JP2008033860A - ファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成可能なファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置を提供する。
【解決手段】脱着可能な光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置であって、光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段に光ディスクが装着されると光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子とファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は当該ファイル情報リストを用いて光ディスクのファイル情報リストを生成し、バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は光ディスク内を検索して光ディスクのファイル情報リストを生成するリスト生成手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】脱着可能な光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置であって、光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段に光ディスクが装着されると光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子とファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は当該ファイル情報リストを用いて光ディスクのファイル情報リストを生成し、バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は光ディスク内を検索して光ディスクのファイル情報リストを生成するリスト生成手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、ファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置、方法およびプログラムに関する。
従来、メモリカードが装着されると、装着されたメモリカード内に記憶されている画像データを検索し、画像データのファイルパスや属性情報などで構成される画像情報リスト(ファイル情報リスト)を生成するプリンタが知られている(例えば、特許文献1参照)。メモリカードが装着されたときにファイル情報リストを生成しておくと、ファイルの一覧や属性情報などの情報が必要になったときに短時間に情報を取得できる。
ところで、CD−RやDVD−Rなどの光ディスクの場合も、それらが挿入されたときにファイル情報リストを生成しておくと、メモリカードの場合と同じくファイルパスや属性情報などの情報が必要になったときに短時間に情報を取得できる。
しかしながら、物理的なヘッド移動を伴う光ディスクは不揮発性半導体メモリに比べてアクセス速度が遅いので、ファイル情報リストの生成に長時間を要するという問題がある。
しかしながら、物理的なヘッド移動を伴う光ディスクは不揮発性半導体メモリに比べてアクセス速度が遅いので、ファイル情報リストの生成に長時間を要するという問題がある。
本発明は、上述の問題に鑑みて創作されたものであって、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成可能なファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するためのファイル処理装置は、脱着可能な光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置であって、前記光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、前記判定手段で前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は当該ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成手段と、を備える。
バックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを光ディスクにバックアップした場合、当該光ディスクからファイル情報リストを生成すると、生成したファイル情報リストはバックアップ元の記憶手段から生成したファイル情報リストとほぼ同一内容になる。従って、光ディスクにバックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されている場合は、記憶されている当該ファイル情報リストを用いることにより、光ディスクのファイル情報リストを生成することができる。バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストを用いて光ディスクのファイル情報リストを生成すると、光ディスクのファイル情報リストを生成する際に光ディスクを検索する処理が不要になるので、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
バックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを光ディスクにバックアップした場合、当該光ディスクからファイル情報リストを生成すると、生成したファイル情報リストはバックアップ元の記憶手段から生成したファイル情報リストとほぼ同一内容になる。従って、光ディスクにバックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されている場合は、記憶されている当該ファイル情報リストを用いることにより、光ディスクのファイル情報リストを生成することができる。バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストを用いて光ディスクのファイル情報リストを生成すると、光ディスクのファイル情報リストを生成する際に光ディスクを検索する処理が不要になるので、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
(2)前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている前記識別子は前記バックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含んでもよい。前記第1のリスト生成手段は、前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストの前記識別子に含まれているドライブレターを前記第1の記憶手段に割り当てられているドライブレターに変換してもよい。
バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている識別子にバックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターが含まれている場合、そのドライブレターを第1の記憶手段に割り当てられているドライブレターに変換することにより、光ディスクのファイル情報リストを生成できる。
バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている識別子にバックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターが含まれている場合、そのドライブレターを第1の記憶手段に割り当てられているドライブレターに変換することにより、光ディスクのファイル情報リストを生成できる。
(3)前記光ディスクはバックアップ毎に前記バックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルがバックアップされているバックアップ用のフォルダが作成されていてもよい。前記光ディスクにバックアップ毎に作成されている前記フォルダをそれぞれ一つの仮想ドライブとして扱う仮想ドライブ化手段を更に備えてもよい。
ファイル処理装置が一つのドライブ当たりに認識できるファイルの数が制限されている場合、一つのディレクトリを一つの仮想ドライブとして扱うことにより、一つのドライブ当たりに認識できる数より多くのファイルを認識できる。
ファイル処理装置が一つのドライブ当たりに認識できるファイルの数が制限されている場合、一つのディレクトリを一つの仮想ドライブとして扱うことにより、一つのドライブ当たりに認識できる数より多くのファイルを認識できる。
(4)前記バックアップ用フォルダには、前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストがバックアップされており、該バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている前記識別子は前記バックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含んでもよい。前記第1のリスト生成手段は、前記光ディスクにバックアップ毎に作成されている前記フォルダに記憶されている前記ファイル情報リストの前記識別子に含まれているドライブレターを前記フォルダに割り当てられている仮想のドライブレターに変換してもよい。
バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている識別子にバックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターが含まれている場合、それらのドライブレターを各フォルダに割り当てられている仮想のドライブレターに変換することにより、各仮想ドライブのファイル情報リストを生成できる。また、各ディレクトリにフォルダ情報リストが記憶されていれば、ファイル処理装置は仮想ドライブ化されていないドライブの場合と同じ手順でファイル情報リストを利用できる。
バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている識別子にバックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターが含まれている場合、それらのドライブレターを各フォルダに割り当てられている仮想のドライブレターに変換することにより、各仮想ドライブのファイル情報リストを生成できる。また、各ディレクトリにフォルダ情報リストが記憶されていれば、ファイル処理装置は仮想ドライブ化されていないドライブの場合と同じ手順でファイル情報リストを利用できる。
(5)前記第1の記憶手段に装着されている前記光ディスクに記憶されているファイルを印刷する印刷手段を更に備えてもよい。
(6)上記目的を達成するためのファイル処理方法は、脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段を備える電子機器を用いて前記光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理方法であって、前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定段階と、前記判定段階で前記ファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記ファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成段階と、を含む。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
(7)上記目的を達成するためのファイル処理プログラムは、脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段を備える電子機器を前記光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置として機能させるファイル処理プログラムであって、前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、前記判定手段で前記ファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記ファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成手段として前記電子機器を機能させる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
(8)上記目的を達成するためのバックアップ装置は、脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と、脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成手段と、前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ手段と、を備える。
不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを光ディスクにバックアップした場合、当該光ディスクからファイル情報リストを生成すると、生成したファイル情報リストは不揮発性半導体メモリから生成したファイル情報リストとほぼ同一内容になる。従って、不揮発性半導体メモリのファイルを光ディスクにバックアップするとき、不揮発性半導体メモリから生成したファイル情報リストも併せてバックアップしておけば、光ディスクのファイル情報リストを生成する際に光ディスクを検索する処理が不要になり、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを光ディスクにバックアップした場合、当該光ディスクからファイル情報リストを生成すると、生成したファイル情報リストは不揮発性半導体メモリから生成したファイル情報リストとほぼ同一内容になる。従って、不揮発性半導体メモリのファイルを光ディスクにバックアップするとき、不揮発性半導体メモリから生成したファイル情報リストも併せてバックアップしておけば、光ディスクのファイル情報リストを生成する際に光ディスクを検索する処理が不要になり、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
(9)前記バックアップ手段は、バックアップ毎に前記光ディスクにバックアップ用のフォルダを作成し、前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストとを前記フォルダにバックアップしてもよい。
バックアップ毎に前記光ディスクにバックアップ用のフォルダを作成すると、一つのドライブ当たりに認識できるファイルの数が制限されている装置で当該光ディスクにアクセスするとき、フォルダを仮想ドライブとして扱うことにより、一つのドライブ当たりに認識できる数より多くのファイルを認識できる。また、各ディレクトリにフォルダ情報リストを記憶させておくことにより、当該装置は仮想ドライブ化されていないドライブの場合と同じ手順でファイル情報リストを利用できる。
バックアップ毎に前記光ディスクにバックアップ用のフォルダを作成すると、一つのドライブ当たりに認識できるファイルの数が制限されている装置で当該光ディスクにアクセスするとき、フォルダを仮想ドライブとして扱うことにより、一つのドライブ当たりに認識できる数より多くのファイルを認識できる。また、各ディレクトリにフォルダ情報リストを記憶させておくことにより、当該装置は仮想ドライブ化されていないドライブの場合と同じ手順でファイル情報リストを利用できる。
(10)前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストに含まれている前記識別子は、前記不揮発性半導体メモリ内でファイルを一意に識別するためのパスを含んでもよい。前記バックアップ手段は前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを前記不揮発性半導体メモリのディレクトリ構成を維持してバックアップしてもよい。
識別子がファイルのパスを含んでいる場合、不揮発性半導体メモリのディレクトリ構成を維持してバックアップすると、光ディスクのファイル情報リストを生成するとき、不揮発性半導体メモリのファイル情報リストの識別子に含まれているパスを修正することなく用いることができる。
識別子がファイルのパスを含んでいる場合、不揮発性半導体メモリのディレクトリ構成を維持してバックアップすると、光ディスクのファイル情報リストを生成するとき、不揮発性半導体メモリのファイル情報リストの識別子に含まれているパスを修正することなく用いることができる。
(11)前記識別子は前記第2の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含んでもよい。前記バックアップ手段は、前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストを、前記識別子に含まれている前記第2の記憶手段のドライブレターを変換せずにそのまま前記光ディスクにバックアップしてもよい。
本発明によると、バックアップする際にドライブレターを変換する処理が不要なので、バックアップに要する時間を短縮できる。
本発明によると、バックアップする際にドライブレターを変換する処理が不要なので、バックアップに要する時間を短縮できる。
(12)上記目的を達成するためのバックアップ方法は、脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段とを備える電子機器を用いたバックアップ方法であって、前記第1の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成段階と、前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ段階と、を含む。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
(13)上記目的を達成するためのバックアッププログラムは、脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段とを備える電子機器を、前記第1の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成手段と、前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ手段として機能させる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
本発明によると、光ディスクのファイル情報リストを短時間に生成できる。
尚、本発明に備わる複数の手段の各機能は、構成自体で機能が特定されるハードウェア
資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせに
より実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハ
ードウェア資源で実現されるものに限定されない。
資源、プログラムにより機能が特定されるハードウェア資源、又はそれらの組み合わせに
より実現される。また、これら複数の手段の各機能は、各々が物理的に互いに独立したハ
ードウェア資源で実現されるものに限定されない。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
1.ファイル処理装置の構成
図2は、本発明の一実施例に係るファイル処理装置、バックアップ装置および電子機器としてのマルチファンクションプリンタ(MFP)10の構成を示すブロック図である。MFP10は、カード型フラッシュメモリ31、光ディスク32、図示しないPC(Personal Computer)、携帯型電話機、PDAなどから入力される画像データに基づいて画像を印刷する機能と、複写機能と、カード型フラッシュメモリ31から光ディスク32へのデータバックアップ機能とを有する。本実施例ではカード型フラッシュメモリのことをメモリカードというものとする。メモリカードは特許請求の範囲に記載の「不揮発性半導体メモリ」に相当する。
1.ファイル処理装置の構成
図2は、本発明の一実施例に係るファイル処理装置、バックアップ装置および電子機器としてのマルチファンクションプリンタ(MFP)10の構成を示すブロック図である。MFP10は、カード型フラッシュメモリ31、光ディスク32、図示しないPC(Personal Computer)、携帯型電話機、PDAなどから入力される画像データに基づいて画像を印刷する機能と、複写機能と、カード型フラッシュメモリ31から光ディスク32へのデータバックアップ機能とを有する。本実施例ではカード型フラッシュメモリのことをメモリカードというものとする。メモリカードは特許請求の範囲に記載の「不揮発性半導体メモリ」に相当する。
スキャンユニット15は、照明部11、イメージセンサ13、スキャン処理部12、キャリッジ駆動部14等を備える。イメージセンサ13は、照明部11によって照明され図示しない結像光学系により受光面に結像される原稿の光学像の濃淡に相関する電気信号を出力する。スキャン処理部12がイメージセンサ13を駆動するとともにイメージセンサ13から出力されるアナログ信号をデジタル化してRAM16に出力し、キャリッジ駆動部14が主走査方向に垂直にイメージセンサ13又は結像光学系を往復移動させる。その結果、スキャンユニット15に読み取られた画像データがRAM16に格納される。
印刷手段としてのプリントユニット25は、インクジェット方式の印字ヘッド23、キャリッジ駆動部22、送紙部24、これらを制御する印刷制御部21等を備える。印刷制御部21は、RAM16に格納された印刷データに基づいて、送紙部24に用紙を印字ヘッド23の移動方向軸線と垂直な方向に搬送させ、キャリッジ駆動部22に用紙の搬送方向と垂直に印字ヘッド23を往復移動させ、印字ヘッド23からインクを噴射させることにより、用紙に画像を形成する。
ディジタル画像処理部26は、JPEG画像データのデコード、解像度変換、アンシャープ処理、階調補正、二値化、分版処理等の画像処理をCPU18と協働して実行し、印刷対象の画像データから印刷データを生成するDSP等の専用回路である。
第2の記憶手段としてのメモリカードインタフェース30は、カードスロット33から挿入されたメモリカード31に接続される。メモリカードインタフェース30はメモリカード31からデータを読み出し、読み出したデータをRAM16に転送する。またメモリカードインタフェース30はRAM16から転送されたデータをメモリカード31に書き込む。
第1の記憶手段およびバックアップ手段としての光ディスクインタフェース29は、ディスクスロット28に挿入された光ディスクからデータを読み出し、読み出したデータをRAM16に転送する。また光ディスクインタフェース29はRAM16から転送されたデータを光ディスク32に書き込む。本実施形態では書き込み可能な光ディスクのみが対象となるため、光ディスクインタフェース29はCD−RW、CD−R、DVD−RW、DVD−RAMなどの規格に準拠した構成である。本実施形態では光ディスクとしてCD−RWを例に説明する。以降の説明において単にCDという場合はCD−RWのことをいうものとする。
通信部20は、制御部19がPC、ディジタルカメラ、携帯型電話端末、PDA等の外部のシステムと通信するための通信インタフェースである。通信部20は、LAN、インターネット、USB等を通じて外部のシステムと通信する。尚、メモリカード31、CDなどの外部記憶媒体のインタフェースがMFP10から独立した装置として構成され、通信部20を介してMFP10と接続される構成でもよい。
操作部27は、メニューを表示するためのLCD27a(図6参照)や、メニューを操作するためのボタン、印刷や原稿の読み取りを指示するための指示ボタンなどのユーザがMFP10を操作するための各種の操作ボタンを備えている。
制御部19は、RAM16、フラッシュメモリ17及びCPU18を備える。CPU18はフラッシュメモリ17に格納されている制御プログラムを実行してMFP10の各部を制御する。また、制御部19はファイル処理プログラムおよびバックアッププログラムを実行することにより、第1の記憶手段、判定手段、第1のリスト生成手段、仮想ドライブ化手段、印刷手段、第2の記憶手段、第2のリスト生成手段、およびバックアップ手段として機能する。フラッシュメモリ17は、制御プログラムやファイル処理プログラムなどの各種のプログラムを格納している不揮発性メモリである。RAM16は、メモリカードインタフェース30、通信部20又はスキャンユニット15から入力される画像データや各種のプログラムが一時的に格納される揮発性メモリである。制御プログラムやファイル処理プログラムなどは遠隔地のサーバからネットワークを経由してフラッシュメモリ17に格納してもよいし、メモリカード31等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由してフラッシュメモリ17に格納してもよい。
制御部19は、RAM16、フラッシュメモリ17及びCPU18を備える。CPU18はフラッシュメモリ17に格納されている制御プログラムを実行してMFP10の各部を制御する。また、制御部19はファイル処理プログラムおよびバックアッププログラムを実行することにより、第1の記憶手段、判定手段、第1のリスト生成手段、仮想ドライブ化手段、印刷手段、第2の記憶手段、第2のリスト生成手段、およびバックアップ手段として機能する。フラッシュメモリ17は、制御プログラムやファイル処理プログラムなどの各種のプログラムを格納している不揮発性メモリである。RAM16は、メモリカードインタフェース30、通信部20又はスキャンユニット15から入力される画像データや各種のプログラムが一時的に格納される揮発性メモリである。制御プログラムやファイル処理プログラムなどは遠隔地のサーバからネットワークを経由してフラッシュメモリ17に格納してもよいし、メモリカード31等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体を経由してフラッシュメモリ17に格納してもよい。
2.ファイル情報リスト
図3は、ファイル情報リストの一例を示す模式図である。ファイル情報リストは、メモリカードやCDに記憶されている各ファイルのフルパスや各ファイルの属性情報などからなるリストである。ファイル情報リストは、メモリカードやCDに記憶されているファイル数のカウント、特定の条件を満たすファイルの検索、ファイルの属性情報の取得などに要する時間を短縮するために用いられる。ファイル情報リストはメモリカードやCDが装着されたときに生成される。以下ファイル情報リストの構成について説明する。本実施例ではファイルとしてJEPGファイルを例に説明する。なお、ファイルはJPEG以外の形式の画像ファイルであってもよいし、画像ファイル以外の任意のファイルであってもよい。
図3は、ファイル情報リストの一例を示す模式図である。ファイル情報リストは、メモリカードやCDに記憶されている各ファイルのフルパスや各ファイルの属性情報などからなるリストである。ファイル情報リストは、メモリカードやCDに記憶されているファイル数のカウント、特定の条件を満たすファイルの検索、ファイルの属性情報の取得などに要する時間を短縮するために用いられる。ファイル情報リストはメモリカードやCDが装着されたときに生成される。以下ファイル情報リストの構成について説明する。本実施例ではファイルとしてJEPGファイルを例に説明する。なお、ファイルはJPEG以外の形式の画像ファイルであってもよいし、画像ファイル以外の任意のファイルであってもよい。
ファイル情報リストは、1つのヘッダ部と999の画像リストデータ部とを含む。
ヘッダ部は、ファイル情報リストのバージョンを示すリストバージョン、記憶されているJPEGファイルの総数を示すJPEGファイル数などのフィールドで構成されている。
ヘッダ部は、ファイル情報リストのバージョンを示すリストバージョン、記憶されているJPEGファイルの総数を示すJPEGファイル数などのフィールドで構成されている。
画像リストデータ部は、JPEGファイルのファイル名、拡張子、フルパス、撮影日、JPEGファイルが生成された時刻、JPEGファイルのアーカイブ属性、JPEGファイルに格納されている本画像の高さを表すピクセル数、本画像の幅を表すピクセル数、JPEGファイルに格納されているサムネイル画像の高さを表すピクセル数、サムネイル画像の幅を表すピクセル数などのフィールドで構成されている。以下、フルパスについて説明する。フルパスは特許請求の範囲に記載の「識別子」に相当する。画像リストデータ部のフルパス以外の情報は特許請求の範囲に記載の「属性情報」に相当する。
図4(A)は、フルパスの一例を示す模式図である。なお、フルパスからドライブレターを除いた部分である「¥DCIM¥100MakerA¥PICT0005.jpg」を識別子として用いてもよい。ドライブレターは処理の際に先頭に追加すればよいからである。
画像リストデータ部の数はメモリカードに記憶されているファイル数に依らず999に固定されており、メモリカードに記憶されているJPEGファイルの数が999未満であってもファイル情報リストには999個の画像リストデータ部が作成される。
なお、ヘッダ部や画像リストデータ部に含める情報は適宜選択可能な設計事項であり、例えば本画像に合成するフレーム画像のフルパスなどを含めてもよい。
なお、ヘッダ部や画像リストデータ部に含める情報は適宜選択可能な設計事項であり、例えば本画像に合成するフレーム画像のフルパスなどを含めてもよい。
3.ファイル処理装置の処理
始めに、メモリカードインタフェース30にメモリカードが挿入されたときにファイル情報リストを生成する処理について説明する。
図5は、ファイル情報リストを生成する処理の流れを示すフローチャートである。
S105では、制御部19はメモリカードインタフェース30を一定時間間隔で監視し、メモリカードインタフェース30にメモリカードが挿入されるとS110に進む。
S110では、制御部19はメモリカードのファイル情報リストの画像リストデータ部を生成する。具体的には、制御部19は挿入されたメモリカードのルートディレクトリから順にディレクトリを辿ってファイルを検索し、ファイルが見つかった場合はFAT(File Allocation Tables)からファイル名やフルパスなどの識別子や属性情報を取得するとともに、そのファイルをオープンしてヘッダに記述されている属性情報を取得し、取得した識別子と属性情報とからなる当該ファイルの画像リストデータ部をファイル情報リストに追加する。このとき、制御部19は見つかったファイルがJPEGファイルの場合はJPEGファイル数をカウントするための変数に1を加算する。なお、属性情報はFATから取得した属性情報、またはヘッダに記述されている属性情報のいずれであってもよい。
始めに、メモリカードインタフェース30にメモリカードが挿入されたときにファイル情報リストを生成する処理について説明する。
図5は、ファイル情報リストを生成する処理の流れを示すフローチャートである。
S105では、制御部19はメモリカードインタフェース30を一定時間間隔で監視し、メモリカードインタフェース30にメモリカードが挿入されるとS110に進む。
S110では、制御部19はメモリカードのファイル情報リストの画像リストデータ部を生成する。具体的には、制御部19は挿入されたメモリカードのルートディレクトリから順にディレクトリを辿ってファイルを検索し、ファイルが見つかった場合はFAT(File Allocation Tables)からファイル名やフルパスなどの識別子や属性情報を取得するとともに、そのファイルをオープンしてヘッダに記述されている属性情報を取得し、取得した識別子と属性情報とからなる当該ファイルの画像リストデータ部をファイル情報リストに追加する。このとき、制御部19は見つかったファイルがJPEGファイルの場合はJPEGファイル数をカウントするための変数に1を加算する。なお、属性情報はFATから取得した属性情報、またはヘッダに記述されている属性情報のいずれであってもよい。
S115では、制御部19はメモリカードのファイル情報リストのヘッダ部を生成する。この生成において、ヘッダ部のJPEGファイル数フィールドには前述したJPEGファイル数をカウントするための変数の値が格納される。
次に、ファイル情報リストに基づいて実行する所定の処理について説明する。なお、ここではメモリカードのファイル情報リストを例に説明するが、CDのファイル情報リストについても同様である。
図6(A)は、印刷するファイルを選択する操作を説明するための模式図である。ユーザが操作部27を操作して印刷モードを選択すると、制御部19はメモリカードに記憶されているJPEGファイルからサムネイル画像を取得してLCD27aに表示する。ユーザは操作部27の左ボタン27dおよび右ボタン27eを操作して目的の画像のサムネイル画像を表示させ、表示させた状態で上ボタン27bおよび下ボタン27cを押下することによって印刷部数を設定する。印刷部数を設定した後、図示しない印刷ボタンを押下することにより、印刷部数を設定した各画像をそれぞれ印刷させることができる。この表示において、制御部19はファイル情報リストからJPEGファイルのフルパスを取得してサムネイル画像を取得する。仮にファイル情報リストがなければ、制御部19は印刷モードが選択された後にメモリカード内を検索してJPEGファイルをリストアップする処理を行わなければならない。これに対し、ファイル情報リストを作成しておくと、印刷モードを選択された後にJPEGファイルをリストアップする処理が不要になり、表示すべきサムネイル画像を短時間に取得できる。
図6(A)は、印刷するファイルを選択する操作を説明するための模式図である。ユーザが操作部27を操作して印刷モードを選択すると、制御部19はメモリカードに記憶されているJPEGファイルからサムネイル画像を取得してLCD27aに表示する。ユーザは操作部27の左ボタン27dおよび右ボタン27eを操作して目的の画像のサムネイル画像を表示させ、表示させた状態で上ボタン27bおよび下ボタン27cを押下することによって印刷部数を設定する。印刷部数を設定した後、図示しない印刷ボタンを押下することにより、印刷部数を設定した各画像をそれぞれ印刷させることができる。この表示において、制御部19はファイル情報リストからJPEGファイルのフルパスを取得してサムネイル画像を取得する。仮にファイル情報リストがなければ、制御部19は印刷モードが選択された後にメモリカード内を検索してJPEGファイルをリストアップする処理を行わなければならない。これに対し、ファイル情報リストを作成しておくと、印刷モードを選択された後にJPEGファイルをリストアップする処理が不要になり、表示すべきサムネイル画像を短時間に取得できる。
また、この表示において、制御部19は全ての画像ファイルのサムネイル画像を表示するのではなく、特定の条件を満たす画像のサムネイル画像のみをを表示する。具体的には、本画像のサイズが印刷可能なサイズであるサムネイル画像のみを表示する。これは、プリンタには印刷可能な最大サイズが決まっており、それを超えるサイズは印刷できないからである。制御部19はファイル情報リストの画像リストデータ部に格納されている本画像の高さ及び幅を参照して印刷可能なサイズであるかを判定し、印刷可能なサイズの本画像が格納されているファイルに格納されているサムネイル画像のみを表示する。このように制御部19は印刷モードが選択された後に各ファイルを一つ一つオープンしてサイズを取得するのではなく、ファイル情報リストを参照してサイズを取得するので、印刷可能なファイルを高速に検索できる。
図6(B)は、ユーザが印刷対象の画像を日付で絞り込むための画面を示す模式図である。ユーザが操作部27を操作して年月を選択すると、制御部19は選択された年月に撮影されたファイルからサムネイル画像を取得してLCD27aに順に表示する。制御部19は、ファイル情報リストの画像リストデータ部に格納されている撮影日を参照して選択された年月に該当するかを判定し、該当するファイルに格納されているサムネイル画像のみを表示する。このように制御部19は年月が選択されると各ファイルを一つ一つオープンして撮影日を取得するのではなく、ファイル情報リストを参照して撮影日を取得するので、選択された年月に撮影されたファイルを高速に検索できる。
この他、制御部19はサムネイル画像が選択されたとき、本画像のサイズを印刷媒体のサイズに応じたサイズに拡大/縮小して印刷する。このとき、制御部19は本画像のサイズをファイル情報リストから取得してもよい。なお、ファイル情報リストに基づく所定の処理は上述した処理に限定されるものではなく、ファイル情報リストは必要に応じて任意の処理に用いることができる。
次に、メモリカードに記憶されているファイルをCDにバックアップする処理について説明する。
図7は、バックアップ処理におけるデータの流れを示すデータフロー図であり、図8はバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、ユーザがバックアップ元のメモリカードをカードスロット33に挿入し、バックアップ先のCDをディスクスロット28に挿入してバックアップを指示する操作を行うと開始される。
図7は、バックアップ処理におけるデータの流れを示すデータフロー図であり、図8はバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、ユーザがバックアップ元のメモリカードをカードスロット33に挿入し、バックアップ先のCDをディスクスロット28に挿入してバックアップを指示する操作を行うと開始される。
S205では、制御部19はメモリカードが挿入されたときに生成されたファイル情報リストをRAM16から取得し、取得したファイル情報リストを格納したファイルを作成する。本実施例ではこのファイルのことをファイル情報ファイルという。
S210では、制御部19はメモリカードにファイルが1つ以上記憶されているかを判定する。制御部19は、ファイルが1つ以上記憶されていればS215に進み、ファイルが存在しなければ処理を終了する。
S210では、制御部19はメモリカードにファイルが1つ以上記憶されているかを判定する。制御部19は、ファイルが1つ以上記憶されていればS215に進み、ファイルが存在しなければ処理を終了する。
S215では、制御部19はバックアップリストを作成する。バックアップリストは、メモリカードに記憶されている全ファイルのフルパスのリストである。
S220では、制御部19はS205で生成したファイル情報ファイルのフルパスをバックアップリストに追加する。これによりファイル情報ファイルもバックアップ対象に設定される。
S220では、制御部19はS205で生成したファイル情報ファイルのフルパスをバックアップリストに追加する。これによりファイル情報ファイルもバックアップ対象に設定される。
S225では、制御部19はバックアップリストに含まれている全てのファイルのデータ量を合計し、合計した値がCDの空き容量以下であるかを判定する。制御部19は、CDの空き容量以下であればS230に進み、空き容量を超えていればその旨をユーザに通知して処理を終了する。
S230では、制御部19はバックアップリストを参照してメモリカードのファイルをCDにバックアップする。このとき、制御部19はCDにバックアップ用のフォルダを新規に作成し、作成したフォルダにメモリカードのディレクトリ構成を維持してバックアップする。以下にメモリカードのディレクトリ構成およびバックアップ後のCDのディレクトリ構成の一例を示す。
S230では、制御部19はバックアップリストを参照してメモリカードのファイルをCDにバックアップする。このとき、制御部19はCDにバックアップ用のフォルダを新規に作成し、作成したフォルダにメモリカードのディレクトリ構成を維持してバックアップする。以下にメモリカードのディレクトリ構成およびバックアップ後のCDのディレクトリ構成の一例を示す。
図9は、メモリカードのディレクトリ構成の一例およびCDのディレクトリ構成の一例を示す模式図である。図中の「epbkinf.dat」はファイル情報ファイルである。図示する例はCDに既に2回のバックアップが行われており、今回が3回目のバックアップである場合を示している。CDのルートディレクトリの直下に作成されている[001]および[002]というフォルダは過去のバックアップで作成されたフォルダである。この場合、今回のバックアップではルートディレクトリの直下に[003]というフォルダが作成され、メモリカードのファイルは図示するようにメモリカードのディレクトリ構成を維持して[003]フォルダにバックアップされる。
次に、CDが挿入されたときのMFP10の処理について説明する。ここでいうCDは、前述したバックアップが行われたバックアップCD、またはバックアップCDとは別にPCなどの他の装置でファイルが記憶されたCDのどちらであってもよい。
図1は、CDが挿入されたときのファイル処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。本処理は光ディスクインタフェース29にCDが挿入されると開始される。
図1は、CDが挿入されたときのファイル処理装置の処理の流れを示すフローチャートである。本処理は光ディスクインタフェース29にCDが挿入されると開始される。
S305では、制御部19は挿入されたCDがバックアップCDであるかを判定する。制御部19はCDに「epbkinf.dat」が存在すればバックアップCDであると判定してS310に進み、存在しなければS325に進む。
S310では、制御部19はファイル情報ファイルに格納されているファイル情報リストのバージョンが有効なバージョンであるかを判定する。具体的には例えば、制御部19は有効なバージョンの情報をフラッシュメモリ17に保持しており、ファイル情報リストのリストバージョンをその情報と比較することによって有効であるかを判定する。制御部19は有効なバージョンであればS315に進み、無効なバージョンであればS325に進む。
S310では、制御部19はファイル情報ファイルに格納されているファイル情報リストのバージョンが有効なバージョンであるかを判定する。具体的には例えば、制御部19は有効なバージョンの情報をフラッシュメモリ17に保持しており、ファイル情報リストのリストバージョンをその情報と比較することによって有効であるかを判定する。制御部19は有効なバージョンであればS315に進み、無効なバージョンであればS325に進む。
S315では、制御部19はバックアップCDのルートディレクトリの直下に生成されている各バックアップフォルダを仮想ドライブ化する。仮想ドライブ化は、制御部19で実行されるファイルシステムプログラムが各バックアップフォルダをそれぞれ一つのドライブとして扱うことにより実現される。以下に仮想ドライブ化の一例を示す。
図10(A)はMFP10のドライブ構成およびバックアップCDのディレクトリ構成を示す模式図であり、図10(B)はファイルシステムが認識するドライブ構成である。仮想ドライブ[Q:]はフォルダ[001]を仮想ドライブ化したものであり、仮想ドライブ[R:]はフォルダ[002]を仮想ドライブ化したものである。また、仮想ドライブ[S:]はフォルダ[003]を仮想ドライブ化したものである。
このように各バックアップフォルダを仮想ドライブ化する理由は、MFP10が一つのドライブから認識できるファイルの数が999に制限されているからである。各バックアップフォルダを仮想ドライブ化することにより、CDに1000以上のファイルが記憶されていても、一つのバックアップフォルダ当たりのファイル数を999以下に抑えれば、それら1000以上のファイルを全て認識することができる。
S320では、制御部19は各仮想ドライブについて当該仮想ドライブに記憶されているファイル情報ファイルからファイル情報リストを読み込み、当該仮想ドライブのファイル情報リストを生成する。以下にファイル情報リストの生成の一例を示す。
図4(B)はファイル情報リストから生成した仮想ドライブ[S:]のファイル情報リストに含まれているフルパスを示す模式図である。前述した図4(A)はメモリカードのファイル情報リストに含まれているフルパスを示す模式図である。図4(A)に示すようにファイル情報リストのフルパスにはメモリカードインタフェース30に割り当てられているドライブレターである[A:]が含まれている。従って、読み込んだファイル情報リストのフルパスをそのまま用いるとCDにアクセスするはずがメモリカードにアクセスしてしまうことになる。そこで、制御部19は読み込んだファイル情報リストのドライブレター[A:]を図4(B)に示すように[S:]に変換する。
図4(B)はファイル情報リストから生成した仮想ドライブ[S:]のファイル情報リストに含まれているフルパスを示す模式図である。前述した図4(A)はメモリカードのファイル情報リストに含まれているフルパスを示す模式図である。図4(A)に示すようにファイル情報リストのフルパスにはメモリカードインタフェース30に割り当てられているドライブレターである[A:]が含まれている。従って、読み込んだファイル情報リストのフルパスをそのまま用いるとCDにアクセスするはずがメモリカードにアクセスしてしまうことになる。そこで、制御部19は読み込んだファイル情報リストのドライブレター[A:]を図4(B)に示すように[S:]に変換する。
前述したようにバックアップフォルダにはメモリカードのディレクトリ構成が維持されてバックアップされているので、各フルパスのドライブレターから下の部分は修正することなくそのまま用いることができる。従って、各バックアップフォルダに記憶されているファイル情報ファイルからファイル情報リストを読み込み、読み込んだファイル情報リストに格納されているフルパスのドライブレターを変換することにより、各仮想ドライブのファイル情報リストを生成できる。
S325では、制御部19はファイル情報リストを作成する。この処理は、メモリカードが挿入されたときにファイル情報リストを作成する処理と実質的に同一であるため詳細な説明は省略する。
以上説明した本発明の一実施例に係るMFP10によると、メモリカードのファイルをCDにバックアップするとき、メモリカードのファイル情報リストも併せてバックアップし、装着されたCDがバックアップCDである場合はバックアップCDに記憶されているファイル情報リストを用いてCDのファイル情報リストを生成するので、CDのファイル情報リストを短時間に生成できる。
以上説明した本発明の一実施例に係るMFP10によると、メモリカードのファイルをCDにバックアップするとき、メモリカードのファイル情報リストも併せてバックアップし、装着されたCDがバックアップCDである場合はバックアップCDに記憶されているファイル情報リストを用いてCDのファイル情報リストを生成するので、CDのファイル情報リストを短時間に生成できる。
また、MFP10によると、メモリカードのファイル情報リストを用いてCDのファイル情報リストを生成するので、CDのファイル情報リストを生成する際に各ファイルをオープンしてヘッダに記述されている属性情報を取得する必要がない。ファイルをオープンする処理は時間を要する処理である。従って本実施例によると、ヘッダに記述されている属性情報をファイル情報リストに含める必要がある場合はファイル情報リストの生成に要する時間が特に顕著に短縮される。
なお、本実施例ではバックアップCDが挿入されるとバックアップCDに記憶されているファイル情報リストのフルパスに含まれているドライブレターを仮想ドライブのドライブレターに変換する場合を例に説明したが、この変換はバックアップCDが挿入されたときではなく所定の処理を実行する必要が生じたときに行うようにしてもよい。
また、本実施例ではバックアップするときにメモリカードから生成したファイル情報リストをそのままCDにバックアップしているが、光ディスクインタフェース29に割り当てられているドライブレターが固定の場合であって且つディレクトリを仮想ドライブ化しない場合は、フルパスに含まれているドライブレターを光ディスクインタフェース29のドライブレターに変換してからバックアップしてもよい。これにより、バックアップCDに記憶されているファイル情報リストを、ドライブレターの変更を行うことなくそのまま用いることができる。
また、本実施例ではメモリカードのディレクトリ構成を維持したままバックアップする場合を例に説明したが、ファイル名が重複しないことが明らかな場合は、バックアップフォルダの直下に全てのファイルを記憶させてもよい。
また、本発明ではCDのバックアップフォルダを仮想ドライブ化しているが、CDに記憶されているファイルの総数が999以下である場合は必ずしも仮想ドライブ化しなくてもよい。
また、本発明ではCDのバックアップフォルダを仮想ドライブ化しているが、CDに記憶されているファイルの総数が999以下である場合は必ずしも仮想ドライブ化しなくてもよい。
また、本実施例ではファイル処理装置としてMFP10を例に説明したが、ファイル処理装置は光ディスクインタフェース29を備えるPCであってもよい。例えば、MFP10でバックアップしたバックアップCDをPCで参照するとき、PCはバックアップCDに記憶されているファイル情報リストを用いてCDのファイル情報リストを生成してもよい。バックアップ装置についても同様にPCで構成してもよい。
また、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施例に適用可能である。
10 マルチファンクションプリンタ(ファイル処理装置、バックアップ装置)、19 制御部(第1の記憶手段、判定手段、第1のリスト生成手段、仮想ドライブ化手段、印刷手段、第2の記憶手段、第2のリスト生成手段、バックアップ手段)、25 プリントユニット(印刷手段)、29 光ディスクインタフェース(第1の記憶手段、バックアップ手段)、30 メモリカードインタフェース(第2の記憶手段)、31 メモリカード(不揮発性半導体メモリ)、32 光ディスク
Claims (13)
- 脱着可能な光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置であって、
前記光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と、
前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段で前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は当該ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成手段と、
を備えるファイル処理装置。 - 前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている前記識別子は前記バックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含み、
前記第1のリスト生成手段は、前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストの前記識別子に含まれているドライブレターを前記第1の記憶手段に割り当てられているドライブレターに変換する請求項1に記載のファイル処理装置。 - 前記光ディスクはバックアップ毎に前記バックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルがバックアップされているバックアップ用のフォルダが作成されており、
前記光ディスクにバックアップ毎に作成されている前記フォルダをそれぞれ一つの仮想ドライブとして扱う仮想ドライブ化手段を更に備える請求項1に記載のファイル処理装置。 - 前記バックアップ用フォルダには、前記バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストがバックアップされており、該バックアップ元の記憶手段のファイル情報リストに含まれている前記識別子は前記バックアップ元の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含み、
前記第1のリスト生成手段は、前記光ディスクにバックアップ毎に作成されている前記フォルダに記憶されている前記ファイル情報リストの前記識別子に含まれているドライブレターを前記フォルダに割り当てられている仮想のドライブレターに変換する請求項3に記載のファイル処理装置。 - 前記第1の記憶手段に装着されている前記光ディスクに記憶されているファイルを印刷する印刷手段を更に備える請求項1〜4のいずれか一項に記載のファイル処理装置。
- 脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段を備える電子機器を用いて前記光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理方法であって、
前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定段階と、
前記判定段階で前記ファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記ファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成段階と、
を含むファイル処理方法。 - 脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段を備える電子機器を前記光ディスクにバックアップされているファイルを処理するファイル処理装置として機能させるファイル処理プログラムであって、
前記第1の記憶手段に前記光ディスクが装着されると、前記光ディスクにバックアップ元の記憶手段に記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストが記憶されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段で前記ファイル情報リストが記憶されていると判定された場合は前記光ディスクに記憶されている前記ファイル情報リストを用いて前記光ディスクのファイル情報リストを生成し、前記ファイル情報リストが記憶されていないと判定された場合は前記光ディスク内を検索して前記光ディスクのファイル情報リストを生成する第1のリスト生成手段として前記電子機器を機能させるファイル処理プログラム。 - 脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と、
脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段と、
前記第2の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成手段と、
前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ手段と、
を備えるバックアップ装置。 - 前記バックアップ手段は、バックアップ毎に前記光ディスクにバックアップ用のフォルダを作成し、前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストとを前記フォルダにバックアップする請求項8に記載のバックアップ装置。
- 前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストに含まれている前記識別子は、前記不揮発性半導体メモリ内でファイルを一意に識別するためのパスを含み、
前記バックアップ手段は前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを前記不揮発性半導体メモリのディレクトリ構成を維持してバックアップする請求項8又は9に記載のバックアップ装置。 - 前記識別子は前記第2の記憶手段に割り当てられているドライブレターを含み、
前記バックアップ手段は、前記不揮発性半導体メモリのファイル情報リストを、前記識別子に含まれている前記第2の記憶手段のドライブレターを変換せずにそのまま前記光ディスクにバックアップする請求項8、9又は10に記載のバックアップ装置。 - 脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段とを備える電子機器を用いたバックアップ方法であって、
前記第1の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成段階と、
前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ段階と、
を含むバックアップ方法。 - 脱着可能な光ディスクを記憶媒体として用いる第1の記憶手段と脱着可能な不揮発性半導体メモリを記憶媒体として用いる第2の記憶手段とを備える電子機器を、
前記第1の記憶手段に前記不揮発性半導体メモリが装着されると、前記不揮発性半導体メモリ内を検索して前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルを一意に識別するための識別子と前記ファイルの属性情報とを含むファイル情報リストを生成する第2のリスト生成手段と、
前記不揮発性半導体メモリに記憶されているファイルと前記ファイル情報リストとを前記光ディスクにバックアップするバックアップ手段として機能させるバックアッププログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006209477A JP2008033860A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | ファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置、方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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JP2006209477A Withdrawn JP2008033860A (ja) | 2006-08-01 | 2006-08-01 | ファイル処理装置、方法およびプログラム、並びにバックアップ装置、方法およびプログラム |
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2006
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