憶装置22に格納される。ただし、これは最終的に編曲処理を経た編曲演奏情報ファイルではなく、編曲処理を施すもととなる、記憶装置22に一時的に記憶された演奏情報ファイルである。
図6および図7は、本実施の形態にかかる編曲処理をより詳細に示すフローチャートである。図6および図7において、パラメータmeは、現在処理対象となっているノートを示し、パラメータneは、meを含む和音構成音であって、処理対象となる和音構成音を示すものである。
編曲処理部14は、まず処理用のパラメータiを初期化し(ステップ601)、当該パラメータiが1より大きい場合でなければ(ステップ602でNo)、以下に述べる処理を実行する。
編曲処理部14は、パラメータmeを初期化する(ステップ603)。つまり、あるトラックの先頭のノートのレコードが処理対象となる。全てのノートをmeとした処理が終了した場合には(ステップ604でYes)、処理用のパラメータiをインクリメントし(ステップ609)、ステップ602に戻る。
ステップ604でNoと判断された場合には、編曲処理部14は、meが和音構成音であるか否かを判断する(ステップ605)。和音構成音であることは、同じトラックのノートのうち、発音開始時間(ITime)が等しい1以上の他のノートが存在することを意味する。したがって、編曲処理部14は、演奏情報ファイル24中の処理対象となるmeのレコードの同一トラックのノートのレコードにおいて、「*next」および「*preb」の項目を参照して、meのレコードの発音開始時間(ITime)と同じ発音時間(ITime)を有するレコードの有無を判断すれば良い。ステップ605でNoと判断された場合には、meを次のノートとして(図7のステップ708)、ステップ604に戻る。ステップ708において次のノートとすることは、現在処理対象となっているmeに関するレコードの「*next」を参照して、当該「*next」が示すレコードに関するノートを次のmeとすれば良い。
ステップ605でYesと判断された場合には、編曲処理部14は、和音構成音のカウント値として利用されるパラメータjを初期化して、ノートmeを和音構成音のパラメータneとする(ステップ607)。編曲処理部14は、 meを含む和音構成音の全てについて処理を終了していると判断した場合には(ステップ608でYes)、ステップ708に進む。その一方、ステップ608でNoと判断された場合には、ノートmeが左手で演奏すべき楽音であるか右手で演奏すべき楽音であるかを判断する(ステップ701)。
ノートmeが左手で演奏すべき楽音である場合には(ステップ701でYes)、編曲処理部14は、カウント値jと、図3のステップ309において記憶装置22中に記憶された演奏レベルに基づく閾値iMinとを比較する(ステップ703)。なお、ステップ701の判断は、ノートmeのレコードのトラック番号を参照することにより実現できる。閾値iMinは、和音として何音残すかを示すパラメータであり、演奏レベルが高くなる(つまり、難易度が高くなる)のにしたがってその値は大きくなる値である。後述するように、本実施の形態においては、「閾値iMin−1」個の和音構成音が編曲処理により残される。したがって、たとえば、演奏レベルと「閾値iMin−1」とを対応付けることにより、演奏レベルが1であれば、あるトラックにおいて1つのノートのみが残り、演奏レベルが2であれば、あるトラックにおいて2つのノートが残されるように設定することができる。
ステップ703でYesと判断された場合、つまり、カウント値jが、閾値iMin以上である場合には、和音構成音のノートneを削除する(ステップ704)。ステップ703、704は、以下のような意義を有する。左手で演奏すべき楽音の場合には、和音構成音を下から順々にたどっていき、低いほうからj番の和音構成音について、jがiMin以上であれば、和音構成音から削除する。
なお、和音構成音からのノートの削除においては、新たな演奏情報を含む編曲演奏情報ファイル26において、削除すべきノートneに関するレコードを削除し、かつ、削除すべきノートneに関するレコードの前のノートに関するレコードと、削除すべきノートneの後ろのノートに関するレコードとが関連付けられるように、前者の*nextと、後者の*prevとを更新する。
その後、編曲処理部14は、和音構成音に関するノートneを次のノートとする(ステップ706)。図7のステップ708と同様に、ステップ706においては、現在処理対象となっているノートneに関するレコードの「*next」を参照して、当該「*next」が示すレコードに関するノートを次のノートneとすれば良い。また、編曲処理部14は、和音構成音のカウント値jをインクリメントして(ステップ707)、ステップ608に戻る。
次に、ノートmeが右手で演奏すべき楽音である場合(ステップ701でNo)について説明する。この場合には、編曲処理部14は、ノートneが和音最高音であるか否かを判断する(ステップ709)。ステップ709でNoと判断された場合には、ステップ706に進み、編曲処理部14は、和音構成音に関するノートneを次のノートとする。
その一方、ステップ709でYesと判断された場合には、編曲処理部14は、カウント値jが、閾値iMin以上である場合に(ステップ710でYes)、ノートmeを削除する(ステップ711)。ここでは処理対象となっていたノートmeが削除される。ステップ710、711は、以下のような意義を有する。右手で演奏すべき楽音の場合には、楽音構成音を下から順々にたどっていき、和音構成音の最高音に達成したときに、カウント値jが、iMin以上であれば、和音構成音の最低音に相当するノートを、和音構成音から削除する。
なお、和音構成音からのノートの削除においては、削除すべきノートmeに関するレコードを削除し、かつ、削除すべきノートmeに関するレコードの前のノートに関するレコードと、削除すべきノートmeの後ろのノートに関するレコードとが関連付けられるように、前者の*nextと、後者の*prevとを更新する。その後、編曲処理部25は、処理対象となるノートmeを次のノートとして(ステップ708)、ステップ604に戻る。
このように、本実施の形態によれば、左手で演奏すべき楽音の場合には、和音構成音の数jが所定の閾値(iMin)を超えている場合に、和音構成音の中でより高いものから、当該和音構成音から削除される。その一方、右手で演奏すべき楽音の場合には、和音構成音の数jが所定の閾値(iMin)を超えている場合に、和音構成音の中でより低いものから、当該和音構成音から削除される。これは、左手で演奏すべき楽音の場合に、和音構成音において、その最低音が根音である可能性が高く、その一方、右手で演奏すべき楽音の場合には、和音構成音において、その最高音がメロディである可能性が高いことを考慮したからである。
図8(a)は、本実施の形態において、元の演奏情報に基づく楽譜、図8(b)、(c)は、それぞれ、編曲処理を経た編曲演奏情報に基づく楽譜の例を示す図である。図8(b)は、和音構成音のうち2音を残すような編曲(iMin=3)の例、図8(c)は、和音構成音のうち1音を残すような編曲(iMin=2)の例である。
第1の実施の形態によれば、和音構成音の音数を減らすように編曲処理を行い、編曲演奏情報ファイルを生成する。したがって、音楽的な違和感なしに、演奏者のレベルに合うような編曲演奏情報ファイルを生成することが可能となる。
また、第1の実施の形態によれば、右手で演奏すべき楽音については、和音構成音において、最高音を残すように楽音を削除し、左手で演奏すべき楽音については、和音構成音において最低音を残すように楽音を削除するような編曲演奏情報ファイルを作成する。右手で演奏すべき楽音においては重要なメロディが残され、左手で演奏すべき楽音においても、重要な根音が残されるため、音楽的に違和感のない最適な編曲を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態においては、和音構成音の一部を削除しているが、第2の実施の形態においては、時間軸方向で、所定音分解能より細かいノートを削除するように構成される。つまり、第2の実施の形態にかかる編曲処理部14は、演奏情報ファイル24のレコードの発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな編曲演奏情報ファイル26を生成する。
図9は、本発明の第2の実施の形態にかかる編曲処理を示すフローチャートである。図9に示すように、編曲処理部14は、処理用のパラメータiを初期化し(ステップ901)、当該パラメータiが1より大きい場合でなければ(ステップ902でNo)、以下に述べる処理を実行する。
編曲処理部14は、パラメータmeを初期化する(ステップ903)。全てのノートをmeとした処理が終了した場合には(ステップ904でYes)、処理用のパラメータiをインクリメントし(ステップ909)、ステップ902に戻る。
ステップ904でNoと判断された場合には、編曲処理部14は、meに関するレコードを参照して、当該レコードのITime(発音開始時刻)に基づくノートの発音開始の拍数を、小節の長さで割り(除算し)、その余りをiAmariとする(ステップ905)。ステップ905によって、そのノートが何拍目で発音を開始するかを算出することができる。
次いで、編曲処理部14は、iAmariをパラメーiLenで割った余りが「0」であるか否かを判断する(ステップ906)。ステップ906でNoと判断された場合には、編曲処理部14は、当該ノートmeを削除する(ステップ907)。iLenは、どの程度の分解能のノートを残すかを示すパラメータであり、演奏レベルが高くなる(つまり、難易度が高くなる)のにしたがってその値は小さくなる。たとえば、パラメータiLenとして、4分音符、8分音符、16分音符に相当する値がセットされ得る。セットされたパラメータiLenは、記憶装置22に記憶され、図9に示す処理において参照される。
たとえば、セットされたパラメータiLenが4分音符に相当する値であると、4分音符の長さで等分されたところ(たとえば、4/4拍子では拍の先頭)以外に位置するノートは、全て削除される。また、セットされたパラメータiLenが16分音符に相当する値であると、16分音符で等分されたところ以外に位置するノートが全て削除される。なお、ノートmeの削除においては、第1の実施の形態と同様に、新たな演奏情報を含む編曲演奏情報ファイル26において、削除すべきノートneに関するレコードを削除し、かつ、削除すべきノートneに関するレコードの前のノートに関するレコードと、削除すべきノートneの後ろのノートに関するレコードとが関連付けられるように、前者の*nextと、後者の*prevとを更新する。
その後、編曲処理部14は、meを次のノートとして(ステップ908)、ステップ904に戻る。ステップ908においては、第1の実施の形態と同様に、現在処理対象となっているmeに関するレコードの「*next」を参照して、当該「*next」が示すレコードに関するノートを次のmeとすれば良い。
図10(a)は、本実施の形態において、元の演奏情報に基づく楽譜、図10(b)は、編曲処理を経た編曲演奏情報に基づく楽譜の例を示す図である。図10(b)の例においては、右手で演奏すべき楽音については、第1の実施の形態を適用し、和音構成音のうち2音を残すように編曲(iMin=3)し、左手で演奏すべき楽音については、第1の実施の形態および第2の実施の形態の双方を適用し、和音構成音のうち1音を残し(iMin=2)、かつ、4分音符の位置(小節の先頭、および、小節の2等分した位置)以外のノートを削除するように編曲(iLen=4分音符)している。
第2の実施の形態によれば、ノートに関する発音開始時刻の小節内の時間軸上の位置を算出し、算出された小節内の時間軸上の位置が、所定の時間軸上の位置に合致しない場合には、当該ノートを間引いて、当該ノートが間引かれた新たな演奏情報を含む編曲演奏情報ファイルを生成する。したがって、拍構造、リズム構造をシンプルにする方向で演奏情報を変化させることができ、特に、左手で演奏すべき楽音(左手パート)においては、左手による伴奏の流れを阻害することなく、音楽的に適切な編曲を実現することが可能となる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
たとえば、前記実施の形態において、演奏情報には2つのトラックが含まれ、高音側のトラック0を右手で演奏すべき楽音、低音側のトラック1を左手で演奏すべき楽音としたがトラック数はこれに限定されるものではなく、演奏情報には3以上のトラックが含まれていても良い。この場合には、各トラックが、左手で演奏すべきもの(低音側のもの)、或いは、右手で演奏すべきもの(高音側のもの)の何れであるかを判断して、判断にしたがって処理を実行すれば良い。
また、本実施の形態において、自動編曲装置は、右手で演奏すべき楽音に関する処理、或いは、左手で演奏すべき楽音に関する処理の一方を実行するように構成されていても良い。さらに、自動編曲装置が、第1の実施の形態にかかる処理、および、第2の実施の形態にかかる処理の双方を実行するように構成されていても良い。
12 楽音再生処理部
14 編曲処理部
16 楽譜変換処理部
20 楽譜描画処理部
22 記憶装置
24 演奏情報ファイル
25 編曲演奏情報ファイル
28 楽譜情報ファイル
14 編曲処理部
16 楽譜変換処理部
20 楽譜描画処理部
22 記憶装置
24 演奏情報ファイル
25 編曲演奏情報ファイル
28 楽譜情報ファイル
Claims (14)
- それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置。 - それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置。 - それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定手段、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲演奏情報ファイル生成手段を有する編曲手段と、
を備えたことを特徴とする自動編曲装置。 - 前記和音構成音特定手段が、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成し、
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するように構成されたことを特徴とする請求項1または3に記載の自動編曲装置。 - 前記和音構成音特定手段が、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成し、
前記編曲演奏情報ファイル生成手段が、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の自動編曲装置。 - それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶手段と、
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶手段に記憶する編曲手段と、を備えたことを特徴とする自動編曲装置。 - 前記編曲手段が、前記ノートに関する発音開始時刻の小節内の時間軸上の位置を算出し、当該位置が、前記所定の時間軸上の位置に合致するか否かを判断するように構成されたことを特徴とする請求項6に記載の自動編曲装置。
- それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラム。 - それぞれが、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラム。 - それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルにおいて、前記発音開始時刻および次に発音すべきノートのレコードを参照して、処理対象となるノートおよび当該ノートと同一トラックで同時に発音される和音構成音となるノートを特定する和音構成音特定ステップ、および、
高音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の低いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、かつ、低音側のトラックについて、前記和音構成音の数が、所定の閾値を越えている場合に、当該和音構成音において、音高の高いものから、閾値を越えている分の和音構成音を削除し、当該削除された和音構成音のレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲演奏情報ファイル生成ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラム。 - 前記和音構成音特定ステップにおいて、前記コンピュータに、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成するステップを実行させ、
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、カウントの対象となるノートが和音構成音の最高音となったときに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該和音構成音の最低音を削除するステップを実行させることを特徴とする請求項8または10に記載の自動編曲プログラム。 - 前記和音構成音特定ステップにおいて、前記コンピュータに、前記和音構成音を、その音高の低いものから特定し、その数をカウントして、カウント値を生成するステップを実行させ、
前記編曲演奏情報ファイル生成ステップにおいて、前記コンピュータに、前記カウント値が閾値を超えている場合に、当該閾値を超えるカウント値のカウントにかかる和音構成音を削除するステップを実行させることを特徴とする請求項9または10に記載の自動編曲プログラム。 - それぞれが、トラック、発音すべき楽音の音高、発音開始時刻、および、次に発音すべきノートのレコードを示すポインタを有するノートのレコードを含む演奏情報ファイルを記憶した記憶装置を備えたコンピュータにおいて、前記コンピュータに、
前記演奏情報ファイルのレコードの前記発音開始時刻を参照して、所定の時間軸上の位置で発音を開始しないノートに関するレコードが削除されたような、新たな演奏情報ファイルである編曲演奏情報ファイルを生成し、生成された編曲演奏情報ファイルを前記記憶装置に記憶する編曲ステップを実行させることを特徴とする自動編曲プログラム。 - 前記編曲ステップにおいて、前記コンピュータに、前記ノートに関する発音開始時刻の小節内の時間軸上の位置を算出し、当該位置が、前記所定の時間軸上の位置に合致するか否かを判断するステップを実行させることを特徴とする請求項13に記載の自動編曲プログラム。
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