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JP2008028970A - 動画配信システム - Google Patents

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JP2008028970A
JP2008028970A JP2006221279A JP2006221279A JP2008028970A JP 2008028970 A JP2008028970 A JP 2008028970A JP 2006221279 A JP2006221279 A JP 2006221279A JP 2006221279 A JP2006221279 A JP 2006221279A JP 2008028970 A JP2008028970 A JP 2008028970A
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康男 横山
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Abstract

【課題】 端末装置からアップロードされた動画を、事前に視聴してその配信の可否の情報を効率よく判定入力して、有害な動画の配信を防止できる動画配信システムを提供する。
【解決手段】 予め配信依頼者に設定されたチャンネル番号と関連付けして、端末装置1aからアップロードされた動画を記憶するストックサーバ3と、ストックサーバ3をアクセスして、アップロードされた動画を再生表示して視聴し、視聴者の視聴端末装置7aへの配信許可又は配信不許可に係る承認情報を入力する配信承認装置5と、ストックサーバにアップロードされた動画のうち、この配信許可の承認情報を得た動画をチャンネル番号と関連付けされた所定の記憶領域に記憶する配信サーバ6aと、を備えている。そして、配信サーバ6aに記憶された動画を視聴端末装置7aに配信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機で撮像した動画、あるいはデジタルビデオカメラ等で撮像した動画をインターネット上のWebサーバにアップロードして、これらの動画を視聴者の携帯電話機又はパーソナルコンピュータ等の視聴端末装置に配信する動画配信システムに係り、特に、有害な動画を視聴端末装置に配信することを防止する手段を備えた動画配信システムに関するものである。
インターネット技術の普及、及び携帯電話機の機能向上に伴なって、企業や個人が携帯電話機で撮像した動画を、インターネットを利用して配信する各種の情報配信システムが提案され実用化されている。このような動画を配信するシステムにおいては、公序良俗等に反する有害な動画を視聴者の端末装置に配信しないシステムを構築することが最大の課題になる。この有害な情報を視聴者の端末装置に配信しないようにする対策としては、例えば、下記の特許文献に記載の発明が提案されている。
特開2003−23466 特開2002−297472 特開2002−14991
特許文献1には、インターネットサービスプロバイダが、有害サイトの識別データを登録した有害サイトデータベースを備えることにより、ユーザ端末装置からアクセス要求されたサイトの識別データがこの有害サイトデータベースに登録されていると、このサイトへのアクセスを不可能にするインターネットサービスプロバイダが提案されている。
特許文献2には、インターネット上に存在する各種のホームページのうち、閲覧を認める複数のホームページのアドレス情報を登録した特殊インターネットサービスプロバイダへの接続のみが許されたクライアント端末を設けることにより、有害なコンテンツ情報を提供するホームページの閲覧を制限するホームページ閲覧方法が提案されている。
特許文献3には、インターネット上に存在するサーバの所定の情報をクライアントがアドレスを指定して検索したときに、この検索された情報をクライアント端末に表示する前に、この情報を構成する各ページの文書に対して、所定の文字列からなる有害な情報が含まれているか否かを判定し、この有害な情報が含まれているページを表示させないようにする情報フィルタリング装置が提案されている。
上記特許文献1及び2に記載の発明は、ユーザの端末装置が予めデータベースに登録されている有害情報を提供するWebサイトのホームページ(URL:Uniform Resource Locator)をアクセスしようとすると、このアクセスを不可能にするための手段である。現在、インターネット上に公開されるホームページは、極めて多数存在すると共に、日々、新規ホームページが開設されている。従って、有害ホームページのURLを日々発見して、そのURLを漏れなくデータベースに登録することは困難になる。
上記特許文献3に記載の発明は、インターネット上に公開される文字(テキスト)情報について、有害な語彙を表現する文字列が含まれているか否かをソフトウエア処理により検索し、有害な語彙が含まれているページはクライアントの端末に表示させない処理を行なうものである。従って、上記特許文献3に記載の発明は、画像あるいは動画を含む情報を対象とした発明ではない。
静止画像あるいは動画に、有害な画像が含まれているか否かをソフトウエア処理により自動的に判定することは、現在の画像処理技術ではほとんど不可能である。従って、画像に有害な情報が含まれているか否かの判定は、人間が静止画像あるいは動画を目で確認(視聴)して判定することが最も確実な手段である。
しかしながら、前記のように近年のインターネット技術及び携帯電話機の機能向上に伴なって、カメラ付き携帯電話機で撮像した動画をWebサイト(動画配信サーバ)にアップロードして格納(記憶)し、この動画配信サーバに記憶した動画について視聴者の携帯電話機から配信(視聴)要求が発生すると、視聴者の携帯電話機に配信する動画配信システムが多数提案され、実用化されている。このような動画配信システムは、今後、情報提供を行なうためのビジネスとして、各分野において益々実用化されると考えられる。従って、特に携帯電話機を利用した動画提供・配信システムにおいては、有害な動画を視聴者の携帯電話機等の端末装置に配信することを確実に防止することができるシステムを構築することが急務になっている。
そこで、本発明の第1の目的は、配信依頼者の携帯電話機等で撮像された動画をWebサーバにアップロードして記憶し、このWebサーバに記憶された動画を視聴者の視聴要求に基づいて配信する動画配信システムにおいて、配信の承認管理者がこのWebサーバをアクセスしてWebサーバにアップロードされた動画を事前に視聴して、この視聴した動画に、視聴者へ配信する許可または不許可に係る承認情報を効率良く、かつ確実に付与することができると共に、配信許可が付与された動画のみを視聴者の視聴端末装置に配信するようにした動画配信システムを提供することにある。
本発明の第2の目的は、上記アップロードされた動画であって配信許可を取得した画像に、広告映像を結合し、この広告映像付き動画を視聴者の端末装置に配信することにより、一つのビジネスとして実用化可能な動画配信システムを提供することにある。
本発明は、予め配信依頼者に設定されたチャンネル番号と関連付けして、配信依頼者の端末装置からアップロードされた動画を記憶するストックサーバと、
前記ストックサーバをアクセスして、前記アップロードされた前記動画を表示し、前記表示された前記動画を視聴して視聴者の視聴端末装置への配信許可又は配信不許可に係る承認情報を入力して、前記入力した承認情報を前記ストックサーバに送信する配信承認装置と、
前記ストックサーバにアップロードされた前記動画のうち、前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を得た前記動画を前記チャンネル番号と関連付けされた所定の記憶領域に記憶する配信サーバと、を備え、
前記配信サーバに記憶されている前記動画を、前記視聴端末装置に配信するようになされている動画配信システムである。
さらに、本発明は、
前記ストックサーバは、
その記憶装置に記憶した広告映像と、
前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を取得した前記動画に、前記広告映像を結合した広告映像付き動画を作成する広告映像結合手段を備え、
前記広告映像付き動画を前記配信サーバに送信するようになされている動画配信システムである。
さらに、本発明は、管理サーバをアクセスして、動画をストックサーバにアップロードする配信依頼者の端末装置と、
前記アップロードされる動画を、予め前記配信依頼者に設定されたチャンネル番号と関連付けして前記ストックサーバにアップロードさせる処理を行なうアップロード支援手段と、前記アップロードされる前記動画について視聴者の視聴端末装置への配信許可を得た前記動画を記憶する配信サーバのURLを、前記チャンネル番号と関連付けて登録したチャンネル番号データベースを有する前記管理サーバと、
前記ストックサーバをアクセスして、前記アップロードされた前記動画を表示し、前記表示された前記動画を視聴して視聴者の視聴端末装置への配信許可又は配信不許可に係る承認情報を入力して、前記入力した承認情報を前記ストックサーバに送信する第1の視聴承認手段を有する配信承認装置と、
前記ストックサーバにアップロードされた前記動画のうち、前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を得た前記動画を、前記チャンネル番号を含む前記配信サーバのURLに記憶する前記配信サーバと、を備え、
前記動画の配信要求は、前記視聴端末装置のWebサーバのアクセスに基づいて、前記管理サーバが前記配信要求された前記動画に関連付けされた前記チャンネル番号を取得することによりなされる動画配信システムである。
さらに、本発明は、前記ストックサーバは、
その記憶装置に記憶した複数種の広告映像と、
前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を取得した前記動画の先端部または終端部、あるいは先端部と終端部とに結合する前記広告映像を、前記複数種の広告映像から選択する広告映像選択手段と、
前記広告映像選択手段により選択された前記広告映像を、前記配信許可の承認情報を取得した前記動画に結合して広告映像付き動画を作成する広告映像結合手段と、を備え、
前記広告映像付き動画を前記配信サーバに送信するようになされている動画配信システムである。
さらに、本発明は、前記配信承認装置は、
前記配信サーバをアクセスして、前記ストックサーバから前記配信サーバに送信された前記動画にリンクして該リンクされた動画を表示する手段と、
前記表示された前記動画を視聴して、前記視聴端末装置への配信許可または配信不許可に係る情報を入力する第2の視聴承認手段を備え、
前記配信サーバは、前記第2の視聴承認手段により前記配信不許可に係る情報を取得した動画を、前記配信サーバの前記URLの記憶領域から削除する手段を備えている動画配信システムである。
さらに、本発明は、前記広告映像選択手段は、前記選択された広告映像を記憶する記憶領域にリンクして該リンクされた広告映像を表示する手段を備えている動画配信システムである。
さらに、本発明は、 前記第1と第2の視聴承認手段は、Webページから構成されている動画配信システムである。
さらに、本発明は、前記配信依頼者の端末装置は、インターネット接続と動画象撮像機能を備えた携帯電話機から構成され、
前記管理サーバは、
前記配信依頼者のユーザIDごとに、前記配信依頼者の前記携帯電話機の機体番号を登録したユーザデータベースと、
前記配信依頼者が前記携帯電話機に記憶している前記動画を前記ストックサーバにアップロードするために前記管理サーバをアクセスしたときに、前記携帯電話機の機体番号を取得して、前記取得した前記機体番号が前記ユーザデータベースに登録されているか否かを判定する機体番号認証手段と、
を備えている動画配信システムである。
なお、上記したアップロードされる動画とは、携帯電話機で撮像した3GPP(3rd Generation Partnership Project)、または3GPP2(3rd Generation Partnership Project2)形式の動画像、あるいはデジタルビデオカメラ等で撮像した、例えば、AVI(Audio Video Interleaving)形式、MPEG−4(Moving Picture Experts Group Phase4)形式等の映像を示し、音声を含んでいてもよい。
また、上記した配信依頼者とは、個人、各種の企業や団体等であって、これら配信依頼者が撮像した動画、または所有権のある動画を、本システムの管理運営者(以下、システム管理運営者という)に配信依頼を行なう者を示す。さらに、具体的には、本システムを利用して、携帯電話機あるいはデジタルビデオカメラ等で撮像した動画を、メールサーバを経由してストックサーバにアップロードする者を示す。なお、配信依頼者は、本発明のシステムの利用について、予めユーザ登録を行なって、管理サーバをログインするためのユーザID(ユーザ名、パスワード)を登録しておく必要がある。
また、上記したチャンネル番号とは、システム管理運営者側が予め設定した所定の桁数からなる固有の識別情報(管理番号)である。そして、システム管理運営者は、ユーザ登録した配信依頼者に、一つまたは複数のチャンネル番号を設定する(割り付ける)。さらに、本システムにおいては、配信依頼者が配信依頼するためにアップロードする動画(動画ファイル)には、この配信依頼者に設定されたチャンネル番号の一つとの関連付けが行なわれる。これにより、配信依頼者が配信依頼する動画には、一つのチャンネル番号が設定(関連付け)されることになる。
また、上記した広告映像とは、各種の企業、団体、サービス産業等(以下、広告主という)の商品やサービスに関するコマーシャル映像(CM映像)を示す。また、この広告映像は、音声を含む動画あるいは静止画像であって、現時点の最新の携帯電話機で視聴したときに、その再生時間が約5秒〜数10秒程度のデータ容量を有するようにする。また、この広告映像は、AVI形式のデータで作成されていることが望ましい。
本発明は、次のような効果を有している。
(1)配信依頼者の端末装置からアップロードされてストックサーバに記憶された動画を、承認管理者が配信承認装置にアクセスして視聴し、この視聴に基づいて、承認管理者が視聴端末装置への配信可否に関する承認情報を、画面と対話方式で効率良く入力することを可能にしている。これにより、特に、今後、大いに実用化の進展が予想される携帯電話機を利用して、個人の配信依頼者と視聴者を対象とした動画配信システムにおいて、有害な動画の配信を事前に防ぐことができるシステムを提供することができる。
(2)システム全体の制御を統括して行なう管理サーバと、アップロードされた動画を一時記憶して、上記(1)による配信可否に関する承認情報を付与するストックサーバと、視聴端末装置への配信の承認を得た動画を格納する配信サーバとを個別に設けたシステム構成にしているので、システムの信頼性が向上すると共に、アップロードされる動画数の増加に対しては、容易に各サーバの増設により対応できる柔軟な動画配信システムを提供することができる。
視聴端末装置への配信許可の承認情報を取得した動画には広告映像を結合した広告映像付きの動画を作成し、この広告映像付きの動画を視聴端末装置へ配信するようにしている。これにより、システム管理者側は広告収入を得ることが可能になるので、本システムを利用する配信依頼者および視聴者は、無料で、かつ気楽に参画できる動画配信システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づいて説明する。図1は、本発明のシステムを実施するためのシステム構成の一例を示す。
[システム構成]
図1において、1a、1b、1c、1dは、配信依頼者の端末装置である。本発明のシステムにおいて、この端末装置1a等は、配信依頼する動画をアップロードするために使用する端末装置であって、携帯電話機1a、1b、パーソナルコンピュータ1c、1dから構成される。
配信依頼者の端末装置である携帯電話機1a、1bは、インターネット接続機能とカメラ機能、及びメール送受信機能を備えている必要がある。このカメラ機能としては、本システムの機能をより発揮するためには、3GPP、または3GPP2により策定された仕様等を備えた音声を含む動画像の撮像と再生機能を備えていることが望ましい。
配信依頼者の端末装置であるパーソナルコンピュータ1c、1dは、WebサイトをアクセスするためのソフトウエアであるWebブラウダ、メール送信用ソフトウエア等がインストールされている必要がある。
本発明において配信依頼者の端末装置である携帯電話機1a、1b、及びパーソナルコンピュータ1c、1dは、携帯電話機1a、1bで撮像した動画のファイル(以下、動画という)、あるいはデジタルビデオカメラ等で撮像した動画のファイル(以下、動画という)を、配信依頼者がメールに添付して後記するメールサーバ3に送信し、さらに、後記するストックサーバ4にアップロードするために使用される。なお、以下の説明において、配信依頼者の端末装置を代表して説明するときは端末装置1aと記載する。
2は、管理サーバである。管理サーバ2は、本発明のシステムの動作を統括して制御するために設けているサーバであって、例えば、本システムのシステム管理運営者側が管理するサーバである。管理サーバ2は、本発明のシステムの動作を統括して制御するために、主として下記(1)〜(3)に記載の機能を備えている。
(1)配信依頼者がアップロードして配信依頼する動画を、端末装置1aからメールサーバ3に送信するときに、この送信操作を支援するための各種のWebページ、およびWebページから取得した情報に基づいて所定の処理を行なうためのアップロード支援手段を備えている。このアップロード支援手段は、HTML、XML、及びその他の言語で記述されたプログラムにより実行される。
(2)上記(1)により、配信依頼者が端末装置1aからアップロードした動画であって、後記する配信サーバ6a等に記憶(格納)した動画について、視聴者の視聴端末装置から配信要求が発生すると、配信サーバ6a等に記憶している動画を視聴端末装置に配信する制御を行なう。なお、この配信要求は、例えば、視聴端末装置が動画を配信要求するためのWebページをインターネット上に公開するWebサイトをアクセスすることにより行なうことができる。
(3)上記(1)において、配信依頼者が配信依頼する動画を、端末装置1aからメールサーバ3に送信するときに、配信依頼者が予め登録された配信依頼者であるか否かを認証する処理を行なう。
管理サーバ2は、上記した機能を実行するために、各種のプログラムとデータベース(データテーブル)を備えている。これらの詳細については、後記する。
3は、メールサーバである。メールサーバ3は、配信依頼者の端末装置1aが配信依頼する動画をメールに添付してアップロードするときに、その送信先のサーバとして使用される。メールサーバ3は、動画のファイルを添付したメールを受信すると、管理サーバ2とデータ通信を行なって所定の処理を行なうためのプログラム(メール受信処理プログラム)を備えている。なお、メールサーバ3が受信した動画は、管理サーバ2の制御に従って後記するストックサーバ4に送信される。
4はストックサーバ、5は配信承認装置である。ストックサーバ4は、メールサーバ3から送信された動画を一時的に記憶して、次の処理を行なうためのサーバである。
(1)配信依頼者の端末装置1aからメールサーバ3を経由してアップロードされた動画を、事前に承認管理者に視聴させる。そして、承認管理者が視聴した動画について、視聴者の視聴端末装置に配信してよいか否かの承認情報を画面と対話方式で入力した情報を取得する処理を行なう。この処理により、承認管理者により配信不許可の承認情報が入力された動画、すなわち、有害な動画等が含まれている動画は視聴端末装置に配信しない処理を行なう。
本発明において、この配信許可、あるいは不許可の判定は、次のような処理により行なう。まず、承認管理者が配信承認装置5を操作してストックサーバ4をアクセスする。すると、ストックサーバ4は配信承認装置5に配信承認用Webページを表示する処理を行なうと共に、このWebページの所定の表示領域にアップロードされた動画を表示する処理を行なう。そして、承認管理者は表示された動画を視聴(試聴)し、その試聴結果に基づいてこのWebページの表示画面と対話方式で、視聴した動画の配信許可、あるいは不許可の承認情報を入力する。
(2)上記(1)により、配信許可の承認情報を得た動画について、その動画ファイルの先頭位置あるいは終端位置、または先頭位置と終端位置とに、ソフトウエア処理により広告映像を結合する処理を行なって、広告映像が一体に結合された一つの動画ファイルから構成される広告映像付きの動画を作成する。この広告映像は、予め、複数種の広告映像に関する映像ファイルをストックサーバ4に記憶させておくようにする。なお、配信許可の承認情報を得た動画に、複数種の広告映像のうち如何なる広告映像を結合するかは、例えば、上記した配信承認用Webページを利用して、承認管理者が対話方式により決定する方法を採用することができる。
なお、本発明において、上記(2)の処理機能、すなわち、配信許可の承認情報を得た動画に広告映像を結合する機能は、必ずしも備える必要はないが、広告映像を結合した動画を視聴端末装置に配信する動画配信システムを構築すると、動画配信を行なうビジネスとして広告主から対価を得ることが可能になると共に、これにより、配信依頼者及び視聴者の本システムの利用を無料にすることが可能になるという効果が生じる。
6a、6bは、配信サーバである。配信サーバ6a、6bは、ストックサーバ4により配信許可の承認情報を得た動画、あるいは配信許可の承認情報を得た動画に上記した広告映像を結合した動画を、所定の記憶領域に記憶(格納)するためのサーバである。視聴端末装置から配信要求が発生すると、この所定の記憶領域に記憶された動画が、管理サーバ2の配信制御に基づいて視聴端末装置に配信されることになる。なお、動画を記憶する所定の記憶領域(URL)は、例えば、チャンネル番号をディレクトリ情報として含むURLをプログラム処理により作成する処理を行なう。
本システムの規模が小さい場合には、配信サーバは1台のみでよいが、システムの規模が大きくなると、配信サーバを複数台備えて配信する動画を分散させて各配信サーバに格納することが望ましい。以下の説明において、配信サーバ6a、6bを代表して説明するときは、配信サーバ6aと記載する。
7a、7b、7cは、視聴者の視聴端末装置であって、後記するWebサーバ8をアクセスして、動画の配信要求を行なうための端末装置である。本発明において、視聴端末装置は、携帯電話機7a、7b、パーソナルコンピュータ7cを利用することができる。なお、視聴端末装置である携帯電話機7a、7bは、インターネット接続機能と3GPPまたは3GPP2形式の動画像を再生する機能を備えている必要がある。また、視聴端末装置であるパーソナルコンピュータ7cは、Webブラウザと、ストリーミング映像を再生するためのソフトウエアである、例えば、Microsoft社の「Windows(登録商標)Media Player」等がインストールされている。なお、以下の説明において、視聴端末装置7a、7b、7cを代表して説明するときは、視聴端末装置7aと記載する。
Webサーバ(サイト)8は、上記したように、視聴者が視聴端末装置7aを操作して動画の配信要求を行なうときにアクセスするサーバである。Webサーバ8は、本発明のシステムを利用して動画の配信要求を行なうための各種のWebページを備えている。このWebページとは、配信要求する動画をキーワード等を入力して検索するための検索用Webページ、分野(ジャンル)別の配信動画タイトル一覧表(番組表)、等である。なお、Webサーバ8は、本システムに専用の配信要求を行なうためのWebサイトから構成し、さらに、一般のホータルサイトから上記各種のWebページにリンクが取れるようにするとよい。
上記した配信依頼者の端末装置1c、1d、管理サーバ2、メールサーバ3、ストックサーバ4、配信承認装置5、配信サーバ6a、6b、視聴端末装置7c、Webサーバ8は、インターネット9に接続されている。また、配信依頼者の携帯電話機1a、1b、視聴者の携帯電話機7a、7bは、地上基地局10、携帯電話機のサービス会社のサーバ11を介してインターネット9に接続されている。
[ソフトウエアとデータベースの構成]
続いて、本システムの動作(稼動)を制御するために、各サーバが備えているソフトウエア(プログラム)とデータベースの概要を、図2に基づいて説明する。なお、図2にはサーバを稼動させるための基本ソフトウエア(サーバ用OS)、Webブラウダ、メール用ソフトウエアについては記載していない。
管理サーバ2は、機体番号取得プログラムP21、アップロード支援プログラムP22、機体番号認証プログラムP23、配信制御プログラムP24、データベース作成・更新プログラムP25、処理履歴蓄積プログラムP26、等を備えている。また、データベースとして、チャンネル番号データベース(DB)D1、サーバデータベース(DB)D2、ユーザデータベース(DB)D3、動画識別番号データベース(DB)D4、新着動画データテーブル(DT)D5、等を備えている。
機体番号取得プログラムP21は、配信依頼者が所有している携帯電話機1aの機体番号を取得するためのプログラムである。ユーザ登録した配信依頼者は、携帯電話機1aから管理サーバ2をアクセスして、この機体番号取得プログラムP21の制御に従って自分の携帯電話機1aの機体番号を登録するための操作を行なう。取得した機体番号は、データベース作成・更新プログラムP25により、ユーザデータベースD3に登録される。
なお、本発明のシステムにおいては、配信依頼者が所有している携帯電話機1aで撮像した動画をメールサーバ3に送信するときは、まず、管理サーバ2をアクセスし、管理サーバ2の制御に従って、動画をメールサーバ3に送信する処理を行なうようにしている。このとき、アップロード支援プログラムP22は、動画をメールサーバ3に送信する配信依頼者の認証を、配信依頼者の携帯電話機1aの機体番号で認証する処理を行なうようにしている。
アップロード支援手段となるアップロード支援プログラムP22は、配信依頼者が端末装置1aを操作して動画をメールサーバ3に送信するときに、この送信操作を支援するためのプログラムであって、主として、端末装置1aに表示する各種のWebページを記述したプログラムと、これらWebページに入力されたデータを取得するためのプログラム、等から構成される。
機体番号認証プログラムP23は、配信依頼者が端末装置1aを操作して動画をメールサーバ3に送信するときに、この配信依頼者の認証を、予め管理サーバ2に登録した配信依頼者の携帯電話機1aの機体番号で行なうためのプログラムである。
配信制御プログラムP24は、視聰端末装置7aがWebサーバ8をアクセスして、Webサーバ8から動画の配信要求に係る情報の送信要求を管理サーバ2が受信したときに、この送信要求された情報を上記データベースを検索して求める処理を行なうプログラムである。
データベース作成・更新プログラムP25は、管理サーバ2が備えている上記データベースの作成と更新を行なうためのプログラムである。
チャンネル番号データベースD1は、システム管理運営者が予め設定したチャンネル番号ごとに、このチャンネル番号に関連する各種の属性情報を登録したデータベースである。図3に示すように、チャンネル番号データベースD1は、チャンネル番号a1ごとに、サーバ区分a2、ユーザ登録区分a3、動画配信区分a4、等に関するデータを登録した構成になっている。
チャンネル番号a1は、前記したように、システム管理運営者が予め設定した所定の桁数からなる固有の識別情報(管理番号)であって、5〜12桁程度の数字あるいは英数字から構成される。また、本発明においては、ユーザ登録した配信依頼者の希望により、システム管理運営者は少なくとも一つのチャンネル番号a1を配信依頼者に割り付ける(設定する)。なお、システム管理運営者が配信依頼者に複数のチャンネル番号a1を設定した場合には、配信依頼者は複数種の動画をアップロードして視聴者に配信することが可能になる。
サーバ区分a2には、本システムの規模の拡大に伴なってシステムを構成するメールサーバ3、ストックサーバ4、配信サーバ6aがそれぞれ複数になることを前提として、システム管理運営者が本システムで使用するこれらサーバの組合せのパターン情報(サーバ組合せ区分)を予め決定した情報を示す。システム管理運営者は、この決定したサーバ区分をチャンネル番号a1ごとに登録してチャンネル番号管理データベースD1のサーバ区分a2に登録する。
ユーザ登録区分a3には、該当するチャンネル番号a1が、配信依頼者のユーザ登録の設定が完了しているか否かを示す情報が登録される。ユーザ登録区分a3には、例えば、配信依頼者の登録設定が完了していると「1」が、未登録の場合には「0」が記憶される。
動画配信区分a4には、該当するチャンネル番号が設定された動画が現在配信されているか否かを示す情報が登録される。動画配信区分a4には、例えば、該当するチャンネル番号が設定された動画が現在配信中の場合には「1」が、配信されていない場合には「0」が記憶される。
図4は、チャンネル番号管理データベースD1のサーバ区分a2に登録したサーバ区分ごとに、その詳細情報を登録したサーバデータベースD2のデータ構成の一例を説明するための図である。サーバデータベースD2には、サーバ区分a2ごとに、配信依頼者の端末装置1aから動画をメールに添付して送信するメールサーバ3の送信先アドレスb1、メールサーバ3から送信された動画等のデータを受信するストックサーバ4のURL(b2)、ストックサーバ4により配信許可の承認情報を得た動画あるいは広告映像付き動画を、ストックサーバ4から送信されて受信する配信サーバ6a等のURL(b3)、等に関する情報が登録されている。
図5は、ユーザデータベースD3のデータ構成の一例を説明するための図である。ユーザデータベースD3は、本発明のシステムを利用して配信依頼する動画をアップロードする配信依頼者(ユーザ)に関する属性を登録したユーザデータベースである。ユーザデータベースD3は、配信依頼者のID情報c1(ユーザー名とパスワード)ごとに、配信依頼者のメールアドレスc2、システム管理運営者側が配信依頼者に設定したチャンネル番号a1、配信依頼者が所有している携帯電話機1の機体番号c3、配信依頼者の名称(氏名)と住所C4等、の配信依頼者に関する属性情報が登録される。
ユーザデータベースD3は、主に、ユーザ登録を行なった配信依頼者が、管理サーバ2をアクセスして動画をメールサーバ3に送信するときに、この配信依頼者の認証と、配信依頼するためにアップロードする動画に配信依頼者に設定されたチャンネル番号a1を関連付けるため、すなわち、アップロードする動画にチャンネル番号を設定する処理を行なうために使用される。
ユーザデータベースD3に登録している携帯電話機の機体番号c3は、チャンネル番号a1が設定された配信依頼者が所有している携帯電話機1の機体番号を示す。前記したように、本システムにおいては、配信依頼者の携帯電話機1が管理サーバ2をアクセスして動画をメールに添付してメールサーバ3に送信するときに、管理サーバ2はこの配信依頼者の携帯電話機1の機体番号c3を取得して配信依頼者を認証する処理を行なう。なお、管理サーバ2が、この携帯電話機1aの機体番号c3を取得してユーザデータベースD3に登録する処理は、後記するように、Webページを利用して行なう。
なお、携帯電話機の機体番号c3は、携帯電話機を識別するための固有の識別情報であって、携帯電話機の製造時に所定の桁数からなる数字、または英数字からなる機体番号が携帯電話機の記憶装置に記憶されるようになっている。そして、パーソナルコンピュータ等の外部装置等から携帯電話機に対して機体番号の送信要求を行なうと、携帯電話機はこの送信要求に対して記憶されている機体番号をこの外部装置に送信する処理を行なうプログラムを備えている。本発明のシステムは、携帯電話機が備えているこの機能を利用して、機体番号取得プログラムにより、配信依頼者が所有している携帯電話機1aの機体番号c3を取得し、取得した機体番号c3をユーザデータベースD3に登録する処理を行なうようにしている。なお、本発明においては、ICチップからなるICカードを搭載した携帯電話機においては、このICカードに記憶されている識別番号を機体番号c3として登録してもよい。
図6は、動画識別番号データベースD4のデータ構成の一例を説明するための図である。動画識別番号データベースD4は、動画識別番号d1ごとに、この動画識別番号d1が付与された動画に設定されているチャンネル番号a1、配信終了日d2、アップロードされた日付d3、配信区分d4、等に関するデータが登録される。動画識別番号ータベースD4への各データの登録処理は、ストックサーバ4にアップロードされた動画であって、配信許可の承認情報を取得した動画が配信サーバ6aに記憶された時点に、データベース作成・更新プログラムにより実行される。
動画識別番号データベースD4に登録する動画識別番号d1とは、携帯電話機1aからチャンネル番号a1と関連付けられてメールサーバ3に送信された動画について、管理サーバ2が発行する、例えば、10〜15桁程度の数字あるいは英数字からなる固有の識別番号である。この動画識別番号d1は、管理サーバ2が備えているプログラム(動画識別番号作成プログラム)により自動生成される。この動画識別番号作成プログラムは、例えば、乱数発生プログラムにより発生した所定桁数の乱数値と当日の年月日を並べて10〜15桁の数列を作成し、この数列の要素を所定のルールで並び換えることにより固有の識別番を作成するようにする。
図7は、新着動画データテーブルD5のデータ構成の一例を説明するための図である。新着動画データテーブルD5は、ストックサーバ4にアップロードされた新着の動画であって、視聴端末装置への配信許可、不許可に係る承認情報が得られていない動画について、この動画に付与された動画識別番号d1ごとにそのチャンネル番号a1、等に関する情報を登録したデータテーブルである。なお、ストックサーバ4から視聴端末装置への配信許可、不許可に係る承認情報が送信されると、新着動画データテーブルD5に記憶されている該当する動画識別番号d1とそのチャンネル番号a1等に関する情報は削除される。
メールサーバ3は、メール受信処理プログラムP31を備えている。メール受信処理プログラムP31は、配信依頼者の端末装置1aから送信されたメールの受信処理と、管理サーバ2との通信処理、メールで受信した動画のファイル及び管理サーバ2から受信したデータをストックサーバ4に送信する処理を行なうプログラムから構成されている。
ストックサーバ4は、アップロード動画承認処理プログラムP41、ファイル変換プログラムP42、広告映像結合プログラムP43、サムネイル画像作成プログラムP44、等のプログラムを備えている。なお、ファイル変換プログラムP42と広告映像結合プログラムP43、及び後記する動画承認用WebページK1は、広告映像結合手段となる。
さらに、ストックサーバ4は、外部記憶装置に、各種の広告映像ファイルをAVI形式で記憶した広告映像データベース(DB)D11と、この広告映像ファイルごとに、予め設定された広告映像のタイトル名とこのタイトル名が設定された広告映像を記憶する記憶場所(ディレクトリとファイル名)を登録した広告映像インデックステーブルD12、ストックサーバ4にアップロードされた動画を配信承認装置5で視聴して、視聴端末装置への配信許可または不許可に係わる承認情報を入力する承認管理者に関する情報を登録した承認管理者データベース(DB)D13を備えている。
アップロード動画承認処理プログラムP41は、配信依頼者の端末装置1aからメールサーバ3を経由してストックサーバ4にアップロードされた動画を承認管理者に視聴させて、視聴者の視聰端末装置に配信してよいか否かを示す配信許可または不許可の承認情報を画面と対話方式により入力させる処理を行なうプログラムである。この承認管理者による承認処理は、前記したように、承認管理者が配信承認装置5を操作してストックサーバ4をアクセスすることにより行なわれる。承認管理者の配信承認装置5がストックサーバ4をアクセスすると、ストックサーバ4のアップロード動画承認処理プログラムP41は、図8に示す動画承認用WebページK1を配信承認装置5に表示する処理を行なう。
動画承認用WebページK1は、表示領域Ka、Kb、Kc、Kdを備えた1ページから構成されている。このうち、領域KaはこのWebページのタイトルを表示する領域と、予めこの配信承認装置5に設定されている承認情報を入力する対象となるチャンネル番号の範囲を表示した領域Ka1と、承認情報を入力していない動画数(新着動画件数)を表示する領域Ka2を備えている。なお、配信承認装置5を1台のみ備えたシステムにおいては、領域Ka1に上記チャンネル番号の範囲を表示する必要はない。また、配信承認装置5を複数台設置した場合には、配信承認装置ごとあるいは承認管理者ごとに、承認情報を入力する対象となるチャンネル番号の範囲を予め設定しておくようにするとよい。
領域Kbは、ストックサーバ4にアップロードされた動画を順次、承認管理者が視聴(視聴)して、配信許可または不許可の承認情報を入力する領域である。領域Kbには、動画を再生して表示する領域h1、マウスにより視聴(試聴)開始をクリックする領域(試聴ボタン)Kb1、視聰端末装置への配信許可をマウスで指定して入力する領域(許可ボタン)Kb2、同じく配信不許可をマウスで指定して入力する領域(不可ボタン)Kb3を備えている。この領域Kbに表示されている各ボタンの操作とこれに伴なうプログラムの処理は、第1の視聰承認手段になる。
領域Kcは、領域Kbの操作により配信許可の情報が入力された動画に結合する広告映像を選択する領域Kc1、Kc2と、この選択した広告映像を動画に結合する処理を行なう広告映像結合プログラムP43等をスタートさせるための領域(決定ボタン)Kc3、領域Kc1及びKc2で選択された広告映像を再生して表示する領域h2を備えている。領域Kcの広告映像を選択する領域Kc1、Kc2、決定ボタンKc3とこれらの領域の操作に伴なう作動するプログラムは、広告映像選択手段となる。
なお、領域Kc1は動画の先頭位置に結合する広告映像を選択するための領域であって、その右端をクリックすると、例えば、広告映像のタイトル名がポップアップメニュー形式で表示されて、マウスでその一つのタイトル名をクリックするとそのタイトル名に係る広告映像が選択される。そして、この選択された広告映像が領域h2に表示される。領域Kc2は動画の終端位置に結合する広告映像を選択するための領域であって、その操作は上記した領域Kc1と同様である。そして、承認管理者は領域h2に表示された広告映像を視聰して所定の広告映像が選択されたことを確認すると、領域Kc3の「決定」ボタンをマウスでクリックする。
領域Kdは、広告映像を結合した広告映像付き動画が配信サーバ6aの所定の記憶領域に記憶されたときに、再度、承認管理者がこの広告映像付き動画を視聴して視聴者の視聴端末装置7aに配信するか否かの最終の承認情報を入力するための領域である。領域Kdには、広告映像付き動画の試聴を開始さてその動画を領域h3に表示させるための「試聴」ボタンKd1、この試聴結果に基づいて承認管理者がこの広告映像付き動画を視聴者の視聴端末装置7aに配信することを承認する情報を入力するための「承認」ボタンKd2、同じく視聴端末装置7aに配信することを不許可にする情報を入力するための「戻す」ボタンKd3、等を備えている。なお、承認管理者が「戻す」ボタンKd3をクリックすると、アップロード動画承認処理プログラムP41は、例えば、動画承認用WebページK1のKc領域の広告映像を選択するボタンKc1の操作を再度行なうように制御を戻す処理を行なうようにする。この領域Kdに表示されている各ボタンの操作とこれに伴なうプログラムの処理は、第2の視聴承認手段になる。
ファイル変換プログラムP42は、例えば、携帯電話機1aで撮像した動画(3GPP形式または3GPP2形式のデータ)をAVI形式に変換するプログラム、パーソナルコンピュータからなる端末装置1cから送信されたMPEG−4形式の動画をAVI形式に変換するプログラム、AVI形式の動画をそれぞれWMV(Windows(登録商標)Media Video)形式、3GPP形式、あるいは3GPP2形式に変換するプログラム等である。これらのファイル変換プログラムは、市販されているプログラム等を使用することができる。
なお、上記したWMV形式とは、動画圧縮のMPEG−4を基準にしてMicrosoft社が開発した動画形式であって、ストリーミング映像を再生するソフトウエアであるMicrosoft社の「Windows(登録商標)Media Player」がサポートしているデータ形式である。
広告映像結合プログラムP43は、配信依頼者からアップロードされた動画であって上記ファイル変換プログラムP42によりAVI形式に変換した動画と、AVI形式の広告映像とを、一つのAVI形式からなる広告付き映像データに結合して、一つのファイルに編集する処理を行なうプログラムである。この広告映像結合プログラムP43は、市販されているプログラム等を流用することができる。
サムネイル画像作成プログラムP44は、ストックサーバ4にアップロードされた動画について、例えば、その先頭の1フレーム分の画像データを取り出して静止画像を作成して所定の記憶領域に記憶する処理を行なうプログラムである。このサムネイル画像の作成は、上記したファイル変換プログラムP42等が備えている機能を利用するか、ファイル変換プログラムP42にサムネイル画像を作成する処理を行なうプログラムを付加することにより可能になる。なお、サムネイル画像は、Webサーバ8がインターネット9に公開する配信要求用Webページに、例えば、動画タイトル名とチャンネル番号と共に掲載するために使用する。
上記した動画承認用WebページK1において、承認管理者が領域Kcに表示された「決定」ボタンKc3をクリックすると、ストックサーバ4が備えている上記したファイル変換プログラムP42、広告映像結合プログラムP43が順次作動して下記(1)〜(4)に記載の処理を行なう。
(1)まず、ファイル変換プログラムP42が作動して、ストックサーバ4にアップロードされた動画をAVI形式に変換する処理を行なう。この変換処理は、配信依頼者の携帯電話機1aからアップロードされた動画が、例えば、3GPP形式又は3GPP2であると、ファイル変換プログラムP42のうち3GPP形式又は3GPP2形式のファイルをAVI形式に変換するプログラムを作動させてAVI形式に変換する。また、パーソナルコンピュータから構成される端末装置1cからアップロードされた動画がMPEG−4であると、MPEG−4形式のファイルをAVI形式に変換するプログラムを作動させてAVI形式に変換する。なお、ストックサーバ4にアップロードされた動画が如何なるデータ形式であるかの判定は、動画のファイル名に付与されている拡張子をプログラムで判定する処理を行なうことにより可能である。
(2)続いて、広告映像結合処理プログラムP43が作動して、上記(1)によりAVI形式に変換した画像ファイルとAVI形式の広告映像ファイルとを、一つのAVI形式からなる広告付き動画に結合(連結)した、一つの動画ファイルに編集する処理を行なう。この処理が実行されると、画像ファイルの先頭位置に動画承認用WebページK1の表示領域Kc1で選択した広告映像ファイルが結合され、画像ファイルの終端位置に表示領域Kc2で選択した広告映像ファイルが結合されたAVI形式の広告映像付き動画が作成されて、ストックサーバ4の記憶装置に一旦記憶される。
(3)続いて、ファイル変換プログラムP42を作動させて、上記(2)により作成したAVI形式の広告映像付き動画のファイルを、3GPP形式、3GPP2及びWMV形式のファイルに変換する処理を行なって、それぞれ変換した動画ファイルをストックサーバ4の記憶装置に記憶する処理を行なう。なお、3GPP形式と3GPP2に変換された広告映像付き動画のファイルは、視聴者の携帯電話機7aで視聴するためのデータ形式であって、視聴する携帯電話機7aの仕様に対応するために3GPP形式と3GPP2形式にデータ変換するようにしている。また、WMV形式に変換された広告映像付き動画のファイルは、視聴者のパーソナルコンピュータからなる端末装置7cで視聴するためのデータ形式である。
(4)続いて、上記(3)により作成された3GPP形式、3GPP2及びWMV形式の広告映像付き動画ファイルとサムネイル画像を、この動画に係るチャンネル番号と動画識別番号とともに、データ送信プログラムにより配信サーバ6aに送信する。
配信サーバ6aは、動画格納処理プログラムP61、動画削除プログラムP62、動画配信プログラムP63、等を備えている。
動画格納処理プログラムP61は、ストックサーバ4から3GPP形式、3GPP2及びWMV形式の広告映像付き動画ファイル及びサムネイル画像のファイルと、これらファイルに係るチャンネル番号と動画識別番号を受信すると、これらデータを一旦、外部記装置等に記憶する。そして、これら受信した各ファイルを格納する記憶領域(URL)を作成する処理を行なう。動画格納処理プログラムP61は、このファイルを格納するURLを、例えば、下記(U1)の構成からなるURLを作成する処理を行なう。
(U1) /スキーム名/配信サーバのドメイン名/movies/チャンネル番号/動画識別番号.拡張子
なお、上記URL(U1)において、「/movies/」は最上位のホルダ(ディレクトリ)名を示し、「/動画識別番号.拡張子」はファイル名を示す。すなわち、チャンネル番号をディレクトリとし、動画識別番号をファイル名としたURLを作成する。
続いて、動画格納処理プログラムP61は、外部記装置等に記憶した3GPP形式、3GPP2及びWMV形式の広告映像付き動画ファイルとサムネイル画像を、上記URL(U1)から構成される格納装置に記憶する処理を行なう。この処理が終了すると、配信サーバ6aへの格納終了を示す情報を、ストックサーバ4に上記URLと共に送信する。ストックサーバ4のアップロード動画承認処理プログラムP41は、この配信サーバ6aへの格納終了を示す情報を受信すると、動画承認用WebページK1の表示領域Kdにその旨を示す情報を表示(図8には図示せず)して、承認管理者に領域Kdの「試聴」ボタンKd1のクリックを促す処理を行なうようにする。
承認管理者が領域Kdの「試聴」ボタンKd1をクリックすると、配信サーバ6aに格納した3GPP形式、3GPP2及びWMV形式の広告映像付き動画ファイルを記憶するURLとリンクを取って、3GPP形式、3GPP2及びWMV形式の広告映像付き動画を順次領域h3に表示する処理を行なう。そして、承認管理者は、広告映像付き動画の試聴が終了すると、その視聴端末装置7aへの配信に係る承認情報を入力するために、「承認」ボタンKd2、または「戻す」ボタンKd3の何れかをマウスでクリックする。
なお、上記の広告映像付き動画の試聴を行なうために、動画承認用webページK1の領域Kdに、それぞれ3GPP、3GPP2、WMV形式ごとに試聴を開始するための試聴ボタンを設けて、これらデータ形式ごとに承認情報を入力するようにしてもよい。
承認管理者が「承認」ボタンKd2をクリックしたときには、この試聴した広告映像付き動画は視聴端末装置7aへの配信が承認されたことを示すので、アップロード動画承認処理プログラムP41はこの広告映像付き動画に設定されているチャンネル番号と動画識別番号を管理サーバ2に送信する処理を行なう。
一方、承認管理者が「戻す」ボタンKd3をクリックしたときには、アップロード動画承認処理プログラムP41は、配信サーバ6aに、配信サーバ6aに格納した3GPP形式、3GPP2、WMV形式及びサムネイル画像を削除するための制御コマンドをチャンネル番号と動画識別番号と共に送信する。そして、配信サーバ6aはこの制御コマンドを受信すると、動画削除プログラムP62により、受信したチャンネル番号と動画識別番号を含む上記URL(U1)に格納されている動画とサムネイル画像を削除する処理を行なう。続いて、アップロード動画承認処理プログラムP41は、例えば、動画承認用WebページK1のKc領域の広告映像を選択するボタンKc1の再操作を行なうように制御を戻す処理を行なうようにする。
[システム構築のための事前準備事項]
続いて、本発明のシステムを構築して稼動させるために、システム管理運営者等が予め準備しておく事項について説明する。
システム管理運営者は、予め下記の事項を行なっておく必要がある。
(1)本発明のシステムを利用して動画をアップロードして配信依頼する配信依頼者(ユーザ)を募集する。ユーザ登録した配信依頼者には、ユーザ名とパスワードを発行するとともに、予め設定したチャンネル番号a1の一つまたは複数を設定する。そして、これらのユーザに関する属性情報をユーザデータベースD3に登録する。
(2)本発明のシステムを利用して、配信依頼者が配信依頼する動画に結合する広告映像を提供する広告主を募集する。そして、システム管理運営者は、本発明のシステムを利用して広告映像の配信について契約した広告主に対して、例えば、広告映像を結合するチャンネル番号の数に応じた対価を請求するようにする。
(3)本発明のシステムで使用する管理サーバ2、メールサーバ3、ストックサーバ4、配信サーバ6aを決定するとともに、各サーバが必要とする上記したプログラム等を開発または準備してインストールする。これらのサーバは、レンタルサーバを使用してもよい。また、メールサーバ3、ストックサーバ4、配信サーバ5について、本システムが使用するアドレス、URLを決定し、これらサーバを複数台分散して使用するときには、各サーバの組合せとそのサーバ区分a2を決定してチャンネル番号データベースD1、サーバデータベースD2に登録する。また、システムに規模に応じて、配信承認装置5は複数台設置して、各承認管理者が分担してアップロードされた動画を視聴して承認情報を入力できるようにする。
(4)広告主は、デジタルビデオカメラ等を使用して、商品やサービスに関する広告映像を撮像する。そして、シスステム管理者等は、この広告映像に、例えば、そのファイル名として広告映像を識別する情報である広告識別情報を付与して映像編集サーバ4の外部記憶装置にAVIデータ形式で記憶する操作を行なう。さらに、シスステム管理者等は、これら広告映像に関する属性情報、例えば、広告主、広告識別情報、タイトル名等と、広告映像を記憶するディレクトリ及びファイル名とを関連付けした広告映像インデックステーブルD12を作成して、ストックサーバ4の外部記憶装置に登録する。
[システムの動作(ユーザ登録の手順)]
続いて、本発明のシステムの動作について説明する。最初に、配信依頼者(ユーザ)がシステム管理運営者側に、本システムを利用して動画をアップロードして配信依頼を行なうためのユーザ登録を行なう手順について説明する。図9は、配信依頼者がユーザ登録を行なうための手順とその処理の流れを示す図である。このユーザ登録は、システム管理運営者側が、配信依頼者に関する属性情報と、配信依頼者が所有する携帯電話機1の機体番号を取得し、これら取得した情報を管理サーバ2のデータベースに登録する手順から構成されている。以下、図9に示すステップ順に説明する。
(ステップS1)
配信依頼者は、予めシステム管理運営者側が用意しているユーザー登録申込書に、必要事項を記入して、郵送あるいはFAX等によりユーザ登録の申請を行なう。このユーザ登録申込書には、配信依頼者の氏名(名称)、住所、ユーザ名、パスワード、配信依頼者が所有している携帯電話機1a、及び端末装置1cのメールアドレス等の配信依頼者に関する属性情報を入力する欄を設ける。なお、配信依頼者は、複数種の動画を同時に配信依頼することも考えられるので、配信依頼する動画の種類数(必要チャンネル数)を入力する欄を設けるようにしてもよい。
(ステップS2)
システム管理運営者側は、配信依頼者からユーザ登録申込書を受け取ると、予め設定している固有のチャンネル番号a1の一つをこのユーザに割り付ける。なお、システム管理運営者側は、ユーザの希望に基づいてユーザに複数のチャンネル番号a1を割り付けてもよい。
続いて、データベース作成・更新プログラムP25を使用して、ユーザに設定したチャンネル番号a1ごとに、ユーザ登録申込書に記入されている配信依頼者の属性情報をユーザデータベースD3に登録する操作を行なう。このとき、ユーザデータベースD3に登録する属性情報は、図5に示すように、配信依頼者のID情報c1、メールアドレスc2、チャンネル番号a1、配信依頼者の氏名(名称)/住所C4、等である。なお、配信依頼者のID情報c1は、配信依頼者が管理サーバ2をアクセス(ログイン)するときのユーザ名(c1−1)とパスワード(c1−2)である。さらに、チャンネル番号データベースD1について、この割り付けたチャンネル番号a1に対応するユーザ登録区分a3欄に、ユーザの登録が完了したことを示す「1」を登録する操作を行なう。
なお、システム管理運営者側がユーザ登録を行なった配信依頼者にチャンネル番号を設定するときは、チャンネル番号データベースD1を参照して、ユーザ登録区分a3欄に、ユーザ登録が未完了を表す「0」が記憶されているチャンネル番号を選択して設定するようにする。
(ステップS3)
システム管理運営者側は、ユーザ登録が完了したことを、配信依頼者にメールで連絡する。このとき、ユーザ登録完了のメールは、ユーザ登録した配信依頼者の携帯電話機1aと端末装置1cに送信する。図10は、携帯電話機1aに送信するユーザ登録完了のメールG1の表示例を示している。なお、端末装置1cについても、図10と同じ内容のメールを送信するようにする。
(ステップS4)
ユーザ登録を行なった配信依頼者は、上記ステップS3により送付されたメールG1を見て、ユーザ登録の完了を確認することができる。なお、管理サーバ2のメール送信プログラムは、ユーザ登録完了のメールG1において、表示領域g1aにはユーザ登録を行なった配信依頼者に割り付けた(設定した)チャンネル番号a1を表示する。また、配信依頼者に複数のチャンネル番号を設定した場合には、表示領域g1aにはこの複数のチャンネル番号を表示するようにする。配信依頼者はこのメールG1により連絡を受けたチャンネル番号を忘れないように記憶しておく。
さらに、メール画面G1の表示領域g1bには、配信依頼者が所有している携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録する操作を行なうためのログイン用Webページをアクセスするための[ログイン画面]ボタンを表示する。また、[ログイン画面]ボタンの下部には、このログイン用WebページのURLを表示しておき、配信依頼者はこのURLを携帯電話機1aにブックマークとして登録しておくようにするとよい。
システム管理運営者側は、上記ステップS1〜S4に記載の手順により、本発明のシステムを利用して動画を配信依頼をするためにアップロードするユーザ(配信依頼者)に関する情報を管理サーバ2に登録することができる。
[携帯電話機の機体番号の登録]
続いて、配信依頼者が所有している携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録するための手順を、図9に示すステップS5〜S16に基づいて説明する。なお、携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録する目的は、配信依頼者が携帯電話機1aで撮像した動画をメールに添付してメールサーバ3に送信するときに、配信依頼者をこの機体番号で認証するためである。
本発明において、配信依頼者は、自分の携帯電話機1aの機体番号を一度管理サーバ2に登録しておくと、新規更新する動画を含む動画を毎度メールサーバ3に送信するときに、配信依頼者のユーザ名とパスワードを入力して管理サーバ2をアクセスする必要がなくなるようにしている。これにより、特に、配信依頼者が一旦配信依頼した動画を、新しく撮像した動画に更新して配信依頼するときには、携帯電話機1aの簡単な操作によりこの新しい動画をメールサーバ3に送信することができるようになる。
(ステップS5)(ステップS6)
配信依頼者は自分の携帯電話機1aを用いて、上記ステップS4によりメールG1の表示領域g1bに表示されたURLをアクセスする操作を行なう。この表示領域g1bに表示されたURLは、管理サーバ2が携帯電話機1aの機体番号を取得する処理と、携帯電話機1aで撮像した動画をアップロードするためのログイン用Webページ(以下、動画アップロード用ログインページという)のURLを示している。
例えば、配信依頼者がメールG1の[ログイン画面]ボタンg1bをクリックすると、管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、図11に示す動画アップロード用ログインページG2を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。このWebページG2には、通常のログイン、すなわち、ユーザ名とパスワードを入力してログインする表示領域g2aと、前記した機体番号によりログインするための表示領域g2bとを設けている。
(ステップS7)
配信依頼者は、動画アップロード用ログインページG2の表示領域g2aにユーザ名とパスワードを入力して[ログイン]ボタンg2a−1をクリックする操作を行なう。なお、このユーザ名とパスワードは、ユーザ登録により決定されたユーザ名(c1−1)とパスワード(c1−2)を入力する。
(ステップS8)
管理サーバ6のアップロード支援プログラムP22は、上記ステップS7により配信依頼者のユーザ名とパスワードを取得すると、この取得したユーザ名とパスワードがユーザデータベースD3に登録されているか否かを判定する処理を行なう。この判定の結果、登録されている場合には、ユーザデータベースD3においてこのユーザ名とパスワードが登録されているチャンネル番号a1を求めて一旦記憶装置に記憶しておく。なお、上記判定の結果、ユーザ名とパスワードが未登録の場合には、携帯電話機1aにエラーメッセージを表示する処理を行なう。
(ステップS9)
配信依頼者のユーザ名とパスワードがユーザデータベースD3に登録されていたので、図12に示す動画アップロード用WebページG3を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。動画アップロード用WebページG3は、動画(更新する動画も含む)をアップロードする操作を行なうための表示領域g3aと、配信依頼者の携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録する操作を行なうための表示領域g3bから構成されている。
(ステップS10)
配信依頼者は、未だ、携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録していないので、動画アップロード用WebページG3の表示領域g3bに表示されている[端末登録]ボタンg3b−1をクリックする操作を行なう。
(ステップS11)
アップロード支援プログラムP22は、映像アップロード用WebページG3の[端末登録]ボタンg3b−1がクリックされると、図13に示すWebページG4を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。WebページG4は、携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に送信(登録)することについて、配信依頼者の承諾を得るためのWebページである。
(ステップS12)(ステップS13)
配信依頼者がWebページG4の[YES]ボタンをクリックすると、WebページG4に組み込まれている機体番号取得プログラムが作動して、携帯電話機1aの記憶装置に記憶されている機体番号を読み出し、この読み出した機体番号を管理サーバ2に送信する処理を行なう。
(ステップS14)(ステップS15)
管理サーバ2は、ステップS13により機体番号を取得すると、データベース作成・更新プログラムP23を作動させる。データベース作成・更新プログラムP23は、ステップS8により記憶装置に記憶したチャンネル番号a1に対応するユーザデータベースD3の機体番号c3欄に、この取得した機体番号を登録する処理を行なう。続いて、管理サーバ2は、携帯電話機1aに図14に示す機体番号登録完了のWebページG5を表示する。このWebページG5の表示領域g5aには、携帯電話機1aの機体番号が登録されたチャンネル番号を表示する。一人の配信依頼者に複数のチャンネル番号が割り付けられている場合には、表示領域g5aに複数のチャンネル番号を表示する処理を行なう。また、表示領域g5bには、図11に示す動画アップロード用ログインページG2に進むための[ログイン画面]ボタンg5bを表示する。
(ステップ16)
配信依頼者は、機体番号登録完了のWebページG5を見て、自分の携帯電話機1の機体番号に対応して設定されたチャンネル番号を確認することができる。そして、配信依頼者は、引き続いて携帯電話機1aで撮像した動画をメールサーバ3に送信するときには、WebページG5に表示されている[ログイン画面]ボタンg5bをクリックする。
[動画のアップロード]
続いて、配信依頼者が携帯電話機1aで撮像した動画を配信依頼するためにメールサーバ3に送信し、さらに、ストックサーバ4でこのアップロードされた動画に広告映像を結合し、この広告映像を結合した広告映像付き動画を配信サーバ6aに記憶するまでの手順とその処理内容を、図15に示すステップ順に説明する。図15は、この手順の流れとその処理内容を説明するための図である。
(ステップS20)(ステップS21)
配信依頼者は、携帯電話機1aから管理サーバ2がインターネト9上に公開する動画アップロード用ログインページG2のURLをアクセスする。すると、管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、携帯電話機1aの表示画面に図11に示す動画アップロード用ログインページG2を表示する処理を行なう。
(ステップS22)(ステップS23)
配信依頼者は、前記したステップS5〜S16により携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録済みであるので、動画アップロード用ログインページG2に表示されている[Easy]ボタンg2b−1をクリックする。すなわち、配信依頼者は、自分の携帯電話機1aの機体番号を管理サーバ2に登録しているので、動画アップロード用ログインページG2の表示領域g2aに、面倒なユーザ名とパスワードを入力しなくても管理サーバ2にログインすることが可能になる。
動画アップロード用ログインページG2を記述するプログラム言語内には、携帯電話機1aの機体番号を読み出して管理サーバ2に送信する処理を行なう機体番号取得プログラムP21が組み込まれている。これにより、配信依頼者が[Easy]ボタンg2b−1をクリックすると、管理サーバ2は、管理サーバ2をアクセスした配信依頼者の携帯電話機1aの機体番号を取得することができる。
(ステップS24)
ステップS24においては、管理サーバ2は次の処理を行なう。
(1)機体番号認証手段となる機体番号認証プログラムP23を作動させて、ステップS23により取得した機体番号がユーザデータベースD3に登録されているか否かを判定する処理を行なう。すなわち、配信依頼者が管理サーバ2に事前に登録した携帯電話機1aを使用して動画をアップロードしようとしているか否かの認証処理を行なう。
(2)上記(1)の判定結果、取得した機体番号がユーザデータベースD3に登録されていると、正常な配信依頼者が動画をアップロードしようとしている判定し、取得した機体番号に対応してユーザデータベースD3に登録されているチャンネル番号a1を求めて記憶装置に記憶する。なお、携帯電話機1aから取得した機体番号がユーザデータベースD3に未登録の場合には、管理サーバ2は、携帯電話機1aに「機体番号未登録」を示すメッセージを表示するようにする。
(ステップS25)
管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、図12に示す動画アップロード用WebページG3を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。
(ステップS26)
配信依頼者は、動画アップロード用WebページG3の表示領域g3aに表示されている[動画登録]ボタンg3a−1をクリックする。
(ステップS27)
動画アップロード用WebページG3の[動画登録]ボタンg3a−1がクリックされると、管理サーバ2は、図16に示すチャンネル指定用WebページG6を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。チャンネル指定用WebページG6の表示領域g6aには、ステップS24により記憶装置に記憶したチャンネル番号を表示する。チャンネル指定用WebページG6は、予め配信依頼者に割り付けられたチャンネル番号を表示して、配信依頼者がこれからメールサーバ3に送信する動画とこの配信依頼者に割り付けられたチャンネル番号との関連付け、すなわち、これから送信する動画にチャンネル番号を設定する操作を支援するためのWebページである。従って、配信依頼者に複数のチャンネル番号が割り付けられている場合には、管理サーバ2はWebページG6の表示領域g6aにこの複数のチャンネル番号を表示する処理を行なう。
(ステップS28)
配信依頼者は、チャンネル指定用WebページG6の表示領域g6aに表示されているチャンネル番号を指定して、[送信]ボタンg6bをクリックする操作を行なう。このとき、表示領域g6aに複数のチャンネル番号が表示されている場合には、そのいずれか一つを指定して、[送信]ボタンg6bをクリックする操作を行なう。これにより、管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、配信依頼者が指定した一つのチャンネル番号を取得できることになる。
(ステップS29)
管理サーバ2は、チャンネル指定用WebページG6からチャンネル番号を取得すると、この取得したチャンネル番号を記憶装置に記憶する処理を行なう。続いて、アップロード支援プログラムP22は、図17に示す動画送信依頼用WebページG7を携帯電話機1aに表示する処理を行なう。動画送信依頼用WebページG7は、配信依頼者に対して、携帯電話機1aに記憶している動画(アップロード用動画)をメールに添付して、表示領域g7aに表示しているメールサーバ3のメール送信先のアドレスに送信することを依頼するためのWebページでる。
動画送信依頼用WebページG7の表示領域g7aには、上記したように、携帯電話機1aがメールを送信するメールサーバ3のメールアドレスを表示する。このメールアドレスは、ステップS28により携帯電話機1aから取得したチャンネル番号に対応してチャンネル番号データベースD1に登録されたサーバ区分a2であって、サーバデータベースD2に登録されているメールサーバのメール送信先アドレスb1を表示する処理を行なう。
また、WebページG7の表示領域g7bには、動画を添付したメールを管理サーバ2に送信する期限日時も表示する。そして、管理サーバ2は、WebページG7を携帯電話機1aに表示する処理を行なうと、経過時間をカウントするプログラムを作動させて経過時間をカウントする処理を行なう。
さらに、管理サーバ2は、ステップS29の処理において、携帯電話機1aが動画を添付したメールをメールサーバ3に送信するためのメールの件名(メール件名)を自動生成し、携帯電話機1aはこのメール件名を動画送信依頼用WebページG7から取得できるようにすると共に、このメール件名をステップS28により携帯電話機1aから取得したチャンネル番号に関連付けて記憶装置に記憶する処理を行なう。携帯電話機1aによるこのメール件名の取得は、動画送信依頼用WebページG7を記述した言語内にメール件名を管理サーバ2から取得するためのプログラムを組み込んでおくことにより可能である。
(ステップS30)
配信依頼者は、動画送信依頼用WebページG7の表示領域g7aをクリックする操作を行なう。表示領域g7aをクリックすると、WebページG7を記述する言語内に組み込まれているプログラムにより、携帯電話機1aのメール送信プログラムが作動して、管理サーバ2が自動生成したメール件名がメールの件名になり、携帯電話機1aの記憶装置に記憶されている動画のファイルを添付したメールが、表示領域g7aに表示されているメールサーバ3のメールアドレスに送信される。なお、このメールには、アップロードする動画のタイトル名、アップロードする動画の内容を表すキーワード、配信終了日、等のテキスト情報を入力してメールサーバ3に送信するようにしてもよい。
(ステップS31)
メールサーバ3のメール受信処理プログラムP31は、まず、携帯電話機1aから受信したメールについてそのメール件名を求める処理を行なう。続いて、このメール件名を管理サーバ2に送信し、管理サーバ2に対して、このメールの件名に係るチャンネル番号に関する情報の送信要求を行なう。なお、携帯電話機1aの記憶装置に記憶されている映像データは、3GPPあるいは3GPP2のデータ形式で記憶されているので、メールサーバ3が受信した映像データは、同じく3GPPあるいは3GPP2のデータ形式になる。
(ステップS32)
管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、メールサーバ3からチャンネル番号に関する情報の送信要求を受信すると、次の(1)〜(3)に記載の処理を行なう。
(1)受信したメール件名が、ステップS29により記憶装置にチャンネル番号と関連付けして記憶したメール件名と同一であるか否かを判定する。この判定の結果、同一であると判定された場合には、このチャンネル番号に対応して、チャンネル番号データベースD1を参照して、サーバデータベースD2に登録されているこのチャンネル番号に関する各種の情報を求める処理を行なう。
上記したチャンネル番号に関する情報とは、上記(1)のチャンネル番号に対応してサーバデータベースD2に登録されているストックサーバのURL(b2)、配信サーバのURL(b3)、等である。
(2)アップロード支援プログラムP22は、上記した動画識別番号作成プログラムを作動させて動画識別番号d1を自動生成する処理を行なう。そして、この生成した動画識別番号d1をメールサーバ3に送信された動画に設定されたチャンネル番号a1と関連付けして新着動画データテーブル(DT)D5に記憶する処理を行なう。
(3)続いて、ステップS29により記憶装置にチャンネル番号a1(携帯電話機1から取得したチャンネル番号)と、上記(1)で求めたストックサーバのURL(b2)、配信サーバのURL(b3)と、上記(2)で生成した動画識別番号d1をメールサーバ3に送信する処理を行なう。
なお、このステップS32の処理において、上記したステップS29で経過時間(例えば、30分)をカウントした時間値が所定の時間を経過しても、メールサーバ3から前記チャンネル番号に関する情報の送信要求の送信がない場合には、配信依頼者の動画のアップロードに対するアクセスを無効にする処理を行なう。この処理を行なう理由は、不正な配信依頼者が動画をアップロードしようとしていることが考えられるからである
(ステップS33)
メールサーバ3は、管理サーバ6から上記したチャンネル番号に関する情報を受信すると、管理サーバ2から受信したストックサーバ4の受信用URL(b2)をアクセスして、携帯電話機1aから受信した動画と、管理サーバ2から受信したチャンネル番号と、このチャンネル番号に関する情報であって動画識別番号d1と、配信サーバのURL(b3)、等をストックサーバ4に送信する。
(ステップS34)
ストックサーバ4の受信処理プログラムは、メールサーバ3から動画ファイル、チャンネル番号、動画識別番号、配信サーバのURL(b3)、等の情報を受信すると、これらの情報をチャンネル番号と動画識別番号に関連付けして外部記憶装置を含む記憶装置に一時記憶する処理を行なう。続いて、ストックサーバ4は、本発明のシステムの特徴であって、承認管理者がストックサーバ4にアップロードされた動画を視聴して、視聴端末装置7aへの配信許可又は不許可の承認情報を付与する処理を行なう。以下、この処理手順を、図18に示すステップ順に説明する。
[アップロードされた動画を配信するための承認手順]
(ステップS41)
承認管理者は、配信承認装置5を操作して、ストックサーバ4のアップロードされた動画の承認処理を行なうためのURLをアクセスする。このとき、承認管理者は、管理用IDとパスワードを入力してストックサーバ4をアクセスする。
(ステップS42)
ストックサーバ4は、上記ステップS41により配信承認装置5からアクセスされると、アップロード動画認証処理プログラムP41により、取得した管理用IDとパスワードが、予め承認管理者データベースD13に登録されているか否かの認証処理を行なう。この認証処理の結果、管理用IDとパスワードが承認管理データベースD13に登録されていると判定されると、管理サーバ2に対して、新着動画に関する情報の送信要求を行なう。管理用IDとパスワードが承認管理データベースD13に登録されていないときには、配信承認装置5にエラー表示を行なう。
(ステップS43)
管理サーバ2は、新着動画に関する情報の送信要求を受信すると、アップロード支援プログラムP22により、新着動画データテーブルD5に記憶されている全ての情報であって、少なくとも、動画識別番号d1とそのチャンネル番号a1とを関連付けしたデータをストックサーバ4に送信する。このとき、配信承認装置5が複数台設置されている場合には、承認管理者データベースD13を参照して、アクセスした配信承認装置5に予め設定されているチャンネル番号の範囲に該当して新着動画データテーブルD5に記憶されている動画識別番号d1を選択する処理を行なう。
(ステップS44)
ストックサーバ4は、管理サーバ3から新着動画に関する情報を受信すると、受信した情報を記憶装置に記憶すると共に、図8に示す動画承認用WebページK1を、配信承認装置5に表示する処理を行なう。承認管理者は、動画承認用WebページK1を利用してストックサーバ4にアップロードされた全ての動画を視聴し、承認情報を入力する操作を行なう。なお、動画承認用WebページK1の表示領域Keには、管理サーバ3から送信された新着動画に関する情報のうち、これから視聴して承認情報を入力する対象となる動画のチャンネル番号を表示する。
(ステップS45)
承認管理者が動画承認用WebページK1の「試聴」ボタンKb1をクリックすると、表示領域Keに表示されているチャンネル番号が設定されて、ストックサーバ4の所定の記憶領域に記憶されている動画にリンクされて、この動画が表示領域h1に再生表示される。
(ステップS46)
承認管理者は、表示領域h1に表示された動画を視聴する。そして、この視聴結果、この動画に有害な動画等が含まれ、視聰端末装置7aへの配信は好ましくないと判断すると、動画承認用WebページK1の「不可」ボタンKb3をマウスでクリックする。
(ステップS47)
承認管理者が「不可」ボタンKb3をマウスでクリックすると、アップロード動画承認処理プログラムP41は、配信承認装置5からこの「不可」に係る承認情報を取得する。そして、アップロード動画承認処理プログラムP41は、この「不可」に係る承認情報を取得したチャンネル番号が設定されている動画を、ストックサーバ4の記憶領域から削除する処理を行なう。続いて、この「不可」に係る制御コマンドと共に、不可と判定された動画のチャンネル番号と映像識別番号とを管理サーバ2に送信する。
(ステップS48)
管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、上記ステップS47による不可に係る情報を受信すると、新着識別番号データテーブルD5を参照して、受信した動画識別番号d1、及びこの動画識別番号d1に関連付けして記憶されているチャンネル番号a1等の情報を、新着識別番号データテーブルD5から削除する処理を行なう。
本発明においては、これらステップS47〜S48の処理により、ストックサーバ4にアップロードされた動画のうち、有害な動画等が含まれている動画は、視聴端末装置7aに送信されることを防止できる。
(ステップS49)(ステップS50)
一方、動画の視聴結果、承認管理者が動画承認用WebページK1の「許可」ボタンKb2をマウスでクリックすると、アップロード動画承認処理プログラムP41は広告映像結合プログラムP43に制御を移行させて、広告映像の選択ボタンKc1、Kc2のクリック待ちの状態に設定する。
(ステップS51)(ステップ52)
前記したように、承認管理者が広告映像の選択ボタンKc1、又はKc2をマウスでクリックして動画に結合する広告映像を選択すると、広告映像結合プログラムP43は、広告映像インデックステーブルD12を参照して、選択された広告映像が表示領域h2に再生して表示する処理を行なう。これにより、承認管理者は選択した広告映像の選択間違いの有無を確認することができる。
(ステップS53)
承認管理者が動画承認用WebページK1の「決定」ボタンKc3をマウスでクリックすると、広告映像結合プログラムP43が作動して、ステップS49により「許可」の承認情報を取得した動画ファイルに、ステップS51により選択された広告映像を結合する処理が実行される。
(ステップS54)
承認管理者が「決定」ボタンKc3をマウスでクリックすると、前記したように、まず、ファイル変換プログラムP42が作動してアップロードされた動画のファイルをAVI形式のファイルに変換する処理を行なう。続いて、広告映像結合プログラムP43のファイル結合処理プログラムが作動して、AVI形式に変換した動画ファイルの先頭位置と終端位置とに、承認管理者がそれぞれ選択した広告映像を結合する処理を行なう。この処理により、AVI形式の動画の先頭位置と終端位置とに、広告映像を結合した一つのAVI形式からなる広告映像付きの動画ファイルが作成される。また、サムネイル画像作成プログラムP44により、サムネイル画像のファイルも作成する。
続いて、AVI形式からなる広告映像付きの動画ファイルを、ファイル変換プログラムP42により、3種のデータ形式、すなわち、3GPP形式、3GPP形式、WMV形式のデータからなる広告映像付き動画ファイルを作成する処理を行なって、ストックサーバ4の所定の記憶領域に記憶する。続いて、これら3種の広告映像付き動画ファイルとサムネイル画像を、アップロードされた動画のチャンネル番号とその画像識別番号とともに、メールサーバ3から取得した配信サーバ6aのURL(b3)に送信する。
(ステップS55)
配信サーバ6aは、上記ステップS54によりストックサーバ4から広告映像付き動画ファイル及びサムネイル画像と、これら動画と画像に係るチャンネル番号とその画像識別番号を受信すると、動画格納処理プログラムP61が作動して、これら受信した3種の広告映像付き動画ファイルとサムネイル画像ファイルを格納する記憶領域(URL)を作成する処理を行なう。これらの広告映像付き動画ファイル等を格納するURLは、前記(UI)から構成されるURLになる。続いて、動画格納処理プログラムP61は、これら3種の広告映像付き動画ファイルをそれぞれ(UI)から構成されるURLに格納(記憶)する処理を行なう。
続いて、動画格納処理プログラムP61は、広告映像付き動画ファイル等の格納処理終了の制御コマンドをストックサーバ4に送信する。ストックサーバ4のアップロード動画承認処理プログラムP41は、この制御コマンドを受信すると、制御を広告映像付き動画の承認処理に移行させる。
(ステップS56)(ステップS57)
承認管理者が動画承認用WebページK1の「試聴」ボタンKd1をマウスでクリックすると、上記ステップS55により配信サーバ6aに記憶した広告映像付き動画のURL(U1)とリンクが取れるようにして、この動画を表示領域h3に再生して表示できるようにする。そして、承認管理者は、表示領域h3に表示された広告映像付き動画を視聴して、この広告映像付き動画を視聴端末装置7aに配信すべきか否かの最終の承認情報を「承認」ボタンKd2、又は「戻す」ボタンKd3のクリック操作により入力する。
(ステップS58)(ステップS61)(ステップS59)
アップロード動画承認処理プログラムP41は、配信承認装置5に表示された動画承認用WebページK1から「承認」ボタンKd2のクリックに伴なう承認情報を取得すると、視聴端末装置7aへの配信が承認されたことを示す制御コマンドを、この承認された動画のチャンネル番号と動画識別番号と共に、管理サーバ2に送信する。一方、「戻す」ボタンKd3のクリックに伴なう承認情報を取得すると、「戻す」に係る制御コマンドと共に、「戻す」と判定された動画のチャンネル番号と動画識別番号を配信サーバ6aに送信する。
(ステップS60)
管理サーバ2のアップロード支援プログラムP22は、上記ステップS59により承認された動画のチャンネル番号と動画識別番号を受信すると、新着動画データテーブルD5を参照して、受信したチャンネル番号(又はその動画識別番号)関して新着動画データテーブルD5に記憶されている全てのデータを取り出して、動画識別番号データベースD4に移動させて記憶する処理を行なうとともに、この動画識別番号に対応する配信区分d4に「1」を記憶する処理を行なう。なお、配信区分d4に記憶する「1」は、チャンネル番号が付与された動画は、視聴端末装置7aに配信可能であることを示す情報である。
また、動画識別番号データベースD4に、既に、同一のチャンネル番号を有する動画に関する情報が登録されている場合には、このチャンネル番号の動画識別番号に係る配信区分d4に、配信不可を示す「0」を記憶する処理を行なう。
このステップS60の処理により、新着動画データテーブルD5には、承認管理者により視聰端末装置への承認情報が取得されていない動画が動画識別番号d1別に記憶されることになる。
(ステップS62)
配信サーバ6aの動画削除プログラムP62は、上記ステップS59により「戻す」の制御コマンドに係わるチャンネル番号と動画識別番号を受信すると、このチャンネル番号と動画識別番号と有しているURLに格納されている映像付き動画を削除する処理を行なう。そして、プログラムの制御を上記ステップS51に戻して、承認管理者に再度広告映像を選択させる操作を行なわせる。
なお、上記ステップS48、またはステップS60の処理が終了すると、アップロード動画承認処理プログラムP41は管理サーバ2からの処理終了のコマンドを受信した後、承認管理者から承認情報を取得していない動画の有無を判定する。そして、未だ残っている場合には、動画承認用WebページK1の新着動画件数の表示領域Ka2の表示を「−1」して表示し、さらに、表示領域Keのチャンネル番号の表示を更新して、制御をステップS45に戻す。これにより、承認管理者は、次のアップロードされた動画を視聴して、承認情報を入力する操作を行なうことができるようになる。
続いて、配信依頼者がパーソナルコンピュータから構成される端末装置1cを操作して管理サーバ2をアクセスして、端末装置1cに記憶している動画を配信依頼するためにアップロードする手順とその処理内容の概要について説明する。この処理手順は下記のようになる。
(1)まず、配信依頼者は、デジタルビデオカメラ等を使用して配信依頼する動画を撮像する。続いて、この撮像した動画ファイルを、AVI形式にして端末装置1cの外部記憶装置に記憶する。なお、本システムは、配信依頼された動画を視聰者の携帯電話機7aで視聴することを主目的としているので、端末装置1cの外部記憶装置に記憶するAVI形式のデータは、現在の携帯電話機の性能を考慮して携帯電話機7aで視聴可能なデータ容量に制限するようにしてもよい。
(2)配信依頼者は、端末装置1cを操作して管理サーバ2がインターネット9上に公開する動画アップロード用ログインページをアクセスする。このアクセスにより、管理サーバ2は、例えば、図11に示すログインページG2と同様なフォーマットを有するパーソナルコンピュータ用のログイン用Webページを端末装置1cに表示する。
(3)続いて、配信依頼者はこのログイン用Webページに、ユーザ名とパスワードを入力して管理サーバ2に送信する操作を行なうと、管理サーバ2は配信依頼者の認証処理を行なう。
(4)管理サーバ2のアップロード支援プログラムは、正当な配信依頼者がアクセスしたと判定すると、例えば、図16に示すようなパーソナルコンピュータ用のチャンネル指定用WebページG6を配信依頼者の端末装置1cに表示して、配信依頼者がアップロードする動画に設定するチャンネル番号を取得する処理を行なう。
(5)管理サーバ2は、配信依頼者の端末装置1cからチャンネル番号を取得すると、動画をメールに添付して送信する送信先となるメールサーバ3の送信先のアドレスと、このメール件名、およびこのメールを送信する期限日時を表示したメールを配信依頼者の端末装置1cに送信する。
(6)配信依頼者は、端末装置1cを操作してアップロードする動画を添付したメールを、上記(5)により連絡を受けたメールサーバ3のアドレスにメールを送信する。
以降の処理は、前記ステップS31〜S62と同様な処理を行なうようにする。なお、ステップS31のメールサーバ3のメール受信処理において、端末装置1cから送信された動画ファイルのデータ容量が予め設定した容量より大きい場合には、この動画ファイルの受信を受付けない処理を行なうようにするとよい。
[動画の視聴要求]
続いて、本発明のシステムを利用して視聴者が視聴端末装置7aを操作して、動画の配信要求を行なう手順ついて説明する。この手順は、例えば、下記(1)〜(4)に記載の手順により実施することができる。なお、システム管理運営者は、配信サーバ6aに記憶している動画のタイトル名とそのチャンネル番号等を掲載した配信要求用のWebページ(番組Webページ)を、Webサーバ8を利用してインターネット9上に公開する。
(1)視聴者が視聴端末装置7aを操作してWebサーバ8の番組Webページを表示して、視聴したいチャンネル番号をクリックすると、Webサーバ8はこのチャンネル番号を取得することができる。続いて、Webサーバ8は、管理サーバ2にこのチャンネル番号を送信して、配信要求により取得したチャンネル番号が設定された動画を記憶する配信サーバ6aのURLの送信要求を行なう。
(2)管理サーバ2は、Webサーバ8から配信サーバ6aのURLの送信要求を受信すると、配信制御プログラムP24により次の処理(a)〜(d)を行なって、要求された配信サーバ6aのURLに係る情報を求めることができる。
(a)受信したチャンネル番号がチャンネル番号データベースD1に登録されているか否かを判定する処理を行なう。この判定の結果、チャンネル番号が登録されていると、このチャンネル番号に対応して、チャンネル番号データベースD1に登録されている動画配信区分a4に「1」が記憶されているか否かを判定する。
(b)動画配信区分a4に「1」が記憶されていると、このチャンネル番号が設定されている動画は現在配信中と判定されるので、次の処理(c)、(d)を行なう。
(c)配信要求に伴なって取得したチャンネル番号に対応して、動画識別番号データベースD4に登録されている動画識別番号d1であって配信区分d4に「1」が記憶されている動画識別番号d1を取り出して記憶装置に記憶する。
(d)続いて、同じく取得したチャンネル番号に対応して、チャンネル番号データベースD1のサーバ区分a2に登録されている情報を判定する。そして、このサーバ区分a2に登録されている情報に対応してサーバデータベースD2に登録されている配信サーバのURL(b3)を求める処理を行なう。
(3)続いて、配信制御プログラムP24は、取得したチャンネル番号と、上記(c)の処理で求めた動画識別番号d1と、上記(d)の処理で求めた配信サーバ6aのURL(b3)から、配信要求された動画を格納している配信サーバ6aのURLを求める処理を行なう。このURLは、前記したURL(U1)の構成になる。そして、この求めた配信サーバ6aのURLをWebサーバ8に送信する。
(4)Webサーバ8は、管理サーバ2から配信要求された動画を記憶している配信サーバ6aのURLを取得すると、このURLを配信要求した視聴端末装置7aに送信する。これにより、視聴端末装置7aは、配信要求した動画を視聴することができるようになる。また、視聴する動画には先頭位置と終端位置に広告に関する映像が結合されているので、視聴者は必然的にこの広告映像を視聴することになるので、広告主はその広告効果を得ることが可能になる。
以上に説明した実施形態の説明においては、ストックサーバ4でアップロードされた動画を一時記憶して、視聰端末装置への配信について、承認管理者が事前に視聴してその配信可否の承認情報の取得処理と、配信の承認を取得した動画に広告映像を結合する処理とを1台のストックサーバで処理する例について説明したが、これらの処理を別々のサーバで処理するしようにしてもよい。
なお、この承認管理者が事前に視聴してその配信可否の承認情報を取得するために、ストックサーバは、図8に示す動画承認用WebページK1を配信承認装置に表示する例について説明したが、図19に示す動画承認用WebページK2のように、アップロードされた動画、広告映像、及び広告映像付き動画を表示する領域を一つの領域h4に統一し、さらに、配信依頼者がメールに入力したテキスト情報、例えば、動画のタイトル等を領域h5に表示する処理を行なうようにしてもよい。この領域h5にテキスト情報を表示するためには、メールサーバ3は取得したメールのテキスト情報を解析して動画のタイトル等を抽出し、この抽出したテキスト情報を管理サーバ2に送信すると共に、アップロードされた動画のチャンネル番号、動画識別番号等と共にストックサーバ4に送信するようにする。
さらに、ストックサーバ4は、配信の承認を取得した動画についても、上記した抽出したテキスト情報を配信サーバ6aに送信し、配信サーバ6aはこの受信したテキスト情報を対応する動画のチャンネル番号と動画識別番号を含むURL(U1)に記憶するようにしてもよい。このような処理を行なうと、Webサーバ8がインターネット9上に公開する配信要求用Webページに、視聴可能な動画の一覧として、チャンネル番号、サムネイル画像、タイトル名、等の最新の情報を表示することが可能になる。
また、本発明にシステムは、配信の承認を取得した動画に広告映像を結合する処理を行なわないで、配信サーバに格納する動画配信システムとしてもよい。
本発明のシステムを実施するためのシステム構成の一例を示す図である。 図1に示すサーバが備えているプログラムとデータベースの構成の一例を説明するための図である。 図1に示す管理サーバが備えているチャンネル番号データベースのデータ構成の一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが備えているサーバデータベースのデータ構成の一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが備えているユーザデータベースのデータ構成の一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが備えている動画識別番号データベースのデータ構成の一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが備えている新着動画データテーブルのデータ構成の一例を説明するための図である。 図1に示す配信承認装置に表示される動画承認用Webページの一例を説明するための図である。 配信依頼者がユーザ登録を行なうときの手順と、配信依頼者が所有している携帯電話機の機体番号を、管理サーバをアクセスして登録するときの手順を説明するための図である。 ユーザ登録の申請を行なった配信依頼者の携帯電話機に対して、システム管理運営者側が送付したユーザ登録完了のメールの一例を説明するための図である。 管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、動画をアップロードするためのログイン用Webページの一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、動画アップロード用Webページの一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、携帯電話機1の機体番号を管理サーバに送信(登録)することについて、配信依頼者の承諾を得るためのWebページの一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、配信依頼者の機体番号の登録完了を通知するためのWebページの一例を説明するための図である。 本発明のシステムにおいて、配信依頼者が携帯電話機で撮像した動画をメールサーバに送信してストックサーバに一時格納するまでの処理の流れを説明するための図である。 管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、アップロードされる動画を、予め配信依頼者に割り付けられたチャンネル番号と関連付けしてメールサーバに送信させる操作を支援するためのWebページの一例を説明するための図である。 同じく、管理サーバが配信依頼者の携帯電話機に表示するWebページであって、携帯電話機で撮像した動画を添付したメールを、メールサーバに送信することを依頼するためのWebページの一例を説明するための図である。 本発明のシステムにおいて、アップロードされた動画をストックサーバに一時格納した後、配信サーバに格納するまでの処理の流れを説明するための図である。 配信承認装置に表示される動画承認用Webページについて、他の例を示す図である。
符号の説明
1a、1b:配信依頼者の携帯電話機
1c、1d:配信依頼者の端末装置
2:管理サーバ
3:メールサーバ
4:ストックサーバ
5:配信承認装置
6a、6b:管理サーバ
7a、7b:視聴者の携帯電話機(視聴端末装置)
7c:視聴者の端末装置(視聴端末装置)
8:Webサーバ(Webサイト)
9:インターネット
D1:チャンネル番号データベース
D2:サーバデータベース
D3:ユーザデータベース
D4:動画識別番号データベース
D5:新着情報データテーブル
D11:広告映像データベース
K1、K2:動画承認用Webページ
P21:機体番号取得プログラム
P22:アップロード支援プログラム
P23:機体番号認証プログラム
P24:配信制御プログラム
P41:アップロード動画承認処理プログラム
P43:広告映像結合プログラム
P61:動画格納処理プログラム

Claims (8)

  1. 予め配信依頼者に設定されたチャンネル番号と関連付けして、配信依頼者の端末装置からアップロードされた動画を記憶するストックサーバと、
    前記ストックサーバをアクセスして、前記アップロードされた前記動画を表示し、前記表示された前記動画を視聴して視聴者の視聴端末装置への配信許可又は配信不許可に係る承認情報を入力して、前記入力した承認情報を前記ストックサーバに送信する配信承認装置と、
    前記ストックサーバにアップロードされた前記動画のうち、前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を得た前記動画を前記チャンネル番号と関連付けされた所定の記憶領域に記憶する配信サーバと、を備え、
    前記配信サーバに記憶されている前記動画を、前記視聴端末装置に配信するようになされていることを特徴とする動画配信システム。
  2. 前記ストックサーバは、
    その記憶装置に記憶した広告映像と、
    前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を取得した前記動画に、前記広告映像を結合した広告映像付き動画を作成する広告映像結合手段を備え、
    前記広告映像付き動画を前記配信サーバに送信するようになされていることを特徴とする請求項1に記載の動画配信システム。
  3. 管理サーバをアクセスして、動画をストックサーバにアップロードする配信依頼者の端末装置と、
    前記アップロードされる動画を、予め前記配信依頼者に設定されたチャンネル番号と関連付けして前記ストックサーバにアップロードさせる処理を行なうアップロード支援手段と、前記アップロードされる前記動画について視聴者の視聴端末装置への配信許可を得た前記動画を記憶する配信サーバのURLを、前記チャンネル番号と関連付けて登録したチャンネル番号データベースを有する前記管理サーバと、
    前記ストックサーバをアクセスして、前記アップロードされた前記動画を表示し、前記表示された前記動画を視聴して視聴者の視聴端末装置への配信許可又は配信不許可に係る承認情報を入力して、前記入力した承認情報を前記ストックサーバに送信する第1の視聴承認手段を有する配信承認装置と、
    前記ストックサーバにアップロードされた前記動画のうち、前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を得た前記動画を、前記チャンネル番号を含む前記配信サーバのURLに記憶する前記配信サーバと、を備え、
    前記動画の配信要求は、前記視聴端末装置のWebサーバのアクセスに基づいて、前記管理サーバが前記配信要求された前記動画に関連付けされた前記チャンネル番号を取得することによりなされることを特徴とする動画配信システム。
  4. 前記ストックサーバは、
    その記憶装置に記憶した複数種の広告映像と、
    前記配信承認装置により前記配信許可の承認情報を取得した前記動画の先端部または終端部、あるいは先端部と終端部とに結合する前記広告映像を、前記複数種の広告映像から選択する広告映像選択手段と、
    前記広告映像選択手段により選択された前記広告映像を、前記配信許可の承認情報を取得した前記動画に結合して広告映像付き動画を作成する広告映像結合手段と、を備え、
    前記広告映像付き動画を前記配信サーバに送信するようになされていることを特徴とする請求項3に記載の動画配信システム。
  5. 前記配信承認装置は、
    前記配信サーバをアクセスして、前記ストックサーバから前記配信サーバに送信された前記動画にリンクして該リンクされた動画を表示する手段と、
    前記表示された前記動画を視聴して、前記視聴端末装置への配信許可または配信不許可に係る情報を入力する第2の視聴承認手段を備え、
    前記配信サーバは、前記第2の視聴承認手段により前記配信不許可に係る情報を取得した動画を、前記配信サーバの前記URLの記憶領域から削除する手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の動画配信システム。
  6. 前記広告映像選択手段は、前記選択された広告映像を記憶する記憶領域にリンクして該リンクされた広告映像を表示する手段を備えていることを特徴とする請求項4に記載の動画配信システム。
  7. 前記第1と第2の視聴承認手段は、Webページから構成されることを特徴とする請求項3、請求項5、請求項6のいずれかに記載の動画配信システム。
  8. 前記配信依頼者の端末装置は、インターネット接続と動画象撮像機能を備えた携帯電話機から構成され、
    前記管理サーバは、
    前記配信依頼者のユーザIDごとに、前記配信依頼者の前記携帯電話機の機体番号を登録したユーザデータベースと、
    前記配信依頼者が前記携帯電話機に記憶している前記動画を前記ストックサーバにアップロードするために前記管理サーバをアクセスしたときに、前記携帯電話機の機体番号を取得して、前記取得した前記機体番号が前記ユーザデータベースに登録されているか否かを判定する機体番号認証手段と、
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の動画配信システム。
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